JP2010284217A - 車両用シートリクライニング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】シートバックをある角度に調整して長時間経過した後に別の角度に再調整するときの異音の発生を防止することができる車両用シートリクライニング装置を提供する。
【解決手段】第1,第2楔部材7a,7bの接触円周面70aに潤滑剤Gを保持した保持溝75を設けているので、第1,第2楔部材の摩擦接触状態が高面圧状態で長時間保持後に車両用シートリクライニング装置を作動したときでも、保持溝内に保持されている潤滑剤は第1,第2楔部材の接触円周面に短時間で供給される。よって、第1,第2楔部材の接触円周面に生じる静摩擦力を低減して車両用シートリクライニング装置の作動直後に第1,第2楔部材を押動させることができるため、異音の発生を確実に防止することができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、車両シートのシートバックの角度調整をする車両用シートリクライニング装置に関するものである。
従来、車両用シートリクライニング装置としては、特許文献1に示されているように、シートクッション側に取り付けられ、内歯ギヤ及び小径の外円周面を有する小径円周部を同軸に形成したロアアームと、シートバック側に取り付けられ、内歯ギヤよりも歯数が少ない外歯ギヤ及び大径の内円周面を有する大径円周部を形成したアッパアームと、大径円周部に内接する小径円周部と大径円周部との間に形成される三日月状空間に収容され両円周部に対して摩擦係合及び摩擦係合解除可能な一対の楔部材と、一対の楔部材の間に配設され楔部材を摩擦係合する方向に常時付勢するスプリングと、一対の楔部材をロアアームに対して回転させる駆動シャフトとを有するものがある。
このような構成において、駆動シャフトが回転すると、一方の楔部材がスプリングのばね力に抗して押動され、更に他方の楔部材が一方の楔部材の押動力により押動される。このように、一対の楔部材がロアアームに対して回転し、ロアアームの内歯ギヤに対するアッパアームの外歯ギヤの噛合い位置を順次移動させる。これにより、外歯ギヤと内歯ギヤとの歯数差に応じてアッパアームがロアアームに対して回動して、ロアアームに対するアッパアームの角度が調整される。
また、特許文献2に示されている車両用シートリクライニング装置は、特許文献1に示されているものと略同一構成であるが、楔部材にひれ部が形成されている点で異なる構成となっている。このひれ部は、内歯ギヤ及び外歯ギヤの何れか一方に形成された円筒部であって駆動シャフトを回転可能に支承する円筒部の先端面に当接可能に形成されている。内歯ギヤ及び外歯ギヤの何れか一方に荷重が作用し、楔部材が円筒部方向に傾こうとすると、ひれ部が円筒部の先端面に当接して楔部材の傾きを防止するようになっている。これにより、外歯ギヤと内歯ギヤとの噛合いは変化せずに円滑に作動するようになる。
特開2001−340154号公報(段落0010〜0013、図2,3,4) 特開2004−187759号公報(段落0017〜0019、図4,9)
上記特許文献1,2に示されている車両用シートリクライニング装置では、シートバックをある角度に調整して長時間経過した後、即ち一対の楔部材の接触円周面がアッパアームの大径の内円周面に対して摩擦接触した状態で長時間保持された後、シートバックを別の角度に調整するために車両用シートリクライニング装置を作動させた場合、初回の作動時のみ大きな異音が発生することがある。この現象は以下に説明する原因により生じると考えられる。
即ち、一対の楔部材の接触円周面がアッパアームの大径円周部の内円周面に高い面圧で押し付けられたときは、接触円周面に塗られていたグリス等の潤滑剤は拡散した状態になる。そして、潤滑剤が拡散した状態で長時間放置された後に楔部材を押動しようとすると、楔部材の接触円周面とアッパアームの内円周面との間の静摩擦力が大きいため、ある程度のトルクが楔部材に掛かるまで楔部材は動かない。そして、楔部材に掛かるトルクがある値を越えたところで楔部材は急に動き始めるため、楔部材の接触円周面とアッパアームの大径円周部との間で大きな異音が発生する。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、シートバックをある角度に調整して長時間経過した後に別の角度に再調整するときの異音の発生を防止することができる車両用シートリクライニング装置を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するため、請求項1に係る発明の構成上の特徴は、車両シートのシートクッション側に保持されたロアアームと、前記車両シートのシートバック側に保持されたアッパアームと、前記ロアアーム及び前記アッパアームの何れか一方からなる第1アームに形成された内歯ギヤと、前記ロアアーム及び前記アッパアームの他方からなる第2アームに形成され前記内歯ギヤと噛合し前記内歯ギヤより少なくとも1歯以上少ない歯数を有する外歯ギヤと、前記第1アームに前記内歯ギヤと同軸に形成された第1円周部と、前記第2アームに前記外歯ギヤと同軸に形成された第2円周部と、前記内歯ギヤと前記外歯ギヤとが噛合するように前記第1円周部及び前記第2円周部の一方が他方に偏心して内接する状態で形成される三日月状空間に収容され、前記第1円周部及び前記第2円周部の何れか一方に押圧部位を押圧されて他方に対して接触円周面で摩擦接触して楔係合する第1及び第2楔部材と、前記第1楔部材と前記第2楔部材との間に配設され前記第1楔部材及び前記第2楔部材を前記三日月状空間の両端方向にそれぞれ付勢して前記楔係合させるスプリングと、駆動装置により前記第1アーム及び前記第2アームの何れか一方の回転軸線を中心に回転可能であり、該回転の方向に応じて前記第1楔部材及び前記第2楔部材のいずれか一方を前記楔係合を解除するために前記三日月状空間の一方片側から抜く方向に押動するとともに、前記第1楔部材及び前記第2楔部材の他方を前記三日月状空間の他方片側に押し込むことにより、前記内歯ギヤ及び前記外歯ギヤの何れか一方に対して他方を偏心移動させて前記内歯ギヤと外歯ギヤとの歯数差に応じて前記アッパアームを前記ロアアームに対して回動させる駆動シャフトと、を有し、前記第1円周部又は前記第2円周部と摩擦接触する前記第1及び第2楔部材の接触円周面に潤滑剤を保持する複数の保持溝が前記回転軸線方向に延在するように設けられていることである。
請求項2に記載の発明の構成上の特徴は、請求項1において、前記保持溝は、前記第1円周部又は前記第2円周部に押圧される前記第1及び第2楔部材の押圧部位を前記駆動シャフトの径方向に延長すると前記接触円周面と重なる範囲を除いて前記接触円周面に設けられていることである。
請求項3に記載の発明の構成上の特徴は、請求項1において、前記保持溝は、前記第1楔部材及び前記第2楔部材の外周に形成された前記接触円周面に設けられていることである。
請求項4に記載の発明の構成上の特徴は、請求項1又は2において、前記ロアアームに前記内歯ギヤ及び小径の外円周面を有する前記第1円周部が形成され、前記アッパアームに前記外歯ギヤ及び前記第1円周部が内接する大径の内円周面を有する前記第2円周部が形成され、前記第1及び第2楔部材は、前記接触円周面で前記第2円周部と接触し、前記押圧部で前記第1円周部に押圧され、前記駆動シャフトは、前記ロアアームに前記内歯ギヤと同軸に軸承されていることである。
請求項1に係る発明によれば、第1,第2楔部材の接触円周面に潤滑剤を保持した保持溝を設けている。通常、第1,第2楔部材が第1円周部及び第2円周部の何れか一方に押圧部位を押圧されて他方に対して接触円周面で摩擦接触した状態が高面圧状態で長時間保持された場合、第1,第2楔部材の接触円周面に存在していた潤滑剤は拡散し、車両用シートリクライニング装置の再作動時に異音が発生することがある。しかし、そのような場合でも、保持溝内に潤滑剤を保持させておくことができるため、上記長時間保持後に車両用シートリクライニング装置を作動したときでも、保持溝内に保持されている潤滑剤は第1,第2楔部材の接触円周面に短時間で供給される。よって、第1,第2楔部材の接触円周面に生じる静摩擦力を低減して車両用シートリクライニング装置の作動直後に第1,第2楔部材を押動させることができるため、異音の発生を確実に防止することができる。
請求項2に係る発明によれば、第1,第2楔部材の接触円周面において応力集中が掛かる範囲を除いた箇所に保持溝を設けている。保持溝を設けることは第1,第2楔部材の強度を低下させることになり、例えば車両衝突時にシートへ入力される大荷重により第1,第2楔部材を破損させるおそれがある。しかし、上記大荷重により応力が集中する第1,第2楔部材の範囲を避けて保持溝を設けているので、第1,第2楔部材の強度低下を防止することができ、上記大荷重による第1,第2楔部材の破損を防止することができる。
前記請求項3に係る発明によれば、第1,第2楔部材の外周面を接触円周面として保持溝を設けている。第1,第2楔部材の外周面は内周面よりも面積が大きいので、第1,第2楔部材の外周面を接触円周面とした方が第1,第2楔部材の内周面に掛かる押圧力による外周面の単位面積当たりの面圧を小さくすることができる。そして、第1,第2楔部材の外周面の摩擦接触状態が長時間保持された場合は、車両用シートリクライニング装置の再作動時に第1,第2楔部材の外周面に設けられた保持溝内に保持されている潤滑剤が外周面に短時間で供給されるため、異音の発生を確実に防止することができる。
前記請求項4に係る発明によれば、ロアアームに内歯ギヤ及び小径の外円周面を有する第1円周部が形成され、アッパアームに外歯ギヤ及び大径の内円周面を有する第2円周部が形成されており、第1,第2楔部材は、押圧部位を第1円周部に押圧され、接触円周面で第2円周部に摩擦接触するように構成されている。これにより、各構成要素をバランスの良い大きさに構成することができると共に、第1,第2楔部材が軸方向に延在する押圧部位で小径の第1円周部により押圧され、接触円周面で大径の第2円周部と摩擦接触するので、楔効果を充分に発揮することが可能となる。
本発明の第1の実施形態に係る車両用シートリクライニング装置を取り付けた車両シートの側面図である。 第1の実施形態に係る車両用シートリクライニング装置の側面図である。 図2のA−A線矢視断面図である。 第1の実施形態に係る車両用シートリクライニング装置の分解斜視図である。 図3のB−B線矢視断面図である。 (A)は、第1の実施形態に係る車両用シートリクライニング装置の保持溝の形成回避部位を示す拡大断面図、(B)は保持溝の拡大図である。 第2の実施形態に係る車両用シートリクライニング装置の保持溝の形成回避部位を示す拡大断面図である。
以下、本発明の第1の実施の形態の車両用シートリクライニング装置について説明する。図1に示すように、車両用シートリクライニング装置10は、シートクッション30に対してシートバック20の傾斜角を調整するものである。本実施形態では、車両シート3の左右に、概略対称形の構造を採る車両用シートリクライニング装置10がそれぞれ取り付けられ、双方の車両用シートリクライニング装置10は後述する連動シャフト8によって連結されている。一方側の車両用シートリクライニング装置10にはモータ51を備える駆動装置5が取り付けられ、他方側の駆動装置を持たない車両用シートリクライニング装置10と連動して作動する。以下の車両用シートリクライニング装置10の説明は、主に駆動装置5を有する側の構造と作動について行う。
図1〜図4に示すように、ロアアーム11はシートクッション30が固定される図略のシートクッションフレームに取付穴11aを貫通するボルトで固定されている。ロアアーム11にはギヤプレート1が2個所でピン11bによって固定的に取り付けられている。ギヤプレート1のほぼ中央部分には、後述する駆動シャフト6が貫装されるシャフト穴14が穿設され、このシャフト穴14の周縁部には、シャフト穴14(駆動シャフト6)と同心になるように筒状に起立する第1円周部としてのバーリング部13が形成されている。このバーリング部13の外円周面13aは、後述するアッパアーム2のバーリング部25の内円周面25a及び圧入リング23の内円周面23aよりも小径に形成されている。さらに、ギヤプレート1には、半抜きプレス加工によってバーリング部13と同心になるように内歯ギヤ12が形成されている。内歯ギヤ12の内周側に形成されるスペース15には、後述する外歯ギヤ22が入り込んで内歯ギヤ12と噛合するようになっている。
図1〜図4に示すように、アッパアーム2はシートバック20が固定される図略のシートバックフレームに取付穴2aを貫通するボルトで固定されている。アッパアーム2のほぼ中央部分には、枢軸穴24が穿設され、この枢軸穴24の周縁部には、枢軸穴24と同心になるように筒状に起立する第2円周部としてのバーリング部25が形成されている。そして、枢軸穴24内には、バーリング部25と同心になるようにバーリング部25の内円周面25aと同形状の外円周面23bを有する第2円周部としての圧入リング23が圧入嵌合されている。既述したが、バーリング部25の内円周面25a及び圧入リング23の内円周面23aは、ギヤプレート1のバーリング部13の外円周面13aよりも大径に形成されている。
さらに、アッパアーム2には、半抜きプレス加工によってバーリング部25及び圧入リング23と同心になるように外歯ギヤ22が形成されている。アッパアーム2の外歯ギヤ22の歯数は、ギヤプレート1の内歯ギヤ12の歯数に対して、僅かに少なく設定されている。アッパアーム2の外歯ギヤ22の一部分の歯(図5の上部)は、ギヤプレート1の内歯ギヤ12の一部分の歯で噛合っている。内歯ギヤ12と外歯ギヤ22の噛合いは、後述する一対の楔部材7a、7b及びスプリング9の作用によって保持されている。
図4に示すように、一対の楔部材7a、7bは、概略リング形状の一部を直径に対して対称的に切り出した湾曲した片状であって、周方向に厚さが徐々に減少する楔形状に形成されている。図5に示すように、楔部材7a、7bは、内歯ギヤ12と外歯ギヤ22とが噛合するようにバーリング部13の外円周面13aが圧入リング23の内円周面23aに偏心して内接する状態で形成される三日月状空間に収容されている。楔部材7a、7bは、厚肉側端部72が隙間85を空けて対向しバーリング部13の外円周面13aの概略半周分を覆うように配置されている。この隙間85には、隙間85を広げるように作用するスプリング9が配設されている。スプリング9の一端91aは一方の楔部材7aの厚肉側端部72に係止され、他端91bは他方の楔部材7bの厚肉側端部72に係止されている。
さらに楔部材7a、7bについて詳述する。なお、楔部材7a、7bは、対称形状である点を除いて同一構成であるため、以下の説明では楔部材7aについて詳述する。図6(A)に示すように、楔部材7aは、その外周面70aが圧入リング23の内円周面23aに摩擦接触可能で、かつ内周面70bの一部に形成された押圧部位がバーリング部13の外円周面13aから押圧可能な形状を呈している。即ち、楔部材7aの接触円周面としての外周面70aは、その全面が圧入リング23の内円周面23aと均一に面接触可能な形状の円弧面を形成している。楔部材7aの内周面70bは、薄肉側端部74の近傍がバーリング部13の外円周面13aとの間にわずかな隙間を形成し、厚肉側端部72の側にいくにしたがってバーリング部13の外円周面13aとの隙間が狭くなり押圧部位Pにおいて軸方向に接触し、さらに厚肉側端部72の側にいくにしたがってバーリング部13の外円周面13aとの隙間が広くなる形状の楔面を形成している。
楔部材7a、7bは、バーリング部13の外円周面13aと圧入リング23の内円周面23aとの間に形成される三日月状空間に収容された状態で、バーリング部13の外円周面13aに押圧部位Pを押圧されて圧入リング23の内円周面23aに対して接触円周面(外周面70a)で摩擦接触して楔係合する。このように、楔部材7aの内周面70bとバーリング部13の外円周面13aとを接触させることにより、楔部材7aの楔効果を充分に発揮させることができる。また、楔部材7aの外周面70a全面と圧入リング23の内円周面23aとを均一に面接触させることにより、楔部材7aの外周面70aにおける応力分布を均一にすることができる。なお、楔部材7aの内周面70bをバーリング部13の外円周面13aと点接触もしくは狭小な面接触可能な形状の楔面としても、楔部材7aの楔効果を充分に発揮させることができる。
このような楔部材7aは、スプリング9によって隙間85が広げられることにより楔効果を発揮し、圧入リング23(アッパアーム2)を図5の上方に持ち上げるので、アッパアーム2の外歯ギヤ22の一部分の歯(図5の上部)をギヤプレート1の内歯ギヤ12の一部分の歯に強く押し付けてガタの無い噛合いを保持するようになっている。よって、解決課題で述べた理由から、外歯ギヤ22と内歯ギヤ12との噛合いが長時間保持された後に車両用シートリクライニング装置10を作動させると楔部材7aと圧入リング23との間で大きな異音が発生する場合がある。この問題を解消するため、本実施形態の楔部材7aの外周面70aには、グリス等の潤滑剤Gを保持した複数(本例では3本)の保持溝75が駆動シャフト6の回転軸線方向に延在するように形成されている。
このように、楔部材7aの外周面70aに保持溝75を設けることにより、楔部材7aの外周面70aと圧入リング23の内円周面23aとの摩擦接触が高面圧状態で長時間保持された場合でも、保持溝75内に潤滑剤Gを保持させておくことができる。これにより、上記長時間保持後に車両用シートリクライニング装置10を作動したときでも、保持溝75内に保持されている潤滑剤Gは楔部材7aの外周面70aに短時間で供給されるので、楔部材7aの外周面70aと圧入リング23の内円周面23aとの静摩擦力を低減することができる。よって、車両用シートリクライニング装置10の作動直後に楔部材7aを圧入リング23内で押動させることができるため、楔部材7aと圧入リング23との間での異音の発生を確実に防止することができる。
また、楔部材7aの外周面70aは内周面70bよりも面積が大きいので、楔部材7aの外周面70aを接触円周面とした方が楔部材7aの内周面70bに掛かる押圧力による外周面70aの単位面積当たりの面圧を小さくすることができる。そして、楔部材7aの外周面70aの摩擦接触状態が長時間保持された場合は、車両用シートリクライニング装置10の再作動時に楔部材7aの外周面70aに設けられた保持溝75内に保持されている潤滑剤Gが外周面70aに短時間で供給されるため、異音の発生を確実に防止することができる。
保持溝75は、楔部材7aの押動方向である周方向に直交する軸方向に複数(2本以上)形成することが好ましい。さらに、図6(B)のA部拡大図に示すように、保持溝75の断面形状は、溝内が円弧形状であって両端がR面取りされていることが好ましい。楔部材7aの外周面70aが圧入リング23の内円周面23aと摺動することにより、保持溝75内に保持されている潤滑剤Gを楔部材7aの外周面70aと圧入リング23の内円周面23aとの間に均一にかつ円滑に供給することができるためである。なお、保持溝75の両端をR面取りすることにより楔部材7aの外周面70aの面積が減少するため、圧入リング23の内円周面23aとの単位面積当たりの面圧が増加するが、保持溝75の両端にはR面取りにより潤滑剤Gが供給され易くなるため、楔部材7aの外周面70aと圧入リング23の内円周面23aとの静摩擦力を低減することができる。
例えば車両衝突時にシートへ入力される大荷重により楔部材7aの内周面70bの押圧部位Pに応力が集中する。そして、楔部材7aの外周面70a(接触円周面)においては、押圧部位Pを駆動シャフト6の径方向に延長すると接触円周面と重なる範囲が上記大荷重により応力が集中する範囲であると考えられる。この応力集中範囲に保持溝75を設けることは楔部材7aの強度を低下させることになり、楔部材7aを破損させるおそれがある。楔部材7aの破損を防止するためには、応力集中範囲を避けて保持溝75を設ければ良い。
即ち、押圧部位Pの両端と駆動シャフト6の中心Oとを通る一点鎖線で示す2本の直線L1,L2を引き、直線L1,L2が楔部材7a、7bの外周面70aと重なる範囲PPを上記大荷重により応力が集中する範囲である。そして、範囲PPには保持溝75を設けず、この範囲PPを除く箇所に保持溝75を設けるようにする。これにより、上記大荷重により応力が集中する楔部材7aの外周面70aの範囲PPには保持溝75が設けられていないので楔部材7aの強度低下を防止することができ、上記大荷重による楔部材7aの破損を防止することができる。
図3,図4に示すように、ギヤプレート1のシャフト穴14には駆動シャフト6が回転自在に貫挿している。駆動シャフト6の長さ方向のほぼ中央部には、円板平面状の一部を径方向開放するように切欠いた扇形状を有するカム部66が形成されている。一方、楔部材7a、7bの端面部には、アッパアーム2のバーリング部25および圧入リング23の端面より軸方向に突出するように突起部71が形成されている。そして、カム部66の切欠き部分の端面66aは、駆動シャフト6が一方向に回転すると、楔部材7a、7bのいずれかの突起部71の端面73に当接して、スプリング9の力に抗して楔部材7a、7bの隙間85を狭くするように移動させる。また、駆動シャフト6がその逆方向に回転すると、他方の楔部材7a、7bを移動させ、同様に隙間85を狭くするように移動させる。
また、カム部66の扇形状の部分は、楔部材7a、7bの端面部の突起部71以外の端面を覆う大きさの外径を有するように形成されている。これにより、シートバック20から過大な荷重が作用し、その結果として楔部材7a、7bに大きな荷重が作用した場合でも、楔部材7a、7bが所定位置から外れることを防止することができる。なお、楔部材7a、7bの端面部に突起部71を形成し、駆動シャフト6上の円板平面状を切欠いて形成されたカム部66に突起部71が当接するように構成したことで、カム部66を有する駆動シャフト6を鋼材の塑性加工方法で容易に作成することができる。
図2,図3,図4に示すように、駆動シャフト6は、その両端部に軸方向に複数の歯溝を持つセレーション部61、65が形成されている。ロアアーム11上には、ピン56aによって駆動装置5が取り付けられている。駆動装置5は駆動源としてのモータ51とウォームギヤ53、ウォームホィール54、ピニオンギヤ57、及びギヤ55からなる減速装置を有し、モータ51の回転を、最終段階のギヤ55に伝達する。ギヤ55はその中心に駆動シャフト6のセレーション部65と係合するセレーション55aを有している。ここでは図示しないが、モータ51は乗員が操作するスイッチによって正転、および逆転が自在にできるように構成されている。
以上のような構成のリクライニング装置10を組み付け状態にするために、図3,図4に示すように、駆動シャフト6のギヤプレート1側はワッシャ63を介して止め輪64を駆動シャフト6の円周上の溝に係止させ、さらに駆動シャフト6のアッパプレート2側上にはスプリング9を押さえる機能を持つカバー81が取り付けられ止め輪62で係止されている。さらに車両用シートリクライニング装置10に過大な荷重が加わったとき、ギヤプレート1とアッパアーム2の歯の噛合いが軸方向に外れないようにするためにアッパアーム2には押さえプレート21が、またギヤプレート1には押さえプレート18がそれぞれ相手側であるアッパアーム2とギヤプレート1を挟むように取り付けられている。駆動シャフト6のセレーション部61には、連動シャフト8の一端が嵌着されている。連動シャフト8の他端は、駆動シャフト6とは反対側のセレーションと係合しており、駆動装置5の駆動力をシート反対側に取り付けられたもう一方の車両用シートリクライニング装置10に伝達している。
次に、車両用シートリクライニング装置10の角度調整作動を説明する。まず、図5に示すように、駆動シャフト6が回転していない場合には、スプリング9により楔部材7a、7bが三日月状空間において互いに離間する方向に付勢されている。このため、楔部材7a、7bの内周面70bの押圧部位Pはバーリング部13の外円周面13aに径外方向に強く押され、外周面70a(接触円周面)が圧入リング23の内円周面23aに対して強く押し付けられて摩擦接触する。このようにして、楔部材7a、7bと圧入リング23とのギヤプレート1に対する回転が規制されている。この回転の規制により、アッパアーム2の外歯22とギヤプレート1の内歯12との噛合いが所定位置で保持される。
次に、図示しないスイッチを操作してモータ51が一方向に回転すると、減速装置を経て駆動シャフト6に回転トルクが伝達される。駆動シャフト6が右回り方向に回転すると、カム部66の端面66aは、楔部材7a、7bのうちの主動側の楔部材7aの突起部71の端面73に当接して、楔部材7aを楔係合を解除するために三日月状空間の左方片側から抜く方向に押動する。この押動が外歯ギヤ22と内歯ギヤ12との噛合いが長時間保持された後であるときは、楔部材7aと圧入リング23との間で大きな異音が発生する場合がある。しかし、楔部材7aの外周面70aに形成された保持溝75内に保持されている潤滑剤Gは、楔部材7aが押動されるとき外周面70aに短時間で供給されるので、楔部材7aの外周面70aと圧入リング23の内円周面23aとの静摩擦力を低減して異音の発生を確実に防止することができる。
そして、主動側の楔部材7aは、スプリング9の力に抗して従動側の楔部材7bとの間の隙間85を狭くするように、駆動シャフト6の回転軸線周りに回転させられる。これにより、楔部材7aによる楔係合が解除されて内歯ギヤ12と外歯ギヤ22との噛合い位置が移動可能となる。そして、主動側の楔部材7aの厚肉側端部72が従動側の楔部材7bの厚肉側端部72と当接することにより、あるいは該当接の前にスプリング9の付勢力により、従動側の楔部材7bは三日月状空間の右方片側に押し込まれて駆動シャフト6の回転軸線周りに回転させられる。即ち、楔部材7a、7bは駆動シャフト6と同一の方向に駆動シャフト6の回転軸線周りに回転する。
ギヤプレート1の内歯ギヤ12はバーリング部13と同心であり、その中心は駆動シャフト6の回転軸線上にある。また、アッパアーム2の圧入リング23との間には周方向に厚みの異なる楔部材7a、7bが介在しているため、ギヤプレート1の内歯ギヤ12の中心とアッパアーム2の外歯ギヤ22の中心とは偏心している。このため、アッパリング2の外歯ギヤ22がギヤプレート1の内歯ギヤ12に対して偏心移動する。これにより、外歯ギヤ22と内歯ギヤ12との歯の噛合い位置が移動する。更に、内歯ギヤ12の中心に対して外歯ギヤ22が偏心移動し歯の噛合い位置が順次移動する。そして、駆動シャフト6が1回転するごとに双方の歯数の差分の角度に相当する角度分だけアッパアーム2がギヤプレート1に対して回動する。これにより、シートクッション30に対するシートバック20の角度が調整される。
スイッチの操作によりモータを停止させると、駆動シャフト6の回転が停止する。そして、駆動シャフトのカム部66が回転を停止する。これにより、主動側の楔部材7aの回転は停止する。従動側の楔部材7bは、スプリング9のばね力によって主動側の楔部材7aとの間隔85を広げるように更に回転する。その後、駆動シャフト6が若干逆回転して、カム部66の端面66aが主動側の楔部材7aの薄肉側端部74から離間する。スプリング9のばね力によって楔部材7a、7bが間隔85を離間させる方向に移動し、その外周面70aの楔効果によって停止する。これにより、内歯ギヤ12と外歯ギヤ22との噛合い位置が保持されて、ギヤプレート1に対してアッパアーム2が所定角度でロックされる。なお、スイッチの操作によりモータ51を逆方向に回転させると、駆動シャフト6が逆方向に回転し、楔部材7a、7bの主従が逆転し、楔部材7bが主動側、楔部材7aが従動側となる。
第2の実施形態に係る車両用シートリクライニング装置10は、図8に示すように、楔部材37a、37bは、外周面36aの一部に形成された押圧部位Rが圧入リング23の内円周面23aから押圧可能で、かつその内周面36bがバーリング部13の外円周面13aに摩擦接触可能な形状を呈している点のみが、第1の実施形態に係る車両用シートリクライニング装置10と異なる構成となっている。即ち、楔部材37a、37bの外周面36aは、薄肉側端部38の近傍が圧入リング23の内円周面23aとの間にわずかな隙間を形成し、厚肉側端部39の側にいくにしたがって圧入リング23の内円周面23aとの隙間が狭くなり押圧部位Rにおいて軸方向に接触し、さらに厚肉側端部39の側にいくにしたがって圧入リング23の内円周面23aとの隙間が広くなる形状の楔面を形成している。楔部材37a、37bの接触円周面としての内周面36bは、その全面がバーリング部13の外円周面13aと均一に面接触可能な形状の円弧面を形成している。
これにより、駆動シャフト6が回転していないときには、楔部材37a、37bは圧入リング23の内円周面23aにより強く押されてバーリング部13の外円周面13aに対して摩擦接触するので、ギヤプレート1に形成された内歯ギヤ12と、アッパアーム2に形成された外歯ギヤ22との噛合い位置が保持される。
楔部材37a、37bの内周面36bには、グリス等の潤滑剤Gを保持した複数(本例では3本)の保持溝35が駆動シャフト6の回転軸線方向に延在するように形成されている。このように、楔部材37a、37bの内周面36bに保持溝35を設けることにより、楔部材37a、37bの内周面36bとバーリング部13の外円周面13aとの摩擦接触が高面圧状態で長時間保持された場合でも、保持溝35内に潤滑剤Gを保持させておくことができる。
これにより、上記長時間保持後に車両用シートリクライニング装置10を作動したときでも、保持溝35内に保持されている潤滑剤Gは楔部材37a、37bの内周面36bに短時間で供給されるので、楔部材37a、37bの内周面36bとバーリング部13の外円周面13aとの静摩擦力を低減することができる。よって、車両用シートリクライニング装置10の作動直後に楔部材37a、37bをバーリング部13上で押動させることができるため、楔部材37a、37bとバーリング部13との間での異音の発生を確実に防止することができる。なお、この保持溝35も、第1の実施形態の保持溝75と同様の形状及び部位(図6(B)参照)に形成されており、楔部材37a、37bの強度は確保されている。
なお、第1及び第2の実施形態においては、内歯ギヤ12及び小径の外円周面13aを有する第1円周部13が形成されたギヤプレート1をロアアーム11に一体的に固定し、アッパアーム2に外歯ギヤ22及び第1円周部13が内接する大径の内円周面23aを有する第2円周部23が設けられているが、外歯ギヤ及び大径の内円周面を有する第2円周部が形成されたギヤプレートをロアアーム11に一体的に固定し、アッパアームに内歯ギヤ及び前記第2円周部に内接する小径の外円周面を有する第1円周部を形成してもよい。
また、ロアアーム11に内歯ギヤ及び大径の内円周面を有する第1円周部が形成されたギヤプレートを一体的に固定し、アッパアーム2に外歯ギヤ及び第1円周部に内接する小径の外円周面有する第2円周部を形成するようにしてもよい。このようにすると、外歯ギヤと内歯ギヤとの噛合部と軸線に対して同じ側で第2円周部が第1円周部に内接することとなる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の主旨を逸脱しない範囲内で種々の変形が可能であることは勿論である。
1:ギヤプレート、2:アッパアーム、3:車両シート、5:駆動装置、6:駆動シャフト、7a、7b、37a、37b:楔部材、9:スプリング、10:車両用シートリクライニング装置、11:ロアアーム、12:内歯ギヤ、13:バーリング部(第1円周部)、13a:バーリング部の外円周面、20:シートバック、22:外歯ギヤ、23:圧入リング(第2円周部)、23a:圧入リングの内円周面、24:枢軸穴、25:バーリング部、30:シートクッション、35、75:保持溝、36a、70a:楔部材の外周面、36b、70b:楔部材の内周面、G潤滑剤

Claims (4)

  1. 車両シートのシートクッション側に保持されたロアアームと、
    前記車両シートのシートバック側に保持されたアッパアームと、
    前記ロアアーム及び前記アッパアームの何れか一方からなる第1アームに形成された内歯ギヤと、
    前記ロアアーム及び前記アッパアームの他方からなる第2アームに形成され前記内歯ギヤと噛合し前記内歯ギヤより少なくとも1歯以上少ない歯数を有する外歯ギヤと、
    前記第1アームに前記内歯ギヤと同軸に形成された第1円周部と、
    前記第2アームに前記外歯ギヤと同軸に形成された第2円周部と、
    前記内歯ギヤと前記外歯ギヤとが噛合するように前記第1円周部及び前記第2円周部の一方が他方に偏心して内接する状態で形成される三日月状空間に収容され、前記第1円周部及び前記第2円周部の何れか一方に押圧部位を押圧されて他方に対して接触円周面で摩擦接触して楔係合する第1及び第2楔部材と、
    前記第1楔部材と前記第2楔部材との間に配設され前記第1楔部材及び前記第2楔部材を前記三日月状空間の両端方向にそれぞれ付勢して前記楔係合させるスプリングと、
    駆動装置により前記第1アーム及び前記第2アームの何れか一方の回転軸線を中心に回転可能であり、該回転の方向に応じて前記第1楔部材及び前記第2楔部材のいずれか一方を前記楔係合を解除するために前記三日月状空間の一方片側から抜く方向に押動するとともに、前記第1楔部材及び前記第2楔部材の他方を前記三日月状空間の他方片側に押し込むことにより、前記内歯ギヤ及び前記外歯ギヤの何れか一方に対して他方を偏心移動させて前記内歯ギヤと外歯ギヤとの歯数差に応じて前記アッパアームを前記ロアアームに対して回動させる駆動シャフトと、を有し、
    前記第1円周部又は前記第2円周部と摩擦接触する前記第1及び第2楔部材の接触円周面に潤滑剤を保持する複数の保持溝が前記回転軸線方向に延在するように設けられていることを特徴とする車両用シートリクライニング装置。
  2. 前記保持溝は、前記第1円周部又は前記第2円周部に押圧される前記第1及び第2楔部材の押圧部位を前記駆動シャフトの径方向に延長すると前記接触円周面と重なる範囲を除いて前記接触円周面に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両用シートリクライニング装置。
  3. 前記保持溝は、前記第1楔部材及び前記第2楔部材の外周に形成された前記接触円周面に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の車両用シートリクライニング装置。
  4. 前記ロアアームに前記内歯ギヤ及び小径の外円周面を有する前記第1円周部が形成され、
    前記アッパアームに前記外歯ギヤ及び前記第1円周部が内接する大径の内円周面を有する前記第2円周部が形成され、
    前記第1及び第2楔部材は、前記接触円周面で前記第2円周部と接触し、前記押圧部で前記第1円周部に押圧され、
    前記駆動シャフトは、前記ロアアームに前記内歯ギヤと同軸に軸承されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用シートリクライニング装置。
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