JP2010276028A - エジェクタおよびエジェクタの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ノズル161とボデー162とを接続することで、エジェクタ機能体160を構成する。さらに、外部機器との接続部をなす第1、第2ユニオン167a、167bが接合された第1、第2カバー163、164をブロック165に接続することで、エジェクタ収容体170を構成する。そして、このエジェクタ機能体160をエジェクタ収容体170内に固定する。これにより、ノズル161とボデー162との寸法諸元を変更して容易にエジェクタ16の仕様変更を行うことができる。さらに、エジェクタ16の仕様変更を行っても、第1、第2ユニオン167a、167bの形状が変化しないので、外部機器への組付性を向上できる。
【選択図】図2
Description
第1カバー(163)の一端側は、第1開口穴(165a)に接続され、第2カバー(164)の一端側は、第2開口穴(165b)に接続され、ブロック(165)は、エジェクタ機能体(160)に対して、第3開口穴(165c)が流体吸引口(162b)と連通するように位置付けられ、さらに、第1カバー(163)の他端側および第2カバー(164)の他端側の少なくとも一方には、外部機器(15a、15c)に接続される接続部(167a、167b)が設けられているエジェクタを特徴とする。
図1〜3により、本発明の第1実施形態を説明する。本実施形態では、本発明のエジェクタ16を備えるエジェクタ式冷凍サイクル10を車両用空調装置に適用している。図1は、このエジェクタ式冷凍サイクル10の全体構成図である。エジェクタ式冷凍サイクル10において、圧縮機11は、冷媒を吸入して圧縮するもので、電磁クラッチ、ベルト等を介して車両走行用エンジン(図示せず)から駆動力が伝達されて回転駆動される。
第1実施形態では、第1ユニオン167aによって、接続部を構成した例を説明したが、本実施形態では、図4に示すように、第1カバー163の他端側に締結部材としてのフランジ部167dを形成することによって接続部を構成している。そして、このフランジ部167dと第1冷媒配管15aの接続端部に形成されたフランジ部153とによって第1冷媒配管15aと第1カバー163とを接続している。
第1実施形態では、第1ユニオン167aと第1冷媒配管15aとの間にOリング152を介在させた例を説明したが、本実施形態では、図5に示すように、Oリング152を廃止して、メタルシールによって、第1冷媒配管15aと第1ユニオン167aとの間の隙間から冷媒が漏れることを防止している。なお、図5は、本実施形態におけるエジェクタ16の軸方向断面図である。
本実施形態では、第1実施形態のエジェクタ式冷凍サイクル10のエジェクタとして、エジェクタ26を採用した例を説明する。なお、本実施形態のエジェクタ式冷凍サイクル10を構成する各構成機器は、第1実施形態と同様であり、エジェクタ26の機能は、第1実施形態のエジェクタ16と同様である。従って、本実施形態のエジェクタ式冷凍サイクル10の作動は、第1実施形態と全く同様となる。
本実施形態では、第4実施形態のエジェクタ26の変形例を説明する。本実施形態のエジェクタ26では、図7に示すように、ボデー262の昇圧部側接続部262fを廃止して、ボデー262の昇圧部262c側端部をカバー263内に収容している。
本発明は上述の実施形態に限定されることなく、以下のように種々変形可能である。
160、260 エジェクタ機能体
161、261 ノズル
162、262 ボデー
162b、262b 流体吸引口
162d ディフューザ部
163、164 第1、第2カバー
165 ブロック
165a〜165c 第1〜第3開口穴
166 吸引口側配管
167a〜167c 第1〜第3ユニオン
170 エジェクタ収容体
262c 昇圧部
263 カバー
263a カバー側開口穴
Claims (7)
- 高圧流体を減圧膨張させるノズル(161)と、
前記ノズル(161)に接続されてエジェクタ機能体(160)を構成するとともに、前記ノズル(161)から噴射される高速度の噴射流体によって流体を吸引する流体吸引口(162b)、および、前記噴射流体と前記流体吸引口(162b)から吸引された吸引流体とを混合させて昇圧させる昇圧部(162d)が形成されたボデー(162)と、
前記エジェクタ機能体(160)のうち前記ノズル(161)側を収容する管状の第1カバー(163)と、
前記エジェクタ機能体(160)のうち前記昇圧部(162d)側を収容する管状の第2カバー(164)と、
互いに連通する第1〜第3開口穴(165a〜165c)が形成されたブロック(165)とを備え、
前記第1カバー(163)の一端側は、前記第1開口穴(165a)に接続され、
前記第2カバー(164)の一端側は、前記第2開口穴(165b)に接続され、
前記ブロック(165)は、前記エジェクタ機能体(160)に対して、前記第3開口穴(165c)が前記流体吸引口(162b)と連通するように位置付けられ、
さらに、前記第1カバー(163)の他端側および前記第2カバー(164)の他端側の少なくとも一方には、外部機器(15a、15c)に接続される接続部(167a、167b)が設けられていることを特徴とするエジェクタ。 - 前記接続部は、前記外部機器に対して機械的に締結される締結部材(167a、167b)によって構成されていることを特徴とする請求項1に記載のエジェクタ。
- 前記エジェクタ機能体(160)の外周壁面と前記第2カバー(164)の内周壁面との間には、隙間空間が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のエジェクタ。
- さらに、前記流体吸引口(162b)へ吸引される流体を流通させる吸引口側配管(166)を備え、
前記吸引口側配管(166)の一端側は、前記第3開口穴(165c)に接続され、
前記吸引口側配管(166)の他端側には、前記流体吸引口(162b)へ吸引される流体が流通する吸引口側外部機器(15b)に接続される吸引口側接続部(167c)が設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載のエジェクタ。 - 前記吸引口側接続部は、前記吸引口側外部機器(15b)に対して機械的に締結される締結部材(167c)によって構成されている請求項4に記載のエジェクタ。
- 請求項1ないし5のいずれか1つに記載のエジェクタの製造方法であって、
前記ノズル(161)と前記ボデー(162)とを接続して、前記エジェクタ機能体(160)を構成する機能体構成工程と、
前記第1開口穴(165a)に対して、前記第1カバー(163)の一端側を接続し、前記第2開口穴(165b)に対して、前記第2カバー(164)の一端側を接続して、前記エジェクタ機能体(160)を収容するエジェクタ収容体(170)を構成する収容体構成工程と、
前記エジェクタ機能体(160)のうち前記ノズル(161)側が前記第1カバー(163)内に収容され、前記エジェクタ機能体(160)のうち前記昇圧部(162d)側が前記第2カバー(164)内に収容され、さらに、前記第3開口穴(165c)が前記流体吸引口(162b)と連通するように、前記エジェクタ機能体(160)を前記エジェクタ収容体(170)内に固定する固定工程とを有することを特徴とするエジェクタの製造方法。 - 前記固定工程では、前記エジェクタ機能体(160)と前記エジェクタ収容体(170)とを非加熱的固定手段によって固定することを特徴とする請求項6に記載のエジェクタの製造方法。
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