JP2022151597A - トナー収納容器、及び、画像形成装置 - Google Patents

トナー収納容器、及び、画像形成装置 Download PDF

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Hideo Yoshizawa
啓 齋藤
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Abstract

【課題】収納可能なトナー容量が少なくなることなく、トナーエンド時におけるトナー残量が多くなる不具合を生じにくくする。【解決手段】回転可能な容器本体33を備えたトナー収納容器であって、容器本体33は、回転軸方向一端側に開口部33cが形成されて、その内周面に、内側に向かって突出するとともに回転軸方向に対して傾斜する傾斜面K1が形成された突出部33aが、回転軸方向に複数形成されている。そして、複数の突出部33aは、回転軸方向に隣接する2つの突出部33aの、回転軸方向一端側の突出部33aの回転軸方向他端側の回転軸方向の範囲と、回転軸方向他端側の突出部33aの回転軸方向一端側の回転軸方向の範囲と、が重なるように配置されている。【選択図】図5

Description

この発明は、トナーが収納されるトナー収納容器と、それを備えた画像形成装置と、に関するものである。
従来から、複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の画像形成装置において、円筒状のトナー収納容器が着脱可能に設置されるものが広く知られている(例えば、特許文献1参照。)。
詳しくは、特許文献1におけるトナー収納容器(トナー容器)は、回転可能な容器本体の周面に螺旋状の溝が形成されている。そして、画像形成装置本体に設置された状態で、容器本体が回転駆動されることで、容器本体内に収容されたトナーが螺旋状の溝に沿うように回転軸方向に搬送されて、開口部から容器外に排出されることになる。
従来のトナー収納容器は、容器本体の周面に螺旋状の溝(突出部)を設けているため、その溝の分だけ容器本体の内容積が小さくなって、収納可能なトナー容量が少なくなってしまっていた。
これに対して、このような不具合を解決するために、容器本体の周面に形成する溝(突出部)を回転軸方向に分割して、トナー搬送性に影響のない範囲で、容器本体において溝が占める割合を減ずる方策が考えられる。しかし、その場合に、隣接する溝(突出部)と溝(突出部)との間にトナーが溜まりやすくなって、トナーエンド時にトナー収納容器内に残留するトナー残量が多くなってしまう不具合が生じることが考えられる。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、収納可能なトナー容量が少なくなることなく、トナーエンド時におけるトナー残量が多くなる不具合が生じにくい、トナー収納容器、及び、画像形成装置を提供することにある。
この発明におけるトナー収納容器は、回転可能な容器本体を備えたトナー収納容器であって、前記容器本体は、回転軸方向一端側に開口部が形成されて、その内周面に、内側に向かって突出するとともに回転軸方向に対して傾斜する傾斜面が形成された突出部が、回転軸方向に複数形成され、前記複数の突出部は、回転軸方向に隣接する2つの突出部の、回転軸方向一端側の突出部の回転軸方向他端側の回転軸方向の範囲と、回転軸方向他端側の突出部の回転軸方向一端側の回転軸方向の範囲と、が重なるように配置されたものである。
本発明によれば、収納可能なトナー容量が少なくなることなく、トナーエンド時におけるトナー残量が多くなる不具合が生じにくい、トナー収納容器、及び、画像形成装置を提供することができる。
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。 作像部を示す断面図である。 トナー補給装置とその近傍とを示す全体構成図である。 トナー収納容器を示す図である。 トナー収納容器の容器本体を示す、(A)正面図と、(B)そのA-A断面図と、である。 トナー収納容器の容器本体の要部を示す断面図である。 比較例としての、トナー収納容器の容器本体を示す断面図である。 変形例としての、トナー収納容器の容器本体を示す、(A)(B)正面図と、(C)そのA-A断面図とB-B断面図とを同じ向きに配置した図と、である。 図8のトナー収納容器の容器本体の要部を示す断面図である。 図8(C)の、(A)F1-F1断面を示す概略図と、(B)F2-F2断面を示す概略図と、(C)F3-F3断面を示す概略図と、である。
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
まず、図1~図3にて、画像形成装置100における全体の構成・動作について説明する。
図1は画像形成装置としてのプリンタを示す構成図であり、図2は作像部を示す拡大図であり、図3はそのトナー補給装置とその近傍とを示す構成図である。
図1に示すように、画像形成装置本体100の上方にある設置部31(トナー容器受台)には、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した4色の略円筒状のトナー収納容器32Y、32M、32C、32Kが着脱可能(交換可能)に載置されている。また、各トナー収納容器32Y、32M、32C、32Kの下方には、それぞれ、トナー補給装置のホッパ81Y、81M、81C、81Kが配設されている。
また、設置部31の下方には中間転写ユニット15が配設されている。その中間転写ユニット15の中間転写ベルト8に対向するように、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した作像部6Y、6M、6C、6Kが並設されている。
図2を参照して、イエローに対応した作像部6Yは、感光体ドラム1Y(像担持体)と、感光体ドラム1Yの周囲に配設された帯電装置4Y、現像装置5Y、クリーニング装置2Y、除電装置、等で構成されている。そして、感光体ドラム1Y上で、作像プロセス(帯電工程、露光工程、現像工程、転写工程、クリーニング工程、除電工程)がおこなわれて、感光体ドラム1Yの表面にイエロー画像が形成されることになる。
なお、他の3つの作像部6M、6C、6Kも、使用されるトナーの色が異なる以外は、イエローに対応した作像部6Yとほぼ同様の構成となっていて、それぞれのトナー色に対応した画像が形成される。以下、他の3つの作像部6M、6C、6Kの説明を適宜に省略して、イエローに対応した作像部6Yのみの説明をおこなうことにする。
図2を参照して、感光体ドラム1Yは、モータによって図2の時計方向に回転駆動される。そして、帯電装置4Yの位置で、感光体ドラム1Yの表面が一様に帯電される(帯電工程である。)。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、露光装置7(書込み部)から発せられたレーザ光Lの照射位置に達して、この位置での露光走査によってイエローに対応した静電潜像が形成される(露光工程である。)。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、現像装置5Yとの対向位置に達して、この位置で静電潜像が現像されて、イエローのトナー像が形成される(現像工程である。)。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、中間転写ベルト8及び1次転写ローラ9Yとの対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1Y上のトナー像が中間転写ベルト8上に転写される(1次転写工程である。)。このとき、感光体ドラム1Y上には、僅かながら未転写トナーが残存する。
その後、感光体ドラム1Yの表面は、クリーニング装置2Yとの対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1Y上に残存した未転写トナーが回収される(クリーニング工程である。)。
最後に、感光体ドラム1Yの表面は、除電装置(不図示)との対向位置に達して、この位置で感光体ドラム1上の残留電位が除去される。
こうして、感光体ドラム1Y上でおこなわれる、一連の作像プロセスが終了する。
なお、上述した作像プロセスは、他の作像部6M、6C、6Kでも、イエロー作像部6Yと同様におこなわれる。すなわち、作像部の下方に配設された露光装置7から、画像情報に基づいたレーザ光Lが、各作像部6M、6C、6Kの感光体ドラム上に向けて照射される。詳しくは、露光装置7は、光源からレーザ光Lを発して、そのレーザ光Lを回転駆動されたポリゴンミラーで走査しながら、複数の光学素子を介して感光体ドラム上に照射する。
その後、現像工程を経て各感光体ドラム上に形成した各色のトナー像を、中間転写ベルト8上に重ねて転写する。こうして、中間転写ベルト8上にカラー画像が形成される。
ここで、中間転写ユニット15は、中間転写ベルト8、4つの1次転写ローラ9Y、9M、9C、9K 、2次転写対向ローラ12、クリーニングバックアップローラ13、テンションローラ14、中間転写クリーニング装置10等で構成される。中間転写ベルト8は、3つのローラ12~14によって張架・支持されるとともに、1つのローラ12の回転駆動によって図1の矢印方向に無端移動される。
4つの1次転写ローラ9Y、9M、9C、9Kは、それぞれ、中間転写ベルト8を感光体ドラム1Y 、1M 、1C 、1K との間に挟み込んで1次転写ニップを形成している。そして、1次転写ローラ9Y、9M、9C、9Kに、トナーの極性とは逆の転写バイアスが印加される。
そして、中間転写ベルト8は、矢印方向に走行して、各1次転写ローラ9Y、9M、9C、9Kの1次転写ニップを順次通過する。こうして、感光体ドラム1Y 、1M 、1C 、1K上の各色のトナー像が、中間転写ベルト8上に重ねて1次転写される。
その後、各色のトナー像が重ねて転写された中間転写ベルト8は、2次転写ローラ19との対向位置に達する。この位置では、2次転写対向ローラ12が、2次転写ローラ19との間に中間転写ベルト8を挟み込んで2次転写ニップを形成している。そして、中間転写ベルト8上に形成された4色のトナー像は、この2次転写ニップの位置に搬送された用紙等のシートP上に転写される。このとき、中間転写ベルト8には、シートPに転写されなかった未転写トナーが残存する。
その後、中間転写ベルト8は、中間転写クリーニング装置10の位置に達する。そして、この位置で、中間転写ベルト8上の未転写トナーが回収される。
こうして、中間転写ベルト8上でおこなわれる、一連の転写プロセスが終了する。
ここで、2次転写ニップの位置に搬送されるシートPは、装置本体100の下方に配設された給紙装置26から、給紙ローラ27やレジストローラ対28等を経由して搬送されるものである。
詳しくは、給紙装置26には、用紙などのシートPが複数枚重ねて収納されている。そして、給紙ローラ27が図1中の反時計方向に回転駆動されると、一番上のシートPがレジストローラ対28のローラ間に向けて給送される。
レジストローラ対28(タイミングローラ対)の位置に搬送されたシートPは、回転駆動を停止したレジストローラ対28のローラニップの位置で一旦停止する。そして、中間転写ベルト8上のカラー画像にタイミングを合わせて、レジストローラ対28が回転駆動されて、シートPが2次転写ニップに向けて搬送される。こうして、シートP上に、所望のカラー画像が転写される。
その後、2次転写ニップの位置でカラー画像が転写されたシートPは、定着装置20の位置に搬送される。そして、この位置で、定着ローラ及び圧力ローラによる熱と圧力とにより、表面に転写されたカラー画像がシートP上に定着される。
その後、シートPは、排紙ローラ対29のローラ間を経て、装置外へと排出される。排紙ローラ対29によって装置外に排出されたシートPは、出力画像として、スタック部30上に順次スタックされる。
こうして、画像形成装置における、一連の画像形成プロセスが完了する。
次に、図2にて、作像部における現像装置の構成・動作について、さらに詳しく説明する。
現像装置5Yは、感光体ドラム1Yに対向する現像ローラ51と、現像ローラ51に対向するドクターブレード52と、現像剤収容部53、54内に配設された2つの搬送スクリュ55と、現像剤中のトナー濃度を検知する濃度検知センサ56と、等で構成される。現像ローラ51は、内部に固設されたマグネットや、マグネットの周囲を回転するスリーブ等で構成される。現像剤収容部53、54内には、キャリアとトナーとからなる2成分現像剤が収容されている。
このように構成された現像装置5Yは、次のように動作する。
現像ローラ51のスリーブは、図2の矢印方向に回転している。そして、マグネットにより形成された磁界によって現像ローラ51上に担持された現像剤は、スリーブの回転にともない現像ローラ51上を移動する。
ここで、現像装置5Y内の現像剤Gは、現像剤G中のトナーの割合(トナー濃度)が所定の範囲内になるように調整される。詳しくは、現像装置5Y内のトナー消費に応じて、トナー収納容器32Yに収容されているトナーが、補給装置としてのトナー補給装置90を介して現像剤収容部54内に補給される。
その後、現像剤収容部54内に補給されたトナーは、2つの搬送スクリュ55によって、現像剤とともに混合・撹拌されながら、2つの現像剤収容部53、54を循環する(図2の紙面垂直方向の長手方向の移動である。)。そして、現像剤中のトナーは、キャリアとの摩擦帯電によりキャリアに吸着して、現像ローラ51上に形成された磁力によりキャリアとともに現像ローラ51上に担持される。
現像ローラ51上に担持された現像剤は、図3中の矢印方向に搬送されて、ドクターブレード52の位置に達する。そして、現像ローラ51上の現像剤は、この位置で現像剤量が適量化された後に、感光体ドラム1Yとの対向位置(現像領域である。)まで搬送される。そして、現像領域に形成された電界によって、感光体ドラム1Y上に形成された潜像にトナーが吸着される。その後、現像ローラ51上に残った現像剤はスリーブの回転にともない現像剤収容部53の上方に達して、この位置で現像ローラ51から離脱される。
次に、図3にて、トナー補給装置90の構成・動作について、簡単に説明する。
トナー補給装置90は、設置部31に設置されたトナー収納容器32Y(粉体収納容器)の容器本体33を所定方向(図3の矢印方向である。)に回転駆動して、トナー収納容器32Yの内部に収納された粉体としてのトナーを開口部33c(トナー排出口)から容器外に排出して、サブホッパ70を介して現像装置5Yに導くためのものであって、トナー補給経路(トナー搬送経路)を形成している。
なお、図3は、理解を容易にするために、トナー収納容器32Y、トナー補給装置90、現像装置5Yの配置方向などを変えて図示している。実際には、図3において、トナー収納容器32Yとトナー補給装置90の一部との長手方向が紙面垂直方向になるように配設されている(図1参照)。また、搬送管95、96の向きや配置も簡略化して図示している。
画像形成装置本体100の設置部31に設置された各トナー収納容器32Y、32M、32C、32K内のトナーは、各色の現像装置内のトナー消費に応じて、トナー色ごとに設けられたトナー補給装置を経て適宜に各現像装置内に補給される。4つのトナー補給装置は、作像プロセスに用いられるトナーの色が異なる以外はほぼ同一構造である。
詳しくは、図3を参照して、トナー収納容器32Yが装置本体100の設置部31にセットされると、トナー収納容器32Yのシャッタ部材35が装置本体100のトナー搬送ノズル91(ノズル)に押動されて、トナー搬送ノズル91が開口部33cを介してトナー収納容器32Y(容器本体33)の内部に挿入される。これにより、トナー収納容器32Yの内部に収容されたトナーの排出(トナー搬送ノズル91を介した排出である。)が可能になる。
なお、トナー収納容器32Yの底部(図3の左方である。)には、トナー収納容器32Yの設置部31への装着操作を容易にするための把持部33d(容器本体33の外径よりも小さな外径で形成されている。)が形成されている。ユーザーは、把持部33dを把持しながら、トナー収納容器32Yを設置部31にセットしたり、設置部31からトナー収納容器32Yを取り出したりすることになる。
ここで、図3を参照して、トナー収納容器32Yには、回転軸方向(図3の左右方向であって、容器本体33の長手方向である。)に複数の突出部33a(溝部)が並設された容器本体33が設けられている。具体的に、複数の突出部33aは、容器本体33の外周面側から内周面側にかけて凹状に形成されていて、容器本体33を回転駆動して容器本体33内のトナーを図3の左方から右方に搬送するためのものである。容器本体33の内部において図3の左方から右方に搬送されたトナーは、トナー搬送ノズル91を介して容器外部に排出されることになる。
また、容器本体33の頭部側(図3の右方であって、回転軸方向一端側である。)の外周面には、画像形成装置本体100の駆動ギア110に噛合するギア部37が形成されている。トナー収納容器32Yが設置部31に装着されると、容器本体33のギア部37が画像形成装置本体100の駆動ギア110に噛合することになる。そして、駆動モータ115が駆動されると、そのモータ軸に設置された駆動ギア110からギア部37に駆動が伝達されて、容器本体33が回転軸Xを中心に回転駆動されることになる。すなわち、駆動モータ115と駆動ギア110とが、容器本体33を回転駆動する駆動機構として機能することになる。
なお、トナー収納容器32Yの構成・動作については、後でさらに詳しく説明する。
一方、図3を参照して、トナー搬送ノズル91には、搬送スクリュ92が内設されている。そして、搬送スクリュ92がモータ93によって回転駆動されることで、トナー収納容器32Yの内部において流入口からトナー搬送ノズル91内に流入されたトナーが、搬送スクリュ92によって図3の左方から右方に搬送される。そして、トナー搬送ノズル91の流出口からホッパ81に向けてトナーが排出される。
ここで、トナー搬送ノズル91の流出口の下方には、落下経路部82を介してホッパ81が設けられている。ホッパ81内に貯留されたトナーは、搬送手段によって下流にある現像装置に搬送される。
図3を用いて、搬送手段による搬送メカニズムについて説明する。
ホッパ81の底部には吸引口83が設けられていて、この吸引口83が搬送管95(チューブ)の一端に接続されている。搬送管95は、親トナー性の低いフレキシブルなゴム材料からなり、その他端が現像剤ポンプ60(ダイヤフラムポンプ)に接続されている。現像剤ポンプ60は、サブホッパ70、搬送管96を介して現像装置5Yに接続されている。
このように構成されたトナー補給装置90において、駆動モータ115(駆動機構)によってトナー収納容器32Yの容器本体33が回転駆動されて、トナー収納容器32Yの内部に収容されたトナーがトナー搬送ノズル91を介して容器外に排出される。トナー収納容器32Yから排出されたトナーは、落下経路部82を落下してホッパ81に貯留される。ホッパ81に貯留されたトナーは、現像剤ポンプ60が稼働することで、空気とともに吸引口83から吸引されて搬送管95を介して現像剤ポンプ60からサブホッパ70に向けて搬送される。そして、サブホッパ70に搬送されて貯留されたトナーは、搬送管96を介して現像装置5Y内に適宜に補給される。すなわち、トナー収納容器32Y内のトナーは、図3中の破線矢印方向に搬送されることになる。
なお、搬送手段は上記のものに限られず、例えば、ホッパ81内に貯留されたトナーをホッパ81に設けられたスクリュ等で直接的に現像装置5Yに搬送するように構成されたものであってもよい。
トナー残量検知センサ86は、トナー収納容器32Yの内部に収容されたトナーが空になった状態(トナーエンド状態)、又は、それに近い状態(トナーニアエンド状態)を間接的に検知するためのものであって、吸引口83に近い位置に設置されている。そして、トナー残量検知センサ86の検知結果に基づいて、トナー収納容器32Yからトナーを排出している。
詳しくは、トナー残量検知センサ86としては、圧電センサ、透過光センサなどを用いることができる。トナー残量検知センサ86の検知面の高さは、吸引口83の上方に堆積されるトナー量(堆積高さ)が狙いの値になるように設定されている。
そして、トナー残量検知センサ86の検知結果に基づいて、トナー収納容器32Y(容器本体33)を回転駆動する駆動モータ115の駆動タイミングや駆動時間が制御される。具体的に、トナー残量検知センサ86によってその位置にトナーがないものと判別された場合には駆動モータ115が所定時間だけ駆動されて、トナー残量検知センサ86によってその位置にトナーがあるものと判別された場合には駆動モータ115の駆動が停止されることになる。そして、そのような制御が繰り返しおこなわれても、トナー残量検知センサ86によってその位置にトナーがない状態が連続的に検知された場合には、トナー収納容器32Yの内部に収容されたトナーが空になった状態(トナーエンド状態)、又は、それに近い状態(トナーニアエンド状態)であるものと判別されることになる。
以下、図4~図6等を用いて、本実施の形態におけるトナー収納容器32Yにおいて、特徴的な構成・動作について説明する。
先に図3等を用いて説明したように、本実施の形態におけるトナー収納容器32Yは、回転可能な容器本体33、被保持部34(キャップ部材)、シャッタ部材35などが設けられている。
容器本体33には、回転軸方向一端側(図4、図5の左側である。)に、容器本体33内のトナーを排出するための開口部33c(トナー排出口)が形成されている。
シャッタ部材35は、画像形成装置本体100(設置部31)へのトナー収納容器32Yの着脱に連動して容器本体33の開口部33cを開閉するものである。すなわち、設置部31にトナー収納容器32Yが装着されると、その装着動作に連動して、開口部33cを閉鎖していたシャッタ部材35が、開口部33cを開放するように移動することになる。これに対して、設置部31からトナー収納容器32Yが取り出されると、その離脱動作に連動して、開口部33cを開放していたシャッタ部材35が、開口部33cを閉鎖するように移動することになる。
被保持部34は、図4に示すように、容器本体33の回転軸方向一端側(図4の左側である。)を覆うように設置されていて、画像形成装置本体100の設置部31(図3参照)に非回転で保持されるものである。換言すると、被保持部34は、容器本体33に対して相対的に回転可能に構成されていることになる。
また、図4を参照して、容器本体33には、回転軸方向一端側(図4の左側である。)の外周面に、容器本体33とともに回転可能なギア部37が設けられている。そして、トナー収納容器32Yが設置部31に装着されると、容器本体33のギア部37が画像形成装置本体100の駆動ギア110に噛合して、容器本体33が回転駆動可能な状態になる。
また、図4を参照して、トナー収納容器32Yには、情報記憶装置としてのIDチップ50を保持する保持部材39が設けられている。
IDチップ50(情報記憶装置)は、画像形成装置本体100の制御部との間で種々の情報のやり取りをおこなうためのものである。具体的に、IDチップ50には、トナー収納容器32Yに収容されたトナーの製造年月日、製造ロット番号、色、種類などの情報や、トナー収納容器32Y自体の製造年月日、仕向地、製造工場、リサイクルの有無などの情報が予め記憶されている。そして、トナー収納容器32Yが設置部31に装着されると、図4に示すように、IDチップ50が画像形成装置本体100の読書き装置120に通信可能に接触する。そして、IDチップ50に記憶された情報が読書き装置120によって読み取られて制御部に送られる。さらに、画像形成装置本体100の制御部の側からも、画像形成装置100における使用履歴などの情報が読書き装置120を介してIDチップ50に送られて、それらの情報がIDチップ50に適宜記憶される。
なお、IDチップ50を保持する保持部材39は、被保持部34(キャップ部)に保持されている。
ここで、図4~図6を参照して、本実施の形態におけるトナー収納容器32Yにおいて、容器本体33は、その内周面に、突出部33a(溝部)が、回転軸方向(図4、図5(B)の左右方向であって、図5(A)、図6の紙面垂直方向である。)に複数形成されている。突出部33aは、内側(回転軸Xの側)に向かって突出するとともに、回転軸方向に対して傾斜する傾斜面K1が形成されている。この傾斜面K1は、図5(B)の右側から左側に向けて上方に傾斜する傾斜面であって、容器本体33の回転にともない容器本体33内のトナーを開口部33cに搬送させる力を生じさせるものである。そして、このように構成された複数の突出部33aによって、容器本体33が所定方向(図6の矢印方向である。)に回転したときに、容器本体33に収納されたトナーが回転軸方向他端側(図4、図5(B)の右側)から回転軸方向一端側(図4、図5(B)の左側)に搬送されることになる。
特に、本実施の形態において、複数の突出部33aは、図5(B)、図6に示すように、回転軸方向に直交する断面でみたときに、回転方向の略同じ位置に配置されている。
なお、本実施の形態において、突出部33aは、容器本体33の外周面から内側に突出するように溝状に形成されている。
また、本実施の形態において、突出部33aは、容器本体33の円錐部33t(開口部33c側のすり鉢状の領域Wであって、図5(B)参照)を除く部分に、5つ設けられている。
また、本実施の形態における容器本体33には、5つの突出部33a(第1突出部)の他に、第2突出部33bが開口部33cの近傍に形成されているが、これについては後で詳しく説明する。
ここで、本実施の形態において、複数の突出部33aは、回転軸方向に隣接する2つの突出部33aの、回転軸方向一端側の突出部33aの回転軸方向他端側の回転軸方向の範囲と、回転軸方向他端側の突出部33aの回転軸方向一端側の回転軸方向の範囲と、が重なるように配置されている。
すなわち、図5(B)に示すように、5つの突出部33aは、互いに隣接するもの同士が、破線で囲んだ部分A1~A4が重なるように(オーバーラップするように)配置されている。
具体的に、図5(B)を参照して、5つの突出部33aのうち、最も左側(回転軸方向一端側)に位置する第1の突出部33aの他端側と、その右側に位置(隣接)する第2の突出部33aの一端側と、が破線で囲んだ範囲A1で重なっている。また、第2の突出部33aの他端側と、その右側に位置(隣接)する第3の突出部33aの一端側と、が破線で囲んだ範囲A2で重なっている。また、第3の突出部33aの他端側と、その右側に位置(隣接)する第4の突出部33aの一端側と、が破線で囲んだ範囲A3で重なっている。また、第4の突出部33aの他端側と、最も右側(回転軸方向他端側)に位置(隣接)する第5の突出部33aの一端側と、が破線で囲んだ範囲A4で重なっている。
なお、本願明細書等において、「回転軸方向に隣接する2つの突出部」とは、1つの傾斜面を有する1つの突出部と、その傾斜面に対して最も近い回転軸方向のズレた位置に位置する1つの傾斜面を有する他の突出部と、であるものと定義する。したがって、図5(B)に示すように、互いに一部(破線で囲んだ部分A1~A4)が重なるように配置された2つの突出部33aや、後述する図7(C)の2つの突出部33a1、33a2なども、「回転軸方向に隣接する2つの突出部」であるものとなる。
また、本願明細書等において、「回転軸方向に隣接する2つの突出部の、回転軸方向一端側の突出部の回転軸方向他端側の回転軸方向の範囲と、回転軸方向他端側の突出部の回転軸方向一端側の回転軸方向の範囲と、が重なるように配置された」状態とは、2つの突出部が回転軸方向にズレた位置(又は、完全に重なる位置)に配置された状態(完全に離間することなく、互いの一部(又は全部)が重なる状態)であるものと定義する。したがって、図5(B)に示すように、隣接する2つの突出部33aにおいて回転軸方向の短い範囲が重なるように配置された場合はもちろんのこと、隣接する2つの突出部33aにおいて回転軸方向の長い範囲(突出部33aの回転軸方向長さの半分以上)が重なるように配置された場合なども、「回転軸方向に隣接する2つの突出部の、回転軸方向一端側の突出部の回転軸方向他端側の回転軸方向の範囲と、回転軸方向他端側の突出部の回転軸方向一端側の回転軸方向の範囲と、が重なるように配置された」状態であるものとなる。
このように、トナー収納容器32Yにおける複数の突出部33aは、隣接するもの同士が隙間をあけて配置されるのではなく(図7に示す比較例としてのトナー収納容器132Y参照)、隣接するもの同士が隙間をあけずに端部同士が重なり合うように配置されている。そのため、収納可能なトナー容量が少なくなることなく、トナーエンド時におけるトナー残量が多くなる不具合が生じにくくなる。
詳しくは、特許文献1のもののように、容器本体の周面に螺旋状の溝(突出部)を設けたものは、その溝の分だけ容器本体の内容積が小さくなって、収納可能なトナー容量が少なくなってしまっていた。これに対して、本実施の形態のものは、容器本体の回転方向の全域に螺旋状の溝が形成されているのではなくて、容器本体33の回転方向の一部にのみ複数の突出部33a(溝部)を形成しているので、容器本体33において内側に突出する部分が占める割合が減ぜられ、同じ内径の容器本体に対して螺旋状の溝を形成する場合に比べて、収納可能なトナー容量が多くなる。
また、図7に示す比較例としてのトナー収納容器132Yのように、容器本体133における複数の突出部33aが、隣接するもの同士が隙間をあけて配置されてしまうと、隣接する突出部33aと突出部33aとの間にトナーが溜まりやすくなる。そのため、トナーエンド時に容器本体33内に残留するトナー残量が多くなってしまう(トナーが無駄に残留した状態でトナー収納容器32Yを交換しなければならなくなる)。
これに対して、本実施の形態では、容器本体133における複数の突出部33aが、隣接するもの同士が隙間をあけずに配置されているため、上述したような不具合が生じにくくなる。
ここで、本実施の形態において、容器本体33は、開口部33cに対して回転軸方向他端側の位置であって、複数の突出部33a(第1突出部)に対して回転軸方向一端側の位置の内周面に(図5(B)の領域Wの内周面である。)、内側に向かって突出するとともに回転軸方向に対して突出部33a(第1突出部)の傾斜面K1の角度θ1よりも小さな角度θ2(<θ1)で傾斜する傾斜面K2が形成された第2突出部33bが、設けられている。
この第2突出部33bは、複数の第1突出部33aによって回転軸方向に搬送されたトナーを、開口部33cに向けて汲み上げながら搬送するものである。第2突出部33bの傾斜面K2の傾斜角度θ2は小さいため、回転軸方向の搬送力が低くなる分、トナーを汲み上げる力が作用しやすくなる。
また、本実施の形態において、容器本体33は、複数の突出部33a(第1突出部)に対して回転軸方向一端側の位置から開口部33cにかけて(図5(B)の領域Wである。)、その内周面の内径が漸減するように形成されている。
具体的に、容器本体33は、領域Wを除く部分(第1突出部33aが設けられた部分である。)がほぼ同径に形成されていて、領域Wにすり鉢状の円錐部33tが形成されている。
このように円錐部33tを設けることで、複数の第1突出部33aによって回転軸方向に搬送されたトナーが、開口部33cに向けてスムーズに汲み上げられて、開口部33cから外部にスムーズに排出されることになる。
特に、本実施の形態では、この円錐部33tに第2突出部33bが設けられているため、開口部33cに向けてのスムーズなトナーの汲み上げと、開口部33cから外部へのスムーズなトナーの排出と、が促進されることになる。
なお、本実施の形態では、5つの第1突出部33aのうち第2突出部33bに隣接する第1突出部33aの回転軸方向一端側の回転軸方向の範囲と、第2突出部33bの回転軸方向他端側の回転軸方向の範囲と、が重なるように配置されている。これにより、第1突出部33aと第2突出部33bとの間にトナーが溜まってしまう不具合が生じにくくなる。
<変形例>
図8~図10に示すように、変形例におけるトナー収納容器32Y(容器本体33)の複数の突出部33a1~33a10(第1突出部)は、回転軸方向に隣接する2つの突出部33aが、回転軸方向に直交する断面でみたときに、回転方向の異なる位置(本実施の形態では、容器本体33の回転軸Xを中心に回転方向に略180°ずれた位置である。)に配置されている。
また、変形例では、2つの第2突出部33b1、33b2bが、回転方向の異なる位置に設けられている。
詳しくは、容器本体33の回転方向の一部(A-A断面に対応する位置である。)には、5つの第1突出部33a1、33a3、33a5、33a7、33a9が互いに隙間をあけて回転軸方向に並設され、開口部33cの近傍に第2突出部33b1が設けられている。そして、容器本体33の回転方向の異なる部分(B-B断面に対応する位置である。)には、5つの第1突出部33a2、33a4、33a6、33a8、33a10が互いに隙間をあけて回転軸方向に並設され、開口部33cの近傍に第2突出部33b2が設けられている。
そして、図8(C)に示すように、合計10個の突出部33a1~33a10は、A-A断面に対応する位置に配置されたものとB-B断面に対応する位置に配置されたものとを重ねてみると、A-A断面に対応する位置とB-B断面に対応する位置とに交互に配置されている。すなわち、突出部33a1、33a2、33a3、33a4、33a5、33a6、33a7、33a8、33a9、33a10の順番で回転軸方向に配置されている。
そして、変形例においても、10個の突出部33a1~33a10は、回転軸方向に隣接する2つの突出部の、回転軸方向一端側の突出部の回転軸方向他端側の回転軸方向の範囲と、回転軸方向他端側の突出部の回転軸方向一端側の回転軸方向の範囲と、が重なるように配置されている。具体的に、回転軸方向に隣接する2つの突出部33a1、33a2は、回転軸方向に隙間をあけずに端部同士が範囲A1で重なり合うように配置されている。回転軸方向に隣接する他の2つの突出部33a2、33a3(2つの突出部33a3、33a4、2つの突出部33a4、33a5、2つの突出部33a5、33a6、2つの突出部33a6、33a7、2つの突出部33a7、33a8、2つの突出部33a8、33a9、2つの突出部33a9、33a10)についても、それぞれ端部同士が範囲A2~A9で重なり合うように配置されている。
さらに具体的に、図10(A)を参照して、容器本体33において第1突出部33a1と第2突出部33b1とがオーバーラップする部分の断面(F1-F1断面)は、段状に形成されることになる。また、図10(B)、(C)を参照して、A-A断面に対応する位置に配列された第1突出部33a3、33a7(33a1、33a5、33a9)と、B-B断面に対応する位置に配列された第1突出部33a2、33a8(33a4、33a6、33a10)と、がオーバーラップする部分の断面(F2-F2断面、F3-F3断面)は、突出部の深さ(大きさ)が異なる部分が存在することになる。
そして、このように構成した変形例においても、10個の突出部33a1~33a10の回転軸方向に隣接する2つの突出部の間にトナーが溜まりにくくなる。すなわち、回転軸方向にみたときに、トナー搬送性が低くなってトナーが停滞してしまう領域が形成されにくくなる。
したがって、変形例においても、収納可能なトナー容量が少なくなることなく、トナーエンド時におけるトナー残量が多くなる不具合を生じにくくすることができる。
以上説明したように、本実施の形態におけるトナー収納容器32Yは、回転可能な容器本体33を備えたトナー収納容器であって、容器本体33は、回転軸方向一端側に開口部33cが形成されて、その内周面に、内側に向かって突出するとともに回転軸方向に対して傾斜する傾斜面K1が形成された突出部33aが、回転軸方向に複数形成されている。そして、複数の突出部33aは、回転軸方向に隣接する2つの突出部33aの、回転軸方向一端側の突出部33aの回転軸方向他端側の回転軸方向の範囲と、回転軸方向他端側の突出部33aの回転軸方向一端側の回転軸方向の範囲と、が重なるように配置されている。
これにより、収納可能なトナー容量が少なくなることなく、トナーエンド時におけるトナー残量が多くなる不具合を生じにくくすることができる。
なお、本実施の形態では、トナー(1成分現像剤)が収納されるトナー収納容器32Yに対して本発明を適用したが、本発明が適用されるトナー収納容器はこれに限定されることなく、トナーとキャリアとからなる2成分現像剤が収容されるトナー収納容器に対しても本発明を適用することもできる。
そして、そのような場合であっても、本実施の形態のものとほぼ同様の効果を得ることができる。
なお、本発明が本実施の形態に限定されず、本発明の技術思想の範囲内において、本実施の形態の中で示唆した以外にも、本実施の形態は適宜変更され得ることは明らかである。また、上記構成部材の数、位置、形状等は本実施の形態に限定されず、本発明を実施する上で好適な数、位置、形状等にすることができる。
5Y 現像装置(被補給部)、
32Y、32M、32C、32K トナー収納容器(粉体収納容器)、
33 容器本体、
33a、33a1~33a10 突出部(第1突出部)、
33b 第2突出部、
33t 円錐部、
34 被保持部(キャップ部材)、
35 シャッタ部材、
37 ギア部、
39 保持部材、
50 IDチップ(情報記憶装置)、
100 画像形成装置(画像形成装置本体)、
120 読書き装置、
K1、K2 傾斜面。
特許第5435380号公報

Claims (10)

  1. 回転可能な容器本体を備えたトナー収納容器であって、
    前記容器本体は、
    回転軸方向一端側に開口部が形成されて、
    その内周面に、内側に向かって突出するとともに回転軸方向に対して傾斜する傾斜面が形成された突出部が、回転軸方向に複数形成され、
    前記複数の突出部は、回転軸方向に隣接する2つの突出部の、回転軸方向一端側の突出部の回転軸方向他端側の回転軸方向の範囲と、回転軸方向他端側の突出部の回転軸方向一端側の回転軸方向の範囲と、が重なるように配置されたことを特徴とするトナー収納容器。
  2. 前記複数の突出部は、回転軸方向に直交する断面でみたときに、回転方向の略同じ位置に配置されたことを特徴とする請求項1に記載のトナー収納容器。
  3. 前記複数の突出部は、回転軸方向に隣接する2つの突出部が、回転軸方向に直交する断面でみたときに、回転方向の異なる位置に配置されたことを特徴とする請求項1に記載のトナー収納容器。
  4. 前記回転方向の異なる位置は、前記容器本体の回転軸を中心に回転方向に略180°ずれた位置であることを特徴とする請求項3に記載のトナー収納容器。
  5. 前記容器本体が所定方向に回転したときに、前記容器本体に収納されたトナーが前記複数の突出部によって回転軸方向他端側から回転軸方向一端側に搬送されることを特徴とする請求項1~請求項4のいずれかに記載のトナー収納容器。
  6. 前記容器本体は、前記開口部に対して回転軸方向他端側の位置であって、前記複数の突出部に対して回転軸方向一端側の位置の内周面に、内側に向かって突出するとともに回転軸方向に対して前記突出部の傾斜面よりも小さな角度で傾斜する傾斜面が形成された第2突出部が、設けられたことを特徴とする請求項1~請求項5のいずれかに記載のトナー収納容器。
  7. 2つの前記第2突出部が、回転方向の異なる位置に設けられたことを特徴とする請求項6に記載のトナー収納容器。
  8. 前記容器本体は、前記複数の突出部に対して回転軸方向一端側の位置から前記開口部にかけて、その内周面の内径が漸減するように形成されたことを特徴とする請求項1~請求項7のいずれかに記載のトナー収納容器。
  9. 前記容器本体の回転軸方向一端側を覆うように設置されて、画像形成装置本体に非回転で保持される被保持部と、
    情報記憶装置を保持するとともに、前記被保持部に保持される保持部材と、
    前記画像形成装置本体への当該トナー収納容器の着脱に連動して前記開口部を開閉するシャッタ部材と、
    を備え、
    前記容器本体は、回転軸方向一端側の外周面に前記容器本体とともに回転可能なギア部を具備したことを特徴とする請求項1~請求項8のいずれかに記載のトナー収納容器。
  10. 請求項1~請求項9のいずれかに記載のトナー収納容器が着脱可能に設置されたことを特徴とする画像形成装置。
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