JP2010501982A - 非水電解液及びこれを用いた二次電池 - Google Patents

非水電解液及びこれを用いた二次電池 Download PDF

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Abstract

本発明は、電解質塩及び電解液溶媒を含む電解液において、環状ジエステル系化合物およびスルフィニル基含有化合物を含有することを特徴とする電解液、前記化合物の電気的な還元によって固体電解質界面(SEI)膜が表面の一部又は全部に形成された電極、および、前記電解液及び/又は電極を備えた二次電池に関する。

Description

本発明は、電池の寿命性能を改善し、高温安定性を確保できる非水電解液、及びこれを含む二次電池に関する。
最近、エネルギー貯蔵技術への関心が高まりつつある。携帯電話、ビデオカメラ、ノートパソコン、さらに電気自動車の分野まで適用範囲が拡大し、電気化学デバイスに関する研究及び開発の努力が具体化されている。電気化学デバイスは、上記のような点から最も注目されており、その中でも、充放電が可能な二次電池の開発は、関心の焦点となっている。
このような二次電池のうち、1990年代初開発されたリチウム二次電池は、水溶液の電解液を使用するNi−MH、Ni−Cd、硫酸−鉛電池などの在来型電池に比べて、作動電圧が高く、エネルギー密度が遥かに大きいという長所があり、脚光を浴びている。
二次電池は、陽極、陰極、分離膜、及び電解液溶媒と電解質塩を含む電解液から構成されることができる。なお、炭素材の陰極とリチウム金属酸化物の陽極からなる通常の二次電池における平均放電電圧は、3.6〜3.7Vの水準であり、このような駆動電圧のためには、電池の充放電電圧領域、例えば、0〜4.2Vにおいて電気化学的に安定した電解液の組成が要求される。
しかしながら、通常使用している電解液溶媒は、電池の充放電の途中で、電極の表面から分解されたり、炭素材陰極の層間にコインターカレーションされて陰極構造の崩壊が発生することがあり、電池安定性を阻害するという問題がある。尚、このような問題点は、電池の初期充電を行う時、電解液溶媒の還元によって陰極の表面に形成される固体電解質界面(Solid Electrolyte Interface、以下、「SEI」と略する)膜によって解決可能であると知られているが、一般に、前記SEI膜では、陰極の持続的な保護膜としての役割を十分に果たすことができない。それで、電池の充放電における、上記のような問題が継続して発生し、電池の寿命性能が低下することがあり得る。特に、前記SEI膜は、熱的に安定的ではないため、電池が高温下で放置又は作動する場合は、時間の経過に伴って増加した電気化学的エネルギーと熱エネルギーによって崩壊し易くなってしまう。その結果、高温下でのSEI膜の崩壊、電解液の分解などによってCOなどのガスが継続して発生し、電池の内圧及び厚さが増加するという問題がある。
このような問題を解決するため、陰極の表面上にSEI膜を形成できる電解液添加剤として、ビニレンカーボネート(VC)を使用する方法が提示された。しかし、ビニレンカーボネートで形成されるSEI膜においても、高温下で崩壊し易いため、電池の高温安定性の問題は、依然として残っている。
本発明の目的は、環状ジエステル系化合物及びスルフィニル基含有化合物を同時に含む電解液を提供することによって、陰極の表面上に形成されるSEI膜の物理的・熱的安定性を最適化し、さらには、電池の寿命性能を改善すると共に高温安定性を確保することにある。
本発明は、電解質塩及び電解液溶媒を含む電解液において、環状ジエステル系化合物とスルフィニル基含有化合物とを同時に含むことを特徴とする電解液、及び前記電解液を含む二次電池を提供する。
また、本発明は、環状ジエステル系化合物及びスルフィニル基含有化合物の電気的な還元によって固体電解質界面(SEI)膜が表面の一部又は全部に形成された電極、及び前記電極を備えた二次電池を提供する。
以下、本発明の詳細を説明する。
上述のように、従来の、電解液成分によって陰極の表面上に形成されるSEI膜は、物理的な強度が弱いため、電池の充放電を行う時、リチウムの挿入・放出によって崩壊されることがあり得る。また、前記SEI膜は、熱的安定度が十分でないため、電池が高温下で放置又は作動する場合、熱分解が起こり易くなり、COなどが発生することがあり得る。その結果、高温下での継続的な気体発生によって電池の厚さが増加され、電池が適用される、携帯電話、ノートパソコンなどの製品における問題発生に繋がるようになる。
このため、SEI膜を形成できる種々の電解液添加剤を使用し、SEI膜の安定性を改善しようとする様々な研究が行われているが、多くの場合、SEI膜の熱的及び物理的な安定性を同時に向上させていないのが現状である。
本発明は、上述のように熱的・物理的安定性が互いに異なっている化合物を電解液添加剤として混用するが、特に、形成されるSEI膜の密度に差がある環状ジエステル系化合物とスルフィニル基含有化合物とを使用することによって、陰極の表面上に形成されるSEI膜の物理的・熱的安定性を最適化することを特徴とする。このような電池性能向上の作用は、次のように推定されるが、これに制限されない。
環状ジエステル系化合物で形成されたSEI膜は、堅固ではあるが、熱的安定性が劣り、スルフィニル基含有化合物で形成されたSEI膜は、熱安定性は優れているが、物理的な強度が弱い。
なお、環状ジエステル系化合物は、相対的に密度の高い膜を形成し、スルフィニル基含有化合物は、相対的に多孔性のSEI膜を形成することができる。このようなSEI膜の密度差によって、本発明に係る化合物は、電解液添加剤として混用する場合、1つの成分で形成されたSEI膜において、薄厚部或いは多孔部が形成され、または、SEI膜が形成されていない陰極の表面に他の成分によるSEI膜がさらに形成されることができる。その結果、本発明では、上記のそれぞれの化合物によって形成されたSEI膜が互いに補完的に作用し、熱的・物理的な安定性の両方が優れたSEI膜が形成できる。特に、本発明のSEI膜は、2種のSEI膜が重なり合うように形成されているため、堅固さから優れている。従って、本発明では、充放電に伴う電池の容量減少が極力抑制され、電池の寿命性能及び高温安定性を同時に向上させることができる。
本発明の非水電解液は、環状ジエステル系化合物及びスルフィニル基含有化合物を同時に含む。
なお、前記化合物は、 対Li/Liの還元電位の差が、0〜0.5V、好ましくは、0〜0.3Vの範囲である。前記化合物の還元電位の差が大きすぎる場合は、いずれか1つの成分のみによるSEI膜の形成となり易いため、SEI膜の熱的・物理的な安定性を適宜調節することが難しくなる。
前記環状ジエステル系化合物としては、基本環の背骨内に2つのエステル基を含む化合物であれば、特に制限されないが、次の化1で表われる化合物を使用することができる。前記化合物の非制限的な例としては、グリコリド(glycolide)、メチルグリコリド(methyl glycolide)、ラクチド(lactide) 、テトラメチルグリコリド(tetramethyl glycolide)、フルオログリコリド(fluoro glycolide)、ビニルグリコリド(vinyl glycolide) などが挙げられる。
Figure 2010501982
(式中、R〜Rは、それぞれ独立に、水素、ハロゲン原子、C1〜C10のアルキル基、C2〜C10のアルケニル基、またはハロゲン置換アルキル基或いはアルケニル基である)。
また、前記スルフィニル(S=O)基含有化合物は、スルホン、サルファイト、スルホネート及びスルトン(環状スルホネート)であることができ、単独で又は組み合わせて使用することができる。なお、前記スルホンは、下記の化2で表われ、ジビニルスルホン(divinyl sulfone)であることができる。前記サルファイトは、下記の化3で表われ、エチレンサルファイト(ethylene sulfite)またはプロピレンサルファイト(propylene sulfite)であることができる。前記スルホネートは、下記の化4で表われ、ジアリルスルホネート(diallyl sulfonate)であることができる。また、前記スルトンの非制限的な例としては、プロパンスルトン(propane sultone)、ブタンスルトン(butane sultone)、プロペンスルトン(propene sultone)などが挙げられる。
Figure 2010501982
Figure 2010501982
Figure 2010501982
(式中、R、Rは、それぞれ独立に、水素、ハロゲン原子、C1〜C10のアルキル基、C2〜C10のアルケニル基、またはハロゲン置換アルキル基或いはアルケニル基である)。
なお、前記環状ジエステル系化合物及びスルフィニル基含有化合物の含量は、電池の性能を向上させようとする目標に応じた調節が可能であるが、環状ジエステル系化合物の含量は、電解液100重量部当り0.1〜10重量部の範囲が好ましい。0.1重量部を下回る場合は、寿命向上の効果が十分に得られなくなり、10重量部を上回る場合は、SEI膜の形成に消耗される非可逆的リチウム量の増加によって電池の容量損失が大きくなるという問題点がある。また、スルフィニル基含有化合物の含量は、電解液100重量部当り0.5〜5重量部の範囲が好ましい。0.5重量部を下回る場合は、高温安定性の効果が十分に得られなくなり、5重量部を上回る場合は、SEI膜の形成に消耗される非可逆的リチウム量の増加によって電池の容量損失が大きくなるという問題点がある。
前記化合物が添加される電池用電解液は、当業界で公知の通常の電解液成分、例えば、電解質塩と電解液溶媒を含む。
前記電解質塩は、Aのような構造を有する塩であって、Aは、Li、Na、Kのようなアルカリ金属カチオン又はこれらの組合からなるイオンを含み、Bは、PF 、BF 、Cl、Br、I、ClO 、AsF 、CHCO 、CFSO 、N(CFSO 、C(CFSO のようなアニオンまたはこれらの組合からなるイオンを含む。特に、リチウム塩が好ましい。
前記電解質溶媒としては、環状カーボネート、線状カーボネート、ラクトン、エーテル、エステル、アセトニトリル、ラクタム、ケトンなどを使用することができる。
前記環状カーボネートとしては、例えば、エチレンカーボネート(EC)、プロピレンカーボネート(PC)、ブチレンカーボネート(BC)、フルオロエチレンカーボネート(FEC)などが挙げられ、前記線状カーボネートとしては、例えば、ジエチルカーボネート(DEC)、ジメチルカーボネート(DMC)、ジプロピルカーボネート(DPC)、エチルメチルカーボネート(EMC)及びメチルプロピルカーボネート(MPC)などが挙げられる。前記ラクトンとしては、例えば、γ−ブチロラクトン(GBL)が挙げられ、前記エーテルとしては、例えば、ジブチルエーテル、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、1,2−ジメトキシエタン、1,2−ジエトキシエタンなどが挙げられる。前記エステルとしては、例えば、ギ酸メチル、ギ酸エチル、ギ酸プロピル、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロピル、プロピオン酸メチル、プロピオン酸エチル、プロピオン酸ブチル、ピバリン酸メチルなどが挙げられる。また、前記ラクタムとしては、N−メチル−2−ピロリドン(NMP)などがあり、前記ケトンとしては、ポリメチルビニルケトンがある。なお、これらのハロゲン誘導体を使用することもできるが、これに限定されない。前記電解液溶媒は、単独で又は2種以上を混合して使用することができる。
また、本発明は、環状ジエステル系化合物及びスルフィニル基含有化合物の電気的還元によって固体電解質界面(SEI)膜が表面の一部または全部に形成された電極、好ましくは、陰極を提供する。前記電極は、当業界で公知の方法で製造された電極及び環状ジエステル系化合物とスルフィニル基含有化合物とを含有した電解液を使用して電池部を組み立てた後、1回以上の充放電を行って、電極活物質の表面にSEI膜を形成させることで、製造することができる。また、電池部の組立に先立って、前記化合物が含有された電解液に、当業界で公知の方法で製造された電極を含浸した状態で電気的な還元を行うことで、SEI膜が既に形成された電極を製造することもできる。
前記SEI膜が形成される前の電極は、当業界で公知の方法で製造することができ、例えば、電極活物質に、溶媒、必要によってバインダー、導電材、分散材を混合及び攪拌してスラリーを製造した後、これを金属材のコレクターに塗布(コート)し、圧縮、乾燥して製造する方法が挙げられる。
陰極活物質は、従来の、二次電池の陰極に使用できる通常の陰極活物質を使用することができ、その非制限的な例としては、リチウム金属又はリチウム合金、炭素、石油コークス、活性炭、グラファイト又は他の炭素類などのリチウム吸着性物質などが挙げられる。陰極コレクターの非制限的な例としては、銅、金、ニッケルまたは銅合金或いはこれらの組合で製造されるフォイルなどが挙げられる。
さらに、本発明に係る二次電池は、環状ジエステル系化合物及びスルフィニル基含有化合物を同時に含有する電解液、及び/又は前記化合物の電気的な還元によって固体電解質界面(SEI)膜が表面の一部及び全部に形成された電極を含む。好ましくは、本発明は、分離膜、陽極、環状ジエステル系化合物及びスルフィニル基含有化合物の電気的還元によって固体電解質界面(SEI)膜が表面の一部又は全部に形成された陰極、及び/又は前記化合物を同時に含有する電解液を備えた二次電池を提供する。
前記二次電池の非制限的な例としては、リチウム金属二次電池、リチウムイオン二次電池、リチウムポリマー二次電池又はリチウムイオンポリマー二次電池などが挙げられる。
本発明の二次電池に適用される陽極は、特に限定されず、当業界で公知の方法によって、陽極活物質が陽極電流コレクターに決着されるように製造することができる。陽極活物質としては、従来の二次電池に使用できる通常のものを使用することができ、その非制限的な例としては、LiM(M=Co、Ni、Mn、CoNiMn)のようなリチウム−轉移金属複合酸化物(例えば、LiMnなどのリチウム−マンガン複合酸化物、LiNiOなどのリチウム−ニッケル酸化物、LiCoOなどのリチウム−コバルト酸化物及びこれら酸化物のマンガン、ニッケル、コバルトの一部を他の遷移金属などに置換したものまたはリチウムを含有した酸化バナジウムなど)またはカルコゲン化合物(例えば、二酸化マンガン、二硫化チタン、二硫化モリブデンなど)などが挙げられる。好ましくは、LiCoO、LiNiO、LiMnO、LiMn、Li(NiCoMn)O(0<a<1、0<b<1、0<c<1、a+b+c=1)、LiNi1−YCo、LiCo1−YMn、LiNi1−YMn(但し、0≦Y<1)、Li(NiCoMn)O(0<a<2、0<b<2、0<c<2、a+b+c=2)、LiMn2−ZNi、LiMn2−ZCo(但し、0<Z<2)LiCoPO,LiFePOまたはこれらの混合物などが挙げられる。陽極電流コレクターの非制限的な例としては、アルミニウム、ニッケル又はこれらの組合で製造されるフォイルなどが挙げられる。
分離膜としては、特に制限されないが、多孔性分離膜を使用することができ、例えば、ポリプロピレン系、ポリエチレン系、ポリオレフィン系の多孔性分離膜などを使用することができる。
本発明の二次電池は、当業界で公知の方法で製造することができ、例えば、陰極と陽極との間に分離膜を介在させて組み立てた後、本発明によって製造された電解液を注入する方法で製造することができる。
前記二次電池の外形に特に制限はないが、缶からなる円筒形、コイン型、角型、ポーチ形などをとることができる。
以下、実施例及び比較例を挙げて本発明をより詳細に説明する。但し、これらの実施例は、本発明の例示に過ぎず、本発明の範囲は、これらの実施例に限定されるものではない。
実施例1
エチレンカーボネート(EC)とジエチルカーボネート(DEC)とが1:1の重量比の1M LiPF溶液100重量部当りグリコリド(化5)2.0重量部及びプロパンスルトン3.0重量部を添加して電解液を製造した。
Figure 2010501982
実施例2
プロパンスルトンの代わりに、エチレンサルファイトを使用した以外は、実施例1と同様にして電解液を製造した。
実施例3
グリコリドの代わりに、ラクチド(化6)を使用した以外は、実施例1と同様にして電解液を製造した
Figure 2010501982
比較例1
グリコリドを単独で使用した以外は、実施例1と同様にして電解液を製造した。
比較例2
グリコリド及びプロパンスルトンの代わりに、ラクチド2.0重量部を単独で使用した以外は、実施例1と同様にして電解液を製造した。
比較例3
プロパンスルトンを単独で使用した以外は、実施例1と同様にして電解液を製造した。
比較例4
グリコリド及びプロパンスルトンの代わりに、エチレンサルファイト3.0重量部を単独で使用した以外は、実施例1と同様にして電解液を製造した。
比較例5
電解液に何等の化合物を添加しなかった以外は、実施例1と同様にして電解液を製造した。
実験例1[電解液添加剤の還元電圧測定]
本発明において使用された環状ジエステル系化合物及びスルフィニル基含有化合物の還元電位を次のように測定した。
上記の比較例1〜5の電解液と、陽極として人造黒鉛を、陰極としてリチウムフォイルを使用して通常の方法でコイン型の半電池を製造した。この半電池を、1.5Vと1mVとの間において0.1mV/secの走査速度でサイクリックボルタンメトリーを行い、測定された還元ピーク電圧を表1に示した。参考のため、フルセルを基準にした場合の還元電位の値は、実験結果と逆順に示した。
Figure 2010501982
実験の結果、半電池において、環状ジエステル系化合物又はスルフィニル基含有化合物を添加した比較例1〜4の電解液は、何等の化合物を添加しなかった電解液とは異なった還源電圧を示した。これによって、比較例1〜4の実験結果の値は、添加した化合物のそれぞれの還元電位であることが推定される。
参考のため、前記環状ジエステル系化合物及びスルフィニル基含有化合物は、還元電圧が通常の電解液(比較例5)に比べて高いため、フル-セルである二次電池内において、電解液より速く還元され、陰極の表面上にSEI膜が形成可能であることが予測される。
実験例2[リチウム二次電池の寿命特性評価]
上記の実施例1〜3及び比較例1〜5で製造された電解液と、陽極としてLiCoOを、陰極として人造黒鉛を使用して通常の方法でコイン型の電池を製造した。この製造されたコイン電池を0.5Cで200回充放電を行い、初期容量に対する容量維持率を表2に示した。
実験例3[リチウム二次電池の高温安定性評価]
上記の実施例1〜3及び比較例1〜5で製造された電解液と、陽極としてLiCoO、陰極として人造黒鉛を使用して通常の方法でアルミニウムポーチ型のバイセルを製造した。この電池を満充電して90℃で6時間貯蔵した後、電池の厚さ増加量を表2に示した。
Figure 2010501982
実験の結果、環状ジエステル系化合物及びスルフィニル基含有化合物をそれぞれ単独で使用した比較例1〜4の電池では、放電容量維持率が、電解液添加剤を使用しなかった比較例5の電池に比べて多少増加しているが、50〜60%に過ぎなかった。これに対し、電解液添加剤として環状ジエステル系化合物及びスルフィニル基含有化合物を混用している実施例1〜3の電池では、80%以上の容量維持率が得られた。よって、電解液添加剤として環状ジエステル系化合物及びスルフィニル基含有化合物を混用する場合は、それぞれ単独で使用する場合に比べて寿命性能が著しく向上していることが確認された。
また、実験の結果、本発明に係る実施例1〜3の電池は、比較例5の電池に比べて、高温下での厚さ増加が顕著に減少していることが確認された。
従って、電解液添加剤として環状ジエステル系化合物及びスルフィニル基含有化合物を混合する場合は、電池の寿命性能を著しく改善させることができると共に、高温安定性が確保できることがわかった。
実験例4[添加剤反応による陰極SEI被膜形成の確認]
上記の実施例1〜3及び比較例1〜5で製造された電解液と、陽極として人造黒鉛、陰極としてリチウムフォイルを使用して通常の方法でコイン型の半電池を製造した。この半電池を23℃、0.2Cで3回充放電を行った後、放電状態で電池を分解して陰極を採取した。
この採取された陰極に対してDSC(示差走査熱量計)分析を行い、発熱開始温度を表3に示した。参考のため、その発熱開始温度は、一般に、陰極の表面に形成されたSEI膜の熱的崩壊によるものと推定され、また、発熱開始温度が高いほど陰極の表面に形成されたSEI膜の熱的安定性が優れていると推定される。
Figure 2010501982
実験の結果、陰極の発熱開始温度は、電解液添加剤として環状ジエステル系化合物及びスルフィニル基含有化合物を混用した実施例1〜3の電池、及び前記化合物をそれぞれ単独で使用した比較例1〜5の電池において、互いに異なった値が得られた。よって、本発明において、電解液の構成成分、環状ジエステル系化合物及びスルフィニル基含有化合物は、いずれもSEI膜の形成に関与していることが推測される。
参考のため、本発明に係る実施例1〜3の電池では、いずれも120℃以上の発熱開始温度が示されており、電解液添加剤として環状ジエステル系化合物及びスルフィニル基含有化合物を混用する場合、熱的安定性が優れたSEI膜が得られることがわかった。
本発明の電解液によれば、陰極の表面上に形成されるSEI層の熱的・物理的な安定性を最適化することができると共に、電池の寿命性能改善及び高温安定性の確保が可能である。
請求の範囲に記載の本発明の精神及び範囲を逸脱しない限り、適宜変更及び補完して実施することができる。

Claims (14)

  1. 電解質塩及び電解液溶媒を含んでなる、二次電池用電解液であって
    前記電解液が、環状ジエステル系化合物とスルフィニル基含有化合物とを同時に含むことを特徴とする、二次電池用電解液。
  2. 前記環状ジエステル系化合物及びスルフィニル基含有化合物が、対Li/Liの還元電位の差が0〜0.5Vの範囲であることを特徴とする、請求項1に記載の二次電池用電解液。
  3. 前記環状ジエステル系化合物及びスルフィニル基含有化合物が、対Li/Liの還元電位の差が0〜0.3Vの範囲であることを特徴とする、請求項1に記載の二次電池用電解液。
  4. 前記環状ジエステル系化合物が、下記の化1で表われることを特徴とする、請求項1に記載の二次電池用電解液。
    Figure 2010501982
    (式中、R〜Rは、それぞれ独立に、水素、ハロゲン原子、C1〜C10のアルキル基、C2〜C10のアルケニル基、またはハロゲン置換アルキル基或いはアルケニル基である)。
  5. 前記環状ジエステル系化合物が、グリコリド、メチルグリコリド、ラクチド、テトラメチルグリコリド、フルオログリコリドおよびビニルグリコリドからなる群から選択されるものであることを特徴とする、請求項1に記載の二次電池用電解液。
  6. 前記スルフィニル基含有化合物が、スルホン、サルファイト、スルホネートおよびスルトンからなる群から選択されるものであることを特徴とする、請求項1に記載の二次電池用電解液。
  7. 前記スルフィニル基含有化合物が、下記の化2、化3及び化4で表われる化合物からなる群から選択されるものであることを特徴とする、請求項1に記載の二次電池用電解液。
    Figure 2010501982
    Figure 2010501982
    Figure 2010501982
    (式中、R、Rは、それぞれ独立に、水素、ハロゲン原子、C1〜C10のアルキル基、C2〜C10のアルケニル基、またはハロゲン置換アルキル基或いはアルケニル基である)。
  8. 前記スルフィニル基含有化合物が、ジビニルスルホン、エチレンサルファイト、プロピレンサルファイト、ジアリルスルホネート、プロパンスルトン、ブタンスルトン、プロペンスルトンからなる群から選択されるものであることを特徴とする、請求項1に記載の二次電池用電解液。
  9. 前記環状ジエステル系化合物の含量が、電解液100重量部当り0.1〜10重量部の範囲であり、
    前記スルフィニル基含有化合物の含量が、電解液100重量部当り0.5〜5重量部の範囲であることを特徴とする、請求項1に記載の二次電池用電解液。
  10. 環状ジエステル系化合物及びスルフィニル基含有化合物の電気的還元によって固体電解質界面(SEI)膜が表面の一部または全部に形成されてなる、電極。
  11. 前記環状ジエステル系化合物が、グリコリド、メチルグリコリド、ラクチド、テトラメチルグリコリド、フルオログリコリドおよびビニルグリコリドからなる群から選択されるものであることを特徴とする、請求項10に記載の電極。
  12. 前記スルフィニル基含有化合物が、スルホン、サルファイト、スルホネート及びスルトンからなる群から選択されるものであることを特徴とする、請求項10に記載の電極。
  13. 前記スルフィニル基含有化合物が、ジビニルスルホン、エチレンサルファイト、プロピレンサルファイト、ジアリルスルホネート、プロパンスルトン、ブタンスルトン、プロペンスルトンからなる群から選択されるものであることを特徴とする、請求項10に記載の電極。
  14. 陽極、陰極及び電解液を備えてなる、二次電池であって
    前記二次電池が、
    前記電解液が、請求項1〜9のいずれか一項に記載の電解液であり、または、
    前記陽極又は陰極が、請求項10〜13のいずれか一項に記載の電極であり、または、
    前記電解液及び電極を全て備えてなることを特徴とする、二次電池。
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