JP2011040626A - 半導体記憶装置及び半導体記憶装置の製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置及び半導体記憶装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】フローティングゲートとコントロールゲートとのオーバーラップ量のバラツキを抑制する。
【解決手段】基板(1)と、ゲート絶縁膜(2)を介してその基板(1)の上に設けたれたフローティングゲート(20)と、トンネル絶縁膜(30)を介してそのフローティングゲート(20)の隣に設けられたコントロールゲート(50)と、そのフローティングゲート(20)の上に設けられたスペーサー絶縁膜(9)と、そのスペーサー絶縁膜(9)とそのコントロールゲート(50)との間に設けられた保護膜(7)とを具備する半導体記憶装置(MC)を構成する。そのような半導体記憶装置(MC)において、その保護膜(7)は、スペーサー絶縁膜(9)以外の部分をエッチングするときに、スペーサー絶縁膜(9)の側面のストッパーとして機能している。
【選択図】図3

Description

本発明は、半導体記憶装置及びその製造方法に関し、特に、電気的に書き込み/消去が可能な不揮発性半導体記憶装置及びその製造方法に関する。
電気的に書き込み/消去が可能な不揮発性半導体記憶装置の一種として、スプリットゲート型の不揮発性メモリ(split−gate nonvolatile memory)が知られている(例えば、特許文献1参照)。スプリットゲート型の不揮発性メモリにおいては、コントロールゲートの一部だけがフローティングゲートにオーバーラップしている。また、チャネル領域上にはフローティングゲートとコントロールゲートの一部が設けられており、フローティングゲートだけでなくその一部のコントロールゲートもスイッチングに利用される。そのため、スプリットゲート型の不揮発性メモリは、過剰消去エラーが防止されるという利点を有する。
不揮発性メモリセルトランジスタの閾値電圧は、フローティングゲートに保持されている電荷量に依存して変動する。例えばNチャネル型メモリセルの場合、プログラム動作により、フローティングゲートに電子が注入され、閾値電圧が上昇する。一方、消去動作により、フローティングゲートから電子が引き抜かれ、閾値電圧が減少する。読み出し動作時、プログラムセルに読み出し電流は流れず、消去セルには読み出し電流が流れる。よって、読み出し電流の量と所定の基準電流Irefとを比較することによって、メモリセルトランジスタに記憶されたデータをセンスすることが可能である。その基準電流Irefを生成するためのリファレンストランジスタとして、従来、メモリセルトランジスタと同じトランジスタが用いられていた(例えば、特許文献2、3参照)。そのリファレンストランジスタは、消去状態に固定される。
図1は、特許文献2で開示された半導体記憶装置を示す断面図である。図1を参照すると、半導体基板100は、フラッシュメモリセルが形成されるメモリセル領域と、ロジック装置が形成されるロジック領域に区分される。そして、その半導体基板は、アクティブ領域及びフィールド領域101にそれぞれ区分される。
そのメモリセル領域上には、スプリットゲート電極構造物130が形成される。そのスプリットゲート電極構造物130は、スプリットゲート酸化膜パターン102a、フローティングゲート104a、及びシリコン酸化膜パターン110が積層され、そのシリコン酸化膜パターン110の間のギャップの内部には、その半導体基板100と接続するソースライン120が具備される。そのソースライン120が接続される基板の部位は不純物がドーピングされていてソース領域203が形成されている。
そのスプリットゲート酸化膜パターン102aは、フラッシュメモリのフローティングゲート酸化膜パターンとして提供され、そのフローティングゲート104aは、スプリットゲートパターンによって提供される。
そのスプリットゲート電極構造物130及び半導体基板100の表面のプロファイルに沿ってシリコン酸化膜132が具備される。そのシリコン酸化膜132はロジック装置のゲート酸化膜、ワードライン酸化膜及びスプリットゲードパターンとワードラインとの間のトンネルゲートとして提供される。
そのシリコン酸化膜132が形成されているスプリットゲート電極構造物130の両側面にはコントロールゲート150が具備される。そのコントロールゲート150は下部外側面が上部外側面に比べて側方に突出された形状を有する。即ち、そのコントロールゲート150は、下部側面が側方に突出された長さだけそのコントロールゲート150のチャンネルの長さが更に拡張される。
そのフローティングゲート104aでそのコントロールゲート150と対向する一側面の上部の角(tip)は先鋭な形状を有する。このため、データ消去時にそのフローティングゲート104aに充電された電荷がその角の部分を通じてそのコントロールゲート150に容易に放出される。また、プログラムの時には、そのコントロールゲート150に印加された電圧が容易にそのフローティングゲート104aにカップリングされる。
そのロジック領域には、そのコントロールゲート150のチャンネルの長さに比べて薄い厚さを有するロジックゲートパターン152が具備される。そのコントロールゲート150の下部側面が側方に突出された形状を有するようにすることで、そのロジックゲートパターン152の厚さとは関係なく、そのコントロールゲート150のチャンネルの長さを確保することができる。
図2Aから図2Gは、特許文献2で開示された半導体装置の形成方法を説明するための断面図である。図2Aを参照すると、半導体基板100でメモリセルが形成されるメモリセル領域とロジック装置が形成されるロジック領域に区分する。その半導体基板100上に通常の素子分離工程を遂行してアクティブ領域及びフィールド領域101を形成する。その素子分離工程は望ましくはシャロートレンチ素子分離(STI)工程を使用する。
続いて、その半導体基板100上に第1シリコン酸化膜102、フローティングゲート用第1ポリシリコン膜104、及び第1窒化膜を順次形成する。続いて、通常のフォトリングラフィ工程でそのメモリセル領域に形成されている第1窒化膜の所定部位をエッチングしてフローティングゲート領域を定義するための第1窒化膜パターン106を形成する。
図2Bを参照すると、その第1窒化膜パターン106をマスクにしてそのフローティングゲート用第1ポリシリコン膜104を部分的に等方性エッチングする。その等方性エッチング工程を遂行すると、その第1窒化膜パターン106と接しているフローティングゲート用第1ポリシリコン膜104の際部位は相対的に膜のエッチング速度が遅いので、そのフローティングゲート用第1ポリシリコン膜104の際がラウンドされる。その等方性エッチングはプラズマエッチングまたは湿式エッチングを含む。
そのフローティングゲート用第1ポリシリコン膜104の際が湾曲された部位が後続工程を通じてスプリットゲートパターンの上部の角部位になる。従って、後続工程によって形成されるスプリットゲートパターンの上部の角部位は先鋭な形状を有するようになる。
図2Cを参照すると、その第1窒化膜パターン106の上部面、側面及びそのフローティングゲート用第1ポリシリコン膜104上部面に沿って第2シリコン酸化膜108を形成する。図2Dを参照すると、その第2シリコン酸化膜108を異方性エッチングしてその第1窒化膜パターン106の側面にシリコン酸化膜パターン110を形成する。この時、その異方性エッチングはそのフローティングゲート用第1ポリシリコン膜104が表面に露出され、その第1窒化膜パターン106の上部面にはその第2シリコン酸化膜108が全部除去されるように遂行する。
続いて、そのエッチング工程によって露出されたフローティングゲート用第1ポリシリコン膜104をエッチングして、順次にその第1シリコン酸化膜102をエッチングしてその半導体基板100の表面を露出させる。その工程によってそのフローティングゲート用第1ポリシリコン膜104は互いに分離される。
続いて、その分離されたフローティングゲート用第1ポリシリコン膜104の側面にシリコン酸化物112を薄い厚さに形成してそのフローティングゲート用第1ポリシリコン膜104の側面が外部に露出されないようにする。
図2Eを参照すると、その露出された半導体基板100の表面の下に不純物イオンを注入してソース領域203を形成する。続いて、そのシリコン酸化膜パターン110の間のギャップを埋め立てするように第2ポリシリコン膜を形成する。その第2ポリシリコン膜はそのソース領域203と電気的に接続する。続いて、その第2シリコン酸化膜パターンの間のギャップ内にその第2ポリシリコン膜が残っていて、その第1窒化膜パターン106の上部面は外部に露出されるように、その第2ポリシリコン膜を平坦化してソースライン120を形成する。その平坦化工程にはCMPまたはエッチバック工程がある。
図2Fを参照すると、その第1窒化膜パターン106を除去し、その第1窒化膜パターン106の下部に具備されるフローティングゲート用第1ポリシリコン膜104及び第1シリコン酸化膜102を順次除去する。従って、半導体基板100上には、スプリットゲート酸化膜パターン102a、スプリットゲートパタ−ン104a、及びシリコン酸化膜パターン110が積層され、そのシリコン酸化膜パターン110の間にはソースライン120が具備されるスプリットゲート電極構造物130が形成される。
そのスプリットゲート電極構造物130で、そのスプリットゲート酸化膜パターン102aはフラッシュメモリのフローティングゲート酸化膜に提供され、フローティングゲート104aはフラッシュメモリのフローティングゲートとして提供される。
そのエッチング工程は別途のフォトマスクパターンなしに進行される。従って、そのフローティングゲート用第1ポリシリコン膜104をエッチングするときに、そのソースライン120の上部面が一部エッチングされる。また、その第1シリコン酸化膜102をエッチングするときに、そのシリコン酸化膜パターン110の側面部位も一部エッチングされる。
図2Gを参照すると、そのスプリットゲート電極構造物130の表面及び半導体基板100表面のプロファイルに沿ってシリコン酸化膜132を形成する。そのシリコン酸化膜132はロジック素子のゲート酸化膜、ワードライン酸化膜及び第1ポリシリコン膜パターンとワードラインの間のトンネルゲートとして提供される。
続いて、そのシリコン酸化膜132上にポリシリコン膜134を形成する。そのポリシリコン膜134は、そのスプリットゲート電極構造物130のプロファイルに沿って一定の厚さに形成される。従って、そのポリシリコン膜134は、そのスプリットゲート電極構造物130が形成された部位が周辺に比べて突出されて形成される。そのポリシリコン膜134はフラッシュメモリセルのワードライン及びロジック装置のゲート電極に形成するために成膜される。
ここで、図2Eから図2Fの製造工程をより詳しく説明する。図2Hは、図2Eにおけるメモリセル領域を示している。第1窒化膜パターン106をウェットエッチングで除去し、シリコン酸化膜パターン110の側面と、フローティングゲート用第1ポリシリコン膜104の上面とが露出する(図2I)。続いて、除去した第1窒化膜パターン106直下にあるフローティングゲート用第1ポリシリコン膜104をドライエッチングで除去する(図2J)。このとき、残ったフローティングゲート用第1ポリシリコン膜104は、フローティングゲート104aとして形成される。続いて、第1シリコン酸化膜102をウェットエッチングで除去する(図2K)。このとき、シリコン酸化膜パターン110の側面が、ウェットエッチングにより後退する。
特開平9−92734号公報 特開2005−72578号公報 特開2007−273593号公報
ウェットエッチングでは、液の温度や組成などのばらつきやシリコン酸化膜パターン110の膜質のばらつきなどにより、エッチングレートがわずかにばらついており、第1シリコン酸化膜102の除去では特にそのばらつきは問題にならないが、同時にエッチングされるシリコン酸化膜パターン110側面の後退量にばらつきが生じるという影響がある(図2L)。
シリコン酸化膜パターン110側面の後退量にばらつきがあると、フローティングゲート104aとコントロールゲート150とのオーバーラップ量がばらつき(図2M)、容量比のばらつきとなり(図2N)、フラッシュ特性不良を引き起こすという問題があった。
以下に、[発明を実施するための形態]で使用される番号を用いて、[課題を解決するための手段]を説明する。これらの番号は、[特許請求の範囲]の記載と[発明を実施するための形態]との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、[特許請求の範囲]に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
上記の課題を解決するために、半導体記憶装置(MC(Memory Cell))を以下の製造方法で製造する。まず、[a]基板(1)の上に設けられたゲート絶縁膜(2)の上に、ポリシリコン膜(3)を形成した後、そのポリシリコン膜(3)の上に、第1開口部(Ra)を有する第1窒化膜(4)を形成する。そして、[b]その第1開口部(Ra)で露出しているそのポリシリコン膜(3)の表面と、その第1窒化膜(4)の側面と、その第1窒化膜(4)の上面とを覆う第1酸化膜(6)を形成した後、その第1酸化膜(6)の表面に第2窒化膜(7)を形成する。そして、[c]その第1開口部(Ra)を埋める第2酸化膜(8)を形成した後、その第2酸化膜(8)をエッチバックして、第2開口部を有するサイドウォール形状の第1スペーサー絶縁膜(9)を形成する。そして、[d]その第1スペーサー絶縁膜(9)をマスクとして作用させて、その第2窒化膜(7)とその第1酸化膜(6)とを選択的に除去した後、その第2開口部のそのポリシリコン膜(3)とそのゲート絶縁膜(2)とを選択的に除去し、その第2開口部をポリシリコン(12)で埋める。そして、[e]その第1窒化膜(4)を除去して、その第1スペーサー絶縁膜(9)の側方のその第1酸化膜(6)とその第1窒化膜(4)で覆われていたそのポリシリコン膜(3)の表面とを露出し、その第1酸化膜(6)をマスクとして作用させて、そのポリシリコン膜(3)を選択的に除去する。そして、[f]その第1スペーサー絶縁膜(9)の側方のその第1酸化膜(6)と、露出しているそのゲート絶縁膜(2)を除去する。そして、[g]トンネル絶縁膜(30)を形成した後、コントロールゲート(50)を形成する。
また、上記の課題を解決するために、基板(1)と、ゲート絶縁膜(2)を介してその基板(1)の上に設けたれたフローティングゲート(20)と、トンネル絶縁膜(30)を介してそのフローティングゲート(20)の隣に設けられたコントロールゲート(50)と、そのフローティングゲート(20)の上に設けられたスペーサー絶縁膜(9)と、そのスペーサー絶縁膜(9)とそのコントロールゲート(50)との間に設けられた保護膜(7)とを具備する半導体記憶装置(MC(Memory Cell))を構成する。そのような半導体記憶装置(MC)において、その保護膜(7)は、スペーサー絶縁膜(9)以外の部分をエッチングするときに、スペーサー絶縁膜(9)の側面のストッパーとして機能している。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、フローティングゲートとコントロールゲートとのオーバーラップ量のバラツキを抑制する効果がある。
フローティングゲートとコントロールゲートとの、オーバーラップ量が、エッチングのバラツキに左右されずに一定になることにより、各ゲートの容量比が一定になり、フラッシュ特性不良を抑制することが可能となる。
図1は、従来の半導体記憶装置を示す断面図である。 図2Aは、従来の半導体装置の形成方法を示す断面図である。 図2Bは、従来の半導体装置の形成方法を示す断面図である。 図2Cは、従来の半導体装置の形成方法を示す断面図である。 図2Dは、従来の半導体装置の形成方法を示す断面図である。 図2Eは、従来の半導体装置の形成方法を示す断面図である。 図2Fは、従来の半導体装置の形成方法を示す断面図である。 図2Gは、従来の半導体装置の形成方法を示す断面図である。 図2Hは、従来の半導体装置の詳細な製造方法を示す断面図である。 図2Iは、従来の半導体装置の詳細な製造方法を示す断面図である。 図2Jは、従来の半導体装置の詳細な製造方法を示す断面図である。 図2Kは、従来の半導体装置の詳細な製造方法を示す断面図である。 図2Lは、従来の半導体装置の構成を示す断面図である。 図2Mは、従来の半導体装置の詳細な製造方法を示す断面図である。 図2Nは、従来の半導体装置の詳細な製造方法を示す断面図である。 図3は、本実施形態のメモリセルトランジスタMCの構成を例示する断面図である。 図4Aは、メモリセルトランジスタMCの製造における第1工程の半導体構造物を例示する断面図である。 図4Bは、メモリセルトランジスタMCの製造における第2工程の半導体構造物を例示する断面図である。 図4Cは、メモリセルトランジスタMCの製造における第3工程の半導体構造物を例示する断面図である。 図4Dは、メモリセルトランジスタMCの製造における第4工程の半導体構造物を例示する断面図である。 図4Eは、メモリセルトランジスタMCの製造における第5工程の半導体構造物を例示する断面図である。 図4Fは、メモリセルトランジスタMCの製造における第6工程の半導体構造物を例示する断面図である。 図4Gは、メモリセルトランジスタMCの製造における第7工程の半導体構造物を例示する断面図である。 図4Hは、メモリセルトランジスタMCの製造における第8工程の半導体構造物を例示する断面図である。 図4Iは、メモリセルトランジスタMCの製造における第9工程の半導体構造物を例示する断面図である。 図4Jは、メモリセルトランジスタMCの製造における第10工程の半導体構造物を例示する断面図である。 図4Kは、メモリセルトランジスタMCの製造における第11工程の半導体構造物を例示する断面図である。 図4Lは、メモリセルトランジスタMCの製造における第12工程の半導体構造物を例示する断面図である。 図4Mは、メモリセルトランジスタMCの製造における第13工程の半導体構造物を例示する断面図である。 図4Nは、メモリセルトランジスタMCの製造における第14工程の半導体構造物を例示する断面図である。 図4Oは、メモリセルトランジスタMCの製造における第15工程の半導体構造物を例示する断面図である。 図4Pは、メモリセルトランジスタMCの製造における第16工程の半導体構造物を例示する断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、実施の形態を説明するための図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
図3は、本実施形態による半導体記憶装置に搭載されるメモリセルトランジスタMCの構成を例示する断面図である。メモリセルトランジスタMCは、基板1、または基板1の中のウエル1aに設けられている。より詳細には、ソースあるいはドレインとなる拡散層60a、拡散層60bが、基板1の中に形成されている。
例えば、ウエル1a(または基板1)が、pウエル(またはP型半導体基板)であるとき、拡散層60a、拡散層60bは、n型不純物領域である。拡散層60aの上には、それにつながるコンタクト12が形成されている。コンタクト12の両側には、絶縁膜であるプラグ側スペーサー11が接触している。
また、コンタクト12の両側には、プラグ側スペーサー11を介してフローティングゲート20が形成されている。つまり、フローティングゲート20とコンタクト12との間に、それらを電気的に絶縁するためのプラグ側スペーサー11が介在している。フローティングゲート20と基板1との間には、ゲート絶縁膜2が形成されている。
フローティングゲート20は、拡散層60aの一部とオーバーラップしており、このゲート絶縁膜2を通して、フローティングゲート20と拡散層60aは容量結合している。また、フローティングゲート20の上には、絶縁膜である第1スペーサー(シリコン酸化膜)9、第2スペーサー(シリコン窒化膜)7、及び、第3スペーサー(シリコン酸化膜)6、が形成されている。更に、フローティングゲート20は、プラグ側スペーサー11が配置される端部と反対側の端部が、トンネル酸化膜30に接触している。このように、フローティングゲート20は、絶縁膜で囲まれており、外部から電気的に絶縁されている。このフローティングゲート20中に保持される電荷量に依存して、メモリセルトランジスタMCの閾値電圧が変化する。
更に、フローティングゲート20の隣には、トンネル酸化膜30を介してコントロールゲート50が形成されている。つまり、コントロールゲート50は、フローティングゲート20の位置を基準にしたとき、コンタクト12の反対側に設けられている。
図3に示されるように、コントロールゲート50は、一部だけがフローティングゲート20にオーバーラップするように形成されている。残りの部分は、フローティングゲート20にオーバーラップすることなく基板1の上に設けられている。トンネル酸化膜30は、コントロールゲート50とフローティングゲート20の間だけでなく、コントロールゲート50と基板1の間にもゲート絶縁膜として介在している。
このように、拡散層60aにつながるコンタクト12の両側には、一対のフローティングゲート20と一対のコントロールゲート50が設けられている。更に、コントロールゲート50の外側の基板1中には、一対の拡散層60bが形成されている。つまり、図3に示されたスプリットゲート型のメモリセルトランジスタMCには、2ビットのデータが記憶され得る。また、本実施の形態に係るメモリセルトランジスタMCは、スプリットゲート型である。チャネル領域上には、フローティングゲート20とコントロールゲート50の一部が設けられている。そのため、メモリセルトランジスタMCは、過剰消去エラーが防止されている。
なお、図3に示されるように、フローティングゲート20は、トゲ状のチップ部20aを有している。具体的には、フローティングゲート20は、コントロールゲート50とオーバーラップする部分において、フローティングゲート20からコントロールゲート50方向にとがった形状を有している。コンタクト12の両側のいずれのフローティングゲート20においても、チップ部20aは、トンネル酸化膜30側に形成されている。その結果、いずれのフローティングゲート20においても、その上面はコンタクト12の方向を向く凹面となる。
本実施形態のメモリセルトランジスタMCは、第2スペーサー(シリコン窒化膜)7を備えている。その第2スペーサー(シリコン窒化膜)7は、メモリセルトランジスタMCの製造工程において、第1スペーサー(シリコン酸化膜)9の側面を保護するストッパーとなる。それによって、第1スペーサー(シリコン酸化膜)9の側面が、過剰にエッチングされることがなくなる。そのため、エッチングのバラツキにより、第1スペーサー(シリコン酸化膜)9側面の後退は抑制される。従って、フローティングゲート20と、コントロールゲート50との、オーバーラップ量は、エッチングのバラツキに左右されずに一定にすることが可能になる。
次に、本実施形態の半導体記憶装置に搭載されるメモリセルトランジスタMCの製造方法について説明を行う。図4Aは、メモリセルトランジスタMCの製造における第1工程の半導体構造物を例示する断面図である。まず、基板1としてシリコン基板が提供され、その基板1中にウエル1aが形成される。そして、図4Aに示されるように、基板1上に、ゲート絶縁膜2が成膜される。続いて、ゲート絶縁膜2上に、第1ゲートポリシリコン膜3が形成される(膜厚1000Å)。後に示されるように、第1ゲートポリシリコン膜3は、フローティングゲート20となる。
図4Bは、メモリセルトランジスタMCの製造における第2工程の半導体構造物を例示する断面図である。図4Bに示されるように、その第2工程では、シリコン窒化膜4(膜厚4000Å)が、第1ゲートポリシリコン膜3上に堆積される。更に、全面にレジストが塗布された後、フォトリソグラフィ技術により、所定のパターンを有するレジストマスク5がシリコン窒化膜4上に設けられる。そのレジストマスク5は、領域Raにおいて開口している。
図4Cは、メモリセルトランジスタMCの製造における第3工程の半導体構造物を例示する断面図である。その第3工程では、そのレジストマスク5を用いることにより、シリコン窒化膜4に対するエッチングと、第1ゲートポリシリコン膜3の一部に対する等方的エッチングが実施される。その結果、図4Cに示されるように、領域Raにおけるシリコン窒化膜4の全てと第1ゲートポリシリコン膜3の一部が除去される。一部が除去された第1ゲートポリシリコン膜3の端部は、スロープ状になっており、フローティングゲート20のチップ部20aになる。
図4Dは、メモリセルトランジスタMCの製造における第4工程の半導体構造物を例示する断面図である。図4Dに示されるように、その第4工程では、全面に第3スペーサー(シリコン酸化膜)6が堆積される(膜厚200Å)。図4Eは、メモリセルトランジスタMCの製造における第5工程の半導体構造物を例示する断面図である。図4Eに示されるように、その第5工程では、その第3スペーサー(シリコン酸化膜)6上の全面に第2スペーサー(シリコン窒化膜)7が堆積される(膜厚100Å)。
図4Fは、メモリセルトランジスタMCの製造における第6工程の半導体構造物を例示する断面図である。図4Fに示されるように、その第6工程では、その第2スペーサー(シリコン窒化膜)7上の全面に第1酸化膜8が堆積される。図4Gは、メモリセルトランジスタMCの製造における第7工程の半導体構造物を例示する断面図である。その第7工程では、その第1酸化膜8をエッチバックすることにより、図4Gに示されるように、第1スペーサー(シリコン酸化膜)9が自己整合的に形成される。具体的には、一対の第1スペーサー(シリコン酸化膜)9が、領域Ra中の第1ゲートポリシリコン膜3の一部の上に形成されている。2つの第1スペーサー(シリコン酸化膜)9は、それぞれシリコン窒化膜4の端部に接触しており、互いに対向している。
図4Hは、メモリセルトランジスタMCの製造における第8工程の半導体構造物を例示する断面図である。その第8工程では、第1スペーサー(シリコン酸化膜)9を用いたエッチングが実施される。その結果、図4Hに示されるように、領域Raにおいて露出している第1ゲートポリシリコン膜3が除去される。
図4Iは、メモリセルトランジスタMCの製造における第9工程の半導体構造物を例示する断面図である。その第9工程では、領域Raの一部に対してイオン注入が実施される。図4Iに示されるように、ソースあるいはドレインとなる拡散層60aがPウエル中に形成される。また、全面に第2酸化膜10が堆積される。
図4Jは、メモリセルトランジスタMCの製造における第10工程の半導体構造物を例示する断面図である。その第10工程では、その第2酸化膜10をエッチバックすることにより、図4Jに示されるように、プラグ側スペーサー11が自己整合的に形成される。具体的には、一対のプラグ側スペーサー11が、領域Raにおいて互いに対向するように形成される。各々のプラグ側スペーサー11は、第1スペーサー(シリコン酸化膜)9の側面及び第1ゲートポリシリコン膜3の側面に接触している。
図4Kは、メモリセルトランジスタMCの製造における第11工程の半導体構造物を例示する断面図である。その第11工程では、ポリシリコン膜が全面に堆積された後、CMP(Chemical Mechanical Polishing)が行われる。その結果、図4Kに示されるように、プラグ側スペーサー11に挟まれるようにコンタクト12が形成される。
図4Lは、メモリセルトランジスタMCの製造における第12工程の半導体構造物を例示する断面図である。その第12工程では、図4Lに示されるように、領域Ra外のシリコン窒化膜4がエッチングにより除去される。更に、第1スペーサー(シリコン酸化膜)9、第2スペーサー(シリコン窒化膜)7、及び、第3スペーサー(シリコン酸化膜)6をマスクとして用いるドライエッチングにより、領域Ra外の第1ゲートポリシリコン膜3が除去される。その結果、第1スペーサー(シリコン酸化膜)9の下方に、一対のフローティングゲート20が自己整合的に形成される。その一対のフローティングゲート20は、コンタクト12の両側に、プラグ側スペーサー11を介して形成されている。また、フローティングゲート20の端部にはチップ部20aが形成されており、フローティングゲート20の上面は、コンタクト12の方向を向く凹面となる。
図4Mは、メモリセルトランジスタMCの製造における第13工程の半導体構造物を例示する断面図である。その第13工程では、ゲート絶縁膜2、及び、第3スペーサー(シリコン酸化膜)6のシリコン窒化膜4と接触していた部分が、ウェットエッチングで除去される。このウェットエッチングに、例えば、BHF液を用いた場合、第2スペーサー(シリコン窒化膜)7のエッチングレートは、第3スペーサー(シリコン酸化膜)6のシリコン窒化膜4と接触していた部分のエッチングレートに比較して、約100分の1程度になる。エッチングレートが第3スペーサー(シリコン酸化膜)6より小さい第2スペーサー(シリコン窒化膜)7は、ウェットエッチングが行われたときに、エッチングストッパとして作用する。
図4Nは、メモリセルトランジスタMCの製造における第14工程の半導体構造物を例示する断面図である。その第14工程では、図4Nに示されるようにトンネル酸化膜30が全面に成長される。図4Oは、メモリセルトランジスタMCの製造における第15工程の半導体構造物を例示する断面図である。その第15工程では、更に、図4Oに示されるように、全面に第2ゲートポリシリコン膜40が形成される。続いて、その第2ゲートポリシリコン膜40のエッチバックが行われる。
図4Pは、メモリセルトランジスタMCの製造における第16工程の半導体構造物を例示する断面図である。その第16工程では、図4Pに示されるように、コントロールゲート50が自己整合的に形成される。一対のコントロールゲート50は、一対のフローティングゲート20の外側に、第2スペーサー(シリコン窒化膜)7、及び、トンネル酸化膜30を介して形成されている。コントロールゲート50の上面が凸面となるようにエッチングが行われる。次に、フローティングゲート20及びコントロールゲート50をマスクとして用いたイオン注入が実施される。その結果、図4Pに示されるように、ソースあるいはドレインとなる拡散層60bがPウエル中に形成される。
ゲート絶縁膜2、及び、第3スペーサー(シリコン酸化膜)6のシリコン窒化膜4と接触していた部分は、ウェットエッチングで除去されるが(図4M)、そのウェットエッチングに使用する薬液には、フッ酸を主成分として希釈化した薬液が用いられる。シリコン窒化膜は、その薬液に対しては耐性があり、エッチングされない。そのため、第3スペーサー(シリコン酸化膜)6のエッチング後に露出する、第2スペーサー(シリコン窒化膜)7はエッチングされない。このようにして、図3に示されたスプリットゲート型のメモリセルトランジスタMCが形成される。
以上、本願発明の実施の形態を具体的に説明した。本願発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
MC…メモリセルトランジスタ
1…基板
1a…ウエル
2…ゲート絶縁膜
3…第1ゲートポリシリコン膜
4…シリコン窒化膜
5…レジストマスク
6…第3スペーサー(シリコン酸化膜)
7…第2スペーサー(シリコン窒化膜)
8…第1酸化膜
9…第1スペーサー(シリコン酸化膜)
10…第2酸化膜
11…プラグ側スペーサー
12…コンタクト
20…フローティングゲート
20a…チップ部
30…トンネル酸化膜
40…第2ゲートポリシリコン膜
50…コントロールゲート
60a…拡散層
60b…拡散層
Ra…領域
100…半導体基板
101…フィールド領域
102…第1シリコン酸化膜
102a…スプリットゲート酸化膜パターン
104…フローティングゲート用第1ポリシリコン膜
104a…フローティングゲート
106…第1窒化膜パターン
108…第2シリコン酸化膜
110…シリコン酸化膜パターン
112…シリコン酸化物
120…ソースライン
130…スプリットゲート電極構造物
132…シリコン酸化膜
134…ポリシリコン膜
150…コントロールゲート
152…ロジックゲートパターン
203…ソース領域

Claims (10)

  1. (a)基板の上に設けられたゲート絶縁膜の上に、ポリシリコン膜を形成した後、前記ポリシリコン膜の上に、第1開口部を有する第1窒化膜を形成するステップと、
    (b)前記第1開口部で露出している前記ポリシリコン膜の表面と、前記第1窒化膜の側面と、前記第1窒化膜の上面とを覆う第1酸化膜を形成した後、前記第1酸化膜の表面に第2窒化膜を形成するステップと、
    (c)前記第1開口部を埋める第2酸化膜を形成した後、前記第2酸化膜をエッチバックして、第2開口部を有するサイドウォール形状の第1スペーサー絶縁膜を形成するステップと、
    (d)前記第1スペーサー絶縁膜をマスクとして作用させて、前記第2窒化膜と前記第1酸化膜とを選択的に除去した後、前記第2開口部の前記ポリシリコン膜と前記ゲート絶縁膜とを選択的に除去し、前記第2開口部をポリシリコンで埋めるステップと、
    (e)前記第1窒化膜を除去して、前記第1スペーサー絶縁膜の側方の前記第1酸化膜と前記第1窒化膜で覆われていた前記ポリシリコン膜の表面とを露出し、前記第1酸化膜をマスクとして作用させて、前記ポリシリコン膜を選択的に除去するステップと、
    (f)前記第1スペーサー絶縁膜の側方の前記第1酸化膜と、露出している前記ゲート絶縁膜を除去するステップと、
    (g)トンネル絶縁膜を形成した後、コントロールゲートを形成するステップと
    を具備する
    半導体記憶装置の製造方法。
  2. 請求項1に記載の半導体記憶装置の製造方法において、
    前記(b)ステップは、
    前記ゲート絶縁膜の膜厚よりも薄い膜厚で前記第1酸化膜を形成するステップを含む
    半導体装置の製造方法。
  3. 請求項2に記載の半導体記憶装置の製造方法において、
    前記(b)ステップは、
    前記第1開口部によって露出されている前記ポリシリコン膜に、傾斜部分を形成するステップと、
    前記傾斜部分を覆うように、前記第1酸化膜を形成するステップと
    を含む
    半導体記憶装置の製造方法。
  4. 請求項3に記載の半導体記憶措置の製造方法において、
    前記(e)ステップは、
    前記第2開口部にサイドウォール絶縁膜を形成した後、前記サイドウォール絶縁膜をマスクとして作用させて、前記ゲート絶縁膜を選択的に除去するステップと、
    第2開口部に不純物を注入するステップと
    を含む
    半導体記憶装置の製造方法。
  5. 基板と、
    ゲート絶縁膜を介して前記基板の上に設けられたフローティングゲートと、
    トンネル絶縁膜を介して前記フローティングゲートの隣に設けられたコントロールゲートと、
    前記フローティングゲートの上に設けられたスペーサー絶縁膜と、
    前記スペーサー絶縁膜と前記コントロールゲートとの間に設けられた保護膜と
    を具備する
    半導体記憶装置。
  6. 請求項5に記載の半導体記憶装置において、
    前記コントロールゲートは、
    前記基板の主面の法線方向に平行投影されたときの写像が、前記フローティングゲートに重なる重なり領域を有するように配置され、
    前記スペーサー絶縁膜は、
    前記コントロールゲートの前記重なり領域の側面に対向するスペーサー側面を有し、
    前記保護膜は、
    前記スペーサー側面に接触して前記スペーサー絶縁膜を保護する
    半導体記憶装置。
  7. 請求項6に記載の半導体記憶装置において、
    前記フローティングゲートは、
    断面が鋭角な縁を有し、
    前記コントロールゲートの前記重なり領域は、
    前記縁を含む前記フローティングゲートの端部を覆う
    半導体記憶装置。
  8. 請求項7に記載の半導体記憶装置において、
    前記トンネル絶縁膜は、
    前記コントロールゲートと前記基板との間に配置される第1部分と、
    前記フローティングゲートの側面と前記コントロールゲートの間に配置される第2部分と、
    前記フローティングゲートの前記縁を覆い、前記コントロールゲートの前記重なり領域の前記側面に配置される第3部分と
    を含み、
    前記保護膜は、
    前記第3部分と前記スペーサー側面との間に配置される
    半導体記憶装置。
  9. 請求項5から8の何れか1項に記載の半導体記憶装置において、
    前記保護膜は、
    前記スペーサー絶縁膜を形成する材料のエッチングレートと異なるエッチングレートの材料で形成されている
    半導体記憶装置。
  10. 請求項5から9の何れか1項に記載の半導体記憶装置において、
    前記保護膜は、窒化膜で形成され、
    前記スペーサー絶縁膜は、酸化膜で形成されている
    半導体記憶装置。
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