JP2010540530A5

JP2010540530A5 -

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Publication number: JP2010540530A5
Application number: JP2010526961A
Authority: JP
Filing date: 2008-09-26
Publication date: 2011-11-10
Anticipated expiration: 2028-09-26

Claims

胎盤灌流液細胞の集団から血管を形成する方法であって、前記細胞の集団を血管の形成を促進する条件にインビトロで接触させるステップを含む方法。
前記胎盤灌流液細胞の集団が胎盤灌流液由来の全有核細胞である、請求項１に記載の方法。
前記接触が、前記細胞をＶＥＧＦ（５０〜２００ｎｇ／ｍＬ）、ＴＧＦ−β（１〜５ｎｇ／ｍＬ）、ＦＧＦ（１０〜５０ｎｇ／ｍＬ）及び１つ又はそれ以上のマトリクスメタロプロテアーゼ（各々１〜３Unit／ｍＬ）に接触させるステップを含む、請求項１に記載の方法。
前記胎盤灌流液細胞の集団が、単一の胎盤の灌流から単離される胎盤灌流液細胞を含む、請求項１に記載の方法。
前記胎盤灌流液細胞がＣＤ３４^＋細胞である、請求項４に記載の方法。
前記ＣＤ３４^＋細胞がＣＤ３４^＋ＣＤ４５⁻細胞である、請求項５に記載の方法。
前記ＣＤ３４^＋細胞又はＣＤ３４^＋ＣＤ４５⁻細胞が、ＣＤ３１、ＣＸＣＲ４又はＶＥＧＦＲの少なくとも１つを、臍帯血由来の同等数のＣＤ３４^＋細胞より高いレベルで発現する、請求項４又は５に記載の方法。
前記胎盤灌流液細胞の集団が、前記灌流液から単離されない単離ＣＤ３４^＋細胞を含む、請求項１に記載の方法。
前記ＣＤ３４^＋細胞が胎盤から単離される、請求項８に記載の方法。
前記ＣＤ３４^＋細胞が、臍帯血、胎盤血、末梢血又は骨髄から単離される、請求項８に記載の方法。
前記ＣＤ３４^＋細胞が、ＣＤ３１、ＣＸＣＲ４又はＶＥＧＦＲを臍帯血由来の同等数のＣＤ３４^＋細胞より高いレベルで発現する、請求項８に記載の方法。
前記ＣＤ３４^＋細胞がＣＤ３４^＋，ＣＤ４５⁻細胞である、請求項８に記載の方法。
血管を形成するための医薬の製造における胎盤灌流液細胞の集団の使用であって、前記細胞の集団を血管の形成を促進する条件に接触させる、前記使用。
前記胎盤灌流液細胞の集団が胎盤灌流液由来の全有核細胞である、請求項１３に記載の使用。
前記細胞の集団を、ＶＥＧＦ（５０〜２００ｎｇ／ｍＬ）、ＴＧＦ−β（１〜５ｎｇ／ｍＬ）、ＦＧＦ（１０〜５０ｎｇ／ｍＬ）及び１つ又はそれ以上のマトリクスメタロプロテアーゼ（各々１〜３Unit／ｍＬ）に接触させる、請求項１３に記載の使用。
前記胎盤灌流液細胞の集団が、単一の胎盤の灌流から単離される胎盤灌流液細胞を含む、請求項１３に記載の使用。
前記胎盤灌流液細胞がＣＤ３４ ^＋細胞である、請求項１６に記載の使用。
前記ＣＤ３４ ^＋細胞がＣＤ３４ ^＋ＣＤ４５ ⁻ 細胞である、請求項１７に記載の使用。
前記ＣＤ３４ ^＋細胞又はＣＤ３４ ^＋ＣＤ４５ ⁻ 細胞が、ＣＤ３１、ＣＸＣＲ４又はＶＥＧＦＲの少なくとも１つを、臍帯血由来の同等数のＣＤ３４ ^＋細胞より高いレベルで発現する、請求項１６又は１７に記載の使用。
前記胎盤灌流液細胞の集団が、前記灌流液から単離されない単離ＣＤ３４ ^＋細胞を含む、請求項１３に記載の使用。
前記ＣＤ３４ ^＋細胞が胎盤から単離される、請求項２０に記載の使用。
前記ＣＤ３４ ^＋細胞が、臍帯血、胎盤血、末梢血又は骨髄から単離される、請求項２０に記載の使用。
前記ＣＤ３４ ^＋細胞が、ＣＤ３１、ＣＸＣＲ４又はＶＥＧＦＲを臍帯血由来の同等数のＣＤ３４ ^＋細胞より高いレベルで発現する、請求項２０に記載の使用。
前記ＣＤ３４ ^＋細胞がＣＤ３４ ^＋，ＣＤ４５ ⁻ 細胞である、請求項２０に記載の使用。
心臓又は血管疾患、障害、病状若しくは不全を有する患者を処置するための医薬の製造における、ヒト胎盤灌流液又はヒト胎盤灌流液細胞の使用であって、前記ヒト胎盤灌流液又はヒト胎盤灌流液細胞が、前記疾患、障害、病状又は不全を処置するのに十分な量である、前記使用。
前記疾患、障害、病状又は不全が、末梢血管疾患、急性若しくは慢性心筋梗塞、心筋症、鬱血性若しくは慢性心不全、心血管虚血、肺高血圧疾患、末梢動脈疾患又はリウマチ性心疾患である、請求項２５に記載の使用。
前記胎盤灌流液細胞が胎盤灌流液由来の全有核細胞である、請求項２５に記載の使用。
前記胎盤灌流液細胞の集団が、単一の胎盤の灌流から単離される胎盤灌流液細胞を含む、請求項２５に記載の使用。
前記胎盤灌流液細胞がＣＤ３４^＋細胞である、請求項２８に記載の使用。
前記ＣＤ３４^＋細胞がＣＤ３４^＋ＣＤ４５⁻細胞である、請求項２９に記載の使用。
前記ＣＤ３４^＋細胞又はＣＤ３４^＋ＣＤ４５⁻細胞が、ＣＤ３１、ＣＸＣＲ４又はＶＥＧＦＲの少なくとも１つを臍帯血由来の同等数のＣＤ３４^＋細胞より高いレベルで発現する、請求項２９又は３０に記載の使用。
前記胎盤灌流液細胞の集団が、前記灌流液から単離されない単離ＣＤ３４^＋細胞を含む、請求項２５に記載の使用。
前記ＣＤ３４^＋細胞が胎盤から単離される、請求項３２に記載の使用。
前記ＣＤ３４^＋細胞が、臍帯血、胎盤血、末梢血又は骨髄から単離される、請求項３２に記載の使用。
前記ＣＤ３４^＋細胞が、ＣＤ３１、ＣＸＣＲ４又はＶＥＧＦＲを臍帯血由来の同等数のＣＤ３４^＋細胞より高いレベルで発現する、請求項３２に記載の使用。
前記胎盤灌流液細胞が足場又はマトリクス上にて投与される、請求項２５に記載の使用。
前記胎盤灌流液細胞が静脈内投与される、請求項２５に記載の使用。