JP2010273077A5 - - Google Patents

Description

上記目的を達成するために、本発明においては、画像の輝度と彩度を補正するための多次元ルックアップテーブルを生成する画像処理装置および画像処理方法において、多次元ルックアップテーブルの所定の格子点の彩度と同一の彩度であって、前記格子点の色相における色再現空間との境界上にある複数の境界画素に対して輝度補正を行ない、前記補正された複数の境界画素に基づき、彩度補正ラインを設定し、前記格子点に対して前記輝度補正を行い、該輝度補正後の格子点の輝度と前記彩度補正ラインとに基づき、多次元ルックアップテーブルを生成するように構成した。

また、上記目的を達成するために、本発明においては、画像の輝度と彩度を補正する画像処理装置および画像処理方法において、画像の画素毎に、前記画素の彩度と同一の彩度であって、前記画素の色相における色再現空間との境界上にある複数の境界画素に対して、輝度補正特性に応じた輝度補正を行ない、前記補正された複数の境界画素に基づき、彩度補正ラインを設定し、前記輝度補正特性と前記彩度補正ラインとに基づき、前記画像の輝度と彩度を補正するように構成した。

Claims (16)

1. 画像の輝度と彩度を補正するための多次元ルックアップテーブルを生成する画像処理装置において、
   前記多次元ルックアップテーブルの所定の格子点の彩度と同一の彩度であって、前記格子点の色相における色再現空間との境界上にある複数の境界画素に対して輝度補正を行う輝度補正手段と、
   前記輝度補正手段によって補正された複数の境界画素に基づき、彩度補正ラインを設定するライン設定手段と、
   前記格子点に対して前記輝度補正手段によって輝度補正を行い、該輝度補正後の格子点の輝度と前記彩度補正ラインとに基づき、多次元ルックアップテーブルを生成する生成手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
2. 前記ライン設定手段は、前記複数の境界画素を結んだ線を彩度補正ラインとして設定することを特徴とする請求項１に記載の画像処理装置。
3. さらに、前記輝度補正手段によって補正された後の格子点の輝度と同一の輝度であって前記彩度補正ライン上の彩度を設定する彩度設定手段を有し、
   前記生成手段は、前記輝度補正後の格子点の輝度と前記彩度設定手段によって設定された前記格子点の彩度とに基づき、前記多次元ルックアップテーブルを生成することを特徴とする請求項１または２に記載の画像処理装置。
4. 前記生成手段によって生成された多次元ルックアップテーブルを用いて、前記画像の輝度と彩度を補正する補正手段とを有することを特徴とする請求項１乃至３のいずれか一項に記載の画像処理装置。
5. 前記輝度補正手段において、前記画像から検出された主要被写体の明るさに基づき輝度補正曲線を生成し、前記生成された輝度補正曲線を用いて輝度補正を行うことを特徴とする請求項１乃至４のいずれか一項に記載の画像処理装置。
6. 前記彩度設定手段では、前記輝度補正後の格子点の輝度が高いほど設定される彩度が小さくなることを特徴とする請求項１乃至５のいずれか一項に記載の画像処理装置。
7. 前記画像に付加されている色再現空間情報を参照することにより、前記色空間再現空間が決定されることを特徴とする請求項１乃至６のいずれか一項に記載の画像処理装置。
8. 前記色再現空間は、sRGB色空間、またはadobeRGB空間であることを特徴とする請求項７記載の画像処理装置。
9. 複数の色再現空間情報を保持する保持手段と、
   ユーザからの印刷指示を入力するための印刷指示入力手段と、
   前記入力された印刷指示の内容に応じて、前記保持手段で保持されている複数の色再現空間情報の中から、一つの色再現空間情報を選択する選択手段とをさらに有し、
   前記選択された色再現空間情報に基づき、前記格子点の色相における色再現空間が決定されることを特徴とする請求項１乃至８のいずれか一項に記載の画像処理装置。
10. 前記色再現空間情報は、輝度色差空間において、色相毎に、最大彩度点における彩度値と輝度値を保持することを特徴とする請求項７記載の画像処理装置。
11. 前記ライン設定手段は、撮影シーン毎に彩度補正ラインの形状を保持するシーン毎彩度補正ライン情報保持手段を有し、入力画像データの撮影シーンに応じて、彩度補正ライン形状を変化させることを特徴とする請求項１乃至１０のいずれか一項に記載の画像処理装置。
12. 前記ライン設定手段は、輝度色差空間において、色相毎に彩度抑制係数を保持する彩度抑制係数保持手段を有し、該彩度抑制係数に応じて、彩度補正ラインの傾きを制御することを特徴とする請求項１乃至１０のいずれか一項に記載の画像処理装置。
13. 画像の輝度と彩度を補正する画像処理装置において、
    前記画像の画素毎に、前記画素の彩度と同一の彩度であって、前記画素の色相における色再現空間との境界上にある複数の境界画素に対して、輝度補正特性に応じた輝度補正を行う境界画素補正手段と、
    前記境界画素補正手段によって補正された複数の境界画素に基づき、彩度補正ラインを設定するライン設定手段と、
    前記輝度補正特性と前記彩度補正ラインとに基づき、前記画像の輝度と彩度を補正する補正手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
14. 画像の輝度と彩度を補正するための多次元ルックアップテーブルを生成する画像処理装置で実行される画像処理方法において、
    前記多次元ルックアップテーブルの所定の格子点の彩度と同一の彩度であって、前記格子点の色相における色再現空間との境界上にある複数の境界画素
    に対して輝度補正を行う輝度補正工程と、
    前記輝度補正工程で補正された複数の境界画素に基づき、彩度補正ラインを設定するライン設定工程と、
    前記格子点に対して前記輝度補正工程で輝度補正を行い、該輝度補正後の格子点の輝度と
    前記彩度補正ラインとに基づき、多次元ルックアップテーブルを生成する生成工程とを有することを特徴とする画像処理方法。
15. 画像の輝度と彩度を補正する画像処理装置で実行される画像処理方法において、
    前記画像の画素毎に、前記画素の彩度と同一の彩度であって、前記画素の色相における色再現空間との境界上にある複数の境界画素
    に対して、輝度補正特性に応じた輝度補正を行う境界画素補正工程と、
    前記境界画素補正工程で補正された複数の境界画素に基づき、彩度補正ラインを設定するライン設定工程と、
    前記輝度補正特性と前記彩度補正ラインとに基づき、前記画像の輝度と彩度を補正する補正工程とを有することを特徴とする画像処理方法。
16. コンピュータを請求項１乃至１３の何れか一項に記載の画像処理装置として機能させるためのコンピュータプログラム。