JP2011007395A - 地中熱交換器、及び充填材 - Google Patents

地中熱交換器、及び充填材 Download PDF

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Abstract

【課題】地中熱交換器の製造コストを低く抑えながらも、地中熱交換器に係る充填材の熱伝導性を確実に高めて、地中熱交換器の採・放熱効率の向上を図る。
【解決手段】地盤との間で熱交換を行う地中熱交換器である。前記地盤に設けられた孔に挿入されて内部に熱媒体が流れる配管と、前記孔と前記配管との間に充填される充填材と、を有する。前記充填材が、炭化ケイ素、アルミナ、及び高炉スラグのうちの少なくとも何れか1種からなる長粒物を所定の容積含有率で含んでいる。
【選択図】図3

Description

本発明は、地盤に埋設された配管内に熱媒体を流して前記地盤との間で熱交換を行う地中熱交換器、及び充填材に関する。
通年の温度変動の小さい地中熱を利用して建物の冷暖房等を行う地中熱利用システムが注目されている。この地中熱利用システムでは、地盤との間で採・放熱を行うべく地中に地中熱交換器が設置される。そして、地中熱交換器は、例えば、夏場には地盤に放熱し、冬場には地盤から採熱する。
この地中熱交換器は、地盤の掘削孔に挿入されて内部に熱媒体が流れるU字管と、掘削孔とU字管との間の空間に充填される充填材と、を有している。そして、充填材には、一般に砂やモルタル、ベントナイト等が使用される。
特開2003−130494号公報
しかしながら、これら砂やモルタル、ベントナイトの熱伝導率は1.0〜1.5(W/mK)程度と低く、そのために、U字管から地中への熱伝導性が悪く、地中熱交換器の採・放熱効率の向上の妨げとなっていた。
ここで、充填材の熱伝導性を高めるべく、充填材に高熱伝導率の粒状物を添加することが考えられる。しかし、かかる粒状物は、充填材内において互いに接触していないと、有効な伝熱経路が形成されず、結果、充填材の熱伝導性の向上に寄与し難い。
また、かかる粒状物同士の接触確率を高める方法としては、当該粒状物の添加率を高めることが考えられるが、高熱伝導率の粒状物は、上述の砂等に比べて一般に高価であり、その添加率を高めると地中熱交換器の製造コストが高騰してしまう。
本発明は、上記のような従来の問題に鑑みなされたものであって、地中熱交換器の製造コストを低く抑えながらも、地中熱交換器に係る充填材の熱伝導性を確実に高めて、地中熱交換器の採・放熱効率の向上を図ることを目的とする。
かかる目的を達成するために請求項1に示す発明は、
地盤との間で熱交換を行う地中熱交換器であって、
前記地盤に設けられた孔に挿入されて内部に熱媒体が流れる配管と、
前記孔と前記配管との間に充填される充填材と、を有し、
前記充填材が、炭化ケイ素、アルミナ、及び高炉スラグのうちの少なくとも何れか1種からなる長粒物を所定の容積含有率で含んでいることを特徴とする。
上記請求項1に示す発明によれば、充填材が含む長粒物は、炭化ケイ素、アルミナ、及び高炉スラグのうちの少なくとも何れかを素材とするが、何れの素材も高い熱伝導性を有している。また、その形状は長粒形であるので、充填材内において、互い隣り合う長粒物同士が接触する確率は高くなり、これにより、前記充填材内に熱の通り道が形成され易くなる。つまり、長粒物の含有率をあまり高めずとも、前記充填材内に高熱伝導率の伝熱経路を確実に形成可能となる。よって、充填材として一般に使用される砂等よりも前記長粒物が高価な場合であっても、地中熱交換器の製造コストを低く抑えつつ、充填材の熱伝導性を確実に高めることができる。
請求項2に示す発明は、請求項1に記載の地中熱交換器であって、
前記長粒物の長手方向の寸法が、10〜50mmであり、
前記長手方向と直交する方向の寸法が1〜3mmであることを特徴とする。
上記請求項2に示す発明によれば、長粒物の長手方向の寸法が10mm以上であるので、互いに隣り合う長粒物同士が接触する確率は高くなり、これにより、充填材内に高熱伝導率の伝熱経路を確実に形成可能となる。また、50mm以下であるので、長粒物の製造はさほど困難ではなく、製造コストの高騰を抑制できる。更には、50mmよりも長くすると前記孔への充填時に折れ易くなり、製造コストの割には充填後の長粒物の長尺化を図れないという費用対効果悪化の問題が起きる虞があるが、50mm以下にすれば、この問題も有効に回避することができる。
また、長粒物の長手方向と直交する方向の寸法たる1〜3mmは、一般に充填材の基材として用いられる砂等の粒状物の粒径とほぼ同サイズである。よって、当該長粒物は、充填材の基材内に偏在すること無く均一に混在し易くなり、結果、充填材の全域に亘り高い熱伝導性を確保することができる。
ちなみに、上述の粒状物の寸法範囲によれば、長粒物の最小サイズは、10mm×1mmとなる。よって、その粒径がミクロンオーダーの微粉の場合に起こりがちな、地下水に混ざって充填材から長粒物が流出するという不具合も確実に防止できて、充填材は長期に亘り高い熱伝導性を維持可能となる。
請求項3に示す発明は、請求項1又は2に記載の地中熱交換器であって、
前記容積含有率が、1〜20%の範囲であることを特徴とする。
上記請求項3に示す発明によれば、充填材における容積含有率を1〜20%にしているので、長粒物の使用に伴うコスト増を抑えながらも、充填材の熱伝導性を効果的に高めることができる。
請求項4に示す発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の地中熱交換器であって、
前記孔として前記地盤に形成された掘削孔に前記配管が挿入されているとともに、前記充填材が充填されていることを特徴とする。
上記請求項4に示す発明によれば、地盤と配管との間において熱抵抗となり得る部材は、充填材のみとなり、また、上述したことから当該充填材の熱伝導性は高められている。よって、前記配管を流れる熱媒体から地中への熱伝導性の向上を図れ、結果、地中熱交換器の採・放熱効率を高くすることができる。
請求項5に示す発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の地中熱交換器であって、
前記地盤に埋設され、内部空間を有した既成コンクリート杭を有し、
前記孔としての前記内部空間に前記配管が挿入されているとともに、該内部空間には前記充填材が充填されていることを特徴とする。
上記請求項5に示す発明によれば、既成コンクリート杭を埋設する。よって、基礎杭を転用して、採・放熱効率の良い地中熱交換器を設置可能となる。
請求項6に示す発明は、請求項5に記載の地中熱交換器であって、
前記既成コンクリート杭は、骨材として炭化ケイ素、アルミナ、及び高炉スラグのうちの少なくとも何れか1種からなる長粒物を含有していることを特徴とする。
上記請求項6に示す発明によれば、既成コンクリート杭は、地中熱の前記配管への伝導を阻害する熱抵抗となり得るが、当該既成コンクリートには、その骨材として炭化ケイ素、アルミナ、及び高炉スラグのうちの少なくとも何れか1種からなる高熱伝導性の長粒物が混入されている。よって、既成コンクリート杭自体の熱伝導性も高くなっており、これにより、前記配管を流れる熱媒体への地中熱の伝導性の向上を図れ、その結果、地中熱交換器の採・放熱効率を高くすることができる。
請求項7に示す発明は、
地盤との間で熱交換を行うべく熱媒体を流す配管と、前記地盤に形成され、前記配管を挿入する孔との間に充填される充填材であって、
前記充填材は、炭化ケイ素、アルミナ、及び高炉スラグのうちの少なくとも何れか1種からなる長粒物を所定の容積含有率で含んでいることを特徴とする。
上記請求項7に示す発明によれば、充填材が含む長粒物は、炭化ケイ素、アルミナ、及び高炉スラグのうちの少なくとも何れかを素材とするが、何れの素材も高い熱伝導性を有している。また、その形状は長粒形であるので、充填材内において、互い隣り合う長粒物同士が接触する確率は高くなり、これにより、前記充填材内に熱の通り道が形成され易くなる。つまり、長粒物の含有率をあまり高めずとも、前記充填材内に高熱伝導率の伝熱経路を確実に形成可能となる。よって、充填材として一般に使用される砂等よりも前記長粒物が高価な場合であっても、地中熱交換器の製造コストを低く抑えつつ、充填材の熱伝導性を確実に高めることができる。
本発明によれば、地中熱交換器の製造コストを低く抑えながらも、地中熱交換器に係る充填材の熱伝導性を確実に高めて、地中熱交換器の採・放熱効率の向上を図れる。
第1実施形態に係る地中熱交換器21を用いた地中熱利用システム11の説明図である。 第1実施形態に係る地中熱交換器21の斜視図である。 図3Aは、本発明に係る炭化ケイ素の長粒物27aを含有した充填材27の説明図であり、図3Bは、その比較例たる球形状の炭化ケイ素を含有した充填材27の説明図であり、図3Cは、図3Aの長粒物27aが充填材27内に形成する高熱伝導率の伝熱経路(ヒートブリッジ)の説明図である。 図4A乃至図4Eは、地中熱交換器21の埋設工事の施工手順の説明図である。 第2実施形態に係る地中熱交換器21aの説明図である。 竪孔23の内周面23aとPC杭41の外周面41bとの間の隙間S1の説明図である。 図7A乃至図7Cは、第2実施形態に係る地中熱交換器21aの埋設工事の施工手順の説明図である。 水平方式の地中熱交換器の説明図である。 本実施形態に係る地中熱交換器21,121の融雪設備への適用例の説明用斜視図である。
===第1実施形態===
図1は、第1実施形態に係る地中熱交換器21を用いた地中熱利用ヒートポンプシステム11の説明図である。図2は、地中熱交換器21の斜視図である。
この地中熱利用ヒートポンプシステム11は、地盤Gとの間で熱交換を行う地中熱交換器21と、地中熱交換器21の熱媒体26からの熱を利用して建物1の暖房のための温水や冷房のための冷水を生成するヒートポンプ15と、を有する。なお、ヒートポンプ15の構成は周知なので、その説明は省略する。
図2に示すように、この地中熱交換器21は、所謂「ボアホール方式」である。すなわち、地盤Gに形成された掘削孔としての竪孔23と、竪孔23に挿入される配管としてのU字管25と、竪孔23とU字管25との間の空間SP23に充填される充填材27と、を有している。そして、U字管25の一方の管端開口25aには、ヒートポンプ15から熱媒体26として水又は不凍液等が送り込まれ、当該熱媒体26は、U字管25を流れる間に地盤Gの地中熱により加熱又は冷却され、しかる後に、U字管25の他方の管端開口25bから、ヒートポンプ15へ向けて送られて、ヒートポンプ15にて温水生成や冷水生成に供される。
竪孔23は、オーガ等の掘削機により地面にほぼ垂直に掘削された孔であり、その直径は100〜200mm、深さは30〜150mである。なお、図2では、竪孔23を透視して示している。
U字管25は、例えば高密度ポリエチレン等の樹脂や銅等の金属を素材とするU字形状の配管である。そして、当該U字管25の両方の管端開口25a,25bは、それぞれ、竪孔23の外に突出しており、これら管端開口25a,25bのうちの一方25aは、ヒートポンプ15から送られる熱媒体26の取入口となり、他方25bは、地盤Gとの間で熱交換した熱媒体26をヒートポンプ15へ送り出す送出口となる。ちなみに、U字管25が樹脂製の場合には、その管壁内に金属等の高熱伝導性フィラーが埋め込まれた樹脂管を用いると、U字管25自体の熱伝導性が向上して好ましい。
充填材27は、例えば、川砂や山砂、珪砂等を基材27bとし、U字管25と竪孔23との間の空間SP23に密実に充填される。これにより、充填材27を介して、U字管25内の熱媒体26と地盤Gとの間で熱交換が行われる。
この熱交換効率を高めるべく、図3Aに示すように、充填材27には、1〜20%の容積含有率で、炭化ケイ素、アルミナ、及び高炉スラグのうちの少なくとも何れか1種からなる長粒物27aが混入され、この例では、炭化ケイ素27aが混入されている。そして、当該炭化ケイ素27aの熱伝導率は、168(W/mK)という具合に高い。よって、当該炭化ケイ素27aの混入により充填材27の熱伝導率は飛躍的に高められている。
また、炭化ケイ素27aの形状は、長粒形状(針状形状、棒状)である。よって、図3Aに示すように充填材27内において互い隣り合う炭化ケイ素27a,27a同士が接触する確率は、図3Bに示す球形状の場合と比べて格段に高くなり、これにより、充填材27内には、図3Cに示すような熱の通り道(ヒートブリッジ)が形成され易くなる。つまり、炭化ケイ素27aの含有率をあまり高めずとも、充填材27内に高熱伝導率の伝熱経路を確実に形成可能となる。よって、砂よりも高価な炭化ケイ素27aの含有率を低くすることができて、その結果、地中熱交換器21の製造コストを低く抑えながらも、充填材27の熱伝導性を確実に高めることができる。
ここで望ましくは、炭化ケイ素の長粒物27aの長手方向の寸法を10〜50mmにし、また、長手方向と直交する方向の寸法を1〜3mmにすると良い。そして、長手方向の寸法を10mm以上にすれば、互いに隣り合う長粒物27a,27a同士の接触確率を高めることができる。また、同寸法を50mm以下にすれば、長粒物27aの製造はさほど困難にならず、製造コストの抑制を図れ、更には、竪孔23への充填時の長粒物27aの折損等も有効に防止できて、つまり、製造コストに見合った寸法長さの長粒物27aを、竪孔23内に確実に配することができる。
また、長粒物27aの長手方向と直交する方向の寸法たる1〜3mmは、一般に充填材27の基材27bとして用いられる砂等の粒状物の粒径とほぼ同サイズである。よって、当該長粒物27aは、充填材27の基材27b内に偏在すること無く均一に混入され易く、その結果、充填材27の全域に亘り高い熱伝導性を確保することができる。
ちなみに、上述の寸法範囲によれば、長粒物27aの最小サイズは、10mm×1mmとなる。よって、その粒径がミクロンオーダーの微粉の場合に起こりがちな、地下水に混ざって充填材27から長粒物27aが流出するという不具合も確実に防止できて、充填材27は長期に亘り高い熱伝導性を維持可能となる。
図4A乃至図4Eは、地中熱交換器21の埋設工事の施工手順の説明図である。なお、図4A乃至図4Eでも、竪孔23を透視して示している。
先ず、図4Aに示すように、対象地盤Gに、孔径100〜200mm、深さ30〜150mの竪孔23をオーガ等の掘削機を用いて掘削する。岩盤などの安定した地盤では、図4Bのケーシング鋼管31は挿入しなくて良いが、軟弱地盤の場合には、孔壁保護のため、竪孔23のサイズに合ったケーシング鋼管31を挿入する。このケーシング鋼管31の挿入は、掘削と同時並行で又はその直後に行われ、また、掘削に伴う掘屑(スライム)は地上に排出される。
次に、図4Cに示すように、内径20〜32mm程度の高密度ポリエチレン製のU字管25を、掘削された竪孔23に挿入する。この時、U字管25におけるU字形状部分25uについては、竪孔23の深部に位置させつつ、両方の管端開口25a,25bについては、竪孔23の外方(上方)に突出させた状態にする。
そうしたら、図4Bで上記ケーシング鋼管31を挿入していた場合には、図4Dに示すようにケーシング鋼管31を上方へ引き抜いて竪孔23から取り出す。
そして、最後に、図4Eに示すように竪孔23に充填材27を注入する。ここで、充填材27には、砂以外に炭化ケイ素の長粒物27aも上述の含有率で入っている。また、炭化ケイ素は、ダイヤモンド並みの硬度を有する。そのため、攪伴ミキサーを用いて砂と炭化ケイ素の長粒物27aとを混合して注入する方法では、攪拌ミキサーが摩耗・損傷する虞がある。そこで、砂と炭化ケイ素の長粒物27aを予め攪拌混合して現場で袋吊りにし、袋下部の絞り口から自由落下により竪孔23内に落とし込む方法で注入を図る。なお、注入には、漏斗を用いても良い。
===第2実施形態===
図5は、第2実施形態に係る地中熱交換器21aの説明図である。
この地中熱交換器21aは、所謂「既成コンクリート杭方式」である。すなわち、筒軸を地面に垂直に向けつつ地盤Gに埋設された既成コンクリート杭41(以下、PC杭41とも言う)と、PC杭41の内周側の空間SP41(「内部空間」に相当)に挿入されるU字管25と、PC杭41の内周面41aとU字管25との間の空間に充填される充填材27と、を有している。なお、図5中では、既成コンクリート杭41を透視して示している。
充填材27は、上述の第1実施形態と同じである。すなわち、川砂や山砂、珪砂等を基材27bとし、この基材27bに対して、炭化ケイ素、アルミナ、及び高炉スラグのうちの少なくとも何れか1種からなる長粒物27aが所定の容積含有率(=長粒物27aの総容積/充填材27の総容積)で混入されている。
PC杭41は、例えばコンクリート製の筒体であり、予め工場等で製造されて現場搬入される。そして、埋設対象の地盤Gに打ち込まれて埋設される。この打ち込みに伴ってPC杭41の内周側の空間SP41に入り込む土砂等の堀屑は、適宜打ち込み中又は打ち込み後に除去される。また、打ち込みに際しては、事前に予備掘削して打ち込み案内用の孔を形成しても良いし、あるいは、第1実施形態と同様にオーガ等の掘削機により竪孔23を形成して、当該竪孔23にPC杭41を挿入しても良い。なお、後者の場合において、図6に示すように、竪孔23の内周面23aとPC杭41の外周面41bとの間に隙間S1が生じた場合には、当該隙間S1に対して上述の長粒物27a含有の充填材27を充填しても良い。
ここで、これら図5又は図6に示すPC杭41はコンクリート製である。そのため、その熱伝導率は低く、U字管25内の熱媒体26と地盤Gとの間の熱交換を阻害する熱抵抗となり得る。そこで、当該PC杭41の熱伝導率を高めるべく、この第2実施形態に係るPC杭41の骨材には、通常の砂や砂利等に加えて、又は単独で上述の長粒物27aが使用されている。そして、これら長粒物27aによりPC杭41の管壁部41cの熱伝導性は高められており、U字管25内を流れる熱媒体26への地中熱の伝導性の向上が図られている。
図7A乃至図7Cは、地中熱交換器21aの埋設工事の施工手順の説明図である。なお、図7A乃至図7Cでも、既成コンクリート杭41を透視して示している。
先ず、工場等で製造したPC杭41を現場搬入し、図7Aに示すようにボーリングマシン等により対象地盤Gに打ち込む。なお、打ち込みに伴ってPC杭41の内周側の空間SP41に流入する土砂等の堀屑(スライム)は、適宜地上へ排出する。また、このPC杭41の骨材には、上述の炭化ケイ素の長粒物27aが使用されている。
次に、図7Bに示すように、PC杭41の内周側の空間SP41に、高密度ポリエチレン製のU字管25を挿入する。この時、U字管25におけるU字形状部分25uについては、PC杭41の深部に位置させつつ、両方の管端開口25a,25bについては、PC杭41の外方(上方)に突出させた状態にする。
最後に、PC杭41の内周側の空間SP41に充填材27を注入する。この充填材27には、上述したように、砂以外に炭化ケイ素の長粒物27aも前述の含有率で入っている。よって、充填方法としては、上述の第1実施形態と同様に、砂と炭化ケイ素の長粒物27aとを予め攪拌混合して袋吊りにし、袋下部の絞り口から自由落下により前記空間SP41内に落とし込む方法を用いると良い。
===その他の実施の形態===
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で以下に示すような変形が可能である。
上述の実施形態では、図2や図5に示すように、U字管25内の熱媒体26の流れ方向を鉛直方向にした垂直方式の地中熱交換器21,21aを例示したが、何等これに限るものではなく、例えば、図8の縦断面図に示すような水平方式でも良い。すなわち、U字管25を横置きして、U字管25内の熱媒体26の流れ方向を水平方向にしても良いし、水平配置の複数のU字管25,25を直列接続して図8のような水平コイル125を構成しても良い。なお、この水平方式の場合の埋設方法としては、例えば、水平コイル125を埋設するための掘削孔123を地面(地盤G)に形成し、掘削孔123内に水平コイル125を配置後に、上述の長粒物27a含有の充填材27で掘削孔123を埋めるか、又は、掘削の際に出た掘削土等の堀屑127bに上述の長粒物27aを混ぜて埋め戻すこと等が挙げられる。後者の場合には、堀屑127bが充填材27の基材27bに相当することになる。
上述の実施形態では、地盤Gに埋設する配管としてU字管25を例示したが、熱媒体26を流せれば、何等これに限るものではなく、スパイラル管でも良い。
上述の実施形態では、図1及び図2に示すように、地盤Gとの熱交換により地中熱エネルギーが付与された熱媒体26をヒートポンプ15へ送出する謂わば一次側地中熱交換器21の構成について例示したが、何等これに限るものではなく、ヒートポンプ26の二次側で用いる地中熱交換器(以下、二次側地中熱交換器とも言う)に対して上述の長粒物27a含有の充填材27を適用しても良い。
すなわち、図2の一次側地中熱交換器21によりヒートポンプ15に送られた一次側熱媒体26が、ヒートポンプ15を介して、前記二次側地中熱交換器の二次側熱媒体に前記地中熱エネルギーを付与する場合に、当該二次側地中熱交換器に対して、上述の長粒物27a含有の充填材27を適用しても良い。
その具体例としては、融雪設備に使用される二次側地中熱交換器が挙げられる。図9は、この融雪設備の斜視概念図である。融雪設備は、路面を加熱してその雪を融かす設備である。融雪設備は、一次側地中熱交換器21と、二次側地中熱交換器121と、ヒートポンプ15とを有している。そして、一次側地中熱交換器21が地盤Gの深部から採熱した地中熱を、ヒートポンプ15が、地盤Gの浅部に配された二次側地中熱交換器121へ送って路面の雪を融かす。
一次側地中熱交換器21には、上述した第1又は第2実施形態の地中熱交換器21,21aが使用される。すなわち、垂直方式の地中熱交換器21が使用される。これにより、地盤Gの深部の比較的高温の地中熱を採取可能である。他方、二次側地中熱交換器121には、水平方式の地中熱交換器121が使用される。すなわち、路面下たる地盤Gの浅部には、前記水平コイル125が埋設されている。そして、当該水平コイル125には、ヒートポンプ15から送られる高温の二次側熱媒体126が流れて地盤Gに放熱され、これにより路面の雪が融かされる。ここで、この水平コイル125を埋設する際の埋め戻し土には、上述の炭化ケイ素等の長粒物27aが混入されている。よって、埋設された水平コイル125の周囲には、前記長粒物27aにより高熱伝導率の伝熱経路が形成されていて、地盤Gへの放熱効率は高められており、これにより、路面の雪を融かすための必要時間を短縮することができる。
上述の実施形態では、砂等を基材27bとして炭化ケイ素等の長粒物27aを1〜20%の容積含有率で混入する場合を例示したが、この容積含有率は何等これに限るものではなく、0を超えて1未満の範囲、或いは20を超えて100%以下の範囲でも良い。なお、当該含有率は、例えば採算性を考慮して決められる。
1 建物、
11 地中熱利用ヒートポンプシステム、15 ヒートポンプ、
21 地中熱交換器、21a 地中熱交換器、
23 竪孔(孔)、23a 内周面、
25 U字管(配管)、25a 一方の管端開口、
25b 他方の管端開口、25u U字形状部分、
26 熱媒体、27 充填材、27a 長粒物、27b 基材、
31 ケーシング鋼管、41 PC杭(既成コンクリート杭)、
41a 内周面、41b 外周面、41c 管壁部、
121 地中熱交換器、123 掘削孔、125 水平コイル、
126 二次熱媒体、127b 掘削土、
S1 隙間、SP23 空間、SP41 空間(内部空間)、

Claims (7)

  1. 地盤との間で熱交換を行う地中熱交換器であって、
    前記地盤に設けられた孔に挿入されて内部に熱媒体が流れる配管と、
    前記孔と前記配管との間に充填される充填材と、を有し、
    前記充填材が、炭化ケイ素、アルミナ、及び高炉スラグのうちの少なくとも何れか1種からなる長粒物を所定の容積含有率で含んでいることを特徴とする地中熱交換器。
  2. 請求項1に記載の地中熱交換器であって、
    前記長粒物の長手方向の寸法が、10〜50mmであり、
    前記長手方向と直交する方向の寸法が1〜3mmであることを特徴とする地中熱交換器。
  3. 請求項1又は2に記載の地中熱交換器であって、
    前記容積含有率が、1〜20%の範囲であることを特徴とする地中熱交換器。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載の地中熱交換器であって、
    前記孔として前記地盤に形成された掘削孔に前記配管が挿入されているとともに、前記充填材が充填されていることを特徴とする地中熱交換器。
  5. 請求項1乃至3の何れかに記載の地中熱交換器であって、
    前記地盤に埋設され、内部空間を有した既成コンクリート杭を有し、
    前記孔としての前記内部空間に前記配管が挿入されているとともに、該内部空間には前記充填材が充填されていることを特徴とする地中熱交換器。
  6. 請求項5に記載の地中熱交換器であって、
    前記既成コンクリート杭は、骨材として炭化ケイ素、アルミナ、及び高炉スラグのうちの少なくとも何れか1種からなる長粒物を含有していることを特徴とする地中熱交換器。
  7. 地盤との間で熱交換を行うべく熱媒体を流す配管と、前記地盤に形成され、前記配管を挿入する孔との間に充填される充填材であって、
    前記充填材は、炭化ケイ素、アルミナ、及び高炉スラグのうちの少なくとも何れか1種からなる長粒物を所定の容積含有率で含んでいることを特徴とする充填材。
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