JPH05246744A - コンクリート用混和剤及びこれを用いたコンクリート組成物 - Google Patents

コンクリート用混和剤及びこれを用いたコンクリート組成物

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JPH05246744A
JPH05246744A JP4562092A JP4562092A JPH05246744A JP H05246744 A JPH05246744 A JP H05246744A JP 4562092 A JP4562092 A JP 4562092A JP 4562092 A JP4562092 A JP 4562092A JP H05246744 A JPH05246744 A JP H05246744A
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concrete
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昌弘 福田
Fujio Yamato
富士桜 倭
Ryoichi Tamaoki
良市 玉置
Masanori Iizuka
正則 飯塚
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、充填性と分離抵抗性に優れること
から、騒音に対する環境を改善する土木、建築、コンク
リート製品等のコンクリート構造物の製品に添加するコ
ンクリート用混和剤及びこれを用いたコンクリート組成
物を提供する。 【構成】 水溶性高分子として重量平均分子量が6000〜
50000 のポリエチレングリコール(A)と、特定の高性
能減水剤(B)成分の重量比が、(A):(B)= 0.5
〜10:99.5〜90であるコンクリート用混和剤及びこのコ
ンクリート用混和剤を用いて特定条件下で製造された、
JIS−A1101 記載のスランプフロー値が55cm以上のコン
クリート組成物。 【効果】 本発明により高流動性、充填性の向上、分離
抑制、騒音に対する環境問題が解消されることから、コ
ンクリート構造物の製造が飛躍的に改善されることは明
白であり、土木、建築に限らず、早期強度を必要とする
コンクリート製品全般への応用が可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリートの流動性
の向上と材料分離の抵抗性に優れたコンクリート混和剤
及びこれを用いたコンクリート組成物に関するものであ
る。更に詳しくは、充填性と分離抵抗性に優れることか
ら、騒音に対する環境を改善する土木、建築、コンクリ
ート製品等のコンクリート構造物の製品に添加するコン
クリート混和剤及びこれを用いたコンクリート組成物に
関する。
【0002】
【従来の技術およひび発明が解決しようとする課題】近
年、コンクリート業界は3K(きつい、汚い、危険)の
代表とも言われ、騒音による環境問題が大きい。従っ
て、流動性を高めて振動機を不要とする研究が始まって
いる。しかしながら、単純に水や減水剤を添加して流動
性を高めるだけでは材料分離が生じ、粗骨材がからみあ
って充填性が悪くなり、均一なコンクリートが得られな
いことから強度低下をきたす。従って、材料分離を抑制
する目的で各種の水溶性高分子や高炉スラグ、フライア
ッシュ等の微粉末を添加したコンクリートが検討されて
いるが、これらのコンクリートは流動性はあるものの、
粘性が高いことから充填性が悪く、空隙を多く含み目標
強度は得られず、又表面気泡が増加し美観を著しく損ね
る。さらに、従来の水溶性高分子では、コンクリート二
次製品分野に要求される初期強度が低下する点が問題と
なっている。
【0003】JIS−A1101 (コンクリートのスランプ測
定法)で測定したスランプフロー値が55cm以上を示し、
分離抵抗性の大きいコンクリートとしては、特開平3−
237049号公報にみられるような高炉スラグ、フライアッ
シュから選ばれる1種又は2種の微粉末や水溶性高分子
を含む粘性の高いコンクリート等があるが、二次製品等
の工場製品は早期脱型強度を必要とすることから、遅延
性のある水溶性高分子等の使用は困難となる。コンクリ
ート用混和剤として高性能減水剤とポリエチレングリコ
ール (PEG)を併用した例として、特開昭59−169959号公
報、特開昭61−10047 号公報、特開昭60−10047 号公
報、特開昭60−161364号公報、及び特開平1−59986 号
公報にみられるような流動性の持続効果に関するものが
あるが、 PEGの分子量が大きい為、凝集作用が強く、高
流動コンクリートの製造用には不適当である。さらに、
特開昭62−42815 号公報、特開昭57−100955号公報、及
び特開昭63−1259号公報にみられるように遠心成形コン
クリート製品の脱水促進剤として PEG単独で用いること
は知られているが、この場合は本発明と目的が異なり、
高流動性を得ることができない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意研究の
結果、特定分子量のポリエチレングリコールと高性能減
水剤を特定の割合で併用することにより、高流動性を有
し且つ分離抵抗性が大きいコンクリートが得られ、充填
性が良好でコンクリート製品の脱型に必要な初期強度の
発現が可能となることを見出し、本発明に到ったもので
ある。
【0005】即ち本発明は、下記に示す(A)成分と
(B)成分から成り、(A)成分と(B)成分の重量比
が(A):(B)= 0.5〜10:99.5〜90であるコンクリ
ート混和剤に関する。 (A)重量平均分子量が6000〜50000 のポリエチレング
リコール (B) 下記の一般式(a) 、(b) 、(c) 、(d) 、(e) 、
(f) で示される化合物の群から選ばれる1種又は2種以
上をホルムアルデヒドにより縮合或は共縮合させた縮合
物 一般式(a)
【0006】
【化6】
【0007】(ここで、X1 は、水素、炭素数1〜3の
アルキル基、カルボキシル基又はそのアルカリ金属塩、
スルホン基又はそのアルカリ金属塩、水酸基及びメトキ
シ基から成る群から選ばれた基であり、M1 は水素又は
アルカリ金属を意味する。) 一般式(b)
【0008】
【化7】
【0009】(ここで、Xは、水素、炭素数1〜3
のアルキル基、アミノ基、カルボキシル基又はそのアル
カリ金属塩、スルホン基又はそのアルカリ金属塩、水酸
基及びメトキシ基から成る群から選ばれた基であり、M
1 は水素又はアルカリ金属を意味する。) 一般式(c)
【0010】
【化8】
【0011】(ここで、X3 〜X8 は、それぞれ独立に
水素、水酸基、−CH2 SO3 3 、−CH2 OHから
選ばれ、M3 は水素又はアルカリ金属を意味し、X3
8 のうち少なくとも1つは−CH2 SO3 3 又は−
CH2 OHである。) 一般式(d)
【0012】
【化9】
【0013】(ここで、X〜X11は、それぞれ独立
に水素、炭素数1〜3の低級アルキル基、カルボキシル
基又はそのアルカリ金属塩、スルホン基又はそのそのア
ルカリ金属塩、水酸基、メトキシ基、−CH2 OH、及
び−CH2 SO3 4 から選ばれ、X9 〜X11のうち少
なくとも1つは−CH2 SO3 4 又は−CH2 OHで
あり、M4 は水素又はアルカリ金属を意味する。) 一般式(e)
【0014】
【化10】
【0015】(ここで、Z1 は水素、炭素数1〜3のア
ルキル基、−CH2 SO3 6 から選ばれ、M5 、M6
は水素又はアルカリ金属を意味する。) (f) H2 NSO3 7 (ここで、M7 は水素又はアルカリ金属を意味する。)
本発明に使用する PEGは、平均分子量が6000〜50000 の
範囲のものであることが必要である。 PEGの分子量が60
00未満の場合、水への溶解性が大きいためコンクリート
へ添加した際の分離抵抗性の効果が低下し、好ましくな
い。逆に PEGの分子量が50000 を超える場合、水への溶
解速度が小さく、且つ粘性が高くなり製造の点で不利と
なる。
【0016】本発明に使用する高性能減水剤としては、
一般式 (a)〜(f) で示される化合物から選ばれる1種又
は2種以上をホルムアルデヒドにより縮合或は共縮合さ
せた縮合物が挙げられる。縮合或は共縮合に用いられる
化合物として、一般式(a) で示される化合物としては、
例えばスルファニル酸、メタニル酸、一般式(b) で示さ
れる化合物としては、例えば 1−ナフチルアミン− 6−
スルホン酸(クレーブ酸)、 1−ナフチルアミン− 5−
スルホン酸、 1−ナフチルアミン− 3,6−ジスルホン
酸、スルファミン酸、ナフタレンスルホン酸、一般式
(c) で示される化合物としては、 N−メチルスルホン化
メラミン、 N−メチロールメラミン、一般式(d) で示さ
れる化合物としては、メチロールフェノール、トリメチ
ロールフェノール、一般式(e) で示される化合物として
は、 N−メチルスルホン化尿素、 N,N−ジメチルスルホ
ン化尿素が挙げられる。又これらの化合物のアルカリ金
属塩も使用出来、アルカリ金属塩としては、ナトリウ
ム、カリウム、リチウム等が挙げられる。
【0017】これらの化合物を用いて縮合或は共縮合に
より得られる高性能減水剤として一例を挙げれば、ナフ
タレンスルホン酸塩ホルムアルデヒド縮合物〔例えば商
品名:マイテイ 150、花王(株)製〕、メラミンスルホ
ン酸塩ホルムアルデヒド縮合物〔例えば商品名:マイテ
イ150V−2 、花王(株)製〕、フェノールスルホン酸塩
ホルムアルデヒド縮合物(例えば特許No.1097647)、フ
ェノールスルファニル酸塩ホルムアルデヒド共縮合物
(特開平1−113419)、フェノールメラミンメチロール
化スルホン酸塩ホルムアルデヒド共縮合物(例えば特開
昭56−13674)等が使用される。
【0018】また、本発明に係わるコンクリート用混和
剤に於ける(A)ポリエチレングリコールと(B)高性
能減水剤の併用割合は、(A):(B)= 0.5〜10:9
9.5〜90であることが必要であり、好ましくは(A):
(B)= 0.5〜3:99.5〜97である。(A)の重量比が
0.5%未満の場合では、十分な分離抵抗性が得られず、
一方10%を超える場合では、コンクリートの粘性が大き
くなり、目的の流動性を得るための混和剤使用量が増大
するため、硬化遅延の問題が生じたり、コスト的にも不
利となる。
【0019】さらに、本発明は前述のコンクリート混和
剤を使用し、下記の(I) 〜(III) の条件で製造されたコ
ンクリート組成物において、 JIS−A1101 記載のスラン
プフロー値が55cm以上の流動性を満足するコンクリート
組成物に関する。
【0020】 (I) SL/(S+SL)× 100=9〜25体積%、 SL/C× 100=24〜65重量%、 (S+SL)/(全コンクリート組成物)× 100=14〜
22% (II) FA/C× 100=45〜85重量%、 FA/(S+FA)× 100=20〜40体積%、 (C+FA)/(全コンクリート組成物)× 100=18〜
27体積% (III) (SL+FA)/(S+SL+FA)× 100=9
〜38体積%、 (SL+FA)/C× 100=24〜80重量%、 (C+SL+FA)/(全コンクリート組成物)× 100
=15〜25体積% (ここで、Cはセメント、Sは細骨剤、SLは高炉スラ
グ、FAはフライアッシュを示す。) 上記の高炉スラグ(SL)及び/又はフライアッシユ
(FA)の含有率が、上記の(I) 〜(III) の範囲を下回
れば分離抵抗性の低下を生じ、又上記範囲を上回れば増
粘による流動性の低下をきたすので、何れも好ましくな
い。本発明の混和剤の添加量は、セメントに対して、有
効分で 1.5〜5.0 %添加する程度が好ましく、高流動化
する範囲ならば使用できる。
【0021】本発明のコンクリート組成物よりつくられ
るコンクリート構造物としては、土木、建築用構造物や
コンクリート製品、例えばボックスカルバート、セグメ
ント、道路製品等の振動締め固め製品や、パイル、ポー
ル、ヒューム缶のような缶製品等があるが、特に限定す
るものではない。また、本発明で使用する高炉スラグや
フライアッシユは JIS−A6201 に規定するフライアッシ
ュや、ブレーン値4000〜10000cm2/gの高炉スラグであ
り、特に限定するものではない。本発明のコンクリート
組成物には、各種の無機材料や混和剤、消泡剤等の有機
薬剤等の併用も可能である。
【0022】
【実施例】以下、本発明を実施例により詳細に説明する
が、本発明はこれらの実施例に限定されるものではな
い。初期強度を必要とするコンクリート構造物、特にコ
ンクリート製品を対象とした高流動不分離コンクリート
のコンクリート組成物とコンクリート物性の実施例を示
す。実施例1 実施例に使用したコンクリート材料と記号を下記に示
す。 ・セメント (C) ;中央セメント社 比重=3.16 ・水 (W) ;水道水 ・細骨剤 (S) ;紀ノ川産川砂 比重=2.57 FM=2.89 ・粗骨剤 (G) ;宝塚産砕石 比重=2.60 FM=6.57 ・高炉スラグ (SL);NKK社 比重=2.90 ブレーン値=8000cm2/g ・フライアッシュ(FA);関西電力社 比重=2.30 ・水溶性高分子 ;ポリエチレングリコール(分子量Mw=1000,6000,20 000,50000,100000) ・比較水溶性高分子 ;ハイメトローズ〔MC90SH30000 型、信越化学(株) 製〕 ・高性能減水剤 ;ナフタレンスルホン酸塩ホルムアルデヒド縮合物〔 花王(株)製〕 ・(A)=細骨材(S)+粗骨材(G)と表わす。 評価方法を下記に示す。 ・ スランプフロー値は、 JIS−A1101 に準じたスラン
プフロー値とした。 ・ 分離抵抗性は、φ15cm×30cmのシリンダー型枠にコ
ンクリートを詰め、表面から粗骨材の沈下値(mm)を測
定し、平均値から次のような評価区分とした。 ○:2mm未満、×:2mm以上 ・ 圧縮強度はコンクリート練り上がり後、φ10cm×20
cmの円柱型枠にコンクリートを詰め、2時間放置後、1
時間に20℃の割合で昇温して65℃で4時間保持後、放冷
する蒸気養生を行い、 JIS−A1108 法で強度を測定した
ものである。 表1に微粉末として高炉スラグを配合したコンクリート
組成を示す。表2に微粉末としてフライアッシュを配合
したコンクリートを示す。表3に微粉末として高炉スラ
グ及びフライアッシュを配合したコンクリート組成を示
す。表4〜6にコンクリート調整後のスランプフロー値
と分離抵抗性及びコンクリート物性の結果を示す。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】
【表3】
【0026】
【表4】
【0027】
【表5】
【0028】
【表6】
【0029】表4〜6の結果から、本発明のコンクリー
ト組成物はスランプフロー値55cm以上の高流動性で分離
抵抗性が優れ、コンクリート二次製品に必要な脱型強度
が得られることが判る。
【0030】実施例2 コンクリート材料及び評価方法は、実施例1と同様とし
た。表7に本発明の実施例に使用した高性能減水剤と比
較混和剤を示す。表8に各混和剤を添加したコンクリー
トの性状を示す。
【0031】
【表7】
【0032】
【表8】
【0033】表7と表8の結果から、本発明のコンクリ
ート用混和剤を使用した場合、添加量がセメントに対し
1.5〜5.0 重量%の時、スランプフロー値が55cm以上の
流動性を示し、且つ充填性・分離抵抗性が良好である。
一方、比較例では、分離抵抗性は満足されるものの、減
水剤を5%以上加えてもスランプフロー値は40cm程度で
あり、流動効果を示さないことが判る。
【0034】
【発明の効果】本発明により高流動性、充填性の向上、
分離抑制、騒音に対する環境問題が解消されることか
ら、コンクリート構造物の製造が飛躍的に改善されるこ
とは明白であり、土木、建築に限らず、早期強度を必要
とするコンクリート製品全般への応用が可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08K 5/42 7167−4J C08L 61/20 LNP 8215−4J 61/28 71/02 LQD 9167−4J LQE 9167−4J //(C04B 28/02 24:30 D 2102−4G 14:02 2102−4G 18:14 A 2102−4G 18:08 B 2102−4G 24:32) A 2102−4G

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記に示す(A)成分と(B)成分から
    成り、(A)成分と(B)成分の重量比が(A):
    (B)= 0.5〜10:99.5〜90であるコンクリート混和
    剤。 (A)重量平均分子量が6000〜50000 のポリエチレング
    リコール (B) 下記の一般式(a) 、(b) 、(c) 、(d) 、(e) 、
    (f) で示される化合物の群から選ばれる1種又は2種以
    上をホルムアルデヒドにより縮合或は共縮合させた縮合
    物 一般式(a) 【化1】 (ここで、X1 は、水素、炭素数1〜3のアルキル基、
    カルボキシル基又はそのアルカリ金属塩、スルホン基又
    はそのアルカリ金属塩、水酸基及びメトキシ基から成る
    群から選ばれた基であり、M1 は水素又はアルカリ金属
    を意味する。) 一般式(b) 【化2】 (ここで、X2 は、水素、炭素数1〜3のアルキル基、
    アミノ基、カルボキシル基又はそのアルカリ金属塩、ス
    ルホン基又はそのアルカリ金属塩、水酸基及びメトキシ
    基から成る群から選ばれた基であり、M1 は水素又はア
    ルカリ金属を意味する。) 一般式(c) 【化3】 (ここで、X3 〜X8 は、それぞれ独立に水素、水酸
    基、−CH2 SO3 3 、−CH2 OHから選ばれ、M
    3 は水素又はアルカリ金属を意味し、X3 〜X8 のうち
    少なくとも1つは−CH2 SO3 3 又は−CH2 OH
    である。) 一般式(d) 【化4】 (ここで、X9 〜X11は、それぞれ独立に水素、炭素数
    1〜3の低級アルキル基、カルボキシル基又はそのアル
    カリ金属塩、スルホン基又はそのそのアルカリ金属塩、
    水酸基、メトキシ基、−CH2 OH、及び−CH2 SO
    3 4 から選ばれ、X9 〜X11のうち少なくとも1つは
    −CH2 SO3 4 又は−CH2 OHであり、M4 は水
    素又はアルカリ金属を意味する。) 一般式(e) 【化5】 (ここで、Zは水素、炭素数1〜3のアルキル基、
    −CH2 SO3 6 から選ばれ、M5 、M6 は水素又は
    アルカリ金属を意味する。) (f) H2 NSO3 7 (ここで、M7 は水素又はアルカリ金属を意味する。)
  2. 【請求項2】 下記の(I) 〜(III) の条件を満たし、請
    求項1記載のコンクリート用混和剤を用いて製造された
    JIS−A1101 に記載のスランプフロー値が55cm以上のコ
    ンクリート組成物。 (I) SL/(S+SL)× 100=9〜25体積%、 SL/C× 100=24〜65重量%、 (S+SL)/(全コンクリート組成物)× 100=14〜
    22% (II) FA/C× 100=45〜85重量%、 FA/(S+FA)× 100=20〜40体積%、 (C+FA)/(全コンクリート組成物)× 100=18〜
    27体積% (III) (SL+FA)/(S+SL+FA)× 100=9
    〜38体積%、 (SL+FA)/C× 100=24〜80重量%、 (C+SL+FA)/(全コンクリート組成物)× 100
    =15〜25体積% (ここで、Cはセメント、Sは細骨剤、SLは高炉スラ
    グ、FAはフライアッシュを示す。)
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011042526A (ja) * 2009-08-21 2011-03-03 Kao Corp 水硬性組成物用分散剤
JP2012086991A (ja) * 2010-10-15 2012-05-10 Kao Corp 水硬性組成物用混和剤

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JP2012086991A (ja) * 2010-10-15 2012-05-10 Kao Corp 水硬性組成物用混和剤

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