JP4689265B2 - 現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジ及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、複写機、ファクシミリ、レーザプリンタやこれらの複合機の現像装置、プロ
セスカートリッジ及び画像形成装置に関する。
現像ローラと、この表面に現像剤を供給する回転搬送部材を備え、回転搬送部材から現
像ローラに供給される現像剤の量をブレードなどの部材で規制する現像装置が特許文献1
に記載されている。
特開2000−305359号公報
従来の現像剤の規制手法では、回転搬送部材によって現像ローラに向かって搬送される
現像剤を、規制部を設けて均一となるようにしているが、この規制部に対する現像剤の供
給にバラツキがあると現像ローラに安定した現像剤の供給が難しく、現像剤の供給のバラ
ツキは回転搬送部材に起因している。
本発明は、現像ローラ表面に現像剤を供給する回転搬送体を備えた現像装置において、
従来技術とは異なる視点で、回転搬送体に起因する現像剤ムラを低減することを目的とす
る。
上記目的を設定するため、本発明では、現像剤を持する現像ローラと、現像ローラの表面に現像剤を供給する回転搬送部材を備え、現像ローラは、回転搬送部材の斜め上方に位置するとともに、回転搬送部材に対向する表面が上方から下方に向うように回転し、回転搬送部材は現像ローラと同方向に回転する現像装置において、現像ローラの下方に位置し、現像ローラの表面に持される現像剤を規制する第1の段部と、第1の段部と回転搬送部材の間であって、第1の段部よりも低く、この第1の段部の現像ローラの回転方向上流側の角部から回転搬送部材の下側への接線よりもその一部が回転搬送部材側に突出する第2の段部とを有し、第2の段部の、回転搬送部材側に突出した部分における回転搬送部材側の端部が、現像ローラの真下よりも回転方向下流側に位置していることを特徴としている。
本発明によれば、回転搬送部材から直接第1の段部へ向かう現像剤の流れが、第2の段
部により阻止されるので、回転搬送部材から搬送される現像剤が、一旦第2の段部により
整流されて、その後第1の段部へ移動することとなり、回転搬送部材に起因する現像剤の
ムラを低減することができる。
以下、この発明を適用した画像形成装置の実施形態の一例として、電子写真方式のプリ
ンタ(以下、単にプリンタという)について説明する。なお、作像部に関してはプロセス
カートリッジとして説明する。
まず、本プリンタの基本的な構成について説明する。図1は、本プリンタの概略構成図
である。図1において、符号100はプリンタ本体を示す。プリンタ本体100は、イエ
ロー、マゼンタ、シアン、ブラック(以下、Y、M、C、Kと記す)のトナー像を生成す
るための4つのプロセスカートリッジ6Y,6M,6C,6Kを備えている。各プロセス
カートリッジは、現像剤として互いに異なる色のY,M,C,Kトナーを用いるが、それ
以外は同様の構成とされている。
Yトナー像を生成するためのプロセスカートリッジ6Yを例に、プロセスカートリッジ
の構成を説明する。図2に示すように、プロセスカートリッジ6Yは、ドラム状の感光体
1Y、ドラムクリーニング装置2Y、図示しない除電装置、帯電装置4Y、現像装置5Y
等を備えている。このプロセスカートリッジ6Yは、プリンタ本体100に脱着可能であ
り、一度に消耗部品を交換できるようになっている。
帯電装置4Yは、図示しない駆動手段によって図中時計回りに回転される感光体1Yの
表面を一様に帯電させる。一様に帯電された感光体1Yの表面は、レーザ光Lによって露
光走査されてY用の静電潜像を担持する。このYの静電潜像は、Yトナーを用いる現像装
置5YによってYトナー像に現像され、中間転写ベルト8上に中間転写される。ドラムク
リーニング装置2Yは、中間転写工程を経た後の感光体1Y表面に残留したトナーを除去
する。除電装置は、クリーニング後の感光体1Yの残留電荷を除電し、除電により、感光
体1Yの表面が初期化されて次の画像形成に備えられる。
他のプロセスカートリッジ6M,6C,6Kにおいても、同様にして感光体1M,1C
,1K上にM,C,Kの各トナー像が形成され、中間転写ベルト8上に中間転写される。
先に示した図1においてプロセスカートリッジ6Y,6M,6C,6Kの図中下方には露
光装置7が配設されている。潜像形成手段たる露光装置7は、画像情報に基づいて発した
レーザ光Lを、プロセスカートリッジ6Y,6M,6C,6Kにおけるそれぞれの感光体
に照射して露光する。この露光により、感光体1Y,1M,1C,1K上にY,M,C,
K用の静電潜像が形成される。なお露光装置7は、光源から発したレーザ光Lを、モータ
によって回転駆動したポリゴンミラーで走査しながら、複数の光学レンズやミラーを介し
て感光体に照射するものである。
露光装置7の図中下側には、収容手段としての紙収容カセット26、これらに組み込ま
れた給紙ローラ27、レジストローラ対28など有する給紙手段が配設されている。紙収
容カセット26は、記録体たる転写紙Pが複数枚重ねて収納しており、それぞれの一番上
の転写紙Pには給紙ローラ27が当接している。給紙ローラ27が図示しない駆動手段に
よって図中反時計回りに回転されると、一番上の転写紙Pがレジストローラ対28のロー
ラ間に向けて給紙される。レジストローラ対28は、転写紙Pを挟み込むべく両ローラを
回転駆動するが、挟み込んですぐに回転を一旦停止させる。そして、転写紙Pを適切なタ
イミングで後述の2次転写ニップに向けて送り出す。かかる構成の給紙手段においては、
給紙ローラ27と、レジストローラ対28との組合せによって搬送手段が構成されている
。この搬送手段は、転写紙Pを紙収容カセット26から後述の2次転写ニップまで搬送す
るものである。
プロセスカートリッジ6Y,6M,6C,6Kの図中上方には、中間転写体たる中間転
写ベルト8を張架しながら無端移動せしめる中間転写ユニット15が配設されている。こ
の中間転写ユニット15は、中間転写ベルト8の他、4つの1次転写バイアスローラ9Y
,9M,9C,9K、クリーニング装置10などを備えている。この中間転写ユニット1
5は、2次転写バックアップローラ12、クリーニングバックアップローラ13、テンシ
ョンローラ14なども備えている。中間転写ベルト8は、これら3つのローラ12,13
,14に張架されながら、少なくとも何れか1つのローラの回転駆動によって図中反時計
回りに無端移動される。1次転写バイアスローラ9Y,9M,9C,9Kは、このように
無端移動せしめられる中間転写ベルト8を感光体1Y,1M,1C,1Kとの間に挟み込
んでそれぞれ1次転写ニップを形成している。これらは中間転写ベルト8の裏面(ループ
内周面)にトナーとは逆極性(例えばプラス)の転写バイアスを印加する方式のものであ
る。
1次転写バイアスローラ9Y,9M,9C,9Kを除くローラは、全て電気的に接地さ
れている。中間転写ベルト8は、その無端移動に伴ってY,M,C,K用の1次転写ニッ
プを順次通過していく過程で、感光体1Y,1M,1C,1K上のY,M,C,Kトナー
像が重ね合わせて1次転写される。これにより、中間転写ベルト8上に4色重ね合わせト
ナー像(以下、4色トナー像という)が形成される。2次転写バックアップローラ12は
、2次転写ローラ19との間に中間転写ベルト8を挟み込んで2次転写ニップを形成して
いる。中間転写ベルト8上に形成された4色トナー像は、この2次転写ニップで転写紙P
に転写される。2次転写ニップを通過した後の中間転写ベルト8には、転写紙Pに転写さ
れなかった転写残トナーが付着している。これはクリーニング装置10によってクリーニ
ングされる。
2次転写ニップにおいては、転写紙Pが互いに順方向に表面移動する中間転写ベルト8
と2次転写ローラ19との間に挟まれて、レジストローラ対28側とは反対方向に搬送さ
れる。2次転写ニップから送り出された転写紙Pは、定着装置20のローラ間を通過する
際に熱と圧力とにより、表面に転写された4色トナー像が定着される。
その後、転写紙Pは、排紙ローラ対29のローラ間を経て機外へと排出される。プリン
タ本体100の上面には、スタック部30が形成されており、排紙ローラ対29によって
機外に排出された転写紙Pが、このスタック部30に順次スタックされる。なお、このス
タック部30の下側には各色のトナーボトル32Y、32M,32C,32Kが設けられ
ている。符号31はトナーボトル保持台である。
次に本発明の特徴的構成を備えた現像装置について形成する。各現像装置の構成も搬送するトナーの色が異なる以外は、同一構成を採っているので、ここでは、図2に示すプロセスカートリッジ6Yに装着されている現像装置5Yを例に説明する。
現像装置5Yは、その現像装置本体60Yの内部に、磁界発生手段を備え、磁性粒子と
トナーを含む二成分系現像剤を表面担持して搬送する現像剤担持体としての現像ローラ5
1Yと、現像ローラ51Yの表面に現像剤を供給する回転搬送部材としての搬送スクリュ
ー52Y,53Yと、現像ローラ51Yの下方に位置し、現像ローラ51Yの表面に担持
されて搬送される現像剤の層厚を規制する現像剤規制部材であり第1の段部としてのドク
ター54Yと、ドクター54Yと搬送スクリュー53Yの間に配置された第2の段部とし
ての貯留部55Yと、本体駆動歯車56Yとを備えている。
本体駆動歯車56Yは、搬送スクリュー52Y,53Y及び現像ローラ51Yの各端部
に設けた歯車と連結されているとともに、駆動源となる駆動モータ70Yとも図示しない
駆動伝達機構を介して連結されており、駆動モータ70Yが制御部80によって駆動され
ると、現像ローラ51Yを搬送スクリュー53Yに向かって下向きの回転となる反時計周
りに回転させるとともに、搬送スクリュー52Y,53Yを現像ローラ51Yと同方向に
それぞれ回転させる回転駆動部をなしている。
現像ローラ51Yは、現像装置本体60Y内に形成された第1の部屋57Yに回転自在に収容され、搬送スクリュー53Yの斜め上方に配置されている。搬送スクリュー52Y,53Yは、現像剤を収容する場所を第2の部屋58Yに回転自在に収納されている。第2の部屋58Yには、トナーを第2の部屋58Yに取り込むためのトナー補給口59Yと、第1の部屋57Yとの連通口61Yとが形成されている。トナー補給口59Yには、一端がトナーボトル32Yと接続されたトナー搬送パイプ43Yの他端が接続されている。第2の部屋58Yには現像剤のトナー濃度を検知するための図示しない濃度検知センサが配置されていて、濃度検知センサでトナー濃度不足を検知すると、トナーボトル32Yからトナーが補給されるようになっている。
第2の部屋58Yは、搬送スクリュー52Y側と搬送スクリュー53Yとを、その一部を開口された隔壁63Yで仕切られている。連通口61Yは、搬送スクリュー53Yの位置する第2の部屋58Yと第1の部屋57Yとを仕切る内壁64Yに形成されている。
ドクター54Yは、内壁64Yとは異なる部材で構成されていて、現像ローラ51Yの
表面との間に僅かな隙間を形成すように、現像装置本体60Yに形成された取付部65Y
にネジ等で装着されている。本形態において、現像装置本体60Yは樹脂剤で成形されて
いて、ドクター54Yは耐磨耗性に富むゴム材で成形されている。ドクター54Yは、現
像ローラ51Yの真下よりも搬送スクリュー53Yと反対側に位置するように、すなわち
、搬送スクリューから遠ざかる側に配置されている。
貯留部55Yは、図3に示すように、現像ローラ51Yの真下に位置し、現像ローラ51Yと対向するように現像装置本体60Yと一体的に形成されている。貯留部55Yは、ドクタ−54Yよりもその位置が低く、ドクター54Yから搬送スクリュー53Yの下側への接線Oよりも搬送スクリュー53Y側に位置するように内壁64Yに一体的に形成されている。本形態において、貯留部55Yは略水平面をなし、その水平方向への幅、すなわち搬送スクリュー53Yからドクター54Yへの現像剤の流れ方向への幅W1が、ドクター54Yの幅Wよりも長く設定されている。
貯留部55Yは、現像ローラ51Yの真下よりも搬送スクリュー53Y側から現像ロー
ラ51Yの真下よりも搬送スクリュー53Yと反対側まで延設している。本形態において
、現像ローラ51Yの真下とは、現像ローラ51Yの回転中心から垂直に降ろした線O1
と交差する位置を指す。この位置において、現像ローラ51Yの表面と貯留部55Yとの
間隔は最も狭くなり、線O1を基準にして現像ローラ51Yの回転方向の上流側及び下流
側に向かうにつれて現像ローラ51の表面と貯留部55Yとの間隔が徐々に広くなるよう
になる。
このような構成の現像装置5Yによると、第2の部屋58Y内の現像剤は、補給されたトナーと当初から収納されている現像剤とが搬送スクリュー52Yで攪拌されて搬送スクリュー52Yの軸線方向に搬送され、隔壁63Yに設けた図示しない開口から搬送スクリュー53Y側に導入される。導入された現像剤は、搬送スクリュー53Yの回転により、同スクリューによって軸線方向に搬送されつつ掻き上げられる。掻き揚げられた現像剤は、連通口61Yからドクター54Yへと搬送される。この時、ドクター54と連通口61Yとの間には貯留部55Yが形成され、かつ貯留部55Yが接線Oよりも搬送スクリュー53Y側に配置されているので、図4に示すように、掻き上げられて本来ドクター54Yに向かうはずの現像剤が一旦、貯留部55Y上に堆積することで整流される。このため、ドクター54Yへは貯留部55Y上に堆積されて整流された現像剤が供給搬送され、供給された現像剤はドクター54Yによって一定の層厚(量)とされて現像ローラ51Yに供給される。このため、搬送スクリュー53Yからの現像剤の搬送にバラツキがある場合でもドクター54Yに対しては安定した量の現像剤が供給されるので、現像剤のムラを低減することができる。
本形態においては、ドクター54Yが現像ローラ51Yの真下よりも搬送スクリュー5
3Yと反対側に位置するように構成したので、現像ローラ51Yの下方に貯留部55を配
置する空間が形成されるので、確実に貯留部55Yを形成できるとともに、ドクター54
Yを現像装置本体60Yに取り付ける際の取付部65Yのスペースも確保することができ
る。
貯留部55Yの幅W1がドクター54Yの幅よりも長いので、貯留部55Y上に堆積さ
れてドクター54Yへと搬送される現像剤の量は、ドクター54Yから現像ローラ51Y
に供給される量よりも多く確保されることになり、ドクター54Yに対しては安定した量
の現像剤の供給を行え、現像剤のムラを低減することができる。
貯留部55Yは、現像ローラ51Yの真下よりも搬送スクリュー53Y側から現像ロー
ラ51Yの真下よりも搬送スクリュー53Yと反対側へと延設しているので、現像ローラ
51Yとの距離が小さくなってから大きくなるまでの間、すなわち、現像ローラ51Yが
、図中矢印a1で示す下向き回転から矢印a2で示す上向きに回転する間、現像剤を整流
しているため、堆積された現像剤と搬送スクリュー53Yで掻き上げられる現像剤との循
環性が良く、より整流作用が高まり、安定した供給量とともにトナー濃度の安定化にも貢
献することができる。
図5に示す形態は、貯留部55Yを、現像ローラ51Yの真下よりも、搬送スクリュー
53Yと反対側に面する、すなわち遠ざかる方向に配置したことを特徴とし、これ以外の
構成は図1から図3に示した現像装置5Yと同様の構成を採る。
このように、貯留部55Yを現像ローラ51Yの真下よりも搬送スクリュー53Yと反
対側に面するように配置すると、現像ローラ51Yとの距離が最も小さいところである現
像ローラ51Yの真下から、現像ローラ51Yとの距離が次第に大きくなる矢印a2で示
す上向きに回転する領域で、現像剤を整流することになるので、堆積された現像剤と搬送
スクリュー53Yで掻き上げられる現像剤との循環性が良く、より整流作用が高まり、ド
クター54Yに対する安定した供給量とともにトナー濃度の安定化にも貢献することがで
きる。
図6に示す形態は、貯留部55Yを、搬送スクリュー53Y側へ傾斜した傾斜面とした
ことを特徴とし、これ以外の構成は、図1から図3に示した現像装置5Yと同様の構成を
採る。
このように、貯留部55Yを、搬送スクリュー53Y側へ傾斜した傾斜面とすると、搬
送スクリュー53Yによって掻き上げられた現像剤が、貯留部55Yが水平の場合よりも
貯留部55Yに乗り易くなって、現像剤の流れに対する圧損を低減されるので、貯留部5
5Y及びドクター54Yに対する現像剤の供給量低下を防止することができる。
上記各形態において、ドクター54Yを貯留部55Yと個別な材質とし、さらに貯留部55Yを現像装置本体60Yの内壁64Yと一体的に形成した形態として説明したが、ドクター54Yと貯留部55Yの材質や形成形態についてはこのように形態に限定されるものではない。
例えば図7に示す現像装置5Yでは、ドクター54Y及び貯留部55Yの双方を内壁6
4Yと一体的に形成している。このような構成とすると、現像装置本体60Yの成形時か
らドクター54Yと貯留部55Yとの位置関係を所定の関係とすることができ、ドクター
54Yを個別に内壁64Yに形成した取付部65Yに装着する作業の削減や、取付作業の
バラツキがなくなる。
図8に示す現像装置5Yは、ドクター54Yと貯留部55Yとを内壁64Yと個別な材
質で形成した形態を示す。この場合、ドクター54Yの取付部65Yを貯留部55Yと一
体的に形成し、この取付部65Yにドクター54Yを予め装着してから現像装置5Yの内
壁64Yに装着する。このため、貯留部55Yとドクターとの位置関係を、現像装置5Y
内という狭い空間ではなく、現像装置5Yの外部で調整することができるので、調整作業
がやり易く、また、微調整も容易に行える。
図9に示す現像装置5Yは、ドクター54Yと貯留部55Yとを一体で成形し、内壁6
4Yと個別な材質で形成し、内壁64Yに対して着脱可能とした形態を示す。この場合、
ドクター54Yと貯留部55Yとが1部品で構成されるので、両者の取付け作業による誤
差がなくなるとともに、ドクター54Yの交換時に貯留部55も一緒に交換することがで
きるので、部品交換してもドクター54Yと貯留部55Yの位置関係が一定の関係に保持
できる。
本発明の一実施の形態を示す画像形成装置の全体構成図である。 現像装置を備えたプロセスカートリッジの内部構成を示す拡大図である。 現像装置に設けた第1の段部と第2の段部の構成を示す拡大図である。 図3に示す第1の段部と第2の段部による現像剤の動作を示す拡大図である。 第2の段部の位置を変更した現像装置の構成を示す拡大図である。 第2の段部が傾斜している現像装置の構成を示す拡大図である。 第1の段部と第2の段部を現像装置本体と一体的に設けた現像装置の構成を示す拡大図である。 第1の段部と第2の段部が現像装置本体と個別に設けた現像装置の構成を示す拡大図である。 第1の段部と第2の段部とを一体化して現像装置本体と個別に設けた現像装置の構成を示す拡大図である。
符号の説明
5(Y,M,C,K) 現像装置
6(Y,M,C,K) プロセスカートリッジ
51(Y,M,C,K) 現像ローラ
53(Y,M,C,K) 回転搬送部材
56(Y,M,C,K) 回転駆動部
54(Y,M,C,K) 第1の段部
55(Y,M,C,K) 第2の段部
60(Y,M,C,K) 現像装置本体
64(Y,M,C,K) 内壁
O 接線

Claims (11)

  1. 現像剤を持する現像ローラと、前記現像ローラの表面に現像剤を供給する回転搬送部材を備え、前記現像ローラは、前記回転搬送部材の斜め上方に位置するとともに、前記回転搬送部材に対向する表面が上方から下方に向うように回転し、前記回転搬送部材は前記現像ローラと同方向に回転する現像装置において、
    前記現像ローラの下方に位置し、前記現像ローラの表面に持される現像剤を規制する第1の段部と、
    前記第1の段部と前記回転搬送部材の間であって、第1の段部よりも低く、この第1の段部の前記現像ローラの回転方向上流側の角部から前記回転搬送部材の下側への接線よりもその一部が前記回転搬送部材側に突出する第2の段部とを有し、
    前記第2の段部の、前記回転搬送部材側に突出した部分における前記回転搬送部材側の端部が、前記現像ローラの真下よりも回転方向下流側に位置していることを特徴とする現像装置。
  2. 請求項1記載の現像装置において、
    第2の段部は、現像装置本体の内壁により形成され、
    第1の段部は、前記現像装置の内壁とは異なる部材により形成されていることを特徴とする現装置。
  3. 請求項1記載の現像装置において、
    第1の段部と第2の段部を、前記現像装置の内壁と一体的に形成したことを特徴とする現装置。
  4. 請求項1記載の現像装置において、
    第1の段部と第2の段部とを、前記現像装置の内壁と異なる部材で形成したことを特徴とする現装置。
  5. 請求項1記載の現像装置において、
    第1の段部と第2の段部とを一体的に、前記現像装置の内壁と異なる部材で形成したことを特徴とする現装置。
  6. 請求項1又は2記載の現像装置において、
    第2の段部は、第1の段部よりも前記回転搬送部材から前記第1の段部へ向かう現像剤の流れ方向に長いことを特徴とする現像装置。
  7. 請求項1ないし6の何れかに記載の現像装置において、
    第2の段部は、水平又は前記回転搬送部材側へ傾斜していることを特徴とする現像装置。
  8. 請求項1ないし7の何れかに記載の現像装置において、
    前記現像装置の内壁によって前記回転搬送部材の上部が覆われ、その一部が開口した連通口を有することを特徴とする現像装置。
  9. 請求項1ないし8の何れか記載の現像装置を装着したことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  10. 請求項1ないし8の何れか記載の現像装置を具備したことを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項9記載のプロセスカートリッジを具備したことを特徴とする画像形成装置。
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