JP5052856B2 - リクライニングアジャスタ - Google Patents
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Description
前記押圧部材は、可動軸受けに当接する押圧部が、固定軸受け側に向いた位置から可動軸受けに当接する方向に、バネ部材により、回転可能に付勢されたカムからなり、
前記係合部材は、前記カムと同じ方向に、前記バネ部材とは異なるバネ部材により、回転可能に付勢されたラッチ部材からなり、
前記カムにおける可動軸受けに接する押圧部が、前記ラッチ部材におけるウオームに係合する係合部よりも、前記各バネ部材により復帰動作する方向に沿って先行位置となるように設けられ、
前記ラッチ部材は、回転中心よりも下方において、回転方向に沿って前後方向に長い長孔からなる長孔状軸挿通孔を有し、
前記カムは、回転中心よりも下方において円形の軸挿通孔を有し、
前記ラッチ部材の長孔状軸挿通孔と前記カムの円形の軸挿通孔には共通の軸ピンが挿通されており、
前記ラッチ部材は操作レバーに連結され、操作レバーの動作方向に従って、前記ウオームに係合する方向又は非係合方向に動作し、
前記操作レバーが一方向に動作すると、前記ラッチ部材を付勢するバネ部材の弾性力に抗して、ラッチ部材が非係合方向に動作し、前記軸ピンが前記長孔状軸挿通孔の孔壁を押圧して、該ラッチ部材と共に前記カムも一緒に非係合方向に動作させる一方、
前記操作レバーが他方向に動作し、前記軸ピンが前記長孔状軸挿通孔の略中央位置に復帰すると、前記各バネ部材の弾性力により、前記カム及びラッチ部材が復帰動作し、復帰動作する方向に沿って先行に位置するカムが前記可動軸受けを押圧し、次いで、ラッチ部材が前記ウオームに係合して前記シートバックが所定の傾斜角で保持される構成であることを特徴とするリクライニングアジャスタを提供する。
また、前記ウオームの可動軸受け側の端部の歯部周面には係合溝が形成され、前記ラッチ部材は、該係合溝に係合可能な係合部を備えている構成とすることが好ましい。
さらに、前記ラッチ部材は、シートバックに後方モーメントが付加されて、前記ウオームが、前記ウオームホイールを介して回転しようとすると、前記ウオームの係合溝に係合している前記ラッチ部材の係合部が、該係合溝により深く係合する方向への力が伝達されるように設けられていることが好ましい。
1,2 固定側ブラケット
3 可動側ブラケット
4 ウオーム
4a,4b 凹部
4c 係合溝
5 ウオームホイール
11 固定軸受け
12 可動軸受け
11a,12a 凹部
13,14 ボール
21,22 カム
21c,22c 押圧部
23 ラッチ部材
23c 係合部
27,29 コイルスプリング
40 操作レバー
Claims (9)
- 固定側ブラケットに対して、シートバックフレームに連結される可動側ブラケットを回動可能に支持すると共に、シートバックの傾斜角を調節するリクライニングアジャスタであって、
前記固定側ブラケットと可動側ブラケットのいずれか一方に支持されたウオームと、このウオームに噛合し、前記固定側ブラケットと可動側ブラケットのいずれか他方に支持されたウオームホイールとを備え、
前記ウオームの軸方向一端は、前記固定側ブラケット又は可動側ブラケットに固定された固定軸受けにより支持され、軸方向他端は、前記固定側ブラケット又は可動側ブラケットに、ウオームの軸方向に略直交する方向に可動に支持された可動軸受けにより支持されており、
さらに、シートバックを所定の傾斜角で保持する際に、前記可動軸受けをウオームホイールに接近する方向に押圧し、前記固定軸受け側の端部を中心としてウオームの軸心を傾斜させ、該ウオームをウオームホイールに押し付け、摩擦力によりウオームの回転速度を抑制する押圧部材と、
前記押圧部材により回転速度が抑制された後に、前記ウオームに係合し、ウオームを回転不能にロックする係合部材と
を有してなり、
前記押圧部材は、可動軸受けに当接する押圧部が、固定軸受け側に向いた位置から可動軸受けに当接する方向に、バネ部材により、回転可能に付勢されたカムからなり、
前記係合部材は、前記カムと同じ方向に、前記バネ部材とは異なるバネ部材により、回転可能に付勢されたラッチ部材からなり、
前記カムにおける可動軸受けに接する押圧部が、前記ラッチ部材におけるウオームに係合する係合部よりも、前記各バネ部材により復帰動作する方向に沿って先行位置となるように設けられ、
前記ラッチ部材は、回転中心よりも下方において、回転方向に沿って前後方向に長い長孔からなる長孔状軸挿通孔を有し、
前記カムは、回転中心よりも下方において円形の軸挿通孔を有し、
前記ラッチ部材の長孔状軸挿通孔と前記カムの円形の軸挿通孔には共通の軸ピンが挿通されており、
前記ラッチ部材は操作レバーに連結され、操作レバーの動作方向に従って、前記ウオームに係合する方向又は非係合方向に動作し、
前記操作レバーが一方向に動作すると、前記ラッチ部材を付勢するバネ部材の弾性力に抗して、ラッチ部材が非係合方向に動作し、前記軸ピンが前記長孔状軸挿通孔の孔壁を押圧して、該ラッチ部材と共に前記カムも一緒に非係合方向に動作させる一方、
前記操作レバーが他方向に動作し、前記軸ピンが前記長孔状軸挿通孔の略中央位置に復帰すると、前記各バネ部材の弾性力により、前記カム及びラッチ部材が復帰動作し、復帰動作する方向に沿って先行に位置するカムが前記可動軸受けを押圧し、次いで、ラッチ部材が前記ウオームに係合して前記シートバックが所定の傾斜角で保持される構成であることを特徴とするリクライニングアジャスタ。 - 前記固定軸受けとウオームの各対向面及び前記可動軸受けとウオームの各対向面にそれぞれ凹部が形成され、
前記ウオームは、互いに対向する各凹部間に収納されたボールを介して支持されていることを特徴とする請求項1記載のリクライニングアジャスタ。 - 前記各凹部が、内面にテーパ面を備えた略すり鉢状に形成されていることを特徴とする請求項2記載のリクライニングアジャスタ。
- 前記可動軸受けに形成された凹部は、内面にテーパ面を備えた略すり鉢状に形成されていると共に、可動軸受けの可動方向に沿って長い長孔状に形成されていることを特徴とする請求項3記載のリクライニングアジャスタ。
- 前記可動軸受けに形成された凹部は、長孔のうち中心より下方の部分は、正面から見て、円孔の直径に相当する部分よりもやや狭い幅で下方に延びるように形成されていることを特徴とする請求項4記載のリクライニングアジャスタ。
- 前記ウオームは、前記固定軸受け及び可動軸受けとの対向面に設けられた凸部を有し、該凸部が、前記固定軸受け及び可動軸受けにおけるウオームとの対向面に設けられた凹部に係合することにより支持されていることを特徴とする請求項1、4又は5記載のリクライニングアジャスタ。
- 前記係合部材は、前記ウオームのうち、可動軸受け側の端部のみに、ウオームホイール側に押し付ける方向に押圧しつつ、係合可能であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1に記載のリクライニングアジャスタ。
- 前記ウオームの可動軸受け側の端部の歯部周面には係合溝が形成され、前記ラッチ部材は、該係合溝に係合可能な係合部を備えていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1に記載のリクライニングアジャスタ。
- 前記ラッチ部材は、シートバックに後方モーメントが付加されて、前記ウオームが、前記ウオームホイールを介して回転しようとすると、前記ウオームの係合溝に係合している前記ラッチ部材の係合部が、該係合溝により深く係合する方向への力が伝達されるように設けられていることを特徴とする請求項8記載のリクライニングアジャスタ。
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