JP5110763B2 - 情報表示制御装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報表示制御装置、サーバ及びプログラムに関する。
従来より、国語辞典、漢和辞典、英和辞典等の種々の辞書データベース(以下、データベースを「DB」と呼ぶ。)が内蔵された情報表示制御装置の一種として、電子辞書装置(以下、「電子辞書」と呼ぶ。)が知られている。辞書DBとは、見出語と当該見出語を説明解説等する説明情報とが対応付けられた情報を集合した集合情報を、コンピュータを用いて検索処理することができるように体系的に構成したものである。
この電子辞書では、ユーザが文字を入力することで(以下、入力した文字を「入力文字列」と呼ぶ。)、入力文字列で始まる見出語が随時検索されて一覧表示される。更に、一覧表示された見出語の中からユーザが所望の見出語を選択することで、選択した見出語の説明情報が辞書DBから読み出されて表示される。
また、この電子辞書には種々の便利な機能が備えられており、その1つにジャンプ機能と呼ばれる機能が存在する。ジャンプ機能(以下、適宜「ジャンプ」と称する。)とは、見出語に対する説明情報が表示された際に、その説明情報中の一部の文字列を指定して、当該指定した文字列を検索語として再度検索を行う機能のことである。
このジャンプ機能を備えた電子辞書の中には、ユーザが予めジャンプ先の辞書を設定しておくことで常に同じ辞書にジャンプすることや、ジャンプ先の辞書をその都度選択し、毎回異なる辞書にジャンプすることを可能にしたものが存在する(例えば、特許文献1。)。これら電子辞書に備えられた各種機能を利用することにより、ユーザは所望の見出語を迅速且つ効率的に探し出すことができる。
特開2001−134585号公報
しかし、特許文献1を含む従来の電子辞書では、これらの各種機能を利用しても検索に非常に手間取る場合がある。その一例としては、1文字目の漢字が不明である四字熟語を検索する場合が挙げられる。この場合、ユーザは2文字目の漢字を漢和辞典等で辞書引きし、表示される説明情報中に所望の四字熟語が見つからなければ、3文字目又は4文字目の漢字を用いて同様の手順を繰り返すことになる。
この問題は、2文字目や3文字目の漢字が不明である四字熟語を検索する場合も同様である。また、複数の単語からなる連語等の一連単語のうち、特定の単語目の単語が不明である場合にも同様である。
本発明は、このような課題に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、所望の見出語に含まれる文字又は単語と、その文字又は単語の見出語中の位置とを条件に指定することで、当該条件を具備した見出語を適切に表示させることのできる、使い勝手の良い情報表示制御装置等を実現することである。
以上の課題を解決するために、請求項1に記載の情報表示制御装置は、
左右方向キーと表示部とを有する情報表示制御装置において、
複数の見出語と当該各見出語の説明情報とがそれぞれ対応づけられた辞書情報を記憶する記憶手段(例えば、図2のフラッシュROM50;図3の漢和辞典DB513a)と、
ユーザ操作に従って検索対象文字を指定する文字指定手段(例えば、図2の入力部30;図19のステップD11)と、
この文字指定手段により指定された文字を1文字目の文字位置に含む見出語を、前記記憶手段に記憶された辞書情報の中から読み出して、1文字目の文字位置であることを示す表示とともに前記表示部に一覧表示する1文字目見出語表示手段(図7のA13〜A23、[0085])と、
前記左右方向キーの特定方向の押下に応じて、前記文字指定手段により指定された文字を見出語中の当該特定方向の位置に含むように位置指定する位置指定手段(図7のA29〜A33;11)と、
前記文字指定手段により指定された文字を前記位置指定手段により指定された位置に含む見出語を、前記記憶手段に記憶された辞書情報の中から読み出して、この指定された位置を示す表示とともに前記表示部に一覧表示する指定位置見出語表示手段(図7のA33→A15〜A19)と、
前記表示部に1文字目から順に大きくなる文字目をそれぞれ表示したタグを右方向に順に並べて表示する文字目タグ表示手段(図10のM13,M15,M17 [0088])と、
を有し、
前記位置指定手段は、前記左右方向キーの特定方向の押下回数に対応するタグの文字目を指定するタグ対応位置指定手段(図7のA15〜A47,図10(a)のM13、図10(b)のM15、図10(c)のM17、[0088]〜[0089])を有し、
前記文字目タグ表示手段により表示されたタグのうち、当該タグ対応位置指定手段により指定された文字目に対応するタグを識別表示する指定タグ識別表示手段図7のA15〜A47,図10(a)のM13、図10(b)のM15、図10(c)のM17、[0085]〜[0087])を有することを特徴としている。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の情報表示制御装置であって、
前記記憶手段は複数種類の辞書情報を記憶する手段(例えば、図2のフラッシュROM50;図3の辞書DB513)であり、
前記指定位置見出語表示手段は、前記文字指定手段により指定された検索対象文字を前記位置指定手段により指定された文字位置に含む見出語を、前記記憶手段に記憶された各辞書情報の中から読み出して、当該見出語を記憶する辞書情報が何れの辞書情報であるかを視認可能に表示する制御を行う表示制御手段(例えば、図2のCPU20;図7のステップA19、A37)と、
を備えることを特徴としている。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載の情報表示制御装置であって、
前記複数種類の辞書情報の中から説明情報の表示対象とする辞書情報を選択する辞書選択手段(例えば、図2の入力部30;図15のステップC1)と、
この辞書選択手段により選択された辞書情報に記憶されている見出語の中から、対応する説明情報を表示させる見出語を選択する見出語選択手段(例えば、図2の入力部30;図15のステップC3)と、
この見出語選択手段により選択された見出語に対応する説明情報を前記辞書選択手段により選択された辞書情報の中から読み出して表示する制御を行う説明情報表示制御手段(例えば、図2のCPU20;図15のステップC5)と、
を更に備え、
前記文字指定手段は、前記説明情報表示制御手段により表示制御された説明情報の中から前記検索対象文字を指定する表示情報中指定手段(例えば、図2の入力部30;図15のステップC9)を有する、
ことを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、1文字目から順に大きくなる文字目をそれぞれ表示したタグを右方向に順に並べて表示して、左右方向キーの特定方向の押下回数に対応するタグの文字目を指定するようにし、指定された文字目に対応するタグを識別表示するようにしたので、左右方向キーの特定方向の押下回数に対応したタブが識別表示され、この識別表示されたタブと見出し語中の文字列の並び順の位置とが対応し、ユーザは直感的な操作で簡単に文字目を指定することができる。
請求項に記載の発明によれば、辞書情報として複数種類の辞書情報を記憶することができ、検索対象文字とその検索対象文字の見出語中の文字位置とが指定されることで、複数の辞書から容易且つ迅速に、当該検索対象文字を当該文字位置に含む見出語を、記憶した各辞書情報の中から読み出し、当該見出語を記憶した辞書情報が何れであるかを視認可能に表示することができる。これにより、指定した条件を具備した見出語が複数の辞書情報の中から一度に読み出されて表示されるため、ユーザは所望の見出語を容易に探し出すことができる。
請求項に記載の発明によれば、記憶した複数種類の辞書情報の中から説明情報の表示対象とする辞書情報が選択され、この中から対応する説明情報を表示させる見出語が選択されることで、当該説明情報を当該選択された辞書情報の中から読み出して表示することができる。また、表示した説明情報中から一の文字が検索対象文字として指定され、その検索対象文字の見出語中の文字位置が更に指定されることで、当該検索対象文字を当該文字位置に含む見出語を、記憶した各辞書情報の中から読み出し、当該見出語を記憶した辞書情報が何れであるかを視認可能に表示することができる。
以下、図1〜図33を参照して、情報表示制御装置の一つである折り畳み式の携帯型電子辞書装置(以下、単に「電子辞書」と呼ぶ。)に本発明を適用した場合の実施形態について詳細に説明する。
まず、各実施形態に共通する全体の構成を説明する。
図1(a)は、電子辞書1の概観図である。電子辞書1は、各種操作キーを含むキー群3及びディスプレイ4を備えて構成されている。
キー群3は、ユーザが電子辞書1に対して文字を入力したり、見出語の一覧表示等を指示するためのキーを備えており、図1(b)に示すように、例えば電源キー5と、辞書種別キー7と、文字入力キー9と、方向キー11と、訳/決定キー13と、戻るキー15と、機能選択キー17とを備えている。
電源キー5は、電源のON/OFFを切り替えるためのキーである。辞書種別キー7は検索対象の辞書種別を選択するためのキーであって、複数辞書漢字検索及び複数辞書例文検索を含む10種類から辞書種別を選択することができる。
複数辞書漢字検索は、漢字を含む見出語を複数の辞書DBから一度に検索することを可能にした検索機能であり、各実施形態において、後述する見出語データテーブル515を参照することにより実現される。同様に、複数辞書例文検索は、英語の成句又は例文見出語を複数の辞書DBから一度に検索することを可能にした検索機能である。
文字入力キー9は、電子辞書1に対し、入力文字を入力するためのキーである。方向キー11は、一覧表示された見出語の中から所望の見出語を選択したり、文字位置を指定する場合等に押下されるキーであり、本実施形態においては、上下左右の方向を指示入力可能に構成されている。
訳/決定キー13は、電子辞書1に対し、見出語の一覧表示や選択した見出語の説明情報の表示を指示したり、操作の確定指示を入力する場合に押下されるキーである。戻るキー15は、直前の表示画面に表示を戻すためのキーである。
機能選択キー17は、リスト順選択キー17aと、ジャンプキー17bと、絞込み検索キー17cとを備えている。リスト順選択キー17aは、一覧表示される見出語の表示順序を示すリスト順を選択・変更する場合に押下されるキーであり、ジャンプキー17bは、ジャンプ機能を利用して他の辞書にジャンプする場合に押下されるキーである。また、絞込み検索キー17cは、文字位置を指定することで見出語の絞込み検索を行う場合に押下されるキーである。
ディスプレイ4は、各種キーの押下に応じた見出語のデータ等が表示される部分であって、LCD(Liquid Crystal Display)等により構成されており、CPU20から入力される表示信号に基づいて各種表示を行う。
図2は、電子辞書1の構成を示すブロック図である。同図において、電子辞書1は、CPU(Central Processing Unit)20、入力部30、表示部40、フラッシュROM(Read Only Memory)50、RAM(Random Access Memory)60を備え、各部はバス70で相互にデータ通信可能に接続されて構成されている。
CPU20は、入力部30を介して入力される指示に基づいて、フラッシュROM50から所定のプログラムを読み出して当該プログラムをRAM60に一時格納し、当該プログラムを用いて各種処理を実行した後、その処理結果を表示部40に出力させる。すなわちCPU20は、電子辞書1の各部を統括的に制御する役割を担っている。
入力部30は、文字入力キーや方向キー等のキー群を備えた入力装置であり、押下されたキーの信号をCPU20に出力する。この入力部30におけるキー入力により、文字の入力、操作の確定指示等の入力手段が実現される。なお、この入力部30は、図1(a)に示すキー群3に対応するが、必ずしもキーである必要はなく、例えばタッチパネルであってもよい。
表示部40は、CPU20から入力される各種信号に基づいて各種画面を表示するものであり、図1(a)に示すディスプレイ4に対応する。
フラッシュROM50は、読み書き可能な不揮発性の記憶領域であり、電源がON状態にされた際に電子辞書1を初期状態に設定するためのプログラム及びデータの他、後述する各実施形態を実現するためのプログラムや辞書DB等を格納している。フラッシュROM50は、第1実施形態から第5実施形態において、それぞれフラッシュROM51、フラッシュROM53、フラッシュROM55、フラッシュROM57、フラッシュROM59として説明する。
RAM60は、CPU20の作業領域として各種データを一時的に記憶するための記憶領域である。RAM60は、第1実施形態から第5実施形態において、それぞれRAM61、RAM63、RAM65、RAM67、RAM69として説明する。
〔第1実施形態〕
図3〜12を参照して、第1実施形態について説明する。
まず、構成を説明する。
図3(a)は、第1実施形態に係る電子辞書1が図2のフラッシュROM50の代わりに備えるフラッシュROM51の構成を示す図である。フラッシュROM51は、CPU20によって読み出され、第1見出語一覧分類表示処理(図7参照)として実行される第1見出語一覧分類表示プログラム511と、辞書DB513と、見出語データテーブル515とを格納している。また、第1見出語一覧分類表示プログラム511は、リスト順設定処理(図8参照)として実行されるリスト順設定プログラム511aを備えている。
第1見出語一覧分類表示処理とは、ユーザにより漢字とその漢字の見出語中での文字位置を示す文字目とが指定された場合に、当該漢字を当該文字目に含む見出語を特定して表示することで、指定された漢字を含む見出語の一覧を文字目毎に分類して表示する処理である。尚、文字目の指定は、ユーザによる左右のキー操作に従って行われる。
また、ユーザにより見出語の一覧を表示する順序を示すリスト順を変更する指示がなされた場合には、リスト順設定処理を行うことでリスト順を再設定し、その再設定したリスト順で見出語の一覧を表示する。この第1見出語一覧分類表示処理及びリスト順設定処理の動作については詳細に後述する。
辞書DB513は、漢和辞典DB513aと、国語辞典DB513bと、古語辞典DB513cと、四字熟語DB513dと、類語辞典DB513eとを備えており、各辞書DBにおいて、見出語に読みと説明情報とが対応付けられて記憶されている。
図4(a)は、漢和辞典DB513aのデータ構成の一例を示す図である。同図において、例えば見出語「亜流」には、読み「アリュウ」と説明情報「1、その流派に属する人。・・・」とが対応付けられて記憶されている。図4(b)は、国語辞典DB513bのデータ構成の一例を示す図である。同図において、例えば見出語「亜鉛」には、読み「あえん」と説明情報「(zinc)金属元素の一。・・・」とが対応付けられて記憶されている。尚、古語辞典DB513c、四字熟語DB513d及び類語辞典DB513eについては同様であるので、説明を省略する。
見出語データテーブル515は、昇順見出語データテーブル515aと、降順見出語データテーブル515bと、読み順見出語データテーブル515cとを備えている。図5は、各見出語データテーブルの構成の一例を示す図であり、それぞれ、見出語に含まれる漢字(以下、「見出語漢字」と呼ぶ。)515dと、見出語漢字の見出語中での文字位置を示す文字目515eと、見出語の総文字数515fと、見出語の登録されている辞書種別515gと、見出語の各種データが記憶されているデータアドレス515hとが対応付けられた見出語データが、見出語漢字515d及び文字目515e毎に配列されている。但し、辞書種別515gとは、前述した辞書DB513に含まれる何れかの辞典の種類のことを指し、データアドレス515hとは、それぞれの辞書DB513において、読みと説明情報とが対応付けられた見出語が記憶されているアドレスのことを指す。
図5(a)は、昇順見出語データテーブル515aを示しており、見出語データが見出語の総文字数515fに従って昇順に配列されている。図5(b)は、降順見出語データテーブル515bを示しており、見出語データが見出語の総文字数515fに従って降順に配列されている。また、図5(c)は、読み順見出語データテーブル515cを示しており、見出語データが見出語の読みの五十音順(以下、「読み順」と呼ぶ。)に配列されている。ここで示した各種見出語データテーブル515を参照して見出語データが特定されることにより、前述した複数辞書漢字検索が実現される。
図3(b)は、第1実施形態に係る電子辞書1が図2のRAM60の代わりに備えるRAM61の構成を示す図である。RAM61は、選択漢字格納領域611と、指定文字目格納領域613と、指定リスト順格納領域615とを備えている。
選択漢字格納領域611は、ユーザにより選択された漢字(以下、「選択漢字」と呼ぶ。)を格納するための領域であり、図6(a)においては、例えば選択漢字が「亜」として格納される。
指定文字目格納領域613は、ユーザにより指定され、選択漢字の見出語中での文字位置を示す文字目(以下、「指定文字目」と呼ぶ。)を格納するための領域であり、図6(b)においては、例えば指定文字目が「2」として格納される。
指定リスト順格納領域615は、ユーザにより指定され、見出語の一覧を表示する順序を示すリスト順(以下、「指定リスト順」と呼ぶ。)を格納するための領域であり、図6(c)においては、例えば指定リスト順が「降順」として格納される。
次に動作を説明する。
図7は、CPU20により第1見出語一覧分類表示プログラム511が読み出されて実行されることにより電子辞書1において実行される第1見出語一覧分類表示処理の流れを示すフローチャートである。
先ず、CPU20は、初期設定として指定リスト順を降順に設定し(ステップA1)、指定リスト順格納領域615に格納する。そして、ユーザにより読みの入力が入力部30を介してなされると(ステップA3)、CPU20は、漢和辞典DB513aから、その読みから始まる見出語を検索する(ステップA5)。
次いで、CPU20は、検索した見出語の内、漢字1文字の見出語のみを候補漢字として表示部40に一覧表示させる(ステップA7)。そして、ユーザにより一の候補漢字が選択漢字として選択されると(ステップA9)、CPU20は、この選択漢字を選択漢字格納領域611に格納する。
そして、ユーザにより訳/決定キー13が押下されると(ステップA11)、CPU20は、指定文字目nを「1」に設定し、指定文字目格納領域613に格納する(ステップA13)。
その後、CPU20は、指定リスト順格納領域615に格納している指定リスト順の見出語データテーブル515から、選択漢字を見出語漢字とする見出語データを抽出し(ステップA15)、抽出した見出語データから、文字目がnの見出語データを特定して(ステップA17)、特定した見出語データの辞書種別515gとデータアドレス515hとを見出語データテーブル515から参照することで、見出語を表示部40に一覧表示させる(ステップA19)。
そして、CPU20は、一覧表示させた見出語の内、一の見出語を選択見出語として反転表示させ(ステップA21)、その選択見出語の説明情報を表示部40に表示させる(ステップA23)。
次いで、CPU20は、ユーザによりリスト順選択キー17aが押下されたかどうかを判定し(ステップA25)、押下されたと判定した場合には(ステップA25;Yes)、リスト順設定プログラム511aを読み出して実行し、リスト順設定処理を行う(ステップA27)。尚、このリスト順設定処理については、詳細に後述する。
また、ステップA25において、リスト順選択キー17aが押下されなかったと判定した場合には(ステップA25;No)、CPU20は、ユーザにより方向キー11の右キーが押下されたかどうかを判定し(ステップA29)、押下されたと判定した場合には(ステップA29;Yes)、指定文字目格納領域613に格納されている指定文字目nが「6」以上であるかどうかを判定する(ステップA31)。また、ステップA29において右キーが押下されなかったと判定した場合には(ステップA29;No)、CPU20は、ステップA43に処理を移行する。
ステップA31において、指定文字目nが「6」以上ではなかったと判定した場合には(ステップA31;No)、CPU20は、指定文字目nの値に「1」を加算してnを更新し(ステップA33)、指定文字目格納領域613に格納・更新してステップA15に戻る。
また、ステップA31において、指定文字目nが「6」以上であったと判定した場合には(ステップA31;Yes)、CPU20は、ステップA15において抽出した見出語データから、文字目が6以上の見出語データを特定し(ステップA35)、特定した見出語データの辞書種別515gとデータアドレス515hとを見出語データテーブル515から参照することで、見出語を表示部40に一覧表示させる(ステップA37)。
そして、CPU20は、一覧表示させた見出語の内、一の見出語を選択見出語として反転表示させ(ステップA39)、選択見出語の説明情報を表示部40に表示させる(ステップA41)。
次いで、CPU20は、ユーザにより方向キー11の左キーが押下されたかどうかを判定し(ステップA43)、押下されたと判定した場合には(ステップA43;Yes)、指定文字目格納領域613に格納されている指定文字目nが「1」であるかどうかを判定する(ステップA45)。
ステップA45において、指定文字目nが「1」ではなかったと判定した場合には(ステップA45;No)、CPU20は、指定文字目nの値から「1」を減算してnを更新し(ステップA47)、指定文字目格納領域613に格納・更新してステップA15に戻る。また、ステップA45において、指定文字目nが「1」であったと判定した場合には(ステップA45;Yes)、ステップA15に戻る。
ステップA43において、左キーが押下されなかったと判定した場合には(ステップA43;No)、CPU20は、ユーザにより方向キー11の上下キーが押下されたかどうかを判定する(ステップA49)。そして、上下キーが押下されたと判定した場合には(ステップA49;Yes)、その押下に応じて選択見出語を変更し(ステップA51)、変更した選択見出語の説明情報を表示部40に表示させる(ステップA53)。また、ステップA49において、上下キーが押下されなかったと判定した場合には(ステップA49;No)、CPU20は、ステップA55へと処理を移行する。
そして、CPU20は、ユーザにより訳/決定キー13が押下されたかどうかを判定し(ステップA55)、押下されなかったと判定した場合には(ステップA55;No)、ステップA25へ戻り、押下されたと判定した場合には(ステップA55;Yes)、選択見出語の説明情報を表示部40に全画面表示させ(ステップA57)、第1見出語一覧分類表示処理を終了する。
次に、図7のステップA27におけるリスト順設定処理について説明する。
図8は、CPU20によりリスト順設定プログラム511aが読み出されて実行されることにより電子辞書1において実行されるリスト順設定処理の流れを示すフローチャートである。
先ず、CPU20は、候補リスト順画面を表示部40に表示させる(ステップB1)。そして、ユーザにより総文字数昇順が選択されたかどうかを判定し(ステップB3)、選択されなかったと判定した場合には(ステップB3;No)、ステップB7へと処理を移行し、選択されたと判定した場合には(ステップB3;Yes)、指定リスト順を昇順に設定し(ステップB5)、指定リスト順格納領域615に格納・更新する。
次いで、CPU20は、ユーザにより総文字数降順が選択されたかどうかを判定し(ステップB7)、選択されなかったと判定した場合には(ステップB7;No)、ステップB11へと処理を移行し、選択されたと判定した場合には(ステップB7;Yes)、指定リスト順を降順に設定し(ステップB9)、指定リスト順格納領域615に格納・更新する。
次いで、CPU20は、ユーザにより読み順が選択されたかどうかを判定し(ステップB11)、選択されなかったと判定した場合には(ステップB11;No)、リスト順設定処理を終了し、選択されたと判定した場合には(ステップ11;Yes)、指定リスト順を読み順に設定し(ステップB13)、指定リスト順格納領域615に格納・更新してリスト順設定処理を終了する。
次に、これまでの処理について、表示画面例を参照しつつ、具体的に説明する。
図9(a)は、電子辞書1の表示部40に表示され、ユーザが読みを入力するための表示画面の一例である表示画面W10を示したものである。表示画面W10の上部には、ユーザが読みを入力するための括弧が表示されており、その中には、読み「あ」がT10として入力されている(図7のステップA3)。また、表示画面W10の下部には「複数辞書漢字検索」のタイトルが表示されている。
図9(b)は、候補漢字の一覧が表示され、一の候補漢字が選択漢字として選択された場合の表示画面の一例である表示画面W12を示したものである。表示画面W10において、ユーザにより訳/決定キー13が押下されたことで表示画面W12が表示され、中央部から下部にかけて、読み「あ」で始まる漢字1文字の見出語が、候補漢字K10として一覧表示されており(図7のステップA7)、ここでは、候補漢字「阿」が選択漢字として選択され(図7のステップA9)、M12として反転表示されている。
図10(a)は、選択漢字「阿」を見出語漢字とする見出語の内、文字目が「1」の見出語が表示された場合の表示画面の一例である表示画面W14を示したものである。表示画面W12において、ユーザにより訳/決定キー13が押下されたことで(図7のステップA11;Yes)、表示画面W14が表示され、文字目が「1」の見出語が一覧表示される(図7のステップA19)。表示画面W14では、上部の「1文字目」の表示がM13として反転表示され、文字目が「1」であることがユーザに一目でわかるようになっている。その下方には、文字目が「1」の見出語がK13として一覧表示されており(図7のステップA19)、その中の「阿鼻叫喚」が選択見出語でありM14として反転表示されている(図7のステップA21)。また、表示画面W14の下部には、選択見出語である「阿鼻叫喚」の説明情報がK14として表示されている(図7のステップA23)。
図10(b)は、文字目が「2」の見出語が表示された場合の表示画面の一例である表示画面W16を同様に示したものである。表示画面W14において、ユーザにより方向キー11の右キーが押下されたことで(図7のステップA29;Yes)、表示画面W16が表示され、文字目が「2」の見出語が一覧表示される(図7のステップA19)。表示画面W16では、上部の「2文字目」の表示がM15として反転表示され、その下方には、文字目が「2」の見出語がK15として一覧表示され(図7のステップA19)、その中の「木阿弥」が選択見出語でありM16として反転表示されている(図7のステップA21)。また、表示画面W16の下部には、選択見出語である「木阿弥」の説明情報がK16として表示されている(図7のステップA23)。
図10(c)は、文字目が「3」の見出語が表示された場合の表示画面の一例である表示画面W18を同様に示したものである。表示画面W16において、ユーザにより方向キー11の右キーが更に押下されたことで(図7のステップA29;Yes)、表示画面W18が表示され、文字目が「3」の見出語が一覧表示される(図7のステップA19)。表示画面W18では、上部の「3文字目」の表示がM17として反転表示され、その下方には、文字目が「3」の見出語がK17として一覧表示され(図7のステップA19)、その中の「曲学阿世」が選択見出語でありM18として反転表示されている(図7のステップA21)。また、表示画面W18の下部には、選択見出語である「曲学阿世」の説明情報がK18として表示されている(図7のステップA23)。
ここで、表示画面上部に表示された文字目M13、M15、M17を示すタグは左右方向に並んでいるのに対して、文字目の増減操作も左右のキー操作である。更に、表示画面中のタグで示された文字目は右に行くに従って大きくなるのに対して、文字目を増加させるキー操作も右のキーによる操作である。すなわち、表示画面中の文字目を示すタグの配列方向と、キー操作の方向とが同一であるため、ユーザは直感的な操作で簡単に文字目を増減させることができる。
また、左右のキー操作によって即時に、指定された文字目の見出語が随時読み出されて表示されるため、ユーザは確認・確定用に訳/決定キー13等を更に押下する必要がなく、左右のキー操作だけで見出語を一覧表示させることができる。
次に、リスト順設定処理による処理結果を示すために、例を変えて説明する。
図11(a)は、候補漢字の一覧が表示され、一の候補漢字が選択漢字として選択された場合の表示画面の一例である表示画面W20を示したものであり、ここでは、候補漢字「亜」が選択漢字として選択され(図7のステップA9)、M20として反転表示されている。
図11(b)は、選択漢字「亜」を見出語漢字とする見出語の内、文字目が「1」の見出語が表示された場合の表示画面の一例である表示画面W22を示したものである。表示画面W20において、ユーザにより訳/決定キー13が押下されたことで(図7のステップA11;Yes)、表示画面W22が表示され、文字目が「1」の見出語が一覧表示される(図7のステップA19)。表示画面W22では、見出語の一覧がK21として表示され、選択見出語「亜鉛鉄板」がM22として反転表示され、その説明情報がK22として表示されている(図7のステップA19〜A23)。
図11(c)は、図11(b)に示した表示画面W22においてユーザによりリスト順選択キー17aが押下され、リスト順の選択がなされた場合の表示画面の一例を示したものである。表示画面W22において、ユーザによりリスト順選択キー17aが押下されたことで(図7のステップA25;Yes)、表示画面W22の中央部に、候補リスト順画面SW20が表示されており(図8のステップB1)、ここでは総文字数昇順が選択され(図8のステップB3;Yes)、ラジオボタンB20が選択されて塗りつぶし表示されている。これにより、指定リスト順が昇順として設定され(図8のステップB5)、指定リスト順格納領域615に格納・更新される。
図12(a)は、総文字数昇順が選択されたことにより(図8のステップB3;Yes)、昇順に見出語が一覧表示された表示画面の一例である表示画面W24を示したものである。図11(c)に示した候補リスト順画面SW20において、ユーザにより総文字数昇順が選択され(図8のステップB3;Yes)、訳/決定キー13が押下されたことで、候補漢字「亜」を見出語漢字とする見出語の内、文字目が「1」の見出語が、総文字数の昇順にK24として一覧表示されている(図8のステップB5、図7のステップA19)。
図12(b)は、総文字数降順が選択されたことにより(図8のステップB7;Yes)、降順に見出語が一覧表示された表示画面の一例である表示画面W26を示したものである。図11(c)に示した候補リスト順画面SW20において、ユーザにより総文字数降順が選択され(図8のステップB7;Yes)、訳/決定キー13が押下されたことで、候補漢字「亜」を見出語漢字とする見出語の内、文字目が「1」の見出語が、総文字数の降順にK26として一覧表示されている(図8のステップB9、図7のステップA19)。
図12(c)は、読み順が選択されたことにより(図8のステップB11;Yes)、読み順に見出語が一覧表示された表示画面の一例である表示画面W28を示したものである。図11(c)に示した候補リスト順画面SW20において、ユーザにより読み順が選択され(図8のステップB11;Yes)、訳/決定キー13が押下されたことで、候補漢字「亜」を見出語漢字とする見出語の内、文字目が「1」の見出語が、読み順にK28として一覧表示されている(図8のステップB13、図7のステップA19)。
以上の通りに、第1実施形態によれば、ユーザにより漢字と文字目とが指定されることで、当該指定された漢字を含む見出語の一覧を文字目毎に分類して表示することができる。また、リスト順を再設定し、その再設定したリスト順で見出語の一覧を表示することができる。このため、ユーザが所望の見出語に含まれる文字とその文字の見出語中の文字位置とを条件に指定することで、当該条件を具備した見出語を適切に表示させることのできる、使い勝手の良い情報表示制御装置等が実現できる。
尚、第1見出語一覧分類表示処理では、初期設定として指定リスト順を降順に設定するものとして説明したが、これに限られるわけではなく、昇順又は読み順に設定しても勿論構わない。
〔第2実施形態〕
図13〜16を参照して、第2実施形態について説明する。
まず、構成を説明する。
図13(a)は、第2実施形態に係る電子辞書1が図2のフラッシュROM50の代わりに備えるフラッシュROM53の構成を示す図である。フラッシュROM53は、CPU20によって読み出され、第2見出語一覧分類表示処理(図15参照)として実行される第2見出語一覧分類表示プログラム531と、辞書DB513と、見出語データテーブル515とを格納している。また、第2見出語一覧分類表示プログラム531は、リスト順設定処理(図8参照)として実行されるリスト順設定プログラム511aを備えている。尚、辞書DB513、見出語データテーブル515及びリスト順設定処理については、第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
第2見出語一覧分類表示処理とは、辞書引き処理により表示した一の見出語の説明情報中の何れかの文字がユーザによりジャンプ文字として選択され、そのジャンプ文字の見出語中での文字位置を示す文字目が更に指定された場合に、当該ジャンプ文字を当該文字目に含む見出語を特定して表示することで、選択されたジャンプ文字を含む見出語の一覧を文字目毎に分類して表示する処理である。尚、文字目の指定は、ユーザによる左右のキー操作に従って行われる。この第2見出語一覧分類表示処理の動作については詳細に後述する。
図13(b)は、第2実施形態に係る電子辞書1が図2のRAM60の代わりに備えるRAM63の構成を示す図である。RAM63は、指定文字目格納領域613と、指定リスト順格納領域615と、ジャンプ文字格納領域631と、ジャンプ先辞書種別格納領域633とを備えている。尚、指定文字目格納領域613及び指定リスト順格納領域615
については、第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
ジャンプ文字格納領域631は、辞書引きを行って表示された一の見出語の説明情報中で、ユーザにより選択される文字(以下、「ジャンプ文字」と呼ぶ。)を格納するための領域であり、図14(a)においては、例えばジャンプ文字が「阿」として格納される。
ジャンプ先辞書種別格納領域633は、ジャンプ文字が選択されてジャンプを行う場合に、ユーザにより選択されるジャンプ先の辞書の種類(以下、「ジャンプ先辞書種別」と呼ぶ。)を格納するための領域であり、図14(b)においては、例えばジャンプ先辞書種別が「複数辞書漢字検索」として格納される。本実施形態において、複数辞書漢字検索は辞書種別であるものとして取り扱う。
次に動作を説明する。
図15は、CPU20により第2見出語一覧分類表示プログラム531が読み出されて実行されることにより電子辞書1において実行される第2見出語一覧分類表示処理の流れを示すフローチャートである。尚、第2見出語一覧分類表示処理におけるステップC19以降の処理は、第1見出語一覧分類表示処理におけるステップA13以降の処理において
、選択漢字をジャンプ文字に置き換えた処理と同一であるので、説明を省略する。
先ず、ユーザにより検索対象とする辞書種別が選択され(ステップC1)、続けて一の見出語が選択されると(ステップC3)、CPU20は、選択された見出語の説明情報を表示部40に表示させる(ステップC5)。そして、ユーザによりジャンプキー17bが押下され(ステップC7)、表示された説明情報中の文字がジャンプ文字として選択されると(ステップC9)、CPU20は、このジャンプ文字をジャンプ文字格納領域631に格納する。
次いで、CPU20は、ユーザにより訳/決定キー13が押下されたかどうかを判定し(ステップ11)、押下されたと判定した場合には(ステップ11;Yes)、ジャンプ先辞書選択画面を表示部40に表示させる(ステップC13)。そして、ユーザによりジャンプ先辞書として複数辞書漢字検索が選択されると(ステップC15)、CPU20は、これをジャンプ先辞書種別格納領域633に格納する。
その後、CPU20は、初期設定として指定リスト順を降順に設定して(ステップC17)、指定リスト順格納領域615に格納し、ステップC19以降へと処理を移行する。
次に、これまでの処理について、表示画面例を参照しつつ、具体的に説明する。
図16(a)は、辞書引きを行って国語辞典における見出語の説明情報が表示された場合の表示画面の一例である表示画面W30を示したものである。ここでは、辞書引きにより、見出語「観阿弥」の説明情報が表示されている(図15のステップC1〜C5)。この状態で、ユーザによりジャンプキー17bが押下されることで(図15のステップC7)、ジャンプ文字を選択するためのカーソルが表示され、ユーザは所望のジャンプ文字を選択することができるようになる(図15のステップC9)。
図16(b)は、図16(a)に示した表示画面W30においてジャンプキー17bが押下され、ジャンプ文字が選択されることにより表示されるジャンプ先辞書選択画面の一例を示したものである。ユーザによる上下左右のキー操作に従って、表示画面W30上部に表示された説明情報「観阿弥」の中の漢字「阿」がジャンプ文字として選択され(図15のステップC9)、M30として反転表示されている。また、ユーザにより続けて訳/決定キー13が押下されたことで(図15のステップC11;Yes)、表示画面W30の中央部には、ジャンプ先辞書選択画面SW30が表示されており(図15のステップC13)、ここではジャンプ先辞書種別として複数辞書漢字検索が選択され(図15のステップC15)、ラジオボタンB30が選択されて塗りつぶし表示されている。これにより、ジャンプ先辞書種別として複数辞書漢字検索が設定され、ジャンプ先辞書種別格納領域633に格納される。
図16(c)は、ジャンプ文字「阿」を見出語漢字とする見出語の内、文字目が「1」の見出語が表示された場合の表示画面の一例である表示画面W32を示したものである。表示画面W30において、ユーザにより訳/決定キー13が押下されたことで、表示画面W32が表示され、文字目が「1」の見出語が一覧表示される(図15のステップC25)。表示画面W32では、上部の「1文字目」の表示がM31として反転表示され、その下方には、文字目が「1」の見出語がK31として一覧表示されており(図15のステップC25)、その中の「阿鼻叫喚」が選択見出語でありM32として反転表示されている(図15のステップC27)。また、表示画面W32の下部には、選択見出語である「阿鼻叫喚」の説明情報がK32として表示されている(図7のステップC29)。
以上の通りに、第2実施形態によれば、ユーザによりジャンプ文字と文字目とが選択・指定されることで、当該選択されたジャンプ文字を含む見出語の一覧を文字目毎に分類して表示することができる。
尚、第2見出語一覧分類表示処理においても、リスト順設定処理を行うことでリスト順を設定し、設定したリスト順で見出語の一覧を表示することが可能である。
〔第3実施形態〕
図17〜22を参照して、第3実施形態について説明する。
まず、構成を説明する。
図17(a)は、第3実施形態に係る電子辞書1が図2のフラッシュROM50の代わりに備えるフラッシュROM55の構成を示す図である。フラッシュROM55は、CPU20によって読み出され、第3見出語一覧分類表示処理(図19参照)として実行される第3見出語一覧分類表示プログラム551と、辞書DB513とを格納している。また、第3見出語一覧分類表示プログラム551は、絞込み検索表示処理(図20参照)として実行される絞込み検索表示プログラム551aを備えている。尚、辞書DB513については、第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
第3見出語一覧分類表示処理とは、ユーザにより漢字が指定されることで、その漢字を含む見出語を辞書毎に検索して一覧表示し、当該漢字の見出語中での文字位置を示す文字目が更に指定された場合には、絞込み検索表示処理により当該漢字を当該文字目に含む見出語を検索して表示することで、指定された漢字を含む見出語の一覧を辞書毎且つ文字目毎に分類して表示する処理である。尚、文字目の指定は、ユーザにより絞込み検索画面において文字目が選択されることで行われる。この第3見出語一覧分類表示処理及び絞込み検索表示処理の動作については詳細に後述する。
図17(b)は、第3実施形態に係る電子辞書1が図2のRAM60の代わりに備えるRAM65の構成を示す図である。RAM65は、選択漢字格納領域611と、絞込み文字目格納領域651と、指定辞書種別格納領域653とを備えている。尚、選択漢字格納領域611については、第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
絞込み文字目格納領域651は、絞込み検索機能を利用して絞込み検索を行う場合に、ユーザにより指定される文字目(以下、「絞込み文字目」と呼ぶ。)を格納するための領域であり、図18(a)においては、例えば絞込み文字目が「2」として格納される。
指定辞書種別格納領域653は、ユーザにより指定される辞書の種類(以下、「指定辞書種別」と呼ぶ。)を格納するための領域であり、図18(b)においては、例えば指定辞書種別が「漢和辞典」として格納される。
次に動作を説明する。
図19は、CPU20により第3見出語一覧分類表示プログラム551が読み出されて実行されることにより電子辞書1において実行される第3見出語一覧分類表示処理の流れを示すフローチャートである。
先ず、CPU20は、初期設定として絞込み文字目を「全表示」に設定し(ステップD1)、絞込み文字目格納領域651に格納する。続いて、CPU20は、初期設定として指定辞書種別を漢和辞典に設定し(ステップD3)、指定辞書種別格納領域653に格納する。
次に、ユーザにより入力部30を介して読みが入力されると(ステップD5)、CPU20は、漢和辞典DB513aから、その読みから始まる見出語を検索し(ステップD7)、その中から、漢字1文字の見出語のみを候補漢字として表示部40に一覧表示させる(ステップD9)。
そして、ユーザにより一の候補漢字が選択漢字として選択され(ステップD11)、訳/決定キー13が押下されると(ステップD13)、CPU20は、その選択漢字を含む見出語を、指定辞書種別格納領域653に格納されている指定辞書種別のDB(以下、「指定辞書DB」と呼ぶ。)から読み出して表示部40に一覧表示させる(ステップD15)。
また、CPU20は、一覧表示させた見出語の内、一の見出語を選択見出語として反転表示させ(ステップD17)、その選択見出語の説明情報を表示部40に表示させる(ステップD19)。
そして、CPU20は、ユーザにより絞込み検索キー17cが押下されたかどうかを判定し(ステップD21)、押下されたと判定した場合には(ステップD21;Yes)、絞込み検索画面を表示部40に表示させる(ステップD23)。そして、ユーザにより文字目が選択されると(ステップD25)、CPU20は、選択された文字目を絞込み文字目として再設定し(ステップD27)、絞込み文字目格納領域651に格納・更新する。また、ステップD21において、ユーザにより絞込み検索キー17cが押下されなかったと判定した場合には(ステップD21;No)、CPU20は、ステップD31に処理を移行する。
次いで、CPU20は、絞込み検索表示プログラム551aを読み出して実行し、絞込み検索表示処理を行う(ステップD29)。尚、この絞込み検索表示処理については、詳細に後述する。
その後、CPU20は、ユーザにより方向キー11の右キーが押下されたかどうかを判定し(ステップD31)、押下されたと判定した場合には(ステップD31;Yes)、指定辞書種別を国語辞典に設定し(ステップD33)、指定辞書種別格納領域653に格納・更新する。そして、CPU20は、絞込み検索表示プログラム551aを再度読み出して実行し、絞込み検索表示処理を行って(ステップD35)、ステップD21に戻る。
ステップD31において、ユーザにより右キーが押下されなかったと判定した場合には(ステップD31;No)、CPU20は、ユーザにより方向キー11の左キーが押下されたかどうかを判定し(ステップD37)、押下されたと判定した場合には(ステップD37;Yes)、指定辞書種別を漢和辞典に設定し(ステップD39)、指定辞書種別格納領域653に格納・更新する。そして、CPU20は、絞込み検索表示プログラム551aを再度読み出して実行し、絞込み検索表示処理を行って(ステップD41)、ステップD21に戻る。
ステップD37において、ユーザにより左キーが押下されなかったと判定した場合には(ステップD37;No)、CPU20は、ユーザにより方向キー11の上下キーが押下されたかどうかを判定し(ステップD43)、押下されたと判定した場合には(ステップD43;Yes)、その上下キーの押下に従って選択見出語を変更する(ステップD45)。そして、CPU20は、変更した選択見出語の説明情報を表示部40に表示させる(ステップD47)。
次いで、CPU20は、ユーザにより訳/決定キー13が押下されたかどうかを判定し(ステップD49)、押下されたと判定した場合には(ステップD49;Yes)、選択見出語の説明情報を表示部40に全画面表示させて(ステップD51)、第3見出語一覧分類表示処理を終了する。また、ステップD49において、訳/決定キー13が押下されなかったと判定した場合には(ステップD49;No)、ステップD21に戻る。
次に、図19のステップD29、D35及びD41における絞込み検索表示処理について説明する。
図20は、CPU20により絞込み検索表示プログラム551aが読み出されて実行されることにより電子辞書1において実行される絞込み検索表示処理の流れを示すフローチャートである。
先ず、CPU20は、絞込み文字目格納領域651に格納されている絞込み文字目が「1」であるかどうかを判定し(ステップE1)、「1」であったと判定した場合には(ステップE1;Yes)、選択漢字を1文字目に含む見出語を、指定辞書DBから読み出して表示部40に一覧表示させる(ステップE3)。
そして、CPU20は、一覧表示させた見出語の内、一の見出語を選択見出語として反転表示させ(ステップE5)、その選択見出語の説明情報を表示部40に表示させる(ステップE7)。また、ステップE1において、絞込み文字目が「1」ではなかったと判定した場合には(ステップE1;No)、CPU20は、ステップE9に処理を移行する。
次いで、CPU20は、絞込み文字目格納領域651に格納されている絞込み文字目が「2」であるかどうかを判定し(ステップE9)、「2」であったと判定した場合には(ステップE9;Yes)、選択漢字を2文字目に含む見出語を、指定辞書DBから読み出して表示部40に一覧表示させる(ステップE11)。
そして、CPU20は、一覧表示させた見出語の内、一の見出語を選択見出語として反転表示させ(ステップE13)、その選択見出語の説明情報を表示部40に表示させる(ステップE15)。また、ステップE9において、絞込み文字目が「2」ではなかったと判定した場合には(ステップE9;No)、CPU20は、ステップE17に処理を移行する。
次いで、CPU20は、絞込み文字目格納領域651に格納されている絞込み文字目が「3以降」であるかどうかを判定し(ステップE17)、「3以降」であったと判定した場合には(ステップE17;Yes)、選択漢字を3文字目以降に含む見出語を、指定辞書DBから読み出して表示部40に一覧表示させる(ステップE19)。
そして、CPU20は、一覧表示させた見出語の内、一の見出語を選択見出語として反転表示させ(ステップE21)、その選択見出語の説明情報を表示部40に表示させる(ステップE23)。また、ステップE17において、絞込み文字目が「3以降」ではなかったと判定した場合には(ステップE17;No)、CPU20は、ステップE25に処理を移行する。
次いで、CPU20は、絞込み文字目格納領域651に格納されている絞込み文字目が「全表示」であるかどうかを判定し(ステップE25)、「全表示」であったと判定した場合には(ステップE25;Yes)、選択漢字を含む全ての見出語を、指定辞書DBから読み出して表示部40に一覧表示させる(ステップE27)。
そして、CPU20は、一覧表示させた見出語の内、一の見出語を選択見出語として反転表示させ(ステップE29)、その選択見出語の説明情報を表示部40に表示させて(ステップE31)、絞込み検索表示処理を終了する。また、ステップE25において、絞込み文字目が「全表示」ではなかったと判定した場合には(ステップE25;No)、CPU20は、絞込み検索表示処理を終了する。
次に、これまでの処理について、表示画面例を参照しつつ、具体的に説明する。
図21(a)は、候補漢字の一覧が表示され、一の候補漢字が選択漢字として選択された場合の表示画面の一例である表示画面W40を示したものである。表示画面40の上部には読みとして「ひろむ」がユーザにより入力され(図19のステップD5)、T40として表示されている。また、表示画面W40の中央部から下部にかけて、読み「ひろむ」で始まる漢字1文字の見出語が、候補漢字K40として一覧表示されており(図19のステップD9)、ここでは、候補漢字「熙」が選択漢字として選択され(図19のステップD11)、M40として反転表示されている。
図21(b)は、選択漢字「熙」を見出語漢字とする見出語の内、漢和辞典DB513aに登録されている見出語が表示された場合の表示画面の一例である表示画面W42を示したものである。表示画面W40において、ユーザにより訳/決定キー13が押下されたことで(図19のステップD13;Yes)、表示画面W42が表示され、漢和辞典において選択漢字「熙」を含む見出語が一覧表示される(図19のステップD15)。表示画面W42では、上部の「漢和」の表示がM41として反転表示され、指定辞書種別が「漢和辞典」であることがユーザに一目でわかるようになっている。その下方には、選択漢字「熙」を見出語漢字とする見出語がK41として一覧表示されており(図19のステップD15)、その中の「熙熙」が選択見出語でありM42として反転表示されている(図19のステップD17)。また、表示画面W42の下部には、選択見出語である「熙熙」の説明情報がK42として表示されている(図19のステップD19)。
図21(c)は、選択漢字「熙」を見出語漢字とする見出語の内、国語辞典DB513bに登録されている見出語が表示された場合の表示画面の一例である表示画面W44を示したものである。表示画面W42において、ユーザにより方向キー11の右キーが押下されたことで(図19のステップD31;Yes)、表示画面W44が表示され、国語辞典において選択漢字「熙」を含む見出語が一覧表示される(図19のステップD33、図20のステップE27)。表示画面W44では、上部の「国語」の表示がM43として反転表示され、その下方には、選択漢字「熙」を見出語漢字とする見出語がK43として一覧表示されており(図19のステップD35;図20のステップE27)、その中の「熙朝詩薈」が選択見出語でありM44として反転表示されている(図20のステップE29)。また、表示画面W44の下部には、選択見出語である「熙朝詩薈」の説明情報がK44として表示されている(図20のステップE31)。
図22(a)は、図21(b)に示した表示画面W42において絞込み検索キー17cが押下され、絞込み検索画面が表示された場合の表示画面の一例を示したものである。表示画面W42において、ユーザにより絞込み検索キー17cが押下されたことで(図19のステップD21;Yes)、中央部には、絞込み検索と表示された絞込み検索画面SW40が表示されており(図19のステップD23)、ここでは、その中から文字目として2文字目が選択され(図19のステップD25)、ラジオボタンB40が選択されて塗りつぶし表示されている。これにより、絞込み文字目が「2」として設定され(図19のステップD27)、絞込み文字目格納領域651に格納される。
図22(b)は、絞込み検索表示処理によって、選択漢字「熙」を見出語漢字とする見出語の内、漢和辞典DB513aに登録されており、選択漢字「熙」を2文字目に含む見出語が表示された場合の表示画面の一例である表示画面W46を示したものである。図22(a)の表示画面W42において、ユーザにより訳/決定キー13が押下されたことで表示画面W46が表示され、漢和辞典において選択漢字「熙」を2文字目に含む見出語が一覧表示される(図19のステップD39、図20のステップE11)。表示画面W46では、選択漢字「熙」を2文字目に含む見出語がK45として一覧表示されており(図19のステップD41;図20のステップE11)、その中の「緝熙」が選択見出語でありM46として反転表示されている(図20のステップE13)。また、表示画面W46の下部には、選択見出語である「緝熙」の説明情報がK46として表示されている(図20のステップE15)。
以上の通りに、第3実施形態によれば、ユーザにより指定された漢字を含む見出語を辞書毎に検索して一覧表示し、文字目が更に指定された場合には絞込み検索表示処理を行うことで、当該指定された漢字を含む見出語の一覧を辞書毎且つ文字目毎に分類して表示することができる。
尚、第3見出語一覧分類表示処理ではリスト順について特に言及しなかったが、第1見出語一覧分類表示処理と同様に、リスト順として昇順、降順、読み順の何れかの順序を設定し、その設定した順序で見出語の一覧を表示するものとしても勿論良い。
〔第4実施形態〕
図23〜27を参照して、第4実施形態について説明する。
まず、構成を説明する。
図23(a)は、第4実施形態に係る電子辞書1が図2のフラッシュROM50の代わりに備えるフラッシュROM57の構成を示す図である。フラッシュROM57は、CPU20によって読み出され、第4見出語一覧分類表示処理(図26参照)として実行される第4見出語一覧分類表示プログラム571と、辞書DB573とを格納している。
第4見出語一覧分類表示処理とは、ユーザにより単語とその単語の成句見出語中での単語位置を示す単語目とが指定された場合に、当該単語を当該単語目に含む成句見出語を検索して表示することで、指定された単語を含む成句見出語の一覧を単語目毎に分類して表示する処理である。尚、単語目の指定は、ユーザによる左右のキー操作に従って行われる。この第4見出語一覧分類表示処理については詳細に後述する。
辞書DB573は、英和A辞典DB5731と、英和B辞典DB5733と、英英辞典DB5735とを備えており、各辞書DBはそれぞれ英和A辞典用成句DB5731a、英和B辞典用成句DB5733a、英英辞典用成句DB5735aを備えている。各辞典用成句DBは、成句見出語に説明情報が対応付けられて記憶されている。
図24は、英和A辞典用成句DB5731aのデータ構成の一例を示す図である。同図において、例えば成句見出語「like a bad halfpenny」に、説明情報「しつっこく」が対応付けられて記憶されている。尚、英和B辞典用成句DB5733a及び英英辞典用成句DB5735aについては同様であるので、説明を省略する。
図23(b)は、第4実施形態に係る電子辞書1が図2のRAM60の代わりに備えるRAM67の構成を示す図である。RAM67は、入力単語格納領域671と、指定単語目格納領域673とを備えている。
入力単語格納領域671は、ユーザにより入力された単語(以下、「入力単語」と呼ぶ。)を格納するための領域であり、図25(a)においては、例えば入力単語が「like」として格納される。
指定単語目格納領域673は、ユーザにより指定され、入力単語の成句見出語中での単語位置を示す単語目(以下、「指定単語目」と呼ぶ。)を格納するための領域であり、図25(b)においては、例えば指定単語目が「2」として格納される。
次に動作を説明する。
図26は、CPU20により第4見出語一覧分類表示プログラム571が読み出されて実行されることにより電子辞書1において実行される第4見出語一覧分類表示処理の流れを示すフローチャートである。
先ず、ユーザにより単語の入力が入力部30を介してなされると(ステップF1)、CPU20は、入力された単語を入力単語として入力単語格納領域671に格納する。
そして、ユーザにより訳/決定キー13が押下されると(ステップF3)、CPU20は、指定単語目nを「1」に設定し、指定単語目格納領域673に格納する(ステップF5)。
その後、CPU20は、成句見出語に含まれる()及び[]の記号文字を適切に判断して、入力単語をn単語目に含む成句見出語を、各辞典用成句DB5731a〜5735aから読み出して表示部40に一覧表示させる(ステップF7)。そして、CPU20は、一覧表示させた成句見出語の内、一の成句見出語を選択見出語として反転表示させ(ステップF9)、その選択見出語の説明情報を表示部40に表示させる(ステップF11)。ここで、成句見出語に含まれる()で囲まれる単語は削除可能な単語を表し、[]で囲まれる単語は直前の単語と交換可能な単語であるものとし、CPU20はこの()及び[]を適切に判断して、単語目を計算する。
次いで、CPU20は、ユーザにより方向キー11の右キーが押下されたかどうかを判定し(ステップF13)、押下されたと判定した場合には(ステップF13;Yes)、指定単語目格納領域673に格納されている指定単語目nが「6」以上であるかどうかを判定する(ステップF15)。
ステップF15において、指定単語目nが「6」以上ではなかったと判定した場合には(ステップF15;No)、CPU20は、指定単語目nの値に「1」を加算してnを更新し(ステップF17)、指定単語目格納領域673に格納・更新してステップF7に戻る。
また、ステップF15において、指定単語目nが「6」以上であったと判定した場合には(ステップF15;Yes)、CPU20は、入力単語を6単語目以降に含む成句見出語を、各辞典用成句DB5731a〜5735aから読み出して表示部40に一覧表示させる(ステップF19)。そして、CPU20は、一覧表示させた成句見出語の内、一の成句見出語を選択見出語として反転表示させ(ステップF21)、選択見出語の説明情報を表示部40に表示させる(ステップF23)。
次いで、CPU20は、ユーザにより方向キー11の左キーが押下されたかどうかを判定し(ステップF25)、押下されたと判定した場合には(ステップF25;Yes)、指定単語目格納領域673に格納されている指定単語目nが「1」であるかどうかを判定する(ステップF27)。
ステップF27において、指定単語目nが「1」ではなかったと判定した場合には(ステップF27;No)、CPU20は、指定単語目nの値から「1」を減算してnを更新し(ステップF29)、指定単語目格納領域673に格納・更新してステップF7に戻る。また、ステップF27において、指定単語目nが「1」であったと判定した場合には(ステップF27;Yes)、ステップF7に戻る。
ステップF25において、左キーが押下されなかったと判定した場合には(ステップF25;No)、CPU20は、ユーザにより方向キー11の上下キーが押下されたかどうかを判定する(ステップF31)。そして、上下キーが押下されたと判定した場合には(ステップF31;Yes)、その押下に応じて選択見出語を変更し(ステップF33)、変更した選択見出語の説明情報を表示部40に表示させる(ステップF35)。また、ステップF31において、上下キーが押下されなかったと判定した場合には(ステップF31;No)、CPU20は、ステップF37へと処理を移行する。
そして、CPU20は、ユーザにより訳/決定キー13が押下されたかどうかを判定し(ステップF37)、押下されなかったと判定した場合には(ステップF37;No)、ステップF13へ戻り、押下されたと判定した場合には(ステップF37;Yes)、選択見出語の説明情報を表示部40に全画面表示させ(ステップF39)、第4見出語一覧分類表示処理を終了する。
次に、これまでの処理について、表示画面例を参照しつつ、具体的に説明する。
尚、以後表示画面に表示される成句見出語の一覧において、前述した通りに()で囲まれる単語は削除可能な単語を表し、[]で囲まれる単語は直前の単語と交換可能な単語であるものとする。
図27(a)は、電子辞書1の表示部40に表示され、ユーザが単語を入力するための表示画面の一例である表示画面W50を示したものである。表示画面W50の上部には、例文検索用と成句検索用の括弧が表示されており、ユーザはどちらか一方の検索を選択して、括弧の中に単語を入力することができる。ここでは、成句検索が選択されたことで、「成句検索」の表示がM50として反転表示され、成句検索用の括弧の中には、単語「like」がT50として入力されている(図26のステップF1)。また、表示画面W50の下部には「複数辞書例文検索」のタイトルが表示されている。
図27(b)は、入力単語「like」を含む成句見出語の内、単語目が「1」の成句見出語が表示された場合の表示画面の一例である表示画面W52を示したものである。表示画面W50において、ユーザにより訳/決定キー13が押下されたことで(図26のステップF3;Yes)、表示画面W52が表示される。表示画面W52では、上部の「1単語目」の表示がM51として反転表示され、単語目が「1」であることがユーザに一目でわかるようになっている。その下方には、単語目が「1」の成句見出語がK51として一覧表示されており(図26のステップF7)、その中の「like a bad halfpenny」が選択見出語でありM52として反転表示されている(図26のステップF9)。また、表示画面W52の下部には、選択見出語である「like a bad halfpenny」の説明情報がK52として表示されている(図26のステップF11)。
図27(c)は、単語目が「2」の成句見出語が表示された場合の表示画面の一例である表示画面W54を同様に示したものである。表示画面W52において、ユーザにより方向キー11の右キーが押下されたことで(図26のステップF13;Yes)、表示画面W54が表示される。表示画面W54では、上部の「2単語目」の表示がM53として反転表示され、その下方には、単語目が「2」の成句見出語がK53として一覧表示され(図26のステップF7)、その中の「act[work] like a charm」が選択見出語でありM54として反転表示されている(図26のステップF9)。また、表示画面W54の下部には、選択見出語である「act[work] like a charm」の説明情報がK54として表示されている(図26のステップF11)。
ここで、表示画面W54にM54として反転表示されている成句見出語「act[work] like a charm」において、「like」は単語目「2」とも「3」とも考えられる。しかし、workは、記号文字[]で囲まれる文字であるため、[]内の単語を除いて、適切に単語目「2」として判断されている。
以上の通りに、第4実施形態によれば、ユーザにより単語と単語目とが指定されることで、当該指定された単語を含む成句見出語の一覧を単語目毎に分類して表示することができる。従って、ユーザが所望の見出語に含まれる単語とその単語の見出語中の単語位置とを条件に指定することで、当該条件を具備した見出語を適切に表示させることのできる、使い勝手の良い情報表示制御装置等が実現できる。
尚、第4見出語一覧分類表示処理においては、成句検索を行うことで成句見出語を検索して表示することとして説明したが、これに限られるわけではなく、例文検索を行うことで例文見出語を検索して表示することにしても勿論良い。
〔第5実施形態〕
図28〜31を参照して、第5実施形態について説明する。
まず、構成を説明する。
図28(a)は、第5実施形態に係る電子辞書1が図2のフラッシュROM50の代わりに備えるフラッシュROM59の構成を示す図である。フラッシュROM59は、CPU20によって読み出され、第5見出語一覧分類表示処理(図30参照)として実行される第5見出語一覧分類表示プログラム591と、辞書DB573とを格納している。尚、辞書DB573については、第4実施形態と同様であるので説明を省略する。
第5見出語一覧分類表示処理とは、ユーザにより単語とその単語の成句見出語中での単語位置を示す単語目とが指定された場合に、当該単語を当該単語目に含む成句見出語を辞書毎に検索して表示することで、指定された単語を含む成句見出語を辞書毎且つ単語目毎に分類して表示する処理である。尚、単語目の指定は、入力画面においてユーザにより単語目となる数値が入力されることで行われる。この第5見出語一覧分類表示処理については詳細に後述する。
図28(b)は、第5実施形態に係る電子辞書1が図2のRAM60の代わりに備えるRAM69の構成を示す図である。RAM69は、入力単語格納領域671と、指定単語目格納領域673と、指定辞書種別格納領域691とを備えている。尚、入力単語格納領域671及び指定単語目格納領域673については、第4実施形態と同様であるので説明を省略する。
指定辞書種別格納領域691は、ユーザにより指定される辞書の種類(以下、「指定辞書種別」と呼ぶ。)を格納するための領域であり、図29においては、例えば指定辞書種別が「英和A辞典」として格納される。
次に動作を説明する。
図30は、CPU20により第5見出語一覧分類表示プログラム591が読み出されて実行されることにより電子辞書1において実行される第5見出語一覧分類表示処理の流れを示すフローチャートである。
先ず、CPU20は、初期設定として指定辞書種別に英和A辞典を設定し(ステップG1)、指定辞書種別格納領域691に格納する。そして、ユーザにより単語の入力が入力部30を介してなされると(ステップG3)、CPU20は、入力単語を入力単語格納領域671に格納する。
次いで、ユーザにより単語目の入力が入力部30を介してなされると(ステップG5)、CPU20は、入力された単語目を指定単語目として指定単語目格納領域673に格納する。そして、ユーザにより訳/決定キー13が押下されると(ステップG7)、CPU20は、入力単語を指定単語目に含む成句見出語を、指定辞書種別格納領域691に格納されている指定辞書種別用の成句DB(「指定辞書成句DB」と呼ぶ。)から読み出して、表示部40に一覧表示させる(ステップG9)。
そして、CPU20は、一覧表示させた成句見出語の内、一の成句見出語を選択見出語として反転表示させ(ステップG11)、その選択見出語の説明情報を表示部40に表示させる(ステップG13)。
次いで、CPU20は、ユーザにより方向キー11の右キーが押下されたかどうかを判定し(ステップG15)、押下されたと判定した場合には(ステップG15;Yes)、指定辞書種別格納領域691に格納されている指定辞書種別が英和A辞典であるかどうかを判定する(ステップG17)。
ステップG17において、指定辞書種別が英和A辞典であったと判定した場合には(ステップG17;Yes)、CPU20は、指定辞書種別を英和B辞典に設定し(ステップG19)、指定辞書種別格納領域691に格納・更新して、ステップG9に戻る。また、ステップG17において、指定辞書種別が英和A辞典ではなかったと判定した場合には(ステップG17;No)、CPU20は、指定辞書種別を英英辞典に設定し(ステップG21)、指定辞書種別格納領域691に格納・更新して、ステップG9に戻る。
ステップG15において、右キーが押下されなかったと判定した場合には(ステップG15;No)、CPU20は、ユーザにより方向キー11の左キーが押下されたかどうかを判定し(ステップG23)、押下されたと判定した場合には(ステップG23;Yes)、指定辞書種別格納領域691に格納されている指定辞書種別が英英辞典であるかどうかを判定する(ステップG25)。
ステップG25において、指定辞書種別が英英辞典であったと判定した場合には(ステップG25;Yes)、CPU20は、指定辞書種別を英和B辞典に設定し(ステップG27)、指定辞書種別格納領域691に格納・更新して、ステップG9に戻る。また、ステップG25において、指定辞書種別が英英辞典ではなかったと判定した場合には(ステップG25;No)、CPU20は、指定辞書種別を英和A辞典に設定し(ステップG29)、指定辞書種別格納領域691に格納・更新して、ステップG9に戻る。
また、ステップG23において、左キーが押下されなかったと判定した場合には(ステップG23;No)、CPU20は、ユーザにより方向キー11の上下キーが押下されたかどうかを判定する(ステップG31)。そして、上下キーが押下されたと判定した場合には(ステップG31;Yes)、その押下に応じて選択見出語を変更し(ステップG33)、変更した選択見出語の説明情報を表示部40に表示させる(ステップG35)。また、ステップG31において、上下キーが押下されなかったと判定した場合には(ステップG31;No)、CPU20は、ステップG37へと処理を移行する。
そして、CPU20は、ユーザにより訳/決定キー13が押下されたかどうかを判定し(ステップG37)、押下されなかったと判定した場合には(ステップG37;No)、ステップG15へ戻り、押下されたと判定した場合には(ステップG37;Yes)、選択見出語の説明情報を表示部40に全画面表示させ(ステップG39)、第5見出語一覧分類表示処理を終了する。
次に、これまでの処理について、表示画面例を参照しつつ、具体的に説明する。
図31(a)は、電子辞書1の表示部40に表示され、ユーザが単語と単語目を入力するための表示画面の一例である表示画面W60を示したものである。表示画面W60の上部には、例文検索用と成句検索用の括弧が表示されており、ユーザはどちらか一方の検索を選択して、括弧の中に単語を入力することができる。また、その下方には、単語目を入力するための括弧が表示されており、ユーザは括弧内に単語目として数値を入力することができる。ここでは、成句検索が選択されたことで、「成句検索」の表示がM60として反転表示され、成句検索用の括弧の中には、単語「like」がT60として入力されている(図30のステップG3)。また、単語目として、括弧の中に「2」がT62として入力されている(図30のステップG5)。
図31(b)は、入力単語「like」を含む成句見出語の内、単語目が「2」で、英和A辞典に登録されている成句見出語が表示された場合の表示画面の一例である表示画面W62を示したものである。表示画面W60において、ユーザにより訳/決定キー13が押下されたことで(図30のステップG7;Yes)、表示画面W62が表示される。表示画面W62では、上部の「英和A」の表示がM61として反転表示され、指定辞書種別が英和A辞典であることがユーザに一目でわかるようになっている。その下方には、単語目が「2」の成句見出語がK61として一覧表示されており(図30のステップG9)、その中の「agree like cats and dogs」が選択見出語でありM62として反転表示されている(図30のステップG11)。また、表示画面W62の下部には、選択見出語である「agree like cats and dogs」の説明情報がK62として表示されている(図30のステップG13)。
図31(c)は、入力単語「like」を含む成句見出語の内、単語目が「2」で、英和B辞典に登録されている成句見出語が表示された場合の表示画面の一例である表示画面W64を示したものである。表示画面W62において、ユーザにより方向キー11の右キーが押下されたことで(図30のステップG15;Yes)、表示画面W64が表示される。表示画面W64では、上部の「英和B」の表示がM63として反転表示され、その下方には、単語目が「2」の成句見出語がK63として一覧表示されており(図30のステップG19又はG27→G9)、その中の「act[work] like a charm」が選択見出語でありM64として反転表示されている(図30のステップG11)。また、表示画面W64の下部には、選択見出語である「act[work] like a charm」の説明情報がK64として表示されている(図30のステップG13)。
以上の通りに、第5実施形態によれば、ユーザにより単語と単語目とが指定されることで、当該指定された単語を含む成句見出語の一覧を辞書毎且つ単語目毎に分類して表示することができる。
尚、第5見出語一覧分類表示処理においては、成句検索を行うことで成句見出語を検索して表示することとして説明したが、これに限られるわけではなく、例文検索を行うことで例文見出語を検索して表示することにしても勿論良い。
〔変形例〕
(1)複数辞書漢字検索の変形例
以上、5つの実施形態について説明したが、第1〜第3実施形態で説明した複数辞書漢字検索の変形例として、読みの入力ではなく、漢字部品読み機能による部品読みの入力を用いた検索手法や、総画数等の既知の情報を用いた検索手法について説明する。漢字部品読み機能とは、調べたい見出語漢字の読み方がわからない場合に、その見出語漢字を構成する一部分(部品)の読みや部首等を入力することで見出語漢字を検索する機能のことである。また、見出語漢字の総画数等の情報が既知である場合、これら既知の情報を用いて更なる絞込み検索を行うことが可能である。今、漢字部品読み機能を用いて、見出語漢字「阿」を検索する場合について考える。
図32(a)は、漢字部品読み機能を利用して、ユーザにより部品読みが入力された場合の表示画面の一例である表示画面W70を示したものである。表示画面W70では、上部の「部品読み」がM70として反転表示され、そのすぐ下方に部品読みを入力するための括弧が表示されている。ここでは、部品読みとして「こざとへん」と「くち」と「ちょう」とが括弧の中にそれぞれT70、T71、T72として入力されている。また、その右方には、部首画数、総画数及び音訓読みを入力するための括弧が表示されており、既知の情報を入力することで絞込み検索を行うことが可能である。
図32(b)は、部品読みが入力されたことにより候補漢字の一覧が表示され、一の候補漢字が選択漢字として選択された場合の表示画面の一例である表示画面W72を示したものである。表示画面W70において、ユーザにより訳/決定キー13が押下されたことで、表示画面W72が表示される。表示画面W72では、入力された部品読みを含む漢字1文字の見出語3つが、候補漢字K72として表示されており、ここでは「阿」が選択漢字として選択され、M72として反転表示されている。
次に、総画数が既知であるものとして更なる絞込み検索を行う。
図32(c)は、部品読みに加えて総画数が入力されたことにより候補漢字の一覧が表示され、一の候補漢字が選択漢字として選択された場合の表示画面の一例である表示画面W74を示したものである。表示画面W72において、ユーザにより訳/決定キー13が押下されたことで、表示画面W74が表示される。表示画面W74では、部分読みに加えて総画数「8」がT74として入力されており、部品読みを含み総画数が8画である漢字1文字の見出語が、候補漢字K74として表示されている。ここでは、候補漢字が「阿」の1つだけであり、これが自動的に選択漢字として選択され、M74として反転表示されている。
このように、漢字部品読み機能や総画数等の既知の情報を用いることにより、読み方のわからない見出語漢字を容易に検索することができる。
(2)情報表示制御装置の変形例
上述した実施形態では、電子辞典、電子事典などを含む電子辞書を適用例として説明したが、本発明の情報表示制御装置は、このような製品に限定されるものではなく、携帯電話、パソコン、電子時計、PDA(Personal Digital Assistants)などの電子機器全般に適用可能である。
(3)電子辞書システム
上述した実施形態では電子辞書1を、単体で動作する所謂スタンドアローン型の装置として説明した。しかし、本発明が適用可能な装置はこれに限られるものではなく、通信装置を内蔵或いは接続可能に構成し、サーバと通信することによって本発明に係る装置を実現することも可能である。以下、図面を参照して具体的に説明する。
図33は、通信装置を内蔵した電子辞書端末600と、サーバ700とが通信回線Nを介して通信可能に接続されたシステム構成の概略図を示す図である。サーバ700は、例えば汎用のワークステーションやサーバ用コンピュータ等によって構成されるものであり、電子辞書端末600は、携帯電話機や、通信装置を内蔵したパソコン、通信装置を内蔵した電子辞書等により構成されるものである。通信回線Nは、有線/無線の電話網やインターネット網等である。
図33において、上述した実施形態の電子辞書1の主要機能を有する機能ブロックを太線で示した。電子辞書1のCPU20が実行する第1見出語一覧分類表示処理やリスト順設定処理等はサーバ700のCPU702が実行する。また電子辞書1のフラッシュROM50が記憶する第1見出語一覧分類表示プログラム等はサーバ700の、ハードディスク等から構成される記憶部714が記憶する。また、第1見出語一覧分類表示処理やリスト順設定処理等の実行に伴うデータはサーバ700のRAM712が記憶する。
一方、電子辞書1の入力部30及び表示部40はそれぞれ、電子辞書端末600の入力部604及び表示部606に相当する。
すなわち、サーバ700がホスト(或いはサーバ)、電子辞書端末600が端末(或いはクライアント)に相当するホスト・端末のシステム(或いはクライアント/サーバ型のシステム)を形成する。そして、電子辞書端末600の入力部604から入力された入力文字等が通信装置608を介してサーバ700に送信され、サーバ700のCPU702が記憶部714に記憶された各種データ及び各種プログラムに従って第1見出語一覧分類表示処理やリスト順設定処理等を実行し、処理結果を通信装置608を通じて電子辞書端末600に送信して表示部606に表示させる。このように、サーバ700及び電子辞書端末600から構成されるシステムで、本発明を実現することも可能である。この場合、電子辞書端末600においては、第1見出語一覧分類表示プログラム等を記憶しておく必要がなく、また第1見出語一覧分類表示処理やリスト順設定処理等を実行する必要もない。このため、演算処理能力が比較的低いCPU602や、記憶容量等が比較的小さいROM610等を具備する電子辞書端末600(例えば携帯電話)であってもよい。
(a)本実施形態の電子辞書の概観図。(b)電子辞書のキー配列の一例を示す図。 本実施形態の電子辞書の内部構成を示すブロック図。 (a)第1実施形態におけるフラッシュROMのデータ構成を示す図。(b)第1実施形態におけるRAMのデータ構成を示す図。 (a)漢和辞典DBのデータ構成を示す図。(b)国語辞典DBのデータ構成を示す図。 (a)昇順見出語データテーブルの構成を示す図。(b)降順見出語データテーブルの構成を示す図。(c)読み順見出語データテーブルの構成を示す図。 (a)選択漢字格納領域を示す図。(b)指定文字目格納領域を示す図。(c)指定リスト順格納領域を示す図。 第1見出語一覧分類表示処理の流れを示すフローチャート。 リスト順設定処理の流れを示すフローチャート。 (a)読みを入力するための表示画面の一例を示す図。(b)候補漢字の一覧が表示され、一の候補漢字が選択漢字として選択された場合の表示画面の一例を示す図。 (a)選択漢字「阿」を見出語漢字とし、文字目が「1」の見出語が表示された場合の表示画面の一例を示す図。(b)選択漢字「阿」を見出語漢字とし、文字目が「2」の見出語が表示された場合の表示画面の一例を示す図。(c)選択漢字「阿」を見出語漢字とし、文字目が「3」の見出語が表示された場合の表示画面の一例を示す図。 (a)候補漢字の一覧が表示され、一の候補漢字が選択漢字として選択された場合の表示画面の一例を示す図。(b)選択漢字「亜」を見出語漢字とし、文字目が「1」の見出語が表示された場合の表示画面の一例を示す図。(c)リスト順の選択がなされた場合の表示画面の一例を示す図。 (a)昇順に見出語が一覧表示された場合の表示画面の一例を示す図。(b)降順に見出語が一覧表示された場合の表示画面の一例を示す図。(c)読み順に見出語が一覧表示された場合の表示画面の一例を示す図。 (a)第2実施形態におけるフラッシュROMのデータ構成を示す図。(b)第2実施形態におけるRAMのデータ構成を示す図。 (a)ジャンプ文字格納領域を示す図。(b)ジャンプ先辞書種別格納領域を示す図。 第2見出語一覧分類表示処理の流れを示すフローチャート。 (a)辞書引き処理によって見出語の説明情報が表示された場合の表示画面の一例を示す図。(b)ジャンプ先辞書選択画面が表示された場合の表示画面の一例を示す図。(c)ジャンプ文字「阿」を見出語漢字とし、文字目が「1」の見出語が表示された場合の表示画面の一例を示す図。 (a)第3実施形態におけるフラッシュROMのデータ構成を示す図。(b)第3実施形態におけるRAMのデータ構成を示す図。 (a)絞込み文字目格納領域を示す図。(b)指定辞書種別格納領域を示す図。 第3見出語一覧分類表示処理の流れを示すフローチャート。 絞込み検索表示処理の流れを示すフローチャート。 (a)候補漢字の一覧が表示され、一の候補漢字が選択漢字として選択された場合の表示画面の一例を示す図。(b)選択漢字「熙」を見出語漢字とする見出語の内、漢和辞典DB513aに登録されている見出語が表示された場合の表示画面の一例を示す図。(c)選択漢字「熙」を見出語漢字とする見出語の内、国語辞典DB513bに登録されている見出語が表示された場合の表示画面の一例を示す図。 (a)絞込み検索画面が表示された場合の表示画面の一例を示す図。(b)選択漢字「熙」を見出語漢字とする見出語の内、漢和辞典DB513aに登録されており、「熙」を2文字目に含む見出語が表示された場合の表示画面の一例を示す図。 (a)第4実施形態におけるフラッシュROMのデータ構成を示す図。(b)第4実施形態におけるRAMのデータ構成を示す図。 英和A辞典用成句DBのデータ構成を示す図。 (a)入力単語格納領域を示す図。(b)指定単語目格納領域を示す図。 第4見出語一覧分類表示処理の流れを示すフローチャート。 (a)単語を入力するための表示画面の一例を示す図。(b)入力単語「like」を含む成句見出語の内、単語目が「1」の成句見出語が表示された場合の表示画面の一例を示す図。(c)入力単語「like」を含む成句見出語の内、単語目が「2」の成句見出語が表示された場合の表示画面の一例を示す図。 (a)第5実施形態におけるフラッシュROMのデータ構成を示す図。(b)第5実施形態におけるRAMのデータ構成を示す図。 指定辞書種別格納領域を示す図。 第5見出語一覧分類表示処理の流れを示すフローチャート。 (a)単語と単語目を入力するための表示画面の一例を示す図。(b)入力単語「like」を含む成句見出語の内、単語目が「2」で、英和A辞典に登録されている成句見出語が表示された場合の表示画面の一例を示す図。(c)入力単語「like」を含む成句見出語の内、単語目が「2」で、英和B辞典に登録されている成句見出語が表示された場合の表示画面の一例を示す図。 (a)部品読み機能を利用して、部品読みを入力する場合の表示画面の一例を示す図。(b)部品読みの入力により候補漢字の一覧が表示され、一の候補漢字が選択漢字として選択された場合の表示画面の一例を示す図。(c)部品読みに加えて総画数を入力することにより候補漢字の一覧が表示され、一の候補漢字が選択漢字として選択された場合の表示画面の一例を示す図。 変形例におけるブロック図の一例を示す図。
符号の説明
1 電子辞書
3 キー群
4 ディスプレイ
5 電源キー
7 辞書種別キー
9 文字入力キー
11 方向キー
13 訳/決定キー
15 戻るキー
17 機能選択キー
20 CPU
30 入力部
40 表示部
50 フラッシュROM
60 RAM
70 バス

Claims (4)

  1. 左右方向キーと表示部とを有する情報表示制御装置において、
    複数の見出語と当該各見出語の説明情報とがそれぞれ対応づけられた辞書情報を記憶する記憶手段と、
    ユーザ操作に従って検索対象文字を指定する文字指定手段と、
    この文字指定手段により指定された文字を1文字目の文字位置に含む見出語を、前記記憶手段に記憶された辞書情報の中から読み出して、1文字目の文字位置であることを示す表示とともに前記表示部に一覧表示する1文字目見出語表示手段と、
    前記左右方向キーの特定方向の押下に応じて、前記文字指定手段により指定された文字を見出語中の当該特定方向の位置に含むように位置指定する位置指定手段と、
    前記文字指定手段により指定された文字を前記位置指定手段により指定された位置に含む見出語を、前記記憶手段に記憶された辞書情報の中から読み出して、この指定された位置を示す表示とともに前記表示部に一覧表示する指定位置見出語表示手段と、
    前記表示部に1文字目から順に大きくなる文字目をそれぞれ表示したタグを右方向に順に並べて表示する文字目タグ表示手段と、
    を有し、
    前記位置指定手段は、前記左右方向キーの特定方向の押下回数に対応するタグの文字目を指定するタグ対応位置指定手段を有し、
    前記文字目タグ表示手段により表示されたタグのうち、当該タグ対応位置指定手段により指定された文字目に対応するタグを識別表示する指定タグ識別表示手段を有することを特徴とする情報表示制御装置。
  2. 前記記憶手段は複数種類の辞書情報を記憶する手段であり、
    前記指定位置見出語表示手段は、前記文字指定手段により指定された検索対象文字を前記位置指定手段により指定された文字位置に含む見出語を、前記記憶手段に記憶された各辞書情報の中から読み出して、当該見出語を記憶する辞書情報が何れの辞書情報であるかを視認可能に表示する制御を行う表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の情報表示制御装置。
  3. 前記複数種類の辞書情報の中から説明情報の表示対象とする辞書情報を選択する辞書選択手段と、
    この辞書選択手段により選択された辞書情報に記憶されている見出語の中から、対応する説明情報を表示させる見出語を選択する見出語選択手段と、
    この見出語選択手段により選択された見出語に対応する説明情報を前記辞書選択手段により選択された辞書情報の中から読み出して表示する制御を行う説明情報表示制御手段と、
    を更に備え、
    前記文字指定手段は、前記説明情報表示制御手段により表示制御された説明情報の中から前記検索対象文字を指定する表示情報中指定手段を有する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報表示制御装置。
  4. 左右方向キーと表示部とを有する情報表示制御装置のコンピュータを制御するためのプログラムであって、
    前記コンピュータを、
    複数の見出語と当該各見出語の説明情報とがそれぞれ対応づけられた辞書情報を記憶する記憶手段、
    ユーザ操作に従って検索対象文字を指定する文字指定手段、
    この文字指定手段により指定された文字を1文字目の文字位置に含む見出語を、前記記憶手段に記憶された辞書情報の中から読み出して、1文字目の文字位置であることを示す表示とともに前記表示部に一覧表示する1文字目見出語表示手段、
    前記左右方向キーの特定方向の押下に応じて、前記文字指定手段により指定された文字を見出語中の当該特定方向の位置に含むように位置指定する位置指定手段、
    前記文字指定手段により指定された文字を前記位置指定手段により指定された位置に含む見出語を、前記記憶手段に記憶された辞書情報の中から読み出して、この指定された位置を示す表示とともに前記表示部に一覧表示する指定位置見出語表示手段、
    前記表示部に1文字目から順に大きくなる文字目をそれぞれ表示したタグを右方向に順に並べて表示する文字目タグ表示手段、
    として機能させ、
    前記位置指定手段は、前記左右方向キーの特定方向の押下回数に対応するタグの文字目を指定するタグ対応位置指定手段を有し、
    前記文字目タグ表示手段により表示されたタグのうち、当該タグ対応位置指定手段により指定された文字目に対応するタグを識別表示する指定タグ識別表示手段を有するように機能させるためのプログラム。
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