JP2002054850A - 地中熱交換方式 - Google Patents

地中熱交換方式

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JP2002054850A
JP2002054850A JP2000239662A JP2000239662A JP2002054850A JP 2002054850 A JP2002054850 A JP 2002054850A JP 2000239662 A JP2000239662 A JP 2000239662A JP 2000239662 A JP2000239662 A JP 2000239662A JP 2002054850 A JP2002054850 A JP 2002054850A
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heat
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powder
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Etsushirou Isobe
悦四郎 磯部
Tsukuru Keino
作 慶野
Minoru Yamamoto
稔 山本
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Nippon Steel Corp
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Nippon Steel Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24TGEOTHERMAL COLLECTORS; GEOTHERMAL SYSTEMS
    • F24T10/00Geothermal collectors
    • F24T10/10Geothermal collectors with circulation of working fluids through underground channels, the working fluids not coming into direct contact with the ground
    • F24T10/13Geothermal collectors with circulation of working fluids through underground channels, the working fluids not coming into direct contact with the ground using tube assemblies suitable for insertion into boreholes in the ground, e.g. geothermal probes
    • F24T10/15Geothermal collectors with circulation of working fluids through underground channels, the working fluids not coming into direct contact with the ground using tube assemblies suitable for insertion into boreholes in the ground, e.g. geothermal probes using bent tubes; using tubes assembled with connectors or with return headers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/10Geothermal energy

Abstract

(57)【要約】 【課題】 熱交換パイプ内を流れる熱媒体の熱と地中
(周囲の土壌)熱との効率よい熱交換を可能とする地中
熱交換方式を提供する。 【解決手段】 地中の垂直削孔3内に挿入した熱媒体3
1を循環させる熱交換パイプ1の周りに、伝熱特性のよ
い粉体或いは粒状の伝熱材と硬化性材料とを混合した流
動状態の伝熱充填材2を充填し、硬化させたことを特徴
とする地中熱交換方式であって、伝熱充填材2は黒鉛電
極製造の過程で生じる炭素粉或いは炭素粒の伝熱材とセ
メント系グラウト材からなる硬化性材料を用いることが
できる。また、伝熱材として鉄粉や廃棄物処理の過程で
生じるメタルスラグを用いてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空調設備や融雪
設備などの熱源として用いる地中熱の熱交換方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】大地は優れた保温力、膨大な熱容量を有
するため蓄熱体として安価、安全に利用できる。このた
め、従来から地中に水槽を設けたり、水平パイプ、垂直
パイプを設置して長期・短期に温冷熱を蓄えておき、こ
の地中熱を冷暖房や給湯に利用されている。この地中熱
の利用は特に欧米諸国で盛んに行なわれている。
【0003】地中熱の利用形態は、夏季の高温時期に地
表で集熱した温熱を地中に蓄熱しておき、冬季に取出し
て暖房や融雪等に利用するものや、元々有する地中熱を
採熱して冷暖房等に利用するものがある。いずれの場合
も地表の集熱設備や熱消費設備と、地中熱を熱交換する
必要がある。
【0004】従来、地中との熱交換手段として、地中に
鋼管や樹脂管などの熱交換パイプを埋設しパイプ内に循
環液を循環させて地中との熱交換を行う方法(例えば特
開昭54-52349「地熱利用方法」)や、ヒートパイプを直
接地中へ埋設し熱交換を行う方法(例えば特開昭53-125
43「地下土砂を蓄熱体として利用する蓄熱装置」)、鉛
直孔に内外筒よりなる2重管を設置し循環液を循環させ
て熱交換を行う方法(例えば特開平07-269960「循環型
地熱利用装置」)などがある。
【0005】特に、熱交換パイプを用いる方法は、欧米
において広く利用され、長期蓄熱の施設としては数十件
の事例がある。熱交換パイプは、垂直削孔にパイプを埋
設する垂直パイプ方式と、地中に水平にパイプを埋設す
る水平パイプ方式があるが、地表面のヒートロス、土地
の占有スペースの面からは垂直パイプ方式の方が有利で
ある。
【0006】前記の先行文献およびこの垂直パイプ方式
のいずれも地中に垂直削孔を設け、この削孔内に地表の
設備と熱媒体を循環する熱交換パイプを挿入した後、垂
直削孔と熱交換パイプの間隙にグラウト材や土砂を充填
した構造とされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の熱交換パイプを
用いる方法では、垂直削孔と熱交換パイプの隙間の充填
材に、モルタルやベントナイト、セメントとベントナイ
トの混合物等のグラウト材や掘削時の発生土、砂などを
用いていた。
【0008】これらの充填材は伝熱特性が悪いため、熱
交換パイプ内を循環する熱媒体の熱を周りの地中に十分
伝達できなかった。特に土砂を充填したものは土砂の粒
子間に空気が存在するため伝熱を著しく妨げていた。一
方、モルタルやベントナイトは流動状態で注入するた
め、垂直削孔と熱交換パイプの隙間を確実に充填できる
が、これらの充填材は熱伝導率が低いため熱の伝達が悪
く、効率よく熱交換を行うことができない課題があっ
た。
【0009】本発明は、以上のような従来技術の課題を
解消し、熱交換パイプ内を流れる熱媒体の熱と地中(周
囲の土壌)熱との効率よい熱交換を可能とする地中熱交
換方式を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は以下のと
おりである。地中の垂直削孔3内に挿入した熱媒体を循
環させる熱交換パイプ1の周りに、伝熱特性のよい粉体
或いは粒状の伝熱材と硬化性材料とを混合した流動状態
の伝熱充填材2を充填し、硬化させたことを特徴とする
地中熱交換方式である。
【0011】伝熱充填材2は黒鉛電極製造の過程で生じ
る炭素粉或いは炭素粒の伝熱材とセメント系グラウト材
からなる硬化性材料を用いることができる。また、伝熱
材として鉄粉や廃棄物処理の過程で生じるメタルスラグ
を用いてもよい。
【0012】
【作用】本発明では地中の垂直削孔3内に挿入した熱交
換パイプ1の周りに伝熱特性のよい伝熱充填材2を充填
することによって、熱交換パイプ1を循環する熱媒体の
熱を地中4に、または地中熱を熱媒体31に速やかに伝
達せしめようとするものである。
【0013】この伝熱充填材2は伝熱材として伝熱特性
のよい粉体或いは粒状のものを用い、硬化性材料と混合
した流動状態として垂直削孔3内に注入している。流動
状態にしたのは挿入した熱交換パイプ1の狭い間隙に円
滑に、且つ確実に充填できるようにするためである。ま
た、伝熱材に硬化性材料を混合したのは、硬化後に垂直
削孔3を保持して崩落しないようにするためである。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明に用いる伝熱充填材2は、
伝熱特性のよい粉体或いは粒状の伝熱材と硬化性材料を
混合した流動状態のものとしている。前記伝熱材は、伝
熱特性が優れている炭素粉、炭素粒、鉄粉、メタルスラ
グ等から選択できる。これらの材料は新たに製造すると
コスト高になるため、他の製品製造の過程で生じる副産
物や廃材を利用するのが望ましい。
【0015】また、前記硬化性材料はセメントミルク、
モルタル、ベントナイトセメント、ソイルセメント等の
セメント系グラウト材を用いるのがよい。
【0016】伝熱材と硬化性材料を混合した流動状態の
伝熱充填材2の配合は、伝熱材の割合を多くした方が伝
熱特性は良好にできるが、あまり高粘性であると垂直削
孔3内に注入する際円滑にいかない。また、前記粉体或
いは粒状の伝熱材は高比重のため硬化性材料と混合した
際、下方に沈降しやすい。従って、伝熱材と硬化性材料
の配合は注入作業が円滑にでき、且つ良好に伝熱材が分
散するように考慮する必要がある。
【0017】なお、伝熱充填材2の配合を決めるにあた
り、硬化後の強度はそれ程高くする必要はなく垂直削孔
3周囲の地盤強度並みでよい。従って、グラウト材はセ
メント量を減らした貧配合のものでよい。
【0018】
【実験例】本発明の効果を確認するため地中採熱試験を
実施した。試験は30mの垂直削孔3を3本設け、それ
ぞれの垂直削孔3に熱交換パイプ1を設置した後、3ケ
ースの充填材を充填してその注入施工性、完成後の熱交
換特性を検証した。
【0019】試験体は、伝熱材として炭素粉を用い、
硬化性材料としてセメントとベントナイトと水からなる
グラウトを使用して混合し、流動状態の伝熱充填材2と
した。試験体は、伝熱材として鉄粉を用い、と同様
なグラウトと混合した伝熱充填材2とした。試験体
は、比較例として前記グラウトのみとした。
【0020】前記各試験体に用いたグラウト材のセメン
ト:ベントナイト:水の配合は重量比で、試験体は、
1:0.1:4、試験体は、1:0.2:4、試験体
は、1:0.4:3.5とした。伝熱材(炭素粉と鉄
粒)の、伝熱充填材2全量に占める割合は体積比30%
とした。
【0021】(注入施工性)配合テストの結果によれ
ば、粉体或いは粒状の伝熱材の伝熱充填材2全量に占め
る割合を体積比にて30%以下とすると、比重の違いに
よる分離を生じることなく均等に分散した流動状態の伝
熱充填材2とすることができた。この結果、垂直削孔3
と熱交換パイプ1の間を隙間なく充填することができ、
さらにポンプによる圧送作業などの注入施工も円滑にで
きた。
【0022】(熱交換特性)試験の結果、熱交換パイプ
1の単位mあたり地中より採熱する熱量は、本発明の試
験体(炭素粉体+グラウト)=69.9[W/m]、本
発明の試験体(鉄粉+グラウト)=80.2[W/
m]、従来法の試験体(グラウトのみ)=58.9[W
/m]となった。
【0023】すなわち、従来法の試験体(伝熱材を用
いずグラウトのみ)の場合と比べて、炭素粉をグラウト
材に混合した試験体では、約1.2倍、鉄粒を混合し
た試験体は、約1.4倍高く地中熱を採熱する結果が
得られた。
【0024】これは、本発明において熱交換パイプ1周
りの伝熱充填材2に伝熱特性のよい炭素粉、鉄粉が混合
されているため、周囲の土壌4との熱交換が効率よく行
われ、採熱量が大きくなったものである。
【0025】
【実施例】図1は、本発明の地中熱交換方式を空調装置
に適用した実施例を示すブロック図であって、垂直削孔
3内に挿入設置された熱交換パイプ1と、垂直削孔3と
熱交換パイプ1の隙間を充填する伝熱充填材2と、垂直
削孔3周りの土壌4と、循環液31を熱交換パイプ1内
に循環させる循環ポンプ21、送り管11、戻り管12
と、夏期の冷房と冬期の暖房を行うエアコンディショニ
ングユニット41および送り管11と戻り管12と各熱
交換パイプ1にそれぞれ配設された管路開閉兼調節用バ
ルブ13、14とにより構成されている。
【0026】熱交換パイプ1を挿入設置する垂直削孔3
は径100〜200mm程度の孔でスクリューオーガ工法
やパーカッション工法などにより掘削施工される。通
常、削孔は孔壁を保護するためケーシングと泥水、或い
は泥水のみで満たされている。
【0027】熱交換パイプ1は不凍液等の熱媒体を循環
させるもので十数mm径の樹脂パイプや鋼管が用いられ、
底部でU字状に折り曲げたものを1または2組、前記垂
直削孔3内に挿入設置される。
【0028】垂直削孔3と熱交換パイプ1の隙間は孔壁
の崩落を防止するため充填材が注入される。従来、充填
材は主にモルタル等のグラウト材が用いられていたた
め、熱交換パイプ1内の循環液31から周辺土壌4への
熱伝導が不十分であった。本発明はこれを改善するもの
であって、伝熱特性の良い粉体或いは粒状の伝熱材を硬
化性材料と混合した流動状態の伝熱充填材2を作り、こ
れを垂直削孔3と熱交換パイプ1の隙間に注入して充填
し、硬化させたものである。図2は熱交換パイプを2組
挿入設置した例の横断面図である。
【0029】伝熱特性の良い粉体或いは粒状の伝熱材と
しては、前述の炭素粉や炭素粒、鉄粉、メタルスラグ
等、他の製品製造時の副産物や廃材を用い、硬化性材料
はセメント系のグラウト材を用いている。前記粉体或い
は粒状の伝熱材は、具体的には黒鉛電極の製造過程で生
じる副産物の炭素粉、炭素粒や電線製造過程で生じる鉄
粉等の副産物の他、都市ゴミ焼却用の溶融炉より排出さ
れるメタルスラグ等の廃材を用いることができる。この
ような副産物や廃材を用いることによりコストを抑える
ことが可能となる。
【0030】伝熱充填材2の製造と注入施工は以下の手
順で行う。先ず始めにセメント、ベントナイト等を混合
しながら水を加えて流動状態のグラウト材を作り、その
中に炭素粉や鉄粉等の伝熱材を投入して混合し、所定配
合の伝熱充填材2を作る。伝熱材の混合にあたっては炭
素粉や炭素粒のように、比重が比較的小さいものは通常
のミキサーにて撹拌を行い、鉄粉やメタルスラグのよう
に比重が大きいものは、ポットミキサーなどを用いて撹
拌を行う方がよい。充填材全量に対する炭素粉や炭素
粒、鉄粉の伝熱材の混合比は、体積比にて30%以下と
なるようにすると良好な混合状態が得られる。なお、伝
熱効率をより高めるには分散剤等を添加して伝熱材の混
合比をこれ以上にすることができる。
【0031】上記により製造した伝熱充填材2は、通常
のグラウト作業と同様にグラウト圧送ポンプを用いて削
孔内の底部から上方に引上げながら注入される。この
際、削孔内に満たされていた泥水は伝熱充填材2より比
重が小さいため上方に移動し、置き換えられる。そし
て、グラウト材が硬化すれば熱交換パイプの地中設置は
完成する。
【0032】以上のようにして地中4に設置された熱交
換パイプ1を使用して、蓄熱・採熱運転する手段は以下
のとおりである。
【0033】(1)地中熱を熱交換利用するケース 本実施例の空調装置では、夏期においてエアコンディシ
ョニングユニット41を冷房運転する際は、大気中の温
度(約25〜30℃)より低い地中温度(約15℃)を
利用し、エアコンディショニングユニット41の冷房熱
源を地中熱交換して使用する。
【0034】空調装置の冷房運転で暖められた循環液
(熱媒体)31は、送り管11から熱交換パイプ1へ送
り込まれ伝熱充填材2を介して周辺土壌4と熱交換を行
いながら最深部へ到着する。最深部へ到着した循環液3
1は、U字型部分で折り返され、同様に周辺土壌4と熱
交換を行いながら冷やされて地上へ送られ、戻り管12
へ流れて冷房運転の熱源として使用される。
【0035】また、冬期の暖房運転では10℃以下の大
気温度より高い地中温度(約15℃)を利用してエアコ
ンディショニングユニット41の暖房熱源を地中熱交換
して使用する。
【0036】(2)地中に蓄熱して利用するケース 前記のように土壌4が通常有する地中熱を熱交換して採
熱利用する他、夏季または冬期に長期に渡って地上で集
熱して地中4に蓄熱しておき、冬期または夏季に採り出
す利用形態もある。
【0037】例えば、夏季に特公平6−76681に開
示されているような消雪用放熱器の如き集熱器で熱交換
パイプ1を循環する熱媒体を暖め、地中の熱交換パイプ
1で周囲の土壌4に蓄熱しておき、冬期にこの蓄熱した
熱を地中の熱交換パイプ1で採熱して、地上の融雪用の
熱源等に利用する。また、負荷平準化のための短期熱利
用や地中熱源ヒートポンプの1次側熱源としても適用が
可能である。
【0038】
【発明の効果】本発明では、地中の垂直削孔内に挿入し
た熱媒体を循環させる熱交換パイプの周りに、伝熱特性
の良い粉体或いは粒状の伝熱材と硬化性材料とを混合し
た流動状態の伝熱充填材を充填し、硬化させた地中熱交
換方式としているため地中熱との熱交換効率を良好にで
きる。このため、従来のものに比べて削孔と熱交換パイ
プの設置本数或いは深さを抑えることが可能となる。
【0039】また、伝熱材料として他の製品製造時の副
産物や廃材として供給される炭素粉、炭素粒、鉄粉やメ
タルスラグ等を用いれば地中熱交換方式の設置コストを
低減できる。
【0040】さらに、伝熱材を硬化性材料と混合した流
動状態として垂直削孔と熱交換パイプの隙間に充填する
ようにしているため確実に充填可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の地中熱交換方式を空調装置へ適用した
実施例を示す図である。
【図2】本発明の地中熱交換部の横断面図である。
【符号の説明】
1 熱交換パイプ 2 伝熱充填材 3 垂直削孔 4 地中(土壌) 11 送り管 12 戻り管 13 バルブ 14 バルブ 21 循環ポンプ 31 循環液(熱媒体) 41 エアコンディショニングユニット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地中の垂直削孔内に挿入した熱媒体を循
    環させる熱交換パイプの周りに、伝熱特性のよい粉体或
    いは粒状の伝熱材と硬化性材料とを混合した流動状態の
    伝熱充填材を充填し、硬化させたことを特徴とする地中
    熱交換方式。
  2. 【請求項2】 伝熱充填材は黒鉛電極製造の過程で生じ
    る炭素粉或いは炭素粒の伝熱材とセメント系グラウト材
    からなる硬化性材料を用いたことを特徴とする請求項1
    記載の地中熱交換方式。
  3. 【請求項3】 伝熱充填材は鉄粉の伝熱材とセメント系
    グラウト材からなる硬化性材料を用いたことを特徴とす
    る請求項1記載の地中熱交換方式。
  4. 【請求項4】 伝熱充填材は廃棄物処理の過程で生じる
    メタルスラグからなる伝熱材とセメント系グラウト材か
    らなる硬化性材料を用いたことを特徴とする請求項1記
    載の地中熱交換方式。
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