JP2011040210A - 燃料電池 - Google Patents

燃料電池 Download PDF

Info

Publication number
JP2011040210A
JP2011040210A JP2009184773A JP2009184773A JP2011040210A JP 2011040210 A JP2011040210 A JP 2011040210A JP 2009184773 A JP2009184773 A JP 2009184773A JP 2009184773 A JP2009184773 A JP 2009184773A JP 2011040210 A JP2011040210 A JP 2011040210A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
pump
fuel cell
container
anode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009184773A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011040210A5 (ja
JP4956589B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Hasebe
裕之 長谷部
Nobuyasu Negishi
信保 根岸
Koichi Kawamura
公一 川村
Shigeo Fukuda
茂夫 福田
Motoi Goto
基伊 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba Development and Engineering Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Electronic Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Electronic Engineering Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2009184773A priority Critical patent/JP4956589B2/ja
Priority to EP10806399.1A priority patent/EP2463946A4/en
Priority to PCT/JP2010/062931 priority patent/WO2011016400A1/ja
Priority to CN201080018332.2A priority patent/CN102414891B/zh
Publication of JP2011040210A publication Critical patent/JP2011040210A/ja
Publication of JP2011040210A5 publication Critical patent/JP2011040210A5/ja
Priority to US13/364,919 priority patent/US8835068B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4956589B2 publication Critical patent/JP4956589B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/04Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids
    • H01M8/04082Arrangements for control of reactant parameters, e.g. pressure or concentration
    • H01M8/04201Reactant storage and supply, e.g. means for feeding, pipes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01MPROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
    • H01M8/00Fuel cells; Manufacture thereof
    • H01M8/10Fuel cells with solid electrolytes
    • H01M8/1009Fuel cells with solid electrolytes with one of the reactants being liquid, solid or liquid-charged
    • H01M8/1011Direct alcohol fuel cells [DAFC], e.g. direct methanol fuel cells [DMFC]
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Sustainable Development (AREA)
  • Sustainable Energy (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Electrochemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Fuel Cell (AREA)

Abstract

【課題】燃料の漏れがなく、燃料の供給が途絶えることのない、信頼性の高い燃料電池を提供する。
【解決手段】燃料電池は、起電部6と、燃料分配機構15と、ポンプ7とを備えている。起電部6は、アノード21、カソード24、及び電解質膜27を含んだ膜電極接合体10を有する。燃料分配機構15は、燃料排出面51Sを持ち、燃料排出面と対向した側が開口し、内面側に起電部6を収容した容器50、並びに燃料排出面の一部を開口して設けられた燃料排出口54及び容器の外面の一部を開口して設けられた燃料取入口56bを連通するように容器に形成された細管57cを有している。ポンプ7は、容器50の外面に取付けられ、燃料取入口56bに直に連結され、燃料取入口56bに燃料を送る。
【選択図】図1

Description

この発明は、燃料電池に関する。
近年、パーソナルコンピュータ、携帯電話等の携帯用電子機器の電源に、燃料電池を用いる試みがなされている。燃料電池は、携帯用電子機器を、充電なしで長時間使用可能とするものである。燃料電池は、燃料と空気を供給するだけで発電することができ、燃料のみを補充・交換すれば連続して発電できるという利点を有している。このため、小型化ができれば携帯電子機器の長時間の作動に極めて有利なシステムといえる。
特に、直接メタノール型燃料電池(DMFC:Direct Methanol Fuel Cell)は、小型化が可能であり、また燃料の取り扱いも水素ガス燃料に比べて容易なことから小型機器用電源として有望である。
DMFCの燃料の供給方法としては、液体燃料を気化してからブロア等で燃料電池内に送り込む気体供給型DMFCと、液体燃料をそのままポンプで燃料電池内に送り込む液体供給型DMFC、液体燃料をセル内で気化させる内部気化型DMFC等が知られている。このうち、液体供給型DMFCでは、燃料電池セルと燃料収容部とを管を介して接続する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、燃料電池セル及び燃料収容部間にポンプを設け、燃料電池セル及びポンプ、並びに燃料収容部及びポンプを管で連結する技術が開示されている。
特開2008−235243号公報
上記燃料電池は、ポンプにより必要時に燃料を送液することができるため、燃料供給量の制御性を高めることができる。しかしながら、燃料の漏れが生じないよう燃料電池セル及びポンプを管で連結できない場合がある。また、燃料の漏れが生じないよう連結できたとしても、燃料電池に加わる振動や衝撃等により、管が外れたり、連結部等に緩みや破損が生じる等、何らかの原因で、燃料が漏れてしまう恐れがある。さらに、管が潰れることにより、燃料の供給が途絶える恐れがある。
このため、燃料が漏れることのない、また、燃料の供給が途絶えることのない、信頼性の高い燃料電池が求められている
この発明は以上の点に鑑みなされたもので、その目的は、信頼性の高い燃料電池を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の態様に係る燃料電池は、
アノード、カソード、並びに前記アノード及びカソード間に挟持された電解質膜を含んだ膜電極接合体を有する起電部と、
前記アノードと対向した燃料排出面を持ち、前記燃料排出面と対向した側が開口し、内面側に前記起電部を収容した容器、並びに前記燃料排出面の一部を開口して設けられた燃料排出口及び前記容器の外面の一部を開口して設けられた燃料取入口を連通するように前記容器に形成された細管を有した燃料分配機構と、
前記容器の外面に取付けられ、前記燃料取入口に直に連結され、前記燃料取入口に燃料を送るポンプと、を備えていることを特徴としている。
この発明によれば、信頼性の高い燃料電池を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る燃料電池の燃料電池モジュールを示す断面図である。 上記燃料電池を示す他の断面図である。 上記燃料電池の膜電極接合体の一部の断面を概略的に示す斜視図である。 上記膜電極接合体を示す平面図である。 上記燃料電池モジュールを示す斜視図であり、容器の外面に取付けられたポンプ、バルブ及び制御部を示す図である。 上記バルブを示す断面図である。 上記ポンプを示す断面図である。
以下、図面を参照しながらこの発明の実施の形態に係る燃料電池について詳細に説明する。この実施の形態において、直接メタノール型の燃料電池について説明する。
図1及び図2に示すように、燃料電池は、燃料電池モジュール1と、燃料を収容するとともに燃料を燃料電池モジュール1に与える燃料供給源2とを備えている。燃料電池モジュール1は、燃料電池本体5と、ポンプ7と、バルブ8と、制御部9とを備えている。なお、図1は、燃料電池モジュール1のポンプ7及び制御部9を含めた断面図、図2は燃料電池モジュール1のポンプ7、制御部9及びバルブ8を含めた図1の異なる箇所の断面図である。
燃料電池本体5は、膜電極接合体(MEA:Membrane Electrode Assembly)10を有する起電部6と、集電体11と、アノード支持板12と、燃料供給部13と、保湿板18と、カバープレート19とを備えている。
図1、図2、図3及び図4に示すように、膜電極接合体10は、燃料極としてのアノード21と、アノード21に所定の隙間を置いて対向配置された空気極としてのカソード24と、アノード21及びカソード24間に挟持された電解質膜27とを有している。燃料供給源2は、管部63と、燃料62を収容するとともに管部63により燃料供給部13の燃料分配機構15に燃料を供給する燃料収容部61と、を備えている。
この実施の形態の燃料電池では、燃料分配機構15から膜電極接合体10に供給された燃料62は発電反応に消費されてしまい、その後に循環して燃料分配機構15あるいは燃料収容部61に戻されることはない。このタイプの燃料電池は燃料を循環させないことから、従来のアクティブ方式とは異なる方式であり、装置の小型化等を損なうものではない。また、液体燃料の供給にポンプ7を使用しており、従来の内部気化型のような純パッシブ方式とも異なるため、この方式の燃料電池はいわばセミパッシブ型と呼ぶことができる。
この実施の形態において、膜電極接合体10は矩形状の発電領域R1を有している。発電領域R1は、発電に有効な有効領域R2と、有効領域R2を囲んだ非有効領域R3とを有している。有効領域R2は、矩形状であり、長軸を有している。また、膜電極接合体10は1つの発電素子20を有している。発電素子20は、矩形状であり、長軸を有し、有効領域R2に重なっている。
アノード21は、アノード触媒層22と、アノード触媒層22に積層されたアノードガス拡散層23とを有している。カソード24は、カソード触媒層25と、カソード触媒層25に積層されたカソードガス拡散層26とを有している。
アノード触媒層22は、アノードガス拡散層23を介して供給される燃料を酸化させ燃料から電子とプロトンとを取り出すものである。カソード触媒層25は、酸素を還元して、電子とアノード触媒層22において発生したプロトンとを反応させて水を生成するものである。
アノード触媒層22やカソード触媒層25に含有される触媒としては、例えばPt、Ru、Rh、Ir、Os、Pd等の白金族元素の単体、白金族元素を含有する合金等が挙げられる。アノード触媒層22には、メタノールや一酸化炭素等に対して強い耐性を有するPt−RuやPt−Mo等を用いることが好ましい。カソード触媒層25には、PtやPt−Ni等を用いることが好ましい。ただし、触媒はこれらに限定されるものではなく、触媒活性を有する各種の物質を使用することができる。触媒は炭素材料のような導電性担持体を使用した担持触媒、あるいは無担持触媒のいずれであってもよい。
電解質膜27はプロトン導電膜である。電解質膜27は、アノード触媒層22において発生したプロトンをカソード触媒層25に輸送するためのものである。電解質膜27は、電子伝導性を持たず、プロトンを輸送することが可能なプロトン伝導性の材料で形成されている。
電解質膜27を形成する材料としては、例えばスルホン酸基を有するパーフルオロスルホン酸重合体のようなフッ素系樹脂(ナフィオン(商品名、デュポン社製)やフレミオン(商品名、旭硝子社製)等)、スルホン酸基を有する炭化水素系樹脂等の有機系材料、あるいはタングステン酸やリンタングステン酸等の無機系材料が挙げられる。ただし、プロトン伝導性の材料はこれらに限られるものではない。
アノードガス拡散層23は、アノード触媒層22に燃料を均一に供給する役割を果たし、アノード触媒層22の集電機能を有している。カソードガス拡散層26は、カソード触媒層25に酸化剤を均一に供給する役割を果たし、カソード触媒層25の集電機能を有している。アノードガス拡散層23及びカソードガス拡散層26は多孔質基材で構成されている。
図1及び図2に示すように、集電体11は、アノード集電体31及びカソード集電体34を有している。アノード集電体31及びカソード集電体34は、例えば、金、ニッケル等の金属材料からなる多孔質層(例えばメッシュ)又は箔体、あるいはステンレス鋼(SUS)などの導電性金属材料に金などの良導電性金属を被覆した複合材等をそれぞれ使用することができる。
燃料電池本体5内の膜電極接合体10は、絶縁性のOリング(シール材)38、39によって液密にシールされている。これらのOリング38、39によって燃料電池本体5の内部に種々のスペースや間隙が形成されている。
アノード集電体31は、発電素子20に対応し長軸を有する矩形状に形成され、複数の燃料通過孔を有している。カソード集電体34は、発電素子20に対応し長軸を有する矩形状に形成され、複数の通気孔を有している。これらアノード集電体31およびカソード集電体34により、膜電極接合体10を構成する発電素子20が接続される。
Oリング38、39は、絶縁材料として、例えばゴムで形成されている。Oリング38は、アノード集電体31の外周を囲むよう枠状に形成されている。Oリング39は、カソード集電体34の外周を囲むよう枠状に形成されている。
上記したように、膜電極接合体10及びアノード集電体31が組合さることで、燃料の気化成分は、アノード集電体31の燃料通過孔(図示せず)を通ってアノードガス拡散層23及びアノード触媒層22に供給される。このため、燃料電池本体5は、燃料の気化成分をアノードガス拡散層23及びアノード触媒層22に供給するように形成されている。
例えば、アノード集電体31と、燃料供給部13との間に、任意に図示しない気液分離膜を設けることにより、燃料の気化成分をアノードガス拡散層23及びアノード触媒層22に供給することができる。ここで、Oリング(シール材)38は、膜電極接合体10からの燃料の漏れを防止する機能を有している。
酸化剤としての空気は、カバープレート19の通気孔(図示せず)を通り、カソード集電体34の通気孔(図示せず)を通ってカソードガス拡散層26及びカソード触媒層25に供給される。ここで、Oリング(シール材)39は、膜電極接合体10からの酸化剤の漏れを防止する機能を有している。
なお、この実施の形態において、膜電極接合体10は、電解質膜27上に1個のアノード21及び1個のカソード24をそれぞれ対向して形成したMEA構造のものを示しているが、膜電極接合体10の構造は、この例に限らず、他の構造であっても良い。例えば、膜電極接合体10の構造は、同一の電解質膜27上に4個のアノード21及び4個のカソード24をそれぞれ対向して形成し、それらが電気的に直列に接続される構造であっても良い。
アノード支持板12は、矩形板状に形成されている。アノード支持板12は、アノード21及び燃料供給部13間に挟持されている。なお、アノード支持板12は、必要に応じて設けられていれば良い。
アノード支持板12は、膜電極接合体10、より詳しくはアノード21に燃料を通過させる複数の燃料通過孔(図示せず)を有している。燃料通過孔は、マトリクス状に設けられている。上述したアノード支持板12には、燃料として液体燃料62の気化成分が供給される。
ここで、液体燃料62としては、液体のメタノール等のメタノール燃料、又はメタノール水溶液に限られるものではなく、例えばエタノール水溶液や純エタノール等のエタノール燃料、プロパノール水溶液や純プロパノール等のプロパノール燃料、グリコール水溶液や純グリコール等のグリコール燃料、ジメチルエーテル、ギ酸、もしくはその他の液体燃料が挙げられる。いずれにしても、燃料電池に応じた液体燃料が使用される。液体燃料62の気化成分とは、液体燃料62として液体のメタノールを使用した場合、気化したメタノールを意味し、液体燃料62としてメタノール水溶液を使用した場合にはメタノールの気化成分と水の気化成分からなる混合ガスを意味する。
燃料供給部13は、燃料分配機構15と、燃料拡散部16とを備えている。燃料分配機構15は、アノード21に対して電解質膜27の反対側に配置されている。燃料拡散部16は、アノード21及び燃料分配機構15間に配置されている。
燃料分配機構15は、容器50と、容器50に形成された細管57a、57b、57cとを有している。容器50は、底壁51と、底壁51の外縁に設けられた周壁52とを有している。底壁51及び周壁52は一体に形成されている。底壁51は、アノード21と対向した燃料排出面51Sを持っている。容器50は、燃料排出面51Sと対向した側が開口している。容器50は、内面側に起電部6等を収容している。
細管57aは、容器50の外面の一部を開口して設けられた燃料注入口53及び燃料吐出口55aを連通するように容器50に形成されている。ここでは、燃料注入口53は周壁52に設けられ、燃料吐出口55aは底壁51に設けられている。
細管57bは、容器50の外面の一部を開口して設けられた燃料取入口55b及び燃料吐出口56aを連通するように容器50に形成されている。ここでは、燃料取入口55b及び燃料吐出口56aは底壁51に設けられている。
細管57cは、燃料排出面51Sの一部を開口して設けられた燃料排出口54及び容器50の外面の一部を開口して設けられた燃料取入口56bを連通するように容器50に形成されている。ここでは、燃料取入口56bは底壁51に設けられている。燃料排出口54は、複数個所に設けられているが、数、位置、サイズ等は種々変形可能である。燃料排出口54は、1個所にのみ設けられていてもよい。
液体燃料62は、燃料注入口53から注入される。燃料注入口53に注入された液体燃料62は、細管57a、細管57b及び細管57c等を経由して燃料排出口54に導かれる。燃料排出口54からは、液体燃料62又はその気化成分が排出される。この実施の形態においては、燃料排出口54からは液体燃料62が排出される。
燃料拡散部16は、アノード21及び燃料分配機構15間に配置されている。燃料拡散部16は、燃料分配機構15から供給される液体燃料62をより拡散してアノード21に排出するものである。なお、燃料拡散部16は必要に応じて設けられている。
燃料拡散部16は、シート状に形成されている。燃料拡散部16は、燃料排出面51S上に配置されている。上記したように、燃料拡散部16によって燃料が一層拡散された後、燃料拡散部16からアノード21に燃料(燃料ガス)が供給される。
燃料排出口54から排出される液体燃料62は、面方向に拡散された後、アノード21に供給される。このため、液体燃料62の供給量を平均化することができ、液体燃料62を方向や位置に拘わりなく、アノード21に均等に拡散させることができる。このため、膜電極接合体10における発電反応の均一性を高めることができる。
すなわち、アノード21の面内における燃料の分布が平準化され、膜電極接合体10での発電反応に必要とされる燃料を全体的に過不足なく供給することができる。従って、燃料電池の大型化や複雑化等を招くことなく、膜電極接合体10で効率的に発電反応を生起させることができる。これによって、燃料電池の出力を向上させることが可能となる。言い換えると、燃料を循環させないパッシブ型燃料電池の利点を損なうことなく、出力やその安定性を高めることができる。
保湿板18は、膜電極接合体10の外側に位置し、カソードガス拡散層26に対向配置されている。この保湿板18は、カソード触媒層25で生成された水の一部を含浸して、水の蒸散を抑制すると共に、カソードガス拡散層26に酸化剤を均一に導入することで、カソード触媒層25への酸化剤(空気)の均一拡散を促進する機能を有している。この保湿板18は、たとえば多孔質構造の部材で構成され、具体的な構成材料としては、ポリエチレンやポリプロピレンの多孔質体などが挙げられる。この実施の形態において、保湿板18は発泡ポリエチレンシートである。
カバープレート19は、保湿板18に対してカソード集電体34の反対側に位置している。カバープレート19は、外観が略箱状のものであり、例えばステンレス鋼(SUS)によって形成されている。また、カバープレート19は、酸化剤である空気を取入れるための複数の通気孔を有している。通気孔は、例えばマトリクス状に設けられている。
上述した燃料拡散部16、アノード支持板12、膜電極接合体10、アノード集電体31、カソード集電体34及び保湿板18は、それぞれの側面が周壁52によって覆われている。カバープレート19は、例えば周縁から外側に延出した複数の延出部を有しており、これら延出部が容器50の外面にかしめ加工あるいはねじ止めされている。上記のように燃料電池本体5が形成されている。
図1、図2、図5及び図7に示すように、ポンプ7は、容器50の外面に取付けられている。この実施の形態において、ポンプ7は、圧電型のポンプである。ポンプ7は、底壁51の燃料排出面51Sとは反対側の面に取付けられている。ポンプ7は、ねじ71にてねじ止めされることにより底壁51に固定されている。ポンプ7は、燃料吐出口56a及び燃料取入口56bにそれぞれ直に連結されている。
ここでは、燃料吐出口56a及び燃料取入口56bをそれぞれ囲むように、底壁51の外面側に枠状の溝部が形成されている。溝部には、それぞれOリング72が配置されている。Oリング72は、底壁51及びポンプ7間に介在されているため、燃料吐出口56a及びポンプ7間、並びに燃料取入口56b及びポンプ7間をそれぞれ液密に連結することができる。
ポンプ7は、燃料吐出口56aから導入される液体燃料62を燃料取入口56bに送液するものである。ポンプ7は燃料を循環させる循環ポンプではなく、あくまでも燃料取入口56bに液体燃料62を送液する燃料供給ポンプである。このようなポンプ7で必要時に液体燃料62を送液することによって、燃料供給量の制御性を高めることができる。
ポンプ7の種類は特に限定されるものではないが、少量の液体燃料62を制御性よく送液することができ、さらに小型軽量化が可能という観点から、上記圧電型のポンプを使用することが好ましが、その他、ロータリーポンプ(ロータリーベーンポンプ)、電気浸透流ポンプ、ダイアフラムポンプ、しごきポンプ等を使用することもできる。
ロータリーポンプはモータで羽を回転させて送液するものである。電気浸透流ポンプは電気浸透流現象を起こすシリカ等の焼結多孔体を用いたものである。ダイアフラムポンプは電磁石や圧電セラミックスによりダイアフラムを駆動して送液するものである。しごきポンプは柔軟性を有する燃料流路の一部を圧迫し、燃料をしごき送るものである。これらのうち、駆動電力や大きさ等の観点から、電気浸透流ポンプや圧電セラミックスを有するダイアフラムポンプを使用することがより好ましい。
ポンプ7は、必要時動作させて燃料供給部13に液体燃料62を供給する。このように、ポンプ7で燃料供給部13に液体燃料62を送液する場合においても、燃料供給部13は有効に機能するため、膜電極接合体10に対する燃料供給量を均一化することが可能となる。
図1、図2、図5及び図6に示すように、バルブ8は、容器50の外面に取付けられている。この実施の形態において、バルブ8は、遮断バルブである。バルブ8は、底壁51の燃料排出面51Sとは反対側の面に取付けられている。バルブ8は、バルブ8を底壁51に押さえつける押さえ枠80をねじ81にてねじ止めされることにより底壁51に固定されている。バルブ8は、燃料吐出口55a及び燃料取入口55bにそれぞれ直に連結されている。
ここでは、全てを図示しないが、燃料吐出口55a及び燃料取入口55bをそれぞれ囲むように、底壁51の外面側に枠状の溝部が形成されている。溝部には、それぞれOリング82が配置されている。Oリング82は、底壁51及びバルブ8間に介在されているため、燃料吐出口55a及びバルブ8間、並びに燃料取入口55b及びバルブ8間をそれぞれ液密に連結することができる。
バルブ8は、細管57bを介してポンプ7に連結されている。バルブ8は、燃料吐出口55aから導入される液体燃料62を燃料取入口55bに送液するかどうか開閉を切替えるものである。バルブ8は、ポンプ7に与える液体燃料62の量を制御するものである。
バルブ8は、燃料電池の安定性や信頼性を高めるものである。バルブ8は、燃料電池の未使用時にも不可避的に発生する微量な燃料の消費や上述したポンプ再運転時の吸い込み不良等を回避することも可能である。
図5に示すように、制御部9は、容器50の外面に取付けられている。この実施の形態において、制御部9は、電力変換回路である。制御部9は、底壁51の燃料排出面51Sとは反対側の面に取付けられている。制御部9は、底壁51に固定されている。制御部9は、配線91によりポンプ7に電気的に接続されている。制御部9は、配線92によりバルブ8に電気的に接続されている。制御部9は、ポンプ7の稼動、バルブ8の開閉を制御することにより、起電部6での発電量を調整するものである。
上記のように燃料電池モジュール1が形成されている。
図2に示すように、燃料供給源2は、燃料収容部61を備えている。燃料収容部61には液体燃料62が収容されている。燃料収容部61及び燃料注入口53は管部63で接続されている。このため、燃料排出面51Sには、燃料収容部61から、管部63、細管57a、バルブ8、細管57b、ポンプ7、細管57cを介して液体燃料62が導入される。上記のように燃料供給源2が形成されている。
以上のように、燃料電池モジュール1及び燃料供給源2を備えた燃料電池が形成されている。
次に、上記燃料電池による発電の仕組みについて説明する。
まず、制御部9の制御のもと、バルブ8を開状態に切替え、ポンプ7を稼動させ、燃料収容部61から管部63、細管57a、バルブ8、細管57b、ポンプ7、細管57cを介して燃料排出面51Sに液体燃料62を導入させる。液体燃料62は燃料排出面51S及び燃料拡散部16によって拡散される。
なお、図示しないが、燃料供給部13は、例えば、アノード集電体31及び燃料拡散部16間に設けられる気液分離膜を有していてもよい。これにより、燃料の気化成分をアノードガス拡散層23及びアノード触媒層22に供給することができる。
膜電極接合体10内において、燃料はアノードガス拡散層23にて拡散してアノード触媒層22に供給される。液体燃料62としてメタノール燃料を用いた場合、アノード触媒層22で式(1)に示すメタノールの内部改質反応が生じる。なお、メタノール燃料として純メタノールを使用した場合には、カソード触媒層25で生成した水や電解質膜27中の水をメタノールと反応させて式(1)の内部改質反応を生起させる。あるいは、水を必要としない他の反応機構により内部改質反応を生じさせる。
CHOH+HO → CO+6H+6e …(1)
この反応で生成した電子(e)はアノード集電体31に接続された端子(図示せず)から外部に導かれ、いわゆる電気として携帯用電子機器等を動作させた後、カソード集電体34に接続された端子(図示せず)からカソード24に導かれる。また、式(1)の内部改質反応で生成したプロトン(H)は電解質膜27を経てカソード24に導かれる。カソード24には酸化剤として空気が供給される。カソード24に到達した電子(e)とプロトン(H)は、カソード触媒層25で空気中の酸素と式(2)にしたがって反応し、この反応に伴って水が生成する。
6e+6H+(3/2)O → 3HO …(2)
上記したように、燃料電池による発電が行われる。
ここで、本願発明者等は、上記実施の形態の燃料電池を1000個用意し、各燃料電池のポンプ7及び容器50間に液体燃料62の漏れが生じたかどうか調査した。調査したところ、全ての燃料電池において、液体燃料62の漏れは無かった。
なお、比較例として、ポンプ7及び容器50を管部で接続した燃料電池を1000個用意し、各燃料電池の管部に液体燃料62の漏れが生じたかどうか調査した。調査したところ、比較例の燃料電池において、1000個中30個で液体燃料62の漏れがあった。
以上のように構成された燃料電池によれば、燃料電池は、燃料電池モジュール1及び燃料供給源2を備えている。燃料電池モジュール1は、起電部6と、燃料分配機構15と、ポンプ7とを備えている。
起電部6は、アノード21、カソード24、及び電解質膜27を含んだ膜電極接合体10を有している。燃料分配機構15は、燃料排出面51Sを持ち、燃料排出面51Sと対向した側が開口し、内面側に起電部6を収容した容器50、並びに燃料排出面51Sの一部を開口して設けられた燃料排出口54及び容器50の外面の一部を開口して設けられた燃料取入口56bを連通するように容器50に形成された細管57cを有している。ポンプ7は、容器50の外面に取付けられ、燃料取入口56bに直に連結され、燃料取入口56bに燃料を送るものである。
ポンプ7は、燃料取入口56bに直に連結されている。ポンプ7及び燃料取入口56b間に管部を介在させる構成ではない。このため、管部を介在させた場合に生じる液体燃料62の漏れ等の問題を解消することができる。さらに、上記実施の形態の燃料電池は、管部を介在させた場合に比べ、ポンプ7から燃料取入口56bへ送る際に液体燃料62にかかる抵抗を抑制することができる。
ポンプ7及び燃料吐出口56a間、バルブ8及び燃料吐出口55a間、並びにバルブ8及び燃料取入口55b間においても、同様に管部を介在させる構成ではない。
このため、液体燃料62が漏れることのない、また、液体燃料62の供給が途絶えることのない、信頼性の高い燃料電池を得ることができる。さらに、タイムラグ無しに液体燃料62の供給を行うことができる。
なお、比較例の燃料電池の管部の大型化を図ることで、信頼性の高い燃料電池を得ることができる。しかしながら、この場合、管部の大型化に起因し、機器の設計自由度の低下を招いてしまう。また、機器の設計変更を行う際、多くの機器の配置を検討する必要が生じ、設計工数の増大を招いてしまう。また、各種の機器を接続する配線類が太くならざるを得ず、配線の自由度が低下する他、機器の占有面積の増大を招いてしまう。上記のことから、管部の大型化を図ることは好ましくない。
ポンプ7は、容器50の外面に取付けられている。このため、燃料電池の小型化を図ることができる。バルブ8及び制御部9も同様に容器50の外面に取付けられている。このため、燃料電池の小型化を一層図ることができる。
ポンプ7、バルブ8及び制御部9は密集しているため、上述した配線91、92を短くすることができる。配線91、92が短い分、配線抵抗を抑制することができ、配線91、92での発熱量を抑制することができる。
燃料電池本体5、ポンプ7、バルブ8及び制御部9は、モジュールに組立てられ、燃料電池モジュール1を形成している。このため、燃料電池モジュール1として各種の製品に使用することができる。使用用途が増大する分、燃料電池モジュール1の量産化が可能となるため、製造コスト、ひいては製品コストの低減を図ることができる。
燃料電池モジュール1に不具合が生じた場合、燃料電池モジュール1を修理してもよいが、燃料電池モジュール1の交換にて対応することも可能となる。このため、燃料電池のメンテナンス性の向上を図ることができる。
上記のことから、信頼性の高い燃料電池を得ることができる。
なお、この発明は上記実施の形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化可能である。また、上記実施の形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
例えば、ポンプ7、バルブ8及び制御部9を容器50の外面に取付ける場合、底壁51の外面に限らず、周壁52の外面に取付けてもよい。
押さえ枠80は樹脂で形成されていてもよく、バルブ8を容器50に固定する際は、押さえ枠80を容器50に溶着させることで行ってもよい。ポンプ7においても、ねじ止めに限らず、図示しない樹脂製の押さえ枠を用いて容器50に固定されていてもよい。
ポンプ7及びバルブ8は、容器50に溶着させることで容器50に固定されていてもよい。
上述した実施の形態に於いて、容器50は樹脂で形成されているが、これに限らず、金属製の容器50を用い、又は、樹脂製の容器50の外面に金属板等の金属部材を設けてもよく、この場合、金属製の容器50又は金属部材にポンプ7及びバルブ8を溶着させてもよい。
押さえ枠80は金属で形成されていてもよく、この場合、押さえ枠80を、金属製の容器50又は金属部材に溶着させてバルブ8を固定してもよい。ポンプ7においても、図示しない金属製の押さえ枠を金属製の容器50又は金属部材に溶着させて固定されていてもよい。
制御部9によるポンプ7の制御は、例えば燃料電池の出力を参照して行うことが好ましい。燃料電池の出力は制御部9で検出され、この検出結果に基づいてポンプ7に制御信号が送られる。ポンプ7は制御部から送られる制御信号に基づいてオン/オフが制御される。ポンプ7の動作は燃料電池の出力に加えて、温度情報や電力供給先である電子機器の運転状態情報等に基づいて制御することで、より安定した運転が達成できる。
ポンプ7の具体的な動作制御方法としては、例えば燃料電池からの出力が所定の規定値より高くなった場合にポンプ7を停止または送液量を低下させ、出力が規定値より低くなった場合にポンプ7の運転を再開または送液量を増加させる方法が挙げられる。別の動作制御方法としては、燃料電池からの出力の変化率がプラスの場合にポンプ7の運転を停止または送液量を低下させ、出力の変化率がマイナスになった場合にポンプ7の運転を再開または送液量を増加させる方法が挙げられる。
燃料収容部61や管部63に、燃料収容部61内の圧力を外気とバランスさせるバランスバルブを装着することが好ましい。バランスバルブは、例えば燃料収容部61に設置されている。図示しないが、バランスバルブは、バルブ可動片と、燃料収容部61内の圧力に応じてバルブ可動片を動作させるスプリングと、バルブ可動片をシールして閉状態とするシール部とを有している。
この発明は、直接メタノール型の燃料電池に限定されるものではなく、他の燃料電池に適用可能である。そして、液体燃料62も、必ずしもメタノール燃料に限られるものではない。液体燃料62は、各種の液体燃料を使用した場合に効果を発揮し、液体燃料の種類や濃度は限定されるものではない。
また、膜電極接合体10へ供給される液体燃料においても、全て液体燃料の蒸気を供給してもよいが、一部が液体状態で供給される場合であっても本発明を適用することができる。
1…燃料電池モジュール、2…燃料供給源、5…燃料電池本体、6…起電部、7…ポンプ、8…バルブ、9…制御部、10…膜電極接合体、15…燃料分配機構、21…アノード、24…カソード、27…電解質膜、50…容器、51…底壁、51S…燃料排出面、52…周壁、53…燃料注入口、54…燃料排出口、55a,56a…燃料吐出口、55b,56b…燃料取入口、57a,57b,57c…細管、61…燃料収容部、62…液体燃料。

Claims (6)

  1. アノード、カソード、並びに前記アノード及びカソード間に挟持された電解質膜を含んだ膜電極接合体を有する起電部と、
    前記アノードと対向した燃料排出面を持ち、前記燃料排出面と対向した側が開口し、内面側に前記起電部を収容した容器、並びに前記燃料排出面の一部を開口して設けられた燃料排出口及び前記容器の外面の一部を開口して設けられた燃料取入口を連通するように前記容器に形成された細管を有した燃料分配機構と、
    前記容器の外面に取付けられ、前記燃料取入口に直に連結され、前記燃料取入口に燃料を送るポンプと、を備えていることを特徴とする燃料電池。
  2. 前記容器の外面に取付けられ、前記ポンプに連結され、前記ポンプに与える燃料の量を制御するバルブをさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池。
  3. 前記容器の外面に取付けられ、前記起電部での発電量を調整する制御部をさらに備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料電池。
  4. 前記容器の外面は、前記燃料排出面とは反対側の面であることを特徴とする請求項1に記載の燃料電池。
  5. 前記燃料分配機構は、前記ポンプ及びバルブに連結され、前記容器に形成された他の細管を有していることを特徴とする請求項2に記載の燃料電池。
  6. 前記燃料を収容し、前記ポンプに連結された燃料収容部をさらに備えたことを特徴とする燃料電池。
JP2009184773A 2009-08-07 2009-08-07 燃料電池 Expired - Fee Related JP4956589B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009184773A JP4956589B2 (ja) 2009-08-07 2009-08-07 燃料電池
EP10806399.1A EP2463946A4 (en) 2009-08-07 2010-07-30 FUEL CELL
PCT/JP2010/062931 WO2011016400A1 (ja) 2009-08-07 2010-07-30 燃料電池
CN201080018332.2A CN102414891B (zh) 2009-08-07 2010-07-30 燃料电池
US13/364,919 US8835068B2 (en) 2009-08-07 2012-02-02 Fuel cell

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009184773A JP4956589B2 (ja) 2009-08-07 2009-08-07 燃料電池

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2011040210A true JP2011040210A (ja) 2011-02-24
JP2011040210A5 JP2011040210A5 (ja) 2012-01-05
JP4956589B2 JP4956589B2 (ja) 2012-06-20

Family

ID=43544295

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009184773A Expired - Fee Related JP4956589B2 (ja) 2009-08-07 2009-08-07 燃料電池

Country Status (5)

Country Link
US (1) US8835068B2 (ja)
EP (1) EP2463946A4 (ja)
JP (1) JP4956589B2 (ja)
CN (1) CN102414891B (ja)
WO (1) WO2011016400A1 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2583226B (en) * 2018-02-16 2022-11-16 Murata Manufacturing Co Fluid control apparatus
CN109860674B (zh) * 2019-01-21 2020-08-25 西安交通大学 一种弹性势能驱动直接甲醇燃料电池及其工作方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008270146A (ja) * 2007-03-26 2008-11-06 Toshiba Corp 燃料電池
JP2008277135A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Sony Corp 燃料容器および燃料電池
JP2009129735A (ja) * 2007-11-26 2009-06-11 Sony Corp 燃料容器及び燃料電池
JP2010049927A (ja) * 2008-08-21 2010-03-04 Sony Corp 燃料電池システムおよび電子機器

Family Cites Families (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6387559B1 (en) * 2000-07-18 2002-05-14 Motorola, Inc. Direct methanol fuel cell system and method of fabrication
WO2005071782A1 (ja) * 2004-01-22 2005-08-04 Nec Corporation 燃料電池用燃料カートリッジおよびそれを用いた燃料電池
JP2005332687A (ja) * 2004-05-20 2005-12-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd 燃料電池システム及び電子機器
JP2006049201A (ja) * 2004-08-06 2006-02-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 燃料電池の運転方法
JP2006269413A (ja) * 2005-02-28 2006-10-05 Sanyo Electric Co Ltd 燃料電池および燃料電池収容ケース
US7674549B2 (en) 2005-02-28 2010-03-09 Sanyo Electric Co., Ltd. Fuel cell power generation apparatus, fuel cartridge, and fuel cell system using the same
JP4223016B2 (ja) * 2005-02-28 2009-02-12 三洋電機株式会社 燃料電池発電装置および燃料電池システム
EP1891697A1 (en) * 2005-05-09 2008-02-27 Kabushiki Kaisha Toshiba Liquid fuel, fuel cartridge and fuel cell
JP2007109442A (ja) * 2005-10-11 2007-04-26 Fujifilm Corp 携帯機器、燃料補給パック、及び三脚
TWI304280B (en) * 2006-03-09 2008-12-11 Delta Electronics Inc Fuel cell and fuel supply module
WO2008081576A1 (ja) * 2006-12-28 2008-07-10 Kabushiki Kaisha Toshiba 燃料電池
JP2008235243A (ja) 2006-12-28 2008-10-02 Toshiba Corp 燃料電池
JP2008210611A (ja) * 2007-02-26 2008-09-11 Toshiba Corp 燃料電池
JP5360452B2 (ja) * 2007-07-06 2013-12-04 ソニー株式会社 燃料電池および電子機器
JP2009158420A (ja) * 2007-12-27 2009-07-16 Toshiba Corp 燃料電池
JP2009184773A (ja) 2008-02-05 2009-08-20 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
CN101278922A (zh) 2008-06-04 2008-10-08 宛六一 一种药物组合物胶囊及其制备方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008270146A (ja) * 2007-03-26 2008-11-06 Toshiba Corp 燃料電池
JP2008277135A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Sony Corp 燃料容器および燃料電池
JP2009129735A (ja) * 2007-11-26 2009-06-11 Sony Corp 燃料容器及び燃料電池
JP2010049927A (ja) * 2008-08-21 2010-03-04 Sony Corp 燃料電池システムおよび電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
EP2463946A4 (en) 2013-12-11
JP4956589B2 (ja) 2012-06-20
US8835068B2 (en) 2014-09-16
WO2011016400A1 (ja) 2011-02-10
CN102414891B (zh) 2014-09-03
EP2463946A1 (en) 2012-06-13
CN102414891A (zh) 2012-04-11
US20120135328A1 (en) 2012-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006318712A (ja) 燃料電池
JP4956589B2 (ja) 燃料電池
JP5127267B2 (ja) 燃料電池および燃料電池システム
JP2008310995A (ja) 燃料電池
JP2008016258A (ja) 燃料電池
JP2010103014A (ja) 燃料電池
JP2010244919A (ja) 燃料電池システム、燃料電池システムの制御方法
JP2009181911A (ja) 電子機器
JP2011044387A (ja) 燃料電池
JP2008218046A (ja) 燃料電池
JP2011049060A (ja) 燃料電池
JP2008218058A (ja) 燃料電池
JP2009123443A (ja) 燃料電池
JP2010238408A (ja) 燃料電池システム及びバルブ装置
WO2010084800A1 (ja) 燃料電池
JP2009158420A (ja) 燃料電池
JP2012059628A (ja) 燃料電池セル及び燃料電池
JP2009238647A (ja) 燃料電池
JP5222481B2 (ja) 燃料電池セル及び燃料電池
JP2008218049A (ja) 燃料電池セル及び燃料電池
JP2008218048A (ja) 燃料電池セル及び燃料電池
JP2009043720A (ja) 燃料電池
JP2009146616A (ja) 燃料電池
JP2010108636A (ja) 燃料電池
JP2010060003A (ja) 燃料電池用圧力調整バルブとそれを用いた燃料電池

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111110

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111110

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20111110

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20111130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120221

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120316

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4956589

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150323

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150323

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150323

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees