JP2007317889A - エッチング方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】所望のエッチング形状を簡便に得ることができるエッチング方法を提供する。
【解決手段】シリコン基材46上に酸化膜47、有機系反射防止膜48及び所定のマスクパターンを呈するレジスト膜49が形成されたウエハWを基板処理装置10のサセプタ12の上面に吸着保持し、有機系反射防止膜48におけるレジスト膜49によって覆われていない部分をエッチングし、Arガスから発生した陽イオンによってサセプタ12に対向して配置され且つシリコンからなる上部電極板39をスパッタリングし、該上部電極板39からシリコン元素を放出させてウエハWのレジスト膜49にシリコン含有膜50を形成し、酸化膜47の露出した部分をシリコン含有膜50と共にエッチングし、さらに、レジスト膜49及び残りの有機系反射防止膜48をエッチングする。
【選択図】図3

Description

本発明は、エッチング方法に関し、特に、レジスト膜をマスクとしてプラズマによって酸化膜をエッチングするエッチング方法に関する。
半導体デバイス用のウエハ上に形成された被エッチング膜、例えば、SiO等の酸化膜を所定のパターンに従ってプラズマによってエッチングするためには、基板処理装置において、酸化膜上に所定のパターンに対応して形成されたレジスト膜をマスクとして利用する。レジスト膜は、酸化膜においてビアホール等を形成する必要がある箇所において、酸化膜を露出させる開口部を有する。プラズマは開口部に進入して露出された酸化膜をエッチングする。なお、レジスト膜は感光性樹脂からなる。
ところで、CF系ガスから生成されたプラズマによって酸化膜をエッチングする際、CF系ガスのプラズマに対するレジスト膜の耐性が低いため、酸化膜及びレジスト膜の選択比を確保するのが困難である。その結果、酸化膜のエッチングの際、レジスト膜もエッチングされてレジスト膜における開口部の形状が崩れることがある。このとき、レジスト膜の開口部の形状崩れに起因してエッチングによって形成されたビアホールの形状が崩れる、具体的には、ビアホールの水平断面形状が円にならず、また、ビアホールの径も所望の値より大きくなることがある。すなわち、所望のエッチング形状を得ることが困難である。
そこで、従来からレジスト膜のプラズマに対する耐性を向上する方法が開発されている。例えば、酸化膜のエッチングに先立ちレジスト膜にビームによってシリコン(Si)元素をドーピングする方法(例えば、特許文献1参照。)が知られている。
特開平3−174724号公報
しかしながら、特許文献1記載の方法では、レジスト膜にシリコン元素をビームによってドーピングする必要があるため、ビーム照射装置等、特殊な装置を基板処理装置に追加するか、若しくは基板処理装置とは別に設ける必要がある。したがって、簡便にレジスト膜を強化することができず、所望のエッチング形状を簡便に得ることができないという問題があった。
本発明の目的は、所望のエッチング形状を簡便に得ることができるエッチング方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載のエッチング方法は、酸化膜及び該酸化膜上に形成されたレジスト膜を有する基板を収容する収容室と、該収容室内に配置され且つ前記収容室内の空間に晒される暴露部材とを備え、前記収容室内に生成されたプラズマによって前記基板にプラズマ処理を施す基板処理装置であって、前記暴露部材の少なくとも一部がシリコン含有材からなる基板処理装置におけるエッチング方法であって、前記暴露部材をプラズマによってスパッタリングするスパッタリングステップと、前記酸化膜をプラズマによってエッチングする酸化膜エッチングステップとを有することを特徴とする。
請求項2記載のエッチング方法は、請求項1記載のエッチング方法において、前記基板は前記酸化膜及び前記レジスト膜の間に形成された反射防止膜を有し、前記スパッタリングステップに先立って前記反射防止膜をエッチングする反射防止膜エッチングステップを有することを特徴とする。
請求項3記載のエッチング方法は、請求項1又は2記載のエッチング方法において、前記暴露部材には高周波電力が供給されることを特徴とする。
請求項4記載のエッチング方法は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のエッチング方法において、前記スパッタリングステップでは、希ガス又は不活性ガスから生成されたプラズマを用いることを特徴とする。
請求項5記載のエッチング方法は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のエッチング方法において、前記基板処理装置は前記収容室内に配置され且つ前記基板を載置する載置台を備え、前記暴露部材は前記載置台に対向して配置されている電極板であることを特徴とする。
請求項6記載のエッチング方法は、請求項5記載のエッチング方法において、前記載置台には高周波電力が供給され、前記電極板に供給される高周波電力は前記載置台に供給される高周波電力より大きいことを特徴とする。
請求項1記載のエッチング方法によれば、少なくとも一部がシリコン含有材からなる暴露部材をプラズマによってスパッタリングし、酸化膜をプラズマによってエッチングする。暴露部材をスパッタリングするとシリコン元素が放出され、該放出されたシリコン元素は基板のレジスト膜上に堆積してシリコン含有膜を形成する。シリコン含有膜は酸化膜をエッチングするためのプラズマに対する耐性を有する。したがって、簡便にレジスト膜を強化することができ、酸化膜をエッチングする際、所望のエッチング形状を簡便に得ることができる。
請求項2記載のエッチング方法によれば、スパッタリングステップに先立って酸化膜及びレジスト膜の間に形成された反射防止膜をエッチングする。反射防止膜をエッチングする際にレジスト膜もエッチングされるため、レジスト膜が薄くなるが、暴露部材をスパッタリングすることによって薄くなったレジスト膜上にシリコン含有膜を形成することができ、もって、酸化膜をエッチングする際にレジスト膜が消失するのを防止することができる。これにより、酸化膜をエッチングする際、所望のエッチング形状を確実に得ることができる。
請求項3記載のエッチング方法によれば、暴露部材には高周波電力が供給されるので、暴露部材にプラズマを効率良く引き込むことができ、もって、暴露部材のスパッタリングの効率を向上することができる。その結果、基板のレジスト膜上にシリコン含有膜を迅速に形成することができる。
請求項4記載のエッチング方法によれば、スパッタリングステップでは、希ガス又は不活性ガスから生成されたプラズマを用いるので、基板のレジスト膜や酸化膜を変質することなく暴露部材をスパッタリングすることができる。
請求項5記載のエッチング方法によれば、スパッタリングされる電極板は基板を載置する載置台に対向して配置されているため、電極板から放出されたシリコン元素を基板のレジスト膜上に確実に堆積させることができ、もって、シリコン含有膜を確実に形成することができる。
請求項6記載のエッチング方法によれば、電極板に供給される高周波電力は載置台に供給される高周波電力より大きいので、電極板のプラズマによるスパッタ量を載置台のプラズマによるスパッタ量より多くすることができ、電極板からのシリコン元素の放出量を多くすることができる。その結果、基板のレジスト膜上にシリコン含有膜を確実に形成することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
まず、本発明の実施の形態に係るエッチング方法を実行する基板処理装置について説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係るエッチング方法を実行する基板処理装置の概略構成を示す断面図である。
図1において、基板処理装置10は円筒形状の基板収容室11を有し、該基板収容室11は内部に処理空間S(収容室内の空間)を有する。また、基板収容室11内には、例えば、直径が300mmの半導体ウエハW(以下、単に「ウエハW」という。)を載置する載置台としての円柱状のサセプタ12が配置されている。基板収容室11の内壁面は側壁部材13で覆われる。該側壁部材13はアルミニウムからなり、その処理空間Sに面する面はイットリア(Y)でコーティングされている。サセプタ12は、導電性材料、例えば、アルミニウムからなる導電体部29を有する。
基板処理装置10では、基板収容室11の内側壁とサセプタ12の側面とによって、サセプタ12上方の気体分子を基板収容室11の外へ排出する流路として機能する排気路15が形成される。この排気路15の途中には排気プレート16が配置される。
排気プレート16は多数の孔を有する板状部材であり、基板収容室11を上部と下部に仕切る仕切り板として機能する。排気プレート16によって仕切られた基板収容室11の上部(以下、「反応室」という。)17には、後述するプラズマが発生する。また、基板収容室11の下部(以下、「排気室(マニホールド)」という。)18には基板収容室11内のガスを排出する粗引き排気管19及び本排気管20が開口する。粗引き排気管19にはDP(Dry Pump)(図示しない)が接続され、本排気管20にはTMP(Turbo Molecular Pump)(図示しない)が接続される。また、排気プレート16は処理空間Sにおいて発生するイオンやラジカルを捕捉又は反射してこれらのマニホールド18への漏洩を防止する。
粗引き排気管19及び本排気管20は反応室17のガスをマニホールド18を介して基板収容室11の外部へ排出する。具体的には、粗引き排気管19は基板収容室11内を大気圧から低真空状態まで減圧し、本排気管20は粗引き排気管19と協働して基板収容室11内を大気圧から低真空状態より低い圧力である高真空状態(例えば、133Pa(1Torr)以下)まで減圧する。
サセプタ12の導電体部29には高周波電源21aが整合器(Matcher)22aを介して接続されており、該高周波電源21aは高周波電力を導電体部29に供給する。これにより、サセプタ12の導電体部29は高周波電極として機能する。また、整合器22aは、導電体部29からの高周波電力の反射を低減して高周波電力の導電体部29への供給効率を最大にする。サセプタ12は高周波電源21aから供給された高周波電力を処理空間Sに印加する。
サセプタ12の上方には、電極板23を内部に有する円板状の静電チャック24が配置されている。サセプタ12がウエハWを載置するとき、該ウエハWは静電チャック24上に配される。電極板23には直流電源25が電気的に接続されている。電極板23に負の直流電圧が印加されると、ウエハWの裏面には正電位が発生するため、電極板23及びウエハWの裏面の間に電位差が生じ、該電位差に起因するクーロン力又はジョンソン・ラーベック(Johnsen-Rahbek)力によってウエハWは静電チャック24の上面に吸着保持される。
サセプタ12の上方には、サセプタ12の上面に吸着保持されたウエハWの周りを囲うように環状のフォーカスリング26が配設される。このフォーカスリング26はシリコン又はシリカ(SiO)からなり、処理空間Sに露出し、該処理空間SのプラズマをウエハWの表面に向けて収束し、プラズマ処理、例えば、RIE(Reactive Ion Etching)処理の効率を向上させる。また、フォーカスリング26には静電チャック24を介して導電体部29へ供給された高周波電力が伝達される。このとき、フォーカスリング26は高周波電力を処理空間Sに印加する。したがって、フォーカスリング26も高周波電極として機能する。また、フォーカスリング26の周りには、該フォーカスリング26の側面を保護する、クォーツからなる環状のカバーリング27が配置されている。
サセプタ12の内部には、例えば、円周方向に延在する環状の冷媒室31が設けられる。この冷媒室31には、チラーユニット(図示せず)から冷媒用配管32を介して所定温度の冷媒、例えば、冷却水やガルデン(登録商標)液が循環供給され、当該冷媒の温度によってサセプタ12上面に吸着保持されたウエハWの処理温度が制御される。
さらに、サセプタ12の上面のウエハWが吸着保持される部分(以下、「吸着面」という。)には、複数の伝熱ガス供給孔33が開口している。これら複数の伝熱ガス供給孔33は、サセプタ12内部に配置された伝熱ガス供給ライン34を介して伝熱ガス供給部(図示せず)に接続され、該伝熱ガス供給部は伝熱ガスとしてのヘリウム(He)ガスを伝熱ガス供給孔33を介して吸着面及びウエハWの裏面の間隙に供給する。
また、サセプタ12の吸着面には、サセプタ12の上面から突出自在なリフトピンとしての複数のプッシャーピン35が配置されている。これらのプッシャーピン35は、モータ(図示せず)とボールねじ(図示せず)を介して接続され、ボールねじによって直線運動に変換されたモータの回転運動に起因して吸着面から自在に突出する。ウエハWにプラズマ処理を施すためにウエハWを吸着面に吸着保持するときには、プッシャーピン35はサセプタ12に収容され、プラズマ処理が施されたウエハWを基板収容室11から搬出するときには、プッシャーピン35はサセプタ12の上面から突出してウエハWをサセプタ12から離間させて上方へ持ち上げる。
基板収容室11の天井部には、サセプタ12と対向するようにガス導入シャワーヘッド36が配置されている。ガス導入シャワーヘッド36はバッファ室37が内部に形成された、絶縁性材料からなる電極板支持体38と、該電極板支持体38に釣支される上部電極板39(暴露部材)とを備える。上部電極板39はシリコンからなる円板状の部材であり、処理空間Sにその下面が晒される。上部電極板39の周縁部は絶縁性材料からなる環状のシールドリング40によって覆われる。すなわち、上部電極板39は、接地電位である基板収容室11の壁部から電極板支持体38及びシールドリング40によって電気的に絶縁されている。また、基板処理装置10は整合器22bを介して上部電極板39に接続された高周波電源21bを有する。したがって、上部電極板39は処理空間Sに高周波電力を印加する。
電極板支持体38のバッファ室37には処理ガス供給部(図示せず)からの処理ガス導入管42が接続されている。ガス導入シャワーヘッド36は、バッファ室37を処理空間Sに導通させる複数のガス穴43を有し、処理ガス導入管42からバッファ室37へ供給された処理ガスをガス穴43を経由して処理空間Sへ供給する。
また、基板収容室11の側壁には、プッシャーピン35によってサセプタ12から上方へ持ち上げられたウエハWの高さに対応する位置にウエハWの搬出入口44が設けられ、搬出入口44には、該搬出入口44を開閉するゲートバルブ45が取り付けられている。
この基板処理装置10の基板収容室11内では、上述したように、サセプタ12の導電体部29及びガス導入シャワーヘッド36の上部電極板39が処理空間Sに高周波電力を印加することにより、該処理空間Sにおいてガス導入シャワーヘッド36から供給された処理ガスを高密度のプラズマにして陽イオンやラジカルを発生させ、陽イオンやラジカルによってウエハWにプラズマ処理を施す。
図2は、図1の基板処理装置においてプラズマ処理が施される半導体ウエハの概略構成を示す断面図である。
図2において、ウエハWはシリコン基材46と、該シリコン基材46の表面に形成された酸化膜47と、該酸化膜47上に形成された有機系反射防止膜48と、該有機系反射防止膜48上に形成されたレジスト膜49とを有する。
シリコン基材46はシリコンからなる円板状の薄板であり、熱酸化処理が施されて表面に酸化膜47が形成される。酸化膜47はSiOからなり、絶縁膜として機能する。有機系反射防止膜48は或る特定の波長の光、例えば、レジスト膜49に向けて照射されるArFエキシマレーザ光を吸収する色素を含む高分子樹脂からなり、レジスト膜49を透過したArFエキシマレーザ光が酸化膜47によって反射されて再びレジスト膜49に到達するのを防止する。レジスト膜49はポジ型の感光性樹脂からなり、ArFエキシマレーザ光に照射されるとアルカリ可溶性に変質する。
ウエハWでは、有機系反射防止膜48が塗布処理等によって形成された後、レジスト膜49がスピンコータ(図示しない)を用いて形成される。さらに、所定のマスクパターンに反転するパターンに対応したArFエキシマレーザ光がステッパー(図示しない)によってレジスト膜49に照射されて、該レジスト膜49の照射された部分がアルカリ可溶性に変質する。その後、レジスト膜49に強アルカリ性の現像液が滴下されてアルカリ可溶性に変質した部分が除去される。これにより、レジスト膜49から所定のマスクパターンに反転するパターンに対応した部分が取り除かれるため、ウエハW上には所定のマスクパターンを呈する、例えば、ビアホールを形成する位置に開口部を有するレジスト膜49が残る。
次に、本実施の形態に係るエッチング方法について説明する。
図3は、図1の基板処理装置が実行するエッチング方法を示す工程図である。
図3において、まず、所定のマスクパターンを呈するレジスト膜49が形成されたウエハWを基板処理装置10の基板収容室11に搬入してサセプタ12の上面に吸着保持する(図3(A))。
次いで、基板収容室11内の圧力を6.67Pa(50mTorr)に設定し、ガス導入シャワーヘッド36から処理空間SへCFガスを100sccmで供給し、ガス導入シャワーヘッド36の上部電極板39に1000Wの高周波電力を供給すると共に、サセプタ12の導電体部29に100Wの高周波電力を供給する。このとき、CFガスが処理空間Sに印加された高周波電力によってプラズマになり、陽イオンやラジカルが発生する。これらの陽イオンやラジカルは有機系反射防止膜48におけるレジスト膜49によって覆われていない部分(レジスト膜49の開口部に対応する部分)と衝突、反応し、当該部分をエッチングする(反射防止膜エッチングステップ)。当該部分の有機系反射防止膜48は酸化膜47が露出するまでエッチングされる。なお、有機系反射防止膜48の組成はレジスト膜49の組成に近いため、CFガスから生成されたプラズマの陽イオンやラジカルはレジスト膜49もエッチングする(図3(B))。
次いで、基板収容室11内の圧力を1.33Pa(10mTorr)に設定し、ガス導入シャワーヘッド36から処理空間SへArガスを200sccmで供給し、上部電極板39に2000Wの高周波電力を供給すると共に、導電体部29に100Wの高周波電力を供給する。このとき、Arガスがプラズマとなり陽イオンが発生する。ここで、上部電極板39には高周波電力が供給されているので、陽イオンが上部電極板39に効率良く引き込まれ、上部電極板39をスパッタリングする(スパッタリングステップ)。上部電極板39のスパッタリングは30秒間に亘って行われる。上部電極板39をスパッタリングするとシリコン元素が放出され、該放出されたシリコン元素はウエハWのレジスト膜49上に堆積してシリコン含有膜50を形成する(図3(C))。
なお、シリコン含有膜50の膜厚は後述する酸化膜47のエッチングの際、当該エッチングによって除去され得る膜厚に調整される。シリコン含有膜50の膜厚の調整は上部電極板39のスパッタリングの時間によって調整される。
ここで、上部電極板39に供給される高周波電力は導電体部29に印加される高周波電力より大きいので、上部電極板39に引き込まれる陽イオンの量をサセプタ12に引き込まれる陽イオンの量より確実に多くすることができ、その結果、上部電極板39のスパッタ量をサセプタ12のスパッタ量より多くすることができる。
次いで、基板収容室11内の圧力を2.67Pa(20mTorr)に設定し、ガス導入シャワーヘッド36から処理空間SへCガス、Arガス及びOガスからなる混合ガスを供給し、上部電極板39に1600Wの高周波電力を供給すると共に、導電体部29に800Wの高周波電力を供給する。このとき、混合ガスがプラズマになり、陽イオンやラジカルが発生する。これらの陽イオンやラジカルは酸化膜47の露出した部分と衝突、反応し、当該部分をエッチングする(酸化膜エッチングステップ)。当該部分の酸化膜47はシリコン基材46が露出するまでエッチングされる。また、このとき、シリコン含有膜50も上記混合ガスのプラズマによってエッチングされてレジスト膜49が露出する。なお、シリコン含有膜50は上記混合ガスのプラズマに対する耐性を有しているため、ここでのシリコン含有膜50のエッチレートは遅い。したがって、シリコン含有膜50の膜厚は酸化膜47に対して大幅に小さくてよい(図3(D))。
次いで、基板収容室11内の圧力を6.67Paに設定し、ガス導入シャワーヘッド36から処理空間SへOガスを200sccmで供給し、上部電極板39に1000Wの高周波電力を供給すると共に、導電体部29に100Wの高周波電力を供給する。このとき、Oガスがプラズマになり、陽イオンやラジカルが発生する。これらの陽イオンやラジカルはレジスト膜49及び残りの有機系反射防止膜48をエッチングする。レジスト膜49及び残りの有機系反射防止膜48は酸化膜47が露出するまでエッチングされ(図3(E))、その後、本処理を終了する。
本実施の形態に係るエッチング方法によれば、シリコンからなる上部電極板39をArガスから発生した陽イオンによってスパッタリングし、酸化膜47を上記混合ガスから発生した陽イオンやラジカルによってエッチングする。上部電極板39をスパッタリングするとシリコン元素が放出され、該放出されたシリコン元素はウエハWのレジスト膜49上に堆積してシリコン含有膜50を形成する。シリコン含有膜50は上記混合ガスから発生した陽イオンやラジカルに対する耐性を有する。具体的には、シリコン含有膜50は上記混合ガスのプラズマによってエッチングされるが、該シリコン含有膜50は上記混合ガスのプラズマによるエッチレートが遅い。その結果、酸化膜47のエッチングの際、レジスト膜49がエッチングされるのを防止することができる。換言すれば、シリコン含有膜50を形成することによって簡便にレジスト膜49を強化することができ、酸化膜47をエッチングする際、所望のエッチング形状を簡便に得ることができる。また、シリコン元素を上部電極板39から放出させるため、基板収容室11内に上部電極板39とは別のシリコン元素放出用のシリコン部材等を配置する必要がなく、基板処理装置10の構造を簡素にすることができると共に、シリコン含有膜50を形成するための他の処理装置を設ける必要を無くすことができる。
また、本実施の形態に係るエッチング方法では、Arガスから発生した陽イオンの一部は酸化膜47の露出した部分をスパッタリングする。Arガスから発生した陽イオンを用いて帯電した絶縁膜をスパッタリングすると、該絶縁膜の電荷が除去されることが知られている。したがって、酸化膜47の電荷を除去することができる。また、Arガスから発生した陽イオンを用いて酸化膜をスパッタリングすると、該酸化膜の表面が親水性に変化することが知られている。したがって、酸化膜47の表面を親水性にして他の膜との密着性を向上することができる。
本実施の形態に係るエッチング方法では、上部電極板39のスパッタリングに先立って有機系反射防止膜48におけるレジスト膜49によって覆われていない部分をエッチングする。当該部分をエッチングする際にレジスト膜49もエッチングされるため、レジスト膜49が薄くなるが、上部電極板39をスパッタリングすることによって薄くなったレジスト膜49上にシリコン含有膜50を形成することができ、もって、酸化膜47をエッチングする際にレジスト膜49が消失するのを防止することができる。
また、本実施の形態に係るエッチング方法では、上部電極板39には高周波電力が供給されるので、陽イオンが上部電極板39に効率良く引き込まれ、上部電極板39のスパッタリングの効率を向上することができる。さらに、上部電極板39に供給される高周波電力は導電体部29に供給される高周波電力より大きいので、上部電極板39のスパッタ量をサセプタ12のスパッタ量より多くすることができ、上部電極板39からのシリコン元素の放出量を多くすることができる。その結果、ウエハWのレジスト膜49上にシリコン含有膜50を迅速且つ確実に形成することができる。
さらに、本実施の形態に係るエッチング方法では、上部電極板39のスパッタリングにおいてArガスから生成された陽イオンを用いるので、ウエハWのレジスト膜49や酸化膜47を変質することなく上部電極板39をスパッタリングすることができる。
また、基板処理装置10では、スパッタリングされる上部電極板39はウエハWを載置するサセプタ12に対向して配置されているため、上部電極板39から放出されたシリコン元素をウエハWのレジスト膜49上に確実に堆積させることができる。
また、上述したエッチング方法において、酸化膜47のエッチングの際、シリコン含有膜50を完全に除去できなかった場合には、基板収容室11内の圧力を6.67Paに設定し、ガス導入シャワーヘッド36から処理空間SへCFガスを100sccmで供給し、上部電極板39に1000Wの高周波電力を供給すると共に、導電体部29に100Wの高周波電力を供給するのが好ましい。このとき、CFガスがプラズマになり、陽イオンやラジカルが発生する。これらの陽イオンやラジカルはシリコン含有膜50をエッチングして完全に除去することができる。
上述したエッチング方法では、上部電極板39のスパッタリングの際、上部電極板39に2000Wの高周波電力を供給すると共に、導電体部29に100Wの高周波電力を供給したが、上部電極板39や導電体部29に供給される高周波電力の大きさはこれらに限られず、例えば、上部電極板39に1250Wの高周波電力を供給すると共に、導電体部29に400Wの高周波電力を供給してもよい。但し、上部電極板39からのシリコン元素の放出量を多くするためには、上述したように、上部電極板39に供給される高周波電力を導電体部29に供給される高周波電力より大きく設定するのが好ましく、具体的には、上部電極板39に供給される高周波電力を導電体部29に供給される高周波電力の3倍以上に設定するのがよい。
また、上述したエッチング方法では、上部電極板39のスパッタリングの際、基板収容室11内の圧力が1.33Paに設定されたが、基板収容室11内の圧力はこれに限られず、圧力が低いほどシリコン含有膜50は異方的に成長する、すなわち、ウエハWの上方に向けて成長するため、基板収容室11内の圧力は低いのが好ましい。
さらに、上述したエッチング方法では、上部電極板39のスパッタリングの際、Arガスが用いられたが、上部電極板39のスパッタリングに使用されるガスはこれに限られず、酸化膜47やレジスト膜49を変質させることがないガス、例えば、Arガス以外の希ガスや不活性ガスであってもよい。
上述した基板処理装置10において、上部電極板39はシリコンからなるが、上部電極板39がシリコンのみで構成される必要はなく、上部電極板39における処理空間Sに面する部分、すなわち、スパッタリングされる部分においてシリコンを含んでいればよい。これにより、上部電極板39のスパッタリングの際、シリコン元素を放出させることができる。
また、上述した基板処理装置10においてプラズマ処理が施される基板は半導体デバイス用のウエハに限られず、LCD(Liquid Crystal Display)やFPD(Flat Panel Display)等に用いる各種基板や、フォトマスク、CD基板、プリント基板等であってもよい。
また、本発明の目的は、上述した実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード及び該プログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+RW等の光ディスク、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施の形態の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その拡張機能を拡張ボードや拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
次に、本発明の実施例を具体的に説明する。
実施例1
まず、図2のウエハWを準備し、該ウエハWを基板処理装置10の基板収容室11に搬入し、有機系反射防止膜48におけるレジスト膜49によって覆われていない部分をCFガスから発生した陽イオンやラジカルによってエッチングし、さらに、基板収容室11内の圧力を1.33Paに設定し、処理空間SへArガスを200sccmで供給し、上部電極板39に2000Wの高周波電力を供給すると共に、導電体部29に100Wの高周波電力を供給して、上部電極板39をArガスから発生した陽イオンによってスパッタリングした。このとき、ウエハWを観察したところ、レジスト膜49上にシリコン含有膜50が形成されているのを確認した。
次いで、酸化膜47の露出した部分をCガス、Arガス及びOガスからなる混合ガスから発生した陽イオンやラジカルによってエッチングした。このとき、ウエハWを観察したところシリコン含有膜50がレジスト膜49の開口部周辺において一部消失しているものの、レジスト膜49の開口部の形状は崩れていないことを確認した。
次いで、CFガスから発生した陽イオンやラジカルによって残ったシリコン含有膜50をエッチングして完全に除去し、さらに、Oガスから発生した陽イオンやラジカルによってレジスト膜49及び有機系反射防止膜48をエッチングした。その後、酸化膜47に形成されたビアホールの形状を観察したところ、ビアホールの水平断面形状が円であり、また、ビアホールの径も所望の値であることを確認した。
実施例2
まず、図2のウエハWを準備し、実施例1と同様に、有機系反射防止膜48におけるレジスト膜49によって覆われていない部分をエッチングし、さらに、基板収容室11内の圧力を1.33Paに設定し、処理空間SへArガスを200sccmで供給し、上部電極板39に1250Wの高周波電力を供給すると共に、導電体部29に400Wの高周波電力を供給して、上部電極板39をArガスから発生した陽イオンによってスパッタリングした。このとき、ウエハWを観察したところ、レジスト膜49上にシリコン含有膜50が形成されているのを確認した。但し、実施例2におけるシリコン含有膜50の膜厚は実施例1におけるシリコン含有膜50の膜厚より小さいことを確認した。
次いで、実施例1と同様に、酸化膜47の露出した部分をエッチングした。このとき、ウエハWを観察したところシリコン含有膜50は殆ど消失しているものの、レジスト膜49の開口部の形状が殆ど崩れていないことを確認した。
次いで、実施例1と同様に、レジスト膜49及び有機系反射防止膜48をエッチングした。その後、酸化膜47に形成されたビアホールの形状を観察したところ、ビアホールの水平断面形状が円であり、また、ビアホールの径も所望の値であることを確認した。
比較例1
まず、図2のウエハWを準備し、実施例1と同様に、有機系反射防止膜48におけるレジスト膜49によって覆われていない部分をエッチングし、さらに、上部電極板39をスパッタリングすることなく、実施例1と同様に、酸化膜47の露出した部分をエッチングした。このとき、ウエハWを観察したところ、レジスト膜49の開口部の形状が崩れていることを確認した。
次いで、実施例1と同様に、レジスト膜49及び有機系反射防止膜48をエッチングした。その後、酸化膜47に形成されたビアホールの形状を観察したところ、ビアホールの水平断面形状が円ではなく、また、ビアホールの径も所望の値より大きくなっていることを確認した。
以上より、シリコンからなる上部電極板39をスパッタリングすることによってレジスト膜49上にシリコン含有膜50を形成すると、Cガス、Arガス及びOガスからなる混合ガスから発生した陽イオンやラジカルによる酸化膜47のエッチングの際、レジスト膜49の開口部の形状が崩れるのを防止することができ、もって、酸化膜47において所望のエッチング形状を得ることができるのが分かった。
本発明の実施の形態に係るエッチング方法を実行する基板処置装置の概略構成を示す断面図である。 図1の基板処理装置においてプラズマ処理が施される半導体ウエハの概略構成を示す断面図である。 図1の基板処理装置が実行するエッチング方法を示す工程図である。
符号の説明
W 半導体ウエハ
S 処理空間
10 基板処理装置
11 基板収容室
12 サセプタ
21a,21b 高周波電源
29 導電体部
36 ガス導入シャワーヘッド
39 上部電極板
46 シリコン基材
47 酸化膜
48 有機系反射防止膜
49 レジスト膜
50 シリコン含有膜

Claims (6)

  1. 酸化膜及び該酸化膜上に形成されたレジスト膜を有する基板を収容する収容室と、該収容室内に配置され且つ前記収容室内の空間に晒される暴露部材とを備え、前記収容室内に生成されたプラズマによって前記基板にプラズマ処理を施す基板処理装置であって、前記暴露部材の少なくとも一部がシリコン含有材からなる基板処理装置におけるエッチング方法であって、
    前記暴露部材をプラズマによってスパッタリングするスパッタリングステップと、
    前記酸化膜をプラズマによってエッチングする酸化膜エッチングステップとを有することを特徴とするエッチング方法。
  2. 前記基板は前記酸化膜及び前記レジスト膜の間に形成された反射防止膜を有し、
    前記スパッタリングステップに先立って前記反射防止膜をエッチングする反射防止膜エッチングステップを有することを特徴とする請求項1記載のエッチング方法。
  3. 前記暴露部材には高周波電力が供給されることを特徴とする請求項1又は2記載のエッチング方法。
  4. 前記スパッタリングステップでは、希ガス又は不活性ガスから生成されたプラズマを用いることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のエッチング方法。
  5. 前記基板処理装置は前記収容室内に配置され且つ前記基板を載置する載置台を備え、前記暴露部材は前記載置台に対向して配置されている電極板であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のエッチング方法。
  6. 前記載置台には高周波電力が供給され、前記電極板に供給される高周波電力は前記載置台に供給される高周波電力より大きいことを特徴とする請求項5記載のエッチング方法。
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