JPH10127325A - 多段式携帯用傘 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 傘を、携帯するのに便利なように、たたんだ
状態では小さくできるようにし、また、たたんだりひら
いたりするのを簡単に手ばやくできるようにする。 【構成】 傘の、雨などをうける部分が、内側の部分Ａ
と外側の部分Ｂ、あるいはさらにその外側数個にわかれ
るようになっており、たたむ時にスライド式にたためる
ようになっている。柄の部分は、くりだし式、または折
りたたみ式等になっていて短くすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】本発明は、傘の雨または日ざしをうける部
分を、同心円状に内側と外側の部分に別々にすることに
より、スライド式にたたむことができるようになってい
るため、簡単に傘をたたんだりひらいたりすることがで
き、また、たたんだ時に携帯に便利なように小さくする
ことができるようになっている。

【０００２】従来、普通の傘は、たたんだ状態でもかさ
ばり、携帯に不便であり、折りたたみ傘は、たたんだり
ひらいたりするのがめんどうで時間がかかった。

【０００３】本発明は、傘としての機能をもちながら、
たたんだ時に小さくすることができ携帯に便利であり、
また、たたんだりひらいたりが簡単に手ばやくできるも
のである。

【０００４】本発明は、傘の雨または日ざしをうける部
分を、同心円状に内側の部分Ａと外側の部分Ｂの２つま
たはそれ以上の部分にわけ、スライド式にたためるよう
にしたものであり、ひらいた状態では、図１，図２のよ
うに、Ａは、ａの部分および傘の骨の間をおおっている
ビニールあるいは布等のまくのため、それ以上ひらくこ
とができず、またＢの上部のためとじることもできない
ため、Ａは固定されており、またＢは、図１のようなタ
イプ１では傘の骨の間をおおっているビニールあるいは
布等のまくとｅのためそれ以上ひらくことがなく、ｂお
よびＡの下部のためとじることもないためこれらとｄに
よりＢは固定されており、図２のようなタイプ２では、
ｃ，ｆ，ｄとＡの下部によりＢは固定されていることに
加えて、傘の骨の間をおおっているビニールあるいは布
等のまくもＢの固定に役立っている。そしてタイプ１，
２ともｄをおしこむことでＡ，Ｂの固定はとけ、たため
る。また、くり出し式、おりたたみ式等により、柄の部
分も短くすることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】タイプ１のひらいた状態での断面図である。

【図２】タイプ２のひらいた状態での断面図である。

【図３】タイプ１のほぼとじた状態での断面図である。

【図４】タイプ２のほぼとじた状態での断面図である。

【図５】上から見た図である。

【符号の説明】

Ａ 傘の雨等をうける部分の内側の部分 Ｂ 傘の雨等をうける部分の外側の部分 ａ Ａがひらくのをおさえるためのでっぱった部分 ｂ Ｂの上部をおさえるための、ひもまたは棒 ｃ 棒状のもの ｄ 必要に応じて、ひっこむことができるでっぱり ｅ ひもまたは棒 ｆ 棒状のもの

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】傘の雨などをうける布等をささえる骨が内
   側と外側あるいはさらにその外側数個にわかれている構
   造となっており、たたむ時にスライド式にたためるよう
   になっている傘。