JP2011013472A - トナー搬送装置、プロセスユニット、および画像形成装置 - Google Patents

トナー搬送装置、プロセスユニット、および画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】搬送経路壁面へのひっかかりを防止して、安定した搬送が可能な、プロセスユニット、および画像形成装置を提供する。
【解決手段】トナー搬送ベルト32は、走行方向に沿って所定間隔で配設されて外面側と内面側とを連通する駆動力伝達用の係合溝55を有する。下部保持体51と上部保持体50とによって、ベルト32は、斜め上方に向かって走行する下側範囲H1と、斜め下方に向かって走行する上側範囲H2とが形成される。下側範囲H1でのベルト32とこれに対向するトナー搬送経路39の壁面39aとの間でトナーが保持されて、トナーが搬送される。下側範囲H1と上側範囲H2とを走行するベルト32の間に、ベルト32の内側への進入を防止する案内部材58を設ける。案内部材58の上側範囲側の最下位部58と、下部保持体51の下側範囲側のベルト送出部59とを略同一鉛直線上に配置した。
【選択図】図6

Description

本発明は、トナー搬送装置、プロセスユニット、および画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ、あるいはこれらの複合機等の画像形成装置には、現像装置が配設される。一般的な現像装置は、図16に示すように、現像剤担持体としての現像ローラ103と、供給ローラ104と、ブレード102と、トナーホッパ部107と、トナー攪拌部材105を備える。供給ローラ104は、外周にスポンジ層を有する回転体である。
供給ローラ104は、現像ローラ103と同方向に回転して、そのスポンジ層に取り込んだトナーを現像ローラ103へ供給する。ブレード102は、例えば金属製の板バネから成るものである。ブレード102の先端が現像ローラ103の表面に加圧接触することによって、現像ローラ103の表面に付着したトナーを均一な薄層に形成する。トナー攪拌部材105は、トナーホッパ部内107に回転可能に配設されている。トナー攪拌部材105を回転させることによって、トナーホッパ部107に貯蔵されたトナーを攪拌する。現像ローラ103は、その外周にゴム層を有する回転体である。現像ローラ103は、像担持体としての感光体101の表面に接触しており、現像ローラ103の表面に均一に形成された薄層のトナーを感光体101の表面に転移させてトナー画像を形成する。
感光体101上のトナーは図示しない印刷用紙又は転写ベルトに転写されるが、感光体101上に転写させずに残ったトナーは、感光体101に加圧接触している弾性体のクリーニングブレード108によって掻き落とされる。この工程を繰り返し行い、感光体101の清掃機構部109にはクリーニングブレード108から掻き落とされたトナーが連続的に蓄積する。
感光体の清掃機構部に堆積するトナーは、回収するだけで再使用しない方法と、再び現像装置内に戻して再使用する方法がある。感光体表面には紙粉やゴミ、更に複数の色を搭載した印刷装置では他の色のトナーが付着しているので、感光体から掻き落とされたトナーにはこれらが混じることになる。このトナーを再び現像装置内に戻すと、新品のトナーに対して不純物が多いので、本来の画像品質を保つ事が難しく、単色の印刷装置を除いてほとんど再使用はせずに回収するだけの装置が多い。
トナーを回収する場合は、感光体の清掃機構部にはトナーが連続的に溜まるので、それを溜めるだけの容量が必要である。このため、印刷装置ができるだけ大きくならないようにトナーを溜める場所を感光体の清掃装置から離れた場所に設けたり、トナー補給部とトナーを一つの交換単位としてまとめてトナーの交換時に同時にトナーも交換できるようにトナーを別の場所に搬送する装置も多い。
また、トナーを再使用する方法では、回収したトナーを清掃機構部から現像装置内に搬送する構成が必要である。このようにいずれの場合においても、清掃機構部から別の場所へトナーを搬送する事が必要になる。
トナー(廃トナー)を搬送する場合、図17に示すような搬送ベルトを用いたものがある(特許文献1)。すなわち、搬送ベルト111は、上下方向に対して所定角度で傾斜した搬送経路112内に配置される。そして、搬送経路112の上部に配置される駆動軸113と、搬送経路112の下部に配置されるころ(ローラ)114とに、搬送ベルト111が掛け回されている。また、駆動軸113には突起部が設けられ、この突起部116がベルト111の側部に設けられた係合溝(図示省略)に嵌合している。すなわち、この突起部116と係合溝とで、駆動軸113の駆動力をベルトに伝達している。
このため、駆動軸113が駆動することによって、搬送ベルト111が矢印Aのように走行する。また、ベルト111の外面側(表面側)に凹凸部115が形成される。したがって、搬送ベルト111が走行することによって、下方位置から上方位置にトナーTが搬送される。感光体101等から掻き落とされたトナー(トナー)Tが、例えば、下方搬送スクリューによって、搬送ベルト111の下方位置に供給される。また、駆動軸113には上方搬送スクリューが連設され、この上方搬送スクリューによって廃トナー回収部に搬送される。なお、この図例においては、凹凸部115はベルト111の一部にしか記載されていないが、実際には、ベルト111の表面全体に形成されている。
ところで、搬送ベルト111には、駆動軸113の部分で圧力が掛かるので駆動軸113の上流側ではベルト111は張力が高くなり下流側では低くなり、ベルトがたるみ駆動軸113周辺で巻き込まれる恐れがある。
図17に示すように、そのためベルト111を張るコロ114と駆動軸113の軸を結ぶようにリブ122を設けている。この場合、駆動軸113側との隙間をできるだけ狭くすることで、ベルト111が駆動軸113に巻き込まれそうになっても、ベルト111がリブ122にぶつかり駆動軸113に巻き込まれない構成をとっている。
また、ベルト111には、駆動軸113の回転駆動力を伝達するために、前記したように、両側部に、その走行方向に沿って所定間隔で係合溝が設けられている。この係合溝は、ベルトを外面側と内面側とを連通している。このため、仮にトナーがベルト111の内側に入った場合でも、係合溝からベルト外面側に戻って再びベルト111と搬送経路壁面の間に溜まり、ベルト111により保持され上方へと移動していく構成である。
ところで、この種のトナー搬送装置には、ベルトに付着したトナーを掻き落とす掻取部材を備えたものがある(特許文献2)。
また、従来には、内歯と外歯とを備えたベルトを使用したものがある(特許文献3)。この場合、効率よく回収部にトナーを搬送するために、搬送ベルトから上部搬送用スクリューへの受渡部近傍近傍において、搬送経路に屈曲部を設けたり、外歯の凸部と、搬送経路の壁面との間の寸法を所定寸に設定したりしていた。
前記図17に示すトナー搬送装置では、搬送されるトナーはベルト111を張る駆動軸113周辺において本来全部落される事が理想である。しかしながら、ベルト111の凹凸部115にはわずかにトナーTは付着し、前記特許文献2に記載のような掻取部材を設けても、トナーTの付着を完全に無くす事は難しい。
このようにトナーが付着したベルト111が動くと、ベルト111には、回転力伝達用の係合溝を有するので、この係合溝からベルト111の内側へとトナーが進入するおそれがある。また、トナーTが付着したベルト111が動くことと、トナー自身がベルト111によって搬送されていることとで、トナーが搬送される搬送経路内は、常にトナーTが飛散した状態にある。そのため、搬送経路内にはベルト111が動いている部分以外はトナーが少しずつ堆積することになる。
また、回転しているベルト111の巻き込みを防止するためのリブ122と、回転するベルト111との隙間にもトナーTは堆積しこの堆積したトナーTがなんらかの衝撃やベルト回転方向によって発生する摩擦によって、回転の下流側であるコロ114の方向へと移動する場合がある。このような場合には、ベルト111が回転しているのでコロ114との間にトナーTが入り込むことになる。このように、トナーTが入り込んだ場合、入り込んだトナーTの厚み分だけコロ114に対してベルト111は外側を移動することになる。しかしながら、ベルト111は搬送経路壁面との間に適度な隙間を持って回転しているので、この隙間が狭くなり、状況によっては壁面に引っ掛かってしまうおそれがある。
ところで、図18は、リブ122を有さないタイプのトナー搬送装置である。このようなものであっても、ベルト111の搬送経路壁面の周辺はトナーが飛散しているので、搬送経路壁面部分のベルト111の動く方向に対して鉛直にある壁127にも少しずつトナーTが付着し堆積し成長する。
本来トナーTは重力方向に落下して、ベルト111の駆動用の係合溝から抜けて再びベルトと壁面の間に入り搬送されるが、トナーTの量より堆積するトナーTの量が多い場合などには、搬送されずに少しずつ堆積してコロ114周辺に溜まっていく。コロ114周辺のベルトに挟まれた部分は、トナーTが搬送経路の鉛直の壁127に付着するように堆積し、かつその壁127から伸びるように付着しているのでベルト111が動いていても通常は動かない。
従って、この堆積したトナーTが何らかの衝撃を受けた場合は、崩れて移動する場合がある。このような場合、リブ122がある場合と同様に、崩れて移動したトナーTはコロ114とベルト111の間に入り込み、コロ114に付着したトナーTの厚み分だけベルト111が外側に移動するのでベルト111が壁面に引っ掛かってしまう。
このように従来技術では、トナーTを搬送するベルト111が動く搬送経路の空間内にトナーTが堆積し、堆積したトナーTが崩れた時や堆積したトナーTが移動した時に、ベルト111とベルト111を張るコロ114の間に入り込む。このため、ベルト111が搬送経路壁面にひっかかるという問題があった。
ベルト111が引っ掛かり動かなくなるとトナー搬送部でのトナーTの搬送ができなくなり、現像装置が停止してしまうという問題がある。さらには、仮にベルト111が動かない場合でも他の部位、例えば感光体のクリーニングブレードで掻き取ったトナーTをトナー搬送部へと移動させる。このような場合に搬送スクリューが動く状態であっても、搬送スクリューの先がトナーTで詰まっているので、トナーTが溢れてこぼれ落ちたりスクリュー自体が破損するという問題が発生する。
ところで、前記特許文献2に記載のように、掻取部材を備えたものであっても、特許文献3に記載のように、搬送経路に屈曲部を設けたり、外歯の凸部と、搬送経路の壁面との間の寸法を所定寸に設定したりしたものであっても、ベルト111とベルト111を張るコロ114の間に入り込むことによるベルト111の搬送経路壁面への引っ掛かりを防止できない。すなわち、装置の小型化が進む中で、搬送ベルトが引っ掛からないような予備空間を取る事も難しく、より対策を難しくしている。
本発明は、斯かる事情に鑑み、搬送経路壁面へのひっかかりを防止して、安定した搬送が可能なトナー搬送装置、プロセスユニット、および画像形成装置を提供しようとするものである。
本発明のトナー搬送装置は、トナー搬送経路と、このトナー搬送経路内に配置されるトナー搬送ベルトとを備え、前記トナー搬送ベルトは、走行方向に沿って所定間隔で配設されて外面側と内面側とを連通する駆動力伝達用の係合溝を有し、下部保持体と上部保持体とによって、斜め上方に向かって走行する下側範囲と、斜め下方に向かって走行する上側範囲とが形成され、下側範囲でのベルトとこれに対向するトナー搬送経路の壁面との間でトナーを保持して、下方位置から上方位置にトナーを搬送するトナー搬送装置であって、下側範囲と上側範囲とを走行するベルトの間に空間が形成され、この空間に、ベルトの内側への進入を防止する案内部材を設けるとともに、前記案内部材の上側範囲側の最下位部と、下部保持体の下側範囲側のベルト送出部とを略同一鉛直線上に配置したものである。
本発明のトナー搬送装置によれば、案内部材にて、ベルトの内側への進入が防止されて、ベルトの駆動軸とのかみ込みを防止することができる。また、トナーがベルトの内側に進入して案内部材に堆積する場合がある。この場合、前記トナーは上側範囲側の面に堆積することになる。案内部材よりも下側範囲側に入ったトナーは、ベルトの内面に設けられた駆動力伝達用の係合溝を介してベルトの外面側、つまりトナー搬送経路の壁面側へ流出することになる。このため、案内部材よりも下側範囲においてはトナーが堆積しにくい。
このように案内部材の上側範囲側の面に堆積したトナーは、案内部材の上側範囲側の最下位部から下方へ落下する。しかしながら、本発明では、案内部材の上側範囲側の最下位部と、下部保持体の下側範囲側のベルト送出部とを略同一鉛直線上に配設されるので、落下するトナーは、下部保持体の下側範囲側のベルト送出部乃至その近傍に落下する。このように落下しても、ベルトの斜め上方への走行によって、案内部材から落下するトナーが、ベルトと下部保持体との間にかみ込むのを防止できる。すなわち、トナーが再びベルトによって搬送されるトナーの流れをつくることが可能になり、その下側範囲側では堆積するトナーが無くなる。このため、ベルトと下部保持体の間にトナーが入り込みにくくなる。
上部保持体を駆動軸とするとともに、下部保持体をころ部材にて構成するのが好ましい。このように設定すれば、駆動軸が駆動することによって、この駆動軸の駆動力がベルトの係合溝を介してベルトに伝達され、ベルトは走行する。また、下部保持体がころ部材であるので、このベルトは滑らかに走行する。
下部保持体であるころ部材の半径をRとし、水平面に対する下側範囲のトナー搬送ベルトの傾斜角度をθとし、ころ部材の軸心からの案内部材の上側範囲側の最下位部までの寸法をLとしたときに、次の数1で示される関係となるように設定するのが好ましい。
Figure 2011013472
このように設定することによって、前記案内部材の上側範囲側の最下位部と、下部保持体の下側範囲側のベルト送出部とを略同一鉛直線上に、安定して配置することができ、トナーの噛み込み防止の信頼性が向上する。
前記案内部材は平板体であって、上側範囲側から下側範囲側への供給が可能な孔部を設けることができる。このような孔部を設けることによって、案内部材の上側範囲側の最下位部からのトナーの落下量を減少させることができる。また、孔部からは下側範囲側へトナーが落下することになって、このようなトナーは、駆動用の係合溝を介してベルトの表面(外面)側へ流出して、ベルト走行によって上方へ搬送される。
前記案内部材に、この案内部材よりも下側範囲側に流入したトナーの前記下部保持体側への落下を防止する防止部を設けるようにしてよい。この防止部によって、下側範囲側に流入したトナーの下部保持体への落下を減少させることができる。
上側範囲を走行しているベルトの内面に接触乃至近接して、ベルトの内面に付着したトナーを掻き落とすとともに、下部保持体と、この保持体の上側範囲側のベルトとの間へのトナーの流入を防止するトナー進入防止部を設けたものであってもよい。このトナー進入防止部によって、ベルトの内面への付着を防止できるとともに、下部保持体と、この保持体の上側範囲側のベルトとの間へのトナーのかみ込みを防止できる。
前記下部保持体は非回転部材であって、下部保持体に前記トナー進入防止部を設けたものであってもよい。
本発明のプロセスユニットは、表面に静電潜像を担持する像担持体と、当該像担持体上の静電潜像に現像剤を供給して現像する現像剤担持体を備え、画像形成装置本体に対して着脱可能に構成されたプロセスユニットにおいて、前記トナー搬送装置を備えたものである。
本発明の画像形成装置は、前記記載のプロセスユニットを備えたものである。
本発明のトナー搬送装置は、ベルトと下部保持体の間にトナーが入り込みにくくなり、安定したベルトの回転が可能となって、装置の長期にわたるトナー搬送が安定する。すなわち、ベルトが稼動する搬送経路壁面に堆積したトナーによって引き起こされる前記壁面への引っ掛かりを防止して、安定したトナーの搬送を可能とできる。このため、トナー搬送の中でも、感光体上の転写後の流動性の低下した残トナーの搬送性能を確保することができ、トナー詰まりを発生させることなく、常に良好なプリント画像を得ることができる。
下部保持体がころ部材であれば、このベルトは滑らかに走行し、ベルトが引っ掛かることが少なくなる。
前記数1の関係となるように設定することで、トナーの噛み込み防止の信頼性が向上し、トナーのより安定した搬送を可能とする。すなわち、このように構成することによって、案内部材の先端位置(案内部材の上側範囲側の最下位部)を装置の実装条件に合わせることが可能になり、かつ有効な効果(トナーの下部保持体であるころ部材とベルトとの間の噛み込みを防止する効果)を発揮させることが可能である。
案内部材に孔部を設けたものであれば、案内部材の上側範囲側の最下位部からのトナーの落下量を減少させることができ、トナー搬送経路が長く案内部材の長さが大となるものに対して、より効果的にトナーの噛み込みを防止することができる。
トナーの供給部側への落下を防止する防止部を設けることによって、下部保持体へのトナーの落下量を抑えることができ、トナーの噛み込みを安定して防止することができる。
トナー進入防止部を備えたものでは、ベルトの内面への付着を防止できるとともに、下部保持体と、この保持体の上側範囲側のベルトとの間へのトナーのかみ込みを防止できる。このため、安定したベルトの走行(駆動)が可能となる。トナー進入防止部が下部保持体に設けられるものでは、部品点数の減少を図ることができて、組立性の向上を図ることができる。しかも、このトナー進入防止部の実装場所を小さくできる利点もある。
前記したトナー搬送装置を、画像形成装置本体に着脱可能に装着されるプロセスユニットに搭載可能であり、プロセスユニットでのトナーの搬送が、長期にわたって安定することになる。
また、前記トナー搬送装置を備えた画像形成装置を構成することができる。このため、このような画像形成装置でのトナーの搬送が、長期にわたって安定することになる。
本発明の画像形成装置の全体構成を示す簡略図である。 前記画像形成装置に設けたプロセスユニットの簡略図である。 前記プロセスユニットの斜視図である。 本発明のトナー搬送装置の搬送ベルトの要部斜視図である。 前記搬送ベルトの簡略図である。 本発明のトナー搬送装置の要部簡略図である。 案内部材の下限位置を示す要部簡略図である。 案内部材の上限位置を示す要部簡略図である。 前記図8の要部詳細図である。 案内部材の第1変形例を示す要部図である。 案内部材の第2変形例を示す要部図である。 トナー進入防止部を備えたトナー搬送装置の要部簡略図である。 他の下部保持体を用いたトナー搬送装置の要部簡略図である。 別の下部保持体を用いたトナー搬送装置の要部簡略図である。 さらに別の下部保持体を用いたトナー搬送装置の要部簡略図である。 現像装置を示す簡略図である。 従来のトナー搬送装置の要部簡略図である。 他の従来のトナー搬送装置の要部簡略図である。
以下、図に示す実施例による本発明を実施するための形態を説明する。
図1は本発明にかかるトナー搬送装置を用いた画像形成装置を示し、この画像形成装置は、カラー画像の色分解成分に対応するブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各色の現像剤によって画像を形成するための4つのプロセスユニット1K,1C,1M,1Yを備えている。これらプロセスユニット1K,1C,1M,1Yは、画像形成装置の本体に対して着脱可能に装着され、一度に消耗部品を交換可能となっている。
各プロセスユニット1K,1C,1M,1Yは、互いに異なる色のトナーを収容している以外は同様の構成になっている。そこで、1つのプロセスユニットを例にその構成を説明する。なお、色の区別を表示する符号K,C,M,Yは省略する。プロセスユニット1は、静電潜像を担持する像担持体としての感光体2と、感光体2の表面を帯電させる帯電手段としての帯電ローラ3と、感光体2の表面の静電潜像に対してトナーを供給してトナー画像を形成する現像装置4と、感光体2の表面に付着した残留トナーを除去するクリーニング手段としてのクリーニングブレード5等を備えている。
また、本発明の画像形成装置は、各感光体2の表面に静電潜像を形成する露光装置7と、プロセスユニット1K,1C,1M,1Yによって形成された画像を紙等の記録媒体に転写する中間転写ユニット8と、記録媒体上の画像を定着する定着装置9と、記録媒体を供給する記録媒体供給部6を備える。
中間転写ユニット8は、駆動ローラ10及び従動ローラ11に掛け渡された無端状のベルトから成る中間転写ベルト12を有する。中間転写ベルト12の内周面には、一次転写手段としての4つの一次転写ローラ13が配設されている。各一次転写ローラ13は、それぞれ各感光体2に対向した位置で中間転写ベルト12の内周面に圧接している。この圧接により、各感光体2は中間転写ベルト12の外周面に圧接され、それらの圧接部において一次転写ニップが形成されている。
また、中間転写ベルト12を張架する駆動ローラ10に対向して、二次転写手段としての二次転写ローラ14が配設されている。この二次転写ローラ14は、中間転写ベルト12の外周面に圧接しており、その圧接部において二次転写ニップが形成されている。また、中間転写ベルト12の外周には、中間転写ベルト12の表面をクリーニングするためのベルトクリーニング装置21が配設されている。
上記定着装置9は、例えば、ヒータ等の加熱源を有する定着ローラ9aと、定着ローラ9aに圧接した加圧ローラ9bによって構成されている。これら定着ローラ9aと加圧ローラ9bとが互いに圧接する圧接部には、定着ニップが形成されている。
上記記録媒体供給部6は、記録媒体としての紙等を多数枚収容可能な記録媒体収容部16と、記録媒体収容部16から記録媒体を送り出す供給ローラ17等を有する。供給ローラ17から二次転写ローラ14と駆動ローラ10との間の二次転写ニップに至る途中には、記録媒体を一旦停止させるための一対のレジストローラ18が配設されている。
また、定着装置9の図の上方には、記録媒体を外部へ排出するための一対の排出ローラ20が配設してある。これら排出ローラ20によって排出される記録媒体は、画像形成装置本体の上部カバーを内方へ凹ませて形成したストック部19に積載されるように構成されている。
以下、図1を参照して上記画像形成装置の基本的動作について説明する。
1つの画像形成ユニット1Kにおいて、帯電ローラ3によって感光体2の表面を均一な高電位に帯電させる。画像データに基づいて露光装置7から感光体2の表面にレーザビームL1が照射され、照射された部分の電位が低下して静電潜像が形成される。この感光体2の表面の静電潜像が形成された部分に、現像装置4によって帯電させたトナーを静電的に転移させ、トナー画像を形成(可視画像化)する。また、同様にして、その他のプロセスユニット1C,1M,1Yにおいても感光体2上に各色のトナー画像が形成される。
そして、各感光体2上に形成されたトナー画像は、一次転写ニップにおいて、周回走行する中間転写ベルト12に順次重ね合わせて転写される。そして、転写後、各感光体2の表面に付着している残留トナーは、クリーニングブレード5によって除去される。
一方、記録媒体収容部16に収容された記録媒体が、供給ローラ17によって送り出される。送り出された記録媒体は、レジストローラ18によって一旦停止される。そして、上記のように中間転写ベルト12にトナー画像を転写した後、レジストローラ18の駆動を再開し、中間転写ベルト12上のトナー画像とタイミング(同期)をとって記録媒体を二次転写ローラ14と駆動ローラ10との間の二次転写ニップへ送る。そして、二次転写ニップに送られてきた記録媒体に中間転写ベルト12上のトナー画像を転写する。
トナー画像を転写された記録媒体は定着装置9へと搬送される。定着装置9に送り込まれた記録媒体は、定着ローラ9aと加圧ローラ9bとの間の定着ニップに挟まれて加熱・加圧され、トナー画像が記録媒体上に定着される。その後、記録媒体は排出ローラ20によってストック部19に排出される。
図2は、上記プロセスユニット1(1K,1C,1M,1Y)の概略構成図である。図2に示すように、現像装置4は、トナーを収容する現像容器23を有する。現像容器23は、未使用のトナーが充填された未使用トナー収容部24と、使用後のトナーを収容する廃トナー回収部25を有し、未使用トナー収容部24と廃トナー回収部25の間を、可撓性の仕切り部材26によって隔離している。また、未使用トナー収容部24内には、未使用トナーを攪拌するためのアジテータ30が配設されている。
仕切り部材26は、例えばプラスチック製のシート状部材であり、未使用トナー収容部24側及び廃トナー回収部25側に変位可能となっている。未使用トナー収容部24内の未使用トナーが減少して、廃トナー回収部25に廃トナーを回収していくと、回収された廃トナーの自重により仕切り部材26が次第に押し下げられるように構成されている。
また、プロセスユニット1は、図3に示すように、廃トナーを、廃トナー回収部25へ搬送するためのトナー搬送装置(粉体搬送装置)22を備えている。このトナー搬送装置22は、下方位置から上方位置に廃トナーを搬送するものである。この場合、プロセスユニット1の図の下部に配設された下方搬送スクリュー(搬送コイル)31と、プロセスユニット1の図の上下方向に配設された搬送ベルト32と、プロセスユニット1の図の上部に配設された上方搬送スクリュー33を有する。
図2において、クリーニングブレード5の下方には、クリーニングブレード5に対向した開口部38aを有するトナー受け部38が配設されている。また、トナー受け部38は、感光体2の軸方向に渡って配設されており、このトナー受け部38内に上記搬送コイル31が収容されている。
また、図2に示すように、上記搬送スクリュー33は、廃トナー回収部25内に収容されている。さらに、廃トナー回収部25内には、搬送スクリュー33と平行に攪拌スクリュー34が配設されている。
搬送ベルト32は、プロセスユニット1のケース80に設けられたループ状のトナー搬送経路39内を循環走行する無端ベルト(エンドレス状のベルト)であり、図6に示すように、トナー搬送経路39内に回転自在に設けた一対の保持体50、51に掛け回されている。この場合、上部保持体50が、図外の駆動手段に連動連結された駆動軸36を構成し、下部保持体51が、その軸心廻りに転動するころ部材(ローラ)35を構成している。このように、搬送ベルト32は、2軸で張架した構成であるが、3軸以上で張架する場合であってもよい。
この場合、図3に示すように、ころ部材35が搬送コイル31の一端部と連結されており、駆動軸36は攪拌スクリュー34の一端部と連結されている。また、攪拌スクリュー34の図示しない端部が駆動部と連結されている。この駆動部を駆動させることによって攪拌スクリュー34を回転させると、駆動軸36を介して搬送ベルト32が周回走行すると共に、ころ部材35を介して搬送コイル31が回転するようになっている。さらに、搬送スクリュー33は、攪拌スクリュー34の駆動部とギア等を介して連動連結されている。すなわち、搬送コイル31・搬送ベルト32・搬送スクリュー33・攪拌スクリュー34は1つの駆動部を共用しており、これにより部品点数を削減した構成となっている。なお、これらの共用の駆動部は他の位置に配設してもよい。例えば、搬送コイル31の図示しない端部にギアを設け、そのギアと感光体の駆動部とを連結することも可能である。
搬送ベルト32の外周側の搬送面には、図4と図5に示すように、複数の凹部53aと凸部53bとがそのその走行方向に沿って交互に配設されてなる凹凸歯53が形成されている。この凸部53bとトナー搬送経路39の壁面39aとの間にトナーT(図6等参照)を保持して搬送する。なお、搬送ベルト32の凸部53bと壁面39aとの間には僅かなギャップが設けられている。
ところで、図4と図5に示すように、駆動軸36の外周には突起部36aが設けられている。また、搬送ベルト32の両側部には、その走行方向に沿って所定間隔で切欠状の係合溝55が設けられている。このため、駆動軸36が回転駆動することによって、駆動軸36の突起部36aに係合溝55が係合して、この搬送ベルト32に駆動力を付与する。
また、搬送ベルト32の上端近傍には、図5に示すように、搬送ベルト32に当接して、搬送ベルト32に付着したトナーTを掻き取る掻取部材56が設けられている。この掻取部材56は、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)製の薄片部材から成る弾性体であり、走行する搬送ベルト32の凸部53bが当接すると、図5の仮想線で示すように弾性変形する。これによって、搬送ベルト32に付着したトナーTを掻き取ることができる。
前記トナー搬送装置22によるトナー(廃トナー)の搬送について説明すると、まず、図2に示すように、クリーニングブレード5によって感光体2の表面から除去されたトナーが、トナー受け部38内に落下して収容される。搬送コイル31が回転することにより、トナー受け部38内のトナーが図3の矢印Bの方向に搬送される。搬送コイル31によって搬送されるトナーは、搬送コイル31の終端部において、搬送ベルト32へ受け渡される。搬送ベルト32が図3の矢印Aの方向に周回走行することによって、トナーが搬送される。すなわち、ベルト32の凸部53bとこれに対向する搬送経路39の壁面39aとの間にトナーTを保持して搬送することになる。そして、搬送経路39の上部に設けた開口部39cにおいてトナーが落下して、そのトナーがトナー受け部40へ受け渡される。その後、トナー受け部40内のトナーは、回転する搬送スクリュー33によって図3の矢印Cの方向に搬送される。
本発明の構成では、搬送コイル31によるトナー搬送方向(図3の矢印Bの方向)と、搬送ベルト32によるトナー搬送方向(図3の矢印Aの方向)は、互いに交差(又は直交)している。このような、トナーの搬送方向がある方向からそれと交差(又は直交)する方向に変化する位置、すなわち、互いに交差する方向に連結された2つの搬送路(トナー受け部38と搬送経路39)の間の連結部近傍においては、トナーの滞留が生じやすい。そこで、本装置では、図3に示すように、搬送コイル31から搬送ベルト32へトナーを受け渡すトナー受け渡し部Dにおいて、トナーを攪拌する攪拌部材37を配設している。
ところで、この搬送ベルト32の走行は、図5に示す矢印A方向となる。このため、図6等に示すように、斜め上方に向かって走行する下側範囲H1と、斜め下方に向かって走行する上側範囲H2とが形成される。そして、下側範囲H1と上側範囲H2とを走行するベルトの間に空間Sが形成され、この空間Sに、ベルト32の内側への進入を防止するリブ状の案内部材57を配置している。なお、下側範囲H1を走行するベルト32と上側範囲H2を走行するベルト32とは、鉛直方向(上下方向)に対して所定角度で傾斜されて相互に平行に配設される。
案内部材57は平板状体であって、その上部が駆動軸36に近接して配置され、その下部がころ部材35より比較的離間した位置に配設されている。すなわち、搬送ベルト32には、駆動軸の部分で圧力が掛かるので駆動軸36の上流側(下側範囲H1)ではベルトは張力が高くなり下流側(上側範囲H2)では低くなり、ベルト32がたるみ、駆動軸36周辺で巻き込まれるおそれがある。そこで、案内部材57を設けることによって、ベルト32が駆動軸36に巻き込まれないようにしている。このため、案内部材57と駆動軸36との隙間をできるだけ狭くするのが好ましい。
前記したように、ベルト32には係合溝55が設けられているので、ベルト走行時の振動等によって、この係合溝55を介してベルト内部の空間S(下側範囲H1と上側範囲H2との間)にトナーTが進入することがある。この場合、案内部材57を有するものでは、上側範囲H2側から進入したトナーTは、この案内部材57の上側範囲側の面57aに堆積するともに、この堆積したトナーTは下方に落下する。また、案内部材57よりも下側範囲側においては、案内部材57よりも下側範囲H1側に入ったトナーは、ベルト32に設けられた駆動力伝達用の係合溝55を介してベルト32の外面側、つまりトナー搬送経路39の壁面39a側へ流出することになる。このため、案内部材57よりも下側範囲においてはトナーが堆積しにくい。
案内部材57から落下させる位置については、あまりころ部材35から遠すぎても近すぎても好ましくない。すなわち、遠い場合には、案内部材57が無い状態と同じ動作になり、ころ部材35周辺のベルト32の間にトナーが堆積してしまい、ころ部材35とベルト32との間に噛み込んでしまう。逆に近すぎる場合は、案内部材57の端部から落下移動するトナーTがころ部材35と搬送ベルト32の間に入り込み噛み込んでしまう。
そこで、図6に示すように、案内部材57の上側範囲側の最下位部58と、下部保持体51であるころ部材35の下側範囲側のベルト送出部59とを略同一鉛直線上に配置している。具体的には、ころ部材35の半径をRとし、このころ部材35の軸心Oからの案内部材57の上側範囲側の最下位部58までの寸法をLとしたときに、R≒Lとする。この場合のベルト送出部59とは、ころ部材35の下側範囲H1側の最外径部乃至その近傍であり、この最外径部をもって、ベルト送出部59と呼んでも、最外径部の近傍をもってベルト送出部59と呼んでもよく、さらには、最外径部乃至その近傍の範囲をベルト送出部59と呼んでもよい。
このようにすることによって、案内部材57に堆積したトナーが、矢印E方向に沿って落下することになる。すなわち、ベルト送出部59乃至その近傍に落下する。このように、ベルト送出部59乃至その近傍に落下すれば、ベルト32には駆動を伝達する係合溝55が貫通しているので、このように落下したトナーTは、ベルト32の係合溝55から抜けて再びベルト32と搬送経路39の壁面39aの間に溜まり、ベルト32により上方へ搬送することができる。
ところで図7は、トナーTがころ部材35の中心方向に落下した場合を示している。このような場合、トナーTがころ部材35とベルト32との間に巻き込むことになる。すなわち、落下したトナーTが、ベルト流入部60に滑り落ちることになって、ころ部材35とベルト32との間に噛み込むことになる。ころ部材35の円周部(外周面)に落下する位置で、再びベルト32で搬送される位置(ベルト送出部59側)と逆に巻き込まれる位置(ベルト流入部60側)とが存在する。粉体であるトナーTはある角度に傾斜させると重力方向にトナーTが崩れる。その角度を安息角と称する。このころ部材35に落下した位置によって再び搬送されるか否かはこの現象に大きく起因している。この安息角はトナーTの種類や使用による劣化、環境及び振動等によっても変化する。トナーTが静止状態からの安息角は、おおよそ45度から70度が一般的であるが、トナー搬送のように実際には案内部材57から落下するという動きの中では、トナーTが滑り落ちる角度θ1は静止状態である安息角よりも小さくなる。トナーTが動いている状態でのトナーTが滑る角度θ1としては、おおよそ30度以上が必要である。
従ってトナーTが落ちた場所でのころ部材35の接線Laの角度θ1が30度以上あれば、ころ部材35に落下したトナーTは滑り落ちころ部材35とベルト32の間に移動し、ベルト32の係合溝55の間から落ちて搬送経路39の壁面39aとベルト32によって搬送される。この30度の接線Laをなす位置はころ部材35の半径Rに対して、その半分の径、即ちR/2である。すなわち、θ1(トナーに滑る角度)を30度とすれば、θ2は(90−θ1)度となる。このため、L=R×cos60となって、L=R/2となる。
従って、案内部材57の上側範囲側の最下位部58のころ部材35の軸心Oからの水平方向の距離Lは、R/2<Lとなることが望ましい。これにより、トナーTはころ部材35とベルト32の間に入り込まなくなるので、堆積したトナーTの厚みによってベルト32が外側に膨らみ搬送経路39の壁面39aに引っ掛かることを防止することができる。
図8と図9は、案内部材57の上側範囲側の最下位部58が通過する鉛直線L0が、ころ部材35のベルト送出部59をよりも外側に外れている場合を示している。この案内部材57から落下したトナーTはベルト32の係合溝55から搬送経路内に移動して搬送されるが、一部は、落下場所よりもベルトの内側にて重力方向であるころ部材35に向かって移動していく。トナーTが落下する部分はトナーTの流れが活発なために、搬送経路39に対して垂直面の壁(前記壁面39aと直交する壁面)39bにトナーTが付着しても案内部材57から落下するトナーTとともに一緒に落下するので堆積することが無い。
しかしながら、トナー落下の道筋になっていない場所では、トナーTの飛散によって前記トナーTが少しずつ堆積する。図8と図9とに示すように、そのため、ころ部材35の円周部(外周面)からトナーTの落下位置が開いている場合は、ころ部材35の周辺にトナーTが堆積してしまう。トナーTが堆積する範囲は、図9に示すように、ころ部材35とベルト32に挟まれた部分で、かつころ部材35の最上部Xから水平までの部分である。すなわち、ころ部材35の最上部Xに対する接線Lbと、ころ部材35とベルト32とで囲まれる範囲である。
この場合、ころ部材35の半径をRとし、ベルト32が水平面となす角度をθとしたときにおいて、ころ部材35の軸心OからトナーTが溜まる部分までの水平方向の寸法H6は、次の数2で示される。
Figure 2011013472
すなわち、H7は次の数3で表され、H3は次の数4で表され、H4は次の数5で表され、H5は次の数6で表されされる。そして、H6=(H3+H4+H5)で表されるから、寸法H6は前記数2で示される。
Figure 2011013472
Figure 2011013472
Figure 2011013472
Figure 2011013472
このため、トナーTが溜まり易い部分でトナーTの溜まりを防止するためには、この部分にトナーTを落下させてトナーTの流れを作る必要がある。そこで、ころ部材35の軸心Oから案内部材57の案内部材57の上側範囲側の最下位部58までの距離をLとしたときには、L<H6とするのが好ましい。さらには、前記したように、R/2<Lとするのが好ましいので、本明細書の前記数1の関係となるようにするのが好ましい。
本発明のトナー搬送装置では、ベルト32と下部保持体51の間にトナーTが入り込みにくくなり、安定したベルト32の回転が可能となって、装置の長期にわたるトナー搬送が安定する。すなわち、ベルト32が稼動する搬送経路壁面39aに堆積したトナーTによって引き起こされる前記壁面39aへの引っ掛かりを防止して、安定したトナーTの搬送を可能とできる。このため、トナー搬送の中でも、感光体上の転写後の流動性の低下した残トナーの搬送性能を確保することができ、トナー詰まりを発生させることなく、常に良好なプリント画像を得ることができる。
この実施形態では、下部保持体がころ部材35であるので、このベルト32は滑らかに走行し、ベルト32が引っ掛かることが少なくなる。
本明細書の前記数1の関係となるように設定することで、トナーTの噛み込み防止の信頼性が向上し、トナーTのより安定した搬送を可能とする。すなわち、トナーTの落下位置によるころ部材35の周辺ではトナーTの動きが活発になり、搬送経路39の壁面39aと直交する壁面39bにトナーTの付着を防止しつつ、かつベルト32に設けた溝からトナーTが搬送経路39へと移動しころ部材35を越えてベルト32ところ部材35の間に噛み込むこと無く、ベルト32によって搬送されることとなる。このため、案内部材57の先端位置(案内部材57の上側範囲側の最下位部58)を装置実装条件に合わせることが可能になり、かつこのような有効な効果(トナーの下部保持体であるころ部材とベルトとの間の噛み込みを防止する効果)を発揮させることが可能である。
次に図10は案内部材57の第1変形例を示す。この場合、案内部材57に上側範囲H2側から下側範囲H1側への流入が可能な孔部62を設けている。このように、この孔部62を設けることによって、案内部材57に堆積したトナーがころ部材35にむかって移動した際に、案内部材57の途中に設けた孔部62により、移動途中に落下することが可能になり、ころ部材35に向かって落ちるトナーの体積を減らすことが可能になる
そのため、ころ部材35のトナーTが少なくなり、ころ部材35とベルト32の間に噛み込みの防止の機能を向上させることができる。このように孔部62を設けたものでは、特に、案内部材57の長さが長いような現像装置に有効であり、かつ衝撃等で案内部材57上に乗ったトナーTが滑り落ちるような場合に有効である。但し、孔部62の孔径を大きくしすぎたり、孔部62の数を多くしすぎたりすると、案内部材57が無い状態と近くなるので、この案内部材57の本来の機能を損なうことなく、孔部62の数、配設ピッチ、孔径を設定する必要がある。
図11は案内部材57の第2変形例を示す。この案内部材57よりも下側範囲側に流入したトナーの下部保持体51であるころ部材35側への落下を防止する防止部63を設けている。すなわち、案内部材57の下部に、下側範囲H1を走行するベルト32に近接する延設部64を設け、この延設部64をもって防止部63を構成している。この場合、防止部63のベルト対向面63aを走行中のベルト32の内面に接触乃至近接させる。防止部63を構成する延設部64は案内部材57の下部から垂下され、その下部をエッジ部64aとする。
このように、防止部63を設けることによって、下部保持体へのトナーTの落下量を抑えることができるとともに、ベルト32の内面に付着するトナーTの掻き落としが可能となる。このため、トナーTの噛み込みを安定して防止することができる。
図12は、案内部材57とは別にトナー進入防止部65を設けたものである。すなわち、トナー進入防止部65は、案内部材57ところ部材35との間に配設される。この場合、トナー進入防止部65には、上側範囲H2を走行するベルト32の内面に、接触乃至近接するトナー掻き落とし面65aを有すると共に、トナーTをころ部材35の下側範囲側のベルト送出部59側へ案内する案内面65bを有するものである。また、トナー掻き落とし面65aと案内面65bとの成す角度を鋭角とすることによって、ベルト32の内面のトナーTの掻き落とし機能を向上させることができる。
このため、ベルト32の内面に付着したトナーを掻き落とすことができ、安定したベルト走行を可能としている。しかも、トナーTが、ベルト流入部60に案内部材57から落下せず、トナーTのころ部材35の噛み込みを回避することができる。
次に図13は下部保持体51の第1変形例を示し、この場合の下部保持体51は、前記実施形態のころ部材35とは相違して、転動するものではない。すなわち、この場合の下部保持体51はU字状部材66からなる。このU字状部材66は、半リング体からなる円弧部66aと、この円弧部66aの端部から延びる一対の直線部66b、66cとを備える。
この場合、円弧部66aの外面の曲率半径は、ころ部材35の半径Rと同じに設定でき、搬送ベルト32の内面がこのU字状部材66の円弧部66aの外面を摺動することになる。また、U字状部材66の軸心O1からこのU字状部材66の下側範囲H1側の直線部66bの外端縁72までの距離をJとし、U字状部材66の軸心からの案内部材57の上側範囲H2側の最下位部58までの寸法をLとしたとき、L≒Jとする。すなわち、案内部材57の上側範囲H2側の最下位部58と、下部保持体51の下側範囲H1側のベルト送出部59とを略同一鉛直線上に配置したことになる。
図14は下部保持体51の第2変形例を示し、この場合の下部保持体51はV字状部材67からなる。このV字状部材67は、四半円弧状の円弧部67aと、この円弧部67aの端部から相互に離間するように延びる一対の傾斜部67b、67cと、傾斜部67b、67cの端部から内方へ屈曲する屈曲部67d、67eとを備える。
この場合、円弧部67aの外面の曲率半径は、ころ部材35の半径Rと同じに設定でき、搬送ベルト32の内面がこのV字状部材67の円弧部67aの外面、及び傾斜部67b、67cの外面を摺動することになる。また、V字状部材67の軸心O2からこのV字状部材67の下側範囲H1側の傾斜部67bの外端縁73までの距離をJとし、V字状部材67の軸心O2からの案内部材57の上側範囲H2側の最下位部58までの寸法をLとしたとき、L≒Jとする。すなわち、案内部材57の上側範囲H2側の最下位部58と、下部保持体51の下側範囲H1側のベルト送出部59とを略同一鉛直線上に配置したことになる。
図15は下部保持体51の第3変形例を示し、この場合の下部保持体51はJ字状部材68からなる。このJ字状部材68は、半円弧状の円弧部68aと、この円弧部68aの端部(上側範囲H2側の端部)から延びる直線部68bとからなる。
この場合、円弧部68aの外面の曲率半径は、ころ部材35の半径Rと同じに設定でき、搬送ベルト32の内面がこのJ字状部材68の円弧部68aの外面を摺動することになる。また、J字状部材68の軸心O3からこのJ字状部材68の下側範囲H1側の傾斜部68bの外端縁までの距離をJとし、J字状部材68の軸心O3からの案内部材57の上側範囲H2側の最下位部58までの寸法をLとしたとき、L≒Jとする。すなわち、案内部材58の上側範囲H2側の最下位部58と、下部保持体51の下側範囲側のベルト送出部59とを略同一鉛直線上に配置したことになる。
直線部68bは、その外面70が上側範囲側のベルト32の内面に接触乃至近接するとともに、その端部には、トナーTを下側範囲H1側へ案内する案内面71が設けられている。このため、この直線部68bは、図12に示すトナー進入防止部65と同様の機能を発揮する。この場合も、外面70と案内面71との成す角度を鋭角として、ベルト32の内面のトナーTの掻き落とし機能を向上させることができる。すなわち、図15においては、案内部材57の上側範囲H2側の最下位部58の水平位置が、この保持体51の直線部68bの上端部の水平位置と同程度の位置にあり、また、直線部68bの上端部(外面70と案内面71との接合部)が上側範囲H2を走行するベルト32の内面に接触乃至近接配置される。
そして、図13と図15においては、前記数1に対応して、次の数7の関係となるのが好ましい。
Figure 2011013472
図14においては、ベルト32は搬送経路39の壁から垂直に突き出た保持体51と駆動軸32によって張られ、ベルト32が接触し張力を受ける部分の形状が一定ではなく、直線部やR形状で構成されている。この形状の場合では、張力を受ける部分の両端の直線距離をGとし、保持部51の端部までの距離をJとする。保持体51のベルト32を受ける両端部Gの中央地点から案内部材57までの距離をLとすると、トナー落下に際し堆積を防止する効果のある範囲は、次の数8で表される。
Figure 2011013472
これは上限については張力を受ける部分の両端の距離が、ころ部位35で保持されている場合の直径と同じ役割になり、下限について図13等の保持体51と同じ端部がベルト32に突き出ることになるので、ころ部材35の半径Rの代わりになる。
このため、図13から図15に示すような各下部保持体51を用いても、トナーの噛み込みを防止できる。特に、図15に示すようなJ字状部材68にて下部保持体51を構成するものでは、ベルト32の内面に付着したトナーを掻き落とすことができ、安定したベルト走行を可能としている。しかも、トナーTが、ベルト流入部60に案内部材57から落下せず、トナーTのころ部材35の噛み込みを回避することができる。
なお、本発明は上述の実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加え得ることは勿論である。本発明はクリーニングブレードから掻き取ったトナーを搬送する同様の構成である転写ベルトのクリーニング装置においても適用することが可能である。更に、トナーではなく新品のトナーを現像装置内へ導くようなトナー補給機構においても適応可能である。
また、本発明に係る画像形成装置は、用紙搬送装置を有した画像形成装置であって、この種の画像形成装置として、電子写真複写機、レーザービームプリンタ、ファクシミリ装置等がある。
H1 下側範囲
H2 上側範囲
32 搬送ベルト
35 ころ部材
39 トナー搬送経路
39a 壁面
50 上部保持体
51 下部保持体
55 係合溝
57 案内部材
58 最下位部
59 ベルト送出部
62 孔部
63 防止部
65 トナー進入防止部
特開2008−122925号公報 特開2008−175956号公報 特開2007−65143号公報

Claims (9)

  1. トナー搬送経路と、このトナー搬送経路内に配置されるトナー搬送ベルトとを備え、前記トナー搬送ベルトは、走行方向に沿って所定間隔で配設されて外面側と内面側とを連通する駆動力伝達用の係合溝を有し、下部保持体と上部保持体とによって、斜め上方に向かって走行する下側範囲と、斜め下方に向かって走行する上側範囲とが形成され、斜め上方に向かって走行する下側範囲でのベルトとこれに対向するトナー搬送経路の壁面との間でトナーを保持して、下方位置から上方位置にトナーを搬送するトナー搬送装置であって、
    下側範囲と上側範囲とを走行するベルトの間に空間が形成され、この空間に、ベルトの内側への進入を防止する案内部材を設けるとともに、前記案内部材の上側範囲側の最下位部と、下部保持体の下側範囲側のベルト送出部とを略同一鉛直線上に配置したことを特徴とするトナー搬送装置。
  2. 上部保持体を駆動軸とするとともに、下部保持体をころ部材にて構成したことを特徴とする請求項1に記載のトナー搬送装置。
  3. 下部保持体であるころ部材の半径をRとし、水平面に対する下側範囲のトナー搬送ベルトの傾斜角度をθとし、ころ部材の軸心からの案内部材の上側範囲側の最下位部までの寸法をLとしたときに、次の数1で示される関係となることを特徴とする請求項2に記載のトナー搬送装置。
    Figure 2011013472
  4. 前記案内部材は平板状体であって、上側範囲側から下側範囲側への流入が可能な孔部を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のトナー搬送装置。
  5. 前記案内部材に、この案内部材よりも下側範囲側に流入したトナーの下部保持体側への落下を防止する防止部を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のトナー搬送装置。
  6. 上側範囲を走行しているベルトの内面に接触乃至近接して、ベルトの内面に付着したトナーを掻き落とすとともに、下部保持体と、この保持体の上側範囲側のベルトとの間へのトナーの流入を防止するトナー進入防止部を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のトナー搬送装置。
  7. 前記下部保持体は非回転部材であって、下部保持体に前記トナー進入防止部を設けたことを特徴とする請求項7に記載のトナー搬送装置。
  8. 表面に静電潜像を担持する像担持体と、当該像担持体上の静電潜像に現像剤を供給して現像する現像剤担持体を備え、画像形成装置本体に対して着脱可能に構成されたプロセスユニットにおいて、
    前記請求項1〜請求項7のいずれか1項のトナー搬送装置を備えたことを特徴とするプロセスユニット。
  9. 前前記請求項1〜請求項7のいずれか1項のトナー搬送装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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