JP2011035374A - 保護回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】負電位にスイングする端子を保護する。
【解決手段】第1保護回路2は第1ダイオードD1と第1トランジスタM1を備える。第1ダイオードD1のアノード12は、保護対象の端子P1に接続される。第1トランジスタM1は、その伝導チャンネルの第1端子22が第1ダイオードD1のカソード14と接続され、その伝導チャンネルの第2端子28、ゲート24およびバックゲート26が、固定電圧端子P2に接続されたNチャンネルMOSFETである。第1トランジスタM1はP型半導体基板に形成されたN型ウェル内に形成されたフローティングMOSFETである。第1ダイオードD1は第1トランジスタM1と共通のN型ウェル内に形成される。第1ダイオードD1のカソード14および第1トランジスタM1の伝導チャンネルの第1端子22は、N型ウェル30と接続される。
【選択図】図1

Description

本発明は、静電破壊防止用の保護回路に関し、特にMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)を利用した保護回路に関する。
半導体集積回路は、信号の入出力のためのパッドを備える。このパッドに静電気やサージノイズが印加されると、半導体集積回路内部の回路素子の信頼性に影響を及ぼすおそれがある。そこでパッドには、ツェナーダイオード等を利用した保護回路が設けられる。
たとえば保護対象となるパッドに正電圧の信号が伝搬する場合、カソードがパッド側、アノードが接地端子側となる向きに保護ダイオードが配置される。
特開平11−284130号公報 特開2000−98338号公報
しかしながら、スピーカやヘッドホンなどに供給されるオーディオ信号は、接地電位を中心として、正負両方向にスイングする場合がある。オーディオ信号が伝搬する端子に上述の保護ダイオードを接続すると、オーディオ信号が負方向にスイングする際に、保護ダイオードが順方向にオンして信号がクランプされ、あるいはリーク電流が発生するという問題がある。つまり接地電圧以下に低下する端子には適用できず、適用可能な電圧範囲が限定されるという問題がある。
また正方向にのみスイングする信号であっても、保護回路に付随する寄生容量が大きいと、信号が歪むという問題が発生する。
本発明は係る課題に鑑みてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的は、上述の少なくともひとつの問題を解決する保護回路の提供にある。
本発明のある態様は保護回路に関する。保護回路は、そのアノードが保護対象の端子に接続された第1ダイオードと、その伝導チャンネルの一端が第1ダイオードのカソードと接続され、その他端、ゲートおよびバックゲートが、固定電圧端子に接続されたNチャンネルMOSFETである第1トランジスタと、を備える。第1トランジスタは、P型半導体基板に形成されたN型ウェル内に形成されたフローティングMOSFETであり、第1ダイオードは、第1トランジスタと共通のN型ウェル内に形成され、第1ダイオードのカソードおよび第1トランジスタの伝導チャンネルの一端は、N型ウェルと接続される。
この態様によると、第1トランジスタのボディダイオードおよび第1ダイオードが、カソード端子が向き合って配置されたダイオードペアとして機能する。したがって端子に過電圧が印加されたときは、一方のダイオードが順方向に導通し、他方のダイオードが逆方向に導通して、内部回路を保護することができる。通常の動作時においては、保護対象の端子に固定電圧端子の電位より低い信号が入力されてもクランプされず、広い電圧範囲で使用できる。
本発明の別の態様もまた、保護回路である。この保護回路は、そのカソードが保護対象の端子に接続された第2ダイオードと、その伝導チャンネルの一端、ゲートおよびバックゲートが、第2ダイオードのアノードと接続され、その伝導チャンネルの他端が、固定電圧端子と接続されたNチャンネルMOSFETである第2トランジスタと、を備える。第2トランジスタは、P型半導体基板に形成されたN型ウェル内に形成されたフローティングMOSFETであり、第2ダイオードは、第2トランジスタと共通のN型ウェル内に形成され、第2トランジスタの伝導チャンネルの他端は、N型ウェルと接続される。
この態様によると、第2トランジスタのボディダイオードおよび第2ダイオードが、アノード端子が向き合って配置されたダイオードペアとして機能する。したがって端子に過電圧が印加されたときは、一方のダイオードが順方向に導通し、他方のダイオードが逆方向に導通して、内部回路を保護することができる。通常の動作時においては、保護対象の端子に固定電圧端子の電位より低い信号が入力されてもクランプされず、広い電圧範囲で使用できる。
ある態様の保護回路は、上述の2つの保護回路の組み合わせである。この態様によれば、保護対象の端子の電位が、正負いずれの方向にスイングする場合にも内部回路を保護することができる。
保護対象となる端子には、固定電圧端子の電位を中心としてスイングする信号が伝搬してもよい。
保護対象となる端子を伝搬する信号はオーディオ信号であってもよい。
保護対象となる端子には、電気音響変換素子が接続されてもよい。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、使用可能な電圧範囲を拡大した保護回路を提供できる。
実施の形態に係る保護回路の構成を示す回路図である。 図1の保護回路のデバイス構造を示す断面図である。 図1の保護回路を備える半導体装置の構成を示す回路図である。 図4(a)は、第2保護回路の変形例を示す断面図であり、図4(b)は、図4(a)の第2ダイオードの周辺の等価回路図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aが部材Bに接続された状態」とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合や、部材Aと部材Bが、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
図1は、実施の形態に係る保護回路10の構成を示す回路図である。保護回路10は、保護対象となる内部回路6と外部接続用の端子(パッドともいう)P1、P2の間に設けられる。端子P2は接地され、固定電圧端子として機能する。内部回路6からの信号は、端子P1を介して外部へと出力される。もしくは、外部からの信号が、端子P1を介して内部回路6に入力される。
保護回路10は、端子P1に静電ノイズ、サージなどの予期せぬ過電圧が印加された場合に、内部回路6を過電圧から保護するために設けられる。過電圧は正方向もしくは負方向のいずれか、あるいは両方を意味する。つまり、端子P1が保護対象となる端子である。
保護回路10は、第1保護回路2、第2保護回路4を含む。
第1保護回路2は、第1ダイオードD1、第1トランジスタM1を備える。第1ダイオードD1のアノード12は、保護対象の端子P1に接続される。
第1トランジスタM1はNチャンネルMOSFETであり、その伝導チャンネルの一端(第1端子22)は、第1ダイオードD1のカソード14と接続される。また第1トランジスタM1の伝導チャンネルの他端(第2端子28)、ゲート24およびバックゲート26は、固定電圧端子P2に接続される。
第1保護回路2のデバイス構造については後に詳述するが、第1トランジスタM1はP型半導体基板に形成されたN型ウェル内に形成されたフローティングMOSFET(もしくは、N型半導体基板に形成されたP型ウェル内に形成されたフローティングMOSFET)である。以下、N型ウェル(もしくはP型ウェル)は、図中、符号30で示される。以下ではN型ウェルとして説明する。
第1ダイオードD1は、第1トランジスタM1と共通のN型ウェル30内に形成される。また第1ダイオードD1のカソード14および第1トランジスタM1の伝導チャンネルの第1端子22は、N型ウェル30と接続される。
続いて第2保護回路4の構成を説明する。
第2保護回路4は、第2ダイオードD2、第2トランジスタM2を備える。第2ダイオードD2のカソード32は、保護対象の端子P1に接続される。
第2トランジスタM2はNチャンネルMOSFETであり、その伝導チャンネルの一端(第1端子42)、ゲート44およびバックゲート46は、第2ダイオードD2のアノード34と接続される。第2トランジスタM2の伝導チャンネルの他端(第2端子48)は、固定電圧端子P2と接続される。
第2保護回路4のデバイス構造については後に詳述するが、第2トランジスタM2はP型半導体基板に形成されたN型ウェル内に形成されたフローティングMOSFET(もしくは、N型半導体基板に形成されたP型ウェル内に形成されたフローティングMOSFET)である。N型ウェル(P型ウェル)は、図中、符号50で示される。以下ではN型ウェルとして説明する。
第2ダイオードD2は、第2トランジスタM2と共通のN型ウェル50内に形成される。また第2トランジスタM2の伝導チャンネルの他端(第2端子48)は、N型ウェル50と接続される。
図2(a)、(b)は、図1の第1保護回路2、第2保護回路4のデバイス構造を示す断面図である。
図2(a)を参照する。第1ダイオードD1、第1トランジスタM1は、P型半導体基板(単にP型基板という)36にMOSプロセスによって形成される。P型基板36には、埋め込みレイヤ(Buried layer)としてN型ウェル30が形成される。図1の第1ダイオードD1および第1トランジスタM1は、共通のN型ウェル30内に、素子分離されて形成されており、第1トランジスタM1はいわゆるフローティングMOSFETである。隣接するダイオードとトランジスタを素子分離することによって、寄生ダイオードがオンし、降伏するのを防止することができる。
共通のN型ウェル30内には、第1ダイオードD1のP型ウェル(12)と、第1トランジスタM1のP型ウェル21とが隣接して形成される。P型ウェル(12)は、第1ダイオードD1のアノードとして、P型ウェル21は、第1トランジスタM1の伝導チャンネルとして機能する。第1ダイオードD1と第1トランジスタM1の間には、素子分離領域31が設けられている。
第1ダイオードD1のP型ウェル(12)の内部に、カソードとしてN型領域(14)が形成される。
P型ウェル21には、第1トランジスタM1のドレインおよびソース、つまり図1の第1端子22、第2端子28としてN型領域が形成される。第1端子22と第2端子28の間には、ゲート酸化膜24が形成される。
第1トランジスタM1の第1端子22と、第1ダイオードD1のカソード14は、N型ウェル(埋め込み層)30の第1トランジスタM1側の領域と接続される。
図2(b)を参照する。第2ダイオードD2、第2トランジスタM2は、P型基板36にMOSプロセスによって形成される。P型基板36には、埋め込みレイヤ(Buried layer)としてN型ウェル50が形成される。図1の第2ダイオードD2および第2トランジスタM2は、共通のN型ウェル50内に、素子分離されて形成されており、第2トランジスタM2は第1トランジスタM1と同様にフローティングMOSFETである。
共通のN型ウェル50内には、第2ダイオードD2のP型ウェル(34)と、第2トランジスタM2のP型ウェル41とが隣接して形成される。P型ウェル(34)は、第2ダイオードD2のアノードとして、P型ウェル41は、第2トランジスタM2の伝導チャンネルである。第2ダイオードD2と第2トランジスタM2の間にも、素子分離領域51が設けられている。
第2ダイオードD2のP型ウェル(34)の内部に、カソードとしてN型領域(32)が形成される。
P型ウェル41には、第2トランジスタM2のドレインおよびソース、つまり図1の第1端子42、第2端子48としてN型領域が形成される。第1端子42と第2端子48の間には、ゲート酸化膜44が形成される。
第2トランジスタM2の第2端子48は、N型ウェル(埋め込み層)50と接続される。
第1保護回路2のN型ウェル30と第2保護回路4のN型ウェル50は、共通の埋め込みレイヤであってもよいし、別々の埋め込みレイヤであってもよい。
以上が保護回路10の構成である。続いて保護回路10の動作を説明する。
端子P1の電位を第1電圧V1、固定電圧端子P2の電位を第2電圧V2と称する。第2電圧V2は、通常状態では接地電圧(GND=0V)あるいは電源電圧Vddなどの固定電圧である。以下ではV2=0Vを想定する。
第1電圧V1と第2電圧V2には、以下の4つの状態が想定される。
第1状態. 端子P1に正の過電圧が印加され、V1>V2となる状態
第2状態. 端子P2に負の過電圧が印加され、V1>V2となる状態
第3状態. 端子P1に負の過電圧が印加され、V1<V2となる状態
第4状態. 端子P2に正の過電圧が印加され、V1<V2となる状態
第1保護回路2に着目する。第1トランジスタM1のバックゲート26と第1端子22の間には、カソードが第1端子22側、アノードがバックゲート26側となる向きでボディダイオードBD1が形成される。つまり、端子P1と固定電圧端子P2の間には、カソードが対向して配置された2つのダイオード、すなわち第1ダイオードD1とボディダイオードBD1が存在する。以下、4つの状態での動作を説明する。
第1状態
端子P1に正の過電圧が印加され、端子P1と固定電圧端子P2の電位差がVf+Vzを超えると、第1ダイオードD1が順方向に、第1トランジスタM1のボディダイオードBD1が逆方向に導通し、端子P1の電位V1を(Vf+Vz)にクランプできる。Vfはダイオードの順方向電圧、Vzは逆方向電圧である。
第2状態
固定電圧端子P2に負の過電圧が印加され、端子P1と固定電圧端子P2の電位差がVf+Vzを超えると、第1ダイオードD1が順方向に、第1トランジスタM1のボディダイオードBD1が逆方向に導通する。その結果、端子P2の電位V2を、第1電圧V1を基準として、V1−(Vf+Vz)にクランプできる。
第3状態
端子P1に負の過電圧が印加され、端子P1と固定電圧端子P2の電位差がVf+Vzを超えると、第1ダイオードD1が逆方向に、第1トランジスタM1のボディダイオードBD1が順方向に導通する。その結果、端子P1の電位V1を、第2電圧V2を基準として、V2−(Vf+Vz)にクランプできる。
逆の観点から見れば、端子P1に負電圧が印加されても、固定電圧端子P2との電位差がしきい値Vf+Vzを超えない限り、ダイオードが導通しない。したがって、端子P1から、負電圧でスイングする信号を出力することができ、あるいは逆に端子P1に負電圧でスイングする信号を入力することができる。
第4状態
端子P2に正の過電圧が印加され、端子P1と固定電圧端子P2の電位差がVf+Vzを超えると、第1ダイオードD1が逆方向に、第1トランジスタM1のボディダイオードBD1が順方向に導通する。その結果、端子P2の電位V2を、第1電圧V1を基準として、V1+(Vf+Vz)にクランプできる。
以上が第1保護回路2の動作および効果である。
第2保護回路4に着目すると、第2トランジスタM2のバックゲート46と第2端子48の間には、カソードが第2端子48側、アノードがバックゲート46側となる向きでボディダイオードBD2が形成される。つまり、端子P1と固定電圧端子P2の間には、アノードが対向して配置された2つのダイオード、すなわち第2ダイオードD2とボディダイオードBD2が存在する。
第1状態
端子P1に正の過電圧が印加され、端子P1と固定電圧端子P2の電位差がVf+Vzを超えると、第2ダイオードD2が逆方向に、第2トランジスタM2のボディダイオードBD2が順方向に導通し、端子P1の電位V1を(Vf+Vz)にクランプできる。
第2状態
固定電圧端子P2に負の過電圧が印加され、固定電圧端子P2と端子P1の電位差がVf+Vzを超えると、第2ダイオードD2が逆方向に、第2トランジスタM2のボディダイオードBD2が順方向に導通する。その結果、固定電圧端子P2の電位V2を、第1電圧V1を基準として、V1−(Vf+Vz)にクランプできる。
第3状態
端子P1に負の過電圧が印加され、端子P1と固定電圧端子P2の電位差がVf+Vzを超えると、第2ダイオードD2が順方向に、第2トランジスタM2のボディダイオードBD2が逆方向に導通する。その結果、端子P1の電位V1を、第2電圧V2を基準として、V2−(Vf+Vz)にクランプできる。
逆の観点から見れば、端子P1に負電圧が印加されても、固定電圧端子P2との電位差がしきい値Vf+Vzを超えない限り、ダイオードが導通しない。したがって、端子P1から、負電圧でスイングする信号を出力することができ、あるいは逆に端子P1に負電圧でスイングする信号を入力することができる。
第4状態
端子P2に正の過電圧が印加され、端子P1と固定電圧端子P2の電位差がVf+Vzを超えると、第2ダイオードD2が順方向に、第2トランジスタM2のボディダイオードBD2が逆方向に導通する。その結果、端子P1の電位V1を、第2電圧V2を基準として、V2−(Vf+Vz)にクランプできる。
以上が第2保護回路4の動作および効果である。
上述のように保護回路10には、第1保護回路2および第2保護回路4のいずれか一方を設けることにより、正負両方の過電圧(第1〜第4状態)から内部回路6を保護することができるが、両方をペアで用いることが望ましく、その場合には、以下の利点がある。この利点は、第1保護回路2のみ、もしくは第2保護回路4のみの構成との対比によって明確となる。
まず、第1保護回路2のみの場合について考察する。第3、第4状態において、第1ダイオードD1は逆方向にオンする。一般にダイオードの許容電流量は、同じサイズにおいて、順方向よりも逆方向の方が小さい。したがって、第1保護回路2のみによって第1〜第4状態をすべて保護しようとすると、第1ダイオードD1のサイズが大きくなければならない。第1ダイオードD1のサイズが大きくなると、端子P1とP型基板36の間の寄生容量が大きくなり、端子P1を伝搬する信号に歪みを与える。
第2保護回路4のみの場合も同様である。
第1保護回路2および第2保護回路4が両方設けられる場合、第1、第2状態を主として第1保護回路2よって、第3、第4状態を主として第2保護回路4に受け持たせることができる。このことにより、第1保護回路2の第1ダイオードD1および第2保護回路4の第2ダイオードD2それぞれのサイズを、順方向にオンすることを考慮して設計することができる。その結果、第1ダイオードD1、第2ダイオードD2のサイズを小さくすることができ、端子P1とP型基板36の間の寄生容量を大幅に低減することができ、ひいては信号の歪みを低減できる。
実施の形態に係る保護回路10は、負電圧が伝搬する端子P1を保護することができるため、以下のようなアプリケーションに好適に利用できる。
図3は、図1の保護回路10を備える半導体装置100の構成を示す回路図である。半導体装置100は、少なくともひとつの保護回路10a〜10cと、内部回路6と、を備える。半導体装置100の機能は限定されないが、たとえばオーディオ信号S1をスピーカやヘッドホンなどの電気音響変換素子(以下、スピーカと称す)102に出力する機能を有する。ここで、スピーカ102を駆動して音響信号を出力する場合、端子P1の電位は接地電位を中心としてスイングする。
半導体装置100は、出力端子P1に加えて、固定電圧端子P2および複数の電源端子P3、P4を備える。内部回路6は、電源端子P3、P3に供給される電源電圧Vdd1、Vdd2を受け、オーディオ信号S1を出力する。
端子P1には、接地電位を中心として正負にスイングするオーディオ信号S1が伝搬する。したがって、実施の形態に係る保護回路10を用いることにより、オーディオ信号S1の伝搬に影響を与えることなく、端子P1に印加される過電圧から内部回路6を好適に保護することができる。
たとえば、保護回路10aは、端子P1と固定電圧端子P2の間に設けられる。また、保護回路10bは端子P1と電源端子P3の間に、保護回路10cは端子P1と電源端子P4の間に設けられる。
内部回路6を保護する上で最も重要なのは、あるいは最も有効に機能するのは、端子P1と固定電圧端子P2の間に設けられた保護回路10aである。したがって、回路面積を優先させる場合、保護回路10aのみを設けることが望ましい。
さらにサージノイズ等に対する耐性を高めるためには、端子P1と電源端子P3の間、端子P1と電源端子P4の間の少なくとも一方、好ましくは両方にも、保護回路10b、10cを設けることが望ましい。
内部回路6は、オーディオ信号S1を増幅するアンプを備えてもよいし、あるいは複数の入力オーディオ信号から一つを選択出力する単なる入力セレクタ(マルチプレクサ)であってもよい。
また内部回路6は、オーディオ信号S1を複数の出力端子のいずれかから出力させる出力セレクタ(デマルチプレクサ)であってもよい。この場合、複数の出力端子それぞれに対して保護回路10を設けることが好ましい。
上記実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、変形例を説明する。
実施の形態に係る保護回路10は、P型半導体基板上に形成する場合を説明したが、N型半導体基板上に形成してもよい。この場合、第1トランジスタM1、第2トランジスタM2をPチャンネルMOSFETとして形成する。また、図2のデバイス構造のP型とN型を相互に置換して構成すればよい。
この変形例によっても、信号の伝搬を阻害することなく、内部回路を好適に保護できる。
この場合の変形例に係る第1保護回路は、そのアノードが保護対象の端子に接続された第1ダイオードと、 その伝導チャンネルの一端、ゲートおよびバックゲートが、前記第1ダイオードのカソードと接続され、その伝導チャンネルの他端が、固定電圧端子と接続されたPチャンネルMOSFETである第1トランジスタと、を備える。第1トランジスタは、N型半導体基板に形成されたP型ウェル内に形成されたフローティングMOSFETである。第1ダイオードは、第1トランジスタと共通のP型ウェル内に形成される。第1ダイオードの伝導チャンネルの他端は、P型ウェルと接続される。
同様に、変形例に係る第2保護回路は、そのカソードが保護対象の端子に接続された第2ダイオードと、その伝導チャンネルの一端が、前記第2ダイオードのアノードと接続され、その伝導チャンネルの他端、ゲートおよびバックゲートが、固定電圧端子と接続されたPチャンネルMOSFETである第2トランジスタと、を備える。第2トランジスタは、N型半導体基板に形成されたP型ウェル内に形成されたフローティングMOSFETである。第2ダイオードは、第2トランジスタと共通の前記P型ウェル内に形成される。第2トランジスタの伝導チャンネルの一端は、P型ウェルと接続される。
図4(a)は、第2保護回路の変形例を示す断面図である。図4(a)の第2保護回路4aは、図2(b)の第2保護回路4に加えて保護用抵抗R1を備える。保護用抵抗R1は、N型ウェル50の素子分離領域51よりも第2ダイオードD2側の領域と、接地端子との間に設けられる。
図4(b)は、図4(a)の第2ダイオードD2の周辺の等価回路図である。第2ダイオードD2の領域には、アノード34をコレクタ、第2ダイオードD2側のN型ウェル50をベース、P型基板36をエミッタとするPNP型の寄生トランジスタQ1が存在する。また第2ダイオードD2は、カソード32をエミッタ、アノード34をベース、N型ウェル50をコレクタとするNPN型のバイポーラトランジスタと等価である。
このような回路において、図2(b)のようにN型ウェル50をオープンとすると、N型ウェル50が負電圧となったときに寄生トランジスタQ1がオンし、接地に対して電流が流れるおそれがある。これに対して図4(a)のように抵抗R1を設けることにより、寄生トランジスタQ1がオンするのを抑制することができ、不要な電流が流れるのを防止することができる。
以上、実施の形態にもとづき本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎないことはいうまでもなく、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を離脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が可能であることはいうまでもない。
P1…端子、M1…第1トランジスタ、D1…第1ダイオード、V1…第1電圧、P2…固定電圧端子、M2…第2トランジスタ、D2…第2ダイオード、2…第1保護回路、V2…第2電圧、4…第2保護回路、6…内部回路、10…保護回路、12…アノード、14…カソード、21…P型ウェル、22…第1端子、24…ゲート、26…バックゲート、28…第2端子、30…N型ウェル、31…素子分離領域、32…カソード、34…アノード、36…P型基板、41…P型ウェル、42…第1端子、44…ゲート、46…バックゲート、48…第2端子、50…N型ウェル、51…素子分離領域、100…半導体装置。

Claims (12)

  1. そのアノードが保護対象の端子に接続された第1ダイオードと、
    その伝導チャンネルの一端が前記第1ダイオードのカソードと接続され、その他端、ゲートおよびバックゲートが、固定電圧端子に接続されたNチャンネルMOSFETである第1トランジスタと、
    を備え、
    前記第1トランジスタは、P型半導体基板に形成されたN型ウェル内に形成されたフローティングMOSFETであり、
    前記第1ダイオードは、前記第1トランジスタと共通の前記N型ウェル内に形成され、
    前記第1ダイオードのカソードおよび前記第1トランジスタの前記伝導チャンネルの前記一端は、前記N型ウェルと接続されることを特徴とする保護回路。
  2. そのカソードが保護対象の端子に接続された第2ダイオードと、
    その伝導チャンネルの一端、ゲートおよびバックゲートが、前記第2ダイオードのアノードと接続され、その伝導チャンネルの他端が、固定電圧端子と接続されたNチャンネルMOSFETである第2トランジスタと、
    をさらに備え、
    前記第2トランジスタは、P型半導体基板に形成されたN型ウェル内に形成されたフローティングMOSFETであり、
    前記第2ダイオードは、前記第2トランジスタと共通の前記N型ウェル内に形成され、
    前記第2トランジスタの前記伝導チャンネルの前記他端は、前記N型ウェルと接続されることを特徴とする請求項1に記載の保護回路。
  3. そのカソードが保護対象の端子に接続された第2ダイオードと、
    その伝導チャンネルの一端、ゲートおよびバックゲートが、前記第2ダイオードのアノードと接続され、その伝導チャンネルの他端が、固定電圧端子と接続されたNチャンネルMOSFETである第2トランジスタと、
    を備え、
    前記第2トランジスタは、P型半導体基板に形成されたN型ウェル内に形成されたフローティングMOSFETであり、
    前記第2ダイオードは、前記第2トランジスタと共通の前記N型ウェル内に形成され、
    前記第2トランジスタの前記伝導チャンネルの前記他端は、前記N型ウェルと接続されることを特徴とする保護回路。
  4. そのアノードが保護対象の端子に接続された第1ダイオードと、
    その伝導チャンネルの一端、ゲートおよびバックゲートが、前記第1ダイオードのカソードと接続され、その伝導チャンネルの他端が、固定電圧端子と接続されたPチャンネルMOSFETである第1トランジスタと、
    を備え、
    前記第1トランジスタは、N型半導体基板に形成されたP型ウェル内に形成されたフローティングMOSFETであり、
    前記第1ダイオードは、前記第1トランジスタと共通の前記P型ウェル内に形成され、
    前記第1ダイオードの前記伝導チャンネルの前記他端は、前記P型ウェルと接続されることを特徴とする保護回路。
  5. そのカソードが保護対象の端子に接続された第2ダイオードと、
    その伝導チャンネルの一端が、前記第2ダイオードのアノードと接続され、その伝導チャンネルの他端、ゲートおよびバックゲートが、固定電圧端子と接続されたPチャンネルMOSFETである第2トランジスタと、
    をさらに備え、
    前記第2トランジスタは、N型半導体基板に形成されたP型ウェル内に形成されたフローティングMOSFETであり、
    前記第2ダイオードは、前記第2トランジスタと共通の前記P型ウェル内に形成され、
    前記第2トランジスタの前記伝導チャンネルの前記一端は、前記P型ウェルと接続されることを特徴とする請求項1に記載の保護回路。
  6. そのカソードが保護対象の端子に接続された第2ダイオードと、
    その伝導チャンネルの一端が、前記第2ダイオードのアノードと接続され、その伝導チャンネルの他端、ゲートおよびバックゲートが、固定電圧端子と接続されたPチャンネルMOSFETである第2トランジスタと、
    を備え、
    前記第2トランジスタは、N型半導体基板に形成されたP型ウェル内に形成されたフローティングMOSFETであり、
    前記第2ダイオードは、前記第2トランジスタと共通の前記P型ウェル内に形成され、
    前記第2トランジスタの前記伝導チャンネルの前記一端は、前記P型ウェルと接続されることを特徴とする保護回路。
  7. 前記第1トランジスタと前記第1ダイオードは、素子分離されていることを特徴とする請求項1、2、4、5のいずれかに記載の記載の保護回路。
  8. 前記第2トランジスタと前記第2ダイオードは、素子分離されていることを特徴とする請求項2、3、5、6のいずれかに記載の記載の保護回路。
  9. 前記第2トランジスタおよび第2ダイオードが形成される前記ウェルのうち、素子分離領域より第2ダイオード側の領域と、接地端子の間に設けられた保護用抵抗をさらに備えることを特徴とする請求項8に記載の保護回路。
  10. 前記保護対象となる端子には、前記固定電圧端子の電位を中心としてスイングする信号が伝搬することを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の保護回路。
  11. 前記保護対象となる端子を伝搬する前記信号はオーディオ信号であることを特徴とする請求項10に記載の保護回路。
  12. 前記保護対象となる端子には、電気音響変換素子が接続されることを特徴とする請求項11に記載の保護回路。
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