JP2010502593A - ジメチルエーテルの製造方法 - Google Patents

ジメチルエーテルの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ジメチルエーテルの製造方法を提供する。
【解決手段】開示されるものは、ジメチルエーテルの製造方法であって、
a)脱水触媒の存在下で、0ないし80モル%の水を含むメタノールを反応させる段階;b)反応生成物を単一分離カラムに移動し、それによりジメチルエーテル、水及び未反応メタノールを分離する段階;c)ジメチルエーテルを取り出し、前記単一分離カラムの側流から未反応メタノールを取り出す段階;及びd)メタノールを反応させる前記段階a)に未反応メタノールを再循環させる段階を含む方法である。ジメチルエーテルは水を含むメタノールから製造され得、ジメチルエーテル、水および未反応メタノールの分離及び取り出しは、単一カラムを用いて実現され得、そのため、投資費及び運転費が節減される。
【選択図】図3

Description

本発明は、ジメチルエステルの製造方法に関するものであり、詳細には、単純な方法を介して投資費および運転費の節減を可能とする、高純度ジメチルエーテルの経済的な製造方法であって、無水メタノールまたは含水メタノールの脱水反応の高転換率を維持しながらジメチルエーテル(DME、純度:99%)が製造され、単一分離カラムを用いて反応生成物からジメチルエーテル、水および未反応メタノールが同時に分離され得るところの方法に関する。
ジメチルエーテルは、エアロゾル噴射剤としてのものを含む化学産業の基礎物質としての利用可能性が高く、新燃料としての効用価値も大きい。現在、ジメチルエーテルは、内燃機関用新燃料としての役を果す可能性を有し、そのため、その製造のための、より経済的な方法の開発が要求されている。ジメチルエーテルの工業的製造方法は、下記反応式1に示すように、メタノールの脱水を含む。
[反応式1]
2CH3OH→CH3OCH3+H2
メタノールの脱水によるジメチルエーテルの製造反応は、200ないし450℃の温度で行われ、主に固体酸触媒が使用される。通常、ジメチルエーテルの製造は、固定床反応器を使用し、脱水触媒の存在下で無水メタノール(純度>98%)を脱水し、その後、生成物を蒸留することにより行われる。
ジメチルエーテルの製造において使用される固体酸触媒は、例えば、γ−アルミナ(日本国特許出願公開第1984−16845号明細書(特開昭59−16845号公報))、シリカ−アルミナ(日本国特許出願公開第1984−42333号(特開昭59−42333号公報))などを含む。ところが、γ−アルミナまたはシリカアルミナは親水性であるため、水がその表面に吸着され易く、これにより触媒の活性部位の数が減少し、結果として触媒活性が低下する。したがって、ジメチルエーテルの製造工程に原料として用いられるメタノールの中に水が含まれる場合、固体酸触媒の活性が著しく低下する。この理由により、ジメチルエーテルを製造するために、水含有量が典型的には数百ppmより低いレベルまで減少されたメタノールが使用されている。
ところが、合成ガスの形態で製造されるメタノールは、副生成物として10ないし20%の水を含有し、そのため基本的に蒸留により水を除去することが必要となる。更に、ジメチルエーテルの製造の過程で取り出され、そして再使用される未反応メタノール中に、脱水により製造された水が比較的多量含まれ、そして、この水もまた蒸留により除去しなければならない。加えて、耐水性触媒として知られているMex−H(1-x)−ゼオライト触媒(米国特許第6,740,783号明細書)が、強い水素(H)酸部位を塩基性金属で置換して強酸部位が除かれ、それにより選択的なジメチルエーテルの製造に使用される。しかし、酸部位の強さは置換した金属の量に大きく依存するため、触媒を再現することが困難であり、更に、高収率でジメチルエーテルを得ることが可能な反応領域は広くない。
メタノールをジメチルエーテルに転換するための反応は酸触媒によって進行し、また、ジメチルエーテルの製造は炭化水素の製造の過程における中間体の形成に相当するため、酸触媒の活性及び選択性は、酸触媒の酸部位強度に依存して変わり得る。例えば、強酸部位を有する触媒の存在下においては、メタノールはジメチルエーテルに転換され、その後、更なる反応が行われて、副生成物として炭化水素が製造されるのに対し、弱酸部位のみを有する触媒の存在下においては、メタノールからジメチルエーテルへの転換は触媒の低
い活性に起因して不十分である。
図1で示されるように、工業規模におけるジメチルエーテルの製造方法は、典型的には、固定床反応器を用い、脱水触媒の存在下においてメタノールを脱水すること、第一蒸留塔により反応生成物からジメチルエーテルを分離すること、及び第二蒸留塔により水及び未反応メタノールを分離することを含む。2つの蒸留塔を用いるジメチルエーテルの製造方法は、米国特許第4,560,807号明細書、米国特許第5,750,799号明細書及び米国特許第6,924,399号明細書中に開示されている。
米国特許第5,750,799号明細書及び韓国特許出願公開第1998−702932号明細書は、水を含むメタノールの使用のための再循環方法を開示する。しかし、メタノールが製造される場合、精製の前に大量の水を含む含水メタノールが製造され、そのため、原料としての使用には不適当である。
ジメチルエーテルの精製に関して、米国特許第5,027,511号明細書及び米国特許第4,802,956号明細書は、ジメチルエーテルの分離のための第一のジメチルエーテル分離カラムにおいて、供給段とジメチルエーテル分離段との間に、副生成物を除去するための側流取り出し段を更に設けることにより、高純度で無臭のジメチルエーテルを得る方法を開示する。更に、水/メタノールを分離するための再循環蒸留塔が、2つのジメチルエーテル分離カラムの後に設けられる。それ故、単一分離カラムを用いるジメチルエーテルの製造のための例は、未だ報告されていない。
特開昭59−16845号公報 特開昭59−42333号公報 米国特許第6,740,783号明細書 米国特許第4,560,807号明細書 米国特許第5,750,799号明細書 米国特許第6,924,399号明細書 韓国特許出願公開第1998−702932号明細書 米国特許第5,027,511号明細書 米国特許第4,802,956号明細書
開示
技術的課題
関連技術分野において直面する問題を解決することを目的に、本発明者等による集中的且つ徹底的な研究を行った結果、水を含む原料を用いた場合でさえ低下しない触媒活性を有する耐水性触媒を用いる単一分離カラムにより、ジメチルエーテル、水及び未反応メタノールが同時に分離され得、それにより、経費の点において経済的な利益を得ながら、高収率でジメチルエーテルを製造し得ることを見出し、本願に至った。
従って、本発明は、経済的にジメチルエーテルを製造するための方法を提供する。
技術的解決
本発明によれば、ジメチルエーテルの製造方法であって、
a)Na型ゼオライトのナトリウムカチオン(Na+)の一部または全部がリン(P)で
置換された、以下の式1:
式1
Nax(1-x)
(式中、Naはナトリウムカチオンを表し;Pはリンカチオンを表し;xは0ないし99モル%の範囲のナトリウムカチオン含量を表し;及びZはSiO2/Al23の比が5な
いし200の範囲である疎水性ゼオライトを表す。)で表される脱水触媒の存在下で、0ないし80モル%の水を含むメタノールを反応させる段階;
b)反応生成物を単一分離カラムに移動し、それによりジメチルエーテル、水及び未反応メタノールを分離する段階;及び
c)ジメチルエーテルを取り出し、前記単一分離カラムの側流から未反応メタノールを取り出す段階
を含む方法がある。
有利な効果
本発明によれば、慣用の技術とは異なり、高純度のジメチルエーテル(純度>99%)が最大で80モル%の水を含有するメタノールから製造でき、且つメタノール脱水の高い変換率(>75%)が維持され得る。
更に、未反応メタノールが、水を除去するための工程を必要とすることなく再循環でき、そのため、原料の水含有量の変化に効果的に対処でき、慣用的に使用される二つの分離カラムの代わりに、単一の分離カラムが使用でき、それにより、装置の規模を縮小し得る。更に、慣用の方法と比較して、水蒸気及び冷却水の消費を10%以上削減でき、それにより、投資費および運転費を節減でき、結果として高い工業的有用性が生じる。
は慣用の技術に従うジメチルエーテルを製造するための方法を示し; は本発明の第一の態様に従うジメチルエーテルを製造するための方法を示し; は本発明の第二の態様に従うジメチルエーテルを製造するための方法を示し;及び は本発明の第三の態様に従うジメチルエーテルを製造するための方法を示す。
*図面中の引用数字の説明*
11:蒸発器
12:反応器
13:ジメチルエーテル分離カラム
14:メタノール分離カラム
15:ジメチルエーテル、水およびメタノール分離カラム
16:フラッシュドラム
DME:ジメチルエーテル
MeOH:未反応メタノール
ベストモード
以下、本発明をより具体的に説明する。
上述したように、本発明は、再循環側流を備えた単一カラムを用いて投資費および運転費を節減する、経済的なジメチルエーテルの製造方法を提供する。
従来技術に従うジメチルエーテルの製造方法を、図1を参照して説明すると、次のとおりである。従来では、原料の水含有量が増加するにつれて、反応器12に充填された触媒の活性が低下し、不都合にも収率が減少する。結局のところ、無水メタノール(純度>9
8%)が原料として用いられなければならない。触媒が充填された反応器12において無水メタノールが反応され、しかる後に、ジメチルエーテルの取り出しのために、反応生成物が第1分離カラム13中に移動され、それによりジメチルエーテルが取り出される。その一方で、残りの反応生成物は第2分離カラム14に移動され、それにより、水および未反応メタノールが取り出される。このようにして、従来2カラムシステムが適用され、収率は70%以下の水準に維持される。前記第2分離カラムは、再循環される未反応メタノールの水含有量を低下させるために、通常50段以上からなる多段カラムである。
ところが、本発明によれば、無水メタノールだけでなく、含水メタノールもジメチルエーテル製造のための原料として使用され得る。より具体的には、本発明において、水が0ないし80モル%、好ましくは10ないし30モル%の量で含まれるところのメタノールが原料として使用され得る。
本発明に従うジメチルエーテルの製造方法は、脱水触媒の存在下で、0ないし80モル%の水を含むメタノールを反応させる段階、反応生成物を単一分離カラムに移動し、それによりジメチルエーテル、水及び未反応メタノールを分離する段階、ジメチルエーテルを取り出し、且つ側流から水およびメタノールを取り出す段階、及び未反応メタノールを再循環させる段階を含む。
本発明の第1の態様によれば、図2に示されるように、原料としての無水または含水メタノールは、脱水触媒で充填された反応器12に供給され、従って反応され、その後、反応生成物は、流れ2に沿って分離カラム15に移される。そのように、ジメチルエーテルはカラムの上端部から流れ3に沿って取り出され、少量のジメチルエーテルを含む未転換メタノールがカラムの上部側流から流れ4に沿って再循環される。
本発明の第2の態様によれば、図3に示されるように、ジメチルエーテルは、分離カラム15の上端部から流れ3に沿って取り出され、一方、水を含む未反応メタノールは、カラムの下部側流から流れ4に沿って再循環され得る。
本発明の第3の態様によれば、図4に示されるように、分離カラム15の体積を減少させるために、非常に少ない投資費のみが発生するフラッシュドラム16が反応器12の後段に設置され得る。ジメチルエーテル、未反応メタノールおよび水からなる気相が、フラッシュドラム16の上端から流れ3’に沿って分離カラム15に移動され、一方、水および少量のジメチルエーテルを含む未反応メタノールが主に存在するところの液相はその底部から流れ4’に沿って再循環される。更に、ジメチルエーテルは、分離カラム15から流れ3に沿って取り出され、未反応メタノールは流れ4に沿って再循環される。
反応器から排出される流出物は、一緒に混合された水、メタノール及びジメチルエーテルを含み、そして、気体状態として存在する(例えば、もし約290℃の反応流出物が反応器の注入流で熱交換に付されたとしても、それは、分離カラム中に供給された時、約170℃の気体状態にある。)。従って、全ての流出物が分離カラムに供給される場合、カラムのサイズおよび熱負荷が増加し、不都合にも装置投資費および運転費を増加させる。この理由のため、フラッシュドラムが使用される。このようにして、カラムに供給される前に、フラッシュドラム(温度を低下させるために、即ち、部分濃縮を実現するために、機能する)を用いて反応混合物が一部濃縮される場合、濃縮物の一部が再循環され、残りの濃縮物及びフラッシュ頂部ガスが分離カラム内に供給され、そして、それを通して分離される。ジメチルエーテルと水/メタノール間の沸点を含む物性の差異に起因して、フラッシュ濃縮物は、主に水又は水/メタノールから構成され、1%未満のジメチルエーテルを含む(濃縮物の90%以上が水であり、その残部は主にメタノールで構成される。)。
本発明において、脱水触媒は、Na型ゼオライトのナトリウムカチオンの一部または全部がリン(P)で置換された、下記の式1で表される触媒である:
式1
Nax(1-x)
式中、Naはナトリウムカチオンであり、Pはリンカチオンであり、xは0ないし99モル%範囲のナトリウムカチオン含量を表し、ZはSiO2/Al23の比が5ないし2
00、好ましくは10ないし100の疎水性ゼオライトである。
式1で表される触媒は、水により不活性化することなく長期に亘り高い触媒活性を保持でき、よって、これが効果的に原料メタノールを脱水することの理由である。更に、酸部位の強度は、Na型ゼオライトのナトリウムカチオン(Na+)の一部または全部をリン
(P)イオンで置換することにより制御でき、それにより触媒の活性を向上させ、結果としてジメチルエーテルの選択性の大幅な向上が得られる。
本発明の触媒において、ゼオライト(Z)は、USY、モルデナイト、ZSM、ベータ(Beta)等をベースとする疎水性ゼオライトであって、SiO2/Al23の比が5
ないし200の範囲にある。SiO2/Al23の比が200を超える場合、酸部位の数
が少な過ぎるか又は殆どゼロであり、そのためメタノールは効果的に脱水され得ない。一方、前記比が5未満の場合、酸部位の酸強度が高く、そのため、運転可能な温度範囲が狭くなる。
本発明に従う触媒は、無水メタノール/含水メタノール(0ないし80モル%の水を含む)に関して同一の活性及び反応領域を維持することが可能な触媒である。従って、そのような触媒の存在下において、再循環メタノール流が水を含んだ状態で反応器内に供給された場合でも、同一の活性及び反応領域が維持され、それにより、水/メタノールを完全に分離することを必要とせずに、単一分離カラムの使用を可能とする。
以下に、本発明に従うジメチルエーテルの製造方法をより具体的に説明する。脱水触媒は反応器に充填され、その後、メタノールの脱水に先立って、窒素などの不活性ガスを20ないし100mL/g−触媒/分の流速で供給しながら200ないし500℃で前処理される。前処理された触媒の存在下、無水または含水メタノール、具体的には水が0ないし80モル%、好ましくは10ないし30モル%の量で含まれるメタノールを反応器内へ流す。
反応温度は150ないし500℃に維持される。反応温度が150℃未満である場合、反応速度が遅すぎるため転換率が低くなる。一方、反応温度が500℃を超える場合、エチレンが、生成されたジメチルエーテルの連続的な脱水を介して製造され、不都合なことに触媒床の温度が急激に上昇する。反応圧力は1ないし100気圧に維持される。圧力が100気圧を超える場合、反応器運転上の問題が不都合にも発生する。更に、メタノールの脱水は、純粋メタノールを基準として0.05ないし50h-1のLHSV(液時空間速
度(Liquid Hourly Space Velocity))で行われ得る。LHSVが0.05h-1未満であ
る場合、反応生産性が低くなり過ぎる。一方、LHSVが50h-1を超える場合、原料が触媒と接触する時間が短くなり過ぎ、不都合なことに転換率が低くなる。反応器としては、気相の固定床反応器、流動床反応器、液相スラリー反応器等が含まれる。使用される反応器の種類に関係なく、同一の効果を達成し得る。
次に、反応器内で生成された反応生成物を分離カラムに移動し、ジメチルエーテルを分離してカラム上端から取り出し、水をカラムの底部流からは水を取り出す。更に、未反応メタノールまたは水/メタノールの混合物はその側流から取り出され、原料として再循環される。より具体的には、ジメチルエーテルは、単一分離カラムの上端から取り出され、
水はその底部から取り出され、更に、メタノールまたは水/メタノールの混合物は、カラムの全ての段の中の、供給段と頂部段の間から取り出される。そのように、側流段がカラムの上方に置かれるほどメタノールの純度が高くなる。例えば、全体56段のうち第36段に供給する場合、第9段から純度98%以上の再循環メタノールが取り出され得る。側流段の高さが第9段より下の場合、すなわち、側流が供給段の近くに設けられる場合、より多くの量の水を含むメタノールが取り出される。
本発明に従って、水を含むメタノールが原料として供給されたとしても、転換率はメタノールの量に基き75%を越える水準で維持され得、99%以上の純度を有するジメチルエーテル(特に、燃料用)が高収率で製造され得る。更に、本発明の方法は、水とメタノールが単一分離カラムを介して別々に再循環され得るため有利であり、従って、投資費および運転費を節減し得るという経済的利点が生じる。
発明の態様
以下、本発明を説明するために記載されるが、本発明の範疇を限定するものと解されるべきではない以下の実施例を通して、本発明がより良く理解され得る。
実施例1
NaPZSM−5触媒300リットルを固定床反応器に充填した。この状態で窒素を18.5Nm3/分の流速で供給しながら触媒を400℃で1時間前処理し、その後、反応
器の温度を250℃に設定した。続いて、反応圧力10気圧および反応温度250℃の条件下で、水を20mol%含む含水メタノールを原料として供給し、この原料を再循環流と合わせてLHSV5ないし10h-1で触媒床を通過させた。
反応器から排出された反応生成物(DME、水、未反応メタノール)を単一分離カラムに移動した。単一分離カラムの運転条件は次のとおりに設定した、すなわち、総段数は56であり、上端段(top tray)の圧力は約10kg/cm2であり、カラムの底部での温度
は約184℃であり、カラムの上端での温度は約48℃であった。第36段に供給した後、頂部流からのジメチルエーテル生成物、カラムの底部からの水、及び第9段からの再循環メタノール(純度:98%以上)が取り出された。排出された再循環メタノールの純度は98%以上であった。
図2における各流れのメタノール、ジメチルエーテル及び水の流速及び量を以下の表1に示した。そのように、反応器を通過したメタノールの1回通過での転換率(single-pass
conversion)は約80%であり、再循環を含む総転換率(Total conversion)および収率は約99%以上であった(副反応生成物:1%未満、すなわち、選択率:99%以上)。
Figure 2010502593
実施例2
NaPZSM−5触媒300リットルを固定床反応器に充填した。この状態で窒素を18.5Nm3/分の流速で供給しながら触媒を400℃で1時間前処理し、その後、反応
器の温度を250℃に設定した。続いて、反応圧力10気圧および反応温度250℃の条件下で、水20mol%を含む含水メタノールを原料として供給し、この原料を再循環流と合わせてLHSV5ないし10h-1で触媒床を通過させた。
反応器から排出された反応生成物(DME、水、未反応メタノール)を単一分離カラム
に移動した。単一分離カラムの運転条件は次のとおりに設定した、すなわち、総段数は56であり、上端段(top tray)の圧力は約10kg/cm2であり、カラムの底部での温度
は約184℃であり、カラムの上端での温度は約48℃であった。第34段に供給した後、頂部流からのジメチルエーテル生成物、カラムの底部からの水、及び第43段からの水/メタノールの混合物(メタノール:約91%、水:7%)が取り出され、水を含むメタノールは供給サージドラム(Feed Surge Drum)に再循環された。
図3における各流れのメタノール、ジメチルエーテル及び水の流速及び量を以下の表2に示した。そのように、反応器を通過したメタノールの1回通過での転換率(single-pass
conversion)は約80%であり、再循環を含む総転換率(Total conversion)および収率は約99%以上であった(副反応生成物:1%未満、すなわち、選択率:99%以上)。
Figure 2010502593
実施例3
NaPZSM−5触媒300リットルを固定床反応器に充填した。この状態で窒素を18.5Nm3/分の流速で供給しながら触媒を400℃で1時間前処理し、その後、反応
器の温度を250℃に設定した。続いて、反応圧力10気圧および反応温度250℃の条件下で、水を20mol%含む含水メタノールを原料として供給し、この原料を再循環流と合わせてLHSV5ないし10h-1で触媒床を通過させた。
反応器から排出された反応生成物(DME、水、未反応メタノール、10kg/cm2
、300℃付近)は、熱交換の後に約170ないし180℃の気相であり、単一分離カラム中に移動される前にフラッシュドラム中に供給された。フラッシュドラムを介して、温度は約153℃に下げられ、部分濃縮が生じた。フラッシュドラム供給物の質量比約20%が液相(水:約93%、メタノール:約6.6%)に濃縮され、その50%が供給サージドラム(feed surge drum)に再循環され、残りの濃縮物と頂部ガスは別々に単一分離カラム中に供給された。単一分離カラムは合計56段から構成され、上端段の圧力は約10kg/cm2であり、カラムの底部の温度は約184℃であり、カラム
の上端の温度は約48℃であった。フラッシュドラム頂部ガスは第34段に供給され、液相濃縮物は第36段に供給された。実施例1と同様に、頂部流からのジメチルエーテル生成物、カラムの底部からの水、第9段からの再循環メタノール(純度:98%以上)が取り出された。排出された再循環メタノールの純度は98%以上であった。
図4における各流れのメタノール、ジメチルエーテル及び水の流速及び量を以下の表3に示した。そのように、反応器を通過したメタノールの1回通過での転換率(single-pass
conversion)は約80%であり、再循環を含む総転換率(Total conversion)および収率は約99%以上であった(副反応生成物:1%未満、すなわち、選択率:99%以上)。
Figure 2010502593
11:蒸発器
12:反応器
13:ジメチルエーテル分離カラム
14:メタノール分離カラム
15:ジメチルエーテル、水およびメタノール分離カラム
16:フラッシュドラム
DME:ジメチルエーテル
MeOH:未反応メタノール

Claims (6)

  1. ジメチルエーテルの製造方法であって、
    a)Na型ゼオライトのナトリウムカチオン(Na+)の一部または全部がリン(P)で
    置換された、以下の式1:
    式1
    Nax(1-x)
    (式中、Naはナトリウムカチオンを表し;Pはリンカチオンを表し;xは0ないし99モル%の範囲のナトリウムカチオン含量を表し;及びZはSiO2/Al23の比が5な
    いし200の範囲である疎水性ゼオライトを表す。)で表される脱水触媒の存在下で、0ないし80モル%の水を含むメタノールを反応させる段階;
    b)反応生成物を単一分離カラムに移動し、それによりジメチルエーテル、水及び未反応メタノールを分離する段階;及び
    c)ジメチルエーテルを取り出し、かつ前記単一分離カラムの側流から未反応メタノールを取り出す段階
    を含む方法。
  2. 段階c)における前記未反応メタノールの取り出しは、単一分離カラムの上部側流から、少量のジメチルエーテルと共に未反応メタノールを取り出すことにより行われる、請求項1記載の方法。
  3. 段階c)における前記未反応メタノールの取り出しは、前記単一分離カラムの下部側流から、水を含有した形態の前記未反応メタノールを取り出すことにより行われる、請求項1記載の方法。
  4. 前記反応生成物を移動する前記段階b)は、前記単一分離カラム中に前記反応生成物を移動する前に、前記反応生成物にフラッシュドラムを通過させることをさらに含む、請求項1記載の方法。
  5. ジメチルエーテルを取り出し及び前記未反応メタノールを取り出す前記段階c)は、メタノールを反応させる前記段階a)に前記未反応メタノールを再循環させることをさらに含む、請求項1記載の方法。
  6. メタノールを反応させる前記段階a)は、150℃ないし500℃の範囲の反応温度、1ないし100気圧の範囲の反応圧力及び0.05ないし50h-1の範囲の液時空間速度(
    liquid hourly space velocity)で行われる、請求項1記
    載の方法。
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