JP2011039634A - 電子機器及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】テキスト内の単語について表示される訳語を変更する。
【解決手段】電子辞書1は、表示部40と、英和辞書の辞書DB820と、英語のテキストデータ830とを記憶するフラッシュROM80と、ユーザに指定された指定テキストデータ830を表示部40に表示させるとともに、指定テキストデータ830内の各単語に対応する見出し語の説明情報を辞書DB820から検索し、この説明情報の一部を日本語での訳語として当該単語の対応位置に表示させるCPU20とを備える。CPU20は、何れかの訳語が変更対象訳語としてユーザに選択されると、対応位置に表示されている単語を検出し、この単語に対応する見出し語の説明情報を辞書DB820から検索して表示部40に表示させる。また、CPU20は、説明情報の一部が変更先訳語としてユーザに選択されると、変更対象訳語を変更先訳語に置換して表示制御の内容を更新する。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子機器及びプログラムに関する。
従来、電子辞書などの電子機器においては、小説などの読み物のテキストデータを外部から取り込んで表示できるようになっている。
更に、近年の電子機器では、外部から取り込まれた英文のテキストデータを表示する際に、各英単語の下側に訳語を表示できるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−21189号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術では、英文の内容に応じた適切な訳語が表示されない場合がある。
本発明の課題は、テキスト内の単語について表示される訳語を変更することのできる電子機器及びプログラムを提供することである。
請求項1記載の発明は、電子機器において、
表示手段と、
第1言語の各見出し語に第2言語の説明情報を対応付けてなる辞書情報を記憶する辞書記憶手段と、
前記第1言語のテキストデータを少なくとも1つ記憶するテキスト記憶手段と、
前記テキスト記憶手段内のテキストデータのうち、ユーザに指定された指定テキストデータを前記表示手段に表示させるとともに、当該指定テキストデータ内の各単語に対応する見出し語の説明情報を前記辞書情報から検索し、この説明情報の少なくとも一部を前記第2言語での訳語として当該単語の対応位置に表示させるテキスト・訳表示制御手段と、
前記表示手段に表示された何れかの訳語が変更対象訳語としてユーザに選択されると、当該変更対象訳語の対応位置に表示されている単語を検出し、この単語に対応する見出し語の説明情報を前記辞書情報から検索して前記表示手段に表示させる説明情報表示制御手段と、
前記説明情報表示制御手段により表示制御された説明情報の少なくとも一部が変更先訳語としてユーザに選択されると、前記変更対象訳語を前記変更先訳語に置換して前記テキスト・訳表示制御手段による表示制御の内容を更新する訳語変更手段とを備えることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の電子機器において、
前記表示手段は、タッチパネルを有しており、
前記説明情報表示制御手段は、
前記タッチパネルを介してユーザに前記変更対象訳語を選択させ、
前記訳語変更手段は、
前記テキスト・訳表示制御手段に前記変更先訳語を識別表示させることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の電子機器において、
前記指定テキストデータ内の単語と、当該単語の訳語情報とを対応付けて記憶する単語・訳語テーブルを備え、
前記訳語情報は、前記辞書情報における見出し語のうち、前記指定テキストデータ内の単語に対応する見出し語を含んでおり、
前記テキスト・訳表示制御手段は、
前記単語・訳語テーブルに基づいて、前記指定テキストデータ内で2回目以降に出現する同一種類の既出単語については、その旨を表す既出マークを、当該単語の訳語に代えて表示させ、
前記説明情報表示制御手段は、
前記表示手段に表示された何れかの前記既出マークが選択既出マークとしてユーザに選択されると、当該選択既出マークの対応位置に表示されている前記既出単語を検出し、前記単語・訳語テーブル内で当該既出単語と同じ見出し語に対応付けられた各訳語を前記表示手段に一覧表示させることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の電子機器において、
前記訳語変更手段は、
前記説明情報表示制御手段により前記表示手段に一覧表示された何れかの訳語が前記変更先訳語としてユーザに選択されると、前記選択既出マークを前記変更先訳語に置換して前記テキスト・訳表示制御手段による表示制御の内容を更新することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項3または4記載の電子機器において、
前記訳語変更手段は、
前記単語・訳語テーブルに基づいて、同じ見出し語に対応する複数の訳語を、当該訳語の内容ごとに異なる所定の色で前記テキスト・訳表示制御手段に識別表示させ、
前記説明情報表示制御手段は、
前記単語・訳語テーブルに基づいて、前記表示手段に表示される説明情報のうち、訳語として使用されている部分を、それぞれ前記所定の色で識別表示させることを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1〜5の何れか一項に記載の電子機器において、
前記テキスト・訳表示制御手段は、
前記表示手段の表示画面に、原文の文字列を表示する原文表示行と、訳語の文字列を表示する訳語表示行とを交互に形成し、
前記指定テキストデータにおける各単語を前記原文表示行に、各単語の訳語を前記訳語表示行のうち、対応する単語の近接位置に表示させるとともに、
前記訳語表示行における訳語の長さに合わせて、前記原文表示行における単語の間隔を調整することを特徴とする。
請求項7記載の発明は、プログラムであって、
表示手段を有するコンピュータに、
第1言語の各見出し語に第2言語の説明情報を対応付けてなる辞書情報を記憶する辞書記憶機能と、
前記第1言語のテキストデータを少なくとも1つ記憶するテキスト記憶機能と、
前記テキスト記憶機能により記憶されたテキストデータのうち、ユーザに指定された指定テキストデータを前記表示手段に表示させるとともに、当該指定テキストデータ内の各単語に対応する見出し語の説明情報を前記辞書情報から検索し、この説明情報の少なくとも一部を前記第2言語での訳語として当該単語の対応位置に表示させるテキスト表示制御機能と、
前記表示手段に表示された何れかの訳語が変更対象訳語としてユーザに選択されると、当該変更対象訳語の対応位置に表示されている単語を検出し、この単語に対応する見出し語の説明情報を前記辞書情報から検索して前記表示手段に表示させる説明情報表示制御機能と、
前記説明情報表示制御機能により表示制御された説明情報の少なくとも一部が変更先訳語としてユーザに選択されると、前記変更対象訳語を前記変更先訳語に置換して前記テキスト・訳表示制御機能による表示制御の内容を更新する訳語変更機能とを実現させることを特徴とする。
本発明によれば、第1言語の指定テキストデータが表示されるとともに、当該指定テキストデータ内の各単語に対応する見出し語の説明情報が辞書情報から検索され、この説明情報の少なくとも一部が第2言語での訳語として当該単語の対応位置に表示され、表示された何れかの訳語が変更対象訳語としてユーザに選択されると、当該変更対象訳語の対応位置に表示されている単語が検出され、この単語に対応する見出し語の説明情報が辞書情報から検索されて表示されるので、変更対象訳語の詳細な内容を説明情報で確認することができる。
そして、説明情報の少なくとも一部が変更先訳語としてユーザに選択されると、変更対象訳語が変更先訳語に置換されて表示されるので、指定テキストデータにおける単語の訳語を、変更対象訳語から変更先訳語に変更することができる。従って、テキスト内の単語について表示される訳語を変更することができる。
電子辞書の概観を示す平面図である。 電子辞書の内部構成を示すブロック図である。 辞書データベースのデータ構造を示す図である。 単語・訳語テーブルのデータ構造を示す図である。 テキスト・訳表示処理を示すフローチャートである。 テキスト・訳表示処理を示すフローチャートである。 表示部の表示内容を示す図である。 表示部の表示内容を示す図である。 テキスト・訳表示処理を示すフローチャートである。 テキスト・訳表示処理を示すフローチャートである。 表示部の表示内容を示す図である。 表示部の表示内容を示す図である。 表示部の表示内容を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る電子機器を電子辞書に適用した場合の実施形態について詳細に説明する。
(第1の実施形態)
先ず、本発明に係る第1の実施形態を説明する。
[外観構成]
図1は、電子辞書1の平面図である。
この図に示すように、電子辞書1は、メインディスプレイ10、サブディスプレイ11及びキー群2を備えている。
メインディスプレイ10及びサブディスプレイ11は、ユーザによるキー群2の操作に応じた文字や符号等、各種データを表示する部分であり、LCD(Liquid Crystal Display)やELD(Electronic Luminescence Display)等によって構成されている。なお、本実施の形態におけるメインディスプレイ10及びサブディスプレイ11は、いわゆるタッチパネル31(図2参照)と一体的に形成されており、手書き入力等の操作を受け付け可能となっている。
キー群2は、ユーザから電子辞書1を操作するための操作を受ける各種キーを有している。具体的には、キー群2は、訳/決定キー2bと、文字キー2cと、カーソルキー2eと、シフトキー2fと、戻るキー2gと、テキスト訳キー2h等とを有している。
訳/決定キー2bは、検索の実行や、見出し語の決定等に使用されるキーである。文字キー2cは、ユーザによる文字の入力等に使用されるキーであり、本実施の形態においては“A”〜“Z”キーを備えている。
カーソルキー2eは、画面内の反転表示位置、つまりカーソル位置の移動等に使用されるキーであり、本実施の形態においては上下左右の方向を指定可能となっている。シフトキー2fは、日本語の単語を検索対象に設定するとき等に使用されるキーである。戻るキー2gは、前回表示した画面に戻るとき等に使用されるキーである。テキスト訳キー2hは、後述のテキスト・訳表示処理(図5〜図6参照)においてテキストデータを訳語と合わせて表示するとき等に使用されるキーである。
[内部構成]
続いて、電子辞書1の内部構造について説明する。図2は、電子辞書1の内部構成を示すブロック図である。
この図に示すように、電子辞書1は、表示部40、入力部30、インターフェース50、CPU(Central Processing Unit)20、フラッシュROM(Read Only Memory)80、RAM(Random Access Memory)90を備え、各部はバス100で相互にデータ通信可能に接続されて構成されている。
表示部40は、上述のメインディスプレイ10及びサブディスプレイ11を備えており、CPU20から入力される表示信号に基づいて各種情報をメインディスプレイ10やサブディスプレイ11に表示するようになっている。
入力部30は、上述のキー群2やタッチパネル31を備えており、押下されたキーやタッチパネル31の位置に対応する信号をCPU20に出力するようになっている。
インターフェース50は、図示しない外部機器に接続するための接続端子であり、本実施の形態においては、インターネット上のサーバ(図示せず)からテキストデータを受信することができるようになっている。
CPU20は、入力される指示に応じて所定のプログラムに基づいた処理を実行し、各機能部への指示やデータの転送等を行い、電子辞書1を統括的に制御するようになっている。具体的には、CPU20は、入力部30から入力される操作信号等に応じてフラッシュROM80に格納された各種プログラムを読み出し、当該プログラムに従って処理を実行する。そして、CPU20は、処理結果をRAM90やフラッシュROM80に保存するとともに、当該処理結果を表示部40に適宜出力させる。
フラッシュROM80は、電子辞書1の各種機能を実現するためのプログラムやデータを記憶するメモリである。本実施の形態においては、フラッシュROM80は、本発明に係る情報表示プログラム81と、辞書データベース群82と、テキスト群83と、単語・訳語テーブル84等とを記憶している。
情報表示プログラム81は、後述のテキスト・訳表示処理(図5〜図6参照)をCPU20に実行させるためのプログラムである。
辞書データベース群82は、複数種類の辞書データベース820,…を有しており、本実施の形態においては、英和辞典の辞書データベース820a等を有している。これら辞書データベース820,…には、例えば図3に1例を示すように、見出し語情報が複数格納されており、各見出し語情報では、見出し語に対し、その意味内容からなる説明情報が語義ごとに区分されて対応付けられている。
テキスト群83は、複数種類のテキストデータ830,…を有しており、本実施の形態においては、「トムソーヤの冒険」についての英文のテキストデータ830a(図7(a)参照)や、「不思議な国のアリス」についての英文のテキストデータ830b(図11(a)参照)等を有している。なお、これらのテキストデータ830は、フラッシュROM80内にデフォルトで記憶されたものでもよいし、インターフェース50を介して読み込まれたものでもよい。
単語・訳語テーブル84は、図4(a)に示すように、各テキストデータ830内の原語(第1言語)での単語と、当該単語の他言語(第2言語)での訳語に関する情報(以下、訳語情報とする)などとを対応付けて記憶するようになっている。ここで、本実施の形態における単語・訳語テーブル84は、英語の単語と、日本語での訳語情報とを対応付けて記憶するようになっている。また、この単語・訳語テーブル84は、訳語情報として、訳語の位置情報を記憶しており、具体的には、テキストデータ830内の英単語に対応するとともに英和辞典の辞書データベース820a内に格納された見出し語と、当該見出し語についての日本語での説明情報のうち、何れか1つの語義の番号とを記憶している。
RAM90は、CPU20が実行する各種プログラムや、これらプログラムの実行に係るデータ等を一時的に保持するメモリ領域を備えている。
[動作]
続いて、電子辞書1の動作について、図5〜図6を参照しつつ説明する。
図5〜図6は、CPU20が情報表示プログラム81を読み出して実行するテキスト・訳表示処理の流れを示すフローチャートである。
まず、図5に示すように、テキスト・訳表示処理が実行されると、CPU20は、テキスト群83におけるテキストデータ830のタイトルをメインディスプレイ10に一覧表示させ、何れかのテキストデータ830を指定テキストデータ(以下、指定テキストデータ830Sとする)としてユーザに指定させる(ステップS1)。
次に、CPU20は、指定テキストデータ830Sをメインディスプレイ10に表示させた後(ステップS2)、テキスト訳キー2hが操作されるか否かを判定し(ステップS3)、操作されないと判定した場合(ステップS3;No)には、他の処理へ移行する。
一方、ステップS3においてテキスト訳キー2hが操作されたと判定した場合(ステップS3;Yes)には、CPU20は、後述の図7(b)等に示すように、英語(第1言語)の文字列を表示するための原文表示行101と、日本語(第2言語)の文字列を表示するための訳語表示行102とをメインディスプレイ10の表示画面内に交互に形成し、原文表示行101の先頭に表示すべき単語を指定単語として設定する(ステップS4)。なお、本実施の形態においては、原文表示行101と、訳語表示行102とは、上下に交互に形成される。
次に、CPU20は、指定単語と同一種類の単語が単語・訳語テーブル84に既に登録されているか否か、つまり指定テキストデータ830S内で指定単語が出現済みであるか否かを判定する(ステップS5)。なお、本実施の形態において同一種類の単語とは、例えば加算名詞を単数形と複数形との間で置換したものなど、辞書データベース820内で対応する見出し語が同一であるものをいう。従って、例えば「take」と「took」とは、対応する見出し語が異なるため、同一種類の単語ではない。
このステップS5において指定単語と同一種類の単語が単語・訳語テーブル84に登録されていないと判定した場合(ステップS5;No)には、CPU20は、指定単語に対応する見出し語のうち、辞書データベース820aに先頭に収録されている見出し語を検索して指定見出し語として設定し、当該指定見出し語についての先頭の語義番号を訳語の語義番号として設定する(ステップS6)。
次に、CPU20は、指定単語と、訳語情報(指定見出し語及び訳語の語義番号)とを対応付けて単語・訳語テーブル84に登録する(ステップS7)。
次に、CPU20は、指定単語を原文表示行101に表示させる(ステップS8)。また、CPU20は、単語・訳語テーブル84内の情報に基づいて、指定単語に対応する指定見出し語の説明情報のうち、先頭の語義番号の説明情報を辞書データベース820aから読み出した後、最初に出現する「、」(読点),「。」(句点),「,」(カンマ),「.」(ピリオド),「;」(セミコロン),「:」(コロン)などの記号以降の部分を削除して、残りの部分の説明情報を指定単語の訳語として抽出し、訳語表示行102のうち、指定単語の近接位置に表示させる(ステップS9)。
ここで、ステップS5から後述のステップS11までの処理が繰り返されることによって、指定テキストデータ830Sにおける直前の単語が原文表示行101に既に表示されている場合には、ステップS8の処理においてCPU20は、この単語の後ろに指定単語を表示させる。また、この直前の単語についての訳語が訳語表示行102に既に表示されている場合には、ステップS8の処理においてCPU20は、この訳語の長さに合わせて指定単語の表示位置を左右にずらして、直前の単語と指定単語との間隔を調整する。これにより、指定単語の近接位置には、直前の単語の訳語が表示されず、当該指定単語の訳語のみが表示されることとなる。
次に、CPU20は、指定テキストデータ830Sにおける次の単語を指定単語として設定した後(ステップS10)、メインディスプレイ10における末尾の表示位置まで単語または訳語が表示されたか否かを判定し(ステップS11)、表示されていないと判定した場合(ステップS11;No)には、上述のステップS5に移行する。
そして、ステップS5〜S11の処理が繰り返されてステップS7の処理が複数回行われることにより、上述のステップS5において指定単語と同一種類の単語が単語・訳語テーブル84に登録されていると判定した場合(ステップS5;Yes)には、CPU20は、上述のステップS8と同様に、指定単語を原文表示行101に表示させる(ステップS12)。また、CPU20は、指定単語が2回目以降に出現していることを示す既出マーク105(図7(b)参照)を、訳語表示行102のうち、指定単語の近接位置に表示させる(ステップS13)。これにより、指定テキストデータ830S内で2回目以降に出現する同一種類の既出単語については、訳語に代えて既出マーク105が対応位置に表示されることとなる。
また、ステップS11においてメインディスプレイ10における末尾の表示位置まで単語または訳語が表示されたと判定した場合(ステップS11;Yes)には、図6に示すように、CPU20は、訳語表示行102における既出マーク105または訳語部分がタッチされるか否かを判定する(ステップS21)。なお、本実施の形態においては、訳語部分がタッチされると、当該訳語が変更対象として選択されることとなる。また、既出マーク105がタッチされると、当該既出マーク105に置換されている訳語が変更対象として選択されることとなる。
このステップS21において既出マーク105または訳語部分がタッチされたと判定した場合(ステップS21;Yes)には、CPU20は、タッチ位置の対応位置の単語、より詳細には、原文表示行101における各単語のうち、タッチ位置に最も近い単語を指定単語として設定し、この指定単語に対応する見出し語を辞書データベース820aから検索してメインディスプレイ10に一覧表示させる(ステップS22)。なお、本実施の形態においては、このときCPU20は、後述の図8(b)などに示すように、メインディスプレイ10の左側に見出し語の一覧表示欄106を、右側に説明情報のプレビュー表示欄107を形成した後、カーソル指定される見出し語を反転表示するとともに、その説明情報をプレビュー表示欄107に表示するようになっている。
次に、一覧表示された見出し語から何れかの見出し語をユーザが選択見出し語として選択すると(ステップS23)、CPU20は、選択見出し語の説明情報を辞書データベース820aから検索してメインディスプレイ10に表示させ、先頭の語義を訳語候補として識別表示する(ステップS24)。また、このときCPU20は、カーソルキー2e等の操作に応じて訳語候補を変更し、変更後の語義を識別表示する。なお、識別表示の方法としては、下線を付しても良いし、太字で表示しても良い。
次に、説明情報における各語義から、何れかの語義をユーザが選択すると(ステップS25)、CPU20は、選択された語義の語義番号を、変更先の訳語の語義番号として設定する(ステップS26)。なお、本実施の形態においては、ステップS25において語義が選択されると、当該語義の説明情報のうち、最初に出現する記号よりも前の部分が変更先の訳語として選択されることとなる。
次に、CPU20は、単語・訳語テーブル84内で指定単語に対応する訳語情報(指定見出し語及び訳語の語義番号)を更新する(ステップS27)。なお、このステップS27において、指定テキストデータ830S内に指定単語と同一種類の単語が存在する場合には、当該単語に対応する情報をそれぞれ更新することとしても良い。指定単語に対応する情報のみを更新する場合には、各単語の訳語を個別に変更することができ、指定単語と、同一種類の単語とに対応する情報をそれぞれ更新する場合には、同一種類の単語の訳語を一括して変更することができる。
次に、CPU20は、メインディスプレイ10の表示内容をステップS21の状態に戻し、指定テキストデータ830Sと、訳語とを表示させる(ステップS28)。
次に、CPU20は、単語・訳語テーブル84内で指定単語に対応する訳語情報に基づいて、指定見出し語の説明情報のうち、訳語の語義番号の説明情報を辞書データベース820aから読み出した後、最初に出現する「、」(読点),「。」(句点),「,」(カンマ),「.」(ピリオド),「;」(セミコロン),「:」(コロン)などの記号以降の部分を削除して、残りの部分の説明情報を指定単語の訳語として抽出し、メインディスプレイ10の表示内容を更新し(ステップS29)、上述のステップS21に移行する。具体的には、このステップS29においてCPU20は、指定単語についての訳語の内容を置換して変更するとともに、変更後の訳語の長さに合わせて指定単語以降の各単語の表示位置を左右にずらして、直前の単語と指定単語との間隔を調整する。
また、上述のステップS21において既出マーク105または訳語部分がタッチされないと判定した場合(ステップS21;No)には、CPU20は、ページ送り操作がされるか否かを判定し(ステップS41)、されないと判定した場合(ステップS41;No)には、他の処理へ移行する。
また、ステップS41においてページ送り操作がされたと判定した場合(ステップS41;Yes)には、CPU20は、指示方向に応じて指定テキストデータ830Sにおける表示対象部分を前後にスクロールさせた後(ステップS42)、図5に示すように、上述のステップS4に移行する。なお、このステップS42においては、単語・訳語テーブル84内の情報をリセットしても良い。
[動作例]
続いて、上記のテキスト・訳表示処理について、具体的に説明する。
まず、図7(a)に示すように、「トムソーヤの冒険」についての英文のテキストデータ830aが指定テキストデータ830Sとして指定されると(ステップS1)、当該指定テキストデータ830Sがメインディスプレイ10に表示される(ステップS2)。
次に、テキスト訳キー2hが操作されると(ステップS3;Yes)、先頭に表示すべき単語「YOU」が指定単語として設定され(ステップS4)、当該指定単語「YOU」が単語・訳語テーブル84には未だ登録されていないと判定される(ステップS5;No)。次に、英和辞典の辞書データベース820aから指定単語「YOU」に対応する先頭の見出し語「you」が検索されて指定見出し語として設定され、その先頭の語義番号「先頭」が訳語の語義番号として設定された後(ステップS6)、これらが指定単語「YOU」に対応付けられて単語・訳語テーブル84に登録される(ステップS7。図4(a)の第1段を参照)。そして、図7(b)に示すように、指定単語「YOU」が原文表示行101に表示される(ステップS8)。また、指定単語「YOU」に対応する指定見出し語「you」の説明情報のうち、先頭の語義番号の説明情報が辞書データベース820aから読み出され、最初に出現する記号より前の部分の説明情報「あなたは」が指定単語「YOU」の訳語として抽出され、訳語表示行102のうち、指定単語「YOU」の近接位置に表示される(ステップS9)。
次に、指定テキストデータ830Sにおける次の単語「don’t」が指定単語として設定され(ステップS10)、当該指定単語「don’t」が単語・訳語テーブル84には未だ登録されていないと判定される(ステップS5;No)。次に、英和辞典の辞書データベース820aから指定単語「don’t」に対応する先頭の見出し語「don’t」が検索されて指定見出し語として設定され、その先頭の語義番号「先頭」が訳語の語義番号として設定された後(ステップS6)、これらが指定単語「don’t」に対応付けられて単語・訳語テーブル84に登録される(ステップS7。図4(a)の第2段を参照)。そして、指定単語「don’t」が原文表示行101のうち、既に表示されている単語「YOU」の後ろに表示される(ステップS8)。また、このとき、直前の単語「YOU」の訳語「あなたは」の長さに合わせて指定単語「don’’’t」の表示位置が右(後ろ)側にずらされ、直前の単語「YOU」と指定単語「don’’t」との間隔が調整される。また、指定単語「don’t」に対応する指定見出し語「don’t」の説明情報のうち、先頭の語義番号の説明情報が辞書データベース820aから読み出され、最初に出現する記号より前の部分の説明情報「do notの縮約形」が指定単語「don’t」の訳語として抽出され、訳語表示行102のうち、指定単語「don’t」の近接位置に表示される(ステップS9)。
以降、同様にして、指定テキストデータ830Sにおける単語「know」,「about」,…等が原文表示行101に表示され(ステップS8)、その訳語が訳語表示行102に表示されることにより(ステップS9)、メインディスプレイ10における末尾の表示位置まで単語または訳語が表示される(ステップS11;Yes)。
但し、このとき、指定テキストデータ830Sにおいて2度目に出現する単語、例えば「you」が指定単語として指定されると(ステップS10)、当該指定単語「you」が単語・訳語テーブル84に登録されていると判定され(ステップS5;Yes)、この指定単語「you」が原文表示行101に表示されるとともに(ステップS12)、既出マーク105が訳語表示行102のうち、指定単語「you」の近接位置に表示される(ステップS13)。
次に、図7(c),(d)に示すように、単語「without」の訳語「…を持たないで」がタッチされると(ステップS21;Yes)、タッチ位置の対応位置の単語「without」が指定単語として設定された後、対応する見出し語が辞書データベース820aから検索されて一覧表示され(ステップS22)、続いて見出し語「without」が選択見出し語として選択されると(ステップS23)、選択見出し語「without」の説明情報が辞書データベース820aから検索されてメインディスプレイ10に表示され、先頭の語義が訳語候補として下線で識別表示される(ステップS24)。
続いて、戻るキー2gが操作されてメインディスプレイ10の表示内容が図7(c)の状態に戻った後、図8(a),(b)に示すように、単語「a」の訳語「英語アルファベットの第1字」がタッチされると(ステップS21;Yes)、タッチ位置の対応位置の単語「a」が指定単語として設定された後、対応する見出し語「a,A」,「a1,an」,…が辞書データベース820aから検索されて一覧表示される(ステップS22)。なお、図8(b)では、一覧表示された見出し語のうち、先頭の見出し語「a,A」がカーソル指定され、その説明情報がプレビュー表示された状態を図示している。
次に、見出し語「a1,an」が選択見出し語として選択されると(ステップS23)、図8(c)に示すように、選択見出し語「a1,an」の説明情報が辞書データベース820aから検索されてメインディスプレイ10に表示され、先頭の語義が訳語候補として下線で識別表示される(ステップS24)。
そして、この語義がユーザによって選択されると(ステップS25)、選択された語義番号「先頭」が変更先の訳語の語義番号として設定された後(ステップS26)、指定単語「a」に対応する訳語情報が更新され、指定見出し語が「a1,an」、訳語の語義番号が「先頭」となる(ステップS27。図4(a)の第4段を参照)。
次に、メインディスプレイ10の表示内容が図8(a)の状態に戻され、指定テキストデータ830Sと、訳語とが表示される(ステップS28)。
そして、図8(d)に示すように、単語・訳語テーブル84内の情報に基づいて、指定単語「a」に対応する指定見出し語「a1,an」の説明情報のうち、訳語の語義番号「先頭」の説明情報「ある、ひとつ[1人,1匹,など]の…」が辞書データベース820aから読み出され、最初に出現する記号「、」より前の部分の説明情報「ある」が指定単語「a」の訳語として抽出され、メインディスプレイ10の表示内容が更新される(ステップS29)。
以上の電子辞書1によれば、図5のステップS1〜S11や図6のステップS21〜S24、図7(d)、図8(c)等に示したように、テキスト訳キー2hが操作されると、英語の指定テキストデータ830Sが表示されるとともに、当該指定テキストデータ830S内の各単語に対応する見出し語の説明情報が辞書データベース820aから検索され、この説明情報の少なくとも一部が日本語での訳語として当該単語の対応位置に表示され、この状態で何れかの訳語が変更対象としてユーザに選択されると、当該変更対象の訳語の対応位置に表示されている単語が検出され、この単語に対応する見出し語の説明情報が辞書データベース820aから検索されて表示されるので、変更対象の訳語の詳細な内容を説明情報で確認することができる。
そして、図6のステップS25〜S29や図8等に示したように、説明情報の少なくとも一部が変更先の訳語としてユーザに選択されると、変更対象の訳語が変更先の訳語に置換されて表示されるので、指定テキストデータ830Sにおける単語の訳語を、変更対象の訳語から変更先の訳語に変更することができる。従って、テキスト内の単語について表示される訳語を変更することができる。
また、図6のステップS21や図8(a)等に示したように、タッチパネル31を介してユーザが変更対象の訳語を選択するので、カーソルキー2e等の操作によって選択する場合と比較して、変更対象の訳語の選択を容易化することができる。
また、図5のステップS13や図7,図8に示したように、単語・訳語テーブル84に基づいて、指定テキストデータ830S内で2回目以降に出現する同一種類の既出単語については、その旨を表す既出マーク105が当該単語の訳語に代えて表示されるので、既出単語について毎回同じ訳語が表示されるのを防止して表示内容を簡略化することができる。
また、図5のステップS8〜S9や図7(b),図8(a)等に示したように、英語の文字列を表示する原文表示行101と、日本語の文字列を表示する訳語表示行102とが表示画面に交互に形成されて、指定テキストデータ830Sにおける各単語が原文表示行101に、各単語の訳語が訳語表示行102のうち、対応する単語の近接位置に表示されるとともに、訳語表示行102における訳語の長さに合わせて、原文表示行101における単語の間隔が調整されるので、単語と訳語とを近接位置に表示させることができる。従って、各単語について訳語の内容を容易に確認することができる。
(第2の実施形態)
続いて、本発明に係る電子機器の第2の実施形態について説明する。なお、上記第1の実施形態との間で互いに対応する部分が同様に構成されている場合には、同一の符号を付して、その説明を省略する。
[構成]
本実施の形態における電子辞書1AのフラッシュROM80Aは、図2に示すように、情報表示処理プログラム81Aと、単語・訳語テーブル84Aとを備えている。
情報表示処理プログラム81Aは、後述のテキスト・訳表示処理(図9〜図10参照)をCPU11に実行させるためのプログラムである。
単語・訳語テーブル84Aは、図4(b)に示すように、対応するテキストデータ830内の原語(英語)での単語と、当該単語の他言語(日本語)での訳語情報とに加え、フラッシュROM80内での単語の位置を示す情報(以下、テキスト単語位置情報とする)と、訳語をマーカ表示するための表示色(以下、マーカ表示色とする)とを対応付けて記憶するようになっている。また、この単語・訳語テーブル84Aでは、訳語情報として、テキストデータ830内の英単語に対応するとともに英和辞典の辞書データベース820a内に格納された見出し語と、当該見出し語についての日本語での説明情報のうち、一部分の内容と、を記憶している。
[動作]
続いて、電子辞書1Aの動作について、図9〜図10を参照しつつ説明する。
図9〜図10は、CPU20が情報表示プログラム81Aを読み出して実行するテキスト・訳表示処理の流れを示すフローチャートである。
まず、図9に示すように、テキスト・訳表示処理が実行されると、まずCPU20は、上記第1の実施形態におけるステップS1〜S4と同様の処理を行う。
次に、CPU20は、指定単語と同一種類の単語が単語・訳語テーブル84に登録されているか否か、つまり指定単語が出現済みであるか否かを判定する(ステップT5)。なお、本実施の形態において同一種類の単語とは、例えば加算名詞を単数形と複数形との間で置換したものなど、辞書データベース820内で対応する見出し語が同一であるものをいう。従って、例えば「take」と「took」とは、対応する見出し語が異なるため、同一種類の単語ではない。
このステップT5において指定単語と同一種類の単語が単語・訳語テーブル84に登録されていないと判定した場合(ステップT5;No)には、CPU20は、指定単語に対応する見出し語のうち、辞書データベース820aに先頭に収録されている見出し語を検索して指定見出し語として設定し、当該指定見出し語についての先頭の語義の説明情報を辞書データベース820aから読み出す(ステップT6)。
次に、CPU20は、読み出した説明情報のうち、最初に出現する「、」(読点),「。」(句点),「,」(カンマ),「.」(ピリオド),「;」(セミコロン),「:」(コロン)などの記号以降の部分を削除して、残りの部分の説明情報を指定単語の訳語として抽出する(ステップT7)。
次に、CPU20は、指定単語と、指定見出し語と、訳語と、訳語のデフォルトのマーカ表示色とを対応付けて単語・訳語テーブル84に登録する(ステップT8)。なお、本実施の形態においては、このときCPU20は、先頭の見出し語の先頭の語義が訳語として抽出されている旨の先頭マークS(図4(b)参照)を、訳語に付記して単語・訳語テーブル84に登録する。また、このときCPU20は、訳語のデフォルトのマーカ表示色として赤色を使用するようになっているが、例えば無色など、他の色を用いても良い。
次に、CPU20は、指定単語を原文表示行101に表示させる(ステップT9)。また、CPU20は、単語・訳語テーブル84内の情報に基づいて、指定単語に対応する訳語を、訳語表示行102のうち指定単語の近接位置にマーカ表示色でマーカ表示させる(ステップT10)。
ここで、ステップT5から後述のステップT12までの処理が繰り返されることによって、指定テキストデータ830Sにおける直前の単語が原文表示行101に既に表示されている場合には、ステップT9の処理においてCPU20は、この単語の後ろに指定単語を表示させる。また、この直前の単語についての訳語が訳語表示行102に既に表示されている場合には、ステップT9の処理においてCPU20は、この訳語の長さに合わせて指定単語の表示位置を左右にずらして、直前の単語と指定単語との間隔を調整する。これにより、指定単語の近接位置には、直前の単語の訳語が表示されず、当該指定単語の訳語のみが表示されることとなる。
次に、CPU20は、指定テキストデータ830Sにおける次の単語を指定単語として設定した後(ステップT11)、メインディスプレイ10における末尾の表示位置まで単語または訳語が表示されたか否かを判定し(ステップT12)、表示されていないと判定した場合(ステップT12;No)には、上述のステップT5に移行する。
そして、ステップT5〜T12の処理が繰り返されてステップT8の処理が複数回行われることにより、上述のステップT5において指定単語と同一種類の単語が単語・訳語テーブル84に登録されていると判定した場合(ステップT5;Yes)には、CPU20は、上述のステップT9と同様に、指定単語を原文表示行101に表示させる(ステップT13)。
次に、CPU20は、指定単語に対応する訳語に先頭マークSが付記されているか否かに基づいて、指定単語の訳語がユーザによる変更後の訳語(図10における後述のステップT28参照)であるか否かを判定し(ステップT14)、変更後の訳語ではないと判定した場合(ステップT14;No)には、訳語表示行102のうち、指定単語の近接位置に既出マーク105(図11(b)参照)を表示させる(ステップT15)。これにより、指定テキストデータ830S内で2回目以降に出現する同一種類の既出単語については、訳語に代えて既出マーク105が対応位置に表示されることとなる。
一方、ステップT14において指定単語の訳語が変更後の訳語であると判定した場合(ステップT14;Yes)、つまり先頭マークSが付記されていない場合には、上述のステップT10に移行する。これにより、指定テキストデータ830S内で2回目以降に出現する同一種類の既出単語であっても、後述のステップT21〜T46(図10参照)によってユーザが訳語を変更している場合には、既出マーク105に代えて訳語が表示されることとなる。
また、上述のステップT12においてメインディスプレイ10における末尾の表示位置まで単語または訳語が表示されたと判定した場合(ステップT12;Yes)には、図10に示すように、CPU20は、訳語表示行102における訳語部分がタッチされるか否かを判定する(ステップT21)。なお、本実施の形態においては、訳語部分がタッチされると、当該訳語が変更対象として選択されることとなる。
このステップT21において訳語部分がタッチされたと判定した場合(ステップT21;Yes)には、CPU20は、タッチ位置の対応位置の単語、より詳細には、原文表示行101における各単語のうち、タッチ位置に最も近い単語を指定単語として設定し、この指定単語に対応する見出し語を辞書データベース820aから検索してメインディスプレイ10に一覧表示させる(ステップT22)。なお、本実施の形態においては、このときCPU20は、後述の図11(d)などに示すように、メインディスプレイ10の左側に見出し語の一覧表示欄106を、右側に説明情報のプレビュー表示欄107を形成した後、カーソル指定される見出し語を反転表示するとともに、その説明情報をプレビュー表示欄107に表示するようになっている。
次に、一覧表示された見出し語から何れかの見出し語をユーザが選択見出し語として選択すると(ステップT23)、CPU20は、選択見出し語の説明情報を辞書データベース820aから検索してメインディスプレイ10に表示させる。また、このときCPU20は、メインディスプレイ10に表示される説明情報のうち、訳語として選択済みの部分と、選択可能な部分とを、それぞれマーカ表示させる(ステップT24)。なお、本実施の形態においては、CPU20は、選択見出し語の説明情報内で各文字列部分が何種類目の訳語として選択されているか(または選択可能であるか)によって異なるマーカ表示色を用い、識別表示するようになっている。具体的には、1種類目の訳語が選択されており、2種類目の訳語が未選択の場合には、CPU20は、1種類目の訳語として選択された部分に対しては、マーカ表示色として赤色(デフォルトの表示色)を用い、2種類目の訳語として選択可能な部分に対しては、マーカ表示色として青色を用いるようになっている。また、1種類目,2種類目の訳語が選択されており、3種類目の訳語が未選択の場合には、CPU20は、1種類目の訳語として選択された部分に対しては、マーカ表示色として赤色を用い、2種類目の訳語として選択された部分に対しては、マーカ表示色として青色を用い、3種類目の訳語として選択可能な部分に対しては、マーカ表示色として緑色を用いるようになっている。
次に、CPU20は、ページ送り操作がされるか否かを判定し(ステップT25)、されないと判定した場合(ステップT25;No)には、後述のステップT27に移行する。
また、ステップT25においてページ送り操作がされたと判定した場合(ステップT25;Yes)には、CPU20は、指示方向に応じて説明情報における表示対象部分を前後にスクロールさせた後、上記ステップT24と同様にして、メインディスプレイ10に表示される説明情報のうち、変更先の訳語として選択済みの部分と、選択可能な部分とをそれぞれマーカ表示させる(ステップT26)。
次に、説明情報における各語義から、何れかの語義をユーザが選択すると(ステップT27)、CPU20は、単語・訳語テーブル84内で指定単語に対応する訳語情報(指定見出し語及び訳語)と、訳語のマーカ表示色と、テキスト単語位置情報とを更新する(ステップT28)。これにより、内容の変更された訳語と、内容の変更されていないデフォルトの訳語(先頭の語義)とが異なるマーカ表示色で登録され、更には、同じ見出し語に対応する複数の訳語が当該訳語の内容ごとに異なるマーカ表示色で登録されることとなる。なお、本実施の形態においては、このステップT28でCPU20は、指定テキストデータ830S内に指定単語と同一種類の単語が存在する場合には、当該単語に対応する情報をそれぞれ更新するようになっている。これにより、同一種類の単語の訳語が一括して変更されることとなる。但し、このステップT28では、指定単語に対応する情報のみを更新することとしても良く、この場合には、各単語の訳語を個別に変更することができる。
次に、CPU20は、メインディスプレイ10の表示内容をステップT21の状態に戻し、指定テキストデータ830Sと、訳語とを表示させる(ステップT29)。
次に、CPU20は、単語・訳語テーブル84内の情報に基づいて、メインディスプレイ10の表示内容を更新する(ステップT30)。具体的には、このステップT30においてCPU20は、単語・訳語テーブル84内のテキスト単語位置情報などに基づいて、指定単語についての訳語の内容を置換して変更し、対応するマーカ表示色でマーカ表示(識別表示)するとともに、変更後の訳語の長さに合わせて指定単語以降の各単語の表示位置を左右にずらして、指定単語と前後の単語との間隔を調整する。なお、ステップT28で上述したように、本実施の形態においては、内容の変更された訳語と、内容の変更されていない訳語とが単語・訳語テーブル84内で異なるマーカ表示色に対応しているため、このステップT30では内容の変更された訳語が識別表示されることとなる。更には、同じ見出し語に対応する複数の訳語は当該訳語の内容ごとに別々のマーカ表示色に対応しているため、同じ見出し語に対応する複数の訳語は、当該訳語の内容ごとに異なるマーカ表示色で識別表示されることとなる。
次に、CPU20は、指定テキストデータ830Sにおける指定単語よりも後ろの部分に、指定単語と同じ見出し語に対応する単語が存在する場合には、その単語について表示される訳語を、既出マーク105に変更して表示させた後(ステップT31)、上述のステップT21に移行する。
また、上述のステップT21において訳語部分がタッチされないと判定した場合(ステップT21;No)には、CPU20は、既出マーク105がタッチされるか否かを判定する(ステップT41)。なお、本実施の形態においては、既出マーク105がタッチされると、当該既出マーク105に置換されている訳語が変更対象として選択されることとなる。
このステップT41において既出マーク105がタッチされたと判定した場合(ステップT41;Yes)には、CPU20は、タッチ位置の対応位置の単語、より詳細には、原文表示行101における各単語のうち、タッチ位置に最も近い単語を指定単語として設定し、単語・訳語テーブル84内で指定単語と同じ見出し語に対応付けられた各訳語を抽出してメインディスプレイ10に一覧表示させ、訳語を選択するための選択ボタン104(図13(b)参照)を各訳語の近接位置に表示させる(ステップT42)。また、このときCPU20は、一覧表示された訳語とは別の訳語を探す旨の選択ボタン104(図13(b)参照)をメインディスプレイ10に表示させる。
次に、CPU20は、別の訳語を探す旨の選択ボタン104が操作されるか否かを判定し(ステップT43)、操作されたと判定した場合(ステップT43;Yes)には、上述のステップT22に移行する。
また、ステップT43において別の訳語を探す旨の選択ボタン104が操作されないと判定した場合(ステップT43;No)には、CPU20は、何れかの訳語を選択するための選択ボタン104が操作されるか否かを判定する(ステップT44)。なお、本実施の形態においては、何れかの訳語を選択するための選択ボタン104が操作されると、対応する訳語が変更先の訳語として選択されることとなる。
このステップT44において、何れかの訳語を選択するための選択ボタン104が操作されないと判定した場合(ステップT44;No)、例えば戻るキー2gが操作された場合には、CPU20は、上述のステップT21に移行する一方、操作されたと判定した場合(ステップT44;Yes)には、上述のステップT28に移行する。なお、このステップT44からステップT28に移行した場合には、上述のステップT30において、指定単語に対応する既出マーク105が変更先の訳語に置換されることとなる。
また、上述のステップT41において既出マーク105がタッチされないと判定した場合(ステップT41;No)には、CPU20は、ページ送り操作がされるか否かを判定し(ステップT45)、されないと判定した場合(ステップT45;No)には、他の処理へ移行する。
また、ステップT45においてページ送り操作がされたと判定した場合(ステップT45;Yes)には、CPU20は、指示方向に応じて指定テキストデータ830Sにおける表示対象部分を前後にスクロールさせた後、図9に示すように、上述のステップS4に移行する。
[動作例]
続いて、上記のテキスト・訳表示処理について、具体的に説明する。
まず、図11(a)に示すように、「不思議な国のアリス」についての英文のテキストデータ830bが指定テキストデータ830Sとして指定されると(ステップS1)、当該指定テキストデータ830Sがメインディスプレイ10に表示される(ステップS2)。
次に、テキスト訳キー2hが操作されると(ステップS3;Yes)、先頭に表示すべき単語「He」が指定単語として設定され(ステップS4)、当該指定単語「He」が単語・訳語テーブル84には未だ登録されていないと判定される(ステップT5;No)。次に、英和辞典の辞書データベース820aから指定単語「He」に対応する先頭の見出し語「he」が検索されて指定見出し語として設定され、その先頭の語義の説明情報「彼は、…」が辞書データベース820aから読み出される(ステップT6)。次に、読み出された説明情報のうち、最初に出現する記号より前の部分の説明情報「彼は」が指定単語の訳語として抽出され(ステップT7)、図11(b)に示すように、指定単語「He」と、指定見出し語「he」と、訳語「彼は」と、訳語のマーカ表示色「赤」とが対応付けられて単語・訳語テーブル84に登録される(ステップT8。図4(b)の第1段を参照)。また、このとき、先頭の見出し語の先頭の語義が訳語として抽出されている旨の先頭マークSが、訳語に付記されて単語・訳語テーブル84に登録される。
次に、指定単語「He」が原文表示行101に表示される(ステップT9)。また、単語・訳語テーブル84内の情報に基づいて、指定単語「He」に対応する訳語「彼は」が、訳語表示行102のうち指定単語「He」の近接位置にマーカ表示色「赤」でマーカ表示される(ステップT10)。なお、この図11や、後述の図12,図13では、図示の便宜上、赤,青、緑のマーカ表示を、異なる形態の網掛けで示している。
以降、同様にして、指定テキストデータ830Sにおける単語「took」,「me」,…等が原文表示行101に表示され(ステップT9)、その訳語が訳語表示行102にマーカ表示色「赤」でマーカ表示されることにより(ステップT10)、メインディスプレイ10における末尾の表示位置まで単語または訳語が表示される(ステップT12;Yes)。
但し、このとき、指定テキストデータ830Sにおいて2度目に出現する単語、例えば「she」が指定単語として指定されると(ステップT11)、当該指定単語「she」と同一種類の単語「she」が単語・訳語テーブル84に登録されていると判定され(ステップT5;Yes)、この指定単語「she」が原文表示行101に表示されるとともに(ステップT13)、指定単語「she」の訳語がユーザによる変更後の訳語ではないと判定され(ステップT14;No)、既出マーク105が訳語表示行102のうち、指定単語「she」の近接位置に表示される(ステップT15)。
次に、図11(c),(d),図12(a),(b)に示すように、単語「took」の訳語「takeの過去形」がタッチされると(ステップT21)、タッチ位置の対応位置の単語「took」が指定単語として設定された後、対応する見出し語「took」,「take」が辞書データベース820aから検索されて一覧表示され(ステップT22)、続いて見出し語「take」が選択見出し語として選択されると(ステップT23)、選択見出し語「take」の説明情報が辞書データベース820aから検索されてメインディスプレイ10に表示される。また、このとき、先頭の語義の説明情報のうち、訳語として選択された部分「Oを持っていく」については、赤色でマーカ表示され、2番目以降の語義の説明情報のうち、2種類目の訳語として選択可能な部分については、青色でマーカ表示される。
次に、図12(c)に示すように、ページ送り操作がされると(ステップT25;Yes)、指示方向に応じて説明情報における表示対象部分が前後にスクロールされ、メインディスプレイ10に表示される説明情報のうち、変更先の訳語として選択可能な部分がそれぞれ青色でマーカ表示される(ステップT26)。
次に、図12(d)に示すように、説明情報における語義「Oを…だと思う」が選択されると(ステップT27)、単語・訳語テーブル84内で指定単語「took」に対応する訳語情報などが更新され、指定見出し語が「take」、訳語が「Oを…だと思う」、訳語のマーカ表示色が「青色」となる(ステップT28。図4(b)の2段目参照)。
次に、図13(a)に示すように、メインディスプレイ10の表示内容がステップT21の状態に戻されて指定テキストデータ830Sと、訳語とが表示され(ステップT29)、単語・訳語テーブル84内の情報に基づいて、メインディスプレイ10の表示内容が更新される(ステップT30)。具体的には、指定単語「took」についての訳語の内容が「takeの過去形」から「Oを…だと思う」に置換されて、対応するマーカ表示色(青色)で識別表示されるとともに、変更後の訳語「Oを…だと思う」の長さに合わせて指定単語「took」以降の各単語の表示位置が左右にずらされて、指定単語「took」と前後の単語との間隔が調整される。また、指定単語「took」よりも後ろの部分に、指定単語「took」と同じ見出し語「take」に対応する単語「take」が存在すると判定され、この単語「take」について表示される訳語「Oを持って行く」が既出マーク105に変更される(ステップT31)。
次に、単語「take」の近接位置の既出マーク105がタッチされると(ステップT41;Yes)、図13(b)に示すように、タッチ位置の対応位置の単語「take」が指定単語として設定され、単語・訳語テーブル84内で指定単語「take」と同じ見出し語「take」に対応付けられた各訳語「Oを持っていく」,「Oを…だと思う」が抽出されてメインディスプレイ10に一覧表示され、これらの訳語を選択するための選択ボタン104が各訳語の近接位置に表示される(ステップT42)。また、一覧表示された訳語とは別の訳語を探す旨の選択ボタン104が表示される。
そして、別の訳語を探す旨の選択ボタンが選択されると(ステップT43;Yes)、指定単語「take」に対応する見出し語「take」が辞書データベース820aから検索されて一覧表示され(ステップT22)、続いて見出し語「take」が選択見出し語として選択されると(ステップT23)、図13(c)に示すように、選択見出し語「take」の説明情報が辞書データベース820aから検索されてメインディスプレイ10に表示される(ステップT24,T26)。また、このとき、先頭の語義の説明情報のうち、1種類目の訳語として選択された部分「Oを持っていく」については、赤色でマーカ表示され、2種類目の訳語として選択された部分「Oを…だと思う」については、青色でマーカ表示され、3種類目の訳語として選択可能な部分、例えば「を手に取る」等については、緑色でマーカ表示される。
次に、説明情報における「を手に取る」の語義部分が選択されると(ステップT27)、図13(b)に示すように、指定単語「take」と、指定見出し語「take」と、訳語「を手に取る」と、マーカ表示色「緑色」と、テキスト単語位置情報とが対応付けられて単語・訳語テーブル84に登録される(図4(b)の6段目参照)。
そして、図13(d)に示すように、メインディスプレイ10の表示内容がステップT21の状態に戻されて指定テキストデータ830Sと、訳語とが表示され(ステップT29)、単語・訳語テーブル84内の情報に基づいて、メインディスプレイ10の表示内容が更新される(ステップT30)。具体的には、指定単語「take」についての訳語の内容が既出マーク105から「を手に取る」に置換されて、対応するマーカ表示色(緑色)で識別表示されるとともに、変更後の訳語「を手に取る」の長さに合わせて指定単語「take」以降の各単語の表示位置が左右にずらされて、指定単語「take」と前後の単語との間隔が調整される。
次に、図13(e)に示すように、同じ単語「take」の近接位置の訳語「を手に取る」がタッチされると(ステップT21;Yes)、タッチ位置の対応位置の単語「take」が指定単語として設定された後、対応する見出し語「take」が辞書データベース820aから検索されて一覧表示され(ステップT22)、続いて見出し語「take」が選択見出し語として選択されると(ステップT23)、選択見出し語「take」の説明情報が辞書データベース820aから検索されてメインディスプレイ10に表示される(ステップT24)。また、このとき、先頭の語義の説明情報のうち、1種類目の訳語として選択された部分「Oを持っていく」については、赤色でマーカ表示され、2種類目の訳語として選択された部分「Oを…だと思う」については、青色でマーカ表示され、3種類目の訳語として選択された部分「を手に取る」については、緑色でマーカ表示され、4種類目の訳語として選択可能な部分については、他の未使用の色でマーカ表示される。
次に、戻るキー2gが操作されてメインディスプレイ10の表示内容が図13(d)の状態に戻った後、単語「said」の近接位置の既出マーク105がタッチされると(ステップT41;Yes)、図13(f)に示すように、タッチ位置の対応位置の単語「said」が指定単語として設定され、単語・訳語テーブル84内で指定単語「said」と同じ見出し語「said」に対応付けられた各訳語「sayの過去形」が単語・訳語テーブル84から抽出されてメインディスプレイ10に一覧表示され、この訳語を選択するための選択ボタン104が各訳語の近接位置に表示される(ステップT42)。また、一覧表示された訳語とは別の訳語を探す旨の選択ボタン104が表示される。
以上の電子辞書1Aによれば、上記第1の実施形態における電子辞書1と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、図9のステップT10や図10のステップT30、図13(a),(d)等に示したように、テキストデータ830と訳語とが表示された状態で、変更された訳語がマーカ表示の色で識別表示されるので、ユーザによって変更された訳語であることを表示画面内で容易に識別することができる。
また、図10のステップT42や、図13(b),(f)に示したように、何れかの既出マーク105がユーザに選択されると、当該既出マーク105の対応位置に表示されている既出単語が検出され、単語・訳語テーブル84内で当該既出単語と同じ見出し語に対応付けられた各訳語が一覧表示されるので、同じ見出し語の単語に対応付けられた各訳語の内容を確認することができる。従って、同じ見出し語の各単語についてユーザが訳語を変更していない場合には、この訳語の内容を確認することができ、ユーザが訳語を個別に変更している場合には、各訳語の内容を確認することができる。
また、図10のステップT44,T30等に示したように、一覧表示された何れかの訳語が変更先の訳語としてユーザに選択されると、既出マーク105が変更先の訳語に置換されて表示されるので、既出単語の訳語を、同一種類の先行単語と同一の訳語に変更することができる。
また、図9のステップT10や図10のステップT30,図13(d)等に示したように、テキストデータ830と訳語とが表示された状態では、単語・訳語テーブル84に基づいて、同じ見出し語に対応する複数の訳語が当該訳語の内容ごとに別々のマーカ表示色で識別表示されるので、同一種類の単語について別々の訳語が対応する場合に、どの単語にどの訳語が対応するかを容易に確認することができる。
また、図10のステップT24や図13(e)等に示したように、説明情報が表示された状態では、単語・訳語テーブル84に基づいて、説明情報のうち訳語として使用されている部分がそれぞれマーカ表示色で識別表示されるので、指定テキストデータ830S中の単語の訳語を説明情報中で容易に探すことができる。
なお、本発明を適用可能な実施形態は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本発明に係る電子機器を電子辞書1として説明したが、本発明が適用可能なものは、このような製品に限定されず、携帯電話、パソコン、PDA(Personal Digital Assistant)、ゲーム機などの電子機器全般に適用可能である。また、本発明に係る情報表示プログラム81は、電子辞書1に対して着脱可能なメモリカード、CD等に記憶されることとしてもよい。
また、上述のステップT24で選択見出し語の説明情報が表示される場合に、訳語として使用されている部分をマーカ表示することとして説明したが、これに加え、検索文字列を入力して見出し語検索を行う通常の検索処理において説明情報が表示される場合にも、何れかのテキストデータ830で訳語として使用されている部分をマーカ表示することとしても良い。
また、ステップS21やステップT21,T41においては訳語部分や既出マーク105をタッチすることによってこれらの選択を行うこととして説明したが、原文表示行101における対応位置の単語をタッチすることによって選択することとしても良い。
また、テキストデータ830を英文テキストとして説明したが、単語の自動抽出が可能なテキストデータであれば、ドイツ語やフランス語、イタリア語、スペイン語、ロシア語など、他の言語のテキストとしても良い。同様に、訳語の言語は日本語に限らず、他の言語でも良い。
1 電子辞書(電子機器)
20 CPU
(テキスト・訳表示制御手段、説明情報表示制御手段、訳語変更手段)
31 タッチパネル
40 表示部(表示手段)
80 フラッシュROM(辞書記憶手段、テキスト記憶手段)
81 情報表示プログラム(プログラム)
84,84A 単語・訳語テーブル
101 原文表示行
102 訳語表示行
105 既出マーク
820 辞書データベース(辞書情報)
830 テキストデータ
830S 指定テキストデータ

Claims (7)

  1. 表示手段と、
    第1言語の各見出し語に第2言語の説明情報を対応付けてなる辞書情報を記憶する辞書記憶手段と、
    前記第1言語のテキストデータを少なくとも1つ記憶するテキスト記憶手段と、
    前記テキスト記憶手段内のテキストデータのうち、ユーザに指定された指定テキストデータを前記表示手段に表示させるとともに、当該指定テキストデータ内の各単語に対応する見出し語の説明情報を前記辞書情報から検索し、この説明情報の少なくとも一部を前記第2言語での訳語として当該単語の対応位置に表示させるテキスト・訳表示制御手段と、
    前記表示手段に表示された何れかの訳語が変更対象訳語としてユーザに選択されると、当該変更対象訳語の対応位置に表示されている単語を検出し、この単語に対応する見出し語の説明情報を前記辞書情報から検索して前記表示手段に表示させる説明情報表示制御手段と、
    前記説明情報表示制御手段により表示制御された説明情報の少なくとも一部が変更先訳語としてユーザに選択されると、前記変更対象訳語を前記変更先訳語に置換して前記テキスト・訳表示制御手段による表示制御の内容を更新する訳語変更手段とを備えることを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1記載の電子機器において、
    前記表示手段は、タッチパネルを有しており、
    前記説明情報表示制御手段は、
    前記タッチパネルを介してユーザに前記変更対象訳語を選択させ、
    前記訳語変更手段は、
    前記テキスト・訳表示制御手段に前記変更先訳語を識別表示させることを特徴とする電子機器。
  3. 請求項1または2記載の電子機器において、
    前記指定テキストデータ内の単語と、当該単語の訳語情報とを対応付けて記憶する単語・訳語テーブルを備え、
    前記訳語情報は、前記辞書情報における見出し語のうち、前記指定テキストデータ内の単語に対応する見出し語を含んでおり、
    前記テキスト・訳表示制御手段は、
    前記単語・訳語テーブルに基づいて、前記指定テキストデータ内で2回目以降に出現する同一種類の既出単語については、その旨を表す既出マークを、当該単語の訳語に代えて表示させ、
    前記説明情報表示制御手段は、
    前記表示手段に表示された何れかの前記既出マークが選択既出マークとしてユーザに選択されると、当該選択既出マークの対応位置に表示されている前記既出単語を検出し、前記単語・訳語テーブル内で当該既出単語と同じ見出し語に対応付けられた各訳語を前記表示手段に一覧表示させることを特徴とする電子機器。
  4. 請求項3記載の電子機器において、
    前記訳語変更手段は、
    前記説明情報表示制御手段により前記表示手段に一覧表示された何れかの訳語が前記変更先訳語としてユーザに選択されると、前記選択既出マークを前記変更先訳語に置換して前記テキスト・訳表示制御手段による表示制御の内容を更新することを特徴とする電子機器。
  5. 請求項3または4記載の電子機器において、
    前記訳語変更手段は、
    前記単語・訳語テーブルに基づいて、同じ見出し語に対応する複数の訳語を、当該訳語の内容ごとに異なる所定の色で前記テキスト・訳表示制御手段に識別表示させ、
    前記説明情報表示制御手段は、
    前記単語・訳語テーブルに基づいて、前記表示手段に表示される説明情報のうち、訳語として使用されている部分を、それぞれ前記所定の色で識別表示させることを特徴とする電子機器。
  6. 請求項1〜5の何れか一項に記載の電子機器において、
    前記テキスト・訳表示制御手段は、
    前記表示手段の表示画面に、原文の文字列を表示する原文表示行と、訳語の文字列を表示する訳語表示行とを交互に形成し、
    前記指定テキストデータにおける各単語を前記原文表示行に、各単語の訳語を前記訳語表示行のうち、対応する単語の近接位置に表示させるとともに、
    前記訳語表示行における訳語の長さに合わせて、前記原文表示行における単語の間隔を調整することを特徴とする電子機器。
  7. 表示手段を有するコンピュータに、
    第1言語の各見出し語に第2言語の説明情報を対応付けてなる辞書情報を記憶する辞書記憶機能と、
    前記第1言語のテキストデータを少なくとも1つ記憶するテキスト記憶機能と、
    前記テキスト記憶機能により記憶されたテキストデータのうち、ユーザに指定された指定テキストデータを前記表示手段に表示させるとともに、当該指定テキストデータ内の各単語に対応する見出し語の説明情報を前記辞書情報から検索し、この説明情報の少なくとも一部を前記第2言語での訳語として当該単語の対応位置に表示させるテキスト表示制御機能と、
    前記表示手段に表示された何れかの訳語が変更対象訳語としてユーザに選択されると、当該変更対象訳語の対応位置に表示されている単語を検出し、この単語に対応する見出し語の説明情報を前記辞書情報から検索して前記表示手段に表示させる説明情報表示制御機能と、
    前記説明情報表示制御機能により表示制御された説明情報の少なくとも一部が変更先訳語としてユーザに選択されると、前記変更対象訳語を前記変更先訳語に置換して前記テキスト・訳表示制御機能による表示制御の内容を更新する訳語変更機能とを実現させることを特徴とするプログラム。
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