JP2010523214A - モップヘッド固定装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

モップの種々の実施形態は、モップパッドをモップヘッドに取り付ける、且つ/又はモップパッドをモップヘッドからリリースするようにユーザによって動かすことができる、ユーザ操作可能な制御部を含む。ユーザ操作可能な制御部は、いくつかの実施形態ではモップのハンドル上に位置し、他の実施形態ではモップヘッド上に位置する。また、ユーザ操作可能な制御部に結合されているアクチュエータを使用して1つ又は複数のグリップ、磁石支持要素、スライド、ウィング又はクランプ部材を移動させ、モップパッドをモップヘッドにリリース可能に固定するか、又は1つ又は複数の磁石を選択的に励磁して、モップパッドのリリース及び/又は取り付けを行うことができる。

Description

使い捨て可能な又は交換可能なモップパッドを用いる多くのモップがある。そのようなモップは、多くが濡れた環境及び乾いた環境の双方で使用することができ、使用後に汚れたモップパッドを交換することができるため便利である。
交換可能なモップパッドに適合するいくつかのモップは、汚れたモップパッドをモップヘッドからリリース(release)するために、面倒であるか又はそうでなければ不快なプロセスを続いて行うことが必要である。このプロセスは、モップを反転させること、モップヘッド上の1つ又は複数のアクチュエータを掴むこと、汚れたモップパッドの一部を掴むこと、モップパッドを、比較的手に届きにくい可能性がある固定用の収納部から引っ張ること等を含み得る。汚れたモップパッドを交換することは、或る程度の器用さ、及びユーザの限界に近いか又はこれを超える視覚と手との協調関係を必要とする方法でモップパッドを位置決め及び固定することを含む、同様に面倒であるか又はそうでなければ不快な手順を必要とする場合がある。従来技術のこれら及び他の欠点を鑑みて、モップパッドを容易且つ迅速に取り外し、且つ/又は交換することができるモップヘッド固定装置及び方法が当該技術分野に加わることが望まれている。
本発明のいくつかの実施形態は、モップパッドにリリース可能に結合されるようになっているモップであって、モップハンドルと、モップハンドルに接続されており、モップヘッド本体を備えるモップヘッドであって、モップヘッドの一部がモップパッドと係合してモップパッドをモップヘッドに固定する第1の位置と、モップパッドがモップヘッドの一部からリリースされる第2の位置との間で、モップヘッド本体に対して、モップヘッドの一部が移動可能である、モップヘッドと、モップハンドル上にありモップヘッドの一部に結合されている、ユーザ操作可能な制御部であって、該第1の位置と該第2の位置との間でモップヘッドの一部を作動させるようにユーザによって動かすことができる、ユーザ操作可能な制御部とを備える、モップを提供する。
いくつかの実施形態では、モップパッドをモップのモップヘッドから分離する方法が提供され、該方法は、モップのハンドル上の制御部を操作するステップと、ハンドル上の制御部からの力を、モップパッドを保持するモップヘッドの一部へ伝達するステップと、モップヘッドの一部をモップヘッドの本体に対して移動させるステップと、及びモップヘッドの一部をモップヘッドの本体に対して移動させることによって、モップパッドをモップヘッドの一部からリリースするステップとを含む。
本発明のさらなる態様は、その構成及び動作と共に、添付の図面と併せて読むと以下の発明の詳細な説明から明らかとなり、図中、同様の要素は同様の符号を有する。
本発明の一実施形態によるユーザ操作可能な制御部を有するモップヘッドの斜視図である。 図1に示されるモップヘッドの底面の斜視図である。 図1及び図2に示されるモップヘッドの、図1の線3−3に沿った断面図である。 本発明の別の実施形態によるモップヘッドの底面斜視図である。 本発明の別の実施形態によるモップヘッドの底面斜視図である。 本発明の別の実施形態によるモップヘッド及びアクチュエータの底面図である。 図6に示されるモップヘッド及びアクチュエータの、図6の線7−7に沿った断面図である。 本発明の別の実施形態によるモップヘッドの部分分解斜視図である。 図8に示されるモップヘッドの、図8の線9−9に沿った断面図であり、モップパッドがモップヘッドに取り付けられているところを示す。 モップパッドがモップヘッドから分離されているところを示す、図9の断面図である。 本発明の別の実施形態によるモップヘッド及びモップパッドの斜視図である。 モップパッドが図11のアクチュエータによってモップに取り付けられるところを示す、図11の近接斜視図である。 モップパッドがモップヘッドから分離されるところを示す、図11の近接斜視図である。 本発明の別の実施形態によるモップヘッド及びモップパッドの斜視図である。 本発明の別の実施形態によるモップヘッドの斜視図である。 図15の係止用ピン構成の部分断面図である。 それぞれ後退位置にある一対のウィングと共に示される、図15に示されるモップヘッドの部分分解斜視図である。 それぞれ伸張位置にある一対のウィングと共に示される、図15に示されるモップヘッドの部分分解斜視図である。 本発明の別の実施形態によるモップヘッドの斜視図である。 図18に示されるアクチュエータの一部の詳細図である。 それぞれ後退位置にある一対のウィングと共に示される、本発明の別の実施形態によるモップヘッドの部分分解斜視図である。 図19に示されるアクチュエータの一部の詳細図である。 それぞれ伸張位置にある一対のウィングと共に示される、図19に示されるモップヘッドの底面斜視図である。 本発明の別の実施形態によるモップヘッドの部分分解斜視図である。 モップパッドと接続する準備が整っているところを示す、図21に示されるモップヘッドの一部の斜視図である。 図21に示されるモップヘッドの底面斜視図である。 モップパッドと接続する準備が整っているところを示す、本発明の別の実施形態によるモップヘッドのアクチュエータの斜視図である。 モップパッドと接続する準備が整っているところを示す、本発明の別の実施形態によるモップヘッドのアクチュエータの斜視図である。 本発明の別の実施形態によるアクチュエータの概略図である。 本発明によるアクチュエータの別の実施形態の概略図である。 本発明の一実施形態による遠隔機械制御部を有するモップヘッドの斜視図である。 本発明の別の実施形態による遠隔機械制御部を有するモップヘッドの斜視図である。 本発明の別の実施形態による遠隔機械制御部を有するモップヘッドの斜視図である。 本発明の別の実施形態による遠隔機械制御部を有するモップヘッドの斜視図である。 本発明の別の実施形態による遠隔機械制御部を有するモップヘッドの斜視図である。
本発明のいずれの実施形態も詳細に説明する前に、本発明は、その用途が、以下の説明に記載されるか及び/又は添付の図面に示される構成要素の構成及び構造の詳細に限定されないことを理解されたい。本発明は、他の実施形態、また、様々な方法で実施するか又は実行することが可能である。また、本明細書において使用される表現及び用語は説明を目的としたものであり、限定するものとして見なすべきではないことを理解されたい。本明細書において、「含む」、「備える」又は「有する」及びこれらの変形の使用は、その前に列挙される要素及びそれらの均等物並びにさらなる要素を包含することを意図する。別途明記するか又は限定しない限り、用語「取り付けられる」、「接続される」、「支持される」及び「結合される」並びにこれらの変形は広範に用いられ、直接的及び間接的両方の取り付け、接続、支持及び結合を包含する。さらに、「接続される」及び「結合される」は、物理的又は機械的な接続又は結合に限定されない。
本明細書から理解されるように、本発明の1つ又は複数の態様は、ハンドル及びハンドルに取り付けられているヘッドを有する手持ち式床メンテナンス器具に関する。そのような器具又はその構成要素は、多くの様々な役割、例えば表面清掃(すなわちモップがけ)、表面に保護コーティングを施すこと(すなわちワックスがけ)、表面からコーティングを除去すること(すなわちワックス剥がし(stripping))等に使用することができる。簡潔にするために、本明細書において説明される床メンテナンス器具は、一般的に使用されている用語である「モップ」に関して言及される。しかしながら、この用語は、装置又は方法の機能を限定することを意図しないことを理解されたい。むしろ、この用語は、装置又は方法を説明するか又は特許請求する際に簡潔にするために使用される。上記のように、用語「モップ」は、従来の床清掃作業及び装置だけではなく、ワックスがけ、ワックス剥がし、バフ仕上げ等の他の床メンテナンス作業も網羅することが理解されるべきである。さらに、本明細書において説明される、名前に「モップ」形成部分の用語を有する構成要素(例えばモップヘッド、モップパッド等)は、用途が清掃作業に限定されるものとして解釈されるべきではない。
本発明の一実施形態によるモップヘッドが、図1乃至図3に示されており、全体的に10で示されている。モップヘッド10は、床、壁、天井、電化製品、家具等の表面を清掃するために、1つ又は複数のモップパッド(不図示)に接続することができる。「モップパッド」という用語は、本明細書及び添付の特許請求の範囲において使用する場合、モップヘッド10にリリース可能に接続され、且つ例えば表面を清掃し、流体又はペーストを表面に塗布し、流体又はペーストを表面にわたって分散させ、流体又はペーストを表面から取り除き、表面から塵埃を除去するために使用される、任意の使い捨て可能又は使い捨て可能ではない要素を指す。用語「モップパッド」は、限定するものではないが、織布材料又は不織布材料(例えば紙及び/又は合成シート、布等)の1つ又は複数の層、天然スポンジ及び合成スポンジ、ロープ型モップ要素等を包含する。そのようなモップパッドのいずれかは、モップパッドに或る程度の強度及び剛性を提供し、且つ/又は1つ又は複数の要素(例えばリブ、リッジ、ボタン若しくは他の突起及び/又は収納部、溝、スロット、孔若しくは他の開口)を提供する支持(backing)シート、フレーム、棒若しくは棒組立体、又は他の剛性若しくは可撓性の構造を有してもよく、これによって、モップパッドを、本明細書において説明される方法のいずれかでモップヘッド10にリリース可能に接続することができる。本発明の範囲内にあるモップパッドは、スポンジモップ、ウエットモップ、特殊モップ、タオルモップ、又は任意の他のタイプの所望のモップを組み立てるために、モップヘッドに接続することができる。
図1乃至図3に示されるモップヘッド10は、本体12と、モップヘッド10をハンドル16に接続するための関節式継手14とを含む。操作者はハンドル16を握り、モップヘッド10を方向付けて床又は他の表面を清掃することができる。図示の実施形態では、本体12は矩形であり、関節式継手14を支持する実質的に平坦な上面を含む。他の実施形態では、本体12は、正方形又は他の多角形、円形、楕円形及び不整形のような様々な形状を有してもよい。関節式継手14は、ハンドル16をモップヘッド10に対して任意の方向に枢動させ、モップヘッド10と清掃する表面との間に均一であるか又は実質的に均一な接触を促すことができる。図1に示されている関節式継手14はU字継手と同様であり、ハンドル16とモップヘッド10との間に2つの自由度を提供する。しかしながら、他の実施形態では、関節式継手14の代わりに所望の任意の他の継手を用いてもよく、これらの中には、ハンドル16とモップヘッド10との間に1つの自由度を提供するものもあれば、ハンドル16とモップヘッド10との間に3つの自由度を提供するものもある。例えば、図示の関節式継手14の代わりに、球面継手、ピアノ又はドアのタイプのヒンジ、任意のピンと開口との接続、ハンドル16への入れ子式接続等を用いることができる。
図1乃至図3の図示の実施形態では、関節式継手14は、ハンドル16をモップヘッド10に対して捻ることを可能にしない。しかしながら、他の実施形態では、ハンドル16と関節式継手14との接続部、又は関節式継手14と本体12との接続部にジャーナル軸受又は玉継手を設けること等によって、図示の関節式継手14の代わりに、ハンドル16が(例えばハンドル16の長手方向軸を中心に)ヘッド10に対して捻ることを可能にする別の継手を用いてもよい。
図1に最もよく示されるように、清掃する表面上に洗浄剤又は他の物質を噴霧するために、流体管路18及びスプレーヘッド19もモップヘッド10に接続することができる。他の実施形態では、流体管路18はモップヘッド10までは延びず、その代わりにハンドル16に取り付けられるスプレーヘッド19にのみ延びる。
図1乃至図3に示されるモップヘッド10は、より詳細に後述するように、モップパッド(不図示)をモップヘッド10に着脱するのに使用することができる、ユーザ操作可能な制御部20も含む。
図2に最もよく示されるように、図示のモップヘッド10の本体12は、1つ又は複数のモップパッド(不図示)とリリース可能に接続するようになっているグリップ22を有する。グリップ22は、各グリップ22の本体から離れるように延びる複数の突起24を含み得る。突起24は、1つ又は複数のモップパッドにリリース可能に取り付けられるようにこれらと係合することができる。突起24は、金属、プラスチック又は複合材料から成るピン、針、フック等であってもよく、いくつかの実施形態では、モップパッドの表面内に延びてモップパッドをグリップ22に係合させる。突起24は、モップパッドにある相手方の面ファスナ材料と係合するために使用される面ファスナ材料によって画定されてもよい。
図1乃至図3に示される実施形態では、突起24は、グリップ22の表面に対して傾いている。図2及び図3において最もよく分かるように、突起24は平行な列に配置されており、各列は関節式継手14から離れるように傾いている。多くの実施形態では、そのような傾いた突起24を使用することによって、グリップ22とモップパッドとをより確実に接続することができる。しかしながら、他の実施形態では、突起は必ずしも傾斜している必要はなく、且つ/又はグリップ22にわたって任意の他のパターンで、若しくはパターンを形成することなく位置していてもよい。図1乃至図3に示される実施形態のようないくつかの実施形態では、各グリップ22の突起24は全て実質的に同じ方向を向いている。しかしながら、突起が面ファスナ材料から成るような他の実施形態では、この材料の性質に起因して突起の向きはあまり重要ではない。
図1乃至図3に示されるモップヘッド10のグリップ22は、本体12に対して、図2及び図3の矢印28によって示される方向に摺動可能である。図3に最もよく示されるように、付勢部材30を、グリップ22と本体12の内面との間に配置し、グリップ22を本体12の中央に向かって付勢することができる。図3に示される付勢部材30は、圧縮コイルばねであるが、他の実施形態では、限定するものではないが、引張ばね(コイル又は他のもの)、板ばね、ねじりばね、弾性バンド又は他の弾性要素、磁石等を含む任意の他の付勢要素を代わりに使用してもよい。
引き続き図3を参照すると、ユーザ操作可能な制御部20はレバー34を含む。レバー34は、グリップ22のアクチュエータ98として機能するカム36に接続される。操作者は、レバー34を移動させて、カム36を、グリップ22に対して実質的に平行な軸を中心に枢動させることができる。そうする際に、カム36は、本体12に対して図3の矢印38によって示される方向に枢動し、グリップ22の部分32に対して原動力を加える。この力によって、グリップ22は上述したように矢印28の方向に移動する。図3に示されるカム36は、直前に説明したようにグリップ22の部分に対して運動を与えるが、他の実施形態では、カム36は、グリップ22に接続されている1つ又は複数の要素に対して運動を与え、それによって、グリップ22に原動力を加える。
カム36を本体12に対して第1の方向に枢動させることによって、グリップ22は矢印28によって示される方向に離間させられるが、カム36を反対方向に枢動させることによって、グリップ22は付勢部材30の力によってくっつけられる。したがって、カム36は、グリップ22を作動させるのに使用されるアクチュエータ98を少なくとも部分的に画定する。カム36がグリップ22をできる限り遠くへ離すときに枢動運動のピークが起こる。いくつかの実施形態では、レバー34の運動は、本体12又は本体12に取り付けられている要素によって制限され、それによって、カム36が第1の方向に枢動してグリップ22を離間させると、レバー34がカム36を枢動運動のピークをわずかに過ぎて回転させる。この特徴は、付勢部材30の力と合わせて、グリップ22が離れた状態に保持されるのを助ける。いくつかの実施形態では、カム36は実質的に円形の断面形状を有してもよく、カム36の中心から遠位の軸を中心に枢動し、グリップ22を引き離すように枢動運動を提供することができる。他の実施形態では、カム36は楕円形又は不整形を有し、カム36の中心から遠位であるか又はこれと一致する軸を中心に枢動してグリップ22を引き離すのに必要な枢動運動を提供する。
モップパッド(不図示)を、グリップ22を移動させることによって該グリップに取り付けることができる。例として、ここで、清掃に使用する布に言及してモップヘッド10の機能を説明するが、他の実施形態では代わりに上記の他のタイプのモップパッドのいずれかを使用してもよい。清掃に使用する布(不図示)はまず、レバー34を移動させ、付勢部材30からの力によってグリップ22が互いに向かって移動することができる方向にカム36を枢動させることによってモップヘッド10に固定することができる。次いで、清掃に使用する布を床又は他の表面上に置いてから、突起24が清掃に使用する布と接触するようにヘッドを清掃に使用する布の上に位置決めすることができる。最後に、操作者はレバー34を作動させてカム36を反対方向に枢動させることによって、グリップ22を離間させることができる。突起24は、清掃に使用する布と係合し、グリップ22が離間するにつれてヘッド10の底面にわたって清掃に使用する布をピンと引っ張ることができる。図1乃至図3に示される突起24の傾斜した向きによって、突起24は、グリップ22が離間したままになっている間は清掃に使用する布を容易にリリースしない。上記で説明したように、グリップ22は、カム36がその枢動運動のピークをわずかに過ぎて枢動しているため、離れた状態に保持されることができる。清掃に使用する布は、レバー34を作動させてカム36を再び枢動させ、それによって、グリップ22を互いに近づくように移動させて清掃に使用する布を突起24からリリースすることを可能にすることによって、容易に取り外すことができる。
上述の清掃に使用する布を固定する方法は、モップパッドのモップヘッド10に対する据え付け及び取り外しを行うために操作者が屈むか又は別様に面倒な手順を行う必要がないという点において重要な利点を提供することができる。モップパッドを単純に床又は他の表面上に置き、モップヘッド10をモップパッド上に位置決めしてこれと係合させることができる。次いで、操作者が足でレバー34を作動させ、モップパッドをモップヘッド10に固定することができる。操作者はもちろん、レバー34を作動させるのに手を使用してもよく、又は所望であればモップを反転させてモップパッドをグリップ22上に置いてもよい。モップパッドをリリースすることは、レバー34を足又は手によって反対方向に移動させて、モップヘッド10を清掃に使用する布から持ち上げることのように簡単である。他の実施形態では、他のタイプのユーザ操作可能な制御部及びアクチュエータを使用してグリップ22を離してもよい。例えば、ユーザ操作可能な制御部20は、手又は足で押すことができるボタンを含むことができ、この場合、アクチュエータは、任意の好適な機構(例えば、押下するとボタンと係合する1つ又は複数の傾いた壁)によって画定され、グリップ22を離すような力を伝達することができる。別の例として、ユーザ操作可能な制御部20は、スロットに沿って摺動してグリップ22の少なくとも一方を押すか又は引くことができ、手又は足によって作動することができるレバーを含んでもよい。
いくつかの実施形態では、モップパッド(不図示)はモップヘッド10と実質的に同じサイズである。しかしながら、他の実施形態では、モップヘッド10よりもわずかに大きいモップパッドを使用することが望ましい場合がある。そのような実施形態では、さらなる突起24を本体12の側面及び/又は上面に位置決めして、モップパッドを本体12の少なくとも一部の周りに巻き付け、本体12の側面及び/又は上面に取り付けることができる。そのようなモップパッドの取り外しは、操作者が、上述したようにレバー34を作動させて清掃に使用する布をリリースする前に、モップパッドを本体12の上面からリリースすることが必要であり得るか、又は必要ではない場合もある。
図1乃至図3に示されるモップヘッド10は2つのグリップ22を有するが、モップヘッド10は、モップパッドに取り付けられる任意の他の数のグリップ22を有してもよく、このグリップ22のうちの任意の1つ又は複数は、本明細書において説明する方法のいずれかでモップパッドを固定及びリリースするように移動可能であり得ることに留意されたい。例えば、いくつかの実施形態では、モップヘッド10は、突起24を有する1つの移動可能なグリップ22しか有さず、この場合、さらなる突起24がモップヘッド10の静止部分(本体12の底面等)に位置する。別の例として、モップヘッド10は、上述の任意の数のアクチュエータ及び対応するユーザ操作可能な制御部20によって作動可能である、3つ以上の別個のグリップ22を有し得る。これに関して、本明細書において説明するモップヘッド10のいずれかを使用して、2つ以上のモップパッド、例えば別個の前部及び後部のモップパッド、別個の横方向に配置されたモップパッド等を着脱可能に固定することができ、モップパッドはそれぞれ、専用のアクチュエータ及びグリップ22によって固定及びリリースすることができるか、又は1つ又は複数の他のモップパッドと、アクチュエータ及び/若しくはユーザ操作可能な制御部を共有することができる。
図1乃至図3に示されるグリップ22は、図2及び図3の矢印28によって示すように概ね前方方向及び後方方向にカム36によって移動可能である。そのような移動では、突起24間の距離が増減することによって、突起が上述したようにモップパッドを把持及びリリースすることができる。他の実施形態では、グリップ22は、突起24間の同様の関係を促す他の方法で移動可能であり得る。例えば、グリップ22はモップヘッド10の対向する側部にあり、モップヘッド10に対して(図2及び図3に示される前方移動及び後方移動とは反対に)横方向に移動することができる。これらの実施形態では、グリップ22のいずれか又は両方を、グリップ22を概ね互いに向かってばね付勢すること等によって、上述の方法のいずれかで或る方向に付勢することができる。従って、任意の数の付勢部材30を必要に応じて位置決めして、グリップ22の向き及びグリップ22の移動方向に基づいてグリップ22を付勢することができる。例えば、グリップ22が互いに離接するように横方向に移動可能である、直前に説明した実施形態では、各グリップ22は、グリップ22と本体12の側部との間に位置決めされている1つ又は複数の付勢部材30(例えばばね)、又はグリップ22間に延びてこれらを接続する1つ又は複数の付勢部材30によって付勢することができる。さらに他の付勢部材の配置が可能であり、これらは本発明の精神及び範囲内に入る。
グリップ22が、図2及び図3に示される前方方向及び後方方向以外の方向に移動するように配向されている実施形態では、必要に応じてカム36又は他のアクチュエータの向きを同様に変えて、グリップ22の所望の移動をもたらすことができる。同様に、レバー34又は他のユーザ操作可能な装置も、ユーザがカム36又は他のアクチュエータを作動させることができるように必要に応じて配向することができる。例えば、グリップ22が互いに対して横方向に移動可能である上述の実施形態では、グリップ22は、図1及び図3に示されるものと同様であるが概ね前後方向に延びる軸を中心に回転するように位置決められるカム36及びレバー34によって作動することができる。代わりに、本明細書において説明される1つ又は複数のグリップ22を移動させる任意の他のユーザ操作可能な制御部及びアクチュエータ(並びにそれぞれの向き)を使用してもよく、これらは本発明の精神及び範囲内に入る。
図1乃至図3の実施形態と関連して上述した突起24はグリップ22上に位置するが、その代わりにモップパッド上に位置してもよく、この場合、突起24は、図1乃至図3と関連して上述したものと同様のリリース可能に固定される関係を確立するように、グリップ22上の布、紙又は他の貫通可能な材料内へ延びることができる。
図4乃至図10は、本発明によるモップヘッドの代替的な実施形態を示す。従って、図4乃至図10の実施形態と図1乃至図3の実施形態との互いに食い違った特徴及び要素を除いて、図4乃至図10の実施形態の特徴及び要素(並びにこれらの特徴及び要素に対する代替形態)をより完全に説明するために、図1乃至図3の実施形態に付随する上記説明を参照する。図1乃至図3の実施形態の特徴及び要素に対応する図4乃至図10の実施形態の特徴及び要素には、それぞれ100番台の参照符号が付してある(例えば112、212、312等)。
図4は、モップヘッド110の、図1乃至図3に示されるモップヘッド10とは異なる部分に位置決めされているグリップ122を有するモップヘッド110の実施形態を示す。図4に示されるモップヘッド110は2つの対向するグリップ122を有し、それぞれ、モップヘッド110のいずれかの側部(すなわちモップヘッド110の長手方向)に位置決めされている。図4に示されるモップヘッド110は、グリップ122のアクチュエータとして図1乃至図3の実施形態に示されるようなカム36を使用するのではなく、グリップ122に結合されていると共にハンドル116を通って延びるケーブル140、140’によって少なくとも一部が画定されているアクチュエータ198を使用する。ケーブル140、140’は、それぞれがグリップ122に取り付けられている1組のケーブル140と、1組のケーブル140に接続されていると共に、ハンドル内を、同様にハンドル116上に位置するユーザ操作可能な制御部(不図示)まで延びる別のケーブル140’とを含み得る。ケーブル140、140’を引っ張ることによって、グリップ122は互いに対して異なる位置へ移動することができ、それによって上記でより詳しく説明したように突起124を移動させる。
図4に示されるケーブル140、140’は、機械的な引張力を本明細書において説明するグリップ122に伝達することができる、金属製の複数ストランド可撓性要素である。しかしながら、この目的のために、限定はしないが、金属、ゴム、プラスチック、ナイロン及び他のポリマー材料等から作製されるワイヤ、コード、ロープ、ストラップ等を含む、複数の他の可撓性要素を使用することができることが理解されるであろう。本明細書及び添付の特許請求の範囲において使用する場合、「ケーブル」という用語は全てのそのような代替的な要素を指す。
図4に示されるモップヘッド110は、1つ又は複数のグリップ122を互いに離れるように(すなわち外側方向に)付勢するために付勢部材130を位置決めすることができる方法の例を提供する。これに関して、図示のモップヘッド110は壁142を含み、この壁142に付勢部材130が接続されて、グリップ122に対してそのような付勢力を加える。図4に示される実施形態では、1つの壁142及び一対の付勢部材130が各グリップ122に近接して位置決めされており、それによって、ケーブル140’をユーザ操作可能な制御部(不図示)によって矢印144の方向に上方へ引っ張ると、付勢部材130がグリップ122と壁142との間で圧縮される。他の実施形態では、グリップ122間には1つの壁142が位置し、この場合、1つ又は複数の付勢部材130はこの壁142と各グリップ122との間に位置し、直前に説明した付勢力を加える。さらに他の実施形態では、1つ又は複数の付勢部材130は、両方のグリップ122間に延びてこれらに接続されることによって、壁142を使用することなくグリップ122を付勢する。
図4に示されるケーブル140、140’は、1つ又は複数のグリップ122を移動させるためにケーブルシステムをこれらのグリップ122に接続することができる方法の一例に過ぎない。他の実施形態では、ケーブル140、140’はそれぞれ、ハンドル116を通って、ケーブル140、140’を引っ張るのに使用されるユーザ操作可能な制御部まで延びることができる。代替的には、ケーブル140、140’のいずれか2つ以上を任意の場所で一緒に接続して、ケーブル140、140’に加わる引張力を任意の所望の方法で分散することができる。所望に応じて、任意の数のそのようなケーブル接続部がモップヘッド110の本体112内及び/又はハンドル116内に存在してもよい。これに関して、ケーブル140、140’は、適当な開口、壁、支柱、ローラ等によってハンドル116及び本体112を通して送られ、グリップ122の任意の所望の場所に引張力を伝達することができる。
図4と関連して上述したケーブルアクチュエータ198は、図1乃至図3に示される実施形態のグリップ22のいずれか又は両方を移動させるのに使用することができ、また、本明細書において説明及び/又は図示されるモップヘッドの実施形態のいずれかにおいてグリップのいずれかを移動させるのに使用することができる。
前述の実施形態と同様に、図5に示されるモップヘッド210は、モップパッド(不図示)とリリース可能に係合する複数の突起224を有するグリップ222を有する。図5に示されるグリップ222は、図5に示される状態から、圧潰可能な旅行用の櫛のような方法で少なくとも部分的に圧潰した状態へ変形することができる可撓性部材である。グリップ222は、変形可能なプラスチック、ナイロン、ゴム、ウレタン、又はグリップ222を図5に示される状態に戻らせるように形状を記憶している他の変形可能な材料から作製することができる。ケーブル240がモップハンドル(不図示)を通って延びて、グリップ222へ延びると共にこれに接続されるさらなるケーブル240’へ接続される。従って、ケーブル240、240’は、グリップ222のアクチュエータ298を少なくとも部分的に画定する。図4の実施形態と関連して上述した代替的なケーブルアクチュエータのいずれかを、図5に示されるケーブル240、240’の代替として使用してもよい。
上述のケーブル240、240’を引っ張ることによって、グリップ222の一部が図5の矢印244によって示される概ねの方向へ引っ張られ、それによって、グリップ222を変形させてその上の突起224を移動させる。突起224のこの移動によって、突起224がモップパッド(不図示)から係脱する。モップパッドをグリップ222及びその上の突起224と係合させるには、ユーザは、モップヘッド210のグリップ222をモップパッドに対して押し付けて、ケーブル240、240’をリリースする。このように、グリップ222は図5に示されるその元の形状に戻り、モップパッドをグリップ222の表面に対してピンと張るように引っ張る。その後、モップを所望に応じて使用することができる。
他の実施形態では、グリップ222は所望の任意の他の形状を有する(例えば平面、内側又は外側にわずかに湾曲する等)ことができ、それによって、ケーブル240、240’を引っ張ることによってグリップ222を変形させ、突起224を移動させる。そのような移動によって、上述のようにモップパッドをリリースすることができる。いくつかの実施形態では、グリップ222は、例えばモップハンドル内で入れ子式になっている棒、管等によって押す力によって変形することができる。そのような実施形態では、グリップ222を外側(すなわち図5の矢印244によって示す方向とは実質的に反対の方向)に押して、突起224を移動させてモップパッドをリリースし、突起224がモップパッドを把持する弛んだ状態まで後退させることができる。直前に説明したように押す力を伝達することができる任意のアクチュエータを1つ又は複数のケーブルの代わりに使用して、グリップ222に引く力を伝達することもできる。
図6及び図7は、本発明の別の実施形態によるモップヘッド310を示し、1つ又は複数のグリップ322を、別のタイプのアクチュエータを(すなわち図1乃至図3に示されるカム36並びに図4及び図5に示されるケーブル140、140’、240、240’の代替として)使用することによって作動して移動させることができる方法の一例を提供する。図6及び図7に示される実施形態では、モップヘッド310は、ピン接続又は他のヒンジ接続で取り付けボス317を中心にハンドル(不図示)に接続することができる。この接続は、ハンドルがモップヘッド310に対して枢動することができる1つの自由度を画定するか、又は取り付けボス317に取り付けるのに選択される継手のタイプに基づいてさらなる自由度を画定することができる。例えば、取り付けボス317は、自在継手を介してモップハンドルに接続し、モップヘッド310の複数の自由度を可能にすることができる。
図6及び図7に示されるモップヘッド310は、本体312及び2つのグリップ322を含むが、他の実施形態では任意の他の数のグリップ322を使用してもよい。上記実施形態において説明したグリップ22、122、222のように、図6及び図7に示されるグリップ322は、上記で詳しく説明したようにモップパッドとリリース可能に係合するためにハウジング312に対して移動可能である。より詳細には、図6及び図7に示されるグリップ322は、矢印328によって示す方向に移動可能であり、モップパッド(不図示)とリリース可能に係合する複数の傾いた突起324を有する。他の実施形態では、任意の他の方法で位置決めされる任意の他の数のグリップ322を使用して、これから説明するように作動させることができる。
取り付けボス317は、本体312のグリップ322間に位置する回転可能なカム350に接続することができる。いくつかの実施形態では、取り付けボス317はカム350と一体であり、他の実施形態では、取り付けボス317は、カム350に直接的又は間接的に接続される別個の要素である。図示の実施形態のカム350は、グリップ322の長手方向に延びるスロット348と係合するピン346を含む。他の実施形態では、カム350は、グリップ322の長手方向に延びるスロット348内に受容される他のタイプの突起(例えば隆起部(bump)、壁、リブ等)を通してグリップ322に接続することができる。これらの実施形態のいずれかでは、カム350の回転によって、グリップ322を図6の矢印328によって示す方向に移動させることができる。従って、カム350、ピン346及び取り付けボス317は、グリップ322を移動させるのに使用されるアクチュエータ398を少なくとも部分的に画定する。
上述した取り付けボス317とモップハンドル(不図示)との間の接続によって、ハンドルを捻ると、カム350が、本体312に対して矢印352によって示される方向に枢動する。カム350が本体312に対して第1の方向に枢動すると、ピン346がグリップ322のスロット348と係合し、グリップ322を離間させる。同様に、カム350が本体312に対して反対の第2の方向に枢動すると、ピン346がグリップ322を互いに近づけるように引っ張る。カム350の枢動運動のピークは、カム350がグリップ322をできる限り遠くへ離間させ、またグリップ322を互いにできる限り近づけるときに生じる。いくつかの実施形態では、カム350の枢動運動は、取り付けボス317とハンドルとの間の継手によって制限することができるが、他の実施形態では、カム350の枢動運動は、スロット348及びピン346のサイズ、形状及び/又は位置によって制限される。いずれの場合も、カム350の枢動運動の限界は、上述したカム350の枢動運動のピークをわずかに過ぎることができる。
図6及び図7に示されるスロット348の特定の位置及び向きは、カム350の回転力を伝達してグリップ322を移動させるのに使用することができるような接続の一例に過ぎないことが理解されるであろう。他の実施形態では、スロット348は、上述の移動可能なピン接続を依然として可能にする任意の他の方法で位置決めされて配向される。各グリップ322をカム350に接続するのに任意の数のピン346及びスロット348を使用することができる。また、ピン346とグリップ322との同じ関係を提供するのに他のタイプの開口を使用してもよく、この場合、開口は、カム350が回転するとその中でピン346を移動させることができるようにサイズを大きくすることができる。
ピン346、又はグリップ322のスロット348若しくは他の開口内に受容されると共にこの中で移動可能な他の突起を使用することの代替として、これらの特徴部の位置を逆にしてもよい。例えば、グリップ322の1つ又は複数は、ピン、又はカム350のスロット若しくは他の開口内に延びる他の突起を有することができる。これらの実施形態のいずれかでは、カム350の回転によって、図6の矢印328によって示す方向にグリップ322が移動する。
カム350は、上述したようにピンとスロットとの接続によってグリップ322に作用することができるが、他の実施形態では、カム350の回転力は、回転するカム350の周縁を各グリップ322の隣接する縁部に対して押し付けることによってグリップ322を移動させることができる。例えば、カム350は、ローブ又は他の形状を有し、回転するにつれてグリップ322を離すように押し、且つ、ローブがグリップ322から離れるように回転すると、(例えばいくつかの実施形態では、1つ又は複数のばねからの付勢力によって)グリップ322を互いに向かって移動させることができる。回転力をカム350から1つ又は複数のグリップ322へ伝達する他の方法が可能であり、これらは本発明の精神及び範囲内に入る。本明細書において図6及び図7と関連して説明される実施形態のいずれかでは、グリップ322が互いに対して接離するように該グリップ322を付勢するために、任意の数の付勢部材をグリップ322のいずれか又は全てに接続することができる。
モップパッド(不図示)を、図1乃至図3の実施形態と同様の方法で図6及び図7のモップヘッド310に固定することができる。しかしながら、操作者は、レバーを作動させてグリップ322を分離するのではなく、ハンドル(不図示)、従って取り付けボス317を第1の方向に捻り、グリップ322を分離してモップパッドをグリップ322の突起324と係合させることができる。再びハンドルを捻ってカム350を反対方向へ枢動させ、それによってグリップ322を互いに近づけるように移動させてモップパッドを突起324からリリースすることによって、モップパッドは容易に取り外すことができる。図4及び図5の実施形態のように、モップパッドは、ユーザが手でモップヘッド310又はモップパッドを触る必要なく、ハンドルの遠位の位置からモップヘッド310に取り付けるか、且つ/又はモップヘッド310からリリースすることができる。
図8乃至図10は、本発明の別の実施形態によるモップヘッドを示す。図8乃至図10に示されるモップヘッド410は、図1乃至図7の実施形態と関連して上述した方法と同様の方法でモップパッド454とリリース可能に係合するために使用される突起424を有する、4つの移動するグリップ422を有する。図8乃至図10は、任意の数のグリップ422がモップヘッド410上の任意の位置に配置することができ、且つ該グリップの移動によって突起424をモップパッド454とリリース可能に係合させてこれを保持することができる任意の方法でモップヘッド410に対して移動可能とすることができる方法のさらに別の例を提供する。図8乃至図10に示される実施形態では、1つの移動可能なグリップセクション422がモップヘッド410の各角部に位置し、通常は付勢部材430(いくつかの実施形態では引張ばねであり得る)によって外側に付勢されている。各グリップ422は、モップヘッド本体412のそれぞれのチャネル456内に位置決めされ、グリップ422が、さらに詳細に後述する2つの反対方向にのみ移動することを確実にすることを助けることができる。各グリップ422は、ケーブル440によって、カラー(collar)450又はモップハンドル416に取り付けられている他の要素に接続されている。したがって、ケーブル440及びカラー450は、グリップ422を移動させるアクチュエータ498を少なくとも部分的に画定する。
図8乃至図10に示されるモップパッド454をモップヘッド410からリリースするには、モップハンドル416を枢動させて、図10の矢印428’によって示す概ね内側の方向へケーブル440及びグリップ422を引く。このように、グリップ422の突起424をモップパッド454から後退させてリリースする。他の実施形態では、ケーブル440を、モップヘッド410の本体412内を通して送ることができ、またグリップ422に取り付けて、グリップ422を上述の外側方向へ引くことができ、この場合、グリップ422は、異なる付勢部材430、及び/又は適切に再び位置決めされる付勢部材430によってそれらの後退位置へ戻ることができる。
いくつかの実施形態では、グリップ422は、モップヘッド本体412の1つ又は複数の壁又は他の部分を越えて移動し、モップパッド454をグリップ422からリリースすることを助ける。例えば図8乃至図10に示される実施形態では、グリップ422は、モップハンドル416が図8の矢印452によって示す方向へ十分に捻られると、モップヘッド本体412の一部を越えて後退する。本明細書において説明される本発明の他の実施形態のいずれかと関連して、同様のモップパッドリリース特徴部を使用することができる。
図8乃至図10に示されるモップパッド454をモップヘッド410に取り付けるには、モップヘッド410をモップパッド454と接触させた状態で置き、モップハンドル416を上述の方向とは反対の方向へ枢動させることによって、付勢部材430が、グリップ422を図9の矢印428によって示すように外側へ引くことを可能にする。グリップ422にある傾いている突起424が、モップヘッド410の本体412を通して再び露出され、グリップ422が外側方向へ移動するにつれてますます大きな程度モップパッド454と係合する。
図1乃至図3の実施形態と関連して上述したように、所望に応じて任意の数のグリップ422を使用することができ、グリップ422の任意の1つ又は複数は固定したままであってもよい。例示に過ぎないが、他の実施形態では、モップヘッド410は、モップヘッド410の対向する角部に位置決めされる2つのグリップ422しか有しない。また、モップヘッド410の1つの側にあるグリップ422の1つ又は複数は固定したままであってもよく、モップヘッド410の対向する側にある1つ又は複数のグリップ422は、モップハンドル416が捻られるのに応答して移動し、モップパッド454を固定及びリリースすることができる。
図8乃至図10に示されるグリップ422はケーブル440によってモップハンドル416に取り付けられているが、他の実施形態では、モップハンドル416の捻り運動を他のタイプの接続によって伝達し、グリップ422の運動につなげることができる。例えば、図8乃至図10のカラー450は、カラー450に回転可能にピン留めされるそれぞれの強固な連結具(不図示)によって各グリップ422に接続することができる。そのような実施形態では、グリップ422は必ずしも付勢部材430によって付勢される必要はなく、その代わりにモップハンドル416を捻ることによってそれらの伸張位置に戻ることができる。モップハンドル416をグリップ422に接続し、捻る力を伝達してグリップの移動につなげるさらに他の方法が可能であり、これらは本発明の精神及び範囲内に入る。
図11乃至図14は、本発明のさらなる実施形態によるモップヘッド、取り付けアクチュエータ及び制御部の代替的な構成を示す。これらの実施形態は、図1乃至図10と関連して上述したモップヘッドの実施形態と同一のいくつかの構造を採用しており、いくつかの同一の特性を有する。従って、以下の説明は、図1乃至図10と関連して上述したモップヘッドの実施形態とは異なる構造及び特徴に主に焦点を当てる。図11乃至図14に示され、また後述するモップヘッドの構造及び特徴、並びにこれらの構造及び特徴のあり得る代替形態に関するさらなる情報については、図1乃至図10と関連する上記説明を参照されたい。以下、図11乃至図14に示される要素の構造及び特徴は、500番台の値から始まる、それぞれ3桁の参照符号によって示される。
図11乃至図13は、モップパッド554の磁石558を選択的に引き付けるために内部に磁石560が位置決めされているモップヘッド510を示す。図示の実施形態では、モップパッド554は、複数の異なる方法でモップパッド554内又はモップパッド554上の定位置に固定することができる2列の固定磁石558を有する。例えば、磁石558は、モップパッド554上に又はこの内部に縫い付けるか、接着剤又は粘着性結合剤によってモップパッド554に又はこの内部に固定するか、モップパッド554内又はモップパッド554上のポケット内に収容すること等ができる。
図11乃至図13に示されるモップヘッド510の磁石560は、上述のモップパッドの2列の磁石558と位置合わせすることができる2つの列に位置決めされる。これに関して、磁石560は、管562又はモップパッド554の磁石558に対応する位置まで延びる他の部材に沿って位置決めすることができる。
図11乃至図13に示される管562を作動させて、磁石560を、モップパッド554の磁石558を引き付ける位置に出入りさせるように移動させることができる。図示の実施形態では、このために使用されるアクチュエータ598は、管562、管562上にあるピニオン564及びピニオン564と駆動可能に係合するラック568を含む。ラック568が移動することによって、ピニオン564(したがって管562)が回転し、それによってモップヘッドの磁石560の位置を変化させる。この移動は図13の矢印566によって示される。ラック568は、ラック568に直接的又は間接的に接続されている、ユーザ操作可能な制御部534(例えば図11乃至図13に示される実施形態のレバー)を含む複数の異なる方法で移動させることができる。このユーザ操作可能な制御部534は、ユーザの手が届くように、スロット548又は他の開口を通ってモップヘッド本体512の外側の場所まで延びることができる。代替的に又はこれに加えて、ラック568は、アクチュエータの別の部分として機能するケーブル540によって移動させてもよい。ケーブル540は、ラック568から、任意の数のピン、壁、ローラ、又は他の要素570の周りを通ることによってモップハンドル516内へ延びることができる。ケーブル540は、ユーザがケーブル540を引いてラック568を移動させることができるように、モップハンドル516上のユーザ操作可能な制御部(図11乃至図13には示さないが、以下でより詳細に図示及び説明する)に接続することができる。
任意の数の管562又は他の磁石支持要素は、複数の他の方法、例えばケーブル540を管562の1つ又は複数の周りに巻き付けること、ケーブル540を使用して管562を本体512内でシフトさせること、レバー534又は他のユーザ操作可能な制御部(この場合、管562の磁石560は、モップヘッド本体512の1つ又は複数の部分によって囲まれる位置に対してシフトすることができる)等によって、作動することができる。本明細書において説明する作動システムのいずれもが、管562又は他の磁石支持要素を作動させるためにユーザによって手動で作動され得るが、その代わりに、これらのシステムのいずれにも給電してもよい。例えば、図11乃至図13に示される実施形態のラック568は、ソレノイド又は電磁石セット、モータ、又は任意の他の方法で作動することができる。別の例として、図11乃至図13に示される実施形態のケーブル540は、モータ、ラック−ピニオン組立体、及びケーブル540に取り付けられているモータ、又は任意の他の方法で作動してもよい。さらに別の例として、図11乃至図13に示される実施形態の管562のいずれかを、モータに直接接続して回転させてもよい。モップヘッド510の作動システムが給電される任意の実施形態では、ユーザ操作可能な1つ又は複数の電気制御部を使用して、例えば1つ又は複数のボタン、スイッチ、ダイアル、スライド等の作動システムを制御してもよい。そのような制御部は、ユーザにとって便利であるようにハンドル516上のどこに位置してもよいが、他の実施形態では、その代わりに、モップヘッド510上のユーザの手の届く場所(例えば本体512)に位置してもよい。
図11乃至図13に示される実施形態では、モップヘッド510の磁石560がモップパッド554の磁石558を引き付けて保持する位置へラック568を通常付勢するために、少なくとも1つの付勢部材530(例えばコイルばね)が設けられる。他の実施形態では、任意のタイプの1つ又は複数の付勢部材530は、管562又はモップヘッド510の他の磁石支持要素を直接的又は間接的に付勢するのに使用することができ、限定はしないが、ユーザ操作可能な制御部534を押し引きする付勢部材、管562に直接接続されてこれにトルクを加える付勢部材、ケーブルに接続されてこのケーブルを或る方向に付勢する付勢部材(この場合、ケーブルは、ボーデンケーブル等の、押し引きする力を加えることができるタイプのものであり得る)等を含む。付勢部材は、図1乃至図3に示される本発明の実施形態と関連して上述した付勢部材を含む、任意のタイプであり得る。
図11乃至図13に示されるモップパッド554をモップヘッド510に取り付けるには、モップヘッド510を床又は他の表面上にあるモップパッド554上に配置すること等によって、モップヘッド510をモップパッド554と接触させた状態で配置する。図11乃至図13に示されるモップヘッド510の磁石560は通常、図12に示されるようにモップパッド554の磁石558を引き付けるように位置決めされる。モップパッド554をモップヘッド510からリリースするには、操作者は、ハンドル516上の、ケーブル540に接続されているユーザ操作可能な制御部(図11乃至図13には示さないが、以下でより詳細に図示及び説明する)又はモップヘッド510上のユーザ操作可能な制御部を作動させて、磁石560を枢動させる。モップヘッド510の磁石560は、図13に示されるような位置に枢動されると、モップパッド554にある磁石558に反発する。いくつかの実施形態では、モップパッド554はそれによって、ユーザがモップパッド554を触る必要なくモップヘッド510からリリースすることができる。
いくつかの実施形態では、1つ又は複数の電磁石を使用してモップパッドをモップヘッドにリリース可能に取り付けることができる。そのような実施形態では、電磁石の1つ又は複数は、電流を供給されないときは電荷を全く有しないか又は実質的に有せず、また、電流を供給されると正又は負の電荷を有することができる。代替的には、電磁石の1つ又は複数は、電流を供給されると電荷を全く有しないか又は実質的に有せず、また、電流を供給されないときは正又は負の電荷を有してもよい。さらに他の実施形態では、電磁石の1つ又は複数は、電流が供給されると極性を反転することができる。
図14は、(図11乃至図13に示される実施形態と関連してより詳細に上述した)複数の磁石658を有するモップパッド654をリリース可能に取り付ける際に使用する電磁石674を有するモップヘッド610の一実施形態を示す。図14に示される電磁石674は、形状が概ね矩形であり、電流を印加することによって励磁することができる外周を有する。電磁石674は、バッテリ672によって供給される電流によって選択的に励磁される。バッテリ672は、ハンドル616内にあるように示されているが、他の実施形態ではその代わりにモップヘッド610内に位置してもよい。電流は、バッテリ672と電磁石674との間に延びるリード線676によって電磁石674に供給することができる。電磁石674は、電流によって励磁されると、モップパッド654の磁石658を引き付ける。この電流の流れを遮断するように、ハンドル616上のユーザ操作可能な制御部675(例えばスイッチ)を設けることができ、それによって電磁石674にその引力のいくらか又は全てを失わせ、いくつかの実施形態では、極性を反転させる。これらの場合のいずれも、モップパッド654の磁石658は、電磁石674への電流の供給を遮断することによってリリース又は反発され、それによってモップパッド654をモップヘッド610からリリースすることができる。
他の実施形態では、モップヘッド610の電磁石674は通常、モップパッド654の磁石658を引き付けるように励磁される。そのような実施形態では、バッテリ672及びリード線676を介して電磁石674に電流を供給し、電磁石674が生成する磁場を、(例えば、いくつかの実施形態では重力下で、又は他の実施形態ではユーザの動作によって)モップパッド654を取り外すのに十分なほど低減するか又は無くすことができる。代替的には、そのような電流は、電磁石674が生成する磁場の極性を反転させてもよく、それによってモップパッド654がモップヘッド610から反発する。いずれの場合も、ユーザ操作可能な制御部675を介して電流を供給することができる。
ハンドル616上のユーザ操作可能な制御部675の場所は、モップヘッド610から遠位にあるアクチュエータ698(すなわち電磁石674、リード線676及びバッテリ672)の制御部を提供することによって、ユーザによってより便利なものとなる。しかしながら、他の実施形態では、ユーザ操作可能な制御部675は、ユーザの手又は足によって作動するようにモップヘッド610上に位置する。
いくつかの実施形態では、モップヘッド610の底面は、モップパッド654とモップヘッド610とをより摩擦係合させるための突起を含む。これらの突起は、図1乃至図10の実施形態と関連して上述した形状のいずれかを有し、モップがけ又はスクラブ中のモップパッド654とモップヘッド610との相対移動を制限するのを助けることができる。いくつかの実施形態では、突起は、モップヘッド610が表面上を前後に移動している間にモップパッド654のみと係合するような形状であり、それによって、突起は概して、モップヘッド610を使用していない間はモップパッド654を把持しない。
上述したように、図11乃至図13に示されるモップヘッド510は、モップパッド554の2列の磁石558を引き付ける2列の磁石560を有し、一方、図14に示されるモップヘッド610は、電流によって励磁されることによってモップパッド654の磁石658を引き付けることができる、矩形の外周を有する単一の電磁石674を有する。他の実施形態では、モップヘッド510、610には、モップパッド554、654にある任意の数、サイズ及び形状の磁石を引き付けるための任意の数、サイズ及び形状の磁石又は電磁石を設けてもよい。例示に過ぎないが、図11乃至図13に示されるモップヘッド510の磁石560の代わりに、2つの管562上の磁性材料から成る2つのストリップを用いてもよい。別の例として、管562又はモップヘッド510の他の磁石支持要素の数、サイズ及び場所に少なくとも一部基づいて、より少ないか又はより多くの磁石560を、図11乃至図13に示されるモップヘッド510に配置することができる。さらに別の例として、図14に示されるモップヘッド610の単一の電磁石674の代わりに、モップパッド654上の任意の形状及びサイズの1つ又は複数の磁石と対応するようにモップヘッド610にわたって任意の方法で位置決めされる任意のより多くの数の電磁石674を用いてもよい。磁石及び電磁石の配置、サイズ及び形状のさらに他の例が可能であり、これらは本発明の精神及び範囲内に入る。
図15乃至図20は、本発明のさらなる実施形態によるモップヘッド及び作動システムの代替的な構成を示す。これらの実施形態は、図1乃至図14と関連して上述したモップヘッドの実施形態と同一の多くの構造を採用し、同一の多くの特性を有する。従って、以下の説明は、図1乃至図14と関連して上述した実施形態とは異なる構造及び特徴に主に焦点を当てる。図15乃至図20に示され、また後述するモップヘッドの構造及び特徴、並びにこれらの構造及び特徴のあり得る代替形態に関するさらなる情報については、図1乃至図14と関連する上記説明を参照されたい。以下、図15乃至図20に示される要素の構造及び特徴は、それぞれ700番台及び800番台の参照符号で示す。
図15乃至図17は、モップパッド(不図示)をモップヘッド710にリリース可能に取り付けるのに使用される入れ子式ウィング778を有するモップヘッド710を示す。入れ子式ウィング778は、伸張してモップパッドにあるポケット、ストラップ、スロット、又は他の要素内に挿入されることによって、モップパッドをモップヘッド710に固定することができる。入れ子式ウィング778はまた、そのようなモップパッドの要素から後退して取り外されることによって、モップパッドをモップヘッド710からリリースすることができる。図15乃至図17に示される実施形態では、モップヘッド710は、ウィング778を後退位置に維持する各ウィング778に対する2つ以上の係止用ピン780(図15のみに示す)を含み、操作者が、モップパッドをモップヘッド710に多段階プロセスで取り付けることを可能にする。操作者はウィング778を後退させ、モップパッドをモップヘッド710に配置し、且つ係止用ピン780をリリースしてウィング778を外側に付勢させる。
図15乃至図17に示される入れ子式ウィング778はそれぞれ、実質的にモップヘッド710の全幅(すなわち実質的に全側部に沿って)に延び、本体712に画定されるそれぞれのレセプタクル793に出入りするように移動可能である。しかしながら、他の実施形態では、ウィング778は異なる形状を有し、本体712の異なる部分を占めてもよい。例えば、ウィング778のいずれか又は両方は、本体712にあるレセプタクル793に出入りするように移動可能な管状のフレーム、棒、ロッド又は同じ機能を果たす他の細長い要素等であり得る。モップパッド要素に挿入され且つここから後退する同じ又は同様の移動を行うことができる任意のウィングの形状を使用することができる。
ウィング778は、所望の入れ子式移動をする任意の範囲を有し得る。この移動範囲は、多くの場合、ウィング778を受容するモップパッドのポケット又は他の要素の形状、サイズ及び位置によって決まる。
図15乃至図17に示される実施形態のモップヘッド710は、モップヘッド本体712と入れ子状の関係で概ね横方向に移動可能である2つのウィング778を有するが、ウィング778はその代わりに、限定はしないが、前後方向、横方向と前後方向との間の方向等を含む、所望の任意の他の方向へ伸張及び後退するようにモップヘッド本体712に対して位置決めすると共に配向されることができることに留意されたい。いずれの場合も、ウィング778は、モップパッドのポケット又は他のモップパッド要素の位置及び向きに少なくとも一部応じて、そのようなモップパッドのポケット又は他のモップパッド要素内へ伸張してそこから後退し、モップパッドをモップヘッドへリリース可能に接続するという機能を依然として果たすことができる。
図15乃至図17に示されるモップヘッド710は、それぞれ反対の横方向へ伸張することができる2つのウィングを有する。しかしながら、他の実施形態では、モップヘッド710は、任意の数の方向へ伸張することができる任意の数(例えば1つ、3つ、4つ等)のウィング778を有し得る。例示に過ぎないが、モップヘッド710は、モップパッドのポケット又は他の要素に挿入されてそこから取り外されるように伸張すると共に後退することが可能な1つのウィング778を有することができ、この場合、モップパッドの他の部分は、ウィング778の反対側にあるモップヘッド710の周縁部に対してピンと引っ張ることができるか、又は任意の他の方法でモップヘッド710にリリース可能に取り付けることができる。別の例として、モップヘッド710は、矩形のモップヘッド710の各辺に対して伸張すると共に後退することが可能な4つのウィング778、又は異なる形状を有するモップヘッド710の各辺に他の数のウィング778を有し得る。
図15乃至図17に示される実施形態を引き続き参照すると、図示のウィング778はそれぞれ、モップヘッド本体712に対して外側(すなわち伸張)方向に付勢される。このウィングを付勢する機能は、図1乃至図10の実施形態のグリップと関連して上述した方法を含め、本明細書において説明するモップヘッド要素を付勢する方法のいずれかで行うことができる。特に図16及び図17を参照すると、図示の実施形態の各ウィング778は、ウィング778とモップヘッド本体712の内壁との間に位置する2つのコイルばね730によって付勢される。他の実施形態では、任意の他のタイプの任意の他の数のばね(図1乃至図3に示される実施形態を参照して上述したものを含む)をウィング778に直接的又は間接的に接続して、同じ機能を果たすことができる。図16及び図17に示されるばね730は、モップヘッド本体712の穴の開いた壁に対して入れ子状になってウィング778の移動を制御及び安定化するのを助ける、ウィング778のロッド795に受容される。しかしながら、他の実施形態では、直前に説明したようにウィング778を付勢するために、ばね730を任意の他の好適な位置に配置してもよい。図15乃至図17に示されるウィング778はそれぞれ伸張方向に付勢されるが、他の実施形態では、ウィング778のいずれか又は両方を後退方向に付勢してもよいことが理解されるであろう。
図16及び図17に最もよく示されるように、図示の実施形態のウィング778はそれぞれ、各ウィング778まで延び、さらにモップハンドル716まで延びる一組のケーブル740によって少なくとも一部が画定されるアクチュエータ798によって移動可能である。ケーブル740を引っ張ると、力がウィング778に伝達されてウィング778がばね730の付勢力に抗して後退する。図15乃至図17に示される実施形態では、(ウィング778当たり1本である)2本のケーブル740が、ウィング778からモップハンドル716まで延びる。これらのケーブル740は、モップハンドル716の内側に沿ってユーザ操作可能な制御部(図示しないが以下でより詳細に図示及び説明する)まで上方に延びる1本のケーブル(不図示)に接続することができるか、ユーザ操作可能な制御部までずっと延びることができるか、又は任意の他の方法でユーザ操作可能な制御部に間接的に取り付けることができる。
先に示された実施形態を参照して上述したように、ケーブル740は、押し引きする力を加えることができるケーブル(例えばボーデンケーブル)の形態をとることができ、この場合、付勢部材730は必ずしも使用される必要はない。また、ケーブル740を適切に位置決めされた壁、ピン、ローラ、及び他の要素の周りに再び送ることによって、ケーブルは、ウィング778をそれらの伸張位置に引っ張り、且つ/又はウィング778をそれらの後退位置へ押すような向きにすることができる。いくつかの実施形態では、ケーブル740の代わりに、モップヘッドハンドル716上のユーザ操作可能な制御部まで延びてウィング778に伸張力及び/又は後退力を加えることができる結合部(ピン結合又は他の関節式結合)を使用する。さらに、(図1乃至図3、図6及び図7と関連して上述したカム要素を含む)本明細書において説明するカム要素のいずれか、並びに(図8乃至図10と関連して上述した捻り型アクチュエータを含む)本明細書において説明する他のアクチュエータのいずれかを使用して、ウィング778を伸張及び/又は後退させることができる。
ウィング778を後退及び/又は伸張させるための、本明細書において説明するケーブルアクチュエータ又は他のアクチュエータの使用は、モップパッドをモップヘッド710へ取り付けるか及び/又はここから取り外すために触るか又は掴む必要をなくすことによって、ユーザに重大な利点を提供することができる。特に、モップハンドル716上にある、モップヘッド710から遠位の、ユーザ操作可能な制御部と共に使用する場合、このアクチュエータ798は、本来は面倒であるか又は厄介である作業を行うための迅速且つ簡単な方法を提供することができる。
いくつかの実施形態では、ウィング778のいずれか又は両方を後退位置及び/又は伸張位置に保持することが望ましい。いくつかの実施形態では、これは、(ユーザ操作可能な制御部を特定の位置に保持するか又は係止すること等によって)アクチュエータ798を通してウィング778にかかる力を保持することによって可能であり、いくつかの実施形態では、これは、モップヘッド710にある1つ又は複数の係止部によって可能である。そのような機構は、一例に過ぎないが図15及び図15Aに示されており、付勢部材730の対抗する力があるかないかにかかわらず、ウィング778を伸張位置、後退位置、又は伸張位置及び後退位置に保持するのに使用することができる。
図15及び図15Aを引き続き参照すると、各ウィング778は少なくとも1つの係止用ピン780を有し、係止用ピン780はそれぞれモップヘッド本体712にあるそれぞれの開口を通って、ウィング778の1つの開口内へ延びる。そのような位置では、ユーザがモップパッドの据え付け中にモップヘッド710をモップパッドに対して位置決めしている間、後退可能な係止用ピン780を使用してウィング778を後退位置に固定することができる。係止用ピン780は、図15に示されるようにモップヘッド本体712の両側に位置し、ウィング778をリリースするためにユーザの手に届きやすくすることができるか、又はその代わりに、モップヘッド本体712の上部、下部又はいずれかの側部等、他の位置に位置していてもよい。いくつかの実施形態では、係止用ピン780をそれらのウィングロック位置へ、又はそこから離れるように付勢することができる。例えば、図示の実施形態では、係止用ピン780にはそれぞれ、係止用ピン780をウィング778の対応する開口内へ挿入させる力を加えるように位置決められる付勢部材731(例えばコイルばね、又は本明細書において説明する任意の他のタイプの付勢部材)が設けられている。図示の付勢部材731に加えて、又はこれに代えて、付勢部材の他の構造及び構成を代わりに使用してもよい。
いくつかの実施形態では、ハンドル716上のユーザ操作可能な制御部(以下で説明及び図示する)は、第1の位置、第2の位置及び第3の位置を含み、アクチュエータ798は、ウィング778及び係止用ピン780に動作可能に結合される。ユーザ操作可能な制御部を第1の方法で移動させる際、アクチュエータ798はウィング778を引いてウィング778を伸張させるか又はウィング778を押して後退させ、最終的に係止用ピン780と係合させる。ユーザ操作可能な制御部を同様に同じ方法で、又は異なる方法で移動させる際、アクチュエータ798は係止用ピン780を係脱させてウィング778を後退又は伸張させる。
図18乃至図20に示されるモップヘッド810、810’は、多くの点が図15乃至図17において上述し図示したものと同様であるが、アクチュエータについてはウィング878、878’を移動させるのに使用する点において異なる。従って、ここで、図18乃至図20と関連して後述する実施形態の特徴、要素、並びにこれらの特徴及び要素の代替形態に関するさらなる情報については図15乃至図17と関連する上記説明を参照する。
図18乃至図20に示される実施形態において、図18及び図20は伸張位置にあるモップヘッド810、810’のウィング878、878’を示し、一方、図19は後退位置にあるウィング878’を示す。図20は、図18及び図19に示される両方の実施形態と同一の特徴及び要素を示すため、図18及び図19の両方の実施形態と対応する参照符号を有する。図15乃至図17の実施形態と同様に、係止用ピン880(図18にのみ示す)は、より詳細に上述したように、ウィング878、878’を後退位置及び/又は伸張位置へリリース可能に固定するために設けることができる。
図18及び図20のモップヘッド810は、ウィング878を伸張位置及び後退位置へ移動させるように動作可能なアクチュエータ898を有する。アクチュエータ898は、各ウィング878を、モップハンドル816に接続されているベベルギア886に機械的に接続するねじ山付きシャフト884を含む。各ねじ山付きシャフト884は、モップハンドル816によって駆動されるベベルギア886と係合するそれぞれのベベルギア887に接続されており、それぞれのウィング878のねじ穴にねじ込まれる。この構成によって、ハンドル816を捻ってベベルギア887、886によってねじ山付きシャフト884を駆動することができ、それによってウィング878を伸張位置又は後退位置に向かってねじ込み式に移動させる。上記のように、モップヘッド810は任意の数のウィング878を有することができ、この場合、各ウィング878には、直前に説明したようにベベルギア886及びハンドル816によって駆動されるそれぞれのねじ山付きシャフト884及びベベルギア887を設けることができる。
図18及び図20に示されるモップヘッド810のアクチュエータ898は、一組のベベルギアを使用してモップハンドル816の捻り運動を伝達し、ウィング878の伸張運動及び後退運動につなげるが、アクチュエータ898は、同じ機能を果たす複数の他のタイプのギア及び駆動機構によって画定してもよいことが理解されるであろう。例えば、図19及び図20に示されるモップヘッド810’は、ハンドル816’の下部に接続されており、図示の両方のウィング878’へ延びるねじ山付きシャフト884’上の別の斜歯歯車(helical gear)889’と係合する斜歯歯車888’を含むアクチュエータ898’を有する。(それぞれ左側のねじ山及び右側のねじ山を有する)ねじ山付きシャフト884’の両端をウィング878’のねじ穴にねじ込ませることによって、ねじ山付きシャフト884’が第1の方向に回転するとウィング878’が伸張し、ねじ山付きシャフト884’が反対の第2の方向に回転するとウィング878’が後退するようにすることができる。さらに他の機械的駆動機構を使用して、ハンドル816、816’からの捻る力を伝達し、ウィング878、878’にかかる伸張力及び後退力につなげることができ、これらは全て本発明の精神及び範囲内に入る。これらの場合、アクチュエータ898、898’は同様に、ユーザがモップパッドを触るか又は掴むことなくモップパッドを遠位から取り外し及び/又は交換することを可能にする便利な方法を提供することができる。
図20は、図18及び図19に示されるモップヘッド810、810’両方の底面図を示し、モップヘッド810、810’の底面が実質的に平坦な面を画定して使用中に平坦な表面と均一に係合するように、ウィング878、878’を成形してモップヘッド本体812、812’に対して位置決めすることができる方法の一例を提供する。図20に示されるウィング878、878’は、それらのそれぞれのレセプタクル893、893’内で入れ子状になっており、また、ウィング878、878’とモップヘッド本体812、812’の隣接する部分との間の摺動可能な係合によってモップヘッド本体812、812’内に保持されている。より詳細には、各ウィング878、878’の対向する縁部899、899’は、図示のように段を付けることができるか、又はそうでなければモップヘッド本体812、812’の隣接する面と相互に係合するような形状にすることができる。ウィング878、878’とモップヘッド本体812、812’との他のタイプの相互に係合する特徴部は、それぞれモップヘッド本体812、812’又はウィング878、878’の1つ又は複数の溝、スロット又は他の開口内に摺動可能に受容される、ウィング878、878’又はモップヘッド本体812、812’の1つ又は複数のピン、レッジ、又は他の突起を含む。そのような全ての場合に、ウィング878、878’は、上述したように、モップヘッド本体812、812’の底面と実質的に同一平面上にある底面を有するような形状であることができる。また、図20に示されるタイプのウィングとモップヘッド本体との相互係合はまた、一例として図15乃至図17に示される実施形態において使用されることに留意されたい。
図21乃至図23は、本発明のさらなる実施形態によるモップヘッド及びアクチュエータの代替的な構成を示す。この実施形態は、図1乃至図20と関連して上述したモップヘッドの実施形態と同一の多くの構造を採用し、同一の多くの特性を有する。従って、以下の説明は、図1乃至図20と関連して上述した実施形態とは異なる構造及び特徴に主に焦点を当てる。図21乃至図23に示され、また後述するモップヘッドの構造及び特徴、並びにこれらの構造及び特徴のあり得る代替形態に関するさらなる情報に関しては、図1乃至図20と関連する上記説明を参照されたい。以下、図21乃至図23に示される要素の構造及び特徴は、900番台の参照符号で示す。
図21乃至図23に示されるモップヘッド910は、モップパッド954をモップヘッド910にリリース可能に固定するために、モップパッド954上の突起990とモップヘッド910の開口992との間のリリース可能な係合に少なくとも一部依拠する。図23に最もよく示されるように、モップヘッド910の本体912には、モップパッド954から延びる頭付き突起990を受容する開口992が画定されている。開口992は、突起990を受容することができる任意の形状及びサイズを有することができ、図示の実施形態では、例示に過ぎないが正方形である。(モップヘッド本体912及びモップパッド954の4つの角部に近接する)概ね矩形の配置の4つの突起990及び4つの対応する開口992が図21乃至図23の実施形態において使用されている。しかしながら、他の実施形態では、任意のより少ないか又はより多くの数の突起990及び開口992を代わりに用いてもよく、モップヘッド本体912及びモップパッド954上の任意の位置に配置することができる。
図21乃至図23に示されるモップヘッド910は、モップヘッド本体912に対して移動可能な一対のスライド994を有する。スライド994はそれぞれ、モップパッド954の突起990を受容するような寸法になっている開口991を有する。スライド994をより詳細に後述する方法で移動させることによって、スライド994の開口991が、モップヘッド本体912の開口992に対してモップパッド954の突起990を受容する位置に出入りするように移動することができる。各スライド994が少なくとも一方の位置にある場合、スライド994の開口991は突起990と位置合わせされるか又は実質的に位置合わせされ、突起990を開口991に出入りするように通す。スライド994が少なくとも1つの他方の位置にある場合、スライド994の開口991は、突起990を開口991内に依然として保持する一方で、そのように通すことを防止するように位置決められる。開口991と突起990とのこの関係は、開口991の形状によって容易になる。図21乃至図23に示される実施形態では、例えば各開口991が鍵穴形状であることによって、開口991の大きい部分がモップパッド954の対応する突起990と位置合わせされるか又は実質的に位置合わせされると突起990が開口991を通ることを可能にし、また、開口991の小さい部分が突起990と位置合わせされるか又は実質的に位置合わせされると、突起990が引き抜けることを防止する。
限定するものではないが、楔形、ホック形、不整形であるか又はさらに他の形状を有する開口991を含む他の開口の形状が、同じか又は同様の機能を果たすことができることが理解されるであろう。また、いくつかの実施形態では、スライド994がモップヘッド本体912に対して移動すると、突起990の1つ又は複数を、開口991の縁とモップヘッド本体912の対応する開口992の縁との間に捕捉することができる。そのような実施形態では、突起990をリリース可能に保持するのにさらなる形状の開口991を使用することができる。
開口991が画定されているスライド994は、開口991を画定することができる任意の形状及びサイズを有することができ、図示の実施形態では概ね矩形である。各スライド994は、モップヘッドのグリップ又はウィングを移動させるための上述のアクチュエータを含む、本明細書において説明するアクチュエータのいずれかを使用して様々な位置へ移動させることができる。例示に過ぎないが、図21及び図22に示されるスライド994は、(ケーブル940によって少なくとも一部が画定される)図15乃至図17の実施形態において使用されるアクチュエータと同一であるアクチュエータ998によって移動される。従って、図15乃至図17と関連してより詳細に上述したように、モップハンドル916上の遠位にあるユーザ操作可能な制御部(図示しないが、以下で図示及び説明する)に接続されているケーブル940を各スライド994に接続し、ばね930からの付勢力に抗して引っ張り、スライド994を移動させることができる。そうする際に、ユーザは各スライド994の開口991を移動させ、突起990を開口991内で固定するか又はリリースすることができる。図15乃至図17に示される実施形態では、ユーザがケーブル940を引っ張ると、モップパッドの突起990と各開口991のより大きい部分とが位置合わせされるようにスライド994が移動し、それによってユーザがモップパッド954をモップヘッド910に対して据え付けるか又は分離することができるように、ケーブル940、ばね930及びスライド994が位置決められている。引張力をリリースすることによって、開口991内にあるモップパッドの突起990が開口991のより小さい部分内に捕捉されることによってモップパッド954をモップヘッド910上で保持する位置へ、ばね930はスライド994を押しやる。
スライド994が開口991内でモップパッドの突起990を捕捉する任意の他の方向へ移動するように、開口991の向きを変え、ケーブル940及びばね930の位置を変えることができることが理解されるであろう。これに関して、任意の方向(例えば前後方向、モップヘッド910の横方向及び前後方向に対して斜め方向等)に移動可能である任意の数のスライド994を使用して、直前に説明した方法でモップパッド954をモップヘッド910にリリース可能に固定することができる。
図22に示される突起990は拡径頭部を有する支柱である。しかしながら、他の実施形態では、突起990は、上述した方法と同様の方法でスライド994と係合してこれによって保持されることができる他の形状を有し得る。例えば、突起はホック形であってもよく、モップパッド954に対して傾いている支柱であってもよく、壁、ボス、ブラケット又は上述のように作動されるとスライド994によって捕捉される部分を有する形状である他の要素等であってもよく、これらは全て本発明の精神及び範囲内に入る。従って、これらの代替的な突起990を取り外し可能に受容して捕捉する開口991は、(図21乃至図23に示される鍵穴形状に加えて)これらの代替的な突起を受容するようになっている任意の形状を有し得る。
上述したように、図22に示されるモップパッド954は、モップヘッド910のスライド994にある開口991内に取り外し可能に受容されて捕捉されることができる突起990を有する。他の実施形態では、これらの突起及び開口の組のいずれか又は全ての配置を逆にしてもよい。例えばいくつかの実施形態では、スライド994のいずれか又は両方が、モップパッド954の開口内に延びる突起を有することができる。そのような突起及び開口は、上述の形状のいずれかを有し得る。従って、同様に上述したようにスライド994を作動させると、突起は、開口内で係止される位置まで開口内を移動することができる。同様に、反対方向にスライド994を作動させると、突起は、開口から取り外すことができる位置まで開口内を移動する。
図21乃至図23に示されるモップヘッド910は、モップヘッド910の対向する横方向端部に位置する2つのスライド994を有する。しかしながら、他の実施形態では、上述と同一のリリース可能な係合機能を依然として果たしつつ、モップヘッド910内のいずれの場所にも位置決められる任意の数のスライド994を代わりに用いてもよい。多くの場合では、また、スライド994を移動させるのに使用されるアクチュエータのタイプに少なくとも一部応じて、モップヘッド910は、スライド994を付勢する付勢部材を必ずしも使用する必要はない。
図24乃至図27は、本発明のさらなる実施形態によるモップヘッドのアクチュエータ及びモップパッドの代替的な構成を示す。これらの実施形態は、図1乃至図23と関連して上述したモップヘッドの実施形態と同一の多くの構造を採用し、同一の多くの特性を有する。従って、以下の説明は、図1乃至図23と関連して上述した実施形態とは異なる構造及び特徴に主に焦点を当てる。図24乃至図27に示され、また後述するモップヘッドのアクチュエータ及びモップパッドの構造及び特徴、並びにこれらの構造及び特徴のあり得る代替形態に関するさらなる情報については、図1乃至図23と関連する上記説明を参照されたい。以下、図24乃至図27に示される要素の構造及び特徴は、1000番台の値から始まる、それぞれ4桁の参照符号によって示される。図24乃至図27に示されるアクチュエータ1098、1098’、1198、1298は、本明細書において説明するモップヘッドの実施形態のいずれかにおいてグリップ、ウィング及びスライドのいずれかを移動させるのに使用することができることに留意されたい。
最初に図24及び図25を参照すると、図示されている各アクチュエータ1098、1098’は、モップパッド1054、1054’の1つ又は複数の縁又は突起をクランプ固定するためにクランプ部材(例えば棒1096、1096’、1097’)を使用する。図示の実施形態では、突起はモップパッド1054、1054’から上方に延びるリブ1083、1083’である。リブ1083、1083’はまた、モップパッド1054、1054’に沿って横方向に延びる。図24及び図25に示されるようないくつかの実施形態では、リブ1083、1083’は実質的にモップパッド1054、1054’の全長を延びる。代替的には、リブ1083、1083’は、モップパッド1054、1054’の全長未満の長さを延びてもよい。他の実施形態では、1つ又は複数の支柱、ボス、ブラケット又はモップパッド1054、1054’から突出する他の特徴部等、他のタイプの突起を使用してもよい。
図24の実施形態では、アクチュエータ1098は、モップパッド1054上のリブ1083をクランプ固定する2本のクランプ棒1096を有する。クランプ棒1096は、アクチュエータ1098の各側部に1つが位置する一対の四節リンク機構(four-bar linkage)1011に接続されている。各四節リンク機構1011は、図24に示されるように、リンク1015、1017と、クランプ棒1096とによって画定される。四節リンク機構1011は、クランプ棒1096を互いに離接するように移動させ、リブ1083にかかるリリース可能なクランプ作用を生成する。他の実施形態では、このために単一の四節リンク機構又は3つ以上の四節リンク機構を代わりに使用してもよい。また、(クランプ棒1096ではなく)さらなるリンクが、四節リンク機構1011のいずれか又は両方を部分的に画定してもよいことが理解されるであろう。
引き続き図24を参照すると、両方の四節リンク機構1011は、四節リンク機構1011に付勢力を与える付勢部材(例えばねじりばね1013)に接続されている。この付勢力は、クランプ棒1096を共に引き寄せるねじり力を加え、それによって、通常はクランプ棒1096間でリブ1083をクランプし、モップパッド1054をモップヘッド1010に固定する。いずれか又は両方の四節リンク機構1011のリンクのいずれかは、モップハンドル(不図示)に接続されている1つ又は複数のケーブル、カム、歯車又は他の装置(より詳細に上述した)によって回転させることができ、それによって、四節リンク機構1011に加わるばね力に反抗してクランプ棒1096を拡げ、リブ1083及びモップパッド1054をリリースする。
図24に示されるアクチュエータ1098は、両方がユーザの作動によって移動可能である2つのクランプ棒1096を有する。他の実施形態では、任意の他の数のクランプ棒1096を代わりに用いて、モップパッド1054の任意の数の突起又は縁をクランプしてもよい。例えば、図25に示されるアクチュエータ1098’は、モップパッド1054’の2つのリブ1083’をリリース可能にクランプ固定するようになっており、クランプ固定するのに2つの移動可能なクランプ棒1096’及び2つの固定クランプ棒1097’を使用する。これに関して、(図24の実施形態に関して上述した代替形態が図25の実施形態にも同様に当てはまるが)2つの四節リンク機構1011’が再び使用され、モップハウジング(不図示)の部分に取りつけられるか又はこれによって画定されるクランプ棒1097’と協働してモップパッド1054’をクランプ固定する。四節リンク機構1011’を、図24の実施形態と関連して上述した方法のいずれかで付勢することによって、モップパッド1054’を、モップヘッド上の複数の場所に固定することができる。また、四節リンク機構1011’を、図24の実施形態と関連して同様に上述した方法のいずれかで作動して、クランプ棒1096’、1097’を開くことができる。
図24及び図25と関連して上述した実施形態のいずれかにおいて、クランプ棒1096、1096’、1097’の位置及び向きを任意の所望の方法で変更して、任意の他の方法で位置決められ配置されているモップパッド1054、1054’の任意の数の突起をクランプ固定することができる。例えば、クランプ棒1096、1096’、1097’は、モップヘッドに対して前後方向に延び、モップヘッドのいずれか若しくは両方の横方向の縁、又はこれらの間の任意の位置に配置され、同様に位置決められて配向されているモップパッドの突起をクランプ固定することができる。別の例として、モップヘッドの各縁に近接して配置されているクランプ棒1096、1096’、1097’の対を使用して、全ての側部に相手方の突起を有するモップパッドをリリース可能に固定することができ、この場合、さらなる四節リンク機構を使用してクランプ棒1096、1096’を作動させることができる。モップパッド上の任意の数の突起をリリース可能にクランプ固定するようになっているクランプ棒1096、1096’、1097’のさらに他の位置及び向きが可能であり、これらは本発明の精神及び範囲内に入る。
図24及び図25に示される実施形態の両方において、ねじりばね1013、1013’及び/又はリンク1015、1017、1015’1017’のいずれかに接続されているモップハンドル(不図示)からねじり力を加えて、クランプ棒1096、1096’を離すように移動させることができる。この力は、本発明の他の実施形態に関して上述した機構のいずれかを使用するような方法で伝達することができる。
例えば、図26に示されるアクチュエータ1198において、ケーブル1140は、クランプ棒1196に接続されており、任意の好適な支柱、壁、ローラ、又はモップヘッド1110の他の要素を越えてモップハンドル1116まで送られ、且つクランプ棒1196を移動させるように押し引きすることができる。1対の内側クランプ棒1196に接続されている付勢部材1130(例えば圧縮ばね)を使用して、この内側クランプ棒1196を外方に付勢し、モップパッドの突起又は縁(不図示)を外側クランプ棒1197に対してクランプ固定することができる。外側クランプ棒1197は、モップヘッド本体に取り付けられている別個の要素であるか、又はモップヘッド本体の部分であり得る。モップハンドル1116上(又は代替的には、他の実施形態ではモップヘッド1110上)の遠位にあるユーザ操作可能な制御部によってケーブル1140を引くと、内側棒1196が内方に引かれ、モップパッドの突起を挿入するか又は取り外すかし、それぞれモップパッドを据え付けるか又は取り外すかをすることができる。次いでユーザ操作可能な制御部によってケーブル1140をリリースすることができ、それによって、付勢部材1130が内側クランプ棒1196を外方に付勢して内側クランプ棒1196と外側クランプ棒1197との間でモップパッドの突起又は縁をクランプ固定することができる。
図27に示されるアクチュエータ1298は、図26に示されるアクチュエータ1298と同様であるが、例としてクランプ棒1296、1297の長さにわたってより分散して配置されている付勢部材1230を有し、固定内側クランプ棒1296及び移動可能な外側クランプ棒1297を有し、且つ移動可能なクランプ棒1297を作動させるのにハンドルの捻り作動力(例えば図8乃至図10を参照)も利用する。所望であれば、外側クランプ棒1297まで延びてこれに接続されているケーブル1240にねじりばね1213を取り付け、ねじりばね1213がケーブル1240を巻き上げて外側棒1297を内方に引き、それによってモップパッドの突起又は縁にクランプ力を加えることができるようにしてもよい。1つ又は複数のクランプ棒を移動させる作動及び/又は付勢機構のさらに他の例が可能であり、これらは本発明の精神及び範囲内に入る。
図28乃至図32は、モップがそれぞれ、図1乃至図27に示されるアクチュエータ98、198、298、398、498、598、698、798、898、898’、998、1098、1098’、1198の1つ又は複数を作動させるための様々なタイプのユーザ操作可能な制御部を有する、本発明の種々の実施形態を示す。これらのユーザ操作可能な制御部1319、1419、1519、1619、1719はそれぞれ、モップヘッド1310、1410、1510、1610、1710から遠位にあるモップハンドル1316、1416、1516、1616、1716上に配置されており、ユーザが、ユーザ操作可能な制御部1319、1419、1519、1619、1719に接続されているアクチュエータ98、198、298、398、498、598、698、798、898、898’、998、1098、1098’、1198を簡便な方法で作動することができるようにする。従って、いくつかの実施形態では、ユーザは、(従来のモップ設計の一般的な慣例である)新たなモップパッド1354、1454、1554、1654、1754を固定しようと試みている際に、モップヘッド1310、1410、1510、1610、1710を持ち上げてこの持ち上げたモップヘッド1310、1410、1510、1610、1710を操作する必要なく、このモップパッド1354、1454、1554、1654、1754を取り付けることができる。また、いくつかの実施形態では、ユーザは、(従来のモップ設計の別の一般的な慣例である)モップパッド1354、1454、1554、1654、1754をモップヘッド1310、1410、1510、1610、1710に固定するか又は使用済みのモップパッド1354、1454、1554、1654、1754をモップヘッドからリリースするために、モップヘッド及び/又はモップパッド1354、1454、1554、1654、1754に必ずしも接触する必要はない。これは、使用済みのモップパッド1354、1454、1554、1654、1754が、例えばバスルームの床、ペットの領域、ごみ容器近くの領域等の特定の領域からの多くの特に望ましくない物質によって汚れてしまった場合、例えば流体、粉末、染色物質(インク、染料、又はトナー)等の特に厄介な物質によって汚れてしまった場合、及び多くの他の場合において、有利であり得る。
図28は、モップハンドル1316自体によって画定されるユーザ操作可能な制御部1319を有するモップを示す。この実施形態では、モップハンドル1316は、それ自身の長手方向軸を中心に枢動することができ、それによって、図6乃至図10、図18乃至図20、図24及び図25に示されるアクチュエータ398、498、898、898’、1098、1098’、1298のいずれかのようなモップヘッドのアクチュエータ(図28では見えない)が作動する。より詳細に上述したように、そのような作動によって、モップパッド1354をモップヘッド1310に対してリリース及び/又は取り付けすることができる。
図29の実施形態に示されるユーザ操作可能な制御部は、モップハンドル1416の長手方向軸を中心に枢動することができるレバー1419である。このレバー1419を、モップハンドル1416内にありモップヘッド1410まで延びる管、ロッド、又は他の細長い部材(不図示)に取り付けて、図28と関連して上述した実施形態と同様の方法でモップヘッドのアクチュエータを作動させることができる。他の実施形態では、このユーザ操作可能な制御部は、環状のグリップ、ピン、ボス又はモップハンドルから延びる他の突起等のような他の形状及びサイズを有していてもよい。レバー1419を使用してモップヘッドのアクチュエータを作動させるために、ユーザは片方の手でモップハンドル1416を保持してモップハンドル1416の長手方向軸を中心にレバー1419を枢動させることによって、モップパッド1454をモップヘッド1410に対してリリース及び/又は取り付けすることができる。
図30は、バイクのブレーキハンドルと同様の方法でモップハンドル1516に対して握ることができるハンドル1519によって少なくとも一部が画定されるユーザ操作可能な制御部を有するモップを示す。押したり引いたりする力を加えることができる1つ又は複数のケーブル(図30では見えない)をハンドル1519に取り付け、モップハンドル1516から、図1乃至図5、図15乃至図17、図21乃至図23及び図26に示されるアクチュエータ98、198、298、798、998、1198のいずれかのようなモップヘッドのアクチュエータまで下方に延ばすことができる。従って、ユーザは、ケーブルが取り付けられているハンドル1519を操作することによって、モップパッド1554をモップヘッド1510に対してリリース及び/又は取り付けすることができる。図30に示されるハンドル1519は概ね上方方向を向いているが、ハンドル1519を、モップハンドル1516上に所望の任意の他の方法で配向してもよいことに留意されたい。
図31に示されるユーザ操作可能な制御部は、多くの点で図30に示されるユーザ操作可能な制御部に似ている。従って、図31に示されるユーザ操作可能な制御部に関するさらなる情報については、図30と関連する上記説明をここで参照する。図31に示されるユーザ操作可能な制御部は、モップハンドル1616に枢動可能に取り付けられているレバー1619である。レバー1619は、押したり引いたりする力を加え、且つモップハンドル1616からモップヘッドのアクチュエータまで下方に延びることができる1つ又は複数のケーブル(図31では見えない)に接続されている。レバー1619は、ユーザによって作動されていないとき、モップハンドル1616の収納部(例えばスロット、窪み又は他の開口)内に受容されている位置を有する。モップパッド1654をモップヘッド1610に対して取り付け及び/又は分離するために、ユーザはモップハンドル1616を握ってレバー1619をモップハンドル1616に対して枢動させ、次いでモップハンドル1616の収納部に向かって入れるようにレバー1619を枢動させて戻す。図31に示されるレバー1619はモップハンドル1616から概ね上方方向に枢動して離れるように配向されているが、レバー1619を、モップハンドル1616上に所望の任意の他の方法で配向してもよいことに留意されたい。
図32は、モップハンドル1716上の電気的なボタン又はスイッチ1719によって少なくとも一部が画定されるユーザ操作可能な制御部を有するモップを示し、ユーザ操作可能な制御部は代わりに、図11乃至図14の実施形態と関連して上述した他の形態の電気制御部のいずれかをとることができる。ボタン又はスイッチ1719は、ユーザによって操作され、本明細書において説明するモップヘッドのアクチュエータのいずれかに接続されているソレノイド、モータ又は他の電気アクチュエータを起動し、モップパッド1754をモップヘッド1710に対して取り付けるか又は分離することができる。そのような実施形態では、1つ又は複数のバッテリを電気アクチュエータに接続してこれを給電することができる。代替的に又は加えて、電気プラグ及び/又は好適な電気接点を電気アクチュエータに接続し、該電気アクチュエータを給電するか、又はドッキングステーションを有するか若しくは有しない1つ又は複数のバッテリを充電することができる。
他の実施形態では、ユーザは、本明細書において説明する機械的なモップヘッドのアクチュエータのいずれかまで延びる1つ又は複数のケーブルの一部にモップハンドル上で手が届き、ケーブルを引っ張ってモップパッドを取り付け又はリリースすることができる。例えば、ケーブルは、ユーザが掴んで引っ張るか又は押すための、モップハンドルの外部にあるループを有し得る。
上述の遠隔にあるユーザ操作可能な制御部は、そのような制御部のモップハンドル上の場所に基づいてユーザに大きな利点を提供するが、同一であるか又は同様の制御部をモップヘッド上に配置してもよいことに留意されたい。そのような制御部によっても、ユーザは、モップパッドに全く接触しないか又は最低限の接触でモップパッドを取り付け及び/又は分離することが可能である。
いくつかの実施形態では、2つの機械的制御部、1つの機械的制御部及び1つの電気的制御部等のような制御部の組合せを使用して、モップパッドの取り付け及び分離を行うことができる。これらの実施形態では、1つの制御部を使用してモップパッドをモップヘッドに取り付けることができるが、モップパッドをモップヘッドから分離するのには別の制御部を使用することができる。代替的には、ユーザは、制御部を交互に用いることができるように快適さ及び使い勝手に基づいて2つ以上の制御部間で選択してもよい。
本明細書において説明し図示したユーザ操作可能な制御部の実施形態は例示の目的でのみ提示されており、考えられる制御部の網羅的なリストであることを意図するものではない。本明細書において説明するモップヘッドのアクチュエータのいずれかを作動させることができる、ユーザ操作可能な制御部の他の構造又は構成が可能であり、これらは本発明の精神及び範囲内に入る。
上述し図示した実施形態は例示の目的でのみ提示されており、本発明の概念及び原理を限定するものとしては意図されていない。従って、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、要素及びこれらの構造及び構成における様々な変更が可能であることが当業者には理解されるであろう。例えば、上述したようなモップヘッドのグリップを使用する本発明の実施形態では、押す力及び引く力の両方をグリップに加えることができる特定のタイプのケーブル(例えばボーデンケーブル)を使用することによって、そのようなグリップのいずれかを所望の位置(例えば図4、図5及び図8乃至図10の実施形態の伸張位置)まで押すことができる。

Claims (20)

  1. モップパッドにリリース可能に結合されるようになっているモップであって、
    モップハンドルと、
    前記モップハンドルに接続されており、モップヘッド本体を備えるモップヘッドであって、該モップヘッドの一部が前記モップパッドと係合して該モップパッドを該モップヘッドに固定する第1の位置と、前記モップパッドが該モップヘッドの該一部からリリースされる第2の位置との間で、前記モップヘッド本体に対して、該モップヘッドの該一部は移動可能である、モップヘッドと、
    前記モップハンドル上にあり、前記モップヘッドの前記一部に結合されている、ユーザ操作可能な制御部であって、前記第1の位置と前記第2の位置との間で前記モップヘッドの前記一部を作動させるようにユーザによって動かすことができる、ユーザ操作可能な制御部と、
    を備えるモップ。
  2. 前記モップヘッドは、該モップヘッドの前記一部を作動させるように前記モップハンドルの長手方向軸を中心に枢動可能である、請求項1に記載のモップ。
  3. 前記モップヘッド本体の前記一部は、前記モップヘッドの前記一部が前記モップヘッド本体に対して移動すると前記モップパッドの表面とリリース可能に係合するように位置決められている複数の突起を備える、請求項1に記載のモップ。
  4. 前記モップヘッド本体の前記一部は、該モップヘッド本体に対して伸張可能且つ後退可能なウィングを備える、請求項1に記載のモップ。
  5. 前記モップヘッドの前記一部は第1の部分であり、該第1の部分は、前記モップヘッドの第2の部分に対して、前記モップヘッドの該第1の部分と該第2の部分との間で前記モップパッドの部分をクランプ固定するように移動可能である、請求項1に記載のモップ。
  6. 前記モップヘッドの前記一部は、前記モップヘッド本体内に少なくとも部分的に位置すると共に前記ユーザ操作可能な制御部によって制御されるアクチュエータによって移動可能である、請求項1に記載のモップ。
  7. 前記アクチュエータは、前記モップハンドルに沿って延びて前記ユーザ操作可能な制御部及び前記モップヘッドの前記一部に結合されている少なくとも1本のケーブルを含む、請求項6に記載のモップ。
  8. 前記アクチュエータは、前記ユーザ操作可能な制御部と前記モップヘッドの前記一部とを駆動可能に接続する少なくとも1つのギアを含む、請求項6に記載のモップ。
  9. 前記モップヘッドの前記一部は、前記モップパッドの突起を取り外し可能に受容する少なくとも1つの開口を含み、
    前記モップヘッドの前記一部は、該モップヘッドの該一部が前記第1の位置にあるときに、前記モップパッドの前記突起を前記開口から外れないように固定し、且つ前記モップヘッドの前記一部が前記第2の位置にあるときに、前記突起を前記開口から引き抜くことができるようにする、請求項1に記載のモップ。
  10. 前記モップヘッドの前記一部に駆動可能に結合されている四節リンク機構をさらに備える、請求項1に記載のモップ。
  11. モップパッドをモップのモップヘッドから分離する方法であって、
    前記モップのハンドル上の制御部を操作するステップと、
    前記ハンドル上の前記制御部からの力を、前記モップパッドを保持する前記モップヘッドの一部へ伝達するステップと、
    前記モップヘッドの前記一部を該モップヘッドの本体に対して移動させるステップと、及び
    前記モップヘッドの前記一部を該モップヘッドの前記本体に対して移動させることによって、前記モップパッドを前記モップヘッドの前記一部からリリースするステップと、
    を含む方法。
  12. 前記制御部を操作するステップは、前記モップの前記ハンドルを捻るステップを含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記モップヘッドの前記一部を該モップヘッドの前記本体に対して移動させることによって、前記モップヘッドの前記一部にある複数の突起を前記モップパッドの表面からリリースするステップをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  14. 前記モップヘッドの前記一部を移動させるステップは、該モップヘッドの該一部を該モップヘッドの前記本体内で少なくとも部分的に後退させるステップを含む、請求項11に記載の方法。
  15. 前記モップパッドをリリースするステップは、前記モップパッドの前記一部を前記モップヘッドの前記一部からクランプ固定解除するステップを含む、請求項11に記載の方法。
  16. 前記ハンドル上の前記制御部から力を伝達するステップは、該制御部に接続されているケーブルにかかる引張力を前記モップヘッドの前記一部に伝達するステップを含む、請求項11に記載の方法。
  17. 前記ハンドル上の前記制御部から力を伝達するステップは、前記モップヘッドの前記一部に結合されている少なくとも1つのギアを回転させるステップを含む、請求項11に記載の方法。
  18. 前記モップパッドをリリースするステップは、前記モップヘッドの前記一部に画定される開口を移動させて前記モップパッドの突起を該開口から引き抜くことを可能にするステップを含む、請求項11に記載の方法。
  19. 前記モップヘッドの前記一部を移動させるステップは、該モップヘッドの該一部を前記モップパッドの開口内から引き抜くステップを含む、請求項11に記載の方法。
  20. 前記モップヘッドの前記一部を移動させるステップは、該モップヘッドの該一部に結合されている四節リンク機構を移動させるステップを含む、請求項11に記載の方法。
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