JP4577528B2 - 長尺の斜め延伸フィルムの製造方法 - Google Patents
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Description
ところで、上記のような、辺に対して傾斜した方向に配向軸を有する位相差板を製造する方法としては、透明な樹脂フィルム(原料フィルム)を、縦延伸または横延伸により配向させて長尺の延伸フィルムを得た後、その延伸フィルムの辺に対して所定の角度で、方形状に裁断する方法が広く知られている。しかしながら、この方法では、最大面積が得られるように裁断しても、裁断ロスが必ず生じ、延伸フィルムの利用効率が低いという問題があった。一方、所定の角度で斜めに配向された長尺の延伸フィルムでは、辺に対して平行に切り取ることができ、延伸フィルムの利用効率が高くなる。
特許文献2には、連続的に供給されるポリマーフィルムの両端を保持手段により保持し、該保持手段をフィルムの長手方向に進行させつつ張力を付与して延伸する光学用ポリマーフィルムの延伸方法において、ポリマーフィルムの一方端の実質的な保持開始点から実質的な保持解除点までの保持手段の軌跡L1およびポリマーフィルムのもう一端の実質的な保持開始点から実質的な保持解除点までの保持手段の軌跡L2と、二つの実質的な保持解除点の距離Wが、|L2−L1|>0.4W の関係を満たし、かつポリマーフィルムの支持性を保ち、揮発分率が5%以上の状態を存在させて延伸したのち、収縮させながら揮発分率を低下させることを特徴とする光学用ポリマーフィルムの延伸方法が開示されている。
しかしながら、これらの斜め延伸方法では斜めに皺や撚りが生じやすい。そのために巾方向の厚さが均一で、10°以上85°以下の斜め方向に配向軸が均一に配向した、広幅なフィルムを得ることが実質的に不可能であった。そのために斜め(フィルムの幅方向や長手方向から大きく外れた方向)に配向軸が配向した、長尺で広幅の光学フィルムを工業的に大量生産することができなかった。
(1) a)長尺の原料フィルムを縦延伸して平均レターデーションRe1の縦延伸フィルムを得る工程;および該縦延伸フィルムを幅方向に対して斜交する角度θeの方向に延伸する工程を含み、
b)前記の角度θe方向に延伸する工程は、前記の長尺の原料フィルムから平均レターデーションRe2(Re2はRe1より小さい)の長尺の斜め延伸フィルム試験体が得られる条件で行われる
幅方向から10°以上85°以下の角度θsの方向に配向軸を有する長尺の斜め延伸フィルムの製造方法。
(2)前記角度θeの方向に延伸する工程の延伸温度が、縦延伸する工程の延伸温度よりも高い、前記(1)に記載の長尺の斜め延伸フィルムの製造方法。
(3)前記角度θeの方向に延伸する工程の延伸倍率が、縦延伸する工程の延伸倍率よりも小さい、前記(1)又は(2)に記載の長尺の斜め延伸フィルムの製造方法。
が提供される。
(4)a)長尺の原料フィルムを縦延伸することにより得られた、平均レターデーションRe1の縦延伸フィルムの巻回体から、該縦延伸フィルムを引き出す工程;該縦延伸フィルムの幅方向の両端を把持手段により把持する工程;予熱ゾーン、延伸ゾーンおよび固定ゾーンを通過させて該縦延伸フィルムを幅方向に対して斜交する角度θeの方向に延伸して斜め延伸フィルムを得る工程;該斜め延伸フィルムの両端を把持手段から解放する工程;および該斜め延伸フィルムを巻芯に巻き取る工程を含み、
b)前記の角度θe方向に延伸する工程は、前記の長尺の原料フィルムから平均レターデーションRe2(Re2はRe1より小さい)の長尺の斜め延伸フィルム試験体が得られる条件で行われ、
c)前記把持手段の走行速度がフィルム両端で略等しい、
幅方向から10°以上85°以下の角度θsの方向に配向軸を有する長尺の斜め延伸フィルムの製造方法。
が提供される。
(5)固定ゾーンのフィルム走行方向が予熱ゾーンのフィルム走行方向から角度θ1傾いており、該θ1がθe以下である、前記(4)に記載の長尺の斜め延伸フィルムの製造方法。
が提供される。
(6)前記(1)〜(5)のいずれかに記載の方法で得られる長尺の斜め延伸フィルム。(7)前記(6)に記載の長尺の斜め延伸フィルムと長尺の偏光子とを、それらの長手方向を揃えて積層させてなる長尺の積層フィルム。
(8)前記(6)に記載の長尺の斜め延伸フィルムを、その長手方向に対して垂直または平行な方向に沿って、所定の大きさに切り取ることを含む位相差板の製造方法。
(9)前記(7)に記載の長尺の積層フィルムを所定の大きさに切り取ることを含む偏光板の製造方法。
(10)前記(8)に記載の方法により得られた位相差板を備える液晶表示装置。
(11)前記(9)に記載の方法により得られた偏光板を備える液晶表示装置。
(12)反射型表示方式の液晶パネルを備える前記(10)または(11)に記載の液晶表示装置。
が提供される。
10:恒温室
11:レール
12:把持手段
13:予熱ゾーンと延伸ゾーンとの境目
14:延伸ゾーンと固定ゾーンとの境目
21:引き出しロール
22:巻き取りロール
47:予熱ゾーンのフィルム走行方向
49:固定ゾーンのフィルム走行方向
S1,S2:延伸開始点
E1,E2:延伸終了点
ノルボルネン系樹脂としては、ノルボルネン構造を有する単量体の開環重合体若しくはノルボルネン構造を有する単量体と他の単量体との開環共重合体またはそれらの水素化物、ノルボルネン構造を有する単量体の付加重合体若しくはノルボルネン構造を有する単量体と他の単量体との付加共重合体またはそれらの水素化物等を挙げることができる。
なお、本発明に用いられる原料フィルムは、単層フィルムであっても、多層フィルムであってもよい。また、原料フィルムは巻芯に巻き取られた巻回体で供給することが好ましい。
縦延伸によって、配向軸の方向が長手方向に略平行になり、平均レターデーションRe 1の縦延伸フィルムが得られる。縦延伸フィルムの配向軸の平均配向角度はフィルム幅方向に対して通常は85°を超え90°以下、好ましくは89°を超え90°以下である。縦延伸フィルムは巻芯に巻き取り巻回体にし、次の工程に供給することが好ましい。縦延伸における延伸温度T1、延伸倍率R1、速度V1等の延伸条件は、特に制限されないが、延伸温度T1は好ましくはTg−20℃以上Tg+30℃以下、延伸倍率R1は好ましくは1.01倍以上10.0倍以下、速度V1は好ましくは1mm/min以上200mm/min以下である。なお、Tgは原料フィルムを構成する透明樹脂のガラス転移温度である。なお、本明細書において、角度は劣角(小さい方の角度)で表記している。
なお、縦延伸の延伸倍率は長手方向の長さ変化量から求め、斜め延伸の延伸倍率は、幅方向の長さ変化量から求める。
図1は本発明の製造方法を好適に実施できるテンター延伸機の一例を示す概念図である。図2は図1の延伸機におけるレール部分の把持手段を示した図である。図3は図1の延伸機におけるレール配置を説明するための図である。角度θeは、延伸終了点E1とE2とを結んだ線と固定ゾーンにおけるフィルム幅方向とがなす角度の小さい方(劣角)である。延伸終了点の定義は後述する。
把持手段12は、引き出しロール21から引き出された縦延伸フィルムの両端を把持し、予熱ゾーンA、延伸ゾーンBおよび固定ゾーンCからなる恒温室内に縦延伸フィルムを導き斜め延伸する。そして、巻き取りロール22の手前で斜め延伸フィルムを開放する。把持手段から開放された斜め延伸フィルムは巻き取りロール22によって巻き取られる。左右一対のレール11は、末端のない連続した無限軌道を有し、上記のように走行した把持手段を、恒温室の出口側から入口側に戻すようになっている。
予熱ゾーン、延伸ゾーンおよび固定ゾーンは、それぞれ独立に温度を設定でき、それぞれのゾーンでは温度が、通常、一定に保たれている。各ゾーンの温度は適宜選択できるが、フィルムを構成する透明樹脂のガラス転移温度Tg(℃)に対して、予熱ゾーンはTg〜Tg+30(℃)、延伸ゾーンはTg〜Tg+20(℃)、固定ゾーンはTg〜Tg+15(℃)である。
本発明においては巾方向の厚さムラの制御のために延伸ゾーンにおいて巾方向に温度差を付けてもよい。特に本発明においては把持手段付近の温度をフィルム中央部よりも高めにすることが好ましい。延伸ゾーンにおいて巾方向に温度差をつけるには、温風を恒温室内に送り込むノズルの開度を巾方向で差を付けるように調整する方法や、ヒーターを巾方向に並べて加熱制御するなどの公知の手法を用いることができる。予熱ゾーン、延伸ゾーンおよび固定ゾーンの長さは適宜選択でき、通常、延伸ゾーンの長さに対して、予熱ゾーンの長さが通常100〜150%、固定ゾーンの長さが通常50〜100%である。
予熱ゾーンと延伸ゾーンとの境目13および延伸ゾーンと固定ゾーンとの境目14には、フィルムが通過できるスリットを有する仕切板が設置されている。予熱ゾーンと延伸ゾーンとの境目および延伸ゾーンと固定ゾーンとの境目、すなわち、仕切板は、固定ゾーンのフィルム走行方向49に対して直角になっていることが好ましい。
図1では延伸ゾーンのフィルム走行方向は予熱ゾーンのフィルム走行方向47と一致しているが、ずれていてもよい。ずらす場合は図1中、予熱ゾーンのフィルム走行方向よりも上向きにずらすことが好ましい。
把持手段の走行速度は適宜選択できるが、通常、10〜100m/分である。左右一対の把持手段の走行速度の差は、走行速度の通常1%以下、好ましくは0.5%以下、より好ましくは0.1%以下である。
また、本発明の製法により得られる斜め延伸フィルムの巾方向の厚さムラは最大値と最小値の差で、通常3μm以下、好ましくは2μm以下である。厚さムラがこのような範囲にあると、本発明の製法により得られる斜め延伸フィルムを長尺で巻き取ることができる。
また、Nz係数の上限値は、好ましくは10であり、より好ましくは5であり、さらに好ましくは3である。
Nz係数を1.5以上とするためには、Re1が150nm以上1000nm以下、且つRe2がRe1の0.4倍以上1倍未満となるように設定する。さらにこのとき、θeが5°以上30°以下であることが好ましい。
Nz係数を、2.0を超える範囲とするためには、Re1が250nm以上1000nm以下、且つRe2がRe1の0.5倍以上1倍未満となるように設定する。さらにこのとき、θeが5°以上20°以下であることが好ましい。Nz係数を2.1以上とするためには、Re1が250nm以上1000nm以下、且つRe2がRe1の0.7倍以上1倍未満となるように設定する。さらにこのとき、θeが5°以上20°以下であることが好ましい。
飽和吸水率は、フィルムの試験片を一定温度の水中に一定時間、浸漬し、増加した質量の浸漬前の試験片質量に対する百分率で表される値である。通常は、23℃の水中に24時間、浸漬して測定される。本発明の製法により得られる斜め延伸フィルムにおける飽和吸水率は、例えば熱可塑性樹脂中の極性基の量を減少させることにより、前記値に調節することができるが、好ましくは、極性基を持たない樹脂であることが望まれる。
本発明に用いられる偏光子は、直角に交わる二つの直線偏光の一方を透過するものである。例えば、ポリビニルアルコールフィルムやエチレン酢酸ビニル部分ケン化フィルム等の親水性高分子フィルムにヨウ素や二色性染料などの二色性物質を吸着させて一軸延伸させたもの、前記親水性高分子フィルムを一軸延伸して二色性物質を吸着させたもの、ポリビニルアルコールの脱水処理物やポリ塩化ビニルの脱塩酸処理物等のポリエン配向フィルムなどが挙げられる。その他に、グリッド偏光子や異方性多層フィルムなどの反射性偏光子が挙げられる。偏光子の厚さは、通常5〜80μmである。
偏光子の片面のみに、斜め延伸フィルムを積層した場合は、残りの片面に偏光子の保護を目的として、適宜の接着層を介して保護フィルムを積層してもよい。
(平均厚さ、厚さムラ)
スナップゲージ(ミツトヨ社製、ID−C112BS)を用いてフィルムの幅方向5cm間隔で厚さを測定し平均値を求めた。厚さムラは、厚さの最大値と最小値の差とした。(平均配向角、配向角ムラ)
偏光顕微鏡(NICON社製、BX51)を用いてフィルムの幅方向5cm間隔で面内の遅相軸を測定し、遅相軸の方向と幅方向との成す角度(配向角)の平均値を求めた。配向角ムラは配向角の最大値と最小値の差とした。
(平均Re、平均Nz係数)
位相差計(王子計測社製、KOBRA21−ADH)を用いてフィルム幅方向5cm間隔で式(1)及び(2)に従ってRe及びNz係数を測定し平均値を求めた。Reムラは、Reの最大値と最小値との差とした。
Re=(nx−ny)・d ・・ (1)
Nz=(nx−nz)/(nx−ny) ・・ (2)
3次元屈折率nx、ny、nz、厚さd
ノルボルネン系樹脂のペレット(日本ゼオン社製、ZEONOR1420)をTダイ式フィルム押出成形機で成形して、幅1000mm、厚さ130μmの長尺の未延伸フィルム(A)を得た。未延伸フィルム(A)はロールに巻き取った。
次いで、未延伸フィルム(A)をロールから引き出し、縦延伸機に供給し、表1に示す延伸条件で縦延伸し、表2に示す特性の縦延伸フィルム(B)を得た。縦延伸フィルム(B)はロールに巻き取った。
更に、縦延伸フィルム(B)をロールから引き出し、図1〜3に示すテンター延伸機に供給し、表1に示す延伸条件で縦延伸フィルム(B)の幅方向に対して斜め10°方向に延伸し、斜め延伸フィルム(C)を得、さらにロールに巻き取って斜め延伸フィルム巻回体を得た。フィルム(C)は、幅方向に対して平均配向角75°の配向軸を有していた。フィルム(C)の特性を表2に示した。
実施例1で得られた長尺の縦延伸フィルム(B)をロールから引き出し、テンター延伸機に供給し、表1に示す延伸条件で縦延伸フィルム(B)の幅方向に対して斜め10°方向に延伸し、斜め延伸フィルム(D)を得、さらにロールに巻き取って斜め延伸フィルム巻回体を得た。フィルム(D)は幅方向に対して平均配向角45°の配向軸を有し、且つ表2に示す特性を有していた。
実施例1で得られた長尺の縦延伸フィルム(B)をロールから引き出し、テンター延伸機に供給し、表1に示す延伸条件で縦延伸フィルム(B)の幅方向に対して斜め15°方向に延伸し、斜め延伸フィルム(E)を得、さらにロールに巻き取って斜め延伸フィルム巻回体を得た。フィルム(E)は幅方向に対して平均配向角75°の配向軸を有し、且つ表2に示す特性を有していた。
特開平2−113920に記載の手法に準じて、実施例1で得られた長尺の未延伸フィルム(A)を、表1に示す角度、温度、延伸倍率に設定したテンター延伸機に供給し、斜め延伸フィルム(F)を得た。フィルム(F)は、一面にシワが残り、ロールに巻き取ることができなかった。延伸フィルム(F)の特性を表2に示す。
実施例1で得られた長尺の未延伸フィルム(A)を、表1に示す角度、温度、延伸倍率に設定したテンター延伸機に供給し、斜め延伸フィルム(G)を得た。フィルム(G)は、一面にシワが残り、ロールに巻き取ることができなかった。延伸フィルム(G)の特性を表2に示す。
実施例1で得られた、長尺の縦延伸フィルム(B)をロールから引き出し、テンター延伸機に供給し、表1の延伸条件で縦延伸フィルム(B)の幅方向に対して斜め10°方向に延伸し、斜め延伸フィルム(H)を得、さらにロールに巻き取って斜め延伸フィルム巻回体を得た。フィルム(H)の幅方向に対する平均配向角は8°であった。その他の特性を表2に示した。
実施例1で得られた、長尺の縦延伸フィルム(B)をロールから引き出し、テンター延伸機に供給し、表1の延伸条件で縦延伸フィルム(B)の幅方向に対して斜め23°方向に延伸し、斜め延伸フィルム(I)を得、さらにロールに巻き取って斜め延伸フィルム巻回体を得た。フィルム(I)の幅方向に対する平均配向角は20°であったが、配向角ムラが大きい結果となった。その他の特性を表2に示した。
Claims (17)
- a)長尺の原料フィルムを縦延伸して平均レターデーションRe1の縦延伸フィルムを得る工程、および該縦延伸フィルムを幅方向に対して斜交する角度θeの方向に延伸する工程を含み、
b)前記の角度θe方向に延伸する工程は、前記の長尺の原料フィルムから平均レターデーションRe2(Re2はRe1より小さい)の長尺の斜め延伸フィルム試験体が得られる条件で行われる
幅方向に対して10°以上85°以下の角度θs傾いた方向に配向軸を有する長尺の斜め延伸フィルムの製造方法。 - 前記角度θeの方向に延伸する工程の延伸温度が、縦延伸する工程の延伸温度よりも高い、請求項1に記載の長尺の斜め延伸フィルムの製造方法。
- 前記角度θeの方向に延伸する工程の延伸倍率が、縦延伸する工程の延伸倍率よりも小さい、請求項1又は2に記載の長尺の斜め延伸フィルムの製造方法。
- a)長尺の原料フィルムを縦延伸することにより得られた、平均レターデーションRe1の縦延伸フィルムの巻回体から該縦延伸フィルムを引き出す工程;該縦延伸フィルムの幅方向の両端を把持手段により把持する工程;予熱ゾーン、延伸ゾーンおよび固定ゾーンを通過させて該縦延伸フィルムを幅方向に対して斜交する角度θeの方向に延伸して斜め延伸フィルムを得る工程;該斜め延伸フィルムの両端を把持手段から解放する工程;および該斜め延伸フィルムを巻芯に巻き取る工程を含み、
b)前記の角度θe方向に延伸する工程は、前記の長尺の原料フィルムから平均レターデーションRe2(Re2はRe1より小さい)の長尺の斜め延伸フィルム試験体が得られる条件で行われ、
c)前記把持手段の走行速度がフィルム両端で略等しい、
幅方向に対して10°以上85°以下の角度θs傾いた方向に配向軸を有する長尺の斜め延伸フィルムの製造方法。 - 前記斜め延伸フィルムを巻芯に巻き取る工程をさらに含み、
前記縦延伸フィルムを引き出す方向が斜め延伸フィルムを前記巻芯に巻き取る方向に対して傾いている、請求項4に記載の長尺の斜め延伸フィルムの製造方法。 - 前記固定ゾーンのフィルム走行方向が予熱ゾーンのフィルム走行方向に対して角度θ1傾いており、該θ1がθe以下である、請求項4に記載の長尺の斜め延伸フィルムの製造方法。
- 幅方向に対して51°以上85°以下の角度θs傾いた方向に配向軸を有する請求項1〜6のいずれかに記載の長尺の斜め延伸フィルムの製造方法。
- 長尺の原料フィルムが、脂環式オレフィンポリマーからなる、請求項1〜7のいずれかに記載の長尺の斜め延伸フィルムの製造方法。
- 長尺の原料フィルムが、溶融押出成形法で得られたものである、請求項1〜8のいずれかに記載の長尺の斜め延伸フィルムの製造方法。
- 残留揮発性成分の含有量が0.1重量%以下である、請求項1〜9のいずれかに記載の長尺の斜め延伸フィルムの製造方法。
- 請求項1〜10のいずれかに記載の方法で得られる長尺の斜め延伸フィルム。
- 請求項11に記載の長尺の斜め延伸フィルムと長尺の偏光子とを、それらの長手方向を揃えて積層させてなる長尺の積層フィルム。
- 請求項11に記載の長尺の斜め延伸フィルムを、その長手方向に対して垂直または平行な方向に沿って、所定の大きさに切り取ることを含む位相差板の製造方法。
- 請求項12に記載の長尺の積層フィルムを所定の大きさに切り取ることを含む偏光板の製造方法。
- 請求項13に記載の方法により得られた位相差板を備える液晶表示装置。
- 請求項14に記載の方法により得られた偏光板を備える液晶表示装置。
- 反射型表示方式の液晶パネルを備える請求項15または16に記載の液晶表示装置。
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