JP2011017763A - 位相差フィルムの製造方法、位相差フィルム、偏光板、並びに、画像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】連続的に供給される長尺状の高分子フィルムの両端を保持しながら搬送し、高分子フィルムを搬送しつつ搬送方向に対して横方向に延伸する位相差フィルムの製造方法であって、前記高分子フィルムは、互いに異なる位相差発現性を有する少なくとも2種のフィルムが積層されてなるものであり、凹凸形状が設けられた部材によって高分子フィルムの両端を弛ませる工程と、弛んだ状態の高分子フィルムの両端を搬送装置に保持する保持工程と、前記搬送装置によって高分子フィルムを搬送させながら搬送方向に対して横方向に拡幅することにより高分子フィルムを横方向に延伸する延伸工程とを含む位相差フィルムの製造方法等が提供される。
【選択図】図7
Description
前記高分子フィルムは、互いに異なる位相差発現性を有する少なくとも2種のフィルムが積層されてなるものであり、
凹凸形状が設けられた部材によって高分子フィルムの両端を弛ませる工程と、
弛んだ状態の高分子フィルムの両端を搬送装置に保持する保持工程と、
前記搬送装置によって高分子フィルムを搬送させながら搬送方向に対して横方向に拡幅することにより高分子フィルムを横方向に延伸する延伸工程と、
を含むことを特徴とする位相差フィルムの製造方法。
20nm≦Re≦70nm・・・(1)
[Re=(nx−ny)×dであり、
d(nm)はフィルムの厚みを示し、
nxは位相差フィルムの遅相軸方向の屈折率を示し、
ここで、遅相軸方向とは位相差フィルム面内の屈折率が最大となる方向を指し、
nyは位相差フィルムの進相軸方向の屈折率を示す。]
を満たすことを特徴とする上記4に記載の位相差フィルム。
100nm≦Re≦350nm・・・(2)
[Re=(nx−ny)×dであり、
d(nm)はフィルムの厚みを示し、
nxは位相差フィルムの遅相軸方向の屈折率を示し、
ここで、遅相軸方向とは位相差フィルム面内の屈折率が最大となる方向を指し、
nyは位相差フィルムの進相軸方向の屈折率を示す。]
を満たすことを特徴とする上記4に記載の位相差フィルム。
400nm≦Re≦700nm・・・(3)
[Re=(nx−ny)×dであり、
d(nm)はフィルムの厚みを示し、
nxは位相差フィルムの遅相軸方向の屈折率を示し、
ここで、遅相軸方向とは位相差フィルム面内の屈折率が最大となる方向を指し、
nyは位相差フィルムの進相軸方向の屈折率を示す。]
を満たすことを特徴とする上記4に記載の位相差フィルム。
[d(nm)はフィルムの厚みを示し、
nxは位相差フィルムの遅相軸方向の屈折率を示し、
ここで、遅相軸方向とは位相差フィルム面内の屈折率が最大となる方向を指し、
nyは位相差フィルムの進相軸方向の屈折率を示す。]
nx>ny=nz・・・(4)
nx=nz>ny・・・(5)
nx=ny>nz・・・(6)
nx=ny<nz・・・(7)
nx>ny>nz・・・(8)
nx>nz>ny・・・(9)
nz>nx>ny・・・(10)
[nxは位相差フィルムの遅相軸方向の屈折率を示し、
ここで、遅相軸方向とは位相差フィルム面内の屈折率が最大となる方向を指し、
nyは位相差フィルムの進相軸方向の屈折率を示し、
nzは位相差フィルムの厚さ方向の屈折率を示す。]
本発明の位相差フィルムの厚みの範囲は、設計する位相差値や延伸性、位相差の発現性等に応じて選択できるが、5〜450μmが好ましい。より好ましくは、5〜200μmである。更に好ましくは、5〜100μmである。上記の範囲であれば、位相差フィルムの十分な自己支持性が得られ、広範囲の位相差値を得ることができる。
本発明の位相差フィルムの幅は、液晶表示装置の大画面化や各画面サイズに応じた位相差フィルムサイズの取り効率の観点から、1000mm幅以上であることが好ましい。より好ましくは、1200mm幅以上である。更に好ましくは、1300mm以上である。特に好ましくは、1400mm幅以上である。
高分子フィルムFを波型に賦形した状態で搬送方向に対して横方向に延伸するための保持部材の別の好ましい態様としては、図2に示すように保持部材55の様に保持部材片56,57の片方が凹凸形状を有しており他方が平面状である構造のクリップがあげられる(第二の実施形態)。かかる構造のクリップは、高分子フィルムFを任意の高さや周期の波形に賦形して延伸することが可能となり好ましい。更に、前述のフィルムオーバーフィード装置等の高分子フィルムFを連続的に波形に賦形する装置を用いる場合には、賦形された高分子フィルムFの波形の周期や高さが一定でなくても、高分子フィルムF端部を確実に挟み込むことが可能であり、最も好ましい実施形態となる。
図5にフィルムオーバーフィード装置7を側面から見た図を示す。このフィルムオーバーフィード装置7では、高分子フィルムFの表裏両面に対向して配置され、前記高分子フィルムFの搬送方向に移動しながら前記高分子フィルムFを挟み込む波状把持部材(表側把持片と裏側把持片)6a,6bを有し、前記波状把持部材6は、前記高分子フィルムFの搬送方向に配列され、互いに突出する過給突起15を備えるものである。
なお過給突起15は、高分子フィルムFの面を搬送方向に間隔をあけて押圧することによって高分子フィルムFの全域をあらかじめ長手方向に弛ませるものである。
また、本発明に用いるフィルムオーバーフィード装置7においては、前記波状把持部材(表側把持片と裏側把持片)6a,6bは、前記高分子フィルムFの搬送面に直交する平面内を周回する環状の無端部材に等間隔に複数保持されていても良い。
波状把持部材6の互いに突出する過給突起15の凹凸の高さ、幅、形状、周期、上下の過給突起15が近づく早さ等は、高分子フィルムFを収縮させるために必要な長さ、高分子フィルムFの破損を避けるための最小曲げ半径等から自由に選択することが可能である。
クリップ2は、フィルムオーバーフィード装置7が波状把持部材6a,6bを接近させて高分子フィルムFを挟み込んでいる間に、高分子フィルムFの両側端を保持部材2で把持するようになっている。
テンター炉の温度、高分子フィルムFの延伸倍率、延伸ステップ等の条件は任意であり、高分子フィルムFの物性に合わせて最適値を選択することができる。
図3,7に示す様に、フィルム延伸機1は、フィルム延伸部20と、加熱炉4と、フィルムオーバーフィード装置7によって構成されている。
またフィルム延伸部20は、二系統のテンタチェイン3a,3bを有し、当該テンタチェイン3a,3bに高分子フィルムFの両側端を把持するクリップ2が等間隔で設けられている。
テンタチェイン3a,3bは、いずれも駆動側スプロケット21a,21bと従動側スプロケット22a,22bに懸架されている。
テンタチェイン3a,3bを懸架する4個のスプロケット21a,21b,22a,22bは、図3,7の様にいずれも同一平面に配置されている。図3,7を基準に説明すると、テンタチェイン3a,3bを懸架する4個のスプロケット21a,21b,22a,22bは、いずれも紙面に対して垂直方向に回転軸があり、4個のスプロケット21a,21b,22a,22bはいずれも紙面に対して平行な平面に配置されている。
そしてテンタチェイン3a,3bの走行面(延伸作用部27)は、導入側直線部23と末端側直線部25が、対向するテンタチェイン3a,3bの導入側直線部23及び末端側直線部25と平行である。また対向するテンタチェイン3a,3bの傾斜部24によってテーパー部が形成されている。
クリップ2の形状については後記する。
フィルムオーバーフィード装置7は、2対(4系統)のフィーダチェイン5a,5b,5c,5dによって構成されている。
フィーダチェイン5a,5b,5c,5dは、図7の様にフィーダチェイン5a,5bが一組となっており、フィーダチェイン5c,5dがもう一つの組を形成している。
一組のフィーダチェイン5a,5bを懸架する4個のスプロケット30,31,32,33は、図3,7の様にいずれも同一平面に配置されている。ただし4個のスプロケット30,31,32,33が構成する平面は、前記したテンタチェイン3a,3bを懸架する4個のスプロケット21a,21b,22a,22bが構成する平面に対して直交する平面である。
また一方の対に含まれるスプロケット30,31,32,33と、他方の対に含まれるスプロケット30’,31’,32’,33’は、対応するスプロケット同士が共通の軸36,37,38,39で連通されている。従って各スプロケット30,31,32,33は同期的に回転し、フィーダチェイン5c,5dについても同期的に走行する。
上側のフィーダチェイン5a,5cに取り付けられた表側把持片6aと、下側のフィーダチェイン5b,5dに取り付けられた裏側把持片6bは、一対となって波状把持部材6を構成する。表側把持片6aと、裏側把持片6bの形状については後記する。
ただしフィルムオーバーフィード装置7のフィーダチェイン5a,5b,5c,5dの長さ(スプロケットの軸間距離)は、フィルム延伸部20のテンタチェイン3a,3bよりも短い。
そのためフィルムオーバーフィード装置7のフィーダチェイン5a,5b,5c,5dの始端部は、フィルム延伸部20のテンタチェイン3a,3bの始端部はよりも僅かに上流側にあり、フィーダチェイン5a,5b,5c,5dの終端部は、導入側直線部23の終端部にある。
クリップ2は、図4,9,10,11の様に、高分子フィルムF側に開放した概略コの字型をなすフレーム9を有し、当該フレーム9にフラッパ10が取り付けられたものである。
即ちフレーム9は、上辺40と垂直辺41及び下辺42を有するコの字形状である。そしてフレーム9の下辺42の上面(内面)は、フィルム載置面45として機能するものであり、本実施形態では、波形(下歯部11)をしている。即ち保持部材片たるフィルム載置面45は、波形をしていて凸形部と凹形部の双方を備えている。またフィルム載置面45は、凸形部が一定の間隔をあけて設けられたものであるともいえる。
ここで本実施形態のフラッパ10では、押圧部47の下面が波形(上歯部12)をしている。即ち保持部材片たる押圧部47についても波形をしていて凸形部と凹形部の双方を備えている。また押圧部47についても、凸形部が一定の間隔をあけて設けられたものであるともいえる。
そして棹部46が垂下姿勢となったとき、押圧部47の下面の波形形状(上歯部12)と、フィルム載置面45の波形形状(下歯部11)が合致する。
そのため、棹部46の上端を横方向に押圧することによってフラッパ10を揺動させることができ、前記した様にフラッパ10の押圧部47をフィルム載置面45に近接・離反させることができる。
なお本実施形態では、テンタチェイン3a,3bの近傍に長尺状のクリップガイド14を設け、クリップガイド14に棹部の上端を接触させている。そしてクリップガイド14とフレーム9の位置関係が場所ごとに変わる様に設計されており、クリップガイド14で棹部46の上端を押圧してフラッパ10を揺動させている。
前記した様に4個のフィーダチェイン5a,5b,5c,5dは、2対に分かれて配置されており、それぞれ一対のフィーダチェイン(5a,5b)(5c,5d)は、上下に並べて配置されている。図5は、その内の一対のフィーダチェイン5a,5bを図示したものである。また図6は、図5の一部を拡大したものであり、表側把持片6aと裏側把持片6bによって構成される波状把持部材6を図示している。
本実施形態では、図5の様にフィーダチェイン5a,5b(又は5c,5d)の対向する走行面がフィード作用部50として機能する。
そして本実施形態では、上側に位置するフィーダチェイン5aで囲まれる領域であって、フィード作用部50側の走行路に、フィーダガイド16が設けられている。フィーダガイド16は、フィード作用部50側の走行路の略全域に渡る長さを持つ。そしてフィーダガイド16は、走行路の中間部分を外側(図を基準にすると下側)に張り出す形状となっている。より具体的には、フィーダガイド16はガイド面が緩やかに傾斜しており、走行路の終端近傍が外側に張り出している。
フィーダチェイン5aに設けられた表側把持片6aは、図12の様に下面に過給突起15が3個形成されている。
過給突起15は、高分子フィルムF側に向かって突出するものであり、リブ状であって、峰に長さを持つ。即ち一つの過給突起15は、表側把持片6aの全幅に渡って延びる。過給突起15の峰の方向は、高分子フィルムFの幅方向に沿っている。
過給突起15が存在しない部位、即ち過給突起15の谷の部位は、平坦である。過給突起15の幅Wは、過給突起15同士の間隔wよりも小さい。
表側把持片6aは、過給突起15が、一定の間隔をあけて設けられたものであると言える。なお本実施形態では、推奨される構成として過給突起15の間隔を一定としたが、過給突起15の間隔は不規則であってもよい。後記する裏側把持片6bについても同様である。
なお表側把持片6aの下面をサインカーブの様な波打ち面としてもよい。
本実施形態では、上部側のフィーダチェイン5aに表側把持片6aが複数等間隔に設けられている。この点からも過給突起15が、一定の間隔をあけて設けられたものであると言える。
表側把持片6a同士の間隔は、前記したクリップ2の間隔と等しい。
裏側把持片6bについても、過給突起15が、一定の間隔をあけて設けられたものであると言える。
下側の裏側把持片6bに設けられた過給突起15の形状及び間隔は、先に説明した表側把持片6aと同一である。しかしながら、先に説明した表側把持片6aでは、過給突起15を3個有していたのに対し、下側の裏側把持片6bでは、過給突起15を4個有している。
本実施形態では、下側のフィーダチェイン5bに裏側把持片6bが複数等間隔に設けられている。
この点からも過給突起15が、一定の間隔をあけて設けられたものであると言える。
裏側把持片6b同士の間隔は、前記した表側把持片6aのそれと等しい。
ただし前記した様にフィーダチェイン5a,5bには、それぞれフィーダガイド16,17が設けられており、フィーダチェイン5a,5bの走行軌跡は、中央が外側に膨らんでいるから、表側把持片6aと裏側把持片6bとの相対距離は、フィーダチェイン5a,5bの走行位置によって変化する。
即ちフィーダガイド16,17は、いずれもフィーダチェイン5a,5bのフィード作用部50の終端部を外側に張り出すから、フィーダチェイン5a,5bのフィード作用部50の終端部に表側把持片6aと裏側把持片6bとが移動した時に両者の距離が最も近づく(図13 C列)。
これに対してフィード作用部50の始端部においては、図8のA列、図13のA列の様に表側把持片6aと裏側把持片6bとの間が開いている。
具体的には、表側把持片6aの峰と裏側把持片6bの峰とは図13のA列の様に上下方向に離れている。そしてフィード作用部50を走行するに連れて両者の間隔が図13のB列の様に狭まり、表側把持片6aの峰と裏側把持片6bの峰とが咬みあう。
そのため高分子フィルムFは、全体的に上下することなく、波状把持部材6で挟まれた部位だけが波形に賦形される。
前記した様に表側把持片6a及び裏側把持片6bは、共に過給突起15が、一定の間隔をあけて設けられたものであると言えるから、高分子フィルムFの表裏面が搬送方向に間隔をあけて押圧されたと考えることもでき、その結果、波状把持部材6で挟まれた部位だけが弛んで波形に賦形される。
表側把持片6aと裏側把持片6bとが、フィード作用部50の終端部近傍に至ると、図8のC列、図13C列に示すように表側把持片6aと裏側把持片6bとが咬み合い姿勢となるが、表側把持片6aと裏側把持片6bとは接触しない。
より具体的に説明すると、表側把持片6aと裏側把持片6bとが最も近接しても、表側把持片6aの峰は、裏側把持片6bの谷と接触せず、表側把持片6aの谷は、裏側把持片6bの山と接触しない。
フィルムオーバーフィード装置7の搬送速度は、前記した様にフィーダチェイン5の搬送速度よりも速いことが望ましく、適正な速度範囲は、フィーダチェイン5の搬送速度の1.05倍以上1.50倍以下である。
フィルム延伸機1は、加熱炉4内でテンタチェイン3の間隔を広げることで、高分子フィルムFを幅方向に延伸する。
しかしながらクリップ2は、押圧部47側とフィルム載置面45の双方が波形のものに限定されるのではなく、前記した図2の様に、いずれか一方だけが波形や歯形等であり、他方が平板状であってもよい。
クリップ55は、一方の保持部材片だけに凸形部と凹形部の双方を備えている。クリップ55は、一方の保持部材片に凸形部が一定の間隔をあけて設けられたものであるともいえる。
即ち前者の様に双方が波形である場合は、高分子フィルムFを広い面積で保持して延伸するので、高分子フィルムFに掛かる引っ張り力がより均一となる。
一方、前者の様に双方が波形である場合は、クリップ2で高分子フィルムFを保持する前に、高分子フィルムFの波形が崩れた場合に、高分子フィルムFに皺が発生する懸念がある。
即ち先の実施形態では、クリップ2で高分子フィルムFを保持する前に、フィルムオーバーフィード装置7で高分子フィルムFを波形に賦形する。賦形された波形は、クリップ2と完全に一致することが理想であるが、高分子フィルムFの厚さや材質によって両者の形状が僅かに異なってしまう場合がある。例えばごくまれに、図18(a)の様に、高分子フィルムFの波形状の一部が崩れる場合があり、この様な状態で、双方に波形が設けられたクリップ2で高分子フィルムFを挟むと、図18(b)の様に波の一部が二重に挟まれ、高分子フィルムFに皺が生じてしまう。
図20,21の態様によっても、高分子フィルムFは双方の面が搬送方向に間隔をあけて押圧され、高分子フィルムFの一部領域又は全域が長手方向に弛む。
図23に示す構成では、高分子フィルムFの搬送経路にダンサーロール63が配され、シリンダー62の下部の高分子フィルムFは、搬送手段(図示せず)に対して搬送方向に自由度がある。即ち高分子フィルムFは、昇降自在に設けられたロール(ダンサーロール63)によって一定の張力が付与されている(図23(a))。ただしダンサーロール63は、昇降方向に自由度があるから、高分子フィルムFに外力を掛けて進行方向に引くと、図23(b)の様にダンサーロール63が上昇し、高分子フィルムFを下流側に繰り出す。
本実施形態では、図23(b)の様に、シリンダー62によって高分子フィルムFの表面を押圧すると、ダンサーロール63が上昇して高分子フィルムFが繰り出され、高分子フィルムFが弛む。シリンダー62は、一定の時間間隔で昇降し、高分子フィルムFは表面側が搬送方向に間隔をあけて押圧され、高分子フィルムFの一部領域又は全域が長手方向に弛む(図23(c))。
クリップ(保持部材)2で高分子フィルムFを挟むことによって波打たせる場合には、図24に示すように高分子フィルムFの搬送経路にダンサーロール63を配し、高分子フィルムFに搬送方向に自由度を付与させることが望ましい。
王子計測機器(株)製自動複屈折計KOBRA−WRを用いて、位相差の波長分散性を測定し、その測定値を元に装置付属のプログラムによりRe(450)、Re(550)、Re(650)、Re(750)を求めた。
王子計測機器(株)製自動複屈折計KOBRA−WRを用いて、測定波長590nmの値で配向角を測定した。配向角は位相差フィルムの幅手方向を5cm間隔で測定した値のバラツキの範囲とした。
長尺状の高分子フィルムを構成するフィルムとして、互いに異なる位相差発現性を有する下記のフィルム(A)〜(G)を用いた。後述の実施例1と同様の方法にてこれらのフィルムを単独(1枚)で延伸して得られた位相差フィルムの光学特性は、表1の通りであった。
フィルム(A):ポリカーボネート系フィルム
フィルム(B):ポリオレフィン系フィルム
フィルム(C):ポリオレフィン系フィルム
フィルム(D):スチレン系フィルム
フィルム(E):ポリカーボネート系フィルム
フィルム(F):ポリオレフィン系フィルム
フィルム(G):スチレン系フィルム
フィルム(A)とフィルム(B)をアクリル系粘着剤(リンテック株式会社製、商品名トランスファー粘着NCF−101、厚み:25μm)にて貼合し、図26に示す様な、フィルム(A)とフィルム(B)とが積層されてなる長尺状の高分子フィルムを作製した。その後、図2に示したクリップと図3に示した延伸装置および図4〜5に示したフィルムオーバーフィード装置を使用して、搬送方向に9%弛めた状態でフィルムの両端部を保持し、140℃で搬送方向に対して横方向に10%延伸を行った。得られた位相差フィルムの特性は表2の通りであった。表2の「倍率」と「弛み量」は、表1のものと同じ意味である。
フィルム(C)とフィルム(D)を用いる以外は実施例1と同様にして、フィルム(C)とフィルム(D)とが積層されてなる長尺状の高分子フィルムを作製した。この長尺状の高分子フィルムを用い、実施例1と同様にして横方向に延伸を行った。得られた位相差フィルムの特性は表2の通りであった。
フィルム(B)とフィルム(D)を用いる以外は実施例1と同様にして、フィルム(B)とフィルム(D)とが積層されてなる長尺状の高分子フィルムを作製した。この長尺状の高分子フィルムを用い、実施例1と同様にして横方向に延伸を行った。得られた位相差フィルムの特性は表2の通りであった。
フィルム(E)とフィルム(F)を用いる以外は実施例1と同様にして、フィルム(E)とフィルム(F)とが積層されてなる長尺状の高分子フィルムを作製した。この長尺状の高分子フィルムを用い、実施例1と同様にして横方向に延伸を行った。得られた位相差フィルムの特性は表2の通りであった。
フィルム(F)とフィルム(G)を用いる以外は実施例1と同様にして、フィルム(F)とフィルム(G)とが積層されてなる長尺状の高分子フィルムを作製した。この長尺状の高分子フィルムを用い、実施例1と同様にして横方向に延伸を行った。得られた位相差フィルムの特性は表2の通りであった。
6 波状把持部材
6a 表側把持片
6b 裏側把持片
11 下歯部(保持部材片、波状把持部材)
12 上歯部(保持部材片)
55 保持部材
56 上歯部(保持部材片)
57 平面(保持部材片)
F 高分子フィルム
f1,f2 フィルム
Claims (10)
- 連続的に供給される長尺状の高分子フィルムの両端を保持しながら搬送し、高分子フィルムを搬送しつつ搬送方向に対して横方向に延伸する位相差フィルムの製造方法であって、
前記高分子フィルムは、互いに異なる位相差発現性を有する少なくとも2種のフィルムが積層されてなるものであり、
凹凸形状が設けられた部材によって高分子フィルムの両端を弛ませる工程と、
弛んだ状態の高分子フィルムの両端を搬送装置に保持する保持工程と、
前記搬送装置によって高分子フィルムを搬送させながら搬送方向に対して横方向に拡幅することにより高分子フィルムを横方向に延伸する延伸工程と、
を含むことを特徴とする位相差フィルムの製造方法。 - 前記高分子フィルムの一部領域又は全域を搬送方向に弛ませた状態で凹凸形状をした保持部材片を備えた保持部材で高分子フィルムの端部を保持して横方向の延伸を開始することを特徴とする請求項1に記載の位相差フィルムの製造方法。
- 高分子フィルムの一方の面と他方の面とを互い違いに押圧することによって高分子フィルムの一部領域又は全域を弛ませた状態で横方向の延伸を開始することを特徴とする請求項1又は2に記載の位相差フィルムの製造方法。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の位相差フィルムの製造方法で製造された位相差フィルム。
- 波長590nmの光に対するフィルム面内の位相差(Re)が下記式(1):
20nm≦Re≦70nm・・・(1)
[Re=(nx−ny)×dであり、
d(nm)はフィルムの厚みを示し、
nxは位相差フィルムの遅相軸方向の屈折率を示し、
ここで、遅相軸方向とは位相差フィルム面内の屈折率が最大となる方向を指し、
nyは位相差フィルムの進相軸方向の屈折率を示す。]
を満たすことを特徴とする請求項4に記載の位相差フィルム。 - 波長590nmの光に対するフィルム面内の位相差(Re)が下記式(2):
100nm≦Re≦350nm・・・(2)
[Re=(nx−ny)×dであり、
d(nm)はフィルムの厚みを示し、
nxは位相差フィルムの遅相軸方向の屈折率を示し、
ここで、遅相軸方向とは位相差フィルム面内の屈折率が最大となる方向を指し、
nyは位相差フィルムの進相軸方向の屈折率を示す。]
を満たすことを特徴とする請求項4に記載の位相差フィルム。 - 波長590nmの光に対するフィルム面内の位相差(Re)が下記式(3):
400nm≦Re≦700nm・・・(3)
[Re=(nx−ny)×dであり、
d(nm)はフィルムの厚みを示し、
nxは位相差フィルムの遅相軸方向の屈折率を示し、
ここで、遅相軸方向とは位相差フィルム面内の屈折率が最大となる方向を指し、
nyは位相差フィルムの進相軸方向の屈折率を示す。]
を満たすことを特徴とする請求項4に記載の位相差フィルム。 - フィルム面内の配向角が±1.0°以内であることを特徴とする請求項4〜7のいずれかに記載の位相差フィルム。
- 請求項4〜8のいずれかに記載の位相差フィルムの少なくとも片面に、偏光子が直接又は偏光子保護フィルムを介して積層されてなる偏光板。
- 請求項4〜8のいずれかに記載の位相差フィルムを備えたことを特徴とする画像表示装置。
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