JP2006078633A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 現像剤担持体と、トナー収容部とを有する現像装置もしくはプロセスカートリッジと、補給用トナー容器とを備えた画像形成装置について、装置を小型化すると同時にトナー補給の安定化を図ることを課題とする。
【解決手段】 キャリア単体もしくはキャリアとトナーを混合した現像剤61をトナー搬送経路のトナー受け部に2〜5(g)程度予め滞留させることにより、搬送経路内の空間を埋めてトナーが自重で落下もしくは気流で流れてしまうのを防止する。一旦搬送経路内がトナーで充満されればトナーの流れ込みは無くなる。予め滞留させたキャリアもしくは現像剤はトナー補給を行う際にトナーと一緒にトナー搬送コイル62で現像装置に搬送される。このトナー搬送装置は、プリンタ100本体に設けられているため、従来に比べてプロセスカートリッジ6Y、M、C、Kもしくはトナーボトルの小型化を図れる。
【選択図】 図7

Description

本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置に関し、詳しくは、現像剤担持体と、トナー収容部とを有する現像装置もしくはプロセスカートリッジと、補給用トナー容器とを備えた画像形成装置に関するものである。
従来の画像形成装置においては、像担持体、帯電装置、現像装置、クリーニング装置等をそれぞれ別々に脱着可能な消耗部品として構成し、これらの消耗部品を交換して使用するものが知られている。例えば、トナーを収容した現像装置を画像形成装置本体に装着して使用し、現像装置内に収容されたトナーがなくなった時点で、現像装置を交換して使用するものがある。このように構成すると、交換単位のユニットの大きさを小さくできる。しかし、機構が複雑となるばかりでなく、交換する作業自体も複雑で判り難いものとなってしまう。
そこで、像担持体、帯電装置、クリーニング装置等の他の消耗部品とトナーを収容した現像装置とを一体のプロセスカートリッジとして形成したものがある。そして、プロセスカートリッジ内の現像装置に収容されたトナーがなくなった時点で、プロセスカートリッジごと交換する。このプロセスカートリッジは、トナー補給動作と消耗部品の交換とが一度にできるのでメンテナンスの簡素化が図れる。しかし、トナー消費量が多い印字条件で使用された場合、印字枚数が少なく、消耗部品の寿命に余裕があるにも関わらず、交換されてしまうことになってしまい無駄が生じていた。
上記消耗部品の交換の無駄を防ぐことが可能なプロセスカートリッジとして、プロセスカートリッジ内に交換可能なトナーボトルを備え、このトナーボトルから現像装置へトナーを補給するものがある(例えば、特許文献1参照)。しかし、このプロセスカートリッジでは、トナーボトルのみを交換する場合に、プロセスカートリッジを画像形成装置本体から取り外してからトナーボトルを交換しなければならず、トナーボトルの交換作業が困難なものとなってしまっていた。
上記交換作業を簡単にできることが可能な画像形成装置として、プロセスカートリッジとトナーボトルとを個別に脱着可能に構成したものがある(例えば、特許文献2参照)。この特許文献2で開示された画像形成装置では、トナーボトルをプロセスカートリッジに近接して配置し、それぞれ画像形成装置本体から独立して脱着可能な構成になっている。
しかしながら、トナーボトルをプロセスカートリッジに近接して配置した場合、特にカラー画像形成装置ではトナーボトルとプロセスカートリッジとを4組以上備えるため、装置の小型化を図る最適な設計ができず、装置が大型化してしまう場合があるという問題があった。又、トナー容器とプロセスカートリッジを離して設置するとトナー補給が不安定になってしまうという問題が生じた。これはトナー搬送路に傾斜がついてしまう結果搬送路内のトナーが自重で落下もしくは流動性の高くなった状態のトナーの場合は気流で搬送されてしまいトナーの補給制御が不安定になってしまうことによる。
特開平10−239974号公報(第1頁、第1図) 特開平11−231631号公報(第2−4頁、第1図)
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、画像形成装置本体を小型化すると同時にトナー補給の安定化を図ることを課題とする。
上記課題を達成するために、請求項1の発明は、キャリア単体もしくはキャリアとトナーを混合した現像剤をトナー搬送経路に予め滞留させることにより、搬送経路内の空間を埋めてトナーが自重で落下もしくは気流で流れてしまうのを防止し、一旦搬送経路内がトナーで充満されればトナーの流れ込みは無くなる。予め滞留させたキャリアもしくは現像剤はトナー補給を行う際にトナーと一緒に現像装置に搬送される。
また、請求項2の発明は、請求項1の画像形成装置において、トナー搬送経路とは別の個所にキャリアもしくは現像剤をプリセットケース等に入れて出荷し、画像形成装置を初期スタートさせる時にシール等を引き抜いてトナー搬送経路内に滞留させる。
また、請求項3の発明は、トナー搬送経路内の回転物質が回らない限りトナーがそこを通過出来ないようになっており、回転物質を回すことによりトナーを下流側に搬送しトナー補給を行う。
また、請求項4の発明は、トナー搬送経路の回転物質が回転方向に対して非対称な形状をしており、出荷時に搬送経路の空間が完全に塞がれる位置で固定する。回転物質が回ると完全に塞がれた空間は開放されトナーが搬送される。
また、請求項5の発明は、回転物質を可とう性のものとし搬送経路の内面に接触もしくは食い込ませても回転出来るようにした。
請求項1の発明においては、キャリア単体もしくはキャリアとトナーを混合した現像剤をトナー搬送経路に予め滞留させることにより、搬送経路内の空間を埋めてトナーが自重で落下もしくは気流で流れてしまうのを防止し、一旦搬送経路内がトナーで充満されればトナーの流れ込みは無くなる。予め滞留させたキャリアもしくは現像剤はトナー補給を行う際にトナーと一緒に現像装置に搬送されるので副作用は無い。
また、請求項2の発明は、請求項1の画像形成装置において、トナー搬送経路とは別の個所にキャリアもしくは現像剤をプリセットケース等に入れて出荷し、画像形成装置を初期スタートさせる時にシール等を引き抜いてトナー搬送経路内に滞留させることにより輸送中にキャリアもしくは現像剤が飛散することを防止できる。
また、請求項3の発明は、トナー搬送経路内の回転物質が回らない限りトナーがそこを通過出来ないようになっており、回転物質を回すことによりトナーを下流側に搬送しトナー補給を行うことにより、搬送経路内の空間を埋めてトナーが自重で落下もしくは気流で流れてしまうのを防止し確実にトナーを搬送できる。
また、請求項4の発明は、トナー搬送経路の回転物質が回転方向に対して非対称な形状をしており、出荷時に搬送経路の空間が完全に埋まる位置で固定し、回転物質が回ると完全に埋まった空間は開放されトナーが搬送されることにより、回転物質の形状によりトナーの搬送量を減らすことなく確実にトナーを搬送することができる。
また、請求項5の発明は、回転物質を可とう性のものとし搬送経路の内面に接触もしくは食い込ませても回転出来るようにして回転物質と搬送経路の内面の隙間から確実にトナーが流れないようにできる。
請求項1ないし5の発明係る画像形成装置では、補給用トナー容器をセットした際は上記現像装置内の上記現像剤収容部へのトナー補給は、上記トナー搬送手段により行う。このため、上記補給用トナー容器を上記現像装置に近接して配置しなくてもトナー搬送経路の傾斜の影響でトナーが流れ込むことを防ぐことができ、画像形成装置の小型化を図ることができる最適な位置に配置することができる。
以下、本発明を適用した画像形成装置の実施形態の一例として、電子写真方式のプリンタ(以下、単にプリンタという)について説明する。まず、本プリンタの基本的な構成について説明する。図1は、本プリンタの概略構成図である。図において、このプリンタ100は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック(以下、Y、M、C、Kと記す)のトナー像を生成するための4つのプロセスカートリッジ6Y、M、C、Kを備えている。これらは、画像形成物質として、互いに異なる色のY、M、C、Kトナーを用いるが、それ以外は同様の構成になっており、寿命到達時に交換される。Yトナー像を生成するためのプロセスカートリッジ6Yを例にすると、図2に示すように、ドラム状の感光体1Y、ドラムクリーニング装置2Y、除電装置(不図示)、帯電装置4Y、現像装置5Y等を備えている。このプロセスカートリッジ6Yは、プリンタ100本体に脱着可能であり、一度に消耗部品を交換できるようになっている。
上記帯電装置4Yは、図示しない駆動手段によって図中時計回りに回転せしめられる感光体1Yの表面を一様帯電せしめる。一様帯電せしめられた感光体1Yの表面は、レーザ光Lによって露光走査されてY用の静電潜像を担持する。このYの静電潜像は、Yトナーを用いる現像装置5YによってYトナー像に現像される。そして、中間転写ベルト8上に中間転写される。ドラムクリーニング装置2Yは、中間転写工程を経た後の感光体1Y表面に残留したトナーを除去する。また、除電装置は、クリーニング後の感光体1Yの残留電荷を除電する。この除電により、感光体1Yの表面が初期化されて次の画像形成に備えられる。他のプロセスカートリッジ6M、C、Kにおいても、同様にして感光体1M、C、K上にM、C、Kトナー像が形成され、中間転写ベルト8上に中間転写される。
先に示した図1において、プロセスカートリッジ6Y、M、C、Kの図中下方には、露光装置7が配設されている。潜像形成手段たる露光装置7は、画像情報に基づいて発したレーザ光Lを、プロセスカートリッジ6Y、M、C、Kにおけるそれぞれの感光体に照射して露光する。この露光により、感光体1Y、M、C、K上にY、M、C、K用の静電潜像が形成される。なお、露光装置7は、光源から発したレーザ光(L)を、モータによって回転駆動したポリゴンミラーで走査しながら、複数の光学レンズやミラーを介して感光体に照射するものである。
露光装置7の図中下側には、紙収容カセット26、これらに組み込まれた給紙ローラ27、レジストローラ対28など有する給紙手段が配設されている。紙収容カセット26は、記録体たる転写紙Pが複数枚重ねて収納しており、それぞれの一番上の転写紙Pには給紙ローラ27が当接している。給紙ローラ27が図示しない駆動手段によって図中反時計回りに回転せしめられると、一番上の転写紙Pがレジストローラ対28のローラ間に向けて給紙される。レジストローラ対28は、転写紙Pを挟み込むべく両ローラを回転駆動するが、挟み込んですぐに回転を一旦停止させる。そして、転写紙Pを適切なタイミングで後述の2次転写ニップに向けて送り出す。かかる構成の給紙手段においては、給紙ローラ27と、タイミングローラ対たるレジストローラ対28との組合せによって搬送手段が構成されている。この搬送手段は、転写紙Pを収容手段たる紙収容カセット26から後述の2次転写ニップまで搬送するものである。
プロセスカートリッジ6Y、M、C、Kの図中上方には、中間転写体たる中間転写ベルト8を張架しながら無端移動せしめる中間転写ユニット15が配設されている。この中間転写ユニット15は、中間転写ベルト8の他、4つの1次転写バイアスローラ9Y、M、C、K、クリーニング装置10などを備えている。また、2次転写バックアップローラ12、クリーニングバックアップローラ13、テンションローラ14なども備えている。中間転写ベルト8は、これら3つのローラに張架されながら、少なくとも何れか1つのローラの回転駆動によって図中反時計回りに無端移動せしめられる。1次転写バイアスローラ9Y、M、C、Kは、このように無端移動せしめられる中間転写ベルト8を感光体1Y、M、C、Kとの間に挟み込んでそれぞれ1次転写ニップを形成している。これらは中間転写ベルト8の裏面(ループ内周面)にトナーとは逆極性(例えばプラス)の転写バイアスを印加する方式のものである。1次転写バイアスローラ9Y、M、C、Kを除くローラは、全て電気的に接地されている。中間転写ベルト8は、その無端移動に伴ってY、M、C、K用の1次転写ニップを順次通過していく過程で、感光体1Y、M、C、K上のY、M、C、Kトナー像が重ね合わせて1次転写される。これにより、中間転写ベルト8上に4色重ね合わせトナー像(以下、4色トナー像という)が形成される。
上記2次転写バックアップローラ12は、2次転写ローラ19との間に中間転写ベルト8を挟み込んで2次転写ニップを形成している。中間転写ベルト8上に形成された4色トナー像は、この2次転写ニップで転写紙Pに転写される。2次転写ニップを通過した後の中間転写ベルト8には、転写紙Pに転写されなかった転写残トナーが付着している。これは、クリーニング装置10によってクリーニングされる。
2次転写ニップにおいては、転写紙Pが互いに順方向に表面移動する中間転写ベルト8と2次転写ローラ19との間に挟まれて、上記レジストローラ対28側とは反対方向に搬送される。2次転写ニップから送り出された転写紙Pは、定着装置20のローラ間を通過する際に熱と圧力とにより、表面に転写された4色トナー像が定着される。その後、転写紙Pは、排紙ローラ対29のローラ間を経て機外へと排出される。プリンタ本体の上面には、スタック部30が形成されており、上記排紙ローラ対29によって機外に排出された転写紙Pは、このスタック部30に順次スタックされる。
上記プロセスカートリッジ6Y内の現像装置5Yの構成について説明する。現像装置5Yは、内部に磁界発生手段を備え、磁性粒子とトナーを含む二成分系現像剤を表面に担持して搬送する現像剤担持体としての現像スリーブ51Yと、現像スリーブ51Y上に担持されて搬送される現像剤の層厚を規制する現像剤規制部材としてのドクター52Yとを備えている。ドクター52Yの現像剤搬送方向上流側には、感光体1Yと対向した現像領域に搬送されずにドクター52Yで規制された現像剤を収容する現像剤収容部53Yが形成されている。また、現像剤収容部53Yに隣接し、トナーを収容するトナー収容部54Yと、トナーを撹拌搬送するためのトナー搬送スクリュ55Yとを備えている。
次に、この現像装置の動作について説明する。上記現像装置5Yにおいては、現像スリーブ51Y上に現像剤層を形成する。また、現像スリーブ51Yの回転により搬送される現像剤層の動きにより現像剤収容部53Yからトナーを現像剤内に取り込む。このトナーの取り込みは、現像剤が所定のトナー濃度範囲内になるように行う。現像剤中に取り込まれたトナーは、キャリアとの摩擦帯電により帯電する。帯電したトナーを含む現像剤は、内部に磁極を有する現像スリーブ51Yの表面に供給され、磁力により担持される。現像スリーブ51Yに担持された現像剤層は、現像スリーブ51Yの回転に伴い矢印方向に搬送される。途中、ドクター52Yで現像剤層の層厚を規制されたのち、感光体1Yと対向する現像領域まで搬送される。現像領域では、感光体1Y上に形成された潜像に基づく現像が行われる。現像スリーブ51Y上に残った現像剤層は現像スリーブ51Yの回転に伴い現像剤収容部53Yの現像剤搬送方向上流部分に搬送される。
先に示した図1において、中間転写ユニット15と、これよりも上方にあるスタック部30との間には、ボトル収容器31が配設されている。このボトル収容器31は、Y、M、C、Kトナーを内包するトナーボトル32Y、M、C、Kを収容している。トナーボトル32Y、M、C、Kは、ボトル収容器31上にトナー各色毎に上から置くようにして設置する。トナーボトル32Y、M、C、K内のY、M、C、Kトナーは、それぞれ後述するトナー搬送装置により、プロセスカートリッジ6Y、M、C、Kの現像装置に適宜補給される。これらのトナーボトル32Y、M、C、Kは、プロセスカートリッジ6Y、M、C、Kとは独立してプリンタ100本体に脱着可能である。
図3はトナーボトル32Yの斜視図である。また、図4はボトル収容器31にトナーボトル32Kを載置する状態の斜視図である。図3に示すように、トナーボトル32Yは、ボトル本体33Yの先端部に樹脂ケース34Yが設けられている。また、この樹脂ケース34Yには把手35Yが一体で形成されている。また、ボトル本体33の樹脂ケース34Y側には、ボトル本体33と一体で回転するギヤ37Yが設けられている。トナーボトル32Yをプリンタ100本体に取り付ける場合は、先ずスタック部30を上方に開放してボトル収容器31を露出させる。そして、図4に示すように、トナーボトル32Yをボトル収容器31上に載置した後、上記把手35Yを回転させる。すると把手35Yと一体に構成された樹脂ケース34Yが回転して、シャッタ36Yが樹脂ケース34Yの周方向に移動して開いてトナー排出口(不図示)が開放されると同時に、樹脂ケース34Yとボトル収容器31とが連結し固定される。一方、トナーボトル32Yをプリンタ100本体から取り外すには、把手35Yを逆方向に回転させることで、樹脂ケース34Yとボトル収容器31との連結が解除され、同時にシャッタ36Yが閉じてトナー排出口が閉鎖される。そして、そのまま把手35Yを掴んだ状態でトナーボトル32Yをプリンタ100本体から取り出すことができる。このように、トナーボトル32Yをプリンタ100本体の上側から載置して脱着できるので、トナーボトル32Yの交換作業が判り易く、しかも簡単に行うことができる。また、樹脂ケース34Yには把手35Yが形成されているので、樹脂ケース34Yを回転してトナー収容器31への固定が容易に行える。なお、トナーボトル32Yをプリンタ100本体から取り外した状態では、樹脂ケース34Yの把手35Yを回転させても、シャッタ36Yは開かないようになっている。これにより、トナーボトル32Yの交換作業の際に誤ってシャッタ36Yが開いてしまい、内部のトナーがこぼれるのを防止することができる。
次に、トナー搬送手段について説明する。図5はトナーボトル32Y、M、C、Kとトナー搬送装置40Y、M、C、Kとの斜視図である。また、図6は別の角度から見たトナーボトル32Y、M、C、Kと、中間転写ユニット15と、トナー搬送装置40Y、M、C、Kとの斜視図である。このトナー搬送装置40Y、M、C、Kは、中間転写ユニット15の側方であって、プリンタ100本体に設けられている。このため、プロセスカートリッジ6Y、M、C、Kもしくはトナーボトル32Y、M、C、Kにトナー搬送手段を設けなくてよいため、従来に比べてプロセスカートリッジ6Y、M、C、KもしくはトナーボトルY、M、C、Kの小型化を図れる。また、従来プロセスカートリッジとトナーボトルとを近接して配置していたので、設計上の制限があったが、本実施形態ではプロセスカートリッジとトナーボトルとを離れて配置することができる。よって、設計上の自由度が向上し、プリンタの小型化を図ることができる。
また、トナーボトル32Y、M、C、Kの排出口と、トナー搬送手段40Y、M、C、K40と、現像装置5Y、M、C、Kのトナー収容部54Y、M、C、Kのトナー補給口とを中間転写ユニット15の一端側の側方に配置している。よって、トナー搬送手段40Y、M、C、Kのトナー搬送経路を最短にすることができ、プリンタの小型化やトナー搬送中の詰まり防止を図ることができる。
上記トナー搬送装置40Y、M、C、Kの構成は同一なので、Yトナー搬送用のトナー搬送装置40Yについて説明する。図5において、このトナー搬送装置40Yは駆動モータ41Yと、駆動ギヤ42Yと、トナー搬送パイプ43Yとから主に構成されている。トナー搬送パイプ43Yの内部には図示しない樹脂製のコイルが内設されている。上記駆動ギヤ42Yはトナーボトル32Yのギヤ37Yと噛合っており、駆動モータ41Yを回転させると、トナーボトル32Yのギヤ37と一体で回転するボトル本体33Yが回転する。そして、図2に示す現像装置5Yの濃度検知センサ56Yが現像剤収容部54Yでトナー濃度の不足を検知すると、制御部57Yからの補給信号により、駆動モータ41Yが回転する。図5において、ボトル本体33Yの内壁内面には螺旋状の現像剤案内溝38Yが形成されているため、回転により内部のトナーがボトル本体33Y奥側から先端の樹脂ケース34Y側に搬送される。そして、ボトル本体33Y内のトナーは樹脂ケース34Yの排出口(不図示)からトナー搬送装置40Yのトナー受け部(不図示)に落下する。トナー受け部はトナー搬送パイプ43Yにつながっており、駆動モータ41Yを回転させると、ボトル本体33Yが回転すると同時に、トナー搬送パイプ43Y内のコイル(不図示)が同時に回転する。このコイルの回転により、トナー受け部に落下したトナーは、トナー搬送パイプ43Y内を搬送されて、現像装置5Yの現像剤収容部54Yのトナー補給口(不図示)に補給される。このようにして、現像装置5Y内のトナー濃度を調整する。
又、現像剤収容部54Yのトナー補給口はプロセスカートリッジの各構成部品を支持する側板よりも内側に設けている。
請求項1の構成はトナー受け部に2〜5(g)程度のキャリアもしくは現像剤を滞留(図7)させておく。
又、請求項2の構成はトナー受け部の上側にプリセットケースを設けシールを引き抜くことによりキャリアもしくは現像剤をトナー受け部に落下させ滞留させる。
請求項3、5の構成はトナー受け部内に樹脂又は金属のアジテータを設けてその周囲にマイラーを取り付け樹脂ケース34Yから落下してきたトナーはマイラーにより塞き止められる。このアジテータは回転方向のどの位置でも塞がるように長さを設定している(図8)。
請求項4の構成は、上記トナー受け部内に設けたマイラーのうち1枚のみ長くしてそのマイラーを樹脂ケース34Y側に向けて空間を完全に塞いでいる(図9)。
請求項5の構成は、トナー容器内のトナー量の情報を上記IDチップより得てその量に応じて間欠動作時間を変えている。
請求項6の構成は、上記記載の通りトナー補給の受け部がプロセスカートリッジで構成されている。
なお、上記濃度検知センサ56Yに替えて、感光体1Y上に基準画像を形成し、この基準画像の画素数を計測するための光センサもしくはCCDカメラ等を設け、この計測結果に基づいてトナー補給を行ってもよい。
以上、本実施形態によれば、表面に現像剤を担持して潜像担持体と対向する現像領域まで搬送する現像剤担持体しての現像スリーブと、現像剤を収容する現像剤収容部とを有し、該現像スリーブまたは現像スリーブに担持された現像剤に現像剤収容部の現像剤を供給する現像装置を含むよう形成されたプロセスカートリッジと、該現像剤収容部に補給用トナーを補給する補給用トナー容器としてのトナーボトルとを備えた画像形成装置としてのプリンタにおいて、上記プロセスカートリッジと、上記トナーボトルとが、それぞれ個別にプリンタ本体から脱着自在に構成され、該トナーボトルから上記現像剤収容部へトナーの搬送を行うトナー搬送手段をプリンタ本体に設けた。
また、上記画像形成装置としてのプリンタにおいて、上記補給用トナー容器としてのトナーボトルを、プリンタ本体の上側から載置して脱着可能に構成した。よって、トナーボトルをプリンタ上側から置くようにセットできるので、トナーボトルの交換作業が判り易く且つ簡単に行うことができる。これにより、作像手段の保守や交換性を向上させることができる。
上記画像形成装置としてのプリンタにおいて、トナー搬送手段からプロセスカートリッジの現像剤収容部にトナーを供給する個所が、プロセスカートリッジの各構成部品を支持する側板よりも内側にすることにより装置を小型化できる。
トナー搬送経路内部にはSUS304等の金属コイルを配置し、それを回転することによりトナーを搬送する。この際トナー搬送経路の直線部には搬送コイル中心部に軸を密着して通し、トナーが搬送コイル中心の空洞部を通って流れていかないように規制している。搬送コイルと軸の接着は軸が金属の場合は半田付け、軸が樹脂の場合は接着剤等を使用することにより行う。
本発明の実施形態に係るプリンタの概略構成図である。 プロセスカートリッジ近傍の拡大図である。 トナーボトルの斜視図である。 トナーボトルをトナー収容器に載置する説明図である。 トナーボトルとトナー搬送装置との斜視図である。 図5とは別の角度から見たトナーボトルと、トナー搬送装置の斜視図である。 請求項1に係る本発明の画像形成装置の概略構成図である。 請求項3に係る本発明の画像形成装置の概略構成図である。 請求項4に係る本発明の画像形成装置の概略構成図である。
符号の説明
1Y、M、C、K 感光体
5Y、M、C、K 現像装置
6Y、M、C、K プロセスカートリッジ
7 露光装置
8 中間転写ベルト
9Y、M、C、K 1次転写装置
10 中間転写ベルトのクリーニング装置
15 中間転写ユニット
31 ボトル収容器
32Y、M、C、K トナーボトル
33Y、M、C、K ボトル本体
34Y、M、C、K 樹脂ケース
35Y、M、C、K 把手
36Y、M、C、K シャッタ
37Y、M、C、K ギヤ
41Y、M、C、K 駆動モータ
43Y、M、C、K 搬送パイプ
51Y、M、C、K 現像スリーブ
56Y、M、C、K 濃度検知センサ
57Y、M、C、K 制御部
61 現像剤
62 トナー搬送コイル
63 回転体物質

Claims (5)

  1. 表面に現像剤を担持して潜像担持体と対向する現像領域まで搬送する現像剤担持体と、
    現像剤を収容する現像剤収容部で構成される現像装置に補給用トナーを補給する補給用トナー容器とを備えた画像形成装置において、
    前記補給用トナー容器と現像装置が、それぞれ個別に画像形成装置本体から脱着自在に構成され、
    該補給用トナー容器から上記現像剤収容部へトナーの搬送を行うトナー搬送手段を画像形成装置本体に設け、
    トナー搬送経路内にトナーが存在しないスタート時にキャリア単体もしくはキャリアとトナーを混合した現像剤を予めトナー搬送経路内に滞留させておく
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記画像形成装置は、出荷時はキャリア単体もしくはキャリアとトナーの混合した現像剤をトナー搬送経路とは別の個所に設けて、
    画像形成装置を初期スタートさせる際にトナー搬送経路内にキャリア単体もしくはキャリアとトナーの混合した現像剤を滞留させる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 表面に現像剤を担持して潜像担持体と対向する現像領域まで搬送する現像剤担持体と、
    現像剤を収容する現像剤収容部で構成される現像装置に補給用トナーを補給する補給用トナー容器とを備えた画像形成装置において、
    前記補給用トナー容器と現像装置が、それぞれ個別に画像形成装置本体から脱着自在に構成され、
    該補給用トナー容器から上記現像剤収容部へトナーの搬送を行うトナー搬送手段を画像形成装置本体に設け、
    トナー搬送経路内に回転体物質を有し、
    回転体物質の上流側から下流側を見た際に搬送経路内の空間を完全に回転物質で塞いでいる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3に記載の画像形成装置において、
    前記画像形成装置は、トナー搬送経路内に設けた回転体物質が回転方向に対してある位置でのみ搬送経路内の空間を完全に塞いでいる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項3に記載の画像形成装置において、
    前記画像形成装置は、回転体物質が可撓性のものである
    ことを特徴とする画像形成装置。
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