JP2010540851A - 摩擦クラッチ - Google Patents

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Abstract

パワートレインにおいて使用する摩擦クラッチにおいて、ケーシングに対して相対回動不能ではあるが軸線方向に限定的に移動可能なプレッシャプレートを備えており、前記ケーシングと前記プレッシャプレートとの間に少なくとも1つの皿ばねが設けられており、該皿ばねは軸線方向においてプレッシャプレートに負荷をかけ、さらに前記摩擦クラッチは前記ケーシングと前記皿ばねとの間において有効な調節装置を有しており、該調節装置は、前記パワートレインに組み付けられた摩擦クラッチにおいて前記プレッシャプレートと協働するクラッチディスクの少なくとも摩擦ライニング磨耗の少なくとも部分的な補償を保証し、前記皿ばねは、前記ケーシングによって支持された環状の支持受けに対して旋回可能であり、かつ、ばね手段を介して軸線方向に前記支持受けに向かって力負荷をかけてられており、前記皿ばねは少なくとも板ばね状の手段(9)と、皿ばね状のセンサばね(11)と、少なくとも1つの補助ばね手段(10)を有している。

Description

本発明は、全体として摩擦クラッチ、特にクラッチの少なくとも摩擦ライニングの磨耗を補償する調節装置が設けられているような摩擦クラッチ、特に例えば特許明細書DEOS4239291、DEOS4306505、DEOS4239289、DEOS4322677、DEOS4418026、DEOS4431641及びDEOS19510905に記載されているか又は言及されているような摩擦クラッチに関する。上記摩擦クラッチはとりわけ自動車のパワートレインにおける使用を想定しており、大抵の構成では、ケーシングに対して相対回動不能であるものの、軸線方向に制限されて移動可能なプレッシャプレートを有している。ケーシングとプレッシャプレートとの間には少なくとも1つの皿ばねが設けられている。皿ばねはプレッシャプレートを軸線方向においてケーシングから離れる方向に負荷する。摩擦クラッチに設けられている調節装置は、皿ばねの少なくともほぼ一定の緊締状態を保証し、ひいてはほぼ同じ押圧力を、パワートレインに組み付けられている摩擦クラッチの寿命にわたって保証する。
本発明の目的は、冒頭で述べた形式の摩擦クラッチを改良して、摩擦クラッチの製造自体も、摩擦クラッチの構成要素の製造も簡単かつ廉価に行うことができる摩擦クラッチを提供することである。構成要素は、摩擦クラッチの最適な機能を保証するために、可能な限り単純に寸法設定可能であることが望まれてもいる。他の目的は、皿ばね舌片のレリーズ距離にわたって、及び起こり得る製造公差若しくはばらつきを考慮しつつ、摩擦クラッチの寿命若しくは磨耗にわたって可能な限り小さい及び/又は可能な限り一定の解除力経過を、少なくともクラッチディスクの解放後に有しているような摩擦クラッチを提供することにある。クラッチの最大限に可能なレリーズ距離及び寿命にわたって、調節装置の機能を損なう恐れがある許容できない若しくは不都合な力上昇も回避したい。
パワートレインに摩擦クラッチが組み付けられている場合にプレッシャプレートと協働するクラッチディスクの少なくとも摩擦ライニング磨耗の少なくとも部分的な補償を保証する、ケーシングと皿ばねとの間において効果的な調節装置を有し、皿ばねがケーシングによって支持されている環状の支持受けに対して旋回可能であり、かつ、ばね手段を介して支持受けに向かって軸線方向に力負荷されている、冒頭で述べた形式の摩擦クラッチにおいて、本発明の目的はとりわけ、皿ばねの軸線方向の力負荷をもたらすばね手段が、少なくとも以下のばねエレメント、つまり、
一方でケーシングに他方でプレッシャプレートに結合されていて、少なくとも摩擦クラッチが組み付けられた状態において、プレッシャプレートを皿ばねに向かって軸線方向に負荷する緊締力を有する板ばね状の手段を有しており、摩擦ライニング磨耗が増大するに伴い、板ばね状の手段によってプレッシャプレートにかけられる軸線方向力が増強される傾向にあり、
ケーシングと皿ばねとの間で効果に即して弾性的に緊締されており、皿ばねを支持受けに向かって軸線方向に負荷する皿ばね状のセンサばねを有しており、
ケーシングと皿ばねとの間において効果に即して弾性的に緊締されており、皿ばねを支持受けに向かって軸線方向に力負荷する少なくとも1つの補助ばね手段を有しており、補助ばね手段は摩擦クラッチの切断のための皿ばねの旋回時に及び摩擦ライニング磨耗が増大するに伴い傾向として上昇する力経過を有している、
といったばねエレメントを有していることにより達成される。
摩擦クラッチの寿命にわたって、少なくともプレッシャプレートと皿ばねとは、ケーシングに対して軸線方向の移動を摩擦ライニング磨耗に基づき行うことができる。これにより板ばね状の手段、センサばね及び補助ばね手段の緊締状態が変化する。調節装置は、皿ばねの支持受けが発生する摩擦ライニング磨耗に基づいて軸線方向に移動することももたらす。
有利には、センサばねによって皿ばねに軸線方向に加えられる支持力の導入は、皿ばねとプレッシャプレートとの間の支持部の少なくともほぼ半径方向の高さにおいて行うことができる。しかし複数の使用態様にとって、導入個所が皿ばねの他の直径領域においてもたらされ、例えば少なくともほぼ支持受けの半径方向の高さにおいて、又は支持受けの半径方向外側又は内側においてもたらされても有利である。支持受けの高さにおける力導入時、センサばねによるトルクは皿ばねに導入されない。支持受けの半径方向外側における力導入の場合、皿ばねにセンサばねによってトルク、若しくは皿ばねに抗して作用する力が導入される。センサばねを支持受けの半径方向内側において支持する場合、皿ばねにトルク若しくは力が導入され、これにより皿ばねのサポートが摩擦クラッチの閉鎖方向において行われる。
補助ばね手段によって皿ばねに加えられる軸線方向力の導入が支持受けの半径方向内側において行われると、さらに有利であり得る。しかし、補助ばね手段の力導入は皿ばねの他の直径領域においても行うことができ、とりわけセンサばねとの関係において説明したのと同じように行うことができる。しかし、センサばね及び補助ばね手段によって皿ばねに軸線方向に加えられる支持力の導入が、環状の支持受けに対して異なる半径方向の側において行われると、特に有利であり得る。したがって、例えばセンサばねによる力導入を支持受けの半径方向外側において行うことができ、補助ばね手段による力導入を支持受けの半径方向内側においてもたらすことができる。このような構成により、支持受けに対して、センサばね及び補助ばね手段により皿ばねに導入されるトルクの少なくとも確実な補償が可能である。
有利には、補助ばね手段は、有利には鋼から製造されている構成部材により製造されていてよい。構成部材は、皿ばねを軸線方向に負荷する、半径方向に延びているばね特性を有するアームが出発している環状の領域を有している。アームは皿ばねを軸線方向に負荷する。有利にはアームは環状の領域に対して半径方向外方に方向付けられている。環状の領域は間接的に又は直接的にクラッチケーシングにおいて軸線方向に支持されていてよい。環状の領域の支持は、簡単に補助アームによって行うことができる。補助アームも同様に環状の領域から出発し、ケーシングにおける補助ばね手段の支持のために働く。必要な場合には、補助アームも同様に、ある種の弾性若しくはばね特性を有していてよい。
有利には、環状の領域と、ばね弾性的なアームと、補助アームとが一体に形成されていてよい。
ケーシングに対する補助ばね手段の支持は、バヨネットロックを介して簡単に行うことができる。バヨネットロックの形成のために、補助アームは適切に形成された領域を有していてよい。ケーシングに対する補助ばね手段の軸線方向の被嵌及び、補助ばね手段の回動により、バヨネットロック若しくはバヨネット結合を形成することができる。補助アームは、ケーシングに設けられている支持領域を介して軸線方向に支持され得る。補助ばね手段の支持アームを軸線方向に配向することができ、クラッチケーシングの適切に適合された領域にはめ込むことができる。
しかし、補助ばね手段の補助アームはばね弾性的なアームと同じように形成されていてよいか若しくは配向されていてもよい。したがって、このような補助アームは同様に環状の閉鎖された領域から、半径方向外方に延在することができ、ケーシングによって支持されている支持領域においてプリロードによって軸線方向に支持され得る。このような構成においては、ばね弾性的なアームと補助アームとは周方向に見て、交代に若しくは交番して設けられていると有利であり得る。周方向に見て、2つの補助アームの間には少なくとも2つのばね弾性的なアームが設けられていてもよい。このような補助ばね手段の構成においては、補助アーム、場合によってはアームと結合された閉鎖された環状領域が、ある程度のばね特性を有していてもよい。補助アームの支持のために、ケーシングに取り付けられたボルトが働く。ボルトは皿ばねの開口を軸線方向に抜けて延在している。このようなボルトは、例えば補助アームのためのボルトヘッドの形式の支持領域を有する。補助アームに対して軸線方向の支持手段は、同時に皿ばね状のセンサばねのための支持手段として働くことができる。
ケーシングと皿ばねとの間において有効である調節装置を備えた摩擦クラッチにおけるばね手段の本発明による構成により、摩擦クラッチの遮断時のオーバトラベル対策(Ueberwegsicherheit)を拡大することができる。とりわけ調節装置により、存在するライニング磨耗が調整される調節点若しくは調節領域からケーシング側の旋回受けに向かって皿ばねを負荷する総合力が大きくなるからである。この総合力は冒頭で述べた形式の摩擦クラッチにおいては、大抵、摩擦ライニングの間に存在するばね弾性部と、ケーシングとプレッシャプレートとの間に存在する板ばね状の手段と、皿ばねを軸線方向に支持する、ダイアフラム状に形成されていてよい少なくとも1つのエネルギ貯蔵体とにより形成される。プレッシャプレートによるクラッチディスクの解放時、プレッシャプレートへのライニング弾性部の作用は解消される。解放点若しくは解放点に続くレリーズ距離範囲内において、ライニング磨耗は調節装置の作動により補償することができる。このことは冒頭で記載した先行技術に詳細に記載されているので、本発明との関係において応用可能な調節装置の機能及び可能な構成に関しては、上記刊行物の開示内容が明確に引き合いに出されるので、本願においてそのことに関する詳細な記載は必要ではない。
本発明に係る、プレッシャプレートによるクラッチディスクの解放後に残っている少なくとも残留レリーズ距離にわたって漸増的な力経過を有する、皿ばねを軸線方向に支持するばねエレメントの使用により、少なくとも残留レリーズ距離を介して皿ばねを軸線方向に支持する、つまり、カバー側の支持受けに対して負荷する総合力は比較的大きくなり、これにより皿ばね舌片先端に作用する解除力は相応して比較的大きくなってもよく、とりわけ特にレリーズ距離の端部領域において、不都合な調節、つまり磨耗が原因となっていない調節が行われることはない。
ばねエレメントの本発明による組合せの使用によれば、皿ばねが支持受けの直径領域において旋回することができるように、皿ばねをカバー側の支持受け若しくは旋回支承部に対して負荷し、かつ、摩擦クラッチの解除時に軸線方向に支持する、皿ばねに作用する軸線方向の全支持力は、磨耗に基づく摩擦クラッチの調節距離にわたって有利には一定の又は軽度に上昇する力経過を有している。この力経過は補助ばね手段により形成することができる。補助ばね手段は皿ばねの解除距離及び皿ばねの軸線方向の移動距離にわたって磨耗補償のために、漸増的な、つまり上昇する力経路を有している。付加的な板ばね状の手段は、摩擦クラッチのレリーズ距離にわたって、つまりレリーズ方向におけるプレッシャプレートの移動にわたって漸減的な、つまり減少する力経路を有するように、ケーシングとプレッシャプレートとの間に取り付けられていてよい。板ばね状の手段及び板ばね状の手段に対して並列で有効な補助ばね手段のばね特性は、板ばね状の手段及び補助ばね手段によって形成された、皿ばねに作用する合成的な力経路が、ケーシングに対するプレッシャプレートの可能なレリーズ距離にわたって有利には一定であり続けるように互いに調整されていてよい。有利には、このような調整はケーシングにおける皿ばねの旋回可能な保持のために必要な力の主成分を加えるセンサばねを使用する場合に有利である。
皿ばねとクラッチケーシングとの間に設けられている調節装置の調節機能のために、ライニング磨耗時、摩擦クラッチのレリーズのために必要な力経過は比較的大きくなると特に有利であってよく、これによりレリーズ力経過の少なくとも小さい範囲にわたって、軸線方向にばね負荷されている支持受けの軸線方向の小さい移動をもたらす力が形成される。軸線方向の小さな移動により調節装置は、発生した磨耗を補償することを可能にする。有利には、皿ばねは特性曲線経路を有していてよい。特性曲線経路は、ばね負荷された支持受けの移動中に、皿ばねの旋回に必要な力を減じることを保証する。皿ばねのこのような設計により、ライニング磨耗が存在する場合、両側で軸線方向において皿ばねに作用する力の平行を常に再び調節することができる、ということを保証することができる。有利には、皿ばねはレリーズ距離範囲の少なくとも一部分にわたって、特に調節が行われる区分において、力対距離の下降する特性曲線を有していてよい。
本発明は、パワートレインにおいて使用する摩擦クラッチにおいて、ケーシングに対して相対回動不能ではあるが軸線方向に限定的に移動可能なプレッシャプレートを備えており、ケーシングとプレッシャプレートとの間に少なくとも1つの皿ばねが設けられており、皿ばねは軸線方向においてプレッシャプレートを負荷し、さらに摩擦クラッチはケーシングと皿ばねとの間において有効な調節装置を有しており、調節装置は、パワートレインに組み付けられた摩擦クラッチにおいてプレッシャプレートと協働するクラッチディスクの少なくとも摩擦ライニング磨耗の少なくとも部分的な補償を保証し、皿ばねは、ケーシングによって支持された環状の支持受けに対して旋回可能であり、かつ、ばね手段を介して軸線方向に前記支持受けに向って力負荷されており、皿ばねの軸線方向の力負荷をもたらす前記ばね手段は、少なくとも次のばねエレメントを有している、つまり、一方でケーシングに接続されていて、かつ、他方でプレッシャプレートに接続されており、少なくとも摩擦クラッチの組み付けられた状態において、軸線方向に皿ばねに向かってプレッシャプレートを負荷するプリロードを有する板ばね状の手段を有しており、摩擦ライニング磨耗が増大するに伴い、板ばね状の手段によってプレッシャプレートに加えられる軸線方向力は増強される傾向にあり、ケーシングと皿ばねとの間において作用に適して弾性的に緊締されており、かつ、軸線方向に支持受けに向かって皿ばねを負荷する皿ばね状のセンサばねを有しており、ケーシングと皿ばねとの間において作用に適して弾性的に緊締されており、かつ、軸線方向に支持受けに向かって皿ばねを力負荷する少なくとも1つの補助ばね手段を有しており、補助ばね手段は摩擦クラッチの解除のための皿ばねの旋回時及び摩擦ライニング磨耗の増大に伴い、傾向として上昇する力経過を有している、ことを特徴とする。
好ましくは、摩擦クラッチの寿命にわたって、少なくともプレッシャプレートと皿ばねとは、少なくとも摩擦ライニング磨耗に基づきケーシングに対する軸線方向の移動を行い、これにより板ばね状の手段、センサばね及び補助ばね手段の緊締状態が変化する。
好ましくは、調節装置によって、皿ばねの支持受けは発生する摩擦ライニング磨耗に基づき軸線方向に移動する。
好ましくは、センサばねによって皿ばねに軸線方向に加えられる支持力の導入が、皿ばねとプレッシャプレートとの間の支持部の少なくともほぼ半径方向の高さにおいて行われる。
好ましくは、補助ばね手段によって皿ばねに加えられる軸線方向力の導入は、支持受けの半径方向内側において行われる。
好ましくは、皿ばねの前記支持受けに関して、センサばね及び補助ばね手段によって皿ばねに加えられる軸線方向力は、異なる半径方向の側において発生する。
好ましくは、センサばねによって皿ばねに加えられる軸線方向力の導入は、支持受けの半径方向外側において行われ、補助ばね手段によって皿ばねに加えられる軸線方向力の導入は、支持受けの半径方向内側において行われる。
好ましくは、補助ばね手段は環状の領域を有しており、環状の領域から半径方向外側に向けられているばね弾性的なアームが出発しており、アームは皿ばねを軸線方向に負荷し、環状の領域は間接的に又は直接的にクラッチケーシングにおいて軸線方向に支持されている。
好ましくは、補助ばね手段のケーシングにおける支持のために働く補助アームが環状の領域から出発している。
好ましくは、補助アームはバヨネットロックを介してケーシングに接続されている。
好ましくは、補助アームはケーシングに設けられている支持領域を介して軸線方向に支持されている。
本発明のさらなる特徴、若しくは、適切な構成及び利点が以下の図面を基にした記載から明らかになる。
本発明に係る摩擦クラッチの半断面図。 プレッシャプレートのない摩擦クラッチを示した図である。 図1及び図2記載の摩擦クラッチのための補助ばね手段を拡大して示した図である。 摩擦クラッチの本発明に係る別の構成の断面図である。 プレッシャプレートのない図4記載の摩擦クラッチを示した図である。 図4及び図5記載の摩擦クラッチのための補助ばね手段を拡大して示した図である。 補助ばね手段、及び例えば図1,2記載の摩擦クラッチの構成において使用することができる皿ばね状のセンサばねが関連した状態を示した図である。 摩擦クラッチの断面図、及び本発明により構成された摩擦クラッチのための種々異なるばね手段の機能特性曲線を示したグラフである。 摩擦クラッチの断面図、及び本発明により構成された摩擦クラッチのための種々異なるばね手段の機能特性曲線を示したグラフである。 摩擦クラッチの断面図、及び本発明により構成された摩擦クラッチのための種々異なるばね手段の機能特性曲線を示したグラフである。 摩擦クラッチの断面図、及び本発明により構成された摩擦クラッチのための種々異なるばね手段の機能特性曲線を示したグラフである。
本発明のさらなる特徴、若しくは、適切な構成及び利点が以下の図面を基にした記載から明らかになる。
図1及び図2に示した摩擦クラッチ1はケーシング2と、ケーシング2に相対回動不動に結合されているものの、軸線方向に限定的に移動可能なプレッシャプレート3とを有している。プレッシャプレート3とケーシング2との間でプレッシャ皿ばね4は軸線方向に緊締されている。プレッシャ皿ばね4はケーシング2によって支持され、支持受け5として働く環状の旋回支承部を中心として旋回可能であり、プレッシャプレート3を、例えば弾み車といった、ケーシングに堅固に結合されている相手側のプレッシャプレートの方向に負荷をかける。これによりクラッチディスクの摩擦ライニングはプレッシャプレート3の摩擦面と相手側のプレッシャプレートの摩擦面との間において押圧可能である。
プレッシャプレート3はケーシング2に周方向若しくは接線方向に方向付けられた板ばね9を介して相対回動不能に結合されている。クラッチ1と協働するクラッチディスクは、有利にはいわゆるライニングばねセグメント(Belagfedersegmente)を有している。ライニングばねセグメントは漸増的なトルク形成を摩擦クラッチが入った場合に保証する。この構成において、ライニングばねセグメントはクラッチディスクの2つの摩擦ライニングの相互方向における限定的な軸線方向の移動にわたって、摩擦ライニングに作用する軸線方向力の漸増的な増加を可能にする。
記載の実施の形態において、皿ばね4はプレッシャ力を加える環状のベースボディ4aを有している。ベースボディ4aを起点にして半径方向内側に向かって延在する操作舌片4bが出発している。皿ばね4は、半径方向にさらに外側に位置する領域6によってプレッシャプレート3を負荷し、かつ、半径方向にさらに内側に位置する領域7によって支持受け5を中心にして傾動可能であるように組み付けられている。
板ばね状のばね手段9に対して付加的に、他のばね手段10,11がケーシング2とプレッシャプレート3との間において効果を発揮する。本発明において、他のばね手段10は網目状(spinnenartig)に構成されており、かつ、ケーシングと皿ばね4との間において皿ばね4に、皿ばね4をケーシング2に向かって押し付け、ひいては支持受け5に対しても押し付ける軸線方向の力を加えるように緊締されている。このために補助ばね手段10はケーシング2に軸線方向に支持されており、舌片状の領域12によって皿ばね4を負荷する。
図3から判るように、網目状に形成された他のばね手段10は、周方向に閉鎖された、例えば環状に形成された領域13を有している。領域13を起点に舌片状の領域12が半径方向外側に延在している。周方向に見て、舌片状の領域12の間には支持アーム14,15が設けられている。摩擦クラッチ1に他のばね手段10が組み付けられた状態において、支持アーム14,15はケーシングによって支持される支持領域に支持される。支持領域は図2記載の摩擦クラッチの形態においてスペーサボルト16により形成されている。スペーサボルト16はケーシング2にリベット留めされており、皿ばね4を抜けて軸線方向に延在している。このために皿ばね4は対応する開口部を有している。スペーサボルト16はヘッド状の一体成形部若しくは拡幅部17を有しており、一体成形部若しくは拡幅部17においてアーム14,15は軸線方向に支持される。他のばね手段10の組付け時に他のばね手段10は、必要な支持力を皿ばね4に対して加えるために、弾発的に緊締される。有利には、舌片状の領域12もアーム14,15もばね弾性的な特性を有していてよい。閉鎖された領域13も、所望のばね特性の形成のために有利に扱うことができる。図3から判るように、他のばね手段10の記載の実施の形態においては、アーム14,15の半径方向内側において、半径方向外側に向けられた切欠き18が設けられている。これにより閉鎖された領域13は周方向にメアンダ状の延在部を有する。
他のばね手段10の組付けのために、まず3つのスペーサボルト16だけをケーシング2にリベット留めすることができる。その結果、ケーシング2への軸線方向の挿入及び軸線方向にプリロードをかけられた他のばね手段10の回動により、まずアーム14がスペーサボルト16の支持領域17に接触する。つまり有利には、ケーシング2と他のばね手段10との間にバヨネット式の結合がもたらされる。
次いで、他の3つのスペーサボルト16をケーシング2にリベット留めすることができ、他の3つのスペーサボルト16においてアーム15はプリロードを伴って支持され得る。アーム15を介して同時にケーシング2と他のばね手段10との間の回動止めが保証される。このためにアーム15の端部領域はスペーサボルト16の直径に適切に適合されている。
図1及び図2から判るように、摩擦クラッチ1はさらに付加的なばね手段11を有している。付加的なばね手段11は以下、皿ばね状のセンサばね11と称呼する。皿ばね状のセンサばね11は環状のベースボディ19を有している。ベースボディ19から半径方向外側に向かって延在する舌片20が出発する。舌片20は皿ばね4のさらに外側に位置する領域6において軸線方向のプリロードを伴って支持される。軸線方向のプリロードは皿ばね状のセンサばね11の緊締された組付け状態により保証される。緊締された組付け状態はスペーサボルト16における皿ばね状のセンサばね11の支持により達成される。このために皿ばね状のセンサばね11は半径方向内側に相応のアーム若しくはカンチレバーアームを有していてよい。アーム若しくはカンチレバーアームは、例えばスペーサボルト16の支持ヘッドと協働する。皿ばね状のセンサばね11は、他のばね手段10との関係において記載したのと同じように、バヨネット式の組付けを介してケーシング2と一緒に構成することができる。
他のばね手段10及び皿ばね状のセンサばね11の組付け若しくは部分組付けの前に、図1及び図2自体から判るように、まず皿ばね4をケーシング2内に挿入する必要がある。
図4及び図5に示した摩擦クラッチ101は、図1及び図2記載の摩擦クラッチ1とほぼ同じ構成を有している。皿ばね104は同様にケーシング102において支持受け105に対して旋回可能に支承されている。皿ばね104の軸線方向の支持はまた板ばね109、他のばね手段110及び皿ばね状のセンサばね111によって行われる。図1及び図2に記載の形態に対する図4及び図5に記載のクラッチの実質的な相違は、他のばね手段110の構成及び他のばね手段110のケーシング102における支持の形態にある。
図6から判るように、他のばね手段110は環状のベースボディ113を有している。ベースボディ113から半径方向外側に方向付けられている舌片状の領域若しくはアーム112が出発している。舌片状の領域112は舌片状の領域12と同様に摩擦クラッチ101の皿ばね104を支持する。
さらに図6から、環状のベースボディ113の半径方向外側の領域に、軸線方向に方向付けられた舌片114が一体成形されていることが判る。舌片114は周方向において舌片状の領域112の間に配置されている。記載の実施の形態ではこのような舌片114が設けられている。舌片114は他のばね手段110のケーシング102における支持のために働く。
他のばね手段110とケーシング102との間の結合は差込み/回動結合、つまりバヨネット式の結合によってもたらされる。
差込み/回動結合を形成するために、舌片114は掛入れ領域120を形成する。掛入れ領域120は、本実施の形態では、周方向の切欠き121を舌片114に加工することにより形成されている。図5から判るように、掛入れ領域120はケーシング2の支持領域122と協働する。有利には支持領域122はケーシング102と一体に形成されている。支持領域122は、例えばケーシング102と一体8に形成された条片122により形成することができる。個々の条片122は半径方向内側において環状の閉鎖された領域を介して互いに結合されていてよい。環状の閉鎖された領域は、環状のベースボディ113に軸線方向に隣接して配置されていてよい。支持領域122は、DE4345215B4の図12に関して記載されているのと同様に製造及び構成されていてよい。
図7には、皿ばね状のセンサばね211と補助ばね手段210とが関連し合っている構成が示されている。2つのばねエレメント210,211のこのようにつながっている製造により、対応する摩擦クラッチの組付けを実質的に簡略化することができる。
図7から、皿ばね状のセンサばね211と他のばね手段若しくは補助ばね手段210とが、軸線方向に軟弾性的若しくはフレキシブルな結合区分212を介して結合されている。結合区分212の軟性を保証するために、結合区分212は半径方向にメアンダ状に延在する領域213及びねじれ領域214を有している。領域213,214によって結合区分212は適切なばねエレメント210及び/又は211と結合されている。
図8に概略的に示した摩擦クラッチ1及び図8に対応する図9,10,11記載の3つのグラフとの関係において判るように、他のばね手段10は、摩擦クラッチ1のレリーズ時、レリーズ距離に応じてケーシング2に向かって軸線方向に皿ばねを負荷し、また、少なくともプレッシャプレート3の持上り距離にわたって漸増的な力経過を有するように形成され緊締されて組み付けられている。少なくともプレッシャプレート3の持上り距離にわたって漸増的な力経過を有するとは、プレッシャプレート3の持上り距離にわたって見て若しくは支持受け5を中心とした皿ばね4の旋回角度にわたって見て、他のばね手段10によって皿ばね4に加えられた軸線方向力が、少なくとも部分範囲にわたって、有利にはプレッシャプレート3の全体の持上り距離若しくは皿ばね4の旋回角度にわたって大きくなる、ということを意味する。
図9に記載のグラフから判るように、板ばね9も同様にケーシング2とプレッシャプレート3との間において軸線方向の緊締によって取り付けられている。板ばね9の緊締は、プレッシャプレート3の持上り距離にわたって見て、板ばね9によってプレッシャプレート3ひいては皿ばね4にも加えられる軸線方向力がプレッシャプレート3の持上り方向において漸減的、つまり小さくなるように行われている。しかし摩擦ライニング磨耗が増大するに伴い板ばね9の緊締は増強されるので、板ばね9によって加えられる軸線方向力も大きくなる。他のばね手段10によって皿ばね4に形成される軸線方向力も同様に、クラッチディスクの摩擦ライニング磨耗が増大するに伴い増強される。このことは図11に示したグラフから判る。
図10には皿ばね状のセンサばね11に対する可能な力経路特性曲線が示してある。図10に記載のグラフから、クラッチディスク摩擦ライニング磨耗が増大するに伴って皿ばね状のセンサばね11によって皿ばね4に加えられる軸線方向力は小さくなる、つまり漸減的である、ことが判る。
ばねエレメント9,10,11の力経路特性曲線は、クラッチディスク摩擦ライニング磨耗にわたって発生する、皿ばね状のセンサばね11によって加えられる軸線方向力の減少が、少なくとも部分的に、板ばね9及び他のばね手段10によって加えられる軸線方向の発生する増大により補償されるように互いに調整されている。軸線方向力は皿ばね4に同様に作用する。
実施の形態は本発明の制限として理解することはできない。むしろ本願の開示の範囲内において複数の変更した形態及び修正した態様が可能であり、特に共通の記載、図面の説明及び請求項に記載され、かつ、図面に含まれる特徴若しくは構成要素又は方法ステップの個々の結合のコンビネーション及び変化実施例により形成することができるような形態が可能である。
1 摩擦クラッチ、 2 ケーシング、 3 プレッシャプレート、 4 プレッシャ皿ばね、 4a 環状のベースボディ、 4b 操作舌片、 5 支持受け、 6 外側に位置する領域、 7 内側に位置する領域、 8 板ばね、 10,11 補助ばね手段、 12 舌片状の領域、 13 領域、 14,15 支持アーム、 16 スペーサボルト、 17 支持領域、 18 切欠き、 19 ベースボディ、 20 舌片、 101 摩擦クラッチ、 102 ケーシング、 104 皿ばね、 105 支持受け、 109 板ばね、 110 ばね手段、 111 センサばね、 112 舌片状の領域、 113 環状のベースボディ、 114 舌片、 120 掛込み領域、 121 周面に適した区分、 122 支持領域、 210 補助ばね手段、 211 センサばね、 212 結合区分、 213 メアンダ状に延びている領域、 214 トーション領域

Claims (11)

  1. パワートレインにおいて使用する摩擦クラッチにおいて、ケーシングに対して相対回動不能ではあるが軸線方向に限定的に移動可能なプレッシャプレートを備えており、前記ケーシングと前記プレッシャプレートとの間に少なくとも1つの皿ばねが設けられており、該皿ばねは軸線方向においてプレッシャプレートに負荷をかけ、さらに前記摩擦クラッチは前記ケーシングと前記皿ばねとの間において有効な調節装置を有しており、該調節装置は、前記パワートレインに組み付けられた摩擦クラッチにおいて前記プレッシャプレートと協働するクラッチディスクの少なくとも摩擦ライニング磨耗の少なくとも部分的な補償を保証し、前記皿ばねは、前記ケーシングによって支持された環状の支持受けに対して旋回可能であり、かつ、ばね手段を介して軸線方向に前記支持受けに向かって力負荷をかけてられており、前記皿ばねの軸線方向の力負荷をもたらす前記ばね手段は、少なくとも以下のばねエレメントを有している、つまり、
    −一方で前記ケーシングに接続されていて、かつ、他方で前記プレッシャプレートに接続されており、少なくとも前記摩擦クラッチの組み付けられた状態において、軸線方向に前記皿ばねに向かって前記プレッシャプレートに負荷をかけるプリロードを有する板ばね状の手段(9)を有しており、摩擦ライニング磨耗が増大するに伴い、前記板ばね状の手段によって前記プレッシャプレートに加えられる軸線方向力は増強される傾向にあり、
    −前記ケーシングと前記皿ばねとの間において作用に適して弾性的に緊締されており、かつ、軸線方向に前記支持受けに向かって前記皿ばねに負荷をかける皿ばね状のセンサばね(11)を有しており、
    −前記ケーシングと前記皿ばねとの間において作用に適して弾性的に緊締されており、かつ、軸線方向に前記支持受けに向かって前記皿ばねに力負荷をかける少なくとも1つの補助ばね手段(10)を有しており、該補助ばね手段は前記摩擦クラッチの解除のための前記皿ばねの旋回時及び摩擦ライニング磨耗の増大に伴い、傾向として上昇する力経過を有している、
    ことを特徴とする、パワートレインにおいて使用する摩擦クラッチ。
  2. 前記摩擦クラッチの寿命にわたって、少なくとも前記プレッシャプレートと前記皿ばねとは、少なくとも摩擦ライニング磨耗に基づき前記ケーシングに対する軸線方向の移動を行い、これにより前記板ばね状の手段、前記センサばね及び前記補助ばね手段の緊締状態が変化することを特徴とする、請求項1記載の摩擦クラッチ。
  3. 前記調節装置によって、前記皿ばねの前記支持受けは発生する摩擦ライニング磨耗に基づき軸線方向に移動することを特徴とする、請求項1又は2記載の摩擦クラッチ。
  4. 前記センサばねによって前記皿ばねに軸線方向に加えられる支持力の導入が、前記皿ばねと前記プレッシャプレートとの間の支持部の少なくともほぼ半径方向の高さにおいて行われることを特徴とする、請求項1から3までのいずれか一項記載の摩擦クラッチ。
  5. 前記補助ばね手段によって前記皿ばねに加えられる軸線方向力の導入は、前記支持受けの半径方向内側において行われることを特徴とする、請求項1から4までのいずれか一項記載の摩擦クラッチ。
  6. 前記皿ばねの前記支持受けに関して、前記センサばね及び前記補助ばね手段によって前記皿ばねに加えられる軸線方向力は、異なる半径方向の側において発生することを特徴とする、請求項1から5までのいずれか一項記載の摩擦クラッチ。
  7. 前記センサばねによって前記皿ばねに加えられる軸線方向力の導入は、前記支持受けの半径方向外側において行われ、前記補助ばね手段によって前記皿ばねに加えられる軸線方向力の導入は、前記支持受けの半径方向内側において行われることを特徴とする、請求項6記載の摩擦クラッチ。
  8. 前記補助ばね手段は環状の領域を有しており、該環状の領域から半径方向外側に向けられているばね弾性的なアームが出発しており、該アームは皿ばねに軸線方向に負荷をかけ、前記環状の領域は間接的に又は直接的にクラッチケーシングにおいて軸線方向に支持されていることを特徴とする、請求項1から7までのいずれか一項記載の摩擦クラッチ。
  9. 前記補助ばね手段の前記ケーシングにおける支持のために働く補助アームが前記環状の領域から出発していることを特徴とする、請求項7記載の摩擦クラッチ。
  10. 前記補助アームはバヨネットロックを介して前記ケーシングに接続されていることを特徴とする、請求項9記載の摩擦クラッチ。
  11. 前記補助アームは前記ケーシングに設けられている支持領域を介して軸線方向に支持されていることを特徴とする、請求項9記載の摩擦クラッチ。
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