JP2011031740A - ユニットスイング用マフラーの配置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車幅方向にコンパクトに配置させることができるユニットスイング用マフラーを提供することを課題とする。
【解決手段】後輪23には、リム116の半径方向の内側に、リム幅W1よりも車幅方向の内側へ窪む凹部176が形成される。マフラー170は、凹部176の形状に対応して後輪23に向かって本体部173から突出する突出部177を備える。
【効果】マフラー170とリム116との間隔L2を保持しつつ、突出部177を後輪23に近づけることができる。また、マフラー170の容積をマフラー200と同一とすれば、マフラー170は、マフラー200に比べて突出部177の容積分だけ車幅方向の外側に出っ張る幅をW2だけ小さくすることが可能となる。よって、車幅方向にコンパクトに配置させることができるユニットスイング用マフラーを提供することができる。
【選択図】図9

Description

本発明は、ユニットスイングの後部に取付けられている車輪の側方に、マフラーが配置される形態である、ユニットスイング用マフラーの配置に関する。
従来、ユニットスイング構造を備えている自動二輪車が各種提案されている(例えば、特許文献1(図1、図2)参照。)。
特許文献1の図1に示されるように、自動二輪車1(特許文献1記載の番号。以下同じ)では、車体フレームの中間部にユニットスイング式のパワーユニット5が、前部を支点として上下にスイング動可能に配設されている。さらに、パワーユニット5の前部には、エンジン6が備えられ、このエンジン6から後方に湾曲して排気管21が延ばされている。そして、排気管21の後部には、マフラー22が接続され、このマフラー22は、後輪8の側方に配置されている。
ところで、マフラー22は、容積を大きく取ることを目的として、特許文献1の図2に示すように車幅方向に張り出されている。この結果、自動二輪車1の車幅は大きくなる。車幅が大きい自動二輪車は、駐車時に大きなスペースを必要とするので、自動二輪車の車幅はより小さい方が好ましい。すなわち、車幅方向にコンパクトに配置させることができるユニットスイング用マフラーが求められる。
特開平11−301555号公報
本発明は、車幅方向にコンパクトに配置させることができるユニットスイング用マフラーを提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、エンジンとこのエンジンの後方に延ばされているスイングアームとを一体化させてなるユニットスイングで支持されると共に、前記エンジンから後方に延ばされている排気管に設けられるマフラーであって、前記ユニットスイングの後部に取付けられている車輪の側方に、前記マフラーが配置される形態である、ユニットスイング用マフラーの配置において、前記マフラーは、前記車輪のリムと車両側面視にて重なるように配置されるものであって、前記車輪には、前記リムの半径方向の内側に、リムの車幅方向の外端よりも車幅方向の内側へ窪む車輪凹部が形成されており、前記マフラーは、前記車輪凹部の形状に対応して前記車輪に向かって突出するマフラー突出部を備えていることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、エンジンとこのエンジンの後方に延ばされているスイングアームとを一体化させてなるユニットスイングで支持されると共に、前記エンジンから後方に延ばされている排気管に設けられるマフラーであって、前記ユニットスイングの後部に取付けられている車輪の側方に、前記マフラーが配置される形態である、ユニットスイング用マフラーの配置において、前記車輪には、リムの半径方向の内側に、リムの車幅方向の外端よりも車幅方向の内側へ窪む車輪凹部が形成されており、前記マフラーは、前記車輪凹部の形状に対応して前記車輪に向かって突出するマフラー突出部を備え、前記マフラー突出部の車幅方向の最内端は、前記リムの車幅方向の外端よりも車幅方向の内側に配置されていることを特徴とする。
請求項3に係る発明では、車輪は、車輪凹部内から車幅方向の外側に向けて車軸部が突出するものであって、マフラーには、車両側面視にて前記車軸部と重なる位置に、車幅方向の外側に向けて凹むマフラー凹部が設けられていることを特徴とする。
請求項4に係る発明では、車軸部の車幅方向の最外端は、マフラー突出部の最内端よりも車幅方向の外側に配置されていることを特徴とする。
請求項5に係る発明では、マフラーは、排気管の後端部に接続されると共に外殻をなす容器を有し、この容器は、車幅方向の外側に配置される外側容器半体と、車幅方向の内側に配置される内側容器半体とからなり、前記外側容器半体は、車輪に略平行に配置される外側底部と、この外側底部の外縁から前記車輪側に突出する外側側壁部とを備え、前記内側容器半体は、前記車輪に略平行に配置される内側底部と、この内側底部の外縁から前記車輪側に突出する内側側壁部とを備え、前記外側容器半体と前記内側容器半体は、前記外側側壁部と前記内側側壁部とを結合することにより一体化され、結合部が、マフラー突出部となることを特徴とする。
請求項6に係る発明では、内側底部を外側底部に向けて突き出るように湾曲させたことを特徴とする。
請求項1に係る発明では、マフラーは、車輪のリムと車両側面視にて重なるように配置されると共に、車輪の車輪凹部の形状に対応して車輪に向かって突出するマフラー突出部を備える。このマフラー突出部を車輪凹部の形状に対応して突出させることにより、マフラーとリムとの車幅方向のクリアランスを保持しつつ、マフラー突出部を車輪に近づけることができる。
また、上記マフラーの容積を、マフラー突出部を有しないマフラーの容積と同一とすれば、請求項1に係るマフラーは、マフラー突出部を有しないマフラーに比べ、マフラー突出部の容積分だけ車幅方向の外側に対する出っ張り寸法を小さくすることが可能となる。したがって、請求項1に係る発明では、マフラー突出部を車輪に近づけることができ、且つマフラーの車幅方向の外側に対する出っ張り寸法を小さくすることができるため、車幅方向にコンパクトに配置させることができるユニットスイング用マフラーを提供することができる。
請求項2に係る発明では、マフラーに備えられるマフラー突出部の車幅方向の最内端は、車輪に備えられるリムの車幅方向の外端よりも車幅方向の内側に配置されているので、マフラーを車輪の中心側に寄せることができる。そのため、ユニットスイング用マフラーの車幅方向の外側に対する出っ張り寸法を抑えることができる。
請求項3に係る発明では、車輪は、車輪凹部内から車幅方向の外側に向けて車軸部が突出するものであって、マフラーには、車両側面視にて車軸部と重なる位置に、車幅方向の外側に向けて凹むマフラー凹部が設けられているので、車軸部が突出する形状の車輪であっても、マフラーを車輪の中心側に寄せることができる。マフラーが車輪の中心側に寄るため、ユニットスイング用マフラーの車幅方向の外側に対する出っ張り寸法を抑えることができる。
請求項4に係る発明では、車軸部の車幅方向の最外端は、マフラー突出部の最内端よりも車幅方向の外側に配置されているので、マフラーをさらに車輪の中心側に寄せることができる。マフラーがさらに車輪の中心側に寄るため、ユニットスイング用マフラーの車幅方向の外側に対する出っ張り寸法をさらに抑えることができる。
請求項5に係る発明では、マフラーの容器である外側容器半体と内側容器半体は、外側側壁部と内側側壁部とを結合することにより一体化され、結合部が、マフラー突出部となるので、結合部は車輪凹部に臨むことになる。結合部が車輪凹部に臨むと、結合部は外側から見え難くなるため、ユニットスイング用マフラーの外観性が向上する。
請求項6に係る発明では、内側底部を外側底部に向けて突き出るように湾曲させたので、内側底部を真直に形成した場合に比べて剛性を高めることができる。内側底部の剛性が高まるため、マフラーの容器内を排気ガスが通過しても、内側底部の振動は低減される。そのため、排気に伴う音を低減することができる。
自動二輪車の右側面図である。 図1の2部拡大図である。 マフラーとマフラーカバーの組付けを説明する図である。 本発明に係るマフラーの分解斜視図である。 本発明に係るマフラーの断面図である。 図2の6−6線断面図である。 図6の変更実施例図である。 図2の変更実施例図である。 マフラーと後輪の位置関係を説明する図である。 図9の変更実施例図である。 図9の更なる変更実施例図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。また、ユニットスイング用マフラーは自動二輪車に適用して説明する。
先ず、本発明の実施例1を図面に基づいて説明する。
図1に示されるように、自動二輪車10は、ヘッドパイプ11と、このヘッドパイプ11から斜め下へ延ばされるダウンチューブ12と、このダウンチューブ12の下端から水平に後方へ延ばされるロアチューブ13と、このロアチューブ13の後端から斜め上へ延ばされ二点鎖線で示されるシート34を支えるシートレール14とからなる車体フレーム15を備えると共に、ヘッドパイプ11に旋回自在に取付けられるフロントフォーク16と、このフロントフォーク16の下端に回転自在に設けられる前輪17と、フロントフォーク16の上端に設けられるハンドル18と、ロアチューブ13の後端からさらに後方に延ばされている連結部材19にピボット軸21を介して上下に回転可能に設けられるユニットスイング22(詳細後述)と、このユニットスイング22の後端に回転自在に設けられる後輪23と、ユニットスイング22の後端とシートレール14との間に掛け渡されるリアクッション24と、ユニットスイング22の下端に取付けられるスタンド25とを備える。
自動二輪車10のカバーは、二点鎖線で示されるように、ヘッドパイプ11を覆っているフロントカバー26と、フロントフォーク16を覆っているフロントフェンダ27と、ハンドル18を覆っているハンドルカバー28と、フロントカバー26及びフロントフェンダ27の後方を覆っているレッグシールド29と、このレッグシールド29及びフロントフェンダ27から後方へ延ばされているサイドカバー31と、シートレール14を覆っているリアカバー32と、後輪23を覆っているリアフェンダ33とからなる。次にユニットスイング22の詳細構造を説明する。
図2に示されるように、ユニットスイング22の前部にエンジン35が設けられている。そして、このエンジン35のシリンダヘッド36の吸気ポート37に、吸気管38、キャブレター39、コネクティングチューブ41、エアクリーナ42が接続されている。また、シリンダヘッド36には、点火プラグ43が取付けられている。さらに、エンジン35の後部には、オイル注入部44が設けられている。
加えて、シリンダヘッド36の排気ポート45から排気管46が後方へ延ばされ、この排気管46の後端部に、破線で示したマフラー50(詳細後述)が接続されている。このマフラー50は、略V字形に形成されているマフラー支持ステー51を介しエンジン35で支持されると共に、後輪23の右側方に配置されている。
また、マフラー50は、マフラーカバー49で覆われ、このマフラーカバー49は、円形状に形成されている(マフラー50とマフラーカバー49の組付けは後述する。)。水平線143は、マフラーカバー49の中心47を通る直線であり、水平線144は、マフラー50の中心48を通る直線である。垂直線145は、マフラーカバー49の中心47及びマフラー50の中心48を通る直線である。
なお、マフラー50の中心48と後輪23を支持する車軸(後述)は、側面視にて一致している。すなわち、マフラー50の中心48とホイール157の中心は一致する。
マフラーカバー49がマフラー50よりも高さH1だけ高く配置されているので、運転者や通行人が自動二輪車(図1の符号10)の右側面を斜め上から見下ろしたとき、運転者や通行人には、マフラーカバー49とホイール157の中心(後述)が一致しているように見える。そのため、後輪23の外観を向上させることができる。
また、マフラーカバー49の最下端147は、マフラーカバーの中心とマフラーの中心が一致している場合に比べて、上方に配置されているので、バンク角の確保に有利である。さらに、マフラーカバー49は、運転者に近いマフラー50の上方をクリアランスを確保して覆うので、ヒートガードとしても効率が良くなる。マフラー50とマフラーカバー49の組付けを次図で説明する。
図3は図2の3部拡大図に相当し、マフラーカバー49は二点鎖線で示されている。マフラーカバー49の左上端は、マフラー50上端のステー158に取付けたナット125にボルト151がねじ込まれて固定されている。また、マフラーカバー49の右上端は、マフラー支持ステー51上端のステー159に取付けたナット126にボルト152がねじ込まれて固定されている。さらに、マフラーカバー49の下端は、マフラー50下端のステー161に取付けたナット128にボルト153がねじ込まれて固定されている。
加えて、マフラー50内で上方に位置する第1膨張室101(詳細後述)に対応する外面154から、マフラーカバー49の内面155までは、距離L1だけ離れている。ここで、マフラー50内の下方に位置する第3膨張室103に対応する外面148から、マフラーカバー49の内面123までの距離をL3とすると、L1>L3となっている。したがって、第1膨張室101内の放熱を効果的に遮熱できる。
また、マフラー50は側面視で円形状を呈している。次にマフラー50の詳細構造を説明する。
図4において、右斜め上は車幅方向の後輪側(内側)、左斜め下は車幅方向の外側を示す。マフラー50は、円筒状の外側側壁部69及び円形状の外側底部66が一体に形成されている外側容器半体52と、この外側容器半体52に収納され外側容器半体52の外側側壁部69を貫通するテールパイプ53と、外側容器半体52に収納され外側容器半体52内を区分する第1セパレータ54及び第2セパレータ57と、この第2セパレータ57を貫通させつつ外側容器半体52に収納される触媒配管56及び第1配管58と、外側容器半体52の開口131を閉じる円形状の内側底部75及び円形状の内側側壁部76が一体に形成されている内側容器半体59とからなる。すなわち、マフラー50の容器132は、外側容器半体52と内側容器半体59とからなる。
テールパイプ53、触媒配管56、第1配管58、第1セパレータ54に取付けられている第2配管104は、容器132内に配置される排気管である。
外側容器半体52の外側底部66には、5つの溶接用穴61、62、63、64、65が設けられていて、テールパイプ53、第1セパレータ54、第2セパレータ57をプラグ溶接で留めることができる(詳細後述)。
また、内側容器半体59の内側底部75には、4つの溶接用穴71、72、73、74が設けられていて、第1セパレータ54、第2セパレータ57をプラグ溶接で留めることができる(詳細後述)。次にマフラー50の容器132の内部に収納される構成要素を、容器132内に配置する方法を詳細に説明する。
先ず、テールパイプ53を内側容器半体59の外側側壁部69に設けられている下流側開口68に挿入する。次に、第2配管104を第1セパレータ54に取付けて第1組立体を構成し、この第1組立体を外側容器半体52内に挿入する。次に、第1支持ステー55、触媒配管56、第1配管58を第2セパレータ57に組付けて第2組立体を構成し、この第2組立体を外側容器半体52内に挿入する。第2組立体の組立手順例を次に説明する。
第2組立体は、触媒配管56の入口77を第2セパレータ57の貫通穴78に挿入し、第1配管58の出口79を第2セパレータ57の貫通穴81に挿入し、第1配管58の入口82を第2セパレータ57の貫通穴83及び触媒配管56の出口84に挿入し、触媒配管56と第1配管58を第1支持ステー55で連結してなる。
外側容器半体52内に第1支持ステー55、触媒配管56、第2セパレータ57、第1配管58、第1セパレータ54、テールパイプ53が配置された後、外側容器半体52の開口131に内側容器半体59を嵌める。外側容器半体52と内側容器半体59の接合方法は後述する。
なお、テールパイプ53に設けた第2支持ステー85、第1セパレータ54に設けた2つの溶接座86、87、第2セパレータ57に設けた2つの溶接座88、89は、外側容器半体52の外側底部66に設けた5つの溶接用穴61、62、63、64、65にプラグ溶接で留められる。また、第1セパレータ54に設けた2つの溶接座91、92、第2セパレータ57に設けた2つの溶接座93、94は、内側容器半体59の内側底部75に設けた4つの溶接用穴71、72、73、74にプラグ溶接で留められる。
これにより、第1セパレータ54及び第2セパレータ57は、外側底部66と内側底部75を結合するので、外側底部66及び内側底部75の剛性が向上する。
第1セパレータ54の平板部135には、面直方向(図下)に突出させて成形した補強ビード136が設けられているので、この補強ビード136によって平板部135の剛性が向上する。平板部135の剛性向上により、排気ガスの接触で平板部135が振動することを低減させることができる。また、平板部135の振動低減により、平板部135の振動が空気に伝わることで発生する音も低減させることができる。
同様に、第2セパレータ57の平板部137には、面直方向(図右下)に突出させて成形した補強ビード138が設けられているので、この補強ビード138によって平板部137の剛性が向上する。平板部137の剛性向上により、排気ガスの接触で平板部137が振動することを低減させることができる。また、平板部137の振動低減により、平板部137の振動が空気に伝わることで発生する音も低減させることができる。
加えて、外側側壁部69は、実施例1では円筒である。外側側壁部69が円筒状に形成されているので、外側側壁部69の成形が容易になる。
また、外側底部66及び内側底部75は、実施例1では円形である。外側底部66及び内側底部75が円形であるので、外側側壁部69を円筒状にしやすく、容器132の剛性を上げやすい。その結果、音や振動の抑制に寄与する。
なお、外側側壁部69は、楕円筒であっても良い。また、外側底部66及び内側底部75は、楕円形であっても良い。
さらに、触媒配管56は、第2セパレータ57の貫通穴78に保持され、第1配管58は、第2セパレータ57の貫通穴81、83に保持されるものであって、第2セパレータ57は、容器132の内部に、内側底部75から外側底部66に向く方向に挿通して組込まれる。
すなわち、第2セパレータ57は、外側底部66及び内側底部75に略直交する方向に沿って、容器132の内部に挿入される。一方、触媒配管56は、第2セパレータ57の貫通穴78に、外側底部66及び内側底部75に沿う方向に貫通される。また、第1配管58は、第2セパレータ57の貫通穴81、83に、外側底部66及び内側底部75に沿う方向に貫通される。
したがって、容器132内に第2セパレータ57を挿入する方向と、第2セパレータ57の貫通穴78、81、83に触媒配管56及び第1配管58を貫通させる方向とが異なるので、第2セパレータ57に触媒配管56及び第1配管58を予め貫通させた上で、第2セパレータ57を容器132内に挿入する際に、第2セパレータ57に対し触媒配管56及び第1配管58の位置がずれにくく、容器132に対する第2セパレータ57並びに触媒配管56及び第1配管58の組付けがしやすくなる。マフラー50の内部構造を次図で説明する。
図5において、156はマフラー50の中心48を通る水平線であって、矢印FRは自動二輪車(図1の符号10)の前方を示している。セパレータ100は、一端95及び他端96が外側側壁部69の内面97まで延ばされる第1セパレータ54と、この第1セパレータ54まで一端98が延ばされ、他端99が外側側壁部69の内面97まで延ばされる第2セパレータ57とで構成される。
第1セパレータ54及び第2セパレータ57によって、容器132の内部が、最も上流側である第1膨張室101、第1膨張室101の下流側である第2膨張室102、及び最も下流側である第3膨張室103、に区画されているので、効果的に排気音を低減させることができる。
さらに、第1セパレータ54の一端95及び他端96、第2セパレータ57の一端98及び他端99は、折り曲げて形成されており、セパレータとしての剛性を確保している。
また、第1セパレータ54の一端95、第1セパレータ54の他端96、第2セパレータ57の一端98、第2セパレータ57の他端99は、各々が外側側壁部69の内面97及び第2セパレータ57の平板部135に軽く押し当たるように当接しているので、仮組みしやすい。また、振動低減に寄与する。さらに、強固に溶接されるものではないので、第1セパレータ54、第2セパレータ57、外側側壁部69の熱変形を効果的に吸収することができる。
加えて、外側側壁部69に設けられる上流側開口67に、触媒配管56を介して排気管46が接続されている。また、触媒106は、第1セパレータ54に沿うように触媒配管56内に設けられている。さらに、第2セパレータ57には、第1膨張室101と第2膨張室102を繋ぐ貫通穴105が設けられている。第1セパレータ54の第2配管104は、第2膨張室102と第3膨張室103を繋ぐ排気管である。次に排気ガスの流れを説明する。
エンジンからの排気ガスが二点鎖線で示された排気管46から矢印(1)のように触媒配管56内に流れ込むと、排気ガスは矢印(2)のように触媒配管56内の触媒106及び第1配管58を通過して、第1膨張室101に流れ込み、音響エネルギーが減少する。
第1配管58の出口79から出た排気ガスは、矢印(3)のように外側側壁部69の内面97に当たって流れるが、外側側壁部69が円筒状に形成されているので、外側側壁部69は高い剛性を有する。そのため、外側側壁部69に排気ガスが当たることで発生する振動を低減させることができる。
次に、排気ガスは矢印(4)のように貫通穴105を通過して、矢印(5)のように第2膨張室102に流れ込み、さらに音響エネルギーが減少する。
次に、排気ガスは矢印(6)のように第2配管104を通過して、第3膨張室103に流れ込み、さらに音響エネルギーが減少する。第2配管104の出口146から出た排気ガスは、矢印(7)のように円筒状の外側側壁部69の内面97に沿って流れるので、排気ガスの流れが円滑になる。
排気ガスは最後に矢印(8)のようにテールパイプ53から排出される。このように、容器132内で排気ガスの音響エネルギーが消耗されるため、消音作用が発揮される。
なお、触媒配管56は、入口77が外側側壁部69に溶接固定されるものであるが、中間部107が第2セパレータ57の貫通穴78に溶接固定されるものではないため、第2セパレータ57に対し、相対的に熱伸縮可能となる。同時に、第1配管58は、中間部108が第2セパレータ57の貫通穴(図4の符号81)に溶接固定されるものはでない。また、中間部109が第2セパレータ57の貫通穴83に溶接固定されるものではない。そのため、第2セパレータ57に対し、相対的に熱伸縮可能となる。
マフラー50では、テールパイプ53の接続部139、触媒配管56の接続部141、触媒106の中心142が、マフラー50の中心48を通る水平線156より下方に配置されているので、マフラー50の低重心化を図ることができる。次に、マフラー50と後輪の位置関係を説明する。
図6に示されるように、マフラー50は、後輪23の右側方に配置されている。また、マフラー50は、排気管46の後端部に接続されると共に外殻をなす容器132を有し、この容器132は、車幅方向の外側(右側)に配置される外側容器半体52と、この外側容器半体52の開口131を塞ぐと共に車幅方向の内側(後輪中心118寄り)に配置される内側容器半体59とからなり、外側容器半体52は、後輪23に略平行に配置される外側底部66と、この外側底部66の外縁から後輪23側に突出する外側側壁部69とを備え、内側容器半体59は、後輪23に略平行に配置される内側底部75と、この内側底部75の外縁から後輪23側に突出する内側側壁部76とを備え、外側容器半体52と内側容器半体59は、外側側壁部69と内側側壁部76とをシーム溶接で結合することにより一体化され、結合部が、マフラー突出部124となる。
なお、結合部の結合方法は、実施例1ではシーム溶接としたが、ロールかしめで代用してもよい。ロールかしめは、内側側壁部76より外側側壁部69を後輪中心118側へ延ばし、この延ばした部分を内側側壁部76に巻き付け、ロールで圧縮して気密性を高める接合方法を指す。
後輪23は、エンジン(図2の符号35)から後方に延ばされているスイングアーム111の後端に回転自在に取付けられている。また、後輪23は、車軸112にナット113をねじ込むことで取付けられている車軸ハブ114と、この車軸ハブ114から延びるスポーク115と、このスポーク115の先端に接続されるリム116と、このリム116に嵌めるタイヤ117とからなる。車軸ハブ114の内側には、リアブレーキシュー121、122が配置されている。なお、水平線162は、ホイール157の中心線である。
さらに、後輪23には、リム116の半径方向の内側に、リムの車幅方向の幅W1よりも車幅方向(図左右方向)の内側(後輪中心118寄り)へ窪む後輪凹部119が形成されている。一方、マフラー50は、後輪凹部119の形状に対応して後輪23に向かって突出するマフラー突出部124を備え、このマフラー突出部124の車幅方向の最内端129は、リム116の車幅方向の外端149よりも車幅方向の内側に配置されている。
ユニットスイング22では、マフラー50に備えられるマフラー突出部124の車幅方向の最内端129は、後輪23に備えられるリム116の車幅方向の外端149よりも車幅方向の内側に配置されているので、マフラー50を後輪23の中心118側に寄せることができる。そのため、ユニットスイング用マフラーの車幅方向の外側に対する出っ張り寸法を抑えることができる。
加えて、ユニットスイング22では、マフラー50の容器132である外側容器半体52と内側容器半体59は、外側側壁部69と内側側壁部76とをシーム溶接で結合することにより一体化され、結合部が、マフラー突出部124となるので、結合部は後輪凹部119に臨むことになる。結合部が後輪凹部119に臨むと、結合部は外側から見え難くなるため、ユニットスイング用マフラーの外観性が向上する。
これまでに説明したマフラー50では、外側容器半体52に内側容器半体59を嵌めるときに、内側容器半体59の内側底部75を外側容器半体52の内側(車幅方向の外側)に向けたが、内側底部75を後輪23側(車幅方向の内側)に向けてもマフラーを構成することができる。内側容器半体の内側底部を後輪側に向けて構成されるマフラーを次の実施例2で説明する。
次に、本発明の実施例2を図面に基づいて説明する。
図7において、図6と共通の構造については符号を流用して説明を省略する。
マフラー50Bの容器132Bは、外側容器半体52と、内側容器半体59Bとで構成される。内側容器半体59Bは、外側容器半体52の開口131を塞ぐために外側側壁部69の内側に配置されると共に車幅方向(図左右方向)に延ばされている内側側壁部76Bと、この内側側壁部76Bの外縁を繋ぐ内側底部75Bを備えている。
加えて、内側底部75Bを外側底部66に向けて突き出るように湾曲させた。内側底部75Bを外側底部66に向けて突き出るように湾曲させたので、内側底部75Bを真直に形成した場合に比べて剛性を高めることができる。内側底部75Bの剛性が高まるため、マフラー50Bの容器132B内を排気ガスが通過しても、内側底部75Bの振動は低減される。そのため、排気に伴う音を低減することができる。
また、内側底部75Bを湾曲させたので、内側底部75Bの後輪23(左)側には、車軸ハブ114に臨むようにリム116の車幅方向の外側に凹むマフラー凹部127が設けられている。内側底部75Bの後輪23側に車軸ハブ114に臨むようにリム116の車幅方向の外側に凹むマフラー凹部127が設けられているので、マフラー50Bを後輪中心118側に寄せることができる。そのため、自動二輪車(図1の符号10)の車幅を抑えることができる。
実施例1及び実施例2では、車幅方向に扁平なマフラーに、マフラー突出部を設けたが、車幅方向に直角な方向に延びるマフラーに、マフラー突出部を設けてもよい。車幅方向に直角な方向に延びるマフラーにマフラー突出部を設けた例を次の実施例3で説明する。
次に、本発明の実施例3を図面に基づいて説明する。
図8において、図2と共通の構造については符号を流用して説明を省略する。
マフラー170は、マフラー支持ステー171を介しエンジン35で支持されると共に後輪23の右側方に配置されている。また、マフラー170は、排気管46が接続されている前側蓋172と、この前側蓋172と一体に形成され図左右方向に延びている円筒状の本体部173と、この本体部173の後端と一体に形成されテールパイプ174を備えている後側蓋175とからなる。
加えて、マフラー170は、後輪23のリム116と自動二輪車(図1の符号10)側面視にて重なるように配置されるものである。次にマフラー170と後輪23の車幅方向の位置関係を説明する。
図9は図8の9−9線断面図に相当し、後輪23には、リム116の半径方向の内側に、リムの車幅方向の幅W1よりも車幅方向(図左右方向)の内側へ窪む後輪凹部176が形成されている。一方、マフラー170は、後輪凹部176の形状に対応して後輪23に向かって本体部173から突出するマフラー突出部177を備えている。
マフラー170は、後輪23のリム116と自動二輪車(図1の符号10)側面視にて重なるように配置される(図8参照)と共に、後輪23の後輪凹部176の形状に対応して後輪23に向かって突出するマフラー突出部177を備える。このマフラー突出部177を後輪凹部176の形状に対応して突出させることにより、マフラー170とリム116との車幅方向のクリアランスL2を保持しつつ、マフラー突出部177を後輪23に近づけることができる。
また、マフラー170の容積を、二点鎖線で示すようにマフラー突出部を有しないマフラー200の容積と同一とすれば、マフラー170は、マフラー200に比べ、マフラー突出部177の容積分だけ車幅方向の外側に対する出っ張り寸法を幅W2だけ小さくすることが可能となる。
したがって、本発明では、マフラー突出部177を後輪23に近づけることができ、且つマフラー170の車幅方向の外側に対する出っ張り寸法を幅W2だけ小さくすることができるため、車幅方向にコンパクトに配置させることができるユニットスイング用マフラーを提供することができる。次にマフラー170よりも出っ張り寸法を小さくすることができる例を実施例4で説明する。
次に、本発明の実施例4を図面に基づいて説明する。
図10において、図9と共通の構造については符号を流用して説明を省略する。
後輪23Bは、後輪凹部176内から車幅方向(図左右方向)の外側(右側)に向けて、車軸ハブ178と、車軸179と、ナット181とで構成される車軸部182が突出するものである。一方、マフラー170Bの本体部173には、前側にマフラー突出部177が後輪23B側へ突出して設けられていると共に、後側にマフラー突出部183が後輪23B側へ突出して設けられている。
したがって、マフラー170Bには、白抜き矢印のように見た場合を示す自動二輪車(図1の符号10)側面視にて、車軸部182と重なる位置に、車幅方向の外側に向けて凹むマフラー凹部184が設けられている。このマフラー凹部184は、マフラー突出部177とマフラー突出部183と本体部173とで形成される。
後輪23Bは、後輪凹部176内から車幅方向の外側に向けて車軸部182が突出するものであって、マフラー170Bには、自動二輪車側面視にて車軸部182と重なる位置に、車幅方向の外側に向けて凹むマフラー凹部184が設けられているので、車軸部182が突出する形状の後輪23Bであっても、マフラー170Bを後輪23Bの中心118側に寄せることができる。
マフラー170Bが後輪23Bの中心118側に寄るため、ユニットスイング用マフラーの車幅方向の外側に対する出っ張り寸法を幅W4に抑えることができる。この出っ張り寸法W4は、実施例3の出っ張り寸法W3(図9参照)よりも小さくなるので、より出っ張り寸法の小さいユニットスイング用マフラーを実現することができる。次にマフラーを後輪にさらに近づけることができる例を実施例5で説明する。
次に、本発明の実施例5を図面に基づいて説明する。
図11において、図9と共通の構造については符号を流用して説明を省略する。
車軸部182の車幅方向(図左右方向)の最外端185は、マフラー突出部177の最内端186及びマフラー突出部183の最内端187よりも車幅方向の外側(右側)に配置されている。
車軸部182の車幅方向の最外端185は、マフラー突出部177の最内端186及びマフラー突出部183の最内端187よりも車幅方向の外側に配置されているので、マフラー170Cをさらに後輪23Bの中心118側に寄せることができる。マフラー170Cがさらに後輪23Bの中心118側に寄るため、ユニットスイング用マフラーの車幅方向の外側に対する出っ張り寸法を幅W5に抑えることができる。
なお、実施例5では、車軸部182の車幅方向の最外端185を、マフラー突出部177の最内端186及びマフラー突出部183の最内端187よりも車幅方向の外側に配置させたが、最外端185を最内端186のみよりも車幅方向の外側に配置させるか、最外端185を最内端187のみよりも車幅方向の外側に配置させるか、のいずれかを適用してもよい。
上記の出っ張り寸法W5は、実施例4の出っ張り寸法W4(図10参照)よりも小さくなるので、より出っ張り寸法の小さいユニットスイング用マフラーを実現することができる。
尚、本発明に係るユニットスイング用マフラーは、実施の形態では自動二輪車に適用したが、この他にバギー等の三輪車にも適用可能である。
また、本発明に係るマフラーは、実施の形態ではユニットスイングの後方から見て車輪の右側方に配置したが、車輪の左側方にマフラーを配置してもよい。
加えて、本発明に係る外側側壁部及び外側底部は、実施の形態では外側側壁部及び外側底部を一体に形成させた外側容器半体としたが、外側側壁部と外側底部をフランジ接続や溶接等により分割可能な構造にしてもよい。内側側壁部及び内側底部も外側側壁部及び外側底部と同様に、フランジ接続や溶接等による分割可能な構造に変更してもよい。
また、本発明に係る外側側壁部及び内側側壁部は、実施の形態では円筒状に形成させたが、楕円筒状、角筒状、長円筒状等、任意の形状に形成させてもよい。
さらに、本発明に係る外側底部及び内側底部は、実施の形態では円形状に形成させたが、楕円形状、角形状、長円形状等、任意の形状に形成させてもよい。
本発明のユニットスイング用マフラーの配置は、自動二輪車に好適である。
22…ユニットスイング、23、23B…後輪、35…エンジン、46…排気管、50、50B、170、170B、170C…マフラー、52…外側容器半体、59、59B…内側容器半体、66…外側底部、69…外側側壁部、75、75B…内側底部、76、76B…内側側壁部、111…スイングアーム、116…リム、119、176…後輪凹部、124、124B、177、183…マフラー突出部、129、186、187…最内端、132、132B…容器、149…外端、185…最外端、127、184…マフラー凹部、182…車軸部、W1…リムの車幅方向の幅。

Claims (6)

  1. エンジンとこのエンジンの後方に延ばされているスイングアームとを一体化させてなるユニットスイングで支持されると共に、前記エンジンから後方に延ばされている排気管に設けられるマフラーであって、前記ユニットスイングの後部に取付けられている車輪の側方に、前記マフラーが配置される形態である、ユニットスイング用マフラーの配置において、
    前記マフラーは、前記車輪のリムと車両側面視にて重なるように配置されるものであって、
    前記車輪には、前記リムの半径方向の内側に、リムの車幅方向の外端よりも車幅方向の内側へ窪む車輪凹部が形成されており、
    前記マフラーは、前記車輪凹部の形状に対応して前記車輪に向かって突出するマフラー突出部を備えていることを特徴とするユニットスイング用マフラーの配置。
  2. エンジンとこのエンジンの後方に延ばされているスイングアームとを一体化させてなるユニットスイングで支持されると共に、前記エンジンから後方に延ばされている排気管に設けられるマフラーであって、前記ユニットスイングの後部に取付けられている車輪の側方に、前記マフラーが配置される形態である、ユニットスイング用マフラーの配置において、
    前記車輪には、リムの半径方向の内側に、リムの車幅方向の外端よりも車幅方向の内側へ窪む車輪凹部が形成されており、
    前記マフラーは、前記車輪凹部の形状に対応して前記車輪に向かって突出するマフラー突出部を備え、
    前記マフラー突出部の車幅方向の最内端は、前記リムの車幅方向の外端よりも車幅方向の内側に配置されていることを特徴とするユニットスイング用マフラーの配置。
  3. 前記車輪は、前記車輪凹部内から車幅方向の外側に向けて車軸部が突出するものであって、前記マフラーには、車両側面視にて前記車軸部と重なる位置に、車幅方向の外側に向けて凹むマフラー凹部が設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のユニットスイング用マフラーの配置。
  4. 前記車軸部の車幅方向の最外端は、前記マフラー突出部の最内端よりも車幅方向の外側に配置されていることを特徴とする請求項3記載のユニットスイング用マフラーの配置。
  5. 前記マフラーは、前記排気管の後端部に接続されると共に外殻をなす容器を有し、
    この容器は、車幅方向の外側に配置される外側容器半体と、車幅方向の内側に配置される内側容器半体とからなり、
    前記外側容器半体は、前記車輪に略平行に配置される外側底部と、この外側底部の外縁から前記車輪側に突出する外側側壁部とを備え、
    前記内側容器半体は、前記車輪に略平行に配置される内側底部と、この内側底部の外縁から前記車輪側に突出する内側側壁部とを備え、
    前記外側容器半体と前記内側容器半体は、前記外側側壁部と前記内側側壁部とを結合することにより一体化され、結合部が、前記マフラー突出部となることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載のユニットスイング用マフラーの配置。
  6. 前記内側底部を前記外側底部に向けて突き出るように湾曲させたことを特徴とする請求項5記載のユニットスイング用マフラーの配置。
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