JP2010525149A5 - - Google Patents

Claims (4)

1. フルオロポリマー分散物中のフッ素化乳化剤の量を低減する方法であって、
   前記フルオロポリマー分散物をｐＨ依存性界面活性剤の存在下で陰イオン交換樹脂に接触させて、フッ素化乳化剤の少なくとも一部を除去する工程であって、前記分散物が、前記ｐＨ依存性界面活性剤が非イオン型であるｐＨでイオン交換樹脂に接触する工程、および、
   前記ｐＨ依存性界面活性剤が陽イオン型である水準に前記分散物のｐＨを減少させて凝固を開始する工程、
   を含む方法。
2. ｉ）分散物の重量に基づいて約５重量％〜約７０重量％のフルオロポリマーと、
   ｉｉ）分散物の固体含量に基づいて少なくとも約０．０２重量％のｐＨ依存性界面活性剤であって、該ｐＨ依存性界面活性剤が分散物のｐＨに応じて陽イオンまたは非イオン型のいずれかを有し、前記ｐＨ依存性界面活性剤が非イオン型で分散物を安定化することができ陽イオン型で前記分散物を凝固できる、ｐＨ依存性界面活性剤とを含む、
   水性フルオロポリマー分散物。
3. 凝固したフルオロポリマーを含有する組成物を調製する方法であって、
   ｉ） ａ）分散物の重量に基づいて約５重量％〜約７０重量％のフルオロポリマーと、
   ｂ）分散物の固体含量に基づいて少なくとも約０．０２重量％のｐＨ依存性界面活性剤であって、該ｐＨ依存性界面活性剤が分散物のｐＨに応じて陽イオンまたは非イオン型のいずれかを有し、前記ｐＨ依存性界面活性剤が非イオン型で分散物を安定化することができ陽イオン型で前記分散物を凝固できる、ｐＨ依存性界面活性剤とを含む、水性フルオロポリマー分散物を提供する工程と、
   ｉｉ）前記分散物のｐＨを、前記ｐＨ依存性界面活性剤が陽イオン型である水準に低下させる工程と、
   ｉｉｉ）前記分散物を凝固させる工程とを含む、方法。
4. 請求項３に記載の方法により取得可能な凝固したフルオロポリマーを含むコーティングされた基材。