JP2011012200A - 共重合ポリエステルおよびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】テレフタル酸またはそのエステル形成性誘導体成分とエチレングリコール成分、金属スルホイソフタル酸またはそのエステル形成性誘導体成分を全ジカルボン酸成分に対して0.1〜10モル%、および重量平均分子量400〜6000のポリオキシアルキレングリコール0.1〜5.0重量%をエステル化反応、またはエステル交換反応し、次いで減圧下で重縮合反応して共重合ポリエステルを製造するに際して、エステル化またはエステル交換反応触媒として、リチウム化合物、ナトリウム化合物、マグネシウム化合物、カルシウム化合物、チタン化合物、マンガン化合物、コバルト化合物、アルミニウム化合物より選ばれる1種以上を、また重縮合反応触媒としてチタン化合物、アルミニウム化合物より選ばれる1種以上を用いるとともに、減圧を開始してからポリエステルが目標とする重合度に到達するまでの間に色調調整剤を共重合ポリエステルの全質量を基準として0.01〜20ppm添加することを特徴とする共重合ポリエステルの製造方法により達成できる。
【選択図】なし
Description
例えば、アンチモン触媒を使用して得られたポリマーを溶融紡糸して繊維とするときに、アンチモン触媒の残渣が口金孔周りに堆積することが知られている。この堆積が進行するとフィラメントに欠点が生じる原因となるため、適時除去する必要が生じる。アンチモン触媒残渣の堆積が生じるのは、ポリマー中のアンチモン化合物が口金近傍で変成し、一部が気化、散逸した後、アンチモンを主体とする成分が口金に残るためであると考えられている。また、ポリマー中のアンチモン触媒残渣は比較的大きな粒子状となりやすく、異物となって成形加工時のフィルターの濾圧上昇、紡糸の際の糸切れあるいは製膜時のフイルム破れの原因になるなどの好ましくない特性を有しており、操業性を低下させる一因となっている。
この金属スルホネート基を含有するイソフタル酸成分またはポリエーテル成分を共重合成分とする共重合ポリエステルについても、アンチモン触媒を用いない検討が開示されている。例えば、ポリマーの黄色味を抑えるために重金属であるコバルトを添加する方法がある(特許文献6)が、この方法ではアルカリ加工処理排水中に重金属を含んでしまい、環境負荷が大きくなる。また、チタン酸被覆処理をしたアルミニウム化合物を重縮合触媒として用いる方法(特許文献7)では、ポリマーの着色を十分に抑えることが出来なかった。また、共重合ポリエステルの黄色味を抑えるために色調調整剤として有機染料を添加したポリエステルが開示されている(特許文献8、9)が、この方法ではポリエステルの重合時に副生されるエチレングリコールに有機染料が飛散してしまうため、副生したエチレングリコールを使用して新たなポリエステルを合成する際、明度の低下や異物粒子が発生したり、またポリエステルを成形加工した際に色斑が発生するといった課題が生じる。
一般式(I)で表わされるチタン化合物は、テトラアルコキサイドチタン及び/又はテトラフェノキサイドチタンなどが挙げられ、R1〜R4が炭素数1〜10のアルキル基又はフェニル基であれば特に限定されないが、テトライソプロポキシチタン、テトラ−n−プロポキシチタン、テトラ−n−ブトキシチタン、テトラエトキシチタン又はテトラフェノキシチタンなどが好ましく用いられる。また、かかるチタン化合物と反応させる一般式(II)で表される芳香族多価カルボン酸又はその無水物としては、フタル酸、トリメリット酸、ヘミメリット酸若しくはピロメリット酸又はこれらの無水物が好ましく用いられる。一般式(I)で表されるチタン化合物と一般式(II)で表される芳香族多価カルボン酸又はその無水物とを反応させる場合には、溶媒に芳香族多価カルボン酸又はその無水物の全部又は一部を溶解し、これにチタン化合物を滴下し、0〜200℃の温度で30分以上反応させれば良い。また必要に応じてチタン化合物を滴下後、残りの芳香族多価カルボン酸又はその無水物を加えればよい。チタン化合物(I)と式(II)で表される芳香族多価カルボン酸又はその無水物との反応モル比には限定はない。しかし、チタン化合物(I)の割合が高すぎると、得られるポリエステルの色調が悪化したり、軟化点が低下したりすることがあり、逆にチタン化合物(I)の割合が低すぎると重縮合反応が進みにくくなることがある。このため、チタン化合物(I)と式(II)で表される芳香族多価カルボン酸又はその無水物との反応モル比は、2/1〜2/5の範囲内にコントロールされることが好ましい。この反応によって得られる反応生成物を、重縮合触媒として用いても良く、またさらに一般式(III)〜(V)で表されるリン化合物と反応させてもよい。リン化合物と反応させる場合は、反応生成物をそのままリン化合物との反応に供してもよく、あるいはこれを、アセトン、メチルアルコール及び/又は酢酸エチルなどからなる溶剤を用いて再結晶して精製した後、リン化合物と反応させてもよい。
(VI)で表されるリン化合物としては、ビス(2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェニル)ペンタエリスリトール−ジ−ホスファイト、ビス(2,4−ジ−tert−ブチルフェニル)ペンタエリスリトール−ジ−ホスファイトが挙げられる。ビス(2,6−ジ−tert−ブチル−4−メチルフェニル)ペンタエリスリトール−ジ−ホスファイトは、アデカスタブPEP−36として旭電化株式会社より入手可能である。ビス(2,4−ジ−tert−ブチルフェニル)ペンタエリスリトール−ジ−ホスファイトは、アデカスタブPEP−24Gとして旭電化株式会社より、またはIRGAFOS126としてチバ・スペシャルティ・ケミカルズ社より入手可能である。
本発明の共重合ポリエステルは、後述する測定方法にて測定したときの固有粘度が、0.3〜1.0dlg−1であるのが好ましい。0.4〜0.8dlg−1であるのがさらに好ましく、0.5〜0.75dlg−1であるのが特に好ましい。
100℃、60分間、オルソクロロフェノールを溶媒として溶解させた希薄溶液を、ウベローデ粘度計を用いて25℃にて測定した。
モノエタノールアミンを溶媒として、1,6−ヘキサンジオール/メタノール混合溶液を加えて冷却し、中和した後遠心分離した後に、上澄み液をガスクロマトグラフィ(島津製作所社製、GC−14A)にて測定した。
色差計(スガ試験機社製、SMカラーコンピュータ型式SM−T45)を用いて、ハンター値(L、a、b値)として測定した。
共重合ポリエステルを、150℃で12時間減圧乾燥させた後、窒素雰囲気下290℃で40分間加熱溶融させた後に、前記(3)の方法にて色調を測定し、測定数20回の平均値をΔb値290とし同時にΔb値の標準偏差を求めた。
チップ状のサンプルをアルミ板上で加熱溶融した後、圧縮プレス機で平面を有する成形体を作成し、蛍光X線元素分析装置(理学電機工業社製、System3270)により求めた。すなわち、ポリエステルをオルソクロロフェノールに溶解し、必要に応じてクロロホルムで該ポリマー溶液の粘性を調製した後、遠心分離器で粒子を沈降させる。その後、傾斜法で上澄み液のみを回収し、アセトン添加によりポリマーを再析出、濾過、洗浄して粒子を除去したポリマーとする。
ポリエステルを硫酸アンモニウム、硫酸、硝酸、過塩素酸とともに混合して約300℃で9時間湿式分解後、蒸留水で希釈し、理学電機工業株式会社製ICP発光分析装置(JY170ULTRACE)を用いて定性分析し、(5)で求められる金属元素以外の真比重5.0以上の金属元素の有無を確認した。1ppm以上の存在が確認された金属元素について、その元素含有量を示した。
重縮合反応時に発生するエチレングリコール(回収EG)を、親水性メンブレンフィルターでろ過し、ろ液を日本ウォーターズ社製HPLC(アライアンス2690/2487、カラムInertsil Ph−3 3μ 4.6×75mm(GLサイエンス社製))にて含有量を算出した。
ポリマーを150℃にてオルソクロロフェノールに溶解後、分光光度計(HITACHI社製、U−3000)を用いて吸光度を測定して色調調整剤の含有量を算出し、色調調整剤の残存率を下記式より求めた。
ポリマー中の色調調整剤の残存率=ポリマー中の色調調整剤の含有量/ポリマーに添加した色調調整剤の添加量×100(%))
(9)水酸化ナトリウム水溶液中に含有される真比重5.0以上の金属含有量
共重合ポリエステルを数平均粒重20mgの粒状体として、濃度10g/L、温度90℃の水酸化ナトリウム水溶液中に、10g(共重合ポリエステル)/1000g(水酸化ナトリウム水溶液)の割合で10分間含浸させ、含浸後の水酸化ナトリウム水溶液を理学電機工業株式会社製ICP発光分析装置(JY170ULTRACE)を用いて定性分析し、真比重5.0以上の金属元素の含有量を測定した。
ポリエステルをチップ化した後、150℃・15時間真空乾燥し、含水分量を10〜50ppmの範囲にした後、紡糸機に供してメルターにて285℃にて溶融した後、孔径0.18mmφ、孔数16個の紡糸口金から吐出し、1000m/分の速度で引取り、得られた未延伸糸を80℃で2.8倍に延伸した後、ローラー(125℃)で熱セットし、83.3dtex36フィラメントの延伸糸を得る。この延伸糸を、27ゲージの靴下編機(英光産業(株)製)により筒編地を編成した。次いで、これを0.2%の非イオン性活性剤(グランアップCS、三洋化成(株)製)と0.2%のソーダ灰を含む沸騰水で5分間煮沸精錬し、水洗い、乾燥させた。この筒編地を用いてマラカイトグリーン(関東化学製)5%Owf、酢酸0.5ml/L、酢酸ソーダ0.2g/Lからなる浴比1:100の120℃熱水溶液中で60分間染色を行い、染色前後の液中染料濃度差から筒編地の染料吸尽率を求めた。
ポリエステルをチップ化した後、150℃・15時間真空乾燥し、含水分量を10〜50ppmの範囲にした後、紡糸機に供してメルターにて285℃にて溶融した後、孔径0.18mmφ、孔数16個の紡糸口金から吐出し、1000m/分の速度で引取り、72時間紡糸した後の口金孔周辺の堆積物量を、長焦点顕微鏡を用いて観察した。堆積物がほとんど認められない状態を○、堆積物は認められるものの操業可能な状態を△、堆積物が認められ頻繁に糸切れが発生する状態を×として判定した。
無水トリメリット酸のエチレングリコール溶液(0.2質量%)にテトラ−n−ブトキシチタンを無水トリメリット酸に対して1/2モル添加し、空気中常圧下で80℃に保持して60分間反応せしめた。その後常温に冷却し、10倍量のアセトンによって生成触媒を再結晶化させた。析出物をろ紙によって濾過し、100℃で2時間乾燥せしめ、目的の化合物であるチタン触媒3を得た。
無水トリメリット酸のエチレングリコール溶液(0.2質量%)にテトラ−n−ブトキシチタンを無水トリメリット酸に対して1/2モル添加し、空気中常圧下で80℃に保持して60分間反応せしめた。その後常温に冷却し、10倍量のアセトンによって生成触媒を再結晶化させた。析出物をろ紙によって濾過し、100℃で2時間乾燥した。得られた化合物をトリエチルホスホノアセテートのエチレングリコール溶液(2質量%)に加え、120℃で60分間撹拌し、白色スラリーを得た。この化合物をチタン触媒4とした。
リン化合物を表1の通りに変更した以外は参考例2と同様にして調整した。
酢酸アルミニウムのエチレングリコール溶液(0.1質量%)に、トリエチルホスホノアセテートのエチレングリコール溶液をアルミニウム化合物中のアルミニウム原子換算に対してリン化合物中のリン原糸換算で1:2となるように、空気中常圧下で30℃に保持して60分間反応せしめた。得られた化合物をアルミニウム触媒3とした。
<容器1>
ポリエチレンテレフタレートシートを射出成形により厚さ0.2mm、内容積500cm3の容器およびそのふたを成形し、空気抜きを設けた。容器およびふたを合わせた重量は20gであった。
<容器2>
厚さ0.07mmの2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムを、縫製糸としてポリエチレンテレフタレート繊維を用いて縫製し、空気抜きを有した内容積500cm3の袋を作成した。フィルム、糸を含んだ容器の重さは5gであった。
テレフタル酸ジメチル100重量部、エチレングリコール60重量部、酢酸リチウム0.15重量部(得られるポリマーに対してリチウム原子換算で100ppm)、酢酸カルシウム0.044重量部(得られるポリマーに対してカルシウム原子換算で100ppm)、シリコン(東芝シリコン製、TSF433)0.0005重量部、フェノール系酸化防止剤であるペンタエリスリトールーテトラキス[3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシフェニル)プロピオネート(チバ・ジャパンケミカルズ社製;Irganox1010)0.1重量部の混合物に、5ナトリウムイソフタル酸ジメチルエステル(三洋化成工業社製)を2.7重量部(得られるポリマーへの共重合量が1.8モル%)になるように添加し、加圧反応が可能なSUS製容器に仕込んだ。0.07MPaの加圧を行い、140℃から235℃まで撹拌しながら3時間かけて昇温しエステル交換反応槽を進行させた。次いで、重量平均分子量1000のポリエチレングリコール(三洋化成工業社製)を1.1重量部(得られるポリマーへの共重合量が1重量%)を添加した後、缶内を500Torrに減圧し30分間エチレングリコールを留去した。その後得られたエステル交換反応生成物を重縮合反応槽に移行し、ポリマーに対してチタン原子換算で2ppm相当のチタン触媒1(クエン酸キレートチタン化合物)を添加した。5分間撹拌した後、30rpmで攪拌しながら、反応系を250℃から290℃まで徐々に昇温するとともに、圧力を40Paまで下げた。最終温度、最終圧力到達までの時間はともに60分とした。重縮合反応の進行度合いを、系内の攪拌翼への負荷をモニターしなから確認し、所定の攪拌トルク(IV設定値)の80%となった時点(減圧を開始してから125分の時点)で、あらかじめ参考例5で作成した容器1に、C.I. Solvent Blue 45(クラリアント社製;Polysynthren Blue RLS)を得られるポリマーに対して0.8ppm、C.I. Solvent Violet 36(有本化学社製;Plast Violet 8855)得られるポリマーに対して0.2ppmの混合物を詰めて反応缶上部より添加した。その後、所定の攪拌トルク(IV設定値)の92%となった時点(減圧を開始してから145分の時点)で、あらかじめ参考例5で作成した容器1に、得られるポリマーに対してリン原子換算で50ppm相当のテトラキス(2,4−ジ−t−ブチル−5−メチルフェニル)[1,1−ビフェニル]−4,4’−ジイルビスホスホナイト(大崎工業社製、GSY−P101)を詰めて添加した。その後反応を継続し、所定の攪拌トルクに到達したら反応系を窒素パージして常圧に戻して重縮合反応を停止させ、ストランド状に吐出して冷却後、直ちにカッティングしてポリマーのペレットを得た。なお、減圧開始から所定の撹拌トルク到達までの時間は155分であった。
150℃15時間真空乾燥し、含水分量を10〜50ppmの範囲にした後、紡糸機に供してメルターにて285℃にて溶融した後、孔径0.18mmφ、孔数16個の紡糸口金から吐出し、1000m/分の速度で引取り、得られた未延伸糸を80℃で2.8倍に延伸した後、ローラー(125℃)で熱セットし、83.3dtex36フィラメントの延伸糸を得た。溶融紡糸工程においては、紡糸時の口金孔周辺の堆積物及び濾圧上昇はほとんど認められず、また延伸時の糸切れもほとんどなく成形加工性の良好なポリマーであった。この糸の染料吸尽率を求めたところ66%であり、染色性の良好なポリマーであった。
金属スルホネート基を含有するイソフタル酸成分の共重合量、共重合種、ポリエチレングリコールの重量平均分子量と共重合量をそれぞれ変更した以外は実施例1と同様にポリエステルを重合、紡糸、染色した。実施例2、3、8、9、12では染料吸尽率がやや劣っていたが、操業上問題となるレベルではなかった。実施例5、6、10、11、13では、Δb値290、Δb値290の標準偏差がやや大きかったが、成形加工を操業する上では問題ないレベルであった。また実施例6、10、13では、口金の堆積物の観察の結果、若干の堆積物が見られたが、操業に差し支えないレベルであった。それ以外の実施例においては、色調、ポリマー物性、製糸性、染色性は良好であった。
エステル交換反応触媒、重縮合反応触媒の添加種、添加量を表4の通りにそれぞれ変更した以外は実施例1と同様にポリエステルを重合、紡糸、染色した。(実施例14、16では、チタン化合物、アルミニウム化合物をエステル交換反応触媒および重縮合反応触媒として用いた。)実施例25ではΔb値290、Δb値290の標準偏差が大きく、また実施例14、16、18〜22、24ではΔb値290、Δb値290の標準偏差がやや大きい水準もあったが、成形加工を操業する上で問題ないレベルであった。実施例19、20では、ポリマー中に真比重5.0以上の金属が含有し、またポリマーをアルカリ処理した時のアルカリ処理液中に真比重5.0以上の重金属は検出されたが、その量は微量であり問題となるレベルではなかった。また実施例14、16、18、19、20、25では、口金の堆積物の観察の結果、若干の堆積物が見られたが、操業に差し支えないレベルであった。それ以外の実施例においては、色調、ポリマー物性、製糸性、染色性は良好であった。
重縮合触媒の添加種、添加量を表6の通りにそれぞれ変更した以外は実施例1と同様にポリエステルを重合、紡糸、染色した。実施例30、32、34、35ではΔb値290、Δb値290の標準偏差がやや大きかったが、成形加工を操業する上で問題ないレベルであった。それ以外の実施例においては、色調、ポリマー物性、製糸性、染色性は良好であった。
リン化合物の添加量、添加方法、添加時期を表8の通りにそれぞれ変更した以外は実施例1と同様にポリエステルを重合、紡糸、染色した。(実施例49では、リン化合物の添加を行わなかった。)実施例38、49では、Δb値290が大きく、また実施例44、45では、Δb値290の標準偏差が大きかったが、品質上課題となるレベルではなかった。また実施例39、42、47、48ではΔb値290、Δb値290の標準偏差がやや大きかったが、成形加工を操業する上で問題ないレベルであった。また実施例40、41、44、45では、口金の堆積物の観察の結果、若干の堆積物が見られたが、操業に差し支えないレベルであった。それ以外の実施例においては、色調、ポリマー物性、製糸性、染色性は良好であった。
リン化合物の添加種、色調調整剤の添加量、添加種を表10の通りにそれぞれ変更した以外は実施例1と同様にポリエステルを重合、紡糸、染色した。実施例54では、色調L値がやや低く、若干くすんだポリマーであったが品質上問題となるレベルではなかった。また実施例57では、色調L値、a値、b値が低く、やや緑味が強いくすんだ色合いのポリマーであったが、品質上問題となるレベルではなかった。それ以外の実施例においては、色調、ポリマー物性、製糸性、染色性は良好であった。
色調調整剤の添加量、添加種、添加時期、その他の添加剤の添加量、添加種を表12の通りにそれぞれ変更した以外は実施例1と同様にポリエステルを重合、紡糸、染色した。実施例62、63では、ポリマー中に残存する色調調整剤の割合がやや低く、また回収EG中に色調調整剤がわずかに含有していたが操業上問題ないレベルであった。実施例64、65では、Δb値290の標準偏差がやや大きかったが、成形加工を操業する上では問題ないレベルであった。それ以外の実施例においては、色調、ポリマー物性、製糸性、染色性は良好であった。
重合を以下の通りエステル化法によって行った以外は、実施例1と同様に紡糸、染色した。
予め50重量部のビス(ヒドロキシエチル)テレフタレートが滞留する反応器内に、攪拌下、窒素雰囲気で255℃、常圧下に維持された条件下に、ポリマーに対してチタン原子換算で5ppm相当のチタン触媒1(クエン酸キレートチタン化合物)、シリコン(東芝シリコン製、TSF433)0.0005重量部、フェノール系酸化防止剤であるペンタエリスリトールーテトラキス[3,5-ジ-t-ブチル-4-ヒドロキシフェニル)プロピオネート(チバ・ジャパンケミカルズ社製;Irganox1010)0.1重量部の混合物に、5ナトリウムイソフタル酸ジメチルエステル(三洋化成工業社製)を2.7重量部(得られるポリマーへの共重合量が1.8モル%)になるように添加した後、45重量部の高純度テレフタル酸(三井化学社製)と19重量部のエチレングリコールとを混合して調製されたスラリーを一定速度で供給し、反応で発生する水とエチレングリコールを系外に留去しながら、エステル化反応を4時間し反応を完結させた。この時のエステル化率は、98%以上で、生成されたポリエステルオリゴマーの重合度は、約5〜7であった。
このエステル化反応で得られたオリゴマー50重量部を重縮合反応槽に移し、ポリマーに対してチタン原子換算で2ppm相当のチタン触媒1(クエン酸キレートチタン化合物)を添加した。5分間撹拌した後、30rpmで攪拌しながら、反応系を250℃から290℃まで徐々に昇温するとともに、圧力を40Paまで下げた。最終温度、最終圧力到達までの時間はともに60分とした。重縮合反応の進行度合いを、系内の攪拌翼への負荷をモニターしなから確認し、所定の攪拌トルク(IV設定値)の80%となった時点(減圧を開始してから130分の時点)で、あらかじめ参考例5で作成した容器1に、C.I. Solvent Blue 45(クラリアント社製;Polysynthren Blue RLS)を得られるポリマーに対して0.8ppm、C.I. Solvent Violet 36(有本化学社製;Plast Violet 8855)得られるポリマーに対して0.2ppmの混合物を詰めて反応缶上部より添加した。その後、所定の攪拌トルク(IV設定値)の92%となった時点(減圧を開始してから149分の時点)で、あらかじめ参考例5で作成した容器1に、得られるポリマーに対してリン原子換算で50ppm相当のテトラキス(2,4−ジ−t−ブチル−5−メチルフェニル)[1,1−ビフェニル]−4,4’−ジイルビスホスホナイト(大崎工業社製、GSY−P101)を詰めて添加した。その後反応を継続し、所定の攪拌トルクに到達したら反応系を窒素パージして常圧に戻して重縮合反応を停止させ、ストランド状に吐出して冷却後、直ちにカッティングしてポリマーのペレットを得た。なお、減圧開始から所定の撹拌トルク到達までの時間は166分であった。
エステル化触媒の添加種、添加量を表14の通りにそれぞれ変更した以外は実施例72と同様にポリエステルを重合、紡糸、染色した。実施例77、78、80、81ではΔb値290、Δb値290の標準偏差がやや大きい水準もあったが、成形加工を操業する上で問題ないレベルであった。実施例80、81では、ポリマー中に真比重5.0以上の金属が含有し、またポリマーをアルカリ処理した時のアルカリ処理液中に真比重5.0以上の重金属は検出されたが、その量は微量であり問題となるレベルではなかった。また実施例73、74、76〜81では、口金の堆積物の観察の結果、若干の堆積物が見られたが、操業に差し支えないレベルであった。それ以外の実施例においては、色調、ポリマー物性、製糸性、染色性は良好であった。
金属スルホネート基を含有するイソフタル酸成分の共重合量を表16の通りにそれぞれ変更した以外は実施例1と同様にポリエステルを重合、紡糸、染色した。比較例1では、染料吸尽率が低く染色性に劣ったポリマーであった。また比較例2では、溶融紡糸時の口金孔周辺に堆積物が見られ濾圧上昇および糸切れが発生した。
ポリエチレングリコールの重量平均分子量と共重合量を表16の通りにそれぞれ変更した以外は実施例1と同様にポリエステルを重合、紡糸、染色した。比較例3、4、5では、染料吸尽率が低く染色性に劣ったポリマーであった。また比較例4、6では、溶融紡糸時の口金孔周辺に堆積物が見られ濾圧上昇および糸切れが発生した。
エステル交換反応触媒、重縮合反応触媒の添加種を表16の通りにそれぞれ変更した以外は実施例1と同様にポリエステルを重合、紡糸、染色した。比較例7、8、9では、得られたポリマー中に重金属が多く含有しており、また得られたポリマーにアルカリ処理を行った残液中に重金属が多く含まれていた。また比較例9では、溶融紡糸時の口金孔周辺に堆積物が見られ濾圧上昇および糸切れが発生した。
色調調整剤の添加時期を表16の通りに変更した以外は実施例1と同様にポリエステルを重合、紡糸、染色した。比較例10、11では、色調調整剤の残存率が低く、また回収EG中の色調調整剤含有量が多かった。またΔb値290標準偏差が大きく、色むらの大きいポリマーであった。
Claims (10)
- テレフタル酸またはそのエステル形成性誘導体成分とエチレングリコール成分、金属スルホイソフタル酸またはそのエステル形成性誘導体成分を全ジカルボン酸成分に対して0.1〜10モル%、および重量平均分子量400〜6000のポリオキシアルキレングリコール0.1〜5.0重量%をエステル化反応、またはエステル交換反応し、次いで減圧下で重縮合反応して共重合ポリエステルを製造するに際して、エステル化またはエステル交換反応触媒として、リチウム化合物、ナトリウム化合物、マグネシウム化合物、カルシウム化合物、チタン化合物、マンガン化合物、コバルト化合物、アルミニウム化合物より選ばれる1種以上を、また重縮合反応触媒としてチタン化合物、アルミニウム化合物より選ばれる1種以上を用いるとともに、減圧を開始してからポリエステルが目標とする重合度に到達するまでの間に色調調整剤を共重合ポリエステルの全質量を基準として0.01〜20ppm添加することを特徴とする共重合ポリエステルの製造方法。
- チタン化合物が、多価カルボン酸、ヒドロキシカルボン酸、含窒素カルボン酸からなる群より選ばれる少なくとも1つをキレート剤とするチタン錯体であることを特徴とする請求項1記載の共重合ポリエステルの製造方法。
- アルミニウム化合物が、酢酸アルミニウム、塩基性酢酸アルミニウム、乳酸アルミニウム、塩化アルミニウム、水酸化アルミニウム、水酸化塩化アルミニウム及びアルミニウムアセチルアセトネートから選ばれる少なくとも1種であることを特徴とする請求項1記載の共重合ポリエステルの製造方法。
- 減圧を開始してからポリエステルが目標とする重合度に到達するまでの間で、ホスファイト化合物、ホスフェート化合物、ホスホナイト化合物、ホスホネート化合物、ホスフィナイト化合物、ホスフィネート化合物から選ばれる1種以上のリン化合物を、得られるポリエステルに対してリン原子換算で合計して、1〜1000ppm添加することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の共重合ポリエステルの製造方法。
- 重縮合時の副生エチレングリコール中の色調調整剤の含有量が0〜1.0ppmであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の共重合ポリエステルの製造方法。
- 窒素雰囲気下290℃で40分間溶融保持させた前後の色調b値の変化Δb値290が0〜6.0の範囲であり、Δb値290の標準偏差が0〜3.0の範囲であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の製造方法により製造された共重合ポリエステル。
- 色調調整剤の残存率が50〜100重量%であることを特徴とする請求項6に記載の共重合ポリエステル。
(色調調整剤の残存率=共重合ポリエステル中の色調調整剤の含有量/ポリエステルの製造時の色調調整剤の添加量×100(%)) - 共重合ポリエステルを数平均粒重20mgの粒状体として、濃度10g/L、温度90℃の水酸化ナトリウム水溶液中に、10g(共重合ポリエステル)/1000g(水酸化ナトリウム水溶液)の割合で10分間含浸させた時、含浸後の水酸化ナトリウム水溶液に含有する真比重5.0以上の金属元素が0〜3ppmであることを特徴とする請求項6または7に記載の共重合ポリエステル。
- 共重合ポリエステルの全質量を基準として、真比重5.0以上の金属元素の含有量が0〜5ppmであることを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載の共重合ポリエステル。
- 請求項6〜9のいずれか1項に記載の共重合ポリエステルを用いてなる繊維。
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