JP2011014229A - プラズマ処理中にワークピースを支持する装置及び方法 - Google Patents

プラズマ処理中にワークピースを支持する装置及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数のワークピースの両面に、同時に、プラズマプロセスを行う必要がある。
【解決手段】プラズマ処理システムのプロセス空間の内側に、同時に複数のワークピースを支持する装置及び方法により解決する。装置は、プロセス空間の内部に支持されるべく構成されたキャリアプレートを有し、キャリアプレートの厚みを貫通する複数の第1の開口部を有する取付具である。キャリアプレートは、外側周辺縁部にて環状領域に載せてそれぞれのワークピースに接触すべく構成され、ワークピースの第1及び第2の面は、前記複数の第1の開口部のそれぞれ1つを通してプラズマに暴露される。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般的に、複数のワークピースをプラズマで処理する装置及び方法に関する。
ディスクドライブは、特に、コンピュータ産業など、様々な用途において広範囲に使用されている。特に、ディスクドライブは、円盤上に磁化可能な形態にて、大量のデータ/情報を格納するために使用される。円盤は、モータ駆動のスピンドルに支持されて、ハードディスクドライブによって回転する。データ/情報は、1以上の書込ヘッドを使用して、円盤上の磁気媒体に書き込まれ、1以上の読取ヘッドを使用して、磁気媒体から読み出される。
それぞれの書込ヘッドは、円盤上に配置された磁気媒体における磁化可能材料の薄膜の領域を選択的に磁化させる磁場を印加する。代表的に、円盤は、非磁性材料、例えば、アルミニウム合金又はガラスから作られ、磁気媒体は、円盤の両面に付着される。書込ヘッドによって発生した磁場が除去された後には、円盤の様々な領域における磁気媒体は、磁化を保持する。磁化の方向は印加された磁場の方向に一致し、2進数形式でデジタル的に書き込まれたデータ/情報を不揮発性に格納することができる。円盤上の磁気媒体に埋め込まれた磁化のパターンは、次に、読取ヘッドにて電気応答を発生させ、これが格納されたデータ/情報を読み出すことを可能にする。
パターン化された磁気記録媒体は、ディスクドライブの円盤の記憶密度を高めるための将来有望なアプローチであると考えられている。ディスクリートトラックレコーディング(DTR)及びビットパターン化メディア(BPM)は、現在のレベルを越えた容量に増強できる2つの特定のパターニング技術である。比較的新しいプロセスにおいて、磁気記録媒体のパターニングに使用するために影響を受け易いのは、インプリントリソグラフィーであって、これはフォトリソグラフィーの制約によっては制限されない。
インプリントリソグラフィーは、磁気記録媒体の上に配置された液体レジストにパターンをインプリントするために、マスターテンプレートを頼りにしており、次に、マスターテンプレートを通して伝達される放射を用いて、パターン化された液体レジストを光学的に硬化させる。テンプレートが取り外された後には、光学硬化したレジストのパターンは、マスターテンプレートのパターンの複製である、エッチングマスクを形成する。エッチングマスクは、厚い領域と比較的薄い領域とを具備し、マスターテンプレートの凹凸の特徴のパターンに対して鏡像関係となるように変調される。薄い領域におけるレジストは、反応性イオンエッチングなどの異方性ドライエッチングプロセスを使用して、取り除かれる。厚みの差のために、薄い領域が取り除かれた後にも、エッチングマスクにおける比較的厚い領域にあるレジストは維持される。異なるエッチングレシピによるドライエッチングが続けられて、エッチングマスクから、下層にパターンを転写する。
パターン化されたマスクにおける薄い領域から硬化材料を取り除くための、効率的で費用有効的な方法及び装置が望まれる。
1つの実施形態においては、装置は、プラズマを用いてワークピースの第1及び第2の面を同時にドライエッチングするために、プロセス空間の中に複数のワークピースを支持すべく使用されるために提供される。装置は、プロセス空間の内側に支持されるべく構成されたキャリアプレートと、キャリアプレートの厚みを貫通する複数の第1の開口部とを備えてなる、取付具を具備している。キャリアプレートは、外側周辺縁部にて環状領域に載せて、それぞれのワークピースに接触するように構成され、それぞれの1つの複数の第1の開口部は、それぞれのワークピースの第1及び第2の面をプラズマに暴露させる。
他の実施形態においては、装置は、プラズマを用いてワークピースの第1及び第2の面を同時にドライエッチングするために、プロセス空間の中に複数のワークピースを支持すべく使用されるために提供される。装置は、プロセス空間の内側に支持されるべく構成されたキャリアプレートと、キャリアプレートから外方に突出した複数の支柱とを備えてなる、取付具を具備している。それぞれの支柱は、キャリアプレートに取り付けられる第1の部分を具備し、第1の部分は、ワークピースのそれぞれ1つを貫通する中央開口部に接触することで、ワークピースのそれぞれ1つを支持するように構成されている。
他の実施形態においては、プラズマチャンバの内部で、複数のワークピースの第1及び第2の面を同時にドライエッチングするための方法が提供される。方法は、それぞれのワークピースの第1及び第2の面を覆うことなく、プラズマチャンバの内側にある第1及び第2の電極の間にワークピースを支持する段階と、プラズマチャンバの内部にプラズマを発生させる段階と、同時に、ドライエッチングを実行するために、それぞれのワークピースの第1及び第2の面をプラズマに暴露する段階と、を備えている。
本発明の様々な実施形態による取付具によれば、複数のワークピースの両面(例えば、ディスクドライブの円盤)を、均一に、異方性に、かつ同時に、プラズマエッチングされる。取付具は、取上げ及び配置ロボットを使用した自動化と互換性があり、ある種の実施形態においては、面取りは、必要とされないか、又は、表面領域において最小化される。取付具によれば、複数のワークピースが単一のプラズマプロセスで処理されるので、高いプロセススループットが促進される。取付具は、インプリントされたエッチングマスクの薄い領域から残留レジスト材料を除去する、インプリントリソグラフィーに続いて、プラズマ処理プロセスにおいて使用できる。取付具は、ワークピースの処理に使用される、制御されたレジストの灰化又は異なるタイプの材料の除去など、他のタイプのプラズマ処理においても使用できる。
添付図面は、本願に組み込まれて本明細書の一部分を構成するもので、本発明の例示的な実施形態を図示し、上述した本発明の一般的な説明と併せて、及び以下の詳細な説明と併せて、本発明の実施形態の原理を説明するために役立つものである。
プラズマ処理システムにおいて使用される取付具を示した上部斜視図である。 図1の線2−2に沿った横断面図である。 図2の一部分を示した拡大図である。 図3と類似した拡大図であるが、取付具は、ワークピースを保持して示されている。 プラズマ処理システムに使用される、変形例の実施形態による取付具を示した上部斜視図である。 プラズマ処理システムの内部に配置された、図1の取付具を示した横断面図である。 図6の一部分を示した拡大図である。 プラズマ処理システムにおいて使用される、変形例の実施形態による取付具を示した上部斜視図である。 図6と類似した横断面図であるが、プラズマ処理システムの内側に配置された、図8の取付具を示している。 図9の一部分を示した拡大図である。
図1乃至図4を参照すると、取付具10は、複数のワークピース12が循環的に装填されるべく構成され、プラズマ処理システムにおけるプラズマチャンバの内部に水平に位置決めされ、ワークピース12を保持してプラズマに暴露させ、プラズマチャンバから取り出され、プラズマ処理されたワークピース12が除荷されるものである。取付具10は、キャリアトレイ又はキャリアプレート14を具備し、ワークピースを保持するための寸法及び形状をもつ複数の開口部16の形態である支持部と、開口部16とは寸法及び形状が異なる一以上の追加的な開口部18とを有している。開口部18は、ワークピース12を保持するような寸法及び形状ではなくて、後述するように、異なる機能を有している。
開口部16は、正方形の配列に配置され、代表的な実施形態においては、3×3の正方形の配列をなし、9個のワークピース12を支持することができる。他の実施形態においては、16個(例えば、4つの正方形の配列)、25個(例えば、5×5の正方形の配列)、又はより多くの開口部16を設けることができる。当業者は認識するだろうが、開口部16は、非対照的な構成を有していても良い。開口部16は、代表的な実施形態においては、円形すなわち丸くて、ワークピース12に比べて小さい直径を有し、ワークピース12は、円板形状すなわち丸くて、比較的平坦であり、代表的な実施形態においては、開口部16の内部に配置される。使用に際しては、開口部16は、ワークピース12によって、それらのすべてが占められ、又は一部だけが、ワークピース12によって占められる。
取付具10は、磁気データ/情報格納及び検索媒体、例えば、ハードディスクなどの形態のワークピース12の製造において特に有用性を有する。これらのワークピース12は、代表的に、一定の外径の円板又は円盤であって、それぞれ、円形の中央開口部13を有しており、これは、組み立てられて、ディスクドライブとして使用されるとき、モータ駆動スピンドルに配置される。中央開口部13における内側周辺縁部から、ワークピース12の外側周辺縁部までの、円盤の両面の半径範囲の大部分は、データ格納及び検索のために専用され、このため、磁気記録媒体でコーティングされている。ワークピース12のそれぞれの面は、中央開口部13から外側周辺縁部15へと延びている。ワークピース12が開口部16に配置されたとき、キャリアプレート14における開口部16は、中央開口部13を除いて、閉塞される。
それぞれの開口部16は、平坦な上側又は頂部の面又は表面34から、平坦な下側又は底部の面又は表面38へと、キャリアプレート14の全厚みを貫通して延び、中心線20の形態である長手軸線を中心としている。キャリアプレート14に形成された、環状傾斜表面22は、内方かつ下方に傾斜して、平坦な頂部表面34から開口部16の中心線20に向けて、円錐台の形状を備えている。図3に最良に示されるように、環状傾斜表面22は、溝部によって中断し、これは、環状側壁24及び環状唇部26を具備し、角部25にて環状側壁24と合致している。環状側壁24は、角部28にて、環状傾斜表面22に交差し、環状唇部26は、角部32にて、開口部16を取り巻く内側周辺リム30に交差する。環状側壁24、環状唇部26、環状傾斜表面22、及び内側周辺リム30は、開口部16の中心線20を中心として中心合わせされ、開口部16のまわりの円周に延びている。環状唇部26は、環状傾斜表面22とは異なる角度にて、中心線20に向けて、斜面をもって傾斜している。代表的な実施形態においては、環状唇部26は、平坦なすなわち平面からなり、これは、頂部表面34を含有する平面に対しておおよそ平行である平面内に含有される。
それぞれの開口部16は、半径Rによって特徴付けられ、中心線20から環状側壁24へと測定され、ワークピース12の直径に比べてわずかに小さくなっている。開口部16の寸法及びサイズ並びに幾何学的形状は、ワークピース12の仕様に従って変化する。キャリアプレート14は、あらゆる適切な固体の導電タイプの材料から作ることができる。
環状傾斜表面22は、環状側壁24及び環状唇部26をキャリアプレート14の平坦な上面34に対して窪ませるように動作する。環状唇部26は、ワークピース12の外側周辺縁部15を取り巻く環状領域に接触すべく構成され、環状側壁24は、図4に最良に示されるように、環状唇部26に載せられたとき、開口部16に対するワークピース12の横方向の動きを制約する。環状傾斜表面22における傾斜した角度は、ワークピース12を開口部16に装填する助けとなり、それは、ワークピース12を環状唇部26に向けて導きつつ、ワークピース12の外縁だけを接触させることによる。環状側壁24と環状唇部26とは、協働して、開口部16の内部におけるワークピース12の再現性のある位置決めを提供する。ワークピース12における外側周辺縁部15に沿った環状領域は、最終的に、環状唇部26と接触する関係を有し、これは、幅が狭く、ワークピース12を最小限の表面積で載せて支持するのを許容する。1つの実施形態においては、環状唇部26の幅は、およそ0.5ミリメートルであり、環状側壁24の深さは同様におよそ0.5ミリメートルである。プラズマチャンバの内部に配置されたとき、キャリアプレート14は、環状傾斜表面22が上を向くように配置され、それぞれのワークピース12は、環状唇部26の上に載り、開口部16の1つに取り囲まれ、それぞれの環状唇部26は、ワークピース12の重量を支持する。
それぞれの開口部16について、他の環状傾斜表面36は、中心線20に向けて、キャリアプレート14の平坦底面38に対して、内方及び下方に角度を付けられている。環状傾斜表面36は、円錐台の形状を有し、開口部16のまわりの円周に延びている。その結果、キャリアプレート14は、平坦底面38に対してそれぞれの開口部16まわりで、環状傾斜表面36によって窪ませられる。キャリアプレート14における平坦な上面及び底面34,38は、キャリアプレート14の厚みによって隔てられたおおよそ平行である平面内に含有されている。環状傾斜表面36は、環状唇部26に近接した内側周辺リム30と結合され、環状傾斜表面22,36は、中心線20からの距離を減らして、キャリアプレート14の比較的薄い材料と協働する。環状傾斜表面22,36によって提供されるテーパは、ワークピース12における反対側の前面及び背面にわたって、プラズマの均一性を促進することを助けると信じられている。
また、それぞれの開口部18は、平坦な上面34から平坦な底面38へと、キャリアプレート14の全厚みを貫通している。代表的な実施形態においては、開口部18は、丸められた端部を備えた細長いスロットであるけれども、本発明はそのように制限されるものではない。開口部18は、開口部16とキャリアプレート14における外側リム40との間の周辺に配置され、外向きに面した外縁42を具備している。外側リム40は、平坦な上面34を含有する平面の上方へ突出し、外側リム40及び上面34はトレイを形成している。開口部18は、キャリアプレート14のまわりで対称的な配置になるように空間的に分配され、開口部18の1つは、開口部16とそれぞれ1つの縁部42から45との間になるように配置される。詳しくは後述するように、開口部18は、キャリアプレート14の片面34からキャリアプレート14の反対面38へと、プロセスガス及びプラズマの流路の配列を提供している。一般的に、流路は面34から面38へと延び、プロセスガスは、水平に向けられたキャリアプレート14の上方から流入し、キャリアプレート14の下側に排気されるが、これについては、例示的なプラズマ処理システム50について後述される(図6)。
それぞれの外縁42,43,44,45は、平坦な底面38に対して傾斜しており、表面38と外側リム40との間の挟角θは、鈍角である(すなわち、90度を越える)。当業者は認識するだろうが、外縁42,43,44,45が協働する限り、すべての外縁42,43,44,45よりも少ないものが傾斜されても良い。
孔120は、キャリアプレート14の外側リム40のまわりの周辺に配置される。これらの孔120は、キャリアプレート14を移動させるための取上げ及び配置ロボット又はその他の自動化によって係合されるために構成された位置を表し、例えば、取付具10と、取付具10の開口部16の中に装填されたワークピース12とをプラズマチャンバに出入りさせて搬送するものである。
図5を参照すると、同様な参照符号は、図1乃至図4における対応する特徴を参照しつつ、変形例の実施形態を示しており、取付具48は、開口部16を具備し、開口部18を省略している。開口部16のために利用可能な表面積が増加するので、開口部16の数を増やすことができる。これは、取付具10(図1乃至図4)と比較して、取付具48の容量を増加させるけれども、キャリアプレート14の片面からキャリアプレート14の反対面への、プロセスガス及びプラズマの流路は、それぞれのワークピース12における中央開口部13によって形成された開空間に制約される。
図6及び図7を参照すると、プラズマ処理システム50は一般に、エンクロージャ52を具備し、これは、蓋54と、ベース56とを有し、ベースの上に、蓋54が載せられると共に、上側電極58と、下側電極60と、一対の分離リング62,64を上部電極58と下側電極60との間に配置されて具備している。シール部材66,68は、真空シールを提供し、それぞれ上側電極58と下側電極60と分離リング62,64との間に圧縮され、エンクロージャ52の内側は、プロセス空間70を形成して、プラズマ処理システム50の周辺大気の圧力環境から隔離され、組立体はプラズマチャンバを形成して、その中で、プラズマを発生させるための環境を供給できる。
真空ポンプ72は、下側電極60を通して延びる、ポート76,78によって真空マニホールド74に結合される。真空ポンプ72は、プラズマプロセスによって発生する、プロセス空間70内での蒸散による揮発性の副産物と共に、消費されたプロセスガスを、矢印75にて示すように、プロセス空間70から排出するように構成されている。真空ポンプ72は、プロセス空間70の中の真空圧力が、プラズマ形成が可能なほど充分に低く維持されるように動作する。プラズマの形成に適した代表的な圧力は、約20ミリトールから約50トール以上である。プロセス空間70の内部の圧力は、特定の所望のプラズマプロセスに従って制御され、主として、プロセスガスの貢献による分圧からなり、これは、一以上の独立したガス種が、排気されたプロセス空間70に供給されることで構成される。隔壁82,84は、ポート76,78内に配置され、真空マニホールド74の中でのプラズマ励起を防止し、プラズマがプロセス空間70に閉じ込められるようにする。
プラズマ処理システム50は、ガスシャワーヘッド86を具備し、これは、上側電極58に結合され、下側電極60の上方に吊下されている。ガスポート88は上側電極58を延通し、ガスシャワーヘッド86と上側電極58との間にガス分配空間92を備えた、プロセスガス供給源90に結合される。ガスシャワーヘッド86は、複数の通路94を具備し、片向きの矢印95によって模式的に示すように、プロセスガスと連通しており、ガス分配空間92からプロセス空間70の中へと導かれる。ガスシャワーヘッド86からプロセス空間70に入るプロセスガスの流れと、真空ポンプ72の送出速度とは、調和されて、プロセス空間70内の全ガス圧を、プロセスガスの分圧によってプラズマ形成を促進するのに充分な低いレベルに維持する。
支持フランジ96は、分離リング62,64の間に配置され、プロセス空間70のまわりの円周に延びている。シール部材98,100は、分離リング62,64と共に、支持フレーム96のための真空シールを提供する。支持フレーム96は、プロセス空間70の内側に、取付具10(又は代わりに取付具48)を支持するように構成され、上側電極58と下側電極60との間の位置に配置される。取付具10における開口部16は、支持フレーム96に配置されたとき、ワークピース12で占められる。プロセス空間70が排気されてプロセスガスがガスシャワーヘッド86の通路94を通して注入されたとき、プロセスガスは、開口部18を通り、中央開口部13を通って、それぞれのワークピース12へ流れ、片向き矢印105によって指示されるように、ポート76,78を通して真空ポンプ72へ排気される。1つの実施形態においては、開口部16,18は、キャリアプレートの中心のまわりに対称的な構成を有し、これは、開口部16,18を通るプロセスガスの流れの分布を最適化すると信じられており、従って、プラズマの均一性、特に、キャリアプレート14の底面側のプロセスガスの分布を均一にすることを促進する。
支持フレーム96は、溝部110を具備し、これは、プロセス空間70の内側に配置され、プロセス空間70を中心として円周に延びている。溝部110は、第1の表面112と、第1の表面112に交差する第2の表面114とを具備し、90度よりも大きな内角fを形成している。内角fは、表面38と外側リム40との間の挟角θに比べて、おおよそ等しいか、又はわずかに小さくなっている。キャリアプレート14が支持フレーム96に支持されているとき、キャリアプレート14の底面38は、第1の表面112に対して接触関係を有し、キャリアプレート14におけるそれぞれの外縁42,43,44,45は、第2の表面114に対して接触又は対面関係を有し、キャリアプレート14がプラズマチャンバの内部において再現性のある位置決めをされるようになっている。支持フレーム96上に支持されたとき、キャリアプレート14は、水平の向きを有し、重力がそれぞれのワークピース12を引っ張って、それぞれの開口部16を中心として円周方向に延びるそれぞれの環状唇部26と接触させるようになっている。キャリアプレート14は、あらゆるタイプのクリップ又は他の機械的構造又は拘束具であって、ワークピース12を開口部16の内側に固定するものを備えていない。
図7に最良に示されるように、タブ102は、支持フレーム96から外方へ延びており、支持フレーム96に電気的に接触するために、プロセス空間70の外部からアクセス可能になっている。電源104は、タブ102と、及び上側及び下側の電極58,60と、シールドされた同軸ケーブル又は伝送ラインによって結合される。電源104は、一以上の高周波にて動作し、インピーダンスマッチングネットワーク(図示せず)を具備し、上側及び下側の電極58,60、支持フレーム96、取付具10及びワークピース12、及びプロセス空間70の内側のプラズマ106から、電源104へ戻すように、これらの負荷から反射した電力を測定する。インピーダンスマッチングネットワークは、当業者によって理解される構造であり、インピーダンスを調整して、反射電力を最小化するように構成されている。電源104の電力及び電圧レベル及び動作周波数は、特定の用途に応じて変化する。
ワークピース12の処理中には、電源104から上側及び下側の電極58,60及び取付具10へ供給される電力は、プロセス空間70内に時間変化する電磁場を発生させる。電磁場は、プロセス空間70内に存在するプロセスガスをプラズマ状態へ励起させる。プラズマ106は、プラズマ処理の持続期間にわたって、電源104からの電力の継続的な適用によって維持される。上側及び下側の電極58,60及び取付具10は、様々な異なる方法で、電力を加えられても良い。例えば、取付具10には電力が加えられ、上側及び下側の電極58,60は接地されるか、又は取付具10が接地されて、上側及び下側の電極58,60に電力が加えられるか、又は取付具10は浮遊して、上側及び下側の電極58,60に電力が加えられる。
プロセスガスから発生したプラズマの構成成分(ラジカルなど)は、露出された材料と相互作用し、例えば、ワークピース12の両面の磁気記録媒体などに対して、所望の表面改質を実行する。プラズマは、所望の表面改質を実行するように構成され、そのために、パラメータ、例えば、プロセスガスの化学的組成、プロセス空間70の内部の圧力、及び電力の大きさ及び/又は上側及び下側の電極58,60及び取付具10に加えられる周波数が選択される。1つの実施形態においては、酸素及びアルゴンのガス混合物、主としてアルゴンから形成されるプラズマを使用して、ワークピース12の両面を同時にプラズマ処理することができる。処理システム50は、終了点認識システム(図示せず)を具備し、これは、プラズマプロセス(例えば、エッチング処理)が所定の終了点に達したとき、又は、代わりに、プラズマプロセスが時間ベースで行われ、経験的に決定されるプロセス時間に達したとき、これらを自動的に認識する。
図8乃至図10を参照すると、対応する参照符号は、図1乃至図7における対応する特徴を参照しつつ、変形例の実施形態を示しており、取付具130は、キャリアプレート148と、複数の台座すなわち支柱132の形態である支持体とを具備し、プロセス空間70の内部にワークピース12を保持及び支持するように構成されている。それぞれの支柱132は、取付具138によってキャリアプレート148に固定された下側部分134と、下側部分134に結合される上側部分136とを具備している。キャリアプレート148は、下側電極60に固定されて組立体を形成したとき、キャリアプレート148と下側電極60との間に良好な電気接触をもち、下側電極60に電力が与えられたときに駆動される。
それぞれの支柱132における下側部分134は、周辺縁部に環状表面142を窪ませた円板形状すなわち丸いフランジ140と、丸い上昇した中央表面144と、上昇した中央表面144と窪んだ環状表面142との間に半径方向に設けられた、窪んだ環状表面146とによってキャップされる。フランジ140は、外側リム145と、窪んだ環状表面142とを有し、外側リム145との交差部に角部を形成している。窪んだ環状表面146は、丸い上昇した中央表面144に対して窪んでおり、窪んだ環状表面142に対して上昇しており、丸い上昇した中央表面144の側壁160を形成している。
上側部分136は、丸く窪んだ中央表面152を備えた円板形状すなわち丸いフランジ150と、窪んだ中央表面152を取り囲む、上昇した環状表面154とによってキャップされる。上昇した環状表面154は、丸く窪んだ中央表面152に対して上昇しており、上昇した環状表面154の側壁162によって区画された、丸く窪んだ中央表面152を備えた、カップ形状の構造物を形成している。代表的な実施形態における下側部分134の外部の鏡像である、上側部分136は、その存在によって、下側部分134のまわりでプロセスガスの流れの摂動の減少のため、エッチングの均一性を改善する。
ワークピース12は、中央開口部13を取り囲む小さな環状領域にかぶさって、フランジ140における窪んだ環状表面142と接触した関係において載置される。ワークピース12におけるこの環状領域は、フランジ140における窪んだ環状表面142と、フランジ150における上昇した環状外側表面154との間に配置される。窪んだ環状表面146の外径は、ワークピース12の中央開口部13の直径と、おおよそ等しい。窪んだ環状表面142,146との間の高さの差は、中央開口部13の半径方向内方に環状側壁148を提供し、フランジ140,150に対してワークピース12が横方向に動く範囲を制限する。
支柱132は、キャリアプレート148の表面領域にわたって分布され、ワークピース12は、互いに非接触の関係を有している。支柱132の配置は、開口部16の配置と同様である(図1乃至図5)。下側及び上側の部分134,136は、使用中に組み立てられ、フランジ140,150の間にワークピース12は固定され、フランジ140の丸くて上昇した中央表面144の突起部と、フランジ150の上昇した環状外側表面154によって区画される凹部を、丸く窪んだ中央表面152と接触させ、側壁160,162は、上側部分136が下側部分134に対して横方向に不用意に動かないように固定する。
支柱132をワークピース12で占めさせるため、取付具10(図1乃至図6)に類似した搬送トレイを使用して、取上げ及び配置ロボット又はその他の自動化によって、ワークピース12を真空を中心としての外部の位置から、支柱132に載る位置へと搬送させる。搬送トレイにおける開口部は、支柱132の位置について登録可能である。搬送トレイが下げられると、ワークピース12は、支柱132の下側部分134へと搬送される。搬送が完了した後には、搬送トレイは、下側電極60の上に降ろされて、プラズマ処理の間、この位置に維持される。上側部分136は、取上げ及び配置ロボットによって、それぞれの下側部分134の頂部に搭載される。搬送工程を逆に行って、処理されたワークピース12を支柱132及びプラズマチャンバから取り出す。
取付具10,48(図1乃至図7)と比較すると、取付具130の支柱132は、下側電極60の直上にワークピース12を吊下し、キャリアプレートにおける開口部のように、追加的な構造を必要とはしない。その結果、ガスシャワーヘッド86からポート76,78へと、プロセス空間70を通るプロセスガスの流れは妨げられない。ワークピース12がキャリアプレート148の平面の上方に吊下される高さは、主として、それぞれの支柱132の下側部分134の高さによって決定される。ワークピース12は、円形の中央開口部13によって支持され、外側周辺縁部15に沿って支持されることがなく、ワークピース12は、外側周辺縁部15まで処理が完了されるので、これは、処理される表面積を増加させ、外側縁部の除外領域の無いワークピース12とも互換性がある。加えて、ワークピース12における中央開口部13を取り囲む部分は、代表的に、データ格納に使用されず、代わりに、ディスクドライブにおけるモータ駆動スピンドルとの結合に使用される。
1つの実施形態においては、支柱132は、導体からなり、支柱132は、下側電極60が通電されたとき、電力のペデスタルとなり、これは、異方性のドライエッチングプロセスを促進する。覆われてわずかに電気的に絶縁性となり得るレジストであろうところの外側縁部によって、ワークピース12を支持する枠と比較すると、中央開口部13のまわりで接触することによりワークピース12を支持することは、ワークピース12と優れた電気接触を提供する。他の実施形態においては、支柱132は、電気絶縁体から構成され、ワークピース12は、電気的に浮遊し、等方性のドライエッチングプロセスを促進する。
本発明について、様々な実施形態の説明によって例示し、かつ、これらの実施形態は詳細であると考えられるように説明したけれども、出願人は、特許請求の範囲をいかなる方法によってもそのような詳細に制限する意図はない。追加的な利点及び変形例は、当業者に容易に明らかになる。従って、広い観点における本発明は、特定の詳細、代表的な装置及び方法、及び図示して説明した例示的な実施形態に制限されるものではない。従って、本出願人の一般的な発明の概念の精神又は範囲から逸脱せずに、そのような詳細に対する変形を行うことができる。発明の範囲それ自体は、特許請求の範囲によってのみ定められるべきである。

Claims (15)

  1. プラズマチャンバの内側に複数のワークピースを支持して、該ワークピースの第1の面と第2の面とを同時にドライエッチングするために使用される装置であって、該装置は、
    プロセス空間の中に支持されるように構成された取付具を備え、前記取付具は、キャリアプレートと、前記キャリアプレートの厚みを貫通する複数の第1の開口部とを具備し、
    前記キャリアプレートは、それぞれのワークピースが外側周辺縁部にて環状領域に載って接触すべく構成され、それぞれのワークピースにおけるほぼすべての第1の面及び第2の面がプラズマに暴露されるようにすることを特徴とする装置。
  2. 請求項1に記載の装置であって、
    前記キャリアプレートは、前記キャリアプレートの厚みに沿って延在する一以上の第2の開口部を具備し、前記一以上の第2の開口部はプラズマを発生させるために使用されるプロセスガスを通過させるようになっていることを特徴とする装置。
  3. 請求項1に記載の装置であって、
    前記キャリアプレートは、平坦な第1の表面と、平坦な第2の表面と、前記平坦な第1の表面のまわりに延在し、前記平坦な第1の表面に対して持ち上げられた外側リムとを具備し、前記外側リムは一以上の外側縁部を有し、前記平坦な第2の表面に対して、90度を越える挟角をもつ斜面を具備していることを特徴とする装置。
  4. 請求項1に記載の装置であって、
    前記キャリアプレートは、平坦な表面を具備し、前記複数の第1の開口部によって打ち抜かれ、複数の環状表面は、前記複数の第1の開口部のうちそれぞれ1つのまわりにそれぞれ延び、それぞれの前記複数の環状表面は、前記平坦な表面に対して傾斜していることを特徴とする装置。
  5. 請求項1に記載の装置であって、
    前記キャリアプレートは、複数の環状唇部を具備し、それぞれが、それぞれ1つのワークピースにおける外側周辺縁部にて環状領域によって接触し、それぞれの前記複数の環状唇部は、前記複数の前記第1の開口部のそれぞれ1つの円周に延び、それぞれの前記環状唇部は、前記平坦な表面から、それぞれ1つの前記環状表面によって分離されていることを特徴とする装置。
  6. 請求項1に記載の装置であって、
    それぞれの前記第1の複数の開口部は、丸くて、ワークピースの直径に比べてわずかに小さい直径を有していることを特徴とする装置。
  7. プラズマチャンバの内側に複数のワークピースを支持して、ワークピースの第1の面と第2の面とを同時にドライエッチングするために使用される装置であって、該装置はプラズマチャンバの中に支持されるべく構成された取付具を具備し、前記取付具はキャリアプレートと、前記キャリアプレートから外方に突出した複数の支柱とを有し、それぞれの前記支柱は、前記キャリアプレートに取り付けられる第1の部分を有し、前記第1の部分は、それぞれ1つのワークピースを延通する中央開口部に接触することで、それぞれ1つのワークピースを支持すべく構成されていることを特徴とする装置。
  8. 請求項7に記載の装置であって、
    前記第1の部分は、フランジを具備し、外側リムと、前記外側リムから半径方向内方へ延びる第1の環状表面とを備え、前記第1の環状表面に、それぞれのワークピースにおける環状部分が接触することを特徴とする装置。
  9. 請求項8に記載の装置であって、
    前記第1の部分における前記フランジは、前記第1の環状表面から半径方向内方へ延びる第2の環状表面を具備し、前記第2の環状表面は、前記第1の環状表面に対して上昇し、ワークピースにおける中央開口部の直径とおおよそ等しい外径を有していることを特徴とする装置。
  10. 請求項8に記載の装置であって、
    前記支柱は、前記キャリアプレートから係脱される第2の部分を具備し、前記第2の部分は前記第1の部分における前記フランジ上に配置されるようになっているフランジを有し、それぞれのワークピースにおける環状部分は、前記第1の部分における前記フランジと、前記第2の部分における前記フランジとの間に配置されることを特徴とする装置。
  11. 請求項1に記載の装置であって、
    それぞれの前記複数の支柱は、電気絶縁体から構成されていることを特徴とする装置。
  12. プラズマチャンバの内部において複数のワークピースの第1の面と第2の面とを同時にドライエッチングするための方法であって、該方法は、
    プラズマチャンバの内部にて、第1の電極と第2の電極との間にワークピースを支持する工程であって、それぞれのワークピースにおける第1の面と第2の面とが実質的に被覆されていない、上記ワークピースを支持する工程と、
    プラズマチャンバの内部にプラズマを発生させる工程と、
    それぞれのワークピースにおける被覆されていない第1の面と第2の面とを同時にプラズマに暴露させて、ドライエッチングを実行する工程と、
    を備えていることを特徴とする方法。
  13. 請求項12に記載の方法であって、
    前記方法において、ワークピースを第1の電極と第2の電極との間に支持する工程が、
    ワークピースを、キャリアプレートにおける複数の第1の開口部の中に装填する工程であって、一方、それぞれのワークピースの環状領域を外側周辺縁部のまわりに接触させる、上記装填する工程と、
    キャリアプレートとワークピースとを組立体として、プラズマチャンバの中へ移動させる段階であって、プラズマチャンバは、プラズマをプロセス空間内に発生させて閉じ込めるように構成されている、上記移動する工程と、
    第1の電極と第2の電極との間のプロセス空間内に、キャリアプレートとワークピースとを支持する工程と、
    を備えていることを特徴とする方法。
  14. 請求項13に記載の方法であって、
    前記方法において、プラズマがプロセスガスから発生し、さらに、
    キャリアプレートの厚みを貫通する一以上の第2の開口部に通してプロセスガスを輸送する工程、
    を備えていることを特徴とする方法。
  15. 請求項12に記載の方法であって、前記方法において、それぞれのワークピースが、第1の面と第2の面との間に延びる中央開口部を具備し、第1の電極と第2の電極との間にワークピースを支持する方法であって、
    それぞれのワークピースにおける中央開口部のまわりの周囲に延びる環状領域を、第1の電極から外方へ延びる支柱に接触させる工程、
    を備えていることを特徴とする方法。
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