JP2010537677A - 手元カバー及び伸縮管用支持体を備えるポケット傘 - Google Patents

手元カバー及び伸縮管用支持体を備えるポケット傘 Download PDF

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Abstract

傘カバー等の更なる機能性を備える折畳み傘、詳細には楕円形断面及び凹型把持部を有する手元カバー及び伸縮管を支持する支持体を備える小型ポケット傘を提供する。
傘には長い歴史があり、そのため対応する特許文献も多数の多種多様なものが存在する。「折畳み傘」もしくは「携帯用傘」という範疇において、その用途に応じてカバー及び折畳み方法に関する様々なものが開発されてきた。様々な分野にわたる用途が相当し、同様の技術的要素、構成部材及び方法は密接に関連する分野の用途においても利用されるものの、以下の記述は折畳み式ポケット傘の機能性に制限される。
目的は、傘カバーの機能性を更に備える折畳み式ポケット傘、詳細には凹型把持部を備える手元カバー及び伸縮管用支持体を備える小型ポケット傘を構成することである。楕円形の手元カバーは、上昇管、伸縮管、下ろくろ、親骨及び傘地を略備える傘を折畳み、かつ/もしくは相互に押圧することにより完全に収容するよう形成される。伸縮管に略固定して接続され、容易に把持可能な同様に楕円形の引出し手元により、使用者は傘を即時的に使用することができる。
伸縮管、上昇管、下ろくろ、及び支持部材の組合せにより、支持部材は引出された伸縮管の各位置において装置を三脚形状及び三脚に対するスライダ支持体によって安定させるという、更に有効な特徴が発明の新規性において得られる。本発明の更に有効な実施の形態においては、親骨及び傘地が収容される内部の通気が行われ、また、傘の手元カバーが上端及び下端において双方向に開放していることにより、結果上端に形成される手元カバーつば部及び引出し手元間の循環スリット、及び底部において外側に向かってやや突出する底板に設けられる長さ方向の細長スリットにより、湿気の貯留を防止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、傘カバーとしての機能性を更に備える折畳み傘に関し、詳細には、楕円形の断面及び凹型把持部を備える手元カバー及び伸縮管用支持体を備える小型ポケット傘に関する。
傘には長い歴史があり、そのため対応する特許文献も多数の多種多様なものが存在する。「折畳み傘」もしくは「携帯用傘」という範疇において、その用途に応じてカバー及び折畳み方法に関する様々なものが開発されてきた。例えば、以下のような様々な分野にわたる用途が相当する。
−補強された親骨フレームを備える折畳み式ポケット傘
−完全自動折畳み傘
−自動傘
−折畳み式傘型洗濯干し
−イベント用可動式傘型日除け
−耐風折畳み傘
−容易に開放可能な小型折畳み傘
−町の地図を備える折畳み傘
−折畳み傘用緩衝装置
−ブラケット及び傘を備える椅子
−防虫傘
−ブラケット及び傘を備える自転車
−折畳み式日除けを備えるブラケット
−ベビーカー用ブラケット及び傘
−動物用ブラケット及び傘
−日除け装置
−折畳み式運搬手段
−折畳み式ベビーカー
−広域アンテナ用折畳み傘
同様の技術的要素、構成部材及び方法は、密接に関連する分野の用途においても利用されるものの、以下の記述は折畳み式ポケット傘の機能性に制限される。
以下において、手元及び伸縮管用の支持体を備える傘カバー等の更なる機能性を備える最新技術による折畳み傘を検討する。用途に応じて、手元を備える傘カバー等の更なる機能性を備える複数の種類の折畳み傘が最新技術より公知である。
特許文献1は、固定及び封止可能な円筒形状のプラスチックケースを傘カバーとして開示していて、傘カバーは、二輪車用に、詳細には折畳んだポケット傘を揺動及び不快音を発生させずに運搬するために開発されたものである。天蓋部を形成する傘地を折畳んだ状態で保持する硬質な円筒容器は、一方側において円形の底部により封止されていて、他方側において着脱可能な蓋部を含み、突起を有する台座に接続され、収縮してクランプ状のフレーム実装部材を保持した状態でナンバーロック/コンビネーションロックにより施錠可能である。ポケット傘の特徴は、手元を含む長さ方向の伸長は上記封止された容器よりも短くなる必要があるということである。
特許文献2は、折畳み傘に関し、傘地は中棒周囲に配置される星形状の親骨により支持される。親骨は、中棒に沿って移動可能かつ中棒上端に固定される上ろくろ上に枢動可能に間接接合され、また、傘が開いた状態において受骨により支持され、受骨は一方端において親骨に、他方端において下ろくろに間接接合されるが、下ろくろもまた中棒に沿って移動及び固定可能である。傘の折畳みは、親骨を上ろくろ上方で折畳み、中棒を折畳んだ親骨間に挿入することにより行われる。本装置の特徴は、親骨及び受骨が使用者に対向する方向に折畳まれることである。
特許文献3は、乾燥機能を備える自動車用傘容器を開示し、傘容器は車両の車内ヒータに接続されるか、もしくは制御可能な乾燥機能を有するヒータを備える。中空円筒形状に形成される傘容器は乾燥した伸縮傘を収容し、また、濡れた伸縮傘を収容して乾燥させる。濡れた傘地の湿気を排出する管から傘が収縮する側に対向する方向に供給される空気により通気される導管は、半径方向において内向する誘導部材により容器の円筒形カバー及び収縮した傘間に形成される。側部からの空気供給に対応して、長さ方向の誘導部材の代わりに横方向の部材を設けてもよい。こ発明の新規性における気候に関連する寸法については記載されていない。
特許文献4、特許文献5、特許文献6は、外側から把持可能なポケット傘が一体形成された容器を開示している。これらの発明の新規性は、ブリーフケースのカバーにおいて内装品の背後の小さいスペースに設けられる平坦な筒型容器である。平坦な正方形形状からなる伸縮可能なポケット傘は、折畳まれて矩形の筒内に取外し可能に収容される。傘の手元は固定装置により筒内に保持され、固定装置が解除されると、傘の中棒内に設けられるばね装置により外側に向かって解放される。その構成に関して、傘及び容器は相互に対して限られた範囲内でのみ依存する。
特許文献7は、ポケット傘を更に収容する鞘形状の収容体を備える携帯用容器を提供する。例えば、鞘形状の収容体、傘及び/または容器といった3個の部材全てを、非使用時に最小となり、それぞれ軽量かつ容易に携帯もしくはポケットに入れることが可能であるが、一方、使用する必要がある場合にはいつでも簡単に使用することも可能なように構成するために、容器を巻回可能なトートバッグ形状、もしくは一方端において鞘形状の収容体を備えるバックパック形状に形成することが提案されていて、容器はトートバッグもしくはバックパックの側端に対して直角に形成される。この出願においては、ポケット傘及び容器は互いに独立した構成である。
また、特許文献8は、女性用ハンドバッグ用の傘容器が開示され、傘は、傘を収容するために設けられるブラケットによりハンドバッグ内に収容可能である。
特許文献9は、傘地、傘地を開く折畳み式フレーム、及び手元を備える折畳み式のポケット傘を開示し、フレームは伸長可能な中棒、すなわち伸縮中棒と、傘地を開くらせん状ワイヤと、中棒、らせん状ワイヤ及び傘地を収容する筒状スリーブを備える手元とを備えることを特徴とする。らせん状ワイヤは、傘地の外端において展張部材を制限することにより誘導され、展張部材及びらせん状ワイヤは収容スリーブの底部に設けられる手動の巻取り装置に収容される。巻取り装置を駆動することにより、らせん状ワイヤ及び展張部材は、傘地及び伸縮中棒も含めて、収容スリーブ内に収容される。収容スリーブの寸法については記載されていない。
特許文献10は、折畳まれた状態において平坦な断面形状を有する折畳み傘を開示し、8個の伸縮可能な親骨が2個のブレードを含む上ろくろにおいてスリット内に間接接合され、2個の親骨がそれぞれ上ろくろの横方向の側部において突出する。この傘の同様に2個のブレードを含む補助ろくろにおいて、補助中棒は同様にスリット内に間接接合される。補助中棒は他方端において、下ろくろ上に間接接合される中軸に弾性的に接続される。折畳み傘用の容器は記載されていない。
特許文献11は、折畳み可能な手元、及び星形状に配置される骨により補強される傘地を備えるポケット傘を開示し、骨は、外端が封止され、かつ内端は上壁及び下壁により形成される中央空間内に収容される曲折可能な管を備える。中央空間は移動可能な空気吸入弁を含み、複数部分からなる中棒は空気吸入弁に締着される。傘用容器は含まれず、折畳まれた傘の大きさは中棒の最長部分の長さにより規定される。
特許文献12は、手元内に収縮可能な伸縮式望遠鏡形状の中棒及び親骨を備える傘を含む。この傘は収縮した状態ではしっかりと閉じ、開いた時は2点で支持される。手元に内部通気は設けられていない。
特許文献13は、手元内に完全に収縮可能な折畳み傘を含み、この傘は半径方向において2点で支持される中棒を備える。しかしながら、手元は締着可能な2個の部分に分割され、締着状態において完全にしっかりと封止される。
特許文献14は、ブラケットを備える折畳み傘を開示し、ブラケットは傘地及び折畳み式中棒を収容し、開く方向において円錐状に太くなる円筒形状を有し、伸長可能な伸縮中棒に移動可能に配置される凹形状のスペーサが伸縮中棒を円筒形状の手元内部へと常に誘導し、伸縮中棒を中央に保持する。スペーサは、ディスク程度の厚さを有する円筒として形成され、中空円筒形状の手元内に適合して摺動する。
特許文献15は、小型ポケット傘を開示し、この傘は、中空体からなる手元内に収縮及び封止可能であり、主に上着及びズボンのポケットに入れて容易に運搬可能である。このポケット傘は、超軽量かつ非常に小型である。ポケット傘はバッグに入れて常に携帯可能である。傘を使用後は、手元内に再度収容して蓋部により水密に封止する。この発明の新規性における不都合は、中棒が手元の底部において一点のみで支持される点、及び使用後の濡れた傘が手元内に収容されて、水密に封止される点である。
反対に、特許文献16は、手元内において一点で支持される中棒を開示し、その一点は傘の開放及び中棒の位置に応じて容器の底部もしくは最上部に配置される。
特許文献17は、傘用容器を備える折畳み傘を開示し、容器内において、中棒の安定性は同様に手元/容器の底部における一個の支持点においてのみ得られる。
特許文献18は、伸縮可能な折畳み式ポケット傘を開示し、水密な筐体及び傘の開閉補助手段を備える。この傘には保存容器が更に取付けられ、濡れた傘からの雨水が筐体内に貯留される。筐体は締着可能な排水口を更に有する。閉じた状態において、手元及び筐体開口部は相互にしっかりと締着される。使用時には傘を筐体から分離する。筐体は携帯用容器として機能する。中棒は柄に固定される。
特許文献19に記載の「一体形成した傘ケース及び手元」は、蓋部に締着される中空円筒形状の手元を備え、手元は、傘が収容されると蓋部を有する締着装置により完全にしっかりと封止され、締着される蓋部は、傘が開いた状態の時に中棒を2点で支持するための通路及び固定装置を備える。
独国特許公開公報19525409号 独国特許第19505707号 独国特許公開公報10253797号 欧州特許公開公報495472号 独国実用新案公報9115108号 独国実用新案公報9100505号 独国特許公開公報4314650号 英国特許第311265号 独国特許公開公報4008212号 独国特許第2137261号 独国特許公告第1814204号 独国特許第625783号 独国特許第618174号 英国特許公開公報2320893号 オーストリア実用新案第006249号 米国特許第892813号 米国特許第868326号 特開2002−291509号 WO1997/48303号
上述の文献は全て、傘カバーの機能性を更に備える折畳み傘としての特定の用途に対しては、限られた範囲内でのみ適合するか、もしくは全く適合せず、詳細には、楕円形断面及び凹型把持部を有する手元カバー及び伸縮管用支持体を備える小型ポケット傘には適合しない。
したがって、本発明は請求項1の前提部に記載の装置、すなわち傘カバーの機能性を更に備える折畳み傘、詳細には楕円形断面及び凹型把持部を有する手元カバー及び伸縮管用支持体を備える小型ポケット傘を提供することを課題とする。
上記の課題は、本発明の請求項1の特性により実現可能である。従属請求項は有効な実施の形態を示す。目的は、傘カバーの機能性を更に備える折畳み式ポケット傘、詳細には凹型把持部を備える手元カバー及び伸縮管用支持体を備える小型ポケット傘を構成することである。楕円形の手元カバーは、上昇管、伸縮管、下ろくろ、親骨及び傘地を略備える傘を折畳み、かつ/もしくは相互に押圧することにより完全に収容するよう形成される。伸縮管に略固定して接続され、容易に把持可能な同様に楕円形の引出し手元により、使用者は傘を即時的に使用することができる。
伸縮管、上昇管、下ろくろ、及び支持部材の組合せにより、支持部材は引出された伸縮管の各位置において装置を三脚形状及び三脚に対するスライダ支持体によって安定させるという、更に有効な特徴が発明の新規性において得られる。
本発明の更に有効な実施の形態においては、親骨及び傘地が収容される内部の通気が行われ、また、傘の手元カバーが上端及び下端において双方向に開放していることにより、結果上端に形成される手元カバーつば部及び引出し手元間の循環スリット、及び底部において外側に向かってやや突出する底板に設けられる長さ方向の細長スリットにより、湿気の貯留を防止する。
本発明による利点は、詳細には支持部材をなす空間的に二次元の三脚の構成によるものであり、三脚は伸縮管の第1の管部に固定して接続される。一方、手元カバーに設けられる凹型把持部の特徴により、支持部材を断面いっぱいになるよう構成することは不可能である。他方、三脚形状に形成される支持部材の特徴により、手元カバー内部を通気するための空気導管を形成する自由空間が得られる。
伸縮管及び上昇管の三点支持、すなわち傘の重量の三点支持は、安定性を確保するという点において、また、伸縮管の第1の管部に固定して接続される支持部材の上下運動に対応して支持部材及び凹型把持部の内面間に発生する摩擦損失を最小にできるという点において、更に最適である。
本発明の特徴における更なる利点は、手元カバーの人間工学的実施の形態による。楕円形のプラスチック製本体は使用者の手中にうまく咬合し、凹型把持部を更に設けることにより、取扱いが常に明確となる。
他の変形例によれば、上昇管に結合し、湾曲に対して抵抗性を有する伸縮管を多角形断面を有し、捻転することがないよう形成する。
多角形断面形状を有する上昇管は、固定されてねじれ方向に対して抵抗を有するように、適切に形成された上昇管スリーブを介して手元カバーに接続される。
漏斗形状に形成される手元カバーのつば部は傘の携帯者にとって有効な傘の収縮補助手段を提供し、上昇管、伸縮管、下ろくろ、親骨及び傘地を折畳み、かつ/もしくは相互に押圧することにより手元カバー内に急いで収容する際にも、人体及び素材に損傷を与えない。更に、使用者が傘を開くために引出し手元を把持する際の容易性も向上する。更に、つば部及び引出し手元間の開口部は、手元カバーに沿って形成される空気導管の端部を形成する。
以下に、添付の実施例を示す図面により本発明の目的を詳細に説明する。
収縮した状態の傘を備える手元カバーの正面図 収縮した状態の傘を備える手元カバーの側面図 支持部材を備える手元カバーのA−A断面図 スリットを備える底板の底面図 収縮した状態の上昇管/伸縮管、下ろくろ及び支持部材、筐体部材を備える手元カバーの説明図 伸長した状態の上昇管/伸縮管、下ろくろ及び支持部材、筐体部材を備える手元カバーの説明図 支持部材を備える手元カバー及び筐体部材のB−B断面図
図において、実施例において同一及び同一の機能を有する構成部材には、それぞれ同一の符号を付ける。
以下に、図面を参照しながら本発明品を説明する。
図1は、収縮した状態の傘部材を備える小型ポケット傘1の手元カバー10の正面図である。
図示の通り、本発明による新規な小型ポケット傘は、略楕円形の中空円筒形状の手元カバーを備える。その手元カバーは相互にぴったりと固定して接続される2個の部材として形成され、その2個の手元カバー部材、すなわち右手元カバー部材11及び左手元カバー部材12は、下部がくぼんだ空洞を形成する。
同様に、外側に向かってやや突出する底板13は、上昇管スリーブ17を収容し、また通気スリット14を有する。通気スリット14は、手元カバー内部、もしくは手元カバー内に収容される重要な傘部材、例えば上昇管、伸縮管、下ろくろ、親骨及び傘地等の内部を通気する。
手元カバーは、外側に向かってやや広がり複数の機能を有するつば部15を有する。一方で、つば部は収縮動作の補助手段をなし、傘の使用者の操作に供する。
折畳まれた傘部材、例えば伸縮管、下ろくろ、親骨及び傘地は、破損せずに楽に手元カバー内に収縮可能である。一方で、使用者は、引出し手元24を簡単に把持できる。引出し手元はしっかりと収縮可能でありながら、使用者が容易に把持できる。更に、つば部及び引出し手元間の空間は、通気系2における導管の端部を形成する。
楕円形の手元カバーは凹型把持部16を更に有し、凹型把持部16により使用者は傘を容易に扱うことが可能となり、また保持方向が明確となる。上昇管及び伸縮管は、ねじれ方向に対して抵抗を有するよう配置され、親骨及び傘地も、ねじれ方向に対して抵抗を有するよう配置されるため、位置は常に明確である。
図2は、収縮した傘部材の側面及び左手元カバー部材12を含む手元カバー10の側面図である。
通気スリット14を備え、外側に向かって突出する底板13の特徴及び凹型把持部16の構造を明確に示す。
図3は、図1のA−A断面に相当し、2個の手元カバー部材11及び12を備える手元カバー10を簡略に示す。
この平面図により、支持部材26の特徴が明確に示され、底板13の通気スリット14及び凹型把持部16が示される。
支持部材は、空間的に二次元の三脚形状を有し、管収容部27を介して伸縮管20の第1の管部21に固定して接続され、上昇管23の上方で長さ方向に移動可能である。手元カバースライダ28による手元カバー10の内面方向への三点支持により、例えば上昇管、伸縮管、下ろくろ、親骨及び傘地等の傘部材を安定させる。
空間的に二次元の三脚形状を有する支持部材26の実施形態としては、支持部材が傘部材の伸縮に対応して、手元カバー10の内部に向かって一体形成される凹型把持部16の上下間を移動するように決定される。
支持部材10は更に、手元カバー内部を通気するための空気導管29を備え、通気スリット14を備える底板13の空気循環部2を介して通気が実現される。
図4は、通気スリット14を備えるポケット傘1の手元カバー部材11、12を含む手元カバー10の楕円形の底板13の概略底面図である。通気スリットを通して支持部材26が見える。
図5は、収縮した状態の傘における手元カバー10の筐体部材11内部を示す概略図である。
上昇管スリーブ17、上昇管23、伸縮管20もしくは伸縮管20の最終番目の管部22、更に、管収容部27、手元カバースライダ28及び下ろくろ25を備える支持部材26、引出し手元24が備わる。
図5は、楕円形状に形成される引出し手元24の、手元カバー10もしくは手元カバー10の成形つば部15に対する位置を明確に示す。同様に、ポケット傘の内部通気も明確に示され、例えば、空気は手元カバー10の底板13に設けられる通気スリット14から、三脚形状に形成される支持部材26を介して進入し、成形つば部15及び引出し手元24間の通気2を介して排出される。
手元カバー10の手元カバー部材11の外面形状が、外面における凹型把持部16を形成する好ましい位置を明確に示す。
図5に続いて図6は、上昇管スリーブ、上昇管、伸縮管の第1の管部、及び支持部材を備える手元カバーから親骨及び傘地を備える伸縮管が引出された状態を示す。
図7は、図5のB−B断面に相当し、支持部材26を備える手元カバー10の筐体部材11の概略を示す。図7により、管収容部27及び手元カバースライダ28を備える支持部材の特徴が明確になり、また、底板13の通気スリット14及び凹型把持部16の実施形態が示される。
更に、管20を伸縮管の最終番目、第nの管部22において収容することにより行われる支持部材の実装方法が図示され、支持部材は上昇管23の上方で移動可能に配置される。三点支持を備える三脚形状の支持部材の実施の形態により、手元カバーに凹型把持部を設けることが可能となり、また、手元カバー内部の空気循環のための通気導管29が形成される。
本発明を更に有効に改良することが従属請求項の目的である。本発明の実施の形態による様々な変形及び特徴を特許請求の範囲により示す。
1 ポケット傘
2 通気
3 親骨 (図示せず)
4 傘地 (図示せず)
10 手元カバー
11 右手元カバー部材
12 左手元カバー部材
13 底板
14 通気スリット
15 成形つば部
16 凹型把持部、手元凹部
17 上昇管スリーブ
20 伸縮管
21 伸縮管、第1の管部
22 伸縮管、第nの管部
23 上昇管
24 引出し手元
25 下ろくろ
26 支持部材
27 支持部材、管収容部
28 支持部材、手元カバースライダ
29 空気導管
本発明は、傘カバーのような機能性を更に備える折畳み傘に関し、詳細には、手元カバー及び伸縮管用支持体を備える小型ポケット傘に関する。
傘には長い歴史があり、そのため対応する特許文献も多数の多種多様なものが存在する。「折畳み傘」もしくは「携帯用傘」という範疇において、その用途に応じてカバー及び折畳み方法に関する様々なものが開発されてきた。例えば、以下のような様々な分野にわたる用途が相当する。
−補強された親骨フレームを備える折畳み式ポケット傘
−完全自動折畳み傘
−自動傘
−折畳み式傘型洗濯干し
−イベント用可動式傘型日除け
−耐風折畳み傘
−容易に開放可能な小型折畳み傘
−町の地図を備える折畳み傘
−折畳み傘用緩衝装置
−ブラケット及び傘を備える椅子
−防虫傘
−ブラケット及び傘を備える自転車
−折畳み式日除けを備えるブラケット
−ベビーカー用ブラケット及び傘
−動物用ブラケット及び傘
−日除け装置
−折畳み式運搬手段
−折畳み式ベビーカー
−広域アンテナ用折畳み傘
同様の技術的要素、構成部材及び方法は、密接に関連する分野の用途においても利用されるものの、以下の記述は折畳み式ポケット傘の機能性に制限される。
以下において、手元及び伸縮管用の支持体を備える傘カバー等の更なる機能性を備える最新技術による折畳み傘を検討する。用途に応じて、手元を備える傘カバー等の更なる機能性を備える複数の種類の折畳み傘が最新技術より公知である。
特許文献1は、固定及び封止可能な望ましくは円筒形状のプラスチックケースを傘カバーとして開示していて、傘カバーは、望ましくは二輪車用に、詳細には折畳んだポケット傘を揺動及び不快音を発生させずに運搬するために開発されたものである。天蓋部を形成する傘地を折畳んだ状態で保持する硬質な円筒容器は、一方側において円形の底部により封止されていて、他方側において着脱可能な蓋部を含み、突起を有する台座に接続され、収縮してクランプ状のフレーム実装部材を保持した状態でナンバーロック/コンビネーションロックにより施錠可能である。ポケット傘の特徴は、手元を含む長さ方向の伸長は上記封止された容器よりも短くなる必要があるということである。
特許文献2は、折畳み傘に関し、傘地は中棒周囲に配置される星形状の親骨により支持される。親骨は、中棒に沿って移動可能かつ中棒上端に固定される上ろくろ上に枢動可能に間接接合され、また、傘が開いた状態において受骨により支持され、受骨は一方端において親骨に、他方端において下ろくろに間接接合されるが、下ろくろもまた中棒に沿って移動及び固定可能である。傘の折畳みは、親骨を上ろくろ上方で折畳み、中棒を折畳んだ親骨間に挿入することにより行われる。本装置の特徴は、親骨及び受骨が使用者に対向する方向に折畳まれることである。
特許文献3は、乾燥機能を備える自動車用傘容器を開示し、傘容器は車両の車内ヒータに接続されるか、もしくは制御可能な乾燥機能を有するヒータを備える。望ましくは中空円筒形状に形成される傘容器は望ましくは乾燥した伸縮傘を収容し、また、濡れた伸縮傘を収容して乾燥させる。濡れた傘地の湿気を排出する管から傘が収縮する側に対向する方向に供給される空気により通気される導管は、半径方向において内向する誘導部材により容器の円筒形カバー及び収縮した傘間に形成される。側部からの空気供給に対応して、長さ方向の誘導部材の代わりに横方向の部材を設けてもよい。こ発明の新規性における気候に関連する寸法については記載されていない。
特許文献4、特許文献5、特許文献6は、外側から把持可能なポケット傘が一体形成された容器を開示している。これらの発明の新規性は、ブリーフケースのカバーにおいて内装品の背後の小さいスペースに設けられる平坦な筒型容器である。平坦な正方形形状からなる伸縮可能なポケット傘は、折畳まれて矩形の筒内に取外し可能に収容される。傘の手元は固定装置により筒内に保持され、固定装置が解除されると、傘の中棒内に設けられるばね装置により外側に向かって解放される。その構成に関して、傘及び容器は相互に対して限られた範囲内でのみ依存する。
特許文献7は、ポケット傘を更に収容する鞘形状の収容体を備える携帯用容器を提供する。例えば、鞘形状の収容体、傘及び/または容器といった3個の部材全てを、非使用時に最小となり、それぞれ軽量かつ容易に携帯もしくはポケットに入れることが可能であるが、一方、使用する必要がある場合にはいつでも簡単に使用することも可能なように構成するために、容器を巻回可能なトートバッグ形状、もしくは一方端において鞘形状の収容体を備えるバックパック形状に形成することが提案されていて、容器はトートバッグもしくはバックパックの側端に対して直角に形成される。この出願においては、ポケット傘及び容器は互いに独立した構成である。
また、特許文献8は、女性用ハンドバッグ用の傘容器が開示され、傘は、傘を収容するために設けられるブラケットによりハンドバッグ内に収容可能である。
特許文献9は、傘地、傘地を開く折畳み式フレーム、及び手元を備える折畳み式のポケット傘を開示し、フレームは伸長可能な中棒、すなわち伸縮中棒と、傘地を開くらせん状ワイヤと、中棒、らせん状ワイヤ及び傘地を収容する筒状スリーブを備える手元とを備えることを特徴とする。らせん状ワイヤは、傘地の外端において展張部材を制限することにより誘導され、展張部材及びらせん状ワイヤは収容スリーブの底部に設けられる手動の巻取り装置に収容される。巻取り装置を駆動することにより、らせん状ワイヤ及び展張部材は、傘地及び伸縮中棒も含めて、収容スリーブ内に収容される。収容スリーブの寸法については記載されていない。
特許文献10は、折畳まれた状態において平坦な断面形状を有する折畳み傘を開示し、8個の伸縮可能な親骨が2個のブレードを含む上ろくろにおいてスリット内に間接接合され、2個の親骨がそれぞれ上ろくろの横方向の側部において突出する。この傘の同様に2個のブレードを含む補助ろくろにおいて、補助中棒は同様にスリット内に間接接合される。補助中棒は他方端において、下ろくろ上に間接接合される中軸に弾性的に接続される。折畳み傘用の容器は記載されていない。
特許文献11は、折畳み可能な手元、及び星形状に配置される骨により補強される傘地を備えるポケット傘を開示し、骨は、外端が封止され、かつ内端は上壁及び下壁により形成される中央空間内に収容される曲折可能な管を備える。中央空間は移動可能な空気吸入弁を含み、複数部分からなる中棒は空気吸入弁に締着される。傘用容器は含まれず、折畳まれた傘の大きさは中棒の最長部分の長さにより規定される。
特許文献12は、手元内に収縮可能な伸縮式望遠鏡形状の中棒及び親骨を備える傘を含む。この傘は収縮した状態ではしっかりと閉じ、開いた時は2点で支持される。手元に内部通気は設けられていない。
特許文献13は、手元内に完全に収縮可能な折畳み傘を含み、この傘は半径方向において2点で支持される中棒を備える。しかしながら、手元は締着可能な2個の部分に分割され、締着状態において完全にしっかりと封止される。
(削除)
特許文献14は、小型ポケット傘を開示し、この傘は、中空体からなる手元内に収縮及び封止可能であり、主に上着及びズボンのポケットに入れて容易に運搬可能である。このポケット傘は、超軽量かつ非常に小型である。ポケット傘はバッグに入れて常に携帯可能である。傘を使用後は、手元内に再度収容して蓋部により水密に封止する。この発明の新規性における不都合は、中棒が手元の底部において一点のみで支持される点、及び使用後の濡れた傘が手元内に収容されて、水密に封止される点である。
反対に、特許文献15は、手元内において一点で支持される中棒を開示し、その一点は傘の開放及び中棒の位置に応じて容器の底部もしくは最上部に配置される。
特許文献16は、傘用容器を備える折畳み傘を開示し、容器内において、中棒の安定性は同様に手元/容器の底部における一個の支持点においてのみ得られる。
特許文献17は、伸縮可能な折畳み式ポケット傘を開示し、水密な筐体及び傘の開閉補助手段を備える。この傘には保存容器が更に取付けられ、濡れた傘からの雨水が筐体内に貯留される。筐体は締着可能な排水口を更に有する。閉じた状態において、手元及び筐体開口部は相互にしっかりと締着される。使用時には傘を筐体から分離する。筐体は携帯用容器として機能する。中棒は柄に固定される。
特許文献18に記載の「一体形成した傘ケース及び手元」は、蓋部に締着される中空円筒形状の手元を備え、手元は、傘が収容されると蓋部を有する締着装置により完全にしっかりと封止され、締着される蓋部は、傘が開いた状態の時に中棒を2点で支持するための通路及び固定装置を備える。
独国特許公開公報19525409号 独国特許第19505707号 独国特許公開公報10253797号 欧州特許公開公報495472号 独国実用新案公報9115108号 独国実用新案公報9100505号 独国特許公開公報4314650号 英国特許第311265号 独国特許公開公報4008212号 独国特許第2137261号 独国特許公告第1814204号 独国特許第625783号 独国特許第618174号 オーストリア実用新案第006249号 米国特許第892813号 米国特許第868326号 特開2002−291509号 WO1997/48303号
上述の文献は全て、傘カバーのような機能性を(傘カバーの機能性を)更に備える折畳み傘としての特定の用途に対しては、限られた範囲内でのみ適合するか、もしくは全く適合せず、詳細には、手元カバー及び伸縮管用支持体を備える小型ポケット傘には適合しない。
したがって、本発明は請求項1の前提部に記載の装置、すなわち傘カバーのような機能性を更に備える折畳み傘、詳細には元カバー及び伸縮管用支持体を備える小型ポケット傘を提供することを課題とする。
上記の課題は、本発明の請求項1の特性により実現可能である。従属請求項は有効な実施の形態を示す。目的は、傘カバーのような機能性を更に備える折畳み式ポケット傘、詳細には手元カバー及び伸縮管用支持体を備える小型ポケット傘を構成することである。望ましくは楕円形の手元カバーは、上昇管、伸縮管、下ろくろ、親骨及び傘地を略備える傘を折畳み、かつ互に押圧することにより完全に収容するよう形成される。伸縮管に略固定して接続され、容易に把持可能な同様に望ましくは楕円形の引出し手元により、使用者は傘を即時的に使用することができる。
伸縮管、上昇管、下ろくろ、及び支持部材の組合せにより、支持部材は引出された伸縮管の各位置において装置を三脚形状及び三脚に対するスライダ支持体によって安定させるという、更に有効な特徴が発明の新規性において得られる。
本発明の更に有効な実施の形態においては、親骨及び傘地が収容される内部の通気が行われ、また、傘の手元カバーが上端及び下端において双方向に開放していることにより、結果上端に形成される手元カバーつば部及び引出し手元間の循環スリット、及び底部において望ましくは外側に向かってやや突出する底板に設けられる長さ方向の細長スリットにより、湿気の貯留を防止する。
本発明による利点は、詳細には支持部材をなす空間的に二次元の三脚の構成によるものであり、三脚は望ましくは伸縮管の第1の管部に望ましくは固定して接続される。一方、手元カバーに設けられる凹型把持部の特徴により、支持部材を断面いっぱいになるよう構成することは不可能である。他方、三脚形状に形成される支持部材の特徴により、手元カバー内部を通気するための空気導管を形成する自由空間が得られる。
伸縮管及び上昇管の三点支持、すなわち傘の重量の三点支持は、安定性を確保するという点において、また、望ましくは伸縮管の第1の管部に固定して接続される支持部材の上下運動に対応して支持部材及び凹型把持部の内面間に発生する摩擦損失を最小にできるという点において、更に最適である。
本発明の特徴における更なる利点は、手元カバーの人間工学的実施の形態による。望ましくは楕円形のプラスチック製本体は使用者の手中にうまく咬合し、凹型把持部を更に設けることにより、取扱いが常に明確となる。
他の変形例によれば、上昇管に結合し、湾曲に対して抵抗性を有する伸縮管を望ましくは多角形を有し、捻転することがないよう形成する。
望ましくは多角形断面形状を有する上昇管は、固定されてねじれ方向に対して抵抗を有するように、適切に形成された上昇管スリーブを介して手元カバーに接続される。
漏斗形状に形成される手元カバーのつば部は傘の携帯者にとって有効な傘の収縮補助手段を提供し、上昇管、伸縮管、下ろくろ、親骨及び傘地を折畳み、かつ互に押圧することにより手元カバー内に急いで収容する際にも、人体及び素材に損傷を与えない。更に、使用者が傘を開くために引出し手元を把持する際の容易性も向上する。更に、つば部及び引出し手元間の開口部は、手元カバーに沿って形成される空気導管の端部を形成する。
以下に、添付の実施例を示す図面により本発明の目的を詳細に説明する。
収縮した状態の傘を備える手元カバーの正面図 収縮した状態の傘を備える手元カバーの側面図 支持部材を備える手元カバーのA−A断面図 スリットを備える底板の底面図 収縮した状態の上昇管/伸縮管、下ろくろ及び支持部材、筐体部材を備える手元カバーの説明図 伸長した状態の上昇管/伸縮管、下ろくろ及び支持部材、筐体部材を備える手元カバーの説明図 支持部材を備える手元カバー及び筐体部材のB−B断面図
図において、実施例において同一及び同一の機能を有する構成部材には、それぞれ同一の符号を付ける。
以下に、図面を参照しながら本発明品を説明する。
図1は、収縮した状態の傘部材を備える小型ポケット傘1の手元カバー10の正面図である。
図示の通り、本発明による新規な小型ポケット傘は、望ましくは略楕円形の中空円筒形状の手元カバーを備える。その手元カバーは相互にぴったりと固定して接続される望ましくは2個の部材として形成され、その2個の手元カバー部材、すなわち右手元カバー部材11及び左手元カバー部材12は、下部がくぼんだ空洞を形成する。
望ましくは同様に、外側に向かってやや突出する底板13は、上昇管スリーブ17を収容し、また通気スリット14を有する。通気スリット14は、手元カバー内部、もしくは手元カバー内に収容される重要な傘部材、例えば上昇管、伸縮管、下ろくろ、親骨及び傘地等の内部を通気する。
手元カバーは、外側に向かってやや広がり複数の機能を有するつば部15を有する。一方で、つば部は収縮動作の補助手段をなし、傘の使用者の操作に供する。
折畳まれた傘部材、例えば伸縮管、下ろくろ、親骨及び傘地は、破損せずに楽に手元カバー内に収縮可能である。一方で、使用者は、引出し手元24を簡単に把持できる。引出し手元はしっかりと収縮可能でありながら、使用者が容易に把持できる。更に、つば部及び引出し手元間の空間は、通気系2における導管の端部を形成する。
望ましくは楕円形の手元カバーは凹型把持部16を更に有し、凹型把持部16により使用者は傘を容易に扱うことが可能となり、また保持方向が明確となる。上昇管及び伸縮管は、ねじれ方向に対して抵抗を有するよう配置され、親骨及び傘地も、ねじれ方向に対して抵抗を有するよう配置されるため、位置は常に明確である。
図2は、収縮した傘部材の側面及び左手元カバー部材12を含む手元カバー10の側面図である。
通気スリット14を備え、望ましくは突出する底板13の特徴及び凹型把持部16の構造を明確に示す。
図3は、図1のA−A断面に相当し、2個の手元カバー部材11及び12を備える手元カバー10を簡略に示す。
この平面図により、支持部材26の特徴が明確に示され、底板13の通気スリット14及び凹型把持部16が示される。
支持部材は、望ましくは空間的に二次元の三脚形状を有し、管収容部27を介して伸縮管20の第1の管部21に固定して接続され、上昇管23の上方で長さ方向に移動可能である。手元カバースライダ28による手元カバー10の望ましくは内面方向への三点支持により、例えば上昇管、伸縮管、下ろくろ、親骨及び傘地等の傘部材を安定させる。
望ましくは空間的に二次元の三脚形状を有する支持部材26の実施形態としては、支持部材が傘部材の伸縮に対応して、手元カバー10の内部に向かって一体形成される凹型把持部16の上下間を移動するように決定される。
支持部材10は更に、手元カバー内部を通気するための空気導管29を備え、望ましくは通気スリット14を備える底板13の空気循環部2を介して通気が実現される。
図4は、通気スリット14を備えるポケット傘1の手元カバー部材11、12を含む手元カバー10の望ましくは楕円形の底板13の概略底面図である。通気スリットを通して支持部材26が見える。
図5は、収縮した状態の傘における手元カバー10の筐体部材11内部を示す概略図である。
上昇管スリーブ17、上昇管23、伸縮管20もしくは伸縮管20の最終番目の管部22、更に、管収容部27、手元カバースライダ28及び下ろくろ25を備える支持部材26、引出し手元24が備わる。
図5は、望ましくは楕円形状に形成される引出し手元24の、手元カバー10もしくは手元カバー10の望ましくは成形つば部15に対する位置を明確に示す。同様に、ポケット傘の内部通気も明確に示され、例えば、空気は手元カバー10の底板13に設けられる通気スリット14から、望ましくは三脚形状に形成される支持部材26を介して進入し、望ましくは成形つば部15及び引出し手元24間の通気2を介して排出される。
手元カバー10の手元カバー部材11の外面形状が、外面における凹型把持部16を形成する好ましい位置を明確に示す。
図5に続いて図6は、上昇管スリーブ、上昇管、伸縮管の第1の管部、及び支持部材を備える手元カバーから親骨及び傘地を備える伸縮管が引出された状態を示す。
図7は、図5のB−B断面に相当し、支持部材26を備える手元カバー10の筐体部材11の概略を示す。図7により、管収容部27及び手元カバースライダ28を備える支持部材の特徴が明確になり、また、底板13の通気スリット14及び凹型把持部16の実施形態が示される。
更に、管20を伸縮管の最終番目、第nの管部22において収容することにより行われる支持部材の実装方法が図示され、支持部材は上昇管23の上方で移動可能に配置される。望ましくは三点支持を備える三脚形状の支持部材の実施の形態により、手元カバーに凹型把持部を設けることが可能となり、また、手元カバー内部の空気循環のための通気導管29が形成される。
本発明を更に有効に改良することが従属請求項の目的である。本発明の実施の形態による様々な変形及び特徴を特許請求の範囲により示す。
1 ポケット傘
2 通気
3 親骨 (図示せず)
4 傘地 (図示せず)
10 手元カバー
11 右手元カバー部材
12 左手元カバー部材
13 底板
14 通気スリット
15 成形つば部
16 手元凹部(凹型把持部、手元凹部)
17 上昇管スリーブ
20 伸縮管
21 伸縮管、第1の管部
22 伸縮管、第nの管部
23 上昇管
24 引出し手元
25 下ろくろ
26 支持部材
27 支持部材、管収容部
28 支持部材、手元カバースライダ
29 空気導管
本発明は、傘カバーとしての機能性を更に備える折畳み傘に関し、詳細には、楕円形の断面及び凹型把持部を備える手元カバー及び伸縮管用支持体を備える小型ポケット傘に関する。
傘には長い歴史があり、そのため対応する特許文献も多数の多種多様なものが存在する。「折畳み傘」もしくは「携帯用傘」という範疇において、その用途に応じてカバー及び折畳み方法に関する様々なものが開発されてきた。例えば、以下のような様々な分野にわたる用途が相当する。
−補強された親骨フレームを備える折畳み式ポケット傘
−完全自動折畳み傘
−自動傘
−折畳み式傘型洗濯干し
−イベント用可動式傘型日除け
−耐風折畳み傘
−容易に開放可能な小型折畳み傘
−町の地図を備える折畳み傘
−折畳み傘用緩衝装置
−ブラケット及び傘を備える椅子
−防虫傘
−ブラケット及び傘を備える自転車
−折畳み式日除けを備えるブラケット
−ベビーカー用ブラケット及び傘
−動物用ブラケット及び傘
−日除け装置
−折畳み式運搬手段
−折畳み式ベビーカー
−広域アンテナ用折畳み傘
同様の技術的要素、構成部材及び方法は、密接に関連する分野の用途においても利用されるものの、以下の記述は折畳み式ポケット傘の機能性に制限される。
以下において、手元及び伸縮管用の支持体を備える傘カバー等の更なる機能性を備える最新技術による折畳み傘を検討する。用途に応じて、手元を備える傘カバー等の更なる機能性を備える複数の種類の折畳み傘が最新技術より公知である。
特許文献1は、固定及び封止可能な筒形状のプラスチックケースを傘カバーとして開示していて、傘カバーは、輪車用に、詳細には折畳んだポケット傘を揺動及び不快音を発生させずに運搬するために開発されたものである。天蓋部を形成する傘地を折畳んだ状態で保持する硬質な円筒容器は、一方側において円形の底部により封止されていて、他方側において着脱可能な蓋部を含み、突起を有する台座に接続され、収縮してクランプ状のフレーム実装部材を保持した状態でナンバーロック/コンビネーションロックにより施錠可能である。ポケット傘の特徴は、手元を含む長さ方向の伸長は上記封止された容器よりも短くなる必要があるということである。
特許文献2は、折畳み傘に関し、傘地は中棒周囲に配置される星形状の親骨により支持される。親骨は、中棒に沿って移動可能かつ中棒上端に固定される上ろくろ上に枢動可能に間接接合され、また、傘が開いた状態において受骨により支持され、受骨は一方端において親骨に、他方端において下ろくろに間接接合されるが、下ろくろもまた中棒に沿って移動及び固定可能である。傘の折畳みは、親骨を上ろくろ上方で折畳み、中棒を折畳んだ親骨間に挿入することにより行われる。本装置の特徴は、親骨及び受骨が使用者に対向する方向に折畳まれることである。
特許文献3は、乾燥機能を備える自動車用傘容器を開示し、傘容器は車両の車内ヒータに接続されるか、もしくは制御可能な乾燥機能を有するヒータを備える。空円筒形状に形成される傘容器は燥した伸縮傘を収容し、また、濡れた伸縮傘を収容して乾燥させる。濡れた傘地の湿気を排出する管から傘が収縮する側に対向する方向に供給される空気により通気される導管は、半径方向において内向する誘導部材により容器の円筒形カバー及び収縮した傘間に形成される。側部からの空気供給に対応して、長さ方向の誘導部材の代わりに横方向の部材を設けてもよい。こ発明の新規性における気候に関連する寸法については記載されていない。
特許文献4、特許文献5、特許文献6は、外側から把持可能なポケット傘が一体形成された容器を開示している。これらの発明の新規性は、ブリーフケースのカバーにおいて内装品の背後の小さいスペースに設けられる平坦な筒型容器である。平坦な正方形形状からなる伸縮可能なポケット傘は、折畳まれて矩形の筒内に取外し可能に収容される。傘の手元は固定装置により筒内に保持され、固定装置が解除されると、傘の中棒内に設けられるばね装置により外側に向かって解放される。その構成に関して、傘及び容器は相互に対して限られた範囲内でのみ依存する。
特許文献7は、ポケット傘を更に収容する鞘形状の収容体を備える携帯用容器を提供する。例えば、鞘形状の収容体、傘及び/または容器といった3個の部材全てを、非使用時に最小となり、それぞれ軽量かつ容易に携帯もしくはポケットに入れることが可能であるが、一方、使用する必要がある場合にはいつでも簡単に使用することも可能なように構成するために、容器を巻回可能なトートバッグ形状、もしくは一方端において鞘形状の収容体を備えるバックパック形状に形成することが提案されていて、容器はトートバッグもしくはバックパックの側端に対して直角に形成される。この出願においては、ポケット傘及び容器は互いに独立した構成である。
また、特許文献8は、女性用ハンドバッグ用の傘容器が開示され、傘は、傘を収容するために設けられるブラケットによりハンドバッグ内に収容可能である。
特許文献9は、傘地、傘地を開く折畳み式フレーム、及び手元を備える折畳み式のポケット傘を開示し、フレームは伸長可能な中棒、すなわち伸縮中棒と、傘地を開くらせん状ワイヤと、中棒、らせん状ワイヤ及び傘地を収容する筒状スリーブを備える手元とを備えることを特徴とする。らせん状ワイヤは、傘地の外端において展張部材を制限することにより誘導され、展張部材及びらせん状ワイヤは収容スリーブの底部に設けられる手動の巻取り装置に収容される。巻取り装置を駆動することにより、らせん状ワイヤ及び展張部材は、傘地及び伸縮中棒も含めて、収容スリーブ内に収容される。収容スリーブの寸法については記載されていない。
特許文献10は、折畳まれた状態において平坦な断面形状を有する折畳み傘を開示し、8個の伸縮可能な親骨が2個のブレードを含む上ろくろにおいてスリット内に間接接合され、2個の親骨がそれぞれ上ろくろの横方向の側部において突出する。この傘の同様に2個のブレードを含む補助ろくろにおいて、補助中棒は同様にスリット内に間接接合される。補助中棒は他方端において、下ろくろ上に間接接合される中軸に弾性的に接続される。折畳み傘用の容器は記載されていない。
特許文献11は、折畳み可能な手元、及び星形状に配置される骨により補強される傘地を備えるポケット傘を開示し、骨は、外端が封止され、かつ内端は上壁及び下壁により形成される中央空間内に収容される曲折可能な管を備える。中央空間は移動可能な空気吸入弁を含み、複数部分からなる中棒は空気吸入弁に締着される。傘用容器は含まれず、折畳まれた傘の大きさは中棒の最長部分の長さにより規定される。
特許文献12は、手元内に収縮可能な伸縮式望遠鏡形状の中棒及び親骨を備える傘を含む。この傘は収縮した状態ではしっかりと閉じ、開いた時は2点で支持される。手元に内部通気は設けられていない。
特許文献13は、手元内に完全に収縮可能な折畳み傘を含み、この傘は半径方向において2点で支持される中棒を備える。しかしながら、手元は締着可能な2個の部分に分割され、締着状態において完全にしっかりと封止される。
特許文献14は、ブラケットを備える折畳み傘を開示し、ブラケットは傘地及び折畳み式中棒を収容し、開く方向において円錐状に太くなる円筒形状を有し、伸長可能な伸縮中棒に移動可能に配置される凹形状のスペーサが伸縮中棒を円筒形状の手元内部へと常に誘導し、伸縮中棒を中央に保持する。スペーサは、ディスク程度の厚さを有する円筒として形成され、中空円筒形状の手元内に適合して摺動する。
特許文献15は、小型ポケット傘を開示し、この傘は、中空体からなる手元内に収縮及び封止可能であり、主に上着及びズボンのポケットに入れて容易に運搬可能である。このポケット傘は、超軽量かつ非常に小型である。ポケット傘はバッグに入れて常に携帯可能である。傘を使用後は、手元内に再度収容して蓋部により水密に封止する。この発明の新規性における不都合は、中棒が手元の底部において一点のみで支持される点、及び使用後の濡れた傘が手元内に収容されて、水密に封止される点である。
反対に、特許文献16は、手元内において一点で支持される中棒を開示し、その一点は傘の開放及び中棒の位置に応じて容器の底部もしくは最上部に配置される。
特許文献17は、傘用容器を備える折畳み傘を開示し、容器内において、中棒の安定性は同様に手元/容器の底部における一個の支持点においてのみ得られる。
特許文献18は、伸縮可能な折畳み式ポケット傘を開示し、水密な筐体及び傘の開閉補助手段を備える。この傘には保存容器が更に取付けられ、濡れた傘からの雨水が筐体内に貯留される。筐体は締着可能な排水口を更に有する。閉じた状態において、手元及び筐体開口部は相互にしっかりと締着される。使用時には傘を筐体から分離する。筐体は携帯用容器として機能する。中棒は柄に固定される。
特許文献19に記載の「一体形成した傘ケース及び手元」は、蓋部に締着される中空円筒形状の手元を備え、手元は、傘が収容されると蓋部を有する締着装置により完全にしっかりと封止され、締着される蓋部は、傘が開いた状態の時に中棒を2点で支持するための通路及び固定装置を備える。
独国特許公開公報19525409号 独国特許第19505707号 独国特許公開公報10253797号 欧州特許公開公報495472号 独国実用新案公報9115108号 独国実用新案公報9100505号 独国特許公開公報4314650号 英国特許第311265号 独国特許公開公報4008212号 独国特許第2137261号 独国特許公告第1814204号 独国特許第625783号 独国特許第618174号 英国特許公開公報2320893号 オーストリア実用新案第006249号 米国特許第892813号 米国特許第868326号 特開2002−291509号 WO1997/48303号
上述の文献は全て、傘カバーの能性を更に備える折畳み傘としての特定の用途に対しては、限られた範囲内でのみ適合するか、もしくは全く適合せず、詳細には、楕円形断面及び凹型把持部を有する手元カバー及び伸縮管用支持体を備える小型ポケット傘には適合しない。
したがって、本発明は請求項1の前提部に記載の装置、すなわち傘カバーの能性を更に備える折畳み傘、詳細には楕円形断面及び凹型把持部を有する手元カバー及び伸縮管用支持体を備える小型ポケット傘を提供することを課題とする。
上記の課題は、本発明の請求項1の特性により実現可能である。従属請求項は有効な実施の形態を示す。目的は、傘カバーの能性を更に備える折畳み式ポケット傘、詳細には凹型把持部を備える手元カバー及び伸縮管用支持体を備える小型ポケット傘を構成することである。円形の手元カバーは、上昇管、伸縮管、下ろくろ、親骨及び傘地を略備える傘を折畳み、かつ/もしくは相互に押圧することにより完全に収容するよう形成される。伸縮管に略固定して接続され、容易に把持可能な同様に円形の引出し手元により、使用者は傘を即時的に使用することができる。
伸縮管、上昇管、下ろくろ、及び支持部材の組合せにより、支持部材は引出された伸縮管の各位置において装置を三脚形状及び三脚に対するスライダ支持体によって安定させるという、更に有効な特徴が発明の新規性において得られる。
本発明の更に有効な実施の形態においては、親骨及び傘地が収容される内部の通気が行われ、また、傘の手元カバーが上端及び下端において双方向に開放していることにより、結果上端に形成される手元カバーつば部及び引出し手元間の循環スリット、及び底部において側に向かってやや突出する底板に設けられる長さ方向の細長スリットにより、湿気の貯留を防止する。
本発明による利点は、詳細には支持部材をなす空間的に二次元の三脚の構成によるものであり、三脚は縮管の第1の管部に定して接続される。一方、手元カバーに設けられる凹型把持部の特徴により、支持部材を断面いっぱいになるよう構成することは不可能である。他方、三脚形状に形成される支持部材の特徴により、手元カバー内部を通気するための空気導管を形成する自由空間が得られる。
伸縮管及び上昇管の三点支持、すなわち傘の重量の三点支持は、安定性を確保するという点において、また、縮管の第1の管部に固定して接続される支持部材の上下運動に対応して支持部材及び凹型把持部の内面間に発生する摩擦損失を最小にできるという点において、更に最適である。
本発明の特徴における更なる利点は、手元カバーの人間工学的実施の形態による。円形のプラスチック製本体は使用者の手中にうまく咬合し、凹型把持部を更に設けることにより、取扱いが常に明確となる。
他の変形例によれば、上昇管に結合し、湾曲に対して抵抗性を有する伸縮管を角形断面を有し、捻転することがないよう形成する。
角形断面形状を有する上昇管は、固定されてねじれ方向に対して抵抗を有するように、適切に形成された上昇管スリーブを介して手元カバーに接続される。
漏斗形状に形成される手元カバーのつば部は傘の携帯者にとって有効な傘の収縮補助手段を提供し、上昇管、伸縮管、下ろくろ、親骨及び傘地を折畳み、かつ/もしくは相互に押圧することにより手元カバー内に急いで収容する際にも、人体及び素材に損傷を与えない。更に、使用者が傘を開くために引出し手元を把持する際の容易性も向上する。更に、つば部及び引出し手元間の開口部は、手元カバーに沿って形成される空気導管の端部を形成する。
以下に、添付の実施例を示す図面により本発明の目的を詳細に説明する。
収縮した状態の傘を備える手元カバーの正面図 収縮した状態の傘を備える手元カバーの側面図 支持部材を備える手元カバーのA−A断面図 スリットを備える底板の底面図 収縮した状態の上昇管/伸縮管、下ろくろ及び支持部材、筐体部材を備える手元カバーの説明図 伸長した状態の上昇管/伸縮管、下ろくろ及び支持部材、筐体部材を備える手元カバーの説明図 支持部材を備える手元カバー及び筐体部材のB−B断面図
図において、実施例において同一及び同一の機能を有する構成部材には、それぞれ同一の符号を付ける。
以下に、図面を参照しながら本発明品を説明する。
図1は、収縮した状態の傘部材を備える小型ポケット傘1の手元カバー10の正面図である。
図示の通り、本発明による新規な小型ポケット傘は、楕円形の中空円筒形状の手元カバーを備える。その手元カバーは相互にぴったりと固定して接続される個の部材として形成され、その2個の手元カバー部材、すなわち右手元カバー部材11及び左手元カバー部材12は、下部がくぼんだ空洞を形成する。
様に、外側に向かってやや突出する底板13は、上昇管スリーブ17を収容し、また通気スリット14を有する。通気スリット14は、手元カバー内部、もしくは手元カバー内に収容される重要な傘部材、例えば上昇管、伸縮管、下ろくろ、親骨及び傘地等の内部を通気する。
手元カバーは、外側に向かってやや広がり複数の機能を有するつば部15を有する。一方で、つば部は収縮動作の補助手段をなし、傘の使用者の操作に供する。
折畳まれた傘部材、例えば伸縮管、下ろくろ、親骨及び傘地は、破損せずに楽に手元カバー内に収縮可能である。一方で、使用者は、引出し手元24を簡単に把持できる。引出し手元はしっかりと収縮可能でありながら、使用者が容易に把持できる。更に、つば部及び引出し手元間の空間は、通気系2における導管の端部を形成する。
円形の手元カバーは凹型把持部16を更に有し、凹型把持部16により使用者は傘を容易に扱うことが可能となり、また保持方向が明確となる。上昇管及び伸縮管は、ねじれ方向に対して抵抗を有するよう配置され、親骨及び傘地も、ねじれ方向に対して抵抗を有するよう配置されるため、位置は常に明確である。
図2は、収縮した傘部材の側面及び左手元カバー部材12を含む手元カバー10の側面図である。
通気スリット14を備え、外側に向かって突出する底板13の特徴及び凹型把持部16の構造を明確に示す。
図3は、図1のA−A断面に相当し、2個の手元カバー部材11及び12を備える手元カバー10を簡略に示す。
この平面図により、支持部材26の特徴が明確に示され、底板13の通気スリット14及び凹型把持部16が示される。
支持部材は、間的に二次元の三脚形状を有し、管収容部27を介して伸縮管20の第1の管部21に固定して接続され、上昇管23の上方で長さ方向に移動可能である。手元カバースライダ28による手元カバー10の面方向への三点支持により、例えば上昇管、伸縮管、下ろくろ、親骨及び傘地等の傘部材を安定させる。
間的に二次元の三脚形状を有する支持部材26の実施形態としては、支持部材が傘部材の伸縮に対応して、手元カバー10の内部に向かって一体形成される凹型把持部16の上下間を移動するように決定される。
支持部材10は更に、手元カバー内部を通気するための空気導管29を備え、気スリット14を備える底板13の空気循環部2を介して通気が実現される。
図4は、通気スリット14を備えるポケット傘1の手元カバー部材11、12を含む手元カバー10の円形の底板13の概略底面図である。通気スリットを通して支持部材26が見える。
図5は、収縮した状態の傘における手元カバー10の筐体部材11内部を示す概略図である。
上昇管スリーブ17、上昇管23、伸縮管20もしくは伸縮管20の最終番目の管部22、更に、管収容部27、手元カバースライダ28及び下ろくろ25を備える支持部材26、引出し手元24が備わる。
図5は、円形状に形成される引出し手元24の、手元カバー10もしくは手元カバー10の成形つば部15に対する位置を明確に示す。同様に、ポケット傘の内部通気も明確に示され、例えば、空気は手元カバー10の底板13に設けられる通気スリット14から、脚形状に形成される支持部材26を介して進入し、形つば部15及び引出し手元24間の通気2を介して排出される。
手元カバー10の手元カバー部材11の外面形状が、外面における凹型把持部16を形成する好ましい位置を明確に示す。
図5に続いて図6は、上昇管スリーブ、上昇管、伸縮管の第1の管部、及び支持部材を備える手元カバーから親骨及び傘地を備える伸縮管が引出された状態を示す。
図7は、図5のB−B断面に相当し、支持部材26を備える手元カバー10の筐体部材11の概略を示す。図7により、管収容部27及び手元カバースライダ28を備える支持部材の特徴が明確になり、また、底板13の通気スリット14及び凹型把持部16の実施形態が示される。
更に、管20を伸縮管の最終番目、第nの管部22において収容することにより行われる支持部材の実装方法が図示され、支持部材は上昇管23の上方で移動可能に配置される。点支持を備える三脚形状の支持部材の実施の形態により、手元カバーに凹型把持部を設けることが可能となり、また、手元カバー内部の空気循環のための通気導管29が形成される。
本発明を更に有効に改良することが従属請求項の目的である。本発明の実施の形態による様々な変形及び特徴を特許請求の範囲により示す。
1 ポケット傘
2 通気
3 親骨 (図示せず)
4 傘地 (図示せず)
10 手元カバー
11 右手元カバー部材
12 左手元カバー部材
13 底板
14 通気スリット
15 成形つば部
16 凹型把持部、手元凹部
17 上昇管スリーブ
20 伸縮管
21 伸縮管、第1の管部
22 伸縮管、第nの管部
23 上昇管
24 引出し手元
25 下ろくろ
26 支持部材
27 支持部材、管収容部
28 支持部材、手元カバースライダ
29 空気導管

Claims (11)

  1. 傘カバーの更なる機能性を備える折畳み式の小型ポケット傘(1)であって、
    楕円形断面及び凹型把持部を備える手元カバーと、支持部材(26)を備え、伸縮管(20)の第1の管部(21)に管収容部(27)を介して固定して接続されて傘を安定させる伸縮管を支持する支持体とを備え、支持部材が空間的に二次元の三脚形状を有する
    ことを特徴とする小型ポケット傘。
  2. 空間的に二次元の三脚形状を有する支持部材(26)が、手元カバー(10)内において上昇管/伸縮管(23、20)及び手元カバーの内面間で支持され、凹型把持部(16)の内部に向かって一体形成され、上下間を支持部材が移動する凹型把持部(16)を設けられ得る
    請求項1に記載の小型ポケット傘。
  3. 支持部材(26)として形成される空間的に二次元の三脚が、上昇管スリーブ(17)を介して手元カバー(10)の底板(13)に固定して接続される上昇管(23)及び伸縮管(20)を三点支持し、また、楕円形断面を有する中空円筒形状の手元カバー(10)の内面において、手元カバースライダ(28)により上昇管上を移動可能に配置される
    請求項1または2に記載の小型ポケット傘。
  4. 支持部材(26)が空間的に二次元であり、かつ、n>3を満たすn脚を有する多脚形状に形成される
    請求項1ないし3のいずれかに記載の小型ポケット傘。
  5. 支持部材(26)が空間的に二次元の多脚形状に形成され、手元カバー(10)内において上昇管/伸縮管(23、20)及び手元カバーの内面間で支持され、手元カバー内部に、通気スリット(14)を備える底板(13)から空気循環(2)を介して通気するための空気導管(29)が設けられる
    請求項1ないし4のいずれかに記載の小型ポケット傘。
  6. 手元カバー(10)が、引出し手元(24)に対応して傘(1)の分離及び通気する側に向かって設けられる凹型把持部(15)を有し、凹型把持部(15)が漏斗状に外側に向かってやや広くなる
    請求項1ないし5のいずれかに記載の小型ポケット傘。
  7. 傘(1)の楕円形の手元カバー(10)が一体に形成される凹型把持部(16)を有する
    請求項1ないし6のいずれかに記載の小型ポケット傘。
  8. ポケット傘(1)の凹型把持部(16)を備える楕円形の手元カバー(10)が、折畳まれ、かつ/または、相互に押圧された状態の傘部材である上昇管(23)、伸縮管(20)、下ろくろ(25)、親骨(3)、及び傘地(4)を完全に収容するよう形成される
    請求項1ないし7のいずれかに記載の小型ポケット傘。
  9. 半径方向の引出し手元(24)が固定して接続される伸縮管(20)を封止し、楕円形の手元カバー(10)と同様の断面形状に形成される
    請求項1ないし3のいずれかに記載の小型ポケット傘。
  10. 上昇管(23)が、ねじれ方向に対して抵抗性を有するよう上昇管スリーブ(17)内に装備される
    請求項1ないし9のいずれかに記載の小型ポケット傘。
  11. 上昇管(23)及び上昇管(23)上方に置換可能に配置される伸縮管(20)である伸縮管(20)の第1の管部(21)及びその他の管部が、ねじれ方向に対して抵抗を有する外形に形成して結合される
    請求項1ないし10のいずれかに記載の小型ポケット傘。
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