JPS63287933A - 交換レンズのレンズキヤツプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、光学機器の交換レンズのレンズ面を保護する
ためにそのレンズに装着されるレンズキャップに関する
ものである。

［従来の技術］ 従来のこの種のレンズキャップと交換レンズマウント部
は、たとえば、第５図に示すような構成からなっている
。第５図において、１１はレンズキャップ本体、１２は
該本体１１の内周面に設けられたレンズキャップ爪部、
１３は同じくストッパ、１４は交換レンズマウント、１
５ａ、１５ｂ、１５ｃは交換レンズマウント爪部、１６
は該マウント１４の一部に設けられた位相固定ピンであ
る。すなわち、レンズキャップ本体１１の内周面には、
交換レンズマウント爪部１５ａ、１５ｂ、１５ｃと係合
するためのレンズキャップ爪部１２を有しており、レン
ズキャップ本体１１を前記マウント１４０面に対し、回
転させ、該爪部１２を前記爪部１５ａ、１５ｂ、１５ｃ
に係合させることにより、レンズキャップを装着させる
構造となっている。そして、その着装時に、カメラ本体
と交換レンズとの位相を固定するため、該爪部１２に設
けられた凹部（図示せず）に位相固定ピン１６が嵌入す
るようになっている。

［発明が解決しようとする問題点］ 第５図に示した従来の交換レンズのレンズキャップにお
いては、レンズキャップ本体１１を交換レンズのマウン
ト１４から外すときには、ボタン（図示せず）を押し、
前記位相固定ピン１６を光軸方向に引き込んでからレン
ズキャップ本体１１を外すという、わずられしい操作を
行なわなければならない問題があった６本発明は、この
ような問題点を解決することを目的とするものである。

［問題点を解決するための手段］ マウント外周部にカメラとの位相固定ピンを有する交換
レンズのマウント側に装着され、かつ、交換レンズマウ
ント爪部と係合する爪部に該位相固定ピンを固定させる
ための凹部を有する交換レンズのレンズキャップにおい
て、該凹部が斜面により構成した。

［作用］ レンズキャップを交換レンズマウントへ装着するときは
、まず、レンズキャップを交換レンズマウントへ互いの
爪が干渉しない位置で押しつける。そののち、レンズキ
ャップを一方向へ回転させて、互いの爪部を噛み合せ、
レンズキャップを固定させる。この時に位相固定ピンは
、レンズキャップ爪部の凹部に入り込み、レンズキャッ
プを確実に固定する。またレンズキャップを交換レンズ
マウントから外すときは、レンズキャップを逆方向に回
転させる。すると、位相固定ピンはレンズキャップ爪部
の凹部の斜面により交換レンズマウントの中心方向へ徐
々に持ちあげられ、レンズキャップ爪部の内面上に乗り
あげる。そして、交換レンズマウント爪部とレンズキャ
ップ爪部が干渉しない位置までレンズキャップをさらに
回転させ、レンズキャップを交換レンズマウントから取
り外す。

［実施例］ 第１図は本発明の一実施例を示している。第１図におい
て、１はレンズキャップ、２ａ。

２ｂ、２ｃは該レンズキャップ１に設けられたレンズキ
ャップ爪部、３ａ、３ｂ、３ｃは同じくストッパ、４は
交換レンズマウント側の爪部材、５ａ、５ｂ、５ｃは該
爪部材４に設けられた交換レンズマウント爪部、６は交
換レンズマウント側に設けられた位相固定ピン、７は該
レンズキャップ爪部２ｂの凹部、７ａは該凹部７の斜面
、８は該位相固定ピン６を交換レンズマウント中心より
外側へ押圧付勢しているスプリングである。

第２図は、第１図に示したレンズキャップ１を単独に示
しており、第３図は同じく交換レンズマウント側の爪部
材４を示している。

第１図に示すように構成された交換レンズのレンズキャ
ップにおいては、レンズキャップの交換レンズマウント
への装着時は、まず、３４１図に示すように、レンズキ
ャップ１を交換レンズマウント側の爪部材４へ互いの爪
部２ａ。

２ｂ、２ｃと５ａ、５ｂ、５ｃが干渉しない位置で押し
つける。こののち、レンズキャップ１を矢印９で示すよ
うに反時計方向へ、ストッパ３ｇ、３ｂ、３ｃが交換レ
ンズマウント爪部５ａ、５ｂ、５ｃに接触するまで回転
させて互いの爪部を噛み合せ、つまり、爪部５ａに爪部
２ｃを、爪部５ｂに爪部２ａを、爪部５ｃに爪部２ｂを
噛み合せ、レンズキャップ１を固定させる。このとき、
位相固定ピン６はレンズキャップ爪部２ｂの凹部７に入
り込み、レンズキャップ１を確実に保持する。第４図は
、この保持されている状態を示している。またレンズキ
ャップ１を交換レンズマウントから外すとぎは、矢印１
０で示すように、第４図の状態からレンズキャップ１を
時計方向に回転させる。すると、位相固定ピン６はレン
ズキャップ爪部２ｂの凹部７の斜面７ａにより交換レン
ズマウントの中心方向へ徐々に持ちあげられ、レンズキ
ャップ爪部２ｂの内面上に乗りあげる。そして、交換レ
ンズマウント爪部５ａ、５ｂ、５ｃとレンズキャップ爪
部２ａ、２ｂ、２ｃが干渉しない第１図の位置までレン
ズキャップ１をさらに回転させ、レンズキャップ１を交
換レンズマウントから外す。

なお、上記実施例では、レンズキャップの爪部の凹部を
１か所だけとしたが、これをレンズキャップのすべての
爪部に設けてレンズキャップの交換レンズマウントへの
装着個所を複数にしてもよい。また交換レンズマウント
爪部およびレンズキャップ爪部は３か所とは限らず、他
の数でもよく、さらにまたレンズキャップ装着時の回転
方向は反時計回りでなく、時計回りにしてもよく、凹部
の斜面についても、平面状とは限らず、曲面状にしても
よい。

［発明の効果］ 本発明は、装着時にレンズキャップ爪部に交換レンズマ
ウントの位相固定ピンが入り込む凹部を有するレンズキ
ャップにおいて、その凹部を斜面により構成したので、
交換レンズのロック解除ボタンを押さずにレンズキャッ
プを取り外すことができ、したがりて、取り外しの際の
わずられしい操作の必要がなくなり、かつ、構造も簡素
化される。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示した断面正面図、第２図
は第１図のレンズキャップを示した断面正面図、第３図
は同じく交換レンズマウント側の爪部材を示した断面正
面図、第４図は同じくレンズキャップ装着後の状態を示
した断面正面図、第５図は従来の技術の一例を示した斜
視図である。 １・・・レンズキャップ ２ａ、２ｂ、２ｃ・・・レンズキャップ爪部３　ａ、　
　３　ｂ、　　３　ｃ・・・ストッパ４・・・交換レン
ズマウント側の爪部材５ａ、５ｂ、５ｃｍ”交換レンズ
マウント爪部６・・・位相固定ピン　　７・・・凹部７
ａ・・・斜面

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. マウント外周部にカメラとの位相固定ピンを有する交換
   式レンズのマウント側に装着され、かつ、交換レンズマ
   ウント爪部と係合するレンズキャップ爪部を有するとと
   もに前記位相固定ピンを該レンズキャップ爪部に固定さ
   せるための凹部を有する交換レンズのレンズキャップに
   おいて、該凹部が斜面により構成されていることを特徴
   とする交換レンズのレンズキャップ。