JP2019051032A - 清掃具、及び、清掃具用ケース - Google Patents

清掃具、及び、清掃具用ケース Download PDF

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Abstract

【課題】清掃体の前後方向の両側の外表面層に付着している清掃用処理剤を無駄なく使用して便器を清掃することを可能とする。【解決手段】便器Bの縁裏Uを清掃するための縁裏清掃部位10aを先端側に有する清掃体10と、清掃体10が先端部に取り付けられる柄20と、が備えられ、清掃体10における柄長手方向Yに直交する前後方向Xの両側の外表面層10A,10Bに、フッ素樹脂粉体を含有する清掃用処理剤Pが付着され、清掃体10が、柄20の先端に取り付けられた状態で前後方向Xの両側に曲げ変形可能に構成されている。【選択図】図3

Description

本発明は、便器の清掃等に好適に用いられる清掃具、及び、その清掃具を収容する清掃具用ケースに関する。
洋式の便器では、便器の上部開口の周りで開口中心側に突出する縁部(リムと呼称される場合もある。)の裏側である縁裏に汚れが付着することがある。
そこで、この種の清掃具では、柄の先端に取り付けられた清掃体の先端側に、便器の縁裏を清掃するための縁裏清掃部位が備えられている。そして、清掃体は、先端側の縁裏清掃部位が他部に対して柄長手方向に直交する前後方向の一方側(例えば使用状態での上側)に偏倚するように屈曲した形状に成形されている(例えば、特許文献1、2参照)。
そのため、清掃体の前後方向の他方側(例えば使用状態での下側)の外表面層を清掃対象部位に擦り付けて便器の内面の縁裏以外の部位を清掃しながら、清掃体の前後方向の一方側に偏倚した縁裏清掃部位を便器の縁裏に入り込ませる形態で便器の縁裏も清掃することができる。
また、特許文献1に記載された清掃具では、このように屈曲した形状に成形された清掃体の外表面層に、フッ素樹脂粉体を含有する清掃用処理剤を付着させている。そのため、清掃体の外表面層を便器の清掃対象部位に擦り付けて便器を清掃する際に、清掃用処理剤に含まれるフッ素樹脂粉体を便器の清掃対象部位に転移させることができ、フッ素樹脂粉体の防汚作用により便器の内面への汚れの再付着を抑制することができる。
特開2016−089061号公報 特開2017−074306号公報
特許文献1に記載された清掃具では、清掃体における前後方向の両側の外表面層に、フッ素樹脂粉体を含有する清掃用処理剤を付着させているが、清掃体が、先端側の縁裏清掃部位が他部に対して柄長手方向に直交する前後方向の一方側(例えば前側)に偏倚するように屈曲した形状に成形されているので、その形状特性から、便器の清掃に使用できる面が、清掃体の前後方向の他方側(例えば後側)の面に限られる。よって、清掃体の前後方向の一方側(例えば前側)の外表面層に付着している清掃用処理剤を使用できないという不都合がある。
この実情に鑑み、本発明の主たる課題は、清掃体の前後方向の両側の外表面層に付着している清掃用処理剤を無駄なく使用して便器を清掃することができる清掃具、及び、その清掃具を適切に収容できる清掃具用ケースを提供する点にある。
本発明の第1特徴構成は、便器の縁裏を清掃するための縁裏清掃部位を先端側に有する清掃体と、
前記清掃体が先端部に取り付けられる柄と、が備えられ、
前記清掃体における柄長手方向に直交する前後方向の両側の外表面層に、フッ素樹脂粉体を含有する清掃用処理剤が付着され、
前記清掃体が、前記柄の先端に取り付けられた状態で前後方向の両側に曲げ変形可能に構成されている点にある。
本構成によれば、縁裏清掃部位を先端側に有し、且つ、前後方向の両側の外表面層に清掃用処理剤が付着されている清掃体が、柄の先端に取り付けられた状態で前後方向の両側に曲げ変形可能である。
よって、先端側の縁裏清掃部位が他部に対して前後方向の前側に偏倚するように曲げ変形させることで、第1清掃形態として、清掃用処理剤が付着された清掃体の前後方向の後側の外表面層を清掃対象部位に擦り付けて便器の内面の縁裏以外の部位を清掃しながら、清掃体の前後方向の前側に偏倚した縁裏清掃部位を便器の縁裏に入り込ませる形態で便器の縁裏を清掃することができる。
また、使用姿勢を前後逆向きに反転させ、先端側の縁裏清掃部位が他部に対して前後方向の後側に偏倚するように曲げ変形させることで、第2清掃形態として、清掃用処理剤が付着された清掃体の前後方向の前側の外表面層を清掃対象部位に擦り付けて便器の内面の縁裏以外の部位を清掃しながら、清掃体の前後方向の後側に偏倚した縁裏清掃部位を便器の縁裏に入り込ませる形態で便器の縁裏を清掃することができる。
したがって、清掃体の前後方向の両側の外表面層に付着している清掃用処理剤を無駄なく使用して便器を清掃することができる。
本発明の第2特徴構成は、前記柄の先端部には、柄長手方向に沿って延在する清掃用芯部が備えられ、
前記清掃用芯部には、前記前後方向を板厚方向として前後方向の両側に曲げ変形可能な板状の曲げ変形部が備えられ、
前記清掃用芯部における少なくとも前記曲げ変形部の周囲に前記清掃体が取り付けられている点にある。
本構成によれば、柄の先端部に備えられた清掃用芯部における少なくとも曲げ変形部の周囲に清掃体が取り付けられ、その曲げ変形部の前後方向を板厚方向とする前後方向の両側への曲げ変形により、清掃体が、柄の先端に取り付けられた状態で前後方向の両側に曲げ変形可能に構成されている。よって、曲げ変形部の素材や形状等を変更するだけで、柄の先端に取り付けられた状態での清掃体の変形特性を所望のものに調整することができ、便器を一層適切且つ容易に清掃することが可能となる。
本発明の第3特徴構成は、前記曲げ変形部は、先端側ほど曲げ剛性が低くなる形状に構成されている点にある。
本構成によれば、周囲に清掃体が取り付けられている曲げ変形部を先端側ほど曲げ剛性が低くなる形状にすることで、柄の先端に取り付けられた状態での清掃体の変形特性を先端側ほど曲げ剛性が低くなる便器の縁裏の清掃に適した変形特性とすることができる。
本発明の第4特徴構成は、前記曲げ変形部は、先端側ほど曲げ剛性が低くなる形状として、基板部の板厚が先端側ほど小さくなる形状に構成されている点にある。
本構成によれば、曲げ変形部の基板部の板厚を先端側ほど小さくするという製造し易いシンプルな形状により、柄の先端に取り付けられた状態での清掃体の変形特性を先端側ほど曲げ剛性が低くなる便器の縁裏の清掃に適した変形特性を実現することができる。
本発明の第5特徴構成は、第1〜第4特徴構成のいずれかに記載の清掃具を収容する清掃具用ケースであって、
底壁部と当該底壁部の周囲から立ち上がる周壁部とを有する上方開口の収容部と、
前記収容部の上部に備えられ、前記清掃具の前記清掃体が前記底壁部及び前記周側部から浮いた状態で前記収容部の内部空間に位置する吊り下げ姿勢で、前記清掃具を吊り下げ支持する吊り下げ支持部と、が備えられ、
前記吊り下げ支持部には、前記収容部の前記周壁部のうち、前記内部空間を挟んで相対向する二つの壁部の幅方向の中央部位から直上に立ち上がる一対の支柱部と、前記一対の支柱部の上端側どうしを平面視で直線的に繋ぐ繋ぎ部とが備えられ、
前記繋ぎ部の長手方向の中央部位には、前記清掃具の前記柄を掛止可能な被掛止部が備えられている点にある。
本構成によれば、清掃具を吊り下げ支持部に吊り下げ支持させることで、清掃具の清掃体が底壁部及び周壁部から浮いた状態で収容部の内部空間に位置する吊り下げ姿勢で清掃具を収容することができる。この吊り下げ姿勢では、清掃体が底壁部から浮いた状態であるので、便器の清掃によって清掃体が含んだ水分が清掃体から収容部の底に滴下させることができ、更に、清掃体が周壁部からも浮いた状態であるので、清掃体の周囲に空気が流通し易くて乾燥し易い環境にすることができる。よって、清掃体を早期に乾燥させることができる。したがって、清掃体が水分を含んだ状態のまま放置さされることによる臭いの発生等を適切に回避することができ、清掃具を清潔に保管することができる。
しかも、吊り下げ支持部を構成する一対の支柱部と繋ぎ部とが、収容部の周壁部のうち、内部空間を挟んで相対向する二つの壁部の幅方向の中央部位を通る線分上に配置され、その線分上に配置された繋ぎ部の長手方向の中央部位である平面視で収容部の中心側の部位に被掛止部が配置されているので、一対の支柱部と繋ぎ部とによって清掃具の荷重を効率的に支持することができる。また、繋ぎ部を取っ手に利用して持ち運ぶことができ、その場合でも、収容部をバランス良く持ち上げることができる。
本発明の6特徴構成は、第1〜第4特徴構成のいずれかに記載の清掃具を収容する清掃具用ケースであって、
前記底壁部には、前記収容部の内部空間において前記清掃具の前記清掃体を前記底壁部の他部から浮いた状態に支持する縦方向支持凸部が備えられ、
前記周壁部には、前記収容部の内部空間において前記清掃具の前記清掃体を前記周壁部の他部から浮いた状態に支持する横方向支持凸部が備えられている点にある。
本構成によれば、清掃具を収容するとき、底壁部に備えられた縦方向支持凸部により清掃具の清掃体を底壁部の他部から浮いた状態に支持することができ、更に、周壁部に備えられた横方向支持凸部により清掃具の清掃体を周壁部の他部から浮いた状態に支持することができる。
この支持姿勢では、清掃体が底壁部の他部から浮いた状態であるので、便器の清掃によって清掃体が含んだ水分が清掃体から収容部の底に滴下させることができ、更に、清掃体が周壁部の他部からも浮いた状態であるので、清掃体の周囲に空気が流通し易くて乾燥し易い環境にすることができる。よって、清掃体を早期に乾燥させることができる。したがって、清掃体が水分を含んだ状態のまま放置さされることによる臭いの発生等を適切に回避することができ、清掃具を清潔に保管することができる。
しかも、収容部の内部に縦方向支持凸部と横方向支持凸部を設けるという嵩張らない構造にて、このような優れた機能を実現することできる。
(a)清掃具の斜視図、(b)清掃具の分解図 (a)清掃用芯部の正面図(前面図)、(b)清掃用芯部の側面図 (a)清掃具を第1清掃形態にて使用している状態を示す要部の断面図、(b)清掃具を第2清掃形態にて使用している状態を示す要部の断面図 (a)床置型の清掃具用ケースに清掃具を収容した状態の斜視図、(b)床置型の清掃具用ケースに清掃具を収容した状態の一部破断縦断面図 図4(a)のV−V線横断面図 (a)壁付型の清掃具用ケースに清掃具を収容した状態の斜視図、(b)壁付型の清掃具用ケースに清掃具を収容した状態の要部の縦断面図、(c)壁付型の清掃具用ケースに清掃具を収容した状態の平面図(上面図) 壁付型の清掃具用ケースの縦断面図
本発明に係る清掃具及び清掃具用ケースの実施形態を図面に基づいて説明する。
〔第1実施形態〕
まず、図1〜図3を参照して清掃具Tについて説明する。
この清掃具Tは、図1、図3に示すように、トイレの便器B(図3参照)の清掃に好適に用いられるものであり、便器Bの縁裏Uを清掃するための縁裏清掃部位10aを先端側に有する清掃体10と、その清掃体10が先端部20Bに取り付けられる柄20と、が備えられている。
そして、この清掃具Tは、少なくとも清掃体10における柄長手方向Yに直交する前後方向Zの両側となる前側(前半部位)の外表面層10A及び後側(後半部位)の外表面層10Bに、フッ素樹脂粉体を含有する清掃用処理剤Pが付着され、更に、清掃体10が、柄20の先端部20Bに取り付けられた状態で前後方向Zの両側に曲げ変形可能に構成されている。
そのため、図3(a)に示すように、先端側の縁裏清掃部位10aが他部に対して前後方向の前側に偏倚するように曲げ変形させることで、第1清掃形態として、清掃体10における清掃用処理剤Pが付着された後側の外表面層10Bを清掃対象面に擦り付けて便器Bの内面を清掃しながら、清掃体10の前後方向の前側に偏倚した縁裏清掃部位10aを便器Bの縁裏Uに入り込ませる形態で便器Bの縁裏Uを清掃することができる。
また、図3(b)に示すように、清掃具Tの使用姿勢を前後逆向きに反転させ、先端側の縁裏清掃部位10aが他部に対して前後方向の後側に偏倚するように曲げ変形させることで、第2清掃形態として、清掃体10における清掃用処理剤Pが付着された前側の外表面層10Aを清掃対象面に擦り付けて便器Bの内面を清掃しながら、清掃体10の前後方向の後側に偏倚した縁裏清掃部位10aを便器Bの縁裏Uに入り込ませる形態で便器Bの縁裏Uを清掃することができる。
よって、この清掃具Tは、清掃体10の前後方向Zの両側の外表面層10A,10Bに付着している清掃用処理剤Pを無駄なく使用して便器Bを清掃することができる。
以下、各部の具体的構成について説明を加える。
柄20は、例えば、図1に示すように、扁平な長方形断面を有する細長い棒状に構成されている。柄20の手元側となる基端部20Aには、フック等の各種の被掛止部に掛止可能な掛止孔20a(掛止部の一例)が備えられている。柄20の先端部20Bには、図1(b)に示すように、柄長手方向Yに沿って延在する清掃用芯部21が備えられている。
本実施形態において、柄20は、使用者が把持可能な金属製の筒状の基端側部材22の先端に、清掃用芯部21を先端側に有する可撓性の樹脂製の先端側部材23を装着して構成されている。例えば、図4(b)に示すように、先端側部材23の基端部に形成された嵌合凸部23aと、基端側部材22の先端部に形成された被嵌合凹部22aとの嵌合等により、基端側部材22の先端に先端側部材23が装着されている。
図1(b)に示すように、清掃用芯部21は、前後方向Zを板厚方向とする薄板状(板状の一例)に構成されている。清掃体10は、清掃用芯部21を前後方向Zから挟むように二つ折りにした状態で清掃用芯部21の周囲に取り付けられる。図1、図2に示すように、清掃用芯部21の基端側には、基板部21Aの板厚が最も大で最も曲げ剛性が大となる取付板部24が備えられている。
取付板部24には、二つ折りにした清掃体10を前後方向Zから挟み込んで取り付ける取付具26用の挿通孔24aが貫通形成されている。図1(b)に示すように、取付具26は、無理嵌め嵌合自在な雄部材26aと雌部材26bとから構成されている。雄部材26aの軸部にて二つ折りにした清掃体10を貫通させ、且つ、雄部材26aの軸部を取付板部24の挿通孔24aに挿通させる状態で、雄部材26aと雌部材26bとを無理嵌めすることで、二つ折りにした清掃体10を取付板部24に取り付けることができる。
図1、図2に示すように、清掃用芯部21における取付板部24の先端側には、前後方向Zを板厚方向として前後方向Zの両側に曲げ変形可能な薄板状(板状の一例)の曲げ変形部25が備えられている。なおの曲げ変形部25は、左右方向Xを板幅方向とするので、左右方向の両側への曲げ変形は略不能となっている。
この曲げ変形部25は、先端側ほど曲げ剛性が低くなる形状(逆に言えば、先端側ほど曲げ柔性が高くなる形状)に構成されている。本実施形態では、曲げ変形部25は、先端側ほど曲げ剛性が低くなる形状として、基板部21Aの板厚が先端側ほど小さくなる形状に構成されている。
曲げ変形部25は、図2に示すように、基端側から先端側に向かって、柄長手方向Yの長さ及び板厚の減少率(単位長さあたりの減少量)が異なる第1曲げ変形領域25Aと第2曲げ変形領域25Bとが備えられている。
第1曲げ変形領域25Aは、第2曲げ変形領域25Bに比べて、柄長手方向Yの長さL1が小さくて基板部21Aの板厚の減少率(単位長さあたりの減少量)が大きく構成されている。
第2曲げ変形領域25Bは、第1曲げ変形領域25Aに比べて、柄長手方向Yの長さL2が大きくて基板部21Aの板厚の減少率(単位長さあたりの減少量)が小さく構成されている。
なお、第1曲げ変形領域25Aの柄長手方向Yの長さL1は、取付板部24の柄長手方向Yの長さL3よりも小に構成され、第2曲げ変形領域25Bの柄長手方向Yの長さL2は、取付板部24の柄長手方向Yの長さL3よりも大に構成されている。また、第2曲げ変形領域25Bの柄長手方向Yの長さL2は、第1曲げ変形領域25Aの柄長手方向Yの長さL1と取付板部24の柄長手方向Yの長さL3の合計長さと同等又はそれよりも大に構成するのが望ましく、本実施形態では、合計長さよりも少し大に構成されている。
曲げ変形部25の基板部21Aにおいて、前後面の幅方向両側部位、並びに先端面には、清掃体10の内表面層10D(二つ折りにした状態で相対向する内表面層)に掛止可能な複数の掛止突起21B(掛止部の一例)が備えられ、この曲げ変形部25を含む清掃用芯部21の周囲に取り付けられた状態での清掃体10の位置ズレ等が防止されている。
また、曲げ変形部25の基板部21Aにおける前後面の幅方向中央側には、曲げ変形部25の曲げ剛性を微調整するための帯状の凸条21Cが備えられている。よって、曲げ変形部25を有する先端側部材23を成形する際、金型の修正等により凸条21Cの幅を変更することで、曲げ変形部25の曲げ剛性を比較的容易に調整することができる。
前記清掃体10は、比較的腰のある不織布等からマット状又はブロック状に構成され、前述したように、清掃用芯部21を前後方向から挟むように二つ折りにした状態で清掃用芯部21の取付板部24及び曲げ変形部25の周囲に取り付けられている。清掃体10の前後方向Zの両側及び柄長手方向Yの先端側を含む全外表面層(前側の外表面層10Aと後側の外表面層10Bを合わせた全域)に、フッ素樹脂粉体を含有する清掃用処理剤Pが付着されている。
清掃用処理剤Pは、粘度の低い液状やそれよりも粘度の高いペースト状とすることができ、例えば、アクリル樹脂エマルジョンに対してフッ素樹脂粉体とシリコーンオイル等を含有させて構成することができる。そのため、清掃時において、清掃体10の清掃対象面に対する摺動性を向上させることができるとともに、清掃対象面に優れた防汚性と光沢とを与えることができる。
また、清掃用処理剤Pには、適宜、ケイ酸塩鉱物粉体や潤滑剤、粘度調整剤等を更に含有させることができる。粘度調整剤としては、ステアリン酸カルシウムを好適に使用することができる。
清掃用処理剤Pの具体的な組成は適宜に変更可能であるが、好ましい一例を挙げると、アクリル樹脂エマルジョンの含有率を40重量%以上60重量%以下の範囲内とし、フッ素樹脂粉体の含有率を20重量%以上30重量%以下の範囲内とし、シリコーンオイルの含有率を2重量%以上4重量%以下の範囲内としている。また、ケイ酸塩鉱物粉体の含有率を1重量%以上2重量%以下の範囲内とし、潤滑剤の含有率を1重量%以上2重量%以下の範囲内とし、粘度調整剤の含有率を3重量%以上5重量%以下の範囲内としている。
次に、図4、図5を参照して清掃具用ケースCについて説明する。
この清掃具用ケースCは、図4、図5に示すように、床面等に載置した状態で使用される床置型のケースとして構成されている。清掃具用ケースCは、底壁部30Aと当該底壁部30Aの周囲から立ち上がる周壁部30Bとを有する自立可能な上方開口の収容部30と、当該収容部30の上部に備えられ、清掃具Tを所定の吊り下げ姿勢で吊り下げ支持する吊り下げ支持部40と、を備えて構成されている。ここで、所定の姿勢は、清掃具Tの清掃体10が底壁部30A及び周壁部30Bから浮いた状態で収容部30の内部空間31に位置する吊り下げ姿勢となっている。そのため、清掃体10を早期に乾燥させることができ、清掃具Tを清潔に保管することができる。
前記収容部30は、やや上方広がりの縦長直方体状の内部空間31を有する縦長直方体状の箱形状に構成されている。内部空間31の下方側における前後方向Zの幅及び左右方向Xの幅は、清掃体10の前後方向Zの幅及び左右方向Xの幅よりも大に構成されている。
収容部30の周壁部30Bのうち、収容部30の内部空間31を左右方向Xから挟んで相対向する左右の二つの壁部30a、30bの上端面は略水平な水平面に構成されている。
一方、収容部30の内部空間31を前後方向Zから挟んで相対向する前後の二つの壁部30c、30dの上端面は内部空間31側ほど下方に位置する傾斜面に構成されている。
前記吊り下げ支持部40は、収容部30の周壁部30Bのうち、左右の二つの壁部30a、30bの略水平な上端面における幅方向(図中の前後方向Z)の中央部位から直上に立ち上がる一対の支柱部41と、一対の支柱部41の上端側どうしを平面視で直線的に繋ぐ繋ぎ部42とを備えて構成されている。ここで、繋ぎ部42は、平面視において壁部30a、30bの幅方向(図中の前後方向Z)の中央部位どうしを繋ぐ線分A(図4参照)に沿って備えられている。そのため、清掃具Tを収納する場合に、一対の支柱部41と繋ぎ部42とによって清掃具Tの荷重を効率的に支持することができる。また、繋ぎ部42を取っ手に利用して持ち運ぶことができ、その場合でも、収容部30をバランス良く持ち上げることができる。
本実施形態では、吊り下げ支持部40は、平行又は略平行する一対の支柱部41と、それらに直交又は略直交する繋ぎ部42とを一体的に有した合成樹脂製の門型の部材にて構成されている。この門型の部材は、扁平な直方形断面にて門の字状に連続するように構成されている。
前記繋ぎ部42の下面における長手方向(図中のX方向)の中央部位には、前後方向Zの前側から清掃具Tの柄20の掛止孔20aを掛止可能な側面視L字状のフック部42A(被掛止部の一例)が一体的に備えられている。このフック部42Aに対して清掃具Tの柄20の掛止孔20aを掛止させた状態で清掃具Tが前述した所定の姿勢になるようにフック部42Aの位置等が設定されている。なお、のフック部42Aの前端側の上面には、フック部42Aに掛止させた柄20の前側への抜け出し移動を規制する抜け出し規制部42aが突出形成されている。
〔第2実施形態〕
図6、図7に示すように、この第2実施形態では、清掃具用ケースCが、壁面等に取り付可能な比較的小型の壁付型のケースとして構成されている。また、清掃具Tも、このような比較的小型の清掃具用ケースCに収容可能な比較的小型のものとして構成されている。
なお、清掃具Tは、柄20の基端部20Aの掛止孔20a(掛止部の一例)が省略されている点、及び、大きさが異なる点以外は第1実施形態と同様である。そのため、清掃具Tについての詳細な説明は省略し、清掃具用ケースCを中心に説明する。
図6に示すように、この第2実施形態の清掃具用ケースCには、底壁部35Aと当該底壁部35Aの周囲から立ち上がる周壁部35Bとを有する上方開口の収容部35が備えられている。この収容部35の後面側には、吸着作用等により壁面等に取り付け可能な取付部36が備えられており、この取付部36を壁面等に取り付けることで、収容部35を壁面等に取り付けることができる。なお、この収容部35は、前述の第1実施形態と同様に自立可能に構成されており、必要に応じて、床面等に載置して使用することもできる。
収容部35における底壁部35Aの内面側には、清掃具Tの清掃体10を底壁部35Aから浮いた状態で支持する縦方向支持凸部39が備えられている。
この縦方向支持凸部39は、底壁部35Aの中央側において、収容姿勢の清掃体10の左右幅方向に対応する左右方向Xに沿って間隔を空けて並ぶ半円状断面の二本(複数本の一例)の凸条39Aから構成されている。
また、収容部35における周壁部35Bの内面側には、清掃具Tの清掃体10を周壁部35Bの他部から浮いた状態で支持する横方向支持凸部38が備えられている。
この横方向支持凸部38は、図6(c)に示すように、周壁部35Bの前後左右の四つの壁部35a、35b、35c、35dの夫々の幅方向中央部に突設された四つの凸片38Aから構成されている。周壁部35Bの前後の壁部35a、35bに備えられた二つの凸片38Aは、前後方向で相対向する配置状態となっており、周壁部35Bの左右の壁部35c、35dに備えられた二つの凸片38Aも、左右方向で相対向する配置状態となっている。
各凸片38Aは、図6(b)に示すように、収容空間37の上下中央位置から少し上方に偏倚した中央上側位置を上端とし、収容空間37の下端から少し上方に偏倚した下端側位置を下端とする上下範囲に備えられている。
各凸片38Aの上端部は、下方側ほど徐々に突出代が大となる形状に構成されており、清掃具Tを収容させる際に清掃体10が上方から下方に移動するに連れて横方向の中央側への支持力(位置規制力)が大となるように構成されている。なお、各凸片38Aの下端部は、上端部とは逆に、上方側ほど徐々に突出代が大となる形状に構成されている。
このような構成により、この清掃具用ケースCは、清掃具Tを収容するとき、収容部35の内部において、底壁部35Aに備えられた縦方向支持凸部39により清掃体10を底壁部35Aの他部から浮いた状態に支持することができ、更に、周壁部35Bに備えられた横方向支持凸部38により清掃体10を周壁部35Bの他部から浮いた状態に支持することができる。よって、収容部35の内部に縦方向支持凸部38と横方向支持凸部39を設けるという嵩張らない構造にて、清掃体10を早期に乾燥させることができ、清掃具10を清潔に保管することができる。
なお、本実施形態では、横方向支持凸部38は、収容部35とは別に成形される横方向支持部材にて構成されている。図6(c)、図7に示すように、横方向支持部材は、環状片38Bと、その環状片38Bの内面側の四つの凸片38Aとを合成樹脂材料にて一体成形して構成されている。環状片38Bは、収容部35の周壁部35Bの内周面の上下中央位置に形成された環状の段部35e(図7参照)に対して上方から当接して下方移動が規制される大きさで構成され、環状の段部35eに上方から当接させた状態で接着剤等を適宜に使用して固着されている。
〔別実施形態〕
(1)前述の実施形態では、清掃体10の外表面層10A,10Bのみに清掃用処理剤Pが付着されている場合を例に示したが、清掃体10を液状等の清掃用処理剤Pに浸漬させる等により、清掃体10全体に清掃用処理剤Pが付着されていてもよく、少なくとも清掃体10の外表面層10A,10Bに清掃用処理剤Pが付着されていればよい。
(2)前述の実施形態では、曲げ変形部25が、先端側ほど曲げ剛性が低くなる形状に構成されている場合を例に示したが、基端側から先端側にかけて曲げ剛性が変化しない形状に構成されていてもよい。その場合、曲げ変形部25の基端側から先端側にかけて基板部25Aの板厚が同じ厚みに構成すればよい。
(3)前述の実施形態では、曲げ変形部25の先端側ほど曲げ剛性が低くなる形状として、基板部25Aの板厚が先端側ほど徐々に小さくなる形状を例に示したが、これに限られない。例えば、基板部25Aの基端側から先端側に向かう延在方向の所定ピッチで多数の屈曲変形用の薄肉部を形成し、先端側の薄肉部ほど厚みが小となるように多数の薄肉部の厚みを設定された形状としてもよい。
10 清掃体
10A 前側の外表面層
10B 後側の外表面層
10D 内表面層
10a 縁裏清掃部位
20 柄
20A 柄の基端部
20B 柄の先端部
21 清掃用芯部
21A 基板部
25 曲げ変形部
30,35 収容部
30A,35A 底壁部
30B,35B 周壁部
31,37 内部空間
38 横方向支持凸部
39 縦方向支持凸部
40 吊り下げ支持部
41 支柱部
42 繋ぎ部
C 掃具用ケース
P 清掃用処理剤
T 清掃具
X 左右方向
Y 柄長手方向
Z 前後方向

Claims (6)

  1. 便器の縁裏を清掃するための縁裏清掃部位を先端側に有する清掃体と、
    前記清掃体が先端部に取り付けられる柄と、が備えられ、
    前記清掃体における柄長手方向に直交する前後方向の両側の外表面層に、フッ素樹脂粉体を含有する清掃用処理剤が付着され、
    前記清掃体が、前記柄の先端に取り付けられた状態で前後方向の両側に曲げ変形可能に構成されている清掃具。
  2. 前記柄の先端部には、柄長手方向に沿って延在する清掃用芯部が備えられ、
    前記清掃用芯部には、前記前後方向を板厚方向として前後方向の両側に曲げ変形可能な板状の曲げ変形部が備えられ、
    前記清掃用芯部における少なくとも前記曲げ変形部の周囲に前記清掃体が取り付けられている請求項1記載の清掃具。
  3. 前記曲げ変形部は、先端側ほど曲げ剛性が低くなる形状に構成されている請求項2記載の清掃具。
  4. 前記曲げ変形部は、先端側ほど曲げ剛性が低くなる形状として、基板部の板厚が先端側ほど小さくなる形状に構成されている請求項3記載の清掃具。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の清掃具を収容する清掃具用ケースであって、
    底壁部と当該底壁部の周囲から立ち上がる周壁部とを有する上方開口の収容部と、
    前記収容部の上部に備えられ、前記清掃具の前記清掃体が前記底壁部及び前記周壁部から浮いた状態で前記収容部の内部空間に位置する吊り下げ姿勢で、前記清掃具を吊り下げ支持する吊り下げ支持部と、が備えられ、
    前記吊り下げ支持部には、前記収容部の前記周壁部のうち、前記内部空間を挟んで相対向する二つの壁部の幅方向の中央部位から直上に立ち上がる一対の支柱部と、前記一対の支柱部の上端側どうしを平面視で直線的に繋ぐ繋ぎ部とが備えられ、
    前記繋ぎ部の長手方向の中央部位には、前記清掃具の前記柄を掛止可能な被掛止部が備えられている清掃具用ケース。
  6. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の清掃具を収容する清掃具用ケースであって、
    底壁部と当該底壁部の周囲から立ち上がる周壁部とを有する上方開口の収容部が備えられ、
    前記底壁部には、前記収容部の内部空間において前記清掃具の前記清掃体を前記底壁部の他部から浮いた状態に支持する縦方向支持凸部が備えられ、
    前記周壁部には、前記収容部の内部空間において前記清掃具の前記清掃体を前記周壁部の他部から浮いた状態に支持する横方向支持凸部が備えられている清掃具用ケース。

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