JP4563477B2 - 粉体搬送装置、画像形成装置、トナー収容部及びプロセスカートリッジ - Google Patents
粉体搬送装置、画像形成装置、トナー収容部及びプロセスカートリッジ Download PDFInfo
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また、請求項2の発明は、請求項1の粉体搬送装置において、内部に上記回転軸が設けられている箇所の上記粉体搬送管を、屈曲していない円筒形状とすることを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1または2の粉体搬送装置において、上記粉体搬送管が屈曲している箇所の内部にある上記搬送用コイルのピッチ幅を、上記粉体搬送管が屈曲していない箇所の内部にある該搬送用コイルのピッチ幅より短くしたことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、粉体たるトナーを用いてトナー像を形成するトナー像形成手段と、トナー収容部から該トナー像形成手段にトナーを搬送するトナー搬送装置とを備える画像形成装置において、上記トナー搬送装置として、請求項1、2又は3の粉体搬送装置を用いたことを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項4の画像形成装置において、上記トナー像形成手段として、少なくとも、潜像を担持する潜像担持体と、該潜像担持体上の潜像を現像する現像器とが1つのユニットとして画像形成装置本体に対して着脱可能に構成された画像形成ユニットを有するものを用いるとともに、上記トナー収容部を該ユニットとは別に画像形成装置本体に対して着脱可能に構成したことを特徴とするものである。
更に、所望の搬送量を超えて搬送方向下流側に移動しようとする粉体は、搬送用コイル に回転軸が内接するとともに粉体搬送管の内壁に搬送用コイルが接触する領域により搬送方向下流への移動を規制される。これにより、搬送用コイルに回転軸が内接するとともに 粉体搬送管の内壁に搬送用コイルが接触する領域よりも下流側には、所望の搬送量を超える粉体は搬送されず、所望の搬送量である搬送用コイルの運動に伴った粉体搬送量となるため、搬送先への搬送量の安定化を図ることができる。
上述のような粉体の搬送を行うと、粉体搬送管を比較的に長くしても、粉体搬送管に粉体が堆積したり、搬送先への搬送量が不安定になったりといった、不具合を防止できるため、粉体搬送部と搬送先を遠く離したレイアウトを採用することが可能であり、他の装置のレイアウトにあわせた配置にすることができる。
また、トナーボトル32Y,M,C,Kの排出口と、トナー搬送手段40Y,M,C,K40と、現像装置5Y,M,C,Kのトナー収容部54Y,M,C,Kのトナー補給口とを中間転写ユニット15の一端側の側方に配置している。よって、トナー搬送手段40Y,M,C,Kのトナー搬送経路を最短にすることができ、プリンタの小型化やトナー搬送中の詰まり防止を図ることができる。
なお、上記濃度検知センサ56Yに替えて、感光体1Y上に基準画像を形成し、この基準画像の画素数を計測するための光センサもしくはCCDカメラ等を設け、この計測結果に基づいてトナー補給を行ってもよい。
図7は、Y用の粉体搬送装置たるトナー搬送装置40Yの一部を示す拡大構成図である。本実施形態において、粉体搬送用部材たる搬送コイル70Yが、粉体搬送管たるトナー搬送パイプ43Yの内壁に接するように設置されている。なお、トナー搬送パイプ43Yと搬送コイル70Yとの間隙は、0.1〜0.2mm程度とされている。
このように、搬送コイル70Yを内接することにより、トナーに搬送方向へ移動する力を付与するため、搬送パイプ43Y内にトナーが堆積することを防ぐことができる。よって、プロセスカートリッジ6Yの現像装置5Yに、搬送パイプ43Y内に堆積したYトナーを一気に流れ込ませることによる不具合を防止することができる。
更に、コイル形状は曲げに対する応力が小さいため、搬送パイプ43Yが屈曲していても、搬送コイル70Yは回転することが可能である。搬送パイプ43Yを直線形状にする必要がなくなるためレイアウトの自由度を大きくすることができ、現像装置全体の小型化を図ることができる。
これは、曲線部において軸を持つ搬送コイル70Yと回転軸71Yを回転させると、コイルと軸では曲げに反発する力が大きくなるため、搬送パイプ43Yとの摺動負荷が大きくなる。そこで、曲げに反発する力を生じさせないためである。
また、上記画像形成装置としてのプリンタにおいて、トナー搬送手段からプロセスカートリッジの現像剤収容部にトナーを供給する個所が、プロセスカートリッジの各構成部品を支持する側板よりも内側にすることにより装置を小型化できる。
また、搬送用コイルを用いると共に、搬送管内における搬送コイルの他の部分より管内のトナー通過量を規制する能力が高い部分を設けることで、搬送用コイルの回転によってのみトナーの搬送量が決定されるようになり、一度に大量のトナーが補給されたりすることを防ぐことができるため、トナ−補給の安定化を図ることができる。
5Y,M,C,K 現像装置
6Y,M,C,K プロセスカートリッジ
7 露光装置
8 中間転写ベルト
9Y,M,C,K 1次転写装置
10 中間転写ベルトのクリーニング装置
15 中間転写ユニット
31 ボトル収容器
32Y,M,C,K トナーボトル
33Y,M,C,K ボトル本体
34Y,M,C,K 樹脂ケース
35Y,M,C,K 把手
36Y,M,C,K シャッタ
37Y,M,C,K ギヤ
41Y,M,C,K 駆動モータ
43Y,M,C,K 搬送パイプ
51Y,M,C,K 現像スリーブ
56Y,M,C,K 濃度検知センサ
57Y,M,C,K 制御部
70Y 搬送コイル
71Y 回転軸
Claims (5)
- 粉体を収容する粉体収容部と、
粉体を該粉体収容部からこれよりも下方にある搬送先に導くための粉体搬送管とを備え、
該粉体収容部内の粉体を該粉体搬送管に通して該搬送先まで搬送する粉体搬送装置において、
該粉体搬送管内に収容され、その運動によって搬送方向下流側へ移動する移動力を粉体に付与し、粉体を搬送する粉体搬送用部材としての回転することで上記移動力を粉体に付与する搬送用コイルを設け、
該粉体搬送管と該粉体収容部との係合部内に、該搬送用コイルに内接する回転軸を設け、
該回転軸の軸方向の一方の端部は回転可能に支持され、
該回転軸の軸方向の他方の端部の先端が該粉体搬送管内の搬送方向上流側に位置するように該回転軸は該粉体搬送管内に挿入されており、
該回転軸が該粉体搬送管内に挿入されている部分では、該搬送用コイルに該回転軸が内接するとともに該粉体搬送管の内壁に該搬送用コイルが接触する領域が、該搬送用コイルの1ピッチ以上あることを特徴とする粉体搬送装置。 - 請求項1の粉体搬送装置において、
内部に上記回転軸が設けられている箇所の上記粉体搬送管を、屈曲していない円筒形状とすることを特徴とする粉体搬送装置。 - 請求項1または2の粉体搬送装置において、
上記粉体搬送管が屈曲している箇所の内部にある上記搬送用コイルのピッチ幅を、上記粉体搬送管が屈曲していない箇所の内部にある該搬送用コイルのピッチ幅より短くしたことを特徴とする粉体搬送装置。 - 粉体たるトナーを用いてトナー像を形成するトナー像形成手段と、
トナー収容部から該トナー像形成手段にトナーを搬送するトナー搬送装置とを備える画像形成装置において、
上記トナー搬送装置として、請求項1、2又は3の粉体搬送装置を用いたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項4の画像形成装置において、
上記トナー像形成手段として、少なくとも、潜像を担持する潜像担持体と、該潜像担持体上の潜像を現像する現像器とが1つのユニットとして画像形成装置本体に対して着脱可能に構成された画像形成ユニットを有するものを用いるとともに、上記トナー収容部を該ユニットとは別に画像形成装置本体に対して着脱可能に構成したことを特徴とする画像形成装置。
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