JPH11103916A - 自動販売機用の空気傘 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明の傘は、飲食水などの缶の中に収納
できる傘なので、飲料水の販売店や、また全国のどこに
でもある飲料水用の自動販売機で、２４時間いつでも傘
が、簡単に買えるのである。 【解決手段】 缶１に蓋２を設け、伸縮する傘軸３を缶
１の内側底面に取り付け、空気筒４に、親骨５、支骨
６、カバー７を設け、親骨５に空気弁８を付け、傘軸３
に空気筒４をはめ込み、空気筒４を缶１の内側底面に取
り付け、石づき９を傘軸３と親骨５に取りつける。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、縮小した空気傘
を缶の中に入れ、飲料水などの自動販売機の中に収納さ
せるためのものである。

【０００２】

【従来の技術】従来の傘などは、大きすぎるために持ち
歩くのがめんどうであり、また傘を持って行くことを忘
れたりすることが多く、突然の雨降などに出会っても、
傘を購入する店もなく、このため衣服などがビショヌレ
になり、風をひくこともあった。また電車やバスなどの
人込みの多い所に、雨に濡れた傘を持っていると、互い
の衣服などが濡れ、大変迷惑をかけるのであった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】本案は、こうした使用
者の強い不満をなくすために発明したもので、そのため
の解決方法は、縮小した傘が缶などの中に収納できるた
め、傘をいちいち持ち歩く必要もなく、飲料水などの販
売店や、又はどこにでも飲料水用の自動販売機があるの
で、雨が降れば２４時間いつでも簡単に傘が買えること
ができ、また雨で傘が濡れていても、濡れた傘を缶の中
に入れ、缶に付いている蓋を閉じれば、たとえ人込みの
中であろうと、他の人の衣服を濡らすこともなくなるの
である。

【０００４】

【課題を解決するための手段】いま、その構成を説明す
ると、 （イ） 傘の握柄となる缶１に蓋２を設け、缶１内側底
面中央に伸縮する傘軸３を取り付ける。 （ロ） 空気筒４に、親骨５と支骨６とカバー７を設け
る。 （ハ） 親骨５に、空気弁８を設ける。 （ニ） 空気筒４を傘軸３にはめ込み、空気筒４を缶１
の内側底面に取り付ける。 （ホ） 石づき９を傘軸３と親骨５に取り付ける。

【０００５】

【発明の実施の形態】本発明は、以上のような構造であ
るから、これを使用するときは、傘の柄となる缶１に設
けた蓋２をまくり、缶１の中から石づき９を引き上げ、
石づき９に取り付けた、傘軸３と親骨５とが上部に上が
り、親骨５に設けた空気弁８から空気を注入すれば、空
気筒４、親骨５、支骨６、カバー７とが広がり、傘とな
るのである。また使用後は、空気弁８から空気を抜き、
空気筒４、親骨５、支骨６、カバー７をたたみ、傘軸３
を縮めば、缶１の中に収納できるので、後は缶１に付い
ている蓋２を閉じればよい。なお、缶１を箱１０で作っ
ても、タバコなどの自動販売機の中に収納することがで
きるので、目的を達することができる。

【０００６】

【発明の効果】したがつて、たとえ雨で傘が濡れても、
傘を縮小させ缶の中に収納し、蓋で密封すれば水漏れも
なく、ポケットの中や、カバンなどの中に入れ携行する
ことができ、また携行しなくても、全国のいたる所に飲
料水用の販売機があるので、突然の雨にあっても、いか
なる時間帯であろうと、傘を買い求めることができるの
である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図

【図２】本発明の断面図

【図３】本発明の他の実施例を示す斜視図

【符号の説明】

１ 缶 ２ 蓋 ３ 傘軸 ４ 空気筒 ５ 親骨 ６ 支骨 ７ カバー ８ 空気弁 ９ 石づき １０ 箱

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】（イ） 缶１に蓋２を設け、伸縮する傘軸
   ３を缶１内側底面に取り付ける。 （ロ） 空気筒４に、親骨５、支骨６、カバー７を設け
   る。 （ハ） 親骨５に、空気弁８を設ける。 （ニ） 空気筒４を傘軸３にはめ込み、空気筒４を缶１
   内側底面に取り付ける。 （ホ） 石づき９を傘軸３と親骨５に取り付ける。 以上の如く構成された、自動販売機用の空気傘。
2. 【請求項２】缶１を箱１０にした、請求項１の自動販売
   機用の空気傘