JP2011041962A - レーザー加工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】噴射ノズルから噴射される液柱に沿って照射されるレーザー光線が屈折することを防止したレーザー加工装置を提供する。
【解決手段】被加工物を保持するチャックテーブルと、チャックテーブルに保持された被加工物にレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段と、チャックテーブルとレーザー光線照射手段とを相対的に加工送りする加工送り手段とを具備し、レーザー光線照射手段がレーザー光線発振手段とレーザー光線発振手段から発振されたレーザー光線を集光する集光レンズを備えた加工ヘッドとを具備するレーザー加工装置であって、加工ヘッドは集光レンズによって集光されたレーザー光線の光軸に沿って液体を噴出する噴射ノズルを備えた液柱形成機構と、液柱形成機構の下側に配設され噴射ノズルから噴射される液柱が通過する挿通路および該挿通路を囲繞して形成され吸引手段に連通する環状の吸引口を備えた水滴吸引機構とを具備している。
【選択図】図2

Description

本発明は、噴射ノズルから噴射された液柱に沿ってレーザー光線を照射して被加工物にレーザー加工を施すレーザー加工装置に関する。
半導体デバイス製造工程においては、略円板形状である半導体ウエーハの表面に格子状に配列されたストリートと呼ばれる分割予定ラインによって複数の領域が区画され、この区画された領域にIC、LSI等のデバイスを形成する。そして、半導体ウエーハをストリートに沿って切断することによりデバイスが形成された領域を分割して個々の半導体デバイスを製造している。
近年半導体ウエーハ等の板状の被加工物を分割する方法として、被加工物に形成されたストリートに沿ってパルスレーザー光線を照射することによりレーザー加工溝を形成し、このレーザー加工溝に沿ってメカニカルブレーキング装置によって割断する方法が提案されている。(例えば、特許文献1参照。)
レーザー加工装置を用いて半導体ウエーハのストリートに沿ってパルスレーザー光線を照射することによりレーザー加工溝を形成すると、半導体ウエーハへのレーザー光線の照射によりデブリが発生し、このデブリがデバイスの表面に付着してデバイスの品質を低下させるという問題がある。従って、半導体ウエーハのストリートに沿ってレーザー加工溝を形成する際には、予め半導体ウエーハの表面に保護被膜を被覆し、この保護被膜を通してレーザー光線を照射するようにしているが、半導体ウエーハの表面に保護被膜を被覆する工程を追加しなければならず、生産性が悪い。また、半導体ウエーハにレーザー光線を照射するとデバイスが加熱されるため、デバイスの品質を低下させるという問題もある。
レーザー光線を照射することにより発生するデブリの影響を解消するとともに、ウエーハ等の被加工物の加熱を防ぐレーザー加工方法として、噴射ノズルから糸状の液柱を噴射し、この液柱に沿ってレーザー光線を照射するようにしたレーザー加工方法が提案されている。このレーザー加工方法は、集光されたレーザー光線を糸状の液柱を介して被加工物まで導くので、集光レンズの焦点の位置に関係なくレーザー加工ができるメリットがあるとともに、レーザー加工時に発生する熱が冷却されるため熱によるウエーハ等の被加工物の品質低下を防止できるという利点がある。(例えば、特許文献2参照。)
特開平10−305421号公報 特開2006−255769号公報
而して、噴射ノズルから噴射される液柱はチャックテーブルに保持される被加工物の表面に衝突して飛散し、飛散した水滴が噴射ノズルの下面に付着し、この水滴が成長して落下し液柱に接触すると液柱が乱れレーザー光線が屈折して所定位置に正確に照射することができないという問題がある。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、その主たる技術的課題は、噴射ノズルから噴射される液柱に沿って照射されるレーザー光線が屈折することを防止したレーザー加工装置を提供することにある。
上記主たる技術課題を解決するため、本発明によれば、被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物にレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段と、該チャックテーブルと該レーザー光線照射手段とを相対的に加工送りする加工送り手段とを具備し、該レーザー光線照射手段がレーザー光線発振手段と該レーザー光線発振手段から発振されたレーザー光線を集光する集光レンズを備えた加工ヘッドとを具備するレーザー加工装置において、
該加工ヘッドは、該集光レンズによって集光されたレーザー光線の光軸に沿って液体を噴出する噴射ノズルを備えた液柱形成機構と、該液柱形成機構の下側に配設され該噴射ノズルから噴射される液柱が通過する挿通路および該挿通路を囲繞して形成され吸引手段に連通する環状の吸引口を備えた水滴吸引機構と、を具備している、
ことを特徴とするレーザー加工装置が提供される。
上記水滴吸引機構は、上記噴射ノズルから噴出される液柱が通過する第1の挿通路を備えた底壁と、該底壁の外周から立設して形成され上記液柱形成機構の下端部に嵌合する環状の側壁と、該底壁の下面に突出して形成され噴射ノズルから噴出される液柱が通過する第2の挿通路を備えた第1の筒体と、該第1の筒体を囲繞して配設され第1の筒体の外周面との間に環状の吸引口を形成する第2の筒体とを具備し、該環状の吸引口が上記吸引手段に連通されている。
上記第1の筒体および第2の筒体の下面は、内周から外周に向けて下方に傾斜するテーパー面に形成されていることが望ましい。
また、上記水滴吸引機構を構成する上記底壁の上面外周部に環状の支持棚が設けられ、上記環状の側壁が嵌合された上記液柱形成機構の下面と底壁の上面との間に外気導入室が形成されていることが望ましい。
本発明によるレーザー加工装置においては、加工ヘッドを構成する液柱形成機構の下側に噴射ノズルから噴射される液柱が通過する挿通路および該挿通路を囲繞して形成され吸引手段に連通する環状の吸引口を備えた水滴吸引機構を配設したので、噴射ノズルから噴射される液柱がチャックテーブルに保持された被加工物の表面に衝突して飛散し、飛散した水滴が水滴吸引機構の下面に付着するが、この水滴は環状の吸引口を通して吸引され除去される。従って、水滴が噴射ノズルから噴射される液柱に接触してレーザー光線を屈折させることがないので、レーザー光線を所定位置に正確に照射せることができる。
本発明によって構成されたレーザー加工装置の斜視図。 図1に示すレーザー加工装置に装備されるパルスレーザー光線照射手段の構成ブロック図。 図2に示すパルスレーザー光線照射手段を構成する加工ヘッドを構成する水滴吸引機構の平面図。 図3に示す水滴吸引機構のA―A断面図。
以下、本発明に従って構成されたレーザー加工装置の好適な実施形態について、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1には、本発明に従って構成されたレーザー加工装置の斜視図が示されている。図1に示すレーザー加工装置は、静止基台2と、該静止基台2に矢印Xで示す加工送り方向(X軸方向)に移動可能に配設され被加工物を保持するチャックテーブル機構3と、静止基台2に上記X軸方向と直交する矢印Yで示す割り出し送り方向(Y軸方向)に移動可能に配設されたレーザー光線照射ユニット支持機構4と、該レーザー光線照射ユニット支持機構4に矢印Zで示す集光点位置調整方向(Z軸方向)に移動可能に配設されたレーザー光線照射ユニット5とを具備している。
上記チャックテーブル機構3は、静止基台2上にX軸方向に沿って平行に配設された一対の案内レール31、31と、該案内レール31、31上にX軸方向に移動可能に配設された第一の滑動ブロック32と、該第1の滑動ブロック32上にY軸方向に移動可能に配設された第2の滑動ブロック33と、該第2の滑動ブロック33上に円筒部材34によって支持されたカバーテーブル35と、被加工物保持手段としてのチャックテーブル36を具備している。このチャックテーブル36は多孔性材料から形成された吸着チャック361を具備しており、吸着チャック361上に被加工物である例えば円盤状のウエーハを図示しない吸引手段によって保持するようになっている。このように構成されたチャックテーブル36は、円筒部材34内に配設された図示しないパルスモータによって回転せしめられる。なお、チャックテーブル36には、後述するように保護テープを介してウエーハを支持する環状のフレームを固定するためのクランプ362が配設されている。
上記第1の滑動ブロック32は、その下面に上記一対の案内レール31、31と嵌合する一対の被案内溝321、321が設けられているとともに、その上面にY軸方向に沿って平行に形成された一対の案内レール322、322が設けられている。このように構成された第1の滑動ブロック32は、被案内溝321、321が一対の案内レール31、31に嵌合することにより、一対の案内レール31、31に沿ってX軸方向に移動可能に構成される。図示の実施形態におけるチャックテーブル機構3は、第1の滑動ブロック32を一対の案内レール31、31に沿ってX軸方向に移動させるための加工送り手段37を具備している。加工送り手段37は、上記一対の案内レール31と31の間に平行に配設された雄ネジロッド371と、該雄ネジロッド371を回転駆動するためのパルスモータ372等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド371は、その一端が上記静止基台2に固定された軸受ブロック373に回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ372の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド371は、第1の滑動ブロック32の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された貫通雌ネジ穴に螺合されている。従って、パルスモータ372によって雄ネジロッド371を正転および逆転駆動することにより、第一の滑動ブロック32は案内レール31、31に沿ってX軸方向に移動せしめられる。
上記第2の滑動ブロック33は、その下面に上記第1の滑動ブロック32の上面に設けられた一対の案内レール322、322と嵌合する一対の被案内溝331、331が設けられており、この被案内溝331、331を一対の案内レール322、322に嵌合することにより、Y軸方向に移動可能に構成される。図示の実施形態におけるチャックテーブル機構3は、第2の滑動ブロック33を第1の滑動ブロック32に設けられた一対の案内レール322、322に沿ってY軸方向に移動させるための第1の割り出し送り手段38を具備している。第1の割り出し送り手段38は、上記一対の案内レール322と322の間に平行に配設された雄ネジロッド381と、該雄ネジロッド381を回転駆動するためのパルスモータ382等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド381は、その一端が上記第1の滑動ブロック32の上面に固定された軸受ブロック383に回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ382の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド381は、第2の滑動ブロック33の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された貫通雌ネジ穴に螺合されている。従って、パルスモータ382によって雄ネジロッド381を正転および逆転駆動することにより、第2の滑動ブロック33は案内レール322、322に沿ってY軸方向に移動せしめられる。
上記レーザー光線照射ユニット支持機構4は、静止基台2上にY軸方向に沿って平行に配設された一対の案内レール41、41と、該案内レール41、41上に矢印Yで示す方向に移動可能に配設された可動支持基台42を具備している。この可動支持基台42は、案内レール41、41上に移動可能に配設された移動支持部421と、該移動支持部421に取り付けられた装着部422とからなっている。装着部422は、一側面にZ軸方向に延びる一対の案内レール423、423が平行に設けられている。図示の実施形態におけるレーザー光線照射ユニット支持機構4は、可動支持基台42を一対の案内レール41、41に沿ってY軸方向に移動させるための第2の割り出し送り手段43を具備している。第2の割り出し送り手段43は、上記一対の案内レール41、41の間に平行に配設された雄ネジロッド431と、該雄ネジロッド431を回転駆動するためのパルスモータ432等の駆動源を含んでいる。雄ネジロッド431は、その一端が上記静止基台2に固定された図示しない軸受ブロックに回転自在に支持されており、その他端が上記パルスモータ432の出力軸に伝動連結されている。なお、雄ネジロッド431は、可動支持基台42を構成する移動支持部421の中央部下面に突出して設けられた図示しない雌ネジブロックに形成された雌ネジ穴に螺合されている。このため、パルスモータ432によって雄ネジロッド431を正転および逆転駆動することにより、可動支持基台42は案内レール41、41に沿ってY軸方向に移動せしめられる。
図示の実施形態におけるレーザー光線照射ユニット5は、ユニットホルダ51と、該ユニットホルダ51に取り付けられたレーザー光線照射手段52を具備している。ユニットホルダ51は、上記装着部422に設けられた一対の案内レール423、423に摺動可能に嵌合する一対の被案内溝511、511が設けられており、この被案内溝511、511を上記案内レール423、423に嵌合することにより、Z軸方向に移動可能に支持される。
図示の実施形態におけるレーザー光線照射ユニット5は、ユニットホルダ51を一対の案内レール423、423に沿ってZ軸方向に移動させるための移動手段53を具備している。移動手段53は、一対の案内レール423、423の間に配設された雄ネジロッド(図示せず)と、該雄ネジロッドを回転駆動するためのパルスモータ532等の駆動源を含んでおり、パルスモータ532によって図示しない雄ネジロッドを正転および逆転駆動することにより、ユニットホルダ51およびレーザー光線照射手段52を案内レール423、423に沿ってZ軸方向に移動せしめる。なお、図示の実施形態においてはパルスモータ532を正転駆動することによりレーザー光線照射手段52を上方に移動し、パルスモータ532を逆転駆動することによりレーザー光線照射手段52を下方に移動するようになっている。
上記レーザー光線照射手段52について、図1および図2を参照して説明する。
図示の実施形態におけるレーザー光線照射手段52は、ユニットホルダ51に固定され実質上水平に延出する円筒形状のケーシング521と、該ケーシング521内に配設されたパルスレーザー光線発振手段6と、ケーシング521の先端に装着されパルスレーザー光線発振手段6から発振されたレーザー光線を集光する加工ヘッド7を具備している。パルスレーザー光線発振手段6は、YAGレーザー発振器或いはYVO4レーザー発振器からなるパルスレーザー光線発振器61と、これに付設された繰り返し周波数設定手段62とから構成されている。このように構成されたパルスレーザー光線発振手段6は、例えば波長が532nm、繰り返し周波数は40kHz、平均出力が10Wのパルスレーザー光線を発振する。
上記加工ヘッド7は、図2に示すようにヘッドハウジング71と、該ヘッドハウジング71内に配設されパルスレーザー光線発振手段6から発振されたレーザー光線を下方に向けて方向変換する方向変換ミラー72と、該方向変換ミラー72によって方向変換されたレーザー光線を集光する集光レンズ73を具備している。ヘッドハウジング71の下部には液柱形成機構74が配設されているとともに、該液柱形成機構74の下側に水滴吸引機構75が配設されている。
ヘッドハウジング71の下部に配設される液柱形成機構74は、液体室741を形成する液体室形成ハウジング740を備えている。液体室形成ハウジング740は、円筒状の側壁742と、該側壁742の上面および下面をそれぞれ閉塞する上壁743および下壁744とからなっている。液体室形成ハウジング740を構成する上壁743には、透明板745が配設されている。液体室形成ハウジング740を構成する円形状の下壁744の中心部には、噴射ノズル746が形成されている。なお、噴射ノズル746の噴射口746aは、集光レンズ73によって集光される集光点が位置付けられるとともにレーザー光線の光軸上に形成されている。
液体室形成ハウジング740を構成する側壁742には液体室741に開口する液体導入口741aが形成されており、この液体導入口741aが液体供給手段76に接続されている。液体供給手段76は、水等の液体供給源761と、該液体供給源761と上記液体室形成ハウジング740を構成する側壁742に設けられた液体導入口741aとを接続する配管762と、該配管762中に配設された電磁開閉弁763とからなっている。電磁開閉弁763は、除勢(OFF)されている状態では液体供給源761と液体導入口741aとの連通を遮断しており、附勢(ON)されると液体供給源751と液体導入口741aとを連通するように構成されている。なお、このように構成された液体供給手段76は、例えば13MPaの圧力を有する液体を上記液体導入口741aを通して液体室741に供給する。液体供給手段76によって液体室741に供給された液体は、噴射ノズル746の噴射口746aから液柱70となって後述する水滴吸引機構75に向けて噴射される。なお、液柱70の直径は、図示の実施形態においてはφ0.05mmに設定されている。
上記液柱形成機構74の下側に配設される水滴吸引機構75は、上記噴射ノズル746から噴出される液柱70が通過する第1の挿通路751aを備えた底壁751と、該底壁751の外周から立設して形成され液柱形成機構74を構成する液体室形成ハウジング740の下端部に嵌合する環状の側壁752と、底壁751の下面に突出して形成され上記噴射ノズル746から噴出される液柱70が通過する第2の挿通路753aを備えた第1の筒体753と、該第1の筒体753を囲繞し配設され第1の筒体753の外周面との間に環状の吸引口754を形成する第2の筒体755とからなっており、これらは図示の実施形態においてはステンレス鋼によって形成されている。水滴吸引機構75を構成する底壁751の上面外周部には、環状の支持棚751bが設けられている。従って、水滴吸引機構75を構成する環状の側壁752を液柱形成機構74を構成する液体室形成ハウジング740の下端部に嵌合すると、液体室形成ハウジング740の下端が環状の支持棚751bに当接して、液体室形成ハウジング740の下面と底壁751の上面との間に外気導入室750が形成される。また、水滴吸引機構75を構成する環状の側壁752には図3に示すように90度間隔で4個の雌ネジ穴752aが形成されており、この4個の雌ネジ穴752aに締め付けボルト77が螺合するようになっている。従って、環状の側壁752を上記液柱形成機構74を構成する液体室形成ハウジング740の下端部に嵌合し、締め付けボルト77を螺合して締め付けることにより、水滴吸引機構75は液体室形成ハウジング740の下端部に装着される。なお、水滴吸引機構75の液体室形成ハウジング740の下端部への取り付け構造としては、環状の側壁752の内周面に雌ネジを形成するとともに液体室形成ハウジング740の下端部外周面に雄ネジを形成し、環状の側壁752の内周面に形成された雌ネジを液体室形成ハウジング740の下端部外周面に形成された雄ネジに螺合するように構成してもよい。
水滴吸引機構75を構成する底壁751には、図4に示すように上記外気導入室750に開口する外気導入口751cと、この外気導入口751cを外気に連通する外気導入通路751dが設けられている。また、底壁751の下面中央部には負圧室756を形成する凹部751eが形成されている。この凹部751eに上記第1の筒体753を囲繞し第1の筒体753の外周面との間に環状の吸引口754を形成する第2の筒体755が配設される。第2の筒体755は、上記第1の筒体753の外径より大きい内径を有する筒部755aと、該筒部755aの下端部に径方向が外方に突出するフランジ部755bとからなっており、該フランジ部755bの外周部が底壁751の凹部751eを形成する周縁部に溶接によって接合されている。このようにして底壁751に装着された第2の筒体755を構成する筒部755aの上端面と底壁751に形成された凹部751eの底面との間には、隙間755cが形成される。
以上のように形成された第1の筒体753および第2の筒体755の下面は、内周から外周に向けて下方に傾斜するテーパー面753dおよび755dに形成されている。なお、水滴吸引機構75を構成する底壁751には、図2および図3に示すように上記凹部751eによって形成された負圧室756と連通する複数の吸引通路755fが形成されている。この吸引通路755fは、図示の実施形態においては2個設けられており、互いに等角度の位置(図示の実施形態においては互いに180度の位置)に設けられている。このように形成された吸引通路755fは、吸引手段78に連通されている。
吸引手段78は、吸引源781と、該吸引源781と吸引通路755fを接続する配管782と、該配管782中に配設された電磁開閉弁783とからなっている。電磁開閉弁783は、除勢(OFF)されている状態では吸引源781と吸引通路755fとの連通を遮断しており、附勢(ON)されると吸引源781と吸引通路755fとを連通するように構成されている。従って、電磁開閉弁783が附勢(ON)され吸引源781と吸引通路755fが連通すると、負圧室756、第2の筒体755を構成する筒部755aの上端面と底壁751に形成された凹部751eの底面との間の隙間755cを介して第1の筒体753の外周面と第2の筒体755を構成する筒部755aの内周面との間の環状の吸引口754に負圧が作用する。このように構成された吸引手段78は、1分間に5〜10リットル吸引する。
図1に戻って説明を続けると、図示の実施形態におけるレーザー加工装置は、ケーシング521の前端部に配設され上記レーザー光線照射手段52によってレーザー加工すべき加工領域を検出する撮像手段11を備えている。この撮像手段11は、顕微鏡やCCDカメラ等の光学手段からなっており、撮像した画像信号を図示しない制御手段に送る。
図示の実施形態におけるレーザー光線照射手段52は以上のように構成されており、以下その作用について図2を参照して説明する。
液体供給手段76の電磁開閉弁763を附勢(ON)すると、液体供給源761から配管762を介して加工ヘッド7を構成する液柱形成機構74の液体室740に高圧液体が供給される。液体室740に供給された高圧液体は、噴射ノズル746の噴射口746aから液柱70となって噴出される。この液柱70は、水滴吸引機構75を構成する底壁751に形成された第1の挿通路751aおよび第1の筒体753に形成された第2の挿通路753aを通ってチャックテーブル36に保持されるウエーハWに向けて噴射される。一方、パルスレーザー光線発振手段6から発振されたパルスレーザー光線LBは、方向変換ミラー72によって集光レンズ73に導かれ、該集光レンズ73によって集光されつつ透明板745を通して液柱70に沿って照射される。従って、パルスレーザー光線LBのスポットは液柱70の直径となる。
上述したレーザー光線照射時には、吸引手段78の電磁開閉弁783が附勢(ON)され開路される。この結果、吸引源781から配管782、水滴吸引機構75を構成する吸引通路755f、負圧室756、第2の筒体755を構成する筒部755aの上端面と底壁751に形成された凹部751eの底面との間の隙間755cを介して第1の筒体753の外周面と第2の筒体755を構成する筒部755aの内周面との間の環状の吸引口754に負圧が作用する。
上述したレーザー光線照射時において、液柱形成機構74を構成する噴射ノズル746の噴射口746aから噴射される液柱70は、チャックテーブル36に保持されるウエーハWの表面に衝突して飛散し、飛散した水滴が水滴吸引機構75を構成する第1の筒体753および第2の筒体755の下面に付着し、この水滴が成長して液柱70に落下し液柱70に接触すると、液柱70が乱れてパルスレーザー光線LBが屈折し所定位置に正確に照射することができない。しかるに、図示の実施形態におけるレーザー加工装置においては、上述したように水滴吸引機構75を構成する環状の吸引口754に負圧が作用せしめられる。この結果、第1の筒体753および第2の筒体755における環状の吸引口754の近傍に付着した水滴は環状の吸引口754を通して吸引され除去されるので、水滴が落下して液柱70に接触することを防止できる。なお、第1の筒体753の下面は内周から外周に向けて下方に傾斜するテーパー面753dに形成されているので、このテーパー面753dに付着した水滴は環状の吸引口754に向けて流動するため効果的に吸引されて除去される。また、第2の筒体755の下面は内周から外周に向けて下方に傾斜するテーパー面755dに形成されているので、このテーパー面755dの外周部に付着した水滴は外周縁に向けて流動して落下するため、落下した水滴が液柱70に接触することを確実に防止できる。
また、液柱形成機構74を構成する液体室形成ハウジング740に形成された噴射ノズル746から液柱70が噴射されると、液体室形成ハウジング740と水滴吸引機構75との間に負圧が発生するが、上述した実施形態においては液柱形成機構74を構成する液体室形成ハウジング740の下面と水滴吸引機構75を構成する底壁751の上面との間に外気導入室750が形成され、該外気導入室750に外気導入通路751dを介して外気が導入されるようになっているので、負圧状態となることはない。従って、液体室形成ハウジング740と水滴吸引機構75との間に負圧が発生することによって生ずる液柱70への悪影響を防止することができる。
図示の実施形態におけるレーザー加工装置は以上のように構成されており、以下その作用について説明する。
図1に示すように被加工物としての半導体ウエーハWは、環状のフレームFに装着されたダイシングテープTの表面に貼着された状態でチャックテーブル36の吸着チャック361上に搬送され、該吸着チャック361に吸引保持される。なお、半導体ウエーハWは、表面に複数のストリートが格子状に形成されており、格子状に形成された複数のストリートによって区画された複数の領域にIC、LSI等のデバイスが形成されている。このようにして半導体ウエーハWを吸引保持したチャックテーブル36は、加工送り手段37の作動により案内レール31、31に沿って移動せしめられ撮像手段11の直下に位置付けられる。
上述したようにチャックテーブル36が撮像手段11の直下に位置付けられると、撮像手段11および図示しない制御手段によって半導体ウエーハWの所定方向に形成されているストリートと、上記加工ヘッド7との位置合わせを行うためのパターンマッチング等の画像処理を実行し、加工領域のアライメントを遂行する(アライメント工程)。また、半導体ウエーハWに形成されている上記所定方向に対して直行する方向に延びるストリートに対しても、同様に加工領域のアライメントが遂行される。
以上のようにしてチャックテーブル36上に保持されている半導体ウエーハWに形成されているストリートを検出し、加工領域のアライメントが行われたならば、半導体ウエーハWを保持したチャックテーブル36をレーザー光線照射手段52の加工領域に移動する。そして、半導体ウエーハWに形成された所定のストリートを加工ヘッド7の直下に位置付ける。そして、上述したようにレーザー光線照射手段52を構成する液体供給手段76とパルスレーザー光線発振手段6および吸引手段78を作動するとともに、加工送り手段37を作動してチャックテーブル36を加工送りする(レーザー加工工程)。この結果、図2に示すように噴射ノズル746の噴射口746aから液柱70となってチャックテーブル36に保持されたウエーハWに向けて噴出され、パルスレーザー光線発振手段6から発振されたパルスレーザー光線LBが液柱70に沿って照射されるとともに、上述したように水滴吸引機構75を構成する環状の吸引口754に負圧が作用せしめられる。このようにして噴射ノズル746の噴射口746aから噴射される液柱70はチャックテーブル36に保持されるウエーハWの表面に衝突して飛散し、飛散した水滴が水滴吸引機構75を構成する第1の筒体753および第2の筒体755の下面に付着するが、第1の筒体753および第2の筒体755における環状の吸引口754の近傍に付着した水滴は環状の吸引口754を通して吸引され除去されるので、水滴が落下して液柱70に接触することを防止できる。従って、液柱70に沿って照射されるパルスレーザー光線LBは屈折されないので、チャックテーブル36に保持された半導体ウエーハWは所定のストリートに沿って正確にレーザー加工される。
3:チャックテーブル機構
36:チャックテーブル
37:加工送り手段
38:第1の割り出し送り手段
43:第2の割り出し送り手段
5:レーザー光線照射ユニット
52:レーザー光線照射手段
7:加工ヘッド
73:集光レンズ
74:液柱形成機構
740:液体室形成ハウジング
741:液体室
746:噴射ノズル
75:水滴吸引機構
750:外気導入室
751:底壁
752:環状の側壁
753:第1の筒体
754:環状の吸引口
755:第2の筒体
76:液体供給手段
761:液体供給源
78:吸引手段

Claims (4)

  1. 被加工物を保持するチャックテーブルと、該チャックテーブルに保持された被加工物にレーザー光線を照射するレーザー光線照射手段と、該チャックテーブルと該レーザー光線照射手段とを相対的に加工送りする加工送り手段とを具備し、該レーザー光線照射手段がレーザー光線発振手段と該レーザー光線発振手段から発振されたレーザー光線を集光する集光レンズを備えた加工ヘッドとを具備するレーザー加工装置において、
    該加工ヘッドは、該集光レンズによって集光されたレーザー光線の光軸に沿って液体を噴出する噴射ノズルを備えた液柱形成機構と、該液柱形成機構の下側に配設され該噴射ノズルから噴射される液柱が通過する挿通路および該挿通路を囲繞して形成され吸引手段に連通する環状の吸引口を備えた水滴吸引機構と、を具備している、
    ことを特徴とするレーザー加工装置。
  2. 該水滴吸引機構は、該噴射ノズルから噴出される液柱が通過する第1の挿通路を備えた底壁と、該底壁の外周から立設して形成され該液柱形成機構の下端部に嵌合する環状の側壁と、該底壁の下面に突出して形成され該噴射ノズルから噴出される液柱が通過する第2の挿通路を備えた第1の筒体と、該第1の筒体を囲繞して配設され該第1の筒体の外周面との間に環状の吸引口を形成する第2の筒体とを具備し、該環状の吸引口が該吸引手段に連通されている、請求項1記載のレーザー加工装置。
  3. 該第1の筒体および該第2の筒体の下面は、内周から外周に向けて下方に傾斜するテーパー面に形成されている、請求項2記載のレーザー加工装置。
  4. 該水滴吸引機構を構成する該底壁の上面外周部に環状の支持棚が設けられ、該環状の側壁が嵌合された該液柱形成機構の下面と該底壁の上面との間に外気導入室が形成されている、請求項2又は3記載のレーザー加工装置。
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