JPH10167789A - セメント混和剤 - Google Patents
セメント混和剤Info
- Publication number
- JPH10167789A JPH10167789A JP8334095A JP33409596A JPH10167789A JP H10167789 A JPH10167789 A JP H10167789A JP 8334095 A JP8334095 A JP 8334095A JP 33409596 A JP33409596 A JP 33409596A JP H10167789 A JPH10167789 A JP H10167789A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- derivative
- general formula
- amine
- ammonium
- alkaline earth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B40/00—Processes, in general, for influencing or modifying the properties of mortars, concrete or artificial stone compositions, e.g. their setting or hardening ability
- C04B40/0028—Aspects relating to the mixing step of the mortar preparation
- C04B40/0039—Premixtures of ingredients
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B24/00—Use of organic materials as active ingredients for mortars, concrete or artificial stone, e.g. plasticisers
- C04B24/24—Macromolecular compounds
- C04B24/26—Macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B2103/00—Function or property of ingredients for mortars, concrete or artificial stone
- C04B2103/30—Water reducers, plasticisers, air-entrainers, flow improvers
- C04B2103/308—Slump-loss preventing agents
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B2103/00—Function or property of ingredients for mortars, concrete or artificial stone
- C04B2103/40—Surface-active agents, dispersants
- C04B2103/408—Dispersants
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
散効果とスランプ保持効果を示し、更に顕著な材料分離
抵抗性を有する。 【解決手段】 下記、一般式(I)で示されるビニル
トリアジンまたはその誘導体(A)、ビニルトリアジン
またはその誘導体(A)と共重合可能なポリオキシアル
キレンと不飽和塩基酸のエステル(B)、ビニルトリア
ジンまたはその誘導体(A)とホルムアルデヒド付加縮
合可能な単量体(C)及びスルホン基を生成する化合物
(D)からなるセメント混和剤。一般式(I) X1:H、CH3 X2〜X5:それぞれ独立にH、CH2OHまたはCH
2SO3Yから選ばれる Y:アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、
アミン、置換アミン
Description
メント組成物の混和剤に関するものであり、詳しくはセ
メントペースト、モルタル、コンクリート等の水硬性セ
メント組成物を混練する際に添加し、そのワーカビリテ
ィーを改良するセメント用混和剤に関するものである。
セメントに添加される有機化合物、特にセメント減水剤
としては、各種のものが知られている。代表的なものと
しては、β−ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド高
縮合物の塩、メラミンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合
物の塩、リグニンスルホン酸塩、アミノスルフォン酸縮
合物の塩、オキシカルボン酸などが知られている。これ
らの化合物をセメント、水、骨材からなる混練物に添加
すると、混練時の水量を減少させても充分なワーカビリ
ティーが得られる。そのため作業性が向上するという利
点があり、また水セメント比を小さくできることからセ
メントペースト、モルタル、コンクリート等の水硬性セ
メント組成物の強度増強に役立っている。
モルタル、コンクリート等の水硬性セメント組成物は、
混練後の時間の経過とともに、流動性が失われる。この
現象は前記のセメント減水剤として添加される有機化合
物を用いた場合、特に高性能減水剤として代表的なβ−
ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド高縮合物の塩等
を用いた場合は顕著であり、コンクリートの配合によっ
ては、混練後30分を経過しないうちにスランプが半分
以下になる現象が認められる。このスランプロスが大き
いという現象によって、以下のような問題点が発生す
る。すなわち、実施工上はコンクリート組成物をポンプ
圧送する場合があるが、その時に休憩時間や各種トラブ
ルで圧送を一時的に中断した際、再開時に圧送圧が急激
に増大したり、場合によってはポンプや配管が閉塞する
ことがある。また、流動性が低下しているが為に、型枠
内で充分に締め固められなく、欠陥部が発生することが
ある。
去に様々な減水剤が開発されている。例えば、コンクリ
ート中のアルカリで官能基が解離するもの、いわゆる徐
放型の高性能減水剤(特公昭63−5346号公報)が
知られている。また、アルカリ中で加水分解されること
により新たに官能基が出現し、スランプロスを抑制する
水溶性ビニル共重合体類(特公平6−60042号公
報)も知られている。さらには分子鎖の立体障害により
スランプを保持する目的で、不飽和結合を有するポリア
ルキレングリコールモノエステル系単量体と(メタ)ア
クリル酸系単量体及び/または不飽和ジカルボン酸系単
量体との共重合物類(特公昭59−18338号公報、
特公平2−7897号公報、特公平2−7898号公
報、特公平2−7901号公報、特公平2−8983号
公報、特公平2−11542号公報、特公平5−110
57号公報、特公平6−88817号公報)等の水溶性
ビニル共重合体(これらを総称してポリカルボン酸系と
以下に述べる)が挙げられる。さらには、芳香族化合物
にポリアルキレングリコール鎖を導入した縮合体(特開
平6−340459号公報)も最近開発されている。
動効果を示す反面、各種の問題点を有している。まず、
コンクリート中のアルカリと作用する徐放型の高性能減
水剤やアルカリ加水分解されて新たに官能基を補充しス
ランプロスを抑制する水溶性ビニル共重合体類の場合
は、化合物中にカルボキシル基が経時で現れてくる。こ
のカルボキシル基はカルシウムイオンとの結合力が大き
い。それ故に、これらの化合物はセメント中のカルシウ
ムイオンを捕捉し、添加量が多い場合には、凝結遅延が
大きくなり、次の作業に移行できないという問題点があ
る。
有するポリカルボン酸系は、空気連行性が大きく、コン
クリート中の空気量を調節することが難しい。現実には
消泡剤を使用して空気量をコントロールしているが、コ
ンクリートミキサーでの混練条件やミキサー車のアジテ
ーター条件や搬送時間により、大きく空気量が変動し、
使用しにくいという問題点がある。さらには、(メタ)
アクリル酸系単量体及び/または不飽和ジカルボン酸系
単量体を用いて共重合しているため、これらの化合物中
の分子内にカルボキシル基を有するが為に、その組成比
により、硬化遅延が大きくなるという問題点がある。す
なわち、セメントモルタルやコンクリートの初期強度が
低下する。更には、スランプの大きい、すなわち、柔ら
かいモルタル或いはコンクリートを使用する場合には材
料分離を引き起こす場合があり、問題となっている。
コール鎖を導入した縮合体に関しては、分子内にオキシ
アルキレン鎖を有するポリカルボン酸系並の流動効果が
認められないという問題点がある。
題点を解決するために、鋭意検討した結果、ある特定の
分子構造をもつ化合物が著しい硬化遅延を起こすことな
く、優れた分散効果とスランプ保持効果を示し、更に顕
著な材料分離抵抗性を有することを見い出し、本発明を
なすに至った。
れるビニルトリアジンまたはその誘導体(A)、ビニル
トリアジンまたはその誘導体(A)と共重合可能なポリ
オキシアルキレンと不飽和塩基酸のエステル(B)、ビ
ニルトリアジンまたはその誘導体(A)とホルムアルデ
ヒド付加縮合可能な単量体(C)及びスルホン基を生成
する化合物(D)からなるセメント混和剤に関する。一
般式(I) X1:H、CH3 X2〜X5:それぞれ独立にH、CH2OHまたはCH
2SO3Yから選ばれる Y:アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、
アミン、置換アミン
る。本発明で用いるのは下記、一般式(I)で示される
ビニルトリアジンまたはその誘導体(A)である。 一般式(I) X1:H、CH3 X2〜X5:それぞれ独立にH、CH2OHまたはCH
2SO3Yから選ばれる Y:アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、
アミン、置換アミン
アジンまたはその誘導体(A)は1種以上組み合わせて
使用することができる。例えば、2,4−ジアミノ−6
−メタクリロイルオキシ−S−トリアジンまたはその錯
塩2,4−ジアミノ−6−メタクリロイルオキシ−1,
3,5−トリアジンイソシアヌル酸付加塩等が挙げられ
る。
と共重合可能なポリオキシアルキレンと不飽和塩基酸の
エステル(B)としては、一般式(II) X6、X7:COOY、H、CH3 X8:H、CH3 R1:炭素数1〜6のアルキル基、H、 Y:アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、
アミン、置換アミンで示される化合物、すなわち、メト
キシポリエチレングリコールモノメタクリレート、メト
キシポリエチレングリコールモノアクリレート、フェノ
キシポリエチレングリコールモノアクリレート、フェノ
キシポリエチレングリコールモノメタクリレート等を用
いることができる。
とホルムアルデヒド付加縮合が可能な単量体(C)とし
ては、一般式(III) ここで、X9〜X14:それぞれ独立にH、CH2OH
またはCH2SO3Yから選ばれる Y:アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、
アミン、置換アミンで示される化合物、すなわち、メラ
ミン、メチロール基含有メラミン、スルフォメチル基含
有メラミン等を用いることができる。スルフォメチル基
含有メラミンの場合は、その塩類も用いることができ
る。塩類としては、無機塩類、すなわち、カリウム、ナ
トリウム、マグネシウム等のアルカリ金属塩類またはア
ルカリ土類金属塩類、または有機塩類、すなわち、アン
モニウム塩、モノエタノールアミン塩、ジエタノールア
ミン塩等も用いることができる。ビニルトリアジンまた
はその誘導体(A)とホルムアルデヒド共縮合が可能な
単量体(C)1モルに対して、0.005〜0.5モル
が好ましく、さらに好ましくは、0.01〜0.35モ
ルが好適である。
3Y、スルフォン基またはそのアルカリ金属塩、アルカ
リ土類金属塩、アンモニウム塩、アミン、置換アミン Y:アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、
アミン、置換アミン R2:Hまたは炭素数1〜6のアルキル基 で示される化合物、すなわち、フェノール、クレゾー
ル、p−t−ブチルフェノール、p−t−アミルフェノ
ール等のアルキルフェノール類、またはそのスルホン酸
類もしくはスルホン酸の塩または、メチロール基含有フ
ェノール、スルフォメチル基含有フェノール、もしくは
それらの塩類等も用いることができる。塩類としては、
一般式(II)と同様に、その無機塩類や有機塩類も用
いることができる。なかでも、フェノール、メチロール
基含有フェノール、スルフォメチル基含有フェノールま
たはフェノールスルホン酸及びその塩類が経済的にも反
応性からも好ましい。
HまたはCH2SO3Yから選ばれる Y:アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、
アミン、置換アミンで示される化合物、すなわち、尿
素、メチロール基含有尿素、スルホメチル基含有尿素も
用いることができる。スルホメチル基含有尿素の場合
は、一般式(III)と同様にその無機塩類や有機塩類
も用いることができる。
属、アンモニウム、アミン、置換アミン R3:Hまたは炭素数1〜6のアルキル基 すなわち、スルファニル酸、メタニン酸、オルタニン酸
等のアミノベンゼンスルフォン酸類、またはその塩類を
用いることができる。塩類としては、一般式(IV)と
同様にその無機塩類や有機塩類を用いることができる。
なかでも、スルファニル酸やメタニン酸およびその塩類
が経済的にも反応性からも好ましい。
は、亜硫酸ナトリウム、重亜硫酸ナトリウム、ピロ亜硫
酸ナトリウム、二酸化硫黄、発煙硫酸等の公知のスルホ
ン化剤を用いることができる。例えば一般式(III)
のメラミンにスルフォメチル基を導入する方法は、公知
の方法で行うことができる。
縮合させ、メチロールメラミンとしたのちに、スルホン
化剤を作用させ、水酸基と入れ換えることにより導入す
ることが可能である。メラミン1モルには6モルのホル
ムアルデヒドがメチロール基として付加縮合することが
知られている。本発明においては、2モル分のメチロー
ル基は共縮合に用いられる可能性が高いので、最大は残
りの4モル分のメチロール基にスルフォメチル基の導入
が可能である。経済的な面及び得られる共縮合物の流動
効果を考慮すると、スルフォメチル基の導入量は0.3
〜4モルが好ましく、0.5〜2モルの導入がより好ま
しい。一般式(IV)のフェノールにスルフォメチル基
を導入する場合も同様であり、フェノール1モル当た
り、0.3〜2モルの導入量が好ましく、更に好ましく
は0.5〜1.5モルが好適である。一般式(V)の尿
素にスルフォメチル基を導入する場合も同様であり、尿
素1モル当たり0.3〜2モルの導入量が好ましく、さ
らに好ましくは0.5〜1.5モルが好適である。
成するにあたって用いられるホルムアルデヒドは、通常
30〜60重量%の濃度のものが用いることが可能であ
る。さらには、必要に応じて、パラホルムを併用するこ
とも可能である。このホルムアルデヒドの使用量は、ビ
ニルトリアジンまたはその誘導体(A)とホルムアルデ
ヒド付加縮合が可能な単量体(C)の総モル数の1〜6
倍モル用いることが好ましい。経済性や縮合反応の容易
さ等を考慮すると1.5〜4倍モルを用いることがより
好ましい。
12の範囲、いわゆる弱酸性領域から塩基性領域の通常
の方法で行う。pH4未満では縮合反応が急激に進行し
ゲル化する場合がある等、反応を制御するのが難しくな
るために好ましくない。また、ホルムアルデヒドの添加
は、予め反応装置内に仕込んでおいても良いし、反応途
中でホルマリンを滴下して反応させても良い。
組成は重要である。すなわち、ビニルトリアジンまたは
その誘導体(A):ビニルトリアジンまたはその誘導体
(A)と共重合可能なポリアキシアルキレンと不飽和塩
基酸のエステル(B):ビニルトリアジンまたはその誘
導体(A)とホルムアルデヒド付加縮合可能な単量体
(C):スルホン基を生成する化合物(D):ホルムア
ルデヒドのモル比率は、(0.005〜0.5):
(0.005〜0.5):1:(0.3〜4):(1〜
6)であることが好ましく、さらに好ましくは、(0.
01〜0.35):(0.01〜0.4):1:(0.
5〜2):(1.5〜4)が好適である。
体的な製造方法の例を以下に示すが、本発明はこれに限
定されるものではない。 具体例1 ビニルトリアジン(A)、ホルムアルデヒドの一部、水
を、攪拌機、温度計、還流管、滴下漏斗のついた4つ口
フラスコに仕込み、反応器内温を60〜90℃に昇温し
た後、塩基性下で0.5〜2時間反応させる。次にビニ
ルトリアジンまたはその誘導体(A)と共重合可能なポ
リオキシアルキレンと不飽和塩基酸のエステル(B)及
び重合開始剤を仕込み、70〜90℃で0.5〜5時間
反応させる。さらに、ビニルトリアジン(A)とホルム
アルデヒド付加縮合可能な単量体(C)と残りのホルム
アルデヒドを添加し、60〜90℃で0.5〜2時間反
応させる。さらにスルフォン基を生成する化合物(D)
を添加し60〜90℃で0.5〜3時間反応させる。さ
らには系内を弱酸性にして50〜80℃で溶液の粘度が
所定の値に到達するまで反応を進める。溶液の粘度が所
定の値に到達したら、中和して反応を停止させる。反応
を停止させる所定の粘度は、溶液の不揮発分によって異
なるが、不揮発分が35重量%のとき、B型粘度計での
測定値が7〜500cp/25℃が好ましく、10〜3
00cp/25℃がさらに好ましい。
スコに、ビニルトリアジン(A)と水を仕込んだ後、鉱
酸で系内を酸性にする。更にビニルトリアジンまたはそ
の誘導体(A)と共重合可能なポリオキシアルキレン基
を有する不飽和炭化水素(B)及び重合開始剤を仕込
み、70〜90℃で0.5〜5時間反応させる。次に系
内を塩基性にし、ビニルトリアジン(A)とホルムアル
デヒド付加縮合可能な単量体(C)とホルムアルデヒド
を添加し、60〜90℃で0.5〜2時間反応させる。
さらにスルフォン基を生成する化合物(D)を添加し6
0〜90℃で0.5〜3時間反応させる。さらには系内
を弱酸性にして50〜80℃で溶液の粘度が所定の値に
到達するまで反応を進める。溶液の粘度が所定の値に到
達したら、中和して反応を停止させる。反応を停止させ
る所定の粘度は、具体例1と同様である。
れている他の減水剤、AE減水剤、高性能減水剤、高性
能AE減水剤、流動化剤との併用も可能である。すなわ
ち、β−ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド高縮合
物の塩、メラミンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物の
塩、アミノスルホン酸縮合物の塩、リグニンスルホン酸
塩、オキシカルボン酸、ポリカルボン酸系減水剤、アル
カリ加水分解型減水剤、徐放型高性能減水剤等と併用す
ることができる。
の他公知のセメント混和剤、例えば空気連行剤、消泡
剤、凝結促進剤、凝結遅延剤、防錆剤、防腐剤、防水
剤、強度促進剤等との併用も可能である。また、その使
用方法は、通常混練水中に混合してセメント組成物に添
加するが、セメント組成物の調製時に一度に添加する方
法または分割して添加する方法、練り混ぜ後のセメント
組成物に後添加する方法等、何れでも良い。本発明に係
る混和剤は、配合やセメント組成物の用途によって異な
るが、セメントに対し固形分換算で、通常0.01〜
5.0重量%、好ましくは、0.05〜3.0重量%の
割合で使用される。使用量が0.01重量%未満では、
分散流動性が低下し、また、スランプロス防止効果も低
下する傾向にあるので好ましくない。また、5.0重量
%を越えると、材料分離を引き起こして均質な硬化体を
得難くなる傾向を示し、また経済的にも不利になり好ま
しくない。
ルトランドセメント、フライアッシュセメント、高炉セ
メント、シリカセメント、各種混合セメント等を用いて
調製されるコンクリートやモルタルに適用することがで
きる。さらには、シリカヒューム、高炉スラグ、石灰石
微粉末等を配合したコンクリートにも適用できる。
さずに、優れた流動効果とスランプロス抑制効果及び材
料分離抵抗性を示す理由は明かではないが、次のように
推測される。すなわち、本発明の混和剤は従来の高性能
減水剤と同様に分子中にスルホン基を有しているため、
その電気的反発力によってセメント粒子の分散性を高め
る。また、本発明の混和剤はセメント粒子に吸着した際
に、分子内に有するポリオキシアルキレン基がセメント
粒子の外側に伸びると考えられる。この外側に伸びたポ
リオキシアルキレン基のまわりに水和層が形成され、こ
れに伴う立体障害効果によってセメント粒子の分散性を
長時間保持し、スランプロスを抑制すると思われる。さ
らには、従来の徐放型高性能減水剤、ポリカルボン酸系
減水剤、アルカリ加水分解型減水剤の様に、分子内にC
aイオンとキレート能の高いカルボキシル基を有しない
為に、凝結遅延性を示さないと予想される。それゆえ、
本発明の混和剤は優れた分散性能、スランプロス抑制効
果ならびに材料分離抵抗性を併せもっている。
にてさらに詳しく説明するが、本願発明はこれに限定さ
れるものではない。また、以下に数値の単位として記載
する%または部は、特に記載がなければ、全て重量%ま
たは重量部である。また、実施例に用いたビニルトリア
ジン(A)は四国化成工業株式会社製MAVT(2,4
−ジアミノ−6−メタクリロイルオキシ−S−トリアジ
ンを用いた。
る。なお、%及び部は特記しないかぎり重量%及び重量
部を表す。 製造例1 四国化成工業株式会社製MAVT(2,4−ジアミノ−
6−メタクリロイルオキシ−S−トリアジン0.35モ
ル(78.1部)、37%ホルマリン0.35モル(2
8.4部)、水503.0部を、攪拌機、温度計、還流
管、滴下漏斗のついた4つ口フラスコに仕込み、反応器
内温を70℃に昇温した後、塩基性下で1時間反応させ
た。次に、NKエステルM40G(新中村化学工業
(株)社製)0.3モル(87.9部)及び重合開始剤
を仕込み、90℃で2時間反応させ、メラミン0.53
モル(66.8部)、フェノール0.12モル(11.
3部)、尿素0.2モル(12.0部)、スルファニル
酸0. 15モル(26. 0部)及び37%ホルムアルデ
ヒド2. 65モル(214.9部)を添加し、80℃で
1. 0時間反応させた後、重亜硫酸ナトリウム0. 54
モル(56. 2部)を添加し80℃で1. 5時間反応さ
せた。次に、水138. 0部を加えて60℃まで冷却し
た。40%硫酸でpH6. 0に調整し、65℃に昇温し
て反応させ、溶液の粘度が21cp/25℃になった時
点で、25%水酸化ナトリウム水溶液で中和して反応を
停止させた。得られた生成物を共重合物1とした。
スコに、四国化成工業株式会社製MAVT(2,4−ジ
アミノ−6−メタクリロイルオキシ−S−トリアジン
0. 15モル(33.5部)、水664. 0重量部を仕
込んだ後、40%硫酸で系内を酸性にした。更にNKエ
ステルM230G(新中村化学工業(株)社製)0. 1
モル(106. 8部)及び重合開始剤を仕込み、90℃
で2時間反応させ、系内を25%水酸化ナトリウムでp
Hを11. 5とし、メラミン1. 0モル(126. 1
部)、37%ホルマリン2. 9モル(235. 1部)を
添加し、75℃で1時間反応させた。さらに重亜硫酸ナ
トリウム0. 8モル(83. 3部)を添加し85℃で2
時間反応させた後、60℃まで冷却し、40%硫酸でp
H6. 0に調整した後、溶液の粘度が28cp/25℃
になった時点で、25%水酸化ナトリウム水溶液で中和
して反応を停止させた。得られた生成物を共重合物2と
した。
方法で行った。その結果、共重合物3〜4を得た。
方法で行った。その結果、共重合物5〜6を得た。
(A)を用いなかった以外は、製造例1と同様の方法で
行った。その結果、表1に示すように共重合物7を得
た。
なポリアキシアルキレンと不飽和塩基酸のエステル
(B)を用いなかった以外は、製造例1と同様の方法で
行った。その結果、表1に示すように共重合物8を得
た。
デヒド付加縮合可能な単量体(C)用いなかった以外
は、製造例1と同様の方法で行った。その結果、表1に
示すように共重合物9を得た。
は、製造例1と同様の方法で行った。その結果、表1に
示すように共重合物10を得た。
い、表2に示すコンクリート試験用配合に基づき、40
リットルの練り上がり量となるようにセメント、粗骨
材、製造例1により得られた共重合物1と水を投入し、
90秒間練り混ぜを行い、さらに粗骨材を投入し、3分
間混練した。スランプ18cm、空気量3%の高流動コ
ンクリートを調製した。目標の空気量にする為、連行空
気量が不足した場合は山宗化学(株)社製空気連行剤ヴ
ィンソルを使用し、空気量が入りすぎた場合は消泡剤と
してホクコン産業(株)社製のデルクライト850を用
いて調整した。練り上がり後、30分毎に90分後まで
スランプ、スランプフローの経時変化を測定した。ま
た、圧縮強度はφ10cm×高さ20cmの円柱型供試
体を作製し、1日、7日、28日で測定した。また、材
料分離抵抗性に関しては、スランプフロー測定時に骨材
の移動の度合いを目視で観察し、◎、○、△、×の相対
評価を行った。尚、スランプ、空気量、凝結時間及び圧
縮強度の測定方法、並びに圧縮強度用供試体の作製方法
はすべて日本工業規格(JIS−A6204)に準拠し
て行った。結果を表3に示す。
テリアル(株)、秩父小野田(株)、(株)トクヤマ)
比重=3.16 細骨材:広島県加茂郡河内町入野産風化花崗岩系山砂
比重=2.57 粗骨材:山口県下関市大字石原字壁石産硬質砂岩砕石 砕石5号:砕石6号=1:1 比重=2.69
を行った。結果を表3に示す。
作を行った。結果を表3に示す。
メルフロー40(三井東圧化学(株):メラミン系)、
マイティー150(花王(株):ナフタレン系)、パリ
ックFP200U(藤沢薬品工業(株):アミノスルホ
ン酸系)、高性能AE減水剤である徐放型のマイティー
2000WH(花王(株):ナフタレン系+活性持続物
質)、チューポールHP−8(竹本油脂(株):ポリカ
ルボン酸系)を用いて、実施例1と同様の操作を行っ
た。結果を表3に示す。
著しい硬化遅延を起こすことなく、優れた分散効果とス
ランプ保持効果を示し、更に顕著な材料分離抵抗性を有
することを見い出した。本発明によって得られるセメン
ト混和剤は、既存のセメント減水剤に比較して、低添加
量で高い流動効果を示し、フローの残存率が高く、且つ
1日強度が優れるという特性を有する。すなわち、モル
タル、コンクリートなどのセメント組成物に対して、硬
化遅延をもたらすことなく、高い初期流動性と優れたス
ランプ保持性を有する。更には、材料分離抵抗性にも優
れる。それ故、本発明によって得られるセメント混和剤
を土木や建築関係の工事等に使用した場合に、作業性を
著しく改善することができる。
(A)と共重合可能なポリオキシアルキレンと不飽和塩
基酸のエステル(B)としては、一般式(II) それぞれ独立に、 X6、X7:COOY、H、CH3 X8:H、CH3 R1:炭素数1〜6のアルキル基、H、 Y:アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、
アミン、置換アミンn:2〜300の整数 で示される化合物、すなわち、メトキシポリエチレング
リコールモノメタクリレート、メトキシポリエチレング
リコールモノアクリレート、フェノキシポリエチレング
リコールモノアクリレート、フェノキシポリエチレング
リコールモノメタクリレート等を用いることができる。
とホルムアルデヒド付加縮合が可能な単量体(C)とし
ては、一般式(III) ここで、X9〜X14:それぞれ独立にH、CH2OH
またはCH2SO3Yから選ばれる Y:アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、
アミン、置換アミンで示される化合物、すなわち、メラ
ミン、メチロール基含有メラミン、スルフォメチル基含
有メラミン等を用いることができる。スルフォメチル基
含有メラミンの場合は、その塩類も用いることができ
る。塩類としては、無機塩類、すなわち、カリウム、ナ
トリウム、マグネシウム等のアルカリ金属塩類またはア
ルカリ土類金属塩類、または有機塩類、すなわち、アン
モニウム塩、モノエタノールアミン塩、ジエタノールア
ミン塩等も用いることができる。
3Y、スルフォン基またはそのアルカリ金属塩、アルカ
リ土類金属塩、アンモニウム塩、アミン、置換アミン Y:アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、
アミン、置換アミン R2:Hまたは炭素数1〜6のアルキル基 で示される化合物、すなわち、フェノール、クレゾー
ル、p−t−ブチルフェノール、p−t−アミルフェノ
ール等のアルキルフェノール類、またはそのスルホン酸
類もしくはスルホン酸の塩または、メチロール基含有フ
ェノール、スルフォメチル基含有フェノール、もしくは
それらの塩類等も用いることができる。塩類としては、
一般式(III)と同様に、その無機塩類や有機塩類も
用いることができる。なかでも、フェノール、メチロー
ル基含有フェノール、スルフォメチル基含有フェノール
またはフェノールスルホン酸及びその塩類が経済的にも
反応性からも好ましい。
属、アンモニウム、アミン、置換アミン R3:Hまたは炭素数1〜6のアルキル基 すなわち、スルファニル酸、メタニン酸、オルタニン酸
等のアミノベンゼンスルフォン酸類、またはその塩類を
用いることができる。塩類としては、一般式(III)
と同様にその無機塩類や有機塩類を用いることができ
る。なかでも、スルファニル酸やメタニン酸およびその
塩類が経済的にも反応性からも好ましい。
組成は重要である。すなわち、ビニルトリアジンまたは
その誘導体(A):ビニルトリアジンまたはその誘導体
(A)と共重合可能なポリオキシアルキレンと不飽和塩
基酸のエステル(B):ビニルトリアジンまたはその誘
導体(A)とホルムアルデヒド付加縮合可能な単量体
(C):スルホン基を生成する化合物(D):ホルムア
ルデヒドのモル比率は、(0.005〜0.5):
(0.005〜0.5):1:(0.3〜4):(1〜
6)であることが好ましく、さらに好ましくは、(0.
01〜0.35):(0.01〜0.4):1:(0.
5〜2):(1.5〜4)が好適である。
い、表2に示すコンクリート試験用配合に基づき、40
リットルの練り上がり量となるようにセメント、粗骨
材、製造例1により得られた共重合物1と水を投入し、
90秒間練り混ぜを行い、さらに粗骨材を投入し、3分
間混練した。スランプフロー60±2cm、空気量3±
1%の高流動コンクリートを調製した。目標の空気量に
する為、連行空気量が不足した場合は山宗化学(株)社
製空気連行剤ヴィンソルを使用し、空気量が入りすぎた
場合は消泡剤としてホクコン産業(株)社製のデルクラ
イト850を用いて調整した。練り上がり後、30分毎
に90分後までスランプ、スランプフローの経時変化を
測定した。また、圧縮強度はφ10cm×高さ20cm
の円柱型供試体を作製し、1日、7日、28日で測定し
た。また、材料分離抵抗性に関しては、スランプフロー
測定時に骨材の移動の度合いを目視で観察し、◎、○、
△、×の相対評価を行った。尚、スランプ、空気量、凝
結時間及び圧縮強度の測定方法、並びに圧縮強度用供試
体の作製方法はすべて日本工業規格(JIS−A620
4)に準拠して行った。結果を表3に示す。
Claims (8)
- 【請求項1】 下記、一般式(I)で示されるビニル
トリアジンまたはその誘導体(A)、ビニルトリアジン
またはその誘導体(A)と共重合可能なポリオキシアル
キレンと不飽和塩基酸のエステル(B)、ビニルトリア
ジンまたはその誘導体(A)とホルムアルデヒド付加縮
合可能な単量体(C)及びスルホン基を生成する化合物
(D)からなるセメント混和剤。 一般式(I) X1:H、CH3 X2〜X5:それぞれ独立にH、CH2OHまたはCH
2SO3Yから選ばれる Y:アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、
アミン、置換アミン - 【請求項2】 ビニルトリアジンまたはその誘導体
(A)と共重合可能なポリオキシアルキレンと不飽和塩
基酸のエステル(B)が、下記一般式(II)で示され
る請求項1記載のセメント混和剤。 一般式(II) X6、X7:COOY、H、CH3 X8:H、CH3 R1:炭素数1〜6のアルキル基、H、 Y:アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、
アミン、置換アミン - 【請求項3】 ビニルトリアジンまたはその誘導体
(A)とホルムアルデヒド付加縮合可能な単量体(C)
が、メラミンまたはその誘導体、フェノールまたはその
誘導体、尿素またはその誘導体、アミノベンゼンスルフ
ォン酸またはその誘導体、またはアルキルアミノベンゼ
ンスルフォン酸またはその誘導体の群から選ばれる一種
または二種以上の化合物である請求項1記載のセメント
混和剤。 - 【請求項4】 スルホン基を生成する化合物(D)
が、亜硫酸ナトリウム、重亜硫酸ナトリウム、ピロ亜硫
酸ナトリウム、発煙硫酸、二酸化硫黄からなる群から選
ばれる一種または二種以上の化合物からなる請求項1記
載のセメント混和剤。 - 【請求項5】 メラミンまたはその誘導体が、下記の
一般式(III)で示される請求項3記載のセメント混
和剤。 一般式(III) ここで、X9〜X14:それぞれ独立にH、CH2OH
または、CH2SO3Yから選ばれる Y:アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、
アミン、置換アミン - 【請求項6】 フェノールまたはその誘導体が、下記
一般式(IV)で示す請求項3記載のセメント混和剤。 一般式(IV) ここで、X15:H、CH2OHまたはCH2SO
3Y、スルフォン基またはそのアルカリ金属塩、アルカ
リ土類金属塩、アンモニウム塩、アミン、置換アミン Y:アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、
アミン、置換アミンR2:Hまたは炭素数1〜6のアル
キル基 - 【請求項7】 尿素またはその誘導体が、下記一般式
(V)で示される請求項3記載のセメント混和剤。 一般式(V) ここで、X16〜X19:それぞれ独立にH、CH2O
HまたはCH2SO3Yから選ばれる Y:アルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、
アミン、置換アミン - 【請求項8】 アミノベンゼンスルフォン酸またはそ
の誘導体、またはアルキルアミノベンゼンスルフォン酸
またはその誘導体が、下記一般式(VI)で示される請
求項3記載のセメント混和剤。 一般式(VI) ここで、X20:H、アルカリ金属、アルカリ土類金
属、アンモニウム、アミン、置換アミン R3:Hまたは炭素数1〜6のアルキル基
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8334095A JPH10167789A (ja) | 1996-12-13 | 1996-12-13 | セメント混和剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8334095A JPH10167789A (ja) | 1996-12-13 | 1996-12-13 | セメント混和剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10167789A true JPH10167789A (ja) | 1998-06-23 |
Family
ID=18273480
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8334095A Pending JPH10167789A (ja) | 1996-12-13 | 1996-12-13 | セメント混和剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10167789A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012066964A (ja) * | 2010-09-24 | 2012-04-05 | Taiheiyo Materials Corp | 増粘性コンクリートの製造方法 |
-
1996
- 1996-12-13 JP JP8334095A patent/JPH10167789A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012066964A (ja) * | 2010-09-24 | 2012-04-05 | Taiheiyo Materials Corp | 増粘性コンクリートの製造方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1136507B1 (en) | Cement dispersing polymers for high flow, high strength and selfcompacting concrete | |
EP1061089B1 (en) | Multipurpose, cement dispersing polymers for high flow and high strength concrete | |
US9796628B2 (en) | Additive for hydraulically setting compositions | |
RU2613372C2 (ru) | Гидравлическая композиция | |
US20130035423A1 (en) | Rapid hydraulic binder for concrete parts and structures | |
RU2565298C2 (ru) | Диспергирующий агент для гидравлической композиции | |
WO2002102736A1 (en) | Air entraining admixture compositions | |
JP2019143151A (ja) | 無機バインダー組成物のレオロジー制御用の櫛型ポリマーの使用 | |
JP2011079721A (ja) | 早期強度用セメント混和剤 | |
JPH10158045A (ja) | セメント混和剤 | |
US20200199277A1 (en) | Copolymer, dispersant, and dispersion composition | |
JP7241643B2 (ja) | セメント用添加剤、セメント組成物、セメント強度向上方法 | |
JPH10167789A (ja) | セメント混和剤 | |
CN115073754B (zh) | 官能化聚丙烯酸系聚合物组合物 | |
JPH1179812A (ja) | セメント強化剤 | |
JPH1036156A (ja) | セメント混和剤 | |
JPH0558696A (ja) | セメント混和剤及びこれを用いたコンクリートの製造方法 | |
JP2000327387A (ja) | セメント混和剤 | |
JPH09165247A (ja) | セメント混和剤 | |
JP6362531B2 (ja) | 水硬性組成物 | |
JPH11147742A (ja) | セメント混和剤 | |
JPH1029843A (ja) | セメント混和剤 | |
JPH11130503A (ja) | セメント混和剤 | |
JPH10291846A (ja) | セメント混和剤 | |
JPH1171153A (ja) | セメント混和剤 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 7 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080525 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090525 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090525 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 9 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100525 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 9 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100525 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110525 Year of fee payment: 10 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 10 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110525 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |