JPH02235976A - ドライクリーニング用識別タグ、その固定用接着剤および固定方法 - Google Patents

ドライクリーニング用識別タグ、その固定用接着剤および固定方法

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JPH02235976A
JPH02235976A JP5679589A JP5679589A JPH02235976A JP H02235976 A JPH02235976 A JP H02235976A JP 5679589 A JP5679589 A JP 5679589A JP 5679589 A JP5679589 A JP 5679589A JP H02235976 A JPH02235976 A JP H02235976A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はドライクリーニング用識別タグとその固定用接
着剤とさらにその固定方法に関する。
〔従来の技術〕
ドライクリーニングに際し、各衣類を識別するために紙
製のタグが用いられている。従来、このタグを衣類に取
り付けるには、タグを衣類中のボタン孔などに通し、タ
グ両端をステープルにて固定する方法が一般的に行われ
ている。
しかるに、ステーブルによる固定は、取り付け時の作業
性が悪いうえに、クリーニング完了後タグを取りはずし
にくく、またクリーニング中に衣類をいためやずいとい
った多くの欠点があった。
さらに最近では、ステープルの固定作業に従事する作業
者かけんしよう炎を訴えるケースも増えてきており、な
んらかの対策が望まれていた。
そこで、これらの欠点を解消できる手段として、従来の
ステーブルに代えて、感圧性接着剤によってタグ両端を
固定する方法が考えられた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来から一般に使われている通常の感圧
性接着剤をタグの固定目的に使用しても、クリーニング
中にタグがほとんどはずれてしまうため、実用化は難し
かった。これはテトラクロ口エチレンに代表されるよう
なドライクリーニング用の溶剤中では、一般の感圧性接
着剤は溶解,膨潤しやすく、溶剤浸漬後に接着力の大幅
な低下を招くためと推定される。
本発明は、上記の事情に鑑み、ドライクリーニング中で
も衣類に固定した識別タグが簡単にはずれることのない
タグ固定用接着剤とこれを用いた識別タグおよびその固
定方法を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、上記の目的を達成するために鋭意検討し
た結果、テトラクロ口エチレン浸漬後のT剥離接着力お
よび同溶剤に対する可溶解分がそれぞれ所定の値となる
ような耐溶剤性の感圧性接着剤をドライクリーニング用
認識タグの固定目的に利用することにより、前記従来の
問題点をすべて解決できることを知り、本発明を完成す
るに至った。
すなわち、本発明は、テ1・ラクロロエチレン浸漬後の
T剥離接着力が3 0 0 g / 2 0 **幅以
上、同溶剤に対する可溶解分が10重量%未満の感圧性
接着剤からなるドライクリーニング用識別タグの固定用
接着剤に係り、特に上記の感圧性接着剤が、つぎの一般
式(a)および/または(b);CH2  =CH ・・・(a+ C−0べCs  H+o  C   O)−p  H1
))I ○             ○ CH2=CH ・・・(bl ?一〇{CH2}−,OイC H■ )−,lHII (式中、βは1〜10,mは1〜2、nは1〜4の整数
である) で表される極性基含有単量体の単独重合体または共重合
体、あるいは上記の極性基含有単量体50重量%以上と
これと共重合可能な他のビニル系単量体50重量%以下
との共重合体を主成分として含有してなるものであるド
ライクリーニング用識別タグの固定用接着剤を提供する
ものである。
また、本発明は、タグ基材上に上記特定の感圧性接着剤
を設けてなるドライクリーニング用識別タグと、さらに
タグ基材上に設けられた上記特定の感圧性接着剤の接着
力を利用して衣類に固定するドライクリーニング用識別
タグの固定方法を提供するものである。
このように、本発明においては、上記したような特定の
感圧性接着剤をドライクリーニング用識別タグの固定目
的に利用したことにより、クリニング中にタグが衣類か
らはずれてしまうという心配はもはやなく、従来のステ
ープルによる固定方式に比し、タグ取り付け時の作業性
が良好でかつクリーニング後の取りはずしも容易であり
、さらにクリーニング中に衣類をいためることも、また
取り付け時のけんしよう炎などの心配もないため、より
安全でかつ作業性にすぐれるタグの固定目的を達成でき
るものである。
さらに、本発明では、上記特定の感圧性接着剤のテトラ
クロ口エチレンに対する可溶解分が10重量%未満であ
るため、ドライクリーニング中の感圧性接着剤の衣類へ
の汚染が生じにくいといった利点も有している。
〔発明の構成・作用〕
本発明のドライクリーニング用識別タグの固定用接着剤
は、上述のように、テトラクロ口エチレン浸漬後のT剥
離接着力が3 0 0 g / 2 0 IIm幅以上
、特に好適には5 0 0 g / 2 0 **幅以
上、同溶剤に対する可溶解分が10重量%未満、特に好
適には5重量%以下の感圧性接着剤からなることを特徴
としている。
すなわち、本発明では、このような特定の感圧性接着剤
を用いたときに、ドライクリーニング用識別タグの固定
用接着剤として非常に適した性能を発揮できる、つまり
識別タグをドライクリーニング中でも支障なく衣類に固
定でき、かつ衣類の汚れなどの悪影響をも回避できるこ
とを見い出したものである。
これに対し、従来の一般の感圧性接着剤は、用いる接着
性ポリマーの構成に起因して、テトラクロ口エチレン浸
漬後のT剥離接着力が通常100g / 2 0 m幅
以下であるか、または同溶剤に対する可溶解分が15重
量%以上となるものであったため、これをドライクリー
ニング用識別タグに適用してもクリーニング中に識別タ
グが衣類から簡単にはずれてしまったり、衣類の汚れが
著しくなるなどの弊害をさけられなかった。
本発明において、このような特性を持った感圧性接着剤
の最も代表的なものとしては、前記の一般式(alおよ
び/または(blで表される極性基含有単量体の単独重
合体または共重合体、あるいは上記の極性基含有単量体
50重量%以上、特に好適には75〜99重量%とこれ
と共重合可能な他のビニル系単量体50重量%以下、特
に好適には1〜25重量%との共重合体を、主成分とし
て含有するものを挙げることができる。
このような単独重合体または共重合体を用いた感圧性接
着剤が、テトラクロロエチレンといった溶剤中において
も、高い接着強度を発揮する理由としては、上記の極性
基含有単量体が分子内にカルボキシル基、エステル基、
エーテル基といった分極度の高い構造を持ち、その結果
生成する重合体が高い極性を有することに起因するもの
と考えられる。すなわち、高極性を有する重合体は、テ
トラクロ口エチレンといった非極性溶剤との親和性に乏
しいため、溶剤浸漬によってもあまり溶解,膨潤せず、
溶剤浸漬前後で接着強度がほとんど変化しないためと推
定される。
しかも、上記特定の極性基含有単量体は、分子構造の観
点から見た場合、単に高極性であるのみならず、同様に
高い極性を有するアクリル酸などの単量体に比べ、分子
鎖が高い柔軟性をも有している。このため、これ単独の
重合体にあってもそのガラス転移温度は常温以下であり
、他のビニル系単量体との共重合体における主単量体と
して使用しても、感圧性接着剤として十分な粘着性.タ
ックが得られるため、その使用量に特に制限がないとい
った利点もある。
このような極性基含有単量体のうち、前記の一般式fa
)で表される極性基含有単量体は、特開昭60−674
46号公報にみられるように、アクリル酸とε一カブロ
ラクトンとの反応により容易に得られ、市販品としても
入手が可能である。また、前記の一般式(blで表され
る極性基含有単量体は、たとえばアクリル酸とアルコキ
シアルコールとの反応により得ることができ、市販品と
しても容易に入手可能である。
また、上記の極性基含有単量体と共重合可能な他のビニ
ル系単量体としては、たとえばアクリル酸、メタクリル
酸、イタコン酸などのカルポキシル基含有単量体、アク
リル酸エチル、アクリル酸ブチル、アクリル酸2−エチ
ルヘキシル、アクリル酸イソノニル、メタクリル酸ブチ
ル、メタクリル酸ヘキシルなどのアクリル酸やメタクリ
ル酸のアルキルエステル類、アクリロニトリル、メタク
リ口ニトリル、酢酸ビニル、塩化ビニル、スチレンまた
はその誘導体などの各種の単量体を挙げることができる
これら他のビニル系単量体は、既述のように、単量体全
量の50重量%以下とされるが、これはこれより多くな
りすぎると、共重合体のテトラクロロエチレンへの溶解
性が増すため、テトラクロ口エチレン浸漬時の接着強度
が許容できないまでに低下し、ドライクリーニング用識
別タグの固定用途に適さなくなるためである。
本発明において、上記した一般式(al. (blで表
される特定の官能基含有単量体の単独重合体または共重
合体、あるいは上記の官能基含有単量体とこれと共重合
可能な他のビニル系単量体との共重合体を製造するには
、塊状重合、溶液重合、分散重合、乳化重合などの公知
の方法を用いればよい。
重合の開始方法も、過酸化ベンゾイル、過酸化ラウロイ
ル、アブビスイソブチロニトリルなどの熱開始剤による
もの、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ペンゾ
フエノンといった光開始剤ト紫外線照射によるもの、ま
た電子線照射による方法などから任意に選べばよい。
このようにして得られる単独重合体または共重合体の分
子量は、特に限定されるものではないが、一般には重量
平均分子量が4.0X105〜1.0×106の範囲に
あるのが適当である。
本発明で用いる感圧性接着剤の代表的なものは、このよ
うな単独重合体または共重合体を主成分として含有して
なるものであるが、この感圧性接着剤は、溶剤可溶解分
の低減や凝集力の向上を目的として、これにさらにイソ
シアネート系化合物、エボキシ系化合物などの公知の架
橋剤を含ませて適宜の架橋処理を施すようにしてもよい
。また、これと同様の目的で、上記の単独重合体や共重
合体などを得る際に、内部架橋剤として多官能性ビニル
系化合物などの架橋性単量体を用いることもできる。
さらに、このような惑圧性接着剤には、従来公知の添加
剤である粘着付与剤、老化防止剤、着色剤、充填剤など
の各種の添加剤を必要に応じて配合することができる。
なお、いうまでもないが、前記したテトラクロ口エチレ
ン浸漬後のT剥離接着力および同溶剤に対する可溶解分
としては、これらの任意成分を含有する場合には、全体
として前記範囲を満足しておればよい。また、架橋処理
を施す場合には、架橋処理後の値が前記範囲となるよう
に設定されておればよいのである。
本発明において、上記の如き惑圧性接着剤からなるタグ
固形用の接着剤を用いて、実際にドライクリーニング用
識別タグを固定するにあたっては、上記の接着剤を予め
タグ基材上に設けておくのが、つまり接着剤付きのドラ
イクリーニング用識別タグを製造しておくのが便利であ
る。
第1図はこの例を示したものであり、一般に、幅5〜2
5龍、長さ50〜150鶴、厚み20〜250μmの上
質紙製の耐洗紙、ポリエステルやポリプロピレンのフィ
ルムなどよりなるタグ基材lの片面における長さ方向の
少なくとも片末端に、上記の感圧性接着剤2が20〜1
ooμm程度の厚みで設けられて、接着剤付きのドライ
クリーニング用識別タグが構成されている。
タグ基材1上に感圧性接着剤2を設ける手段は任意であ
り、たとえば剥離紙上に設けた感圧性接着剤2の層をタ
グ基材1上に貼り合わせるようにするか、あるいはタグ
基材1上に塗工法にて直接設けるようにしてもよい。な
お図示の如く、タグ基材1の片面における片末端にのみ
設けるようにすると、これをループ状にして衣類に取り
付けたとき衣類への感圧性接着剤の付着がないので、好
ましいが、必要なら片面全面に設けるようにしてもよい
この接着剤伺きのドライクリーニング用識別タグを用い
て、これを衣類に固定するには、第2図に示すように、
その一端側から図示しない衣類のボタン孔などに通した
うえで、タグ両端を重ね合わせ、片末端に設けた感圧性
接着剤2の接着力を利用して接着固定すればよい。
これにより、上記のタグは衣類に強固に固定されるとと
もに、上記の感圧性接着剤2がテトラクロロエチレンな
どのドライクリーニング用洗剤に対して良好な耐性を示
すことから、上記の固定状態でドライクリーニングを行
ってもこのクリーニング中に離脱することはなく、識別
タグとしての機能を支障なく発揮させることができる。
また、衣類の汚染をきたすこともない。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば、従来のステプルによる
方法に較べ、より安全で作業性の高い、感圧性接着剤に
よるドライクリーニング用識別タグの固定方法と、これ
に用いるタグ固定用の接着剤と、さらにこの接着剤を用
いたドライクリーニング用識別タグとを提供できる。
〔実施例〕
以下に、この発明の実施例を記載して、より具体的に説
明する。なお以下、部とあるのは重量部、%とあるのは
重量%、をそれぞれ意味する。
実施例l 一般式(alで表される極性基含有単量体(式中の#=
2)90部、アクリル酸10部からなる単量体混合物に
、光重合開始剤としてベンゾフエノン0.5部を加えた
ものに紫外線を予備照射し増粘したものに、三官能性の
ビニル系単量体0.1部を加えたのち、剥離紙上に塗工
し、さらに紫外線を照射して重合反応を行い、感圧性接
着剤を得た。
この接着剤を本発明のドライクリーニング用識別タグの
固定用接着剤とした。この接着剤のテトラクロ口エチレ
ン中での可溶解分は、1%以下であった。なお、この可
溶解分は、接着剤をテトラクロロエチレン中に7日間浸
漬放置したのち、溶解部分のみを傾斜法にて取り出し、
乾燥後の不揮発分重量から算出したものである。
つぎに、この接着剤を、幅20mm、長さ120額、厚
み200μmの上質紙製耐洗紙からなるタグ基材の片面
上の片末端に、幅20m、長さ20龍、厚み50μmの
大きさで貼り合わせて、本発明に係る第1図に示す構造
のドライクリーニング用識別タグを作製した。
この識別タグを用いて、タグ両端を上記の接着剤を介し
て重ね合わせ、2 kgのローラーで1往復圧着した。
この方法で両端を接着固定したタグを、60℃のテトラ
クロ口エチレン中に浸漬し、30分間撹拌後に取り出し
、タグの中央部を切断したうえで、取り出し直後のT剥
離接着力(引張速度二300mll/分)を測定したと
ころ、450g/20mm幅であった。
また、上記の接着剤付き識別タグを、その一端側から紳
士用ワイシャツのボタン孔に通したうえで、第2図に示
すように、タグ両端を指圧により接着固定し、これを溶
剤としてテトラクロロエチレンを用いたドライクリーニ
ングに実際に供してみたところ、クリーニング中に上記
タグかはずることはなく、また接着剤によるワイシャツ
の汚染もみられなかった。
実施例2 温度計、撹拌機、窒素導入管および還流冷却管を備えた
反応器内に、−JIJQ式(alで表される極性基含有
単量体(式中の6=1)75部、アクリル酸ブチル20
部、アクリル酸5部からなる単量体混合物と、アゾイソ
ブチロニトリル0.5部、酢酸エチル70部とを投入し
、反応器内を窒素雰囲気としたのち、60℃に加温して
重合反応を行い、共重合体を得た。この共重合体に三官
能性のイソシアネート化合物を2部加え、剥離紙上に塗
工し、100℃で3分間乾燥したのち、50℃で3日間
保存して、感圧性接着剤を得た。
この接着剤を本発明のドライクリーニング用識別タグの
固定用接着剤とした。この接着剤のテトラクロ口エチレ
ン中での可溶解分を前記同様に調べたところ、3%であ
った。また、この接着剤を用いて実施例1と同様にして
接着剤付きのドライクリーニング用識別タグを作製し、
テトラクロロエチレン浸漬後のT@離接着力を前記同様
に測定したところ、5 2 0 g / 2 0 1)
1)幅であった。
さらに、この接着剤付き識別タグを用いて実施例1と同
様のドライクリーニング試験を行ってみたところ、クリ
ーニング中にタグがはずれることも、また接着剤による
ワイシャツの汚染もなんらみられなかった。
実施例3 単量体混合物として、一般式(alで表される極性基含
有単量体(式中の/=2)85部、アクリル酸2−エチ
ルヘキシル10部、アクリル酸5部を用いた以外は、実
施例1と同様にして重合反応を行って感圧性接着剤を得
、これを本発明のドライクリーニング用識別タグの固定
用接着剤とした。
この接着剤のテトラクロ口エチレン中での可溶解分を前
記同様に調べたところ、2%であった。
また、この接着剤を用いて実施例1と同様にして接着剤
付きのドライクリーニング用識別タグを作製し、テトラ
クロロエチレン浸漬後のT剥離接着力を前記同様に測定
したところ、5 6 0 g/201幅であった。さら
に、この接着剤付き識別タグを用いて実施例1と同様の
ドライクリーニング試験を行ってみたところ、クリーニ
ング中にタグがはずれることも、また接着剤によるワイ
シャツの汚染もなんらみられなかった。
実施例4 単量体混合物として、一般式(blで表される極性基含
有単量体(式中のm=2、n=1)95部と、アクリル
酸5部を用いた以外は、実施例2と同様にして重合反応
を行って感圧性接着剤を得、これを本発明のドライクリ
ーニング用識別タグの固定用接着剤とした。この接着剤
のテトラクロロエチレン中での可溶解分を前記同様に調
べたところ、1%以下であった。
また、この接着剤を用いて実施例1と同様にして接着剤
付きのドライクリーニング用識別タグを作製し、テトラ
クロロエチレン浸漬後のT剥離接着力を前記同様に測定
したところ、43’Og/20MM幅であった。さらに
、この接着剤付き識別タグを用いて実施例1と同様のド
ライクリーニング試験を行ってみたところ、クリーニン
グ中にタグがはずれることも、また接着剤によるワイシ
ャツの汚染もなんらみられなかった。
実施例5 単量体混合物として、一般式(blで表される極性基含
有単量体(式中のm=2、n=2)90部と、アクリル
酸1 ’0部を用いた以外は、実施例1と同様にして重
合反応を行って感圧性接着剤を得、これを本発明のドラ
イクリーニング用識別タグの固定用接着剤とした。この
接着剤のテトラクロ口エチレン中での可溶解分を前記同
様に調べたところ、5%以下であった。
また、この接着剤を用いて実施例1と同様にして接着剤
付きのドライクリーニング用識別タグを作製し、テトラ
クロ口エチレン浸漬後のT剥離接着力を前記同様に測定
したところ、3 9 0 g/20龍幅であった。さら
に、この接着剤付き識別タグを用いて実施例1と同様の
ドライクリーニング試験を行ってみたところ、クリーニ
ング中にタグがはずれることも、また接着剤によるワイ
シャツの汚染もなんらみられなかった。
比較例1 単量体混合物として、アクリル酸ブチル95部と、アク
リル酸5部を用いた以外は、実施例1と同様にして重合
反応を行って感圧性接着剤を得、これを比較用のドライ
クリーニング用識別タグの固定用接着剤とした。この接
着剤のテトラクロロエチレン中での可溶解分を前記同様
に調べたところ、15%であった。
また、この接着剤を用いて実施例1と同様にして接着剤
付きのドライクリーニング用識別タグを作製し、テトラ
クロロエチレン浸漬後のT剥離接着力を前記同様に測定
してみたが、浸漬中に剥離してしまい測定不能であった
。さらに、この接着剤付き識別タグを用いて実施例1と
同様のドライクリーニング試験を行ってみたが、クリー
ニング中にタグがはずれてしまい、接着剤によるワイシ
ャツの汚染も認められた。
比較例2 単量体混合物として、アクリル酸2−エチルヘキシル9
0部と、アクリル酸10部を用いた以外は、実施例2と
同様にして重合反応を行って感圧性接着剤を得、これを
比較用のドライクリーニング用識別タグの固定用接着剤
とした。この接着剤のテトラクロ口エチレン中での可溶
解分を前記同様に調べたところ、32%であった。
また、この接着剤を用いて実施例1と同様にして接着剤
付きのドライクリーニング用識別タグを作製し、テトラ
クロロエチレン浸漬後のT剥離接着力を前記同様に測定
してみたが、浸漬中に剥離してしまい測定不能であった
。さらに、この接着剤付き識別タグを用いて実施例1と
同様のドライクリーニング試験を行ってみたが、クリー
ニング中にタグがはずれてしまい、接着剤によるワイシ
ャツの汚染も認められた。
以上の実施例1〜5および比較例1.2の結果からも明
らかなように、本発明によれば、テトラクロ口エチレン
中でも充分な接着強度を発揮できる感圧性接着剤が得ら
れ、これにより従来のステブルに較べ、より安全で作業
性にすぐれたドライクリーニング用識別タグの固定方法
を提供できるものであることがわかる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のドライクリーニング用識別タグの一例
を示す断面図、第2図は同タグの固定方法を示す斜視図
である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)テトラクロロエチレン浸漬後のT剥離接着力が3
    00g/20mm幅以上、同溶剤に対する可溶解分が1
    0重量%未満の感圧性接着剤からなるドライクリーニン
    グ用識別タグの固定用接着剤。
  2. (2)感圧性接着剤が、つぎの一般式(a)および/ま
    たは(b); ▲数式、化学式、表等があります▼…(a) ▲数式、化学式、表等があります▼…(b) (式中、lは1〜10、mは1〜2、n は1〜4の整数である) で表される極性基含有単量体の単独重合体または共重合
    体、あるいは上記の極性基含有単量体50重量%以上と
    これと共重合可能な他のビニル系単量体50重量%以下
    との共重合体を主成分として含有してなる請求項(1)
    に記載のドライクリーニング用識別タグの固定用接着剤
  3. (3)タグ基材上に請求項(1)または(2)に記載の
    感圧性接着剤を設けてなるドライクリーニング用識別タ
    グ。
  4. (4)タグ基材上に設けられた請求項(1)または(2
    )に記載の感圧性接着剤の接着力を利用して衣類に固定
    するドライクリーニング用識別タグの固定方法。
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