JP2010519018A5 - - Google Patents

Claims (5)

1. 水からフッ素性化学物質を除去するためのシステムであって、
   イオン交換樹脂を含有する容器であって、前記イオン交換樹脂は、官能基が結合した不溶性のマトリックスを含み、前記官能基は式：
   −Ｎ（Ｒ_１Ｒ_２Ｒ_３）
   （式中、
   Ｎは窒素であり；
   Ｒ_１、Ｒ_２及びＲ_３は炭化水素基であり、同一又は異なって、直鎖状、分枝状であることができ、及び／又は部分的若しくは完全に置換されていてもよく、Ｃ ₂ 以上の炭素鎖長を有してもよい）の四級アミンを含む容器と；
   水の流れを前記容器に向け、それによって前記イオン交換樹脂と接触させる入口と；
   水の流れを前記容器の外に向ける出口と；を含む、システム。
2. Ｒ_１、Ｒ_２及びＲ_３が、Ｃ ₂ 〜Ｃ_１８の範囲の炭素鎖長を有する炭化水素基である、請求項１に記載のシステム。
3. Ｒ_１、Ｒ_２又はＲ_３の少なくとも１つがフッ素化されている、請求項１に記載のシステム。
4. 前記四級アミンが、＋Ｎ（Ｃ_８Ｈ_１７）_３、＋Ｎ（Ｃ_６Ｈ_１３）_３、＋Ｎ（ＣＨ_３）_２（Ｃ_６Ｈ_１３）、＋Ｎ（ＣＨ_３）_２（Ｃ_１２Ｈ_２５）、＋Ｎ（ＣＨ_３）_２（Ｃ_１６Ｈ_３３）、＋Ｎ（ＣＨ_３）_２（Ｃ_１８Ｈ_３７）、＋Ｎ（ＣＨ_３）_２ＣＨ_２ＣＨ_２Ｃ_６Ｆ_１３、＋Ｎ（ＣＨ_３）_２ＣＨ_２ＣＨ_２Ｎ（ＣＨ_３）ＳＯ_２Ｃ_４Ｆ_９、＋Ｎ（Ｃ_４Ｈ_９）_３、＋Ｎ（Ｃ_３Ｈ_７）_３、＋Ｎ（Ｃ_２Ｈ_５）_３ 、及び前述の２以上の組み合わせからなる群より選択される、請求項１に記載のシステム。
5. 水からフッ素性化学物質を除去するためのプロセスであって、
   フッ素性化学物質を含む水をイオン交換樹脂に曝す工程であって、前記樹脂が、官能基が結合した不溶性のマトリックスを含み、前記官能基は式：
   −Ｎ（Ｒ_１Ｒ_２Ｒ_３）
   （式中、
   Ｎは窒素であり；
   Ｒ_１、Ｒ_２及びＲ_３は炭化水素基であり、同一又は異なって、直鎖状、分枝状であることができ、及び／又は部分的若しくは完全に置換されていてもよく、Ｃ ₂ 以上の炭素鎖長を有してもよい）の四級アミンを含む工程と；
   一定期間前記水を前記樹脂に接触させ続ける工程と；
   前記水を前記樹脂から分離する工程と；を含むプロセス。