JP2010277999A - 染料感応太陽電池及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】染料感応太陽電池及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】透明な導電性酸化物を受光基板として使用しない染料感応太陽電池及びその製造方法が提供されている。この染料感応太陽電池は、貫通ホールを有し、下部電極層と光電変換部との間に配置される上部電極層及び下部電極層と受光基板との間に配置される支持体とを含む。支持体は、絶縁性の多孔性膜でありうる。
【選択図】図5

Description

本発明は、太陽電池に関し、より詳細には、染料感応太陽電池及びその製造方法に関する。
太陽電池は、太陽から放出される光エネルギーを電気エネルギーへ転換する光電エネルギー変換システム(photovoltaic energy conversion system)である。現在主に使われるシリコン太陽電池は、光電エネルギーを変換させるため、シリコン内に形成されるp−n接合ダイオード(p−n junction diode)を利用する。
しかし、電子とホールとの時期尚早の再結合(premature recombination)を防止するために、使われるシリコンは、高純度及び低欠陥を有しなければならない。このような技術的要求は、使われる材料の費用の増加を生じるため、シリコン太陽電池の場合、電力当たり製造費用が高い。
これに加えて、バンドギャップ以上のエネルギーを有する複数の光子(photons)のみが電流を生成することに寄与するため、シリコン太陽電池のシリコンは、可能な低いバンドギャップ(bandgap)を有するようにドーピングされる。しかし、このように低くなったバンドギャップのため、青色光又は紫外線によって励起された複数の電子(excited electrons)は、過度なエネルギーを有するようになって、電流生産に寄与することより熱で消耗される。
なお、光子(photon)がキャプチャーリング(capturing)される可能性を増加させるためには、p型層(p−type layer)は、十分に厚くなければならないが、このような厚いp型層は、励起された電子がp−n接合に到達する前に電孔と再結合する可能性を増加させるため、シリコン太陽電池の効率は、約7乃至15%の付近でとどまる。
一方、非特許文献1で知らされた、光合成反応の原理に基づいた染料感応太陽電池(Dye−sensitized Solar Cell:DSC)を提案した。そのグレッチェルセルを原型(prototype)とした染料感応太陽電池は、光電エネルギー変換のために、p−n接合ダイオードでなく染料及び遷移金属酸化膜を利用する光電気化学システム(photoelectrochemical system)である。このような染料感応太陽電池は、使われる材料が低価であり、その製造方法が単純であるので、シリコン太陽電池に比べて生産費用が低価である。したがって、染料感応太陽電池のエネルギー変換効率が増加される場合、シリコン太陽電池に比べて電力当たり製造費用を低減されることができる。
米国特許第4,927,771号明細書 米国特許公開第2005/0274412号明細書
Michael Gratzel、Mohammad K. Nazeeruddin、及びBrian O’Reganは、1991年にその グレッチェルセル(Gratzel cell)
本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、製造費用を低減されることができる染料感応太陽電池を提供することにある。
また、本発明の他の目的は、入射光の透過度を増加させることができる染料感応太陽電池を提供することにある。
また、本発明のさらに他の目的は、製造費用を低減されることができる染料感応太陽電池の製造方法を提供することにある。
また、本発明のさらに他の目的は、入射光の透過度を増加させることができる染料感応太陽電池の製造方法を提供することにある。
上述した技術的課題を達成するために、本発明は、透明導電性酸化物を受光基板として使用しない染料感応太陽電池を提供する。この染料感応太陽電池は、下部電極層及び受光基板との間に配置された光電変換部(photovoltaic conversion part)と、貫通ホールを有し、前記下部電極層と前記光電変換部との間に配置される上部電極層と、前記下部電極層の上部面を覆い、前記下部及び上部電極層との間に配置される触媒層と、前記貫通ホールを満たし、前記触媒層と前記受光基板との間に配置される電解液(electrolytic solution)とを含む。この時、前記下部電極層、及び前記受光基板との間、又は支持体(supporter)が配置され、前記支持体は、絶縁性の多孔性膜であり、前記電解液は、前記支持体に含浸(impregnate)される。
前記支持体は、前記触媒層と前記上部電極層との間に配置され、前記上部電極層と前記受光基板との間に配置され、前記触媒層と前記上部電極層との間、及び前記上部電極層と前記受光基板との間に配置されることができる。
前記受光基板は、非導電性の透明な(non−conductive transparent)物質に形成されることができ、前記光電変換部は、複数の半導体粒子、及び前記半導体粒子のそれぞれの表面に付着された複数の染料物質を含むことができる。一実施形態によると、前記光電変換部は、前記受光基板から離隔されうる。また、前記上部電極層の上部面及び下部面は、実質的に全体にわたって扁平でありうり、前記貫通ホールは、前記上部電極層内に規則的に配列できる。
上述した技術的課題を達成するために、本発明は、透明導電性酸化物を受光基板として使用しない染料感応太陽電池の製造方法を提供する。この方法は、貫通ホールが形成された上部電極層を準備する段階と、下部電極層上に前記貫通ホールが形成された前記上部電極層を配置する段階と、前記上部電極層上に光電変換部を形成する段階と、前記光電変換部上に受光基板を形成する段階と、前記下部電極層と、及び前記受光基板との間に支持体(supporter)を形成する段階と、前記支持体に電解液を含浸させる段階とを含むことができる。この時、前記支持体は、絶縁性の多孔性膜に形成されることができる。
前記支持体は、前記触媒層と前記上部電極層との間に配置され、前記上部電極層と前記受光基板との間に配置され、前記触媒層と前記上部電極層との間、及び前記上部電極層と前記受光基板との間に配置されることができる。
前記貫通ホールは、前記上部電極層を前記下部電極層の上に付着する前に前記上部電極層の内に形成されることができ、前記受光基板は、非導電性の透明な物質に形成されることができる。前記下部電極層、及び前記上部電極層は、金属膜(metal film)に形成され、前記光電変換部は、複数の半導体粒子、及び前記半導体粒子のそれぞれの表面に付着された複数の染料物質を含むことができる。
一実施形態によると、前記下部電極層上に前記上部電極層を付着する前に、前記下部電極層の上部面に触媒層を形成する段階と、前記触媒層の上部面のエッジに前記下部電極層から前記上部電極層を離隔させる下部密封剤を形成する段階と、前記上部電極層の上部面のエッジに前記上部電極層から前記受光基板を離隔させる上部密封剤を形成する段階とがさらに実施できる。
一実施形態によると、前記貫通ホールが形成された上部電極層を準備する段階は、金属膜を準備した後、蝕刻マスクを利用して前記金属膜をパターニングする段階を含むことができる。この時、前記蝕刻マスクは、前記貫通ホールが形成される位置を定義する開口部を有し、前記開口部は、空間的に規則性あるように形成されることができる。
一実施形態によると、前記下部電極層上に前記上部電極層を付着する段階は、ロール−ロール工程を使用して実施できる。
本発明に係る染料感応太陽電池の一実施形態によると、透明導電性酸化物を含まない受光基板が使われる。これに従い、染料感応太陽電池の製造費用を低減されることができるだけでなく入射光の透過度損失を最小化できる。
また、光電変換部の下部に、染料感応太陽電池の電子循環体系を構成する上部電極層及び下部電極層が配置され、前記上部及び下部電極層との間には多孔質の絶縁性物質に形成される支持体が配置される。前記支持体は、多様な理由からも生じることができる上部及び下部電極との間の電気的ショットを予防するのに寄与する。
本発明に係る染料感応太陽電池の一実施形態を示す断面図である。 本発明に係るフレキシブルな特性を有する染料感応太陽電池の一実施形態を示す断面図である。 本発明に係る染料感応太陽電池の一実施形態による上部電極層を示す斜視図である。 本発明に係る染料感応太陽電池の一実施形態による上部電極層を示す斜視図である。 本発明に係る染料感応太陽電池の一実施形態による上部電極層の形成方法を示す図面である。 本発明に係る染料感応太陽電池の他の実施形態による染料感応太陽電池を示す断面図である。 本発明に係る染料感応太陽電池の他の実施形態による染料感応太陽電池を示す断面図である。 本発明に係る染料感応太陽電池の他の実施形態による染料感応太陽電池を示す断面図である。 本発明に係る染料感応太陽電池の他の実施形態を示す断面図である。 本発明に係る染料感応太陽電池の他の実施形態を示す断面図である。 本発明に係る染料感応太陽電池の製造方法の一実施形態を示す順序図である。 本発明に係る染料感応太陽電池の製造方法の他の実施形態を示す順序図である。 本発明に係る染料感応太陽電池の製造方法のその他の実施形態を示す順序図である。
以上の本発明の目的、他の目的、特徴、及び長所は、添付された図面を参照する以下の望ましい実施形態を通じて容易に分かるはずである。しかし、本発明は、ここで説明される実施形態に限定されずに他の形態に具体化されうる。むしろ、ここで紹介される実施形態は、開示された内容が徹底であり、完全になるように、当業者に本発明の思想が十分に伝えられることができるように提供されるものである。
本明細書において、ある膜が他の膜又は基板の上にあると言及される場合、それは、他の膜又は基板の上に直接形成されるか、又はこれらの間に第3の膜が介在されうることを意味する。また、図面において、膜及び領域の厚さは、技術的内容を効果的に説明するために誇張されることができる。また、本明細書の多様な実施形態で第1、第2、第3等の用語が多様な領域、膜等を説明するために使われしかし、これらの領域、膜がこのような用語によって限定されない。これらの用語は、単なる所定の領域、又は膜を他の領域、又は膜と区別するために使われたものである。したがって、ある一実施形態で第一膜質として言及された膜質が他の実施形態では、第2膜質として言及されることができる。ここで説明され、例示される各々の実施形態は、その相補的な実施形態を含む。
図1は、本発明に係る染料感応太陽電池の一実施形態を示す断面図であり、図2は、本発明に係るフレキシブルな特性を有する染料感応太陽電池の一実施形態を示す断面図であり、図3は、本発明に係る染料感応太陽電池の一実施形態による上部電極層を示す斜視図である。
図1を参照すると、本発明の実施形態による染料感応太陽電池100は、下部電極層10、下部電極層10の上に配置される受光基板70、下部電極層10と受光基板70との間に配置される光電変換部50、及び光電変換部50と下部電極層10との間に配置される上部電極層40とを含む。これに加えて、下部電極層10の上部面又は上部電極層40から離隔された触媒層20が形成され、触媒層20と受光基板70との間の空間は、電解液80(electrolyte solution)で満たされる。
光電変換部50は、半導体物質及び半導体物質の表面に吸着された染料を含むことができる。一実施形態によると、図2に示すように、光電変換部50は、酸化物半導体粒子52及び酸化物半導体粒子52の表面に吸着された染料物質54を含むことができる。酸化物半導体粒子52は、チタニウム酸化物TiO2、錫酸化物SnO2、ジルコニウム酸化物ZrO2、シリコン酸化物SiO2、マグネシウム酸化物MgO、ニオビウム酸化物Nb2O5、及び亜鉛酸化物ZnOなどと同じ、遷移金属酸化物を含む金属酸化物の中の1つでありうる。染料物質54は、光エネルギーを電気的エネルギーに転換させることができるルテニウムコンプレックス(ruthenium complex)のような染料分子でありうる。例えば、染料物質54は、N719(Ru(dcbpy)2(NCS)2 containing 2 protons)でありうる。しかし、N712、Z907、Z910及びK19等のような公知された染料の中の少なくとも1つでありうる。本発明の実施形態による染料感応太陽電池100は、フレキシブルな特性を有することができる。即ち、図2に示すように、製品の外形を変形させることができる外力(external force)の下でも、染料感応太陽電池100は、実質的な機能喪失、又は製品破損なし正常に動作できる。このような実施形態によると、受光基板70、下部電極層10及び上部電極層40は、フレキシブルな特性を提供できる厚さ及び物質に形成されることができる。
より具体的に、下部電極層10及び上部電極層40の各々は、金属及び金属合金の中の少なくとも1つを含む薄膜(thin film)又はホイール(foil)でありうる。例えば、物質の種類において、下部電極層10及び上部電極層40は、チタニウム、ステンレススチール、アルミニウム、及び銅などに形成されることができる。しかし、他の多様な金属性物質に形成されることができる。変形された実施形態によると、下部電極層10の下部面は、絶縁性薄膜(図示せず)でコーティングできる。また、下部電極層10及び上部電極層40の厚さは、フレキシブルな特性を提供できるように、数マイクロメートル乃至数ミリメートルの厚さの範囲内で選択されることができ、より具体的な厚さは、該当物質の種類によって変わることができる。
本発明の実施形態によると、受光基板70は、透明導電性酸化物(TCO:transparent conductive oxide)無しで、透明な物質のみで形成される。例えば、受光基板70は、ガラス(glass)又は高分子フィルムで形成されることができる。知らされたように、TCOを含む透明基板は、導電性を提供できるが、しかし、その製品単価が高いので、これを使用しない染料感応太陽電池は、低廉な製造費用で製造できる。一実施形態によると、受光基板70は、フレキシブルな特性を有することができるように透明なプラスチック膜でありうる。
電解液80は、酸化還元ヨウ化物電解質(redox iodide electrolyte)でありうる。本発明の一実施形態によると、電解液80は、0.7Mの1−ビニール−3− ヘキシルイミダゾリウムヨウ化物(1−vinyl−3−hexyl−imidazoliumiodide)と0.1M LiI、そして40mMのI2(Iodine)を3−メトキシプロピオニトリル(3−Methoxypropionitrile)に溶解させたI3 -/I-の電解液でありうる。本発明の他の実施形態によると、電解液80は、0.6M butylmethylimidazolium、0.02M I2、0.1M Guanidiniumthiocyanate、0.5M 4−tert−butylpyridineを含むアセトニトリル(acetonitrile)溶液でありうる。しかし、例示せずの多様な電解液の中に1つが本発明による染料感応太陽電池用として使われることができる。例えば、電解液80は、alkylimidazoliumiodides、 又はtetra−alkylammoniumiodidesを含むことができ、 TBP(tert−butylpyridin)、BI(benzimidazole)、及びNMBI(N−Methylbenzimidazole)を表面添加剤(surface additives)としてさらに含むことができる。また、アセトニトリル(acetonitrile)、プロピオニトリル(propionitrile)、又はアセトニトリル (acetonitrile)とバレロニトリル(valeronitrile)の混合液が溶媒として使われることができる。
触媒層20は、電解質の還元過程に参加できるように電解液80と接触する。一実施形態によると、電解液80が酸化還元ヨウ化物電解質(redox iodide electrolyte)である場合、触媒層20は、下部電極層10の上に塗布になる白金Ptでありうる。
受光基板70を通じ、太陽光が光電変換部50へ入射される場合、染料物質54の電子は、入射された光によって励起(excited)され、酸化物半導体粒子52の伝導帯(conduction band)へ注入された後、上部電極層40、所定の負荷L(load)、及び下部電極層10を経由して電解液80で還元される。このような過程は、染料感応太陽電池の電子循環体系と称する。
一方、電解質の還元過程、又は染料感応太陽電池の電子循環過程が持続的に行われるためには、光電変換部50で電子を失ったイオンが還元過程がおきる触媒層20へ拡散するべきである。このために、本発明の実施形態によると、図1乃至図3に示すように、光電変換部50と触媒層20との間に配置される上部電極層40は、これを貫通する少なくとも1つの貫通ホール99を有する。
一実施形態によると、貫通ホール99は、上部電極層40の所定領域の内で規則的へ配列できる。具体的に、図3に示すように、所定の貫通ホールとこれに隣接する貫通ホール99との間の相対的位置及び距離は、平行でない2ベクトル(a、b)によって表現されることができ、複数の隣接する他の貫通ホールとの間の相対的位置及び距離は、2ベクトル(a、b)によって同一に表現されることができる。このように、貫通ホール99が上部電極層40内に規則的に配列になる場合、イオンが触媒層20へ均一に拡散されることができる。その結果、還元過程が均一であり、効率的に行われることができるので、製品の光電性能(photovoltaic performance)が向上することができる。
本発明の他の実施形態によると、上部電極層40の内に形成されるすべての貫通ホール99の配置は、所定のベクトルに構成されるベクトル集合を含む複数のベクトル集合によって実質的に完全に表現されることができる。貫通ホール99の配置を定義するベクトル集合の数が増加する場合、貫通ホール99は、減少された規則性を有して配置されるか、或いは無作為的に配置されることができる。すなわち、本発明の実施形態によると、貫通ホール99の配置での規則性水準は、多様でありうる。貫通ホール99の幅は、酸化物半導体粒子52の平均直径より小さいか、或いはその数倍でありうる。例えば、貫通ホール99の幅は、概略に数ナノメートル乃至数センチメートルでありうる。一実施形態によると、酸化物粒子52が貫通ホール99を有効に防ぐように形成されることができる。
一方、上部電極層40の厚さと関連して、本発明の一実施形態によると、図1、図2、図3A、図4乃至図9に示すように、上部電極層40は、貫通ホール99を除いた全領域で実質的に均一な厚さに形成されることができる。本発明の他の実施形態によると、図3Bに示すように、上部電極層40は、その上部面から延びる少なくとも1つの突出部45を含むことができる。しかし、突出部45は、図3Bに示す実施形態から多様に変形できる。例えば、突出部45は、上部電極層40の下部面から下方に延びる部分、及び上部電極層40の上部面から上側に延長される部分の中の少なくとも1つを含むことができる。また、突出部45が配置される位置及び厚さも多様に変形できる。
貫通ホール99を上部電極層40の内に形成する方法は、図4に示すように、所定の蝕刻マスク(EM)を使用して上部金属層40用の金属膜を蝕刻する段階88を含むことができる。蝕刻マスク(EM)は、再使用可能な物質(例えば、高分子化合物、又はセラミック)で形成されることができ、貫通ホール99の位置を定義する開口部95を含むことができる。このように再使用可能な蝕刻マスクを使用することによって、貫通ホール99を有する上部電極層40の準備費用が低減できるだけでなく貫通ホール99の位置は、製造される染料感応太陽電池の全ての位置で実質的に同一でありうる。貫通ホール99の位置的変化(variation)の減少は、製造される染料感応太陽電池の製品特性での均一性を向上させることができる。
図5乃至図9は、本発明に係る染料感応太陽電池の他の実施形態を示す断面図である。説明を簡単にするため、図1を参照して説明された実施形態と重複する技術的特徴に対する説明は、省略する。
図5乃至図7を参照すると、受光基板70と触媒層20との間には、支持体91、92がさらに配置されることができる。具体的に、下部支持体91が図5及び図7に示すように触媒層20と上部電極層40との間に配置されるか、或いは上部支持体92が、図6及び図7に示すように、上部電極層40と受光基板70との間に配置されることができる。このような実施形態によると、貫通ホール99の幅は、概略に数ナノメートル乃至数センチメートルでありうる。
本発明の一実施形態によると、下部支持体91は、触媒層20から上部電極層40を物理的/電気的に離隔させる スペーサーでありうる。下部支持体91は、絶縁性物質(例えば、ガラス、セラミック、及びプラスチック)で形成されることができ、その模様は、ボール(ball)、及びバー(bar)でありうるが、下部支持体91の物質及び模様は、多様に変形できる。このような絶縁性下部支持体91によって、触媒層20と上部電極層40との間の直接的な接触(すなわち、電気的ショット)が予防でき、触媒層20と上部電極層40との間の間隔は、一定に維持されることができる。これに従い、受光基板70又は下部電極層10に外力が作用する場合にも、電気的ショットによる製品損傷は、予防できる。
本発明の他の実施形態によると、下部又は上部支持体91、92は、多孔質の絶縁性物質でありうる。例えば、下部又は上部支持体91、92は、微細な吸収孔(pores)(図示せず)を有する高分子物質又はセラミックでありうる。このような実施形態によると、電解液80は、下部又は上部支持体91、92の吸収孔を満たしながら受光基板70と触媒層20との間に介在できる。すなわち、電解液80は、下部又は上部支持体91、92に含浸(impregnate)できる。
本発明の一実施形態によると、下部支持体91は、酸化物半導体粒子52が上部電極層40と触媒層20との間の空間、又は触媒層20の上部面へ移動することを実質的に有効に防止するように構成される。例えば、下部支持体91の吸収孔の幅は、実質的に酸化物半導体粒子52の大きさより小さいか、或いは同一でありうる。しかし、酸化物半導体粒子の移動は、吸収孔の配置及び酸化物半導体粒子との間の接着特性などに依存することができる。このような点において、他の実施形態による下部支持体91の吸収孔は、酸化物半導体粒子52の大きさより大きい幅を有することができる。
本発明の一実施形態によると、光電変換部50で電子を失ったイオンが還元過程がおきる触媒層20へ拡散されるように、下部支持体91の吸収孔は、連続的に連結することができる。
図8を参照すると、本発明の変形された実施形態によると、貫通ホール99は、図3を参照して説明された実施形態と異なる構造の上部電極層40によって提供されることができる。例えば、上部電極層40は、交差しながら織られたワイヤー(intercrossed and woven wires)を含むメッシュ構造体(mesh structure)、粉末が相互に連結された焼結体(sintered structure)、及び多孔質の金属性物質でありうる。
このような変形された実施形態によると、上部電極層40の上部面又は下部面は、局所的に扁平でないことがありうる。すなわち、上部電極層40の厚さは、位置によって変わることができ、このような厚さの不均一は、上部及び下部密封剤60、30との間でも生じることができる。この場合、上部及び下部密封剤60、30と上部電極層40との間の接着特性がよくない場合、電解液80が外部へ漏出される不良が発生できる。これに比べて、図1乃至図7を参照して説明された実施形態によると、上部電極層40は、上部面及び下部面が全体にわたって扁平な膜であるという点で、上部及び下部密封剤60、30は、上部電極層40に固く接着できるので、電解液80の外部への流出は、抑制されることができる。
これに加えて、図1乃至図7に示すように、貫通ホール99は、上部及び下部密封剤60、30との間に介在される上部電極層40のエッジ領域には形成されない。すなわち、上部電極層40のエッジ領域は、貫通ホール99がない扁平な膜でありうる。この場合、上述した変形された実施形態で生じることができる上部電極層40の厚さの不均一及びこれによる電解液80の外部への流出は、さらに抑制されることができる。
また、上述した変形された実施形態によると、上部電極層40に形成される貫通ホールを微細に形成するためには、高費用の製造技術が要求される。例えば、メッシュ構造体の場合、貫通ホールを微細な大きさに形成するためには、これを構成するワイヤーの数が急激に増加させるだけでなく織造過程(weaving process)でワイヤーの各々を制御するのが、難しい。これに比べて、図1乃至図7を参照して説明された実施形態によると、貫通ホール99を形成するパターニング工程は、相対的に低価である、蝕刻マスク(EM)を反復的に使用する段階を含むことができる。これに従い、図1乃至図7を参照して説明された実施形態は、低廉な費用で透明導電性酸化物がない染料感応太陽電池(TCO−less DSC)を製造することができる。
その他の変形された実施形態によると、上部電極層40は、ナノ大きさの貫通ホール有する導電性膜、又は貫通ホールを提供するナノチューブを含む導電性膜でありうる。このようなその他の変形された実施形態も、やはり高費用の製造技術が要求されるため、図1乃至図7を参照して説明された実施形態は、その他の変形された実施形態に比べて低廉な費用で透明導電性酸化物がない染料感応太陽電池(TCO−less DSC)を製造することができる。
図10は、本発明に係る染料感応太陽電池の製造方法の一実施形態を示す順序図である。
図10を参照すると、下部電極層10の上に触媒層20及び下部密封剤30を各々形成する(S1及びS2)。この段階らは、独立的に、金属膜を準備した後、金属膜をパターニングして、少なくとも1つの貫通ホール99を有する上部電極層40を準備する(S3及びS4)。
続いて、下部密封剤30の上に上部電極層40を付着し(S5)、上部電極層40の上に光電変換部50を形成し(S6)、上部電極層40の上に光電変換部50を囲む上部密封剤60を形成し(S7)、上部密封剤60の上に非導電性の透明な受光基板70を形成する(S8)。受光基板70と触媒層20との間に電解液80を注入した後(S9)、密封過程を実行する(S10)。
この実施形態によると、金属膜をパターニングする段階(S4)は、図4に示すように、所定の蝕刻マスク(EM)を使用して金属膜を蝕刻する段階88を含むことができる。蝕刻マスク(EM)は、再使用可能な物質に形成されることができ、貫通ホール99の位置を定義する開口部95を含むことができる。これに従い、染料感応太陽電池の製造費用は、低減できるだけでなく貫通ホール99の位置は、製造される全ての染料感応太陽電池で実質的に同一でありえる。貫通ホール99の位置的変移(variation)減少は、製造される染料感応太陽電池の製品特性での均一性を向上させることができる。
金属膜を蝕刻する段階88は、等方性又は異方性蝕刻の方法の中の少なくとも1つを使用して実行できる。例えば、蝕刻マスク(EM)を金属膜の上に配置した後、金属膜を湿式蝕刻することによって金属膜を貫通する貫通ホールを形成できる。メッシュ構造体、焼結体、及び多孔質の金属性物質、ナノ大きさの貫通ホール有する導電性膜、又は貫通ホールを提供するナノチューブを含む導電性膜として上部電極層40を形成する上述した変形される実施形態に比べて、このような蝕刻の方法は、低廉な費用に前記貫通ホール99を有する上部電極層40を形成することが可能である。
上部電極層40が下部電極層10とは独立的に用意されるので、下部密封剤30の上に上部電極層40を付着する段階(S5)は、ロール−ロール(roll−to−roll)の技術を使用して実施できる。本発明の一実施形態によると、下部電極層10、触媒層20、下部密封剤30、上部密封剤60、及び受光基板70の中の少なくとも1つは、やはりロール−ロール技術を使用して形成されることができる。ロール−ロールの技術は、高価の蒸着工程を要求しないため、本発明による染料感応太陽電池は、低減された費用に製造できる。
本発明の一実施形態によると、貫通ホール99は、上部及び下部密封剤60、30との間に介在される上部電極層40のエッジ領域には形成されない。このため、金属膜を蝕刻する段階88は、光電変換部50が形成される領域で金属膜を選択的/局所的に蝕刻するように実施できる。この場合、上述したように、上部電極層40の厚さの不均一、及びこれによる電解液80の外部への流出は、有効に抑制されることができる。
図11は、本発明に係る染料感応太陽電池の製造方法の他の実施形態を示す順序図である。説明を簡単にするため、図10を参照して説明された実施形態と重複する技術的特徴に対する説明については省略する。
図11を参照すると、他の実施形態による製造方法は、下部密封剤30の上に上部電極層40を付着(S5)する前に、触媒層20の上に下部支持体91を形成する段階(A1)さらに含むことができる。その結果として、図5及び図7に示すように、下部支持体91は、触媒層20と上部電極層40との間に配置される。上述したように、この場合、下部支持体91は、酸化物半導体粒子52が上部電極層40と触媒層20との間の空間へ移動することを防止するか、或いは触媒層20と上部電極層40との間の間隔を維持させることができる。変形された実施形態によると、図11に示すように、上述した製造方法は、受光基板70を形成(S8)する前に、光電変換部50の上に上部支持体92を形成する段階(A2)さらに含むことができる。
下部又は上部支持体91、92は、多孔質の絶縁性物質[例えば、微細な吸収孔(pores)(図示せず)を有する高分子物質、又はセラミック]でありうる。このような実施形態によると、電解液80は、下部又は上部支持体91、92に含浸(impregnate)なりながら受光基板70と触媒層20との間に介在できる。下部支持体91の吸収孔は、光電変換部50で電子を失ったイオンが、還元過程がおきる触媒層20へ拡散されるように、連続的に連結することができる。
一方、図12に示すように、本発明のその他の実施形態によると、上部電極層40の上に光電変換部50を形成する段階は、下部密封剤30の上に上部電極層40を付着する前に実施されうる。このような形成順序での変化は、図10を参照して説明された実施形態でも同一に適用されることができる。
10 下部電極層
20 触媒層
30 下部密封剤
40 上部電極層
50 光電変換部
52 酸化物半導体粒子
54 染料
60 上部密封剤
70 受光基板
80 電解質
91 下部支持体
92 上部支持体
99 貫通ホール
L 負荷

Claims (20)

  1. 下部電極層及び受光基板との間に配置された光電変換部(photovoltaic conversion part)と、
    貫通ホールを有し、前記下部電極層と前記光電変換部との間に配置される上部電極層と、
    前記下部電極層の上部面を覆い、前記下部及び上部電極層との間に配置される触媒層と、
    前記触媒層と前記受光基板との間に配置される電解液(electrolytic solution)と
    を含むことを特徴とする染料感応太陽電池。
  2. 前記上部電極層は、前記貫通ホール以外の領域で均一な厚さを有する金属ホイール(metal foil)であることを特徴とする請求項1に記載の染料感応太陽電池。
  3. 前記上部電極層は、その上部面及びその下部面の中の少なくとも1つから延びる少なくとも1つの突出領域さらに含む請求項2に記載の染料感応太陽電池。
  4. 前記貫通ホールとの間の最小間隔は、前記貫通ホールの最小幅より広いことを特徴とする請求項1に記載の染料感応太陽電池。
  5. 前記下部電極層及び前記受光基板との間に配置される絶縁性支持体(supporter)さらに含む請求項1に記載の染料感応太陽電池。
  6. 前記支持体は、多孔性膜であり、前記電解液は、前記支持体に含浸(impregnate)されることを特徴とする請求項5に記載の染料感応太陽電池。
  7. 前記支持体は、前記触媒層と前記上部電極層との間、及び前記上部電極層と前記受光基板との間の中の少なくとも1ケ所に形成されることを特徴とする請求項5に記載の染料感応太陽電池。
  8. 前記下部電極層の上部面のエッジに配置される下部密封剤と、
    前記上部電極層の上部面のエッジに配置される上部密封剤とをさらに含み、
    前記貫通ホールは、前記下部密封剤と前記上部密封剤との間の領域を除外した前記上部電極層の内に形成されることを特徴とする請求項1に記載の染料感応太陽電池。
  9. 前記受光基板は、非導電性物質のみで形成されることを特徴とする請求項1に記載の染料感応太陽電池。
  10. 前記上部電極層は、粉末が相互に連結された焼結体(sintered structure)、多孔質の金属性物質、及びナノチューブを含む導電性膜の中の少なくとも1つであることを特徴とする請求項1に記載の染料感応太陽電池。
  11. 貫通ホールが形成された上部電極層を準備する段階と、
    下部電極層の上に、前記貫通ホールが形成された前記上部電極層を配置する段階と、
    前記上部電極層の上に光電変換部を形成する段階と、
    前記光電変換部の上に受光基板を形成する段階と、
    前記受光基板と前記下部電極層との間に電解液を注入する段階と
    を含むことを特徴とする染料感応太陽電池の製造方法。
  12. 前記貫通ホールが形成された上部電極層を準備する段階は、
    金属ホイールを準備する段階と、
    開口部を有する蝕刻マスクを利用して前記金属ホイールを蝕刻する段階と、を含み、
    前記貫通ホールの位置は、前記蝕刻マスクの開口部によって定義されることを特徴とする請求項11に記載の染料感応太陽電池の製造方法。
  13. 前記金属ホイールを蝕刻する段階は、前記金属ホイールの上部面及び下部面の中の少なくとも1つを湿式蝕刻する段階を含む請求項12に記載の染料感応太陽電池の製造方法。
  14. 前記貫通ホールは、前記上部電極層を前記下部電極層の上に付着する前に前記上部電極層の内に形成されることを特徴とする請求項11に記載の染料感応太陽電池の製造方法。
  15. 前記下部電極層及び前記上部電極層の中の少なくとも1つは、ロール−ロール工程を使用して形成されることを特徴とする請求項11に記載の染料感応太陽電池の製造方法。
  16. 前記電解液を注入する前に、前記下部電極層及び前記受光基板間に絶縁性支持体(supporter)を形成する段階をさらに含み、
    前記絶縁性支持体は、ロール−ロール工程を使用して形成されることを特徴とする請求項11に記載の染料感応太陽電池の製造方法。
  17. 前記支持体は、多孔性膜に形成され、前記電解液は、前記支持体の内に含浸されることを特徴とする請求項16に記載の染料感応太陽電池の製造方法。
  18. 前記支持体は、前記触媒層と前記上部電極層との間、及び前記上部電極層と前記受光基板との間の中の少なくとも1ケ所に形成されることを特徴とする請求項17に記載の染料感応太陽電池の製造方法。
  19. 前記受光基板は、非導電性物質のみで形成されることを特徴とする請求項11に記載の染料感応太陽電池の製造方法。
  20. 前記下部電極層の上に前記上部電極層を付着する前に、前記下部電極層の上部面に触媒層を形成する段階と、
    前記触媒層の上部面のエッジに前記下部電極層から前記上部電極層を離隔させる下部密封剤を形成する段階と、
    前記上部電極層の上部面エッジに前記上部電極層から前記受光基板を離隔させる上部密封剤を形成する段階とをさらに含み、
    前記貫通ホールは、前記下部密封剤及び前記上部密封剤との間の領域を除外した前記上部電極層の内に形成されることを特徴とする請求項11に記載の染料感応太陽電池の製造方法。
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