JP2010269554A - 空気入りタイヤの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】品質に優れた空気入りタイヤ2が低コストで得られる製造方法の提供。
【解決手段】この製造方法は、(1)ローカバー68が、成形される工程と、(2)モールド66と、モールド66の内側に位置するブラダー44と、ブラダー44のさらに内側に位置する中子52とを備える加硫装置42において、モールド66とブラダー44との間に上記ローカバー68が投入される工程と、(3)ローカバー68の外側表面86がモールド66のキャビティ面80に当接し、ローカバー68の内側表面84がブラダー44の外側表面82に当接し、ローカバー68のビード8の部分がブラダー44の内側表面64から中子52により押し当てられた状態で、ローカバー68が加熱される工程とを含む。好ましくは、上記中子52の先端までの半径方向高さの、カーカス10までの最大高さに対する比率は、0.2以上0.7以下である。
【選択図】図3

Description

本発明は、空気入りタイヤの製造方法に関する。詳細には、本発明は、タイヤの加硫工程の改良に関する。
空気入りタイヤの製造方法は、加硫工程を含む。この加硫工程には、モールド及びブラダーが用いられている。モールドは、金属からなる。ブラダーは、ゴムからなる。ブラダーは、モールドに収容されている。
加硫工程では、予備成形工程で得られたローカバー(未架橋タイヤとも称される)が、開かれたモールドに投入される。投入のとき、ブラダーは収縮している。投入により、ブラダーはローカバーの内側に位置する。ブラダーは、ガスの充填により膨張する。この膨張により、ローカバーは変形する。この変形は、シェーピングと称されている。モールドが締められ、ブラダーの内圧が高められる。
ローカバーは、モールドのキャビティ面とブラダーの外側表面とに挟まれて、加圧される。ローカバーは、モールド及びブラダーからの熱伝導により、加熱される。加圧と加熱とにより、ローカバーのゴム組成物が流動する。流動によってモールド内のエアーが移動し、モールドから排出される。加熱によりゴムが架橋反応を起こし、タイヤが得られる。ブラダーを用いたタイヤの製造方法が、特開平6−143288号公報に開示されている。
タイヤの内側表面の形状は、膨張時のブラダーの形状に依存する。ブラダーはゴムからなるので、膨張時の形状の精度は十分ではない。さらに、ブラダーが繰り返し使用されると、物性や厚みの経時変化により、膨張時の形状が変動する。タイヤの内側表面の形状コントロールは、容易ではない。
ブラダーに代えて、金属製の中子が用いられることがある。中子は硬質であり、寸法精度に優れる。さらに、この中子では寸法の変動が抑制される。この中子により、寸法精度に優れたタイヤが得られうる。
中子が用いられた製造方法では、タイヤのサイズごとに、サイズの異なる中子が準備される必要がある。中子は、概して高価である。中子によるタイヤの製造は、高コストである。
中子は、ブラダーのように膨張しない。モールドのキャビティ面と中子との距離は、略一定である。中子が用いられた加硫工程では、ローカバーにかかる圧力は、このローカバーの熱膨張に依存する。このため、ローカバーのうち厚みが小さな領域では、膨張量が少ないことに起因して、圧力が不足する。圧力の不足により、エアーが残留する。圧力の不足に起因して、ローカバーを構成するゴム部材同士の接合が十分になされないこともある。
ブラダーと共に、ローカバーのビードの部分のみに当接する硬質な中子が併用されて、タイヤが製造されることがある。この製造方法では、ブラダーが中子の内側から膨らまされる。ビードの部分は中子が当接するので、このビードの部分の形状は設計形状と一致する。ローカバーの内側表面のうち、中子に当接しない部分は、ブラダーで加圧されるので、ローカバーを構成するゴム部材同士が確実に接合される。この製造方法では、高品質なタイヤが得られる。この中子は、ローカバーの内側表面の全体と当接する中子に比べて、安価である。このような製造方法の一例が、特開2008−137258公報に開示されている。
上記中子は、周方向において複数の部材に分割された中子プレートを備えることがある。この中子は、その外径を変動しうる。この中子は、サイズの異なるタイヤの製造に用いられうる。この中子が用いられることにより、低コストでタイヤが得られる。
特開平6−143288号公報 特開2008−137258公報
上記特開2008−137258公報に開示された中子は、ローカバーに当接する。このため、この中子にはゴムが付着する場合がある。この付着は、中子を汚染する。ゴムの架橋反応により生じる副生成物も、中子を汚染する。特に、この中子が複数の部材に分割された中子プレートを備える場合、各部材同士の隙間にまで、ゴム及び副生成物が入り込んでしまう。この汚染は、中子の耐久性を阻害する。汚染された中子のメンテナンスには、手間がかかる。この製造方法では、品質に優れた空気入りタイヤを安定に製造することは難しい。安定性に劣る製造方法は、製造コストに影響する。
空気入りタイヤは、その内側にインナーライナーを備えている。このインナーライナーは、タイヤの内圧を保持する役割を果たす。
この製造方法では、ローカバーの内側表面は中子とこの中子の内側に位置するブラダーとに当接する。このため、インナーライナーの一部がこのブラダーと中子との間に噛み込まれることがある。この噛み込みは、インナーライナーの厚みを低減させる。過小な厚みは、空気遮蔽性に影響する。そして、空気遮蔽性の観点から、厚いインナーライナーが採用されると、生産コストが上昇してしまう。
本発明の目的は、品質に優れた空気入りタイヤが低コストで得られる製造方法の提供にある。
本発明に係る空気入りタイヤの製造方法は、
(1)トレッドと、それぞれがこのトレッドの端から半径方向略内向きに延びる一対のサイドウォールと、それぞれがサイドウォールよりも半径方向略内側に位置する一対のビードと、上記トレッド及びサイドウォールの内側に沿って一方のビードと他方のビードとの間に架け渡されたカーカスとを備えるローカバーが、成形される工程と、
(2)モールドと、このモールドの内側に位置するブラダーと、このブラダーのさらに内側に位置する中子とを備える加硫装置において、このモールドとブラダーとの間に上記ローカバーが投入される工程と、
(3)このローカバーの外側表面がこのモールドのキャビティ面に当接し、このローカバーの内側表面がこのブラダーの外側表面に当接し、このローカバーのビードの部分がこのブラダーの内側表面からこの中子により押し当てられた状態で、このローカバーが加熱される工程とを含む。
好ましくは、この空気入りタイヤの製造方法では、ビードベースラインから上記中子の先端までの半径方向高さの、このビードベースラインから上記カーカスまでの最大高さに対する比率は、0.2以上0.7以下である。
好ましくは、この空気入りタイヤの製造方法では、上記ローカバーの加熱工程において、上記中子の先端は、上記ローカバーのタイヤ最大幅に相当する位置よりも半径方向内側に位置している。
好ましくは、この空気入りタイヤの製造方法では、上記ビードはコア及びこのコアの半径方向外側に位置するエイペックスを備えている。上記ローカバーの加熱工程において、上記中子の先端はこのコアよりも半径方向外側に位置している。好ましくは、上記中子の先端は上記エイペックスの先端よりも半径方向外側に位置している。
好ましくは、この空気入りタイヤの製造方法では、上記中子は中子プレートを備えている。この中子プレートは、周方向に分割された複数の部材からなる。この中子は、上記ローカバーの投入工程において縮径し、このローカバーの加熱工程において拡径しうる。
本発明に係る空気入りタイヤの製造方法では、中子はローカバーに接触しない。この製造方法では、中子の汚染が防止される。この中子のメンテナンスは、容易である。この製造方法は、中子の耐久性の向上に寄与しうる。この中子によれば、寸法精度が高いビードを備えるタイヤが得られる。ローカバーの内側表面にはブラダーのみが当接するので、従来の製造方法のようにインナーライナーの一部が中子とブラダーとの間に噛み込まれることはない。この製造方法では、インナーライナーの厚みの設定に際し、この噛み込みを考慮する必要はない。この製造方法では、小さな厚みのインナーライナーが採用されうる。この製造方法は、生産コストの低減に寄与しうる。この製造方法が用いられることにより、高品質な空気入りタイヤが安定にしかも低コストで得られる。
図1は、本発明の一実施形態に係る空気入りタイヤの製造方法で得られるタイヤの一例が示された断面図である。 図2は、図1のタイヤの製造に用いられる加硫装置の一部が示された断面図である。 図3は、図2の加硫装置に設けられた中子が示された平面図である。 図4は、図3に示された中子の縮径状態が示された平面図である。 図5は、図2の加硫装置の他の一部が示された断面図である。 図6は、図5の一部が示された拡大断面図である。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1に示された空気入りタイヤ2は、トレッド4、サイドウォール6、ビード8、カーカス10、ベルト12、インナーライナー14及びチェーファー16を備えている。このタイヤ2は、チューブレスタイプである。このタイヤ2は、乗用車に装着される。このタイヤ2は、図1中の一点鎖線CLを中心としたほぼ左右対称の形状を呈する。この一点鎖線CLは、タイヤ2の赤道面を表す。この図1において、上下方向が半径方向であり、左右方向が軸方向であり、紙面との垂直方向が周方向である。なお、本発明の空気入りタイヤの製造方法は、乗用車以外に、小型トラック、トラック、バス等の種々の車両に装着されるタイヤの製造にも適用されうる。
トレッド4は、架橋ゴムからなる。トレッド4は、半径方向外向きに凸な形状を呈している。トレッド4は、トレッド面18を備えている。トレッド面18は、路面と接地する。
サイドウォール6は、架橋ゴムからなる。サイドウォール6は、トレッド4の端20の部分から半径方向略内向きに延びている。
ビード8は、サイドウォール6よりも半径方向略内側に位置している。ビード8は、コア22と、このコア22の上面24から半径方向外向きに延びるエイペックス26とを備えている。コア22は、リング状である。コア22は、非伸縮性ワイヤー(典型的にはスチール製ワイヤー)が巻かれてなる。エイペックス26は、半径方向外向きに先細りである。エイペックス26は、高硬度な架橋ゴムからなる。
カーカス10は、カーカスプライ28からなる。カーカスプライ28は、両側のビード8の間に架け渡されており、トレッド4及びサイドウォール6の内側に沿っている。折り返されたカーカスプライ28の端30は、トレッド4の端20よりも半径方向内側に位置している。この端30は、エイペックス26の先端32よりも半径方向外側に位置している。図示されていないが、カーカスプライ28は、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。このカーカス10は、ラジアル構造を有している。
ベルト12は、カーカス10の半径方向外側に位置している。ベルト12は、カーカス10と積層されている。ベルト12は、内側層34及び外側層36からなる。内側層34の端38は、トレッド4の端20の近傍に位置している。図示されていないが、内側層34及び外側層36のそれぞれは、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。各コードは、赤道面に対して傾斜している。
インナーライナー14は、カーカス10の内周面に接合されている。インナーライナー14は、架橋ゴムからなる。インナーライナー14には、空気遮蔽性に優れたゴムが用いられている。インナーライナー14は、タイヤ2の内圧を保持する役割を果たす。
図1において、符号PAで示されているのは、最大幅点である。最大幅点PAは、軸方向において最も外側の点である。このタイヤ2では、カーカスプライ28の端30は最大幅点PAよりも半径方向外側に位置している。エイペックス26の先端32は、この最大幅点PAよりも半径方向内側に位置している。この最大幅点PAは、半径方向において、カーカスプライ28の端30とエイペックス26の先端32との間に位置している。なお、タイヤ2の側面に模様、文字等が付される場合においては、この最大幅点PAは、この模様、文字等を除いた側面に基づいて決められる。
図2は、図1のタイヤ2の製造に用いられる加硫装置42の一部が示された断面図である。この加硫装置42が用いられることにより、ローカバーからタイヤ2が得られる。この加硫装置42は、ブラダー44と、上側クランプ46と、下側クランプ48と、ロッド50と、中子52とを備えている。この図2において、左右方向はタイヤ2の半径方向に相当する。上下方向は、タイヤ2の軸方向に相当する。
ブラダー44は、筒状であって中空である。後述するが、ローカバーはこのブラダー44の半径方向外側に配置される。ブラダー44は、架橋ゴムからなる。ブラダー44の一方の端54aは、上側クランプ46に取り付けられている。ブラダー44の他方の端54bは、下側クランプ48に取り付けられている。ブラダー44にガスが充填されることにより、ブラダー44は膨張する。この膨張により、ローカバーの内側表面にブラダー44が当接する。ブラダー44からガスが排出されることにより、ブラダー44は収縮する。この図2には、ローカバーに当接する前のブラダー44の状態が示されている。
ロッド50は、ブラダー44の内側に位置している。ロッド50の上端56は、上側クランプ46に固定されている。ロッド50は、下側クランプ48を貫通している。この加硫装置42は、ロッド50が下側クランプ48に対して上下にスライドするように構成されている。ロッド50が上方にスライドすると、上側クランプ46は上昇する。ロッド50が下方にスライドすると、上側クランプ46は下側クランプ48に向かって下降する。このロッド50のスライドにより、ローカバーに対するブラダー44の位置が調整される。
中子52は、ブラダー44の内側に位置している。中子52は、ブラダー44に収容されている。中子52は、上側クランプ46と下側クランプ48との間に位置している。中子52は、ブラダー44、上側クランプ46及び下側クランプ48で構成される空間内に配置されている。
中子52は、一対の中子プレート58と、一対の伸縮部材60とを備えている。各中子プレート58は、実質的にリング状である。中子プレート58は、支持面62を備えている。この支持面62は、図1のタイヤ2のビード8の部分における内側表面64と同等の形状を有している。
中子プレート58は、金属材料からなる。中子プレート58は、硬質である。金属材料としては、スチール、ステンレススチール及びアルミニウム合金が例示される。軽量であるという観点から、この金属材料としてはアルミニウム合金が好ましい。
伸縮部材60は、半径方向に伸縮しうるように構成されている。この伸縮部材60に、中子プレート58が取り付けられている。
図3は、図2の加硫装置42に設けられた中子52が示された平面図である。この図3には、上側に位置する中子プレート58及び伸縮部材60が示されている。図示されているように、この中子プレート58は周方向において複数の部材59に分割されている。より詳細には、この中子プレート58は、4の第一部材59aと4の第二部材59bとからなる。第一部材59aと第二部材59bとは、周方向において交互に配置されている。
この加硫装置42では、各伸縮部材60は8のバー61から構成される。これらバー61は、ロッド50から半径方向外向きに延在している。図示されているように、8のバー61のうち4のバー61aは、第一部材59aに取り付けられている。残りの4のバー61bは、第二部材59bに取り付けられている。
図3において、伸縮部材60を構成するバー61は伸張している。第一部材59aと第二部材59bとは、当接している。この加硫装置42では、この第一部材59aと第二部材59bとが当接した状態が、中子52の拡径状態である。
図4は、図3に示された中子52の縮径状態が示された平面図である。図示されているように、伸縮部材60を構成するバー61が半径方向内向きに縮むことにより、中子プレート58を構成する第一部材59a及び第二部材59bのそれぞれが半径方向内向きにスライドする。このスライドにより、中子52は縮径する。縮径状態においては、第一部材59aは第二部材59bの半径方向外側に位置している。
この加硫装置42では、伸縮部材60が半径方向外向きに伸びることにより、中子52は拡径する。この拡径により、第一部材59aと第二部材59bとが当接する。この中子プレート58の各部材59の間には、隙間は生じない。そして、前述したように、この伸縮部材60が半径方向内向きに縮むことにより、中子52は縮径する。なお、図2に示されているのは、縮径状態にある中子52である。
この加硫装置42では、上側に位置する伸縮部材60a及び下側に位置する伸縮部材60bのそれぞれは、ロッド50に沿って上下にスライドしうるように構成されている。この伸縮部材60のスライドにより、上側に位置する中子プレート58a及び下側に位置する中子プレート58bの上下方向の位置が調整される。
図4は、図2の加硫装置42の他の一部が示された断面図である。この加硫装置42は、モールド66をさらに備えている。この図3には、モールド66の一部が、ブラダー44、中子52及びローカバー68と共に示されている。
モールド66は、多数のトレッドセグメント70と、上下一対のサイドプレート72と、上下一対のビードリング74とを備えている。セグメント70、サイドプレート72及びビードリング74は、金属材料からなる。セグメント70、サイドプレート72及びビードリング74は、硬質である。セグメント70の平面形状は、実質的に円弧状である。セグメント70は、ホルダー76と複数のピース78とからなる。多数のセグメント70が、リング状に連結される。セグメント70の数は、通常3以上20以下である。サイドプレート72及びビードリング74は、実質的にリング状である。このモールド66は、いわゆる「割モールド」である。セグメント70、サイドプレート72及びビードリング74により、キャビティ面80が形成されている。
この製造方法では、タイヤ2は次のようにして得られる。トレッド4、サイドウォール6、ビード8等の部材が組み合わされ、ローカバー68が成形される。図示されていないが、このローカバー68における、トレッド4、サイドウォール6、ビード8等の部材の構成は、図1で示されたタイヤ2におけるこれら部材のそれと同等である。このローカバー68では、サイドウォール6はトレッド4の端20の部分から半径方向略内向きに延びている。ビード8は、サイドウォール6よりも半径方向略内側に位置している。カーカス10は、トレッド4及びサイドウォール6の内側に沿って一方のビード8と他方のビード8との間に架け渡されている。
ローカバー68は、モールド66とブラダー44との間に投入される。投入のとき、ブラダー44は収縮しており、中子52は縮径している。投入により、ブラダー44及び中子52はローカバー68の内側に位置する。投入後にガスが充填されることで、ブラダー44が徐々に膨張する。この膨張により、ブラダー44の外側表面82がローカバー68の内側表面84に徐々に当接する。ローカバー68の外側表面86が、モールド66のキャビティ面80に徐々に当接する。なお、ブラダー44が最も膨張した状態が、図3に示されている。
ローカバー68を収容した加硫装置42では、モールド66が締められ、ブラダー44の内圧が高められる。中子52が拡径され、中子プレート58がローカバー68のビード8の部分と軸方向において重複する位置に配置される。上側に位置する中子52aが、ロッド50に沿って上昇される。この上昇により、この中子52aの支持面62aがブラダー44の内側表面88に押し当てられる。下側に位置する中子52bが、ロッド50に沿って下降される。この下降により、この中子52bの支持面62bがブラダー44の内側表面88に押し当てられる。この製造方法では、ローカバー68は、ブラダー44と、この中子52とにより加圧される。
この加硫工程では、ローカバー68は、モールド66及びブラダー44からの熱伝導により、加熱される。ローカバー68は、加硫工程において加熱される。加圧と加熱とにより、ローカバー68のゴム組成物が流動する。流動によってモールド66内のエアーが移動し、モールド66から排出される。加熱によりゴムが架橋反応を起こし、タイヤ2が得られる。
この製造方法では、ローカバー68の外側表面86がキャビティ面80に当接することにより、タイヤ2の外側表面90が成形される。ブラダー44の外側表面82がローカバー68の内側表面84に当接することにより、タイヤ2の内側表面64が成形される。
この製造方法では、ローカバー68のビード8の部分は、ブラダー44の内側表面88からこの中子52により押し当てられた状態で加熱される。前述したように、中子52の支持面62の形状はビード8の部分の内側表面64と同等の形状を有している。この状態が維持されて成形されたタイヤ2では、ビード8の寸法精度が高い。この製造方法により、設計形状からずれていない形状を有するビード8を備えたタイヤ2が得られる。
この加硫工程では、ビード8の部分はモールド66と中子プレート58とに挟まれて、加熱される。換言すれば、このビード8の部分は、硬質な2つの部材に挟まれて、加熱される。この製造方法で得られたタイヤ2では、ビード8の寸法精度が高い。この製造方法により、設計形状からずれていない形状を有するビード8を備えたタイヤ2が得られる。
この加硫装置42では、中子52がブラダー44の内側に位置しているので、中子52が直接ローカバー68に当接することはない。この加硫装置42では、ゴム及び副生成物による中子52の汚染が防止される。この中子52のメンテナンスは、容易である。この中子52は、耐久性に優れる。この中子52によれば、高品質な空気入りタイヤ2が安定に製造されうる。この製造方法が用いられることにより、品質に優れた空気入りタイヤ2が低コストで得られる。
この加硫装置42では、ローカバー68の内側表面84にはブラダー44のみが当接するので、従来の製造方法のようにインナーライナーの一部が中子とブラダー44との間に噛み込まれることはない。この製造方法では、インナーライナーの厚みの設定に際し、この噛み込みを考慮する必要はない。この製造方法では、小さな厚みのインナーライナーが採用されうる。この製造方法は、生産コストの低減に寄与しうる。
タイヤ2がリムに組み込まれたとき、ビード8がリムと嵌合する。本発明に係る製造方法で得られたタイヤ2では、ビード8の形状が適切なので、ビード8が適切な状態でリムに当接する。従って、タイヤ2に充填された空気が、ビード8とリムとの間から漏れ出さない。ビード8の形状は、タイヤ2のたわみに影響を与える。このタイヤ2では、適正なたわみが得られる。このタイヤ2がリムに組まれると、適正な嵌合圧が発生する。このタイヤ2のビード8は、車両の急加速及び急減速のとき、リムからずれない。このタイヤ2により、ホイールバランスが維持される。このタイヤ2では、ビード8の寸法の周方向におけるばらつきが少ない。このタイヤ2は、ユニフォミティに優れる。
この製造方法では、ブラダー44及び中子52により、ローカバー68は十分に加圧される。この加圧により、ゴム組成物が十分に流動し、エアーが排出される。この加圧により、ローカバー68を構成するゴム部材同士が確実に接合される。中子52とブラダー44とが併用された製造方法により、高品質なタイヤ2が得られる。
この中子52は、ローカバー68の内側表面84の全体と当接する従来の中子に比べて安価である。さらにこの中子52は、ビード8の形状が同一でありサイズが異なる複数のタイヤ2の製造に、用いられうる。この中子52の汎用性は、高い。この中子52が用いられることにより、高品質なタイヤ2が低コストで得られる。
この製造方法では、中子プレート58の形状に工夫が施されることにより、ブラダー44の形状に依存することなく、任意の形状のビード8が形成されうる。特殊な形状のビード8により、高機能なタイヤ2が得られうる。
図5は、図4の一部が示された拡大断面図である。この図4には、ローカバー68、ブラダー44及び中子52の一部が示されている。このローカバー68の外側表面86は、モールド66のキャビティ面80に相当する。符号PBで示されているのは、中子52の先端である。なお、前述したように、符号PAで示されているのは最大幅点である。
この加硫工程では、先端PBはトレッド4の端20よりも半径方向内側に位置している。この中子52は、ローカバー68の内側表面84の全体と当接する中子に比べて、安価である。この先端PBは、最大幅点PAの近傍に位置している。この中子52は、サイズが異なる複数のタイヤ2の製造に使用されうる。この先端PBは、最大幅点PAよりも半径方向内側に位置している。この中子52は、サイズが異なる複数のタイヤ2の製造に、より効果的に使用されうる。この中子52は、汎用性に優れる。
この加硫工程では、先端PBはビード8のコア22よりも半径方向外側に位置している。この中子52は、適切な形状を有するビード8の成形に寄与しうる。この製造方法で製造されたタイヤ2は、ユニフォーミティに優れる。このタイヤ2は、応答特性に優れる。このタイヤ2は、高い品質を有する。この先端PBは、エイペックス26の先端32よりも半径方向外側に位置している。この中子52は、適切な形状を有するビード8の成形に効果的に寄与しうる。この製造方法で製造されたタイヤ2は、高品質である。
図4において、点PRは、タイヤ2が装着されるリムのリム径(JATMA参照)を規定する線とこのタイヤ2の外面との交点に相当するキャビティ面80上の点を表している。実線BBLは、この点PRを通り軸方向に延在する直線である。本明細書では、この実線BBLはビードベースラインと称される。両矢印HCは、ビードベースラインからカーカス10までの最大高さ(以下、カーカス高さ)である。このカーカス高さHCは、赤道面CLにおけるビードベースラインからカーカス10の内面92までの半径方向高さを計測することにより得られる。両矢印HAは、ビードベースラインから最大幅点PAまでの半径方向高さを表している。この半径方向高さHAは、最大幅高さと称される。両矢印LBは、ビードベースラインから先端PBまでの半径方向距離(高さ)を表している。この半径方向距離LBは、中子の距離と称される。
この製造方法では、中子の距離LBのケース高さHCに対する比率は、0.2以上0.8以下であるのが好ましい。この比率が0.2以上に設定されることにより、中子52は適切な形状を有するビード8の成形に寄与しうる。この製造方法は、高品質なタイヤ2を製造しうる。この観点から、この比率は0.3以上がより好ましい。この比率が0.8以下に設定されることにより、中子52がサイズが異なる複数のタイヤ2の製造に効果的に使用されうる。この中子52は、汎用性に優れる。この観点から、この比率は0.7以下がより好ましい。
この製造方法では、中子の距離LBの最大幅高さHAに対する比率は、0.3以上1.5以下が好ましい。この比率が0.3以上に設定されることにより、中子52は適切な形状を有するビード8の成形に寄与しうる。この製造方法は、高品質なタイヤ2を製造しうる。この観点から、この比率は0.5以上がより好ましい。この比率が1.5以下に設定されることにより、中子52がサイズが異なる複数のタイヤ2の製造に効果的に使用されうる。この中子52は、汎用性に優れる。この観点から、この比率は1.3以下がより好ましい。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実施例1]
図2から図6に示されたモールド、ブラダー及び中子を備える加硫装置を用いて、図1に示されたタイヤを製作した。このタイヤのサイズは、195/65R15である。ケースの高さHCは、110mmである。最大幅高さHAは、60mmである。ビードベースラインからエイペックスの先端までの半径方向高さ(エイペックス高さ)は、45mmである。ビードベースラインからコアの上面までの半径方向高さ(コア高さ)は、6.5mmである。この加硫装置では、中子はブラダーの内側に位置している。中子の距離LBは、55mmである。よって、比率(LB/HC)は、0.5である。比率(LB/HA)は、0.92である。表1中、中子を用いた場合が「A」で、この中子がブラダーの内側に配置させた場合が「内」で表示されている。
[実施例2−7]
中子の距離LBを変えて、比率(LB/HC)及び比率(LB/HA)を変えた他は実施例1と同様にして、タイヤを製作した。
[比較例2]
中子をブラダーの外側に配置させた他は実施例1と同様にして、タイヤを製作した。表1中、中子をブラダーの外側に配置させた場合が、「外」で表示されている。
[比較例1]
中子を用いなかった他は実施例1と同様にして、タイヤを製作した。表1中、中子を用いなかった場合が「B」で表示されている。
[ユニフォミティの評価]
「JASO C607:2000」に規定されたユニフォーミティ試験の条件に準拠して、RFVを測定した。20本のタイヤを測定した結果の平均値が、比較例2を100とした指数値で、下記の表1に示されている。この数値が小さいほど、評価が高い。
[走行テスト]
タイヤをリムに組み込み、このタイヤ及びリムを乗用車に装着した。この乗用車は、フロントエンジン後輪駆動タイプである。この乗用車のエンジンの排気量は、3000ccである。この乗用車をレーシングサーキットで高速走行させ、ドライバーに応答特性を格付けさせた。この結果が、比較例2を100とした指数値で、下記の表1に示されている。数値が大きいほど、評価が高い。
[中子の汚染性]
タイヤを100本製作した後、加硫装置から中子を取り出し、中子の汚染の有無を確認した。汚染が認められなかった場合が「G」として、汚染が認められた場合が「NG」として、下記表1に示されている。
[タイヤの内側表面の観察]
製作したタイヤの内側表面を目視で観察し、噛み込みの有無を確認した。噛み込みが認められなかった場合が「G」として、噛み込みが認められた場合が「NG」として、下記表1に示されている。
Figure 2010269554
表1に示されるように、実施例の製造方法では、比較例の製造方法に比べて評価が高い。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
以上説明された方法は、種々のタイヤの製造にも適用されうる。
2・・・タイヤ
4・・・トレッド
6・・・サイドウォール
8・・・ビード
10・・・カーカス
12・・・ベルト
42・・・加硫装置
44・・・ブラダー
46・・・上側クランプ
48・・・下側クランプ
50・・・ロッド
52・・・中子
58、58a、58b・・・中子プレート
60、60a、60b・・・伸縮部材
66・・・モールド
68・・・ローカバー
70・・・セグメント
72・・・サイドプレート
74・・・ビードリング
80・・・キャビティ面

Claims (6)

  1. トレッドと、それぞれがこのトレッドの端から半径方向略内向きに延びる一対のサイドウォールと、それぞれがサイドウォールよりも半径方向略内側に位置する一対のビードと、上記トレッド及びサイドウォールの内側に沿って一方のビードと他方のビードとの間に架け渡されたカーカスと備えるローカバーが、成形される工程と、
    モールドと、このモールドの内側に位置するブラダーと、このブラダーのさらに内側に位置する中子とを備える加硫装置において、このモールドとブラダーとの間に上記ローカバーが投入される工程と、
    このローカバーの外側表面がこのモールドのキャビティ面に当接し、このローカバーの内側表面がこのブラダーの外側表面に当接し、このローカバーのビードの部分がこのブラダーの内側表面からこの中子により押し当てられた状態で、このローカバーが加熱される工程とを含む空気入りタイヤの製造方法。
  2. ビードベースラインから上記中子の先端までの半径方向高さの、このビードベースラインから上記カーカスまでの最大高さに対する比率が、0.2以上0.7以下である請求項1に記載の空気入りタイヤの製造方法。
  3. 上記ローカバーの加熱工程において、上記中子の先端が、タイヤ最大幅点よりも半径方向内側に位置している請求項1又は2に記載の空気入りタイヤの製造方法。
  4. 上記ビードが、コア及びこのコアの半径方向外側に位置するエイペックスを備えており、
    上記ローカバーの加熱工程において、上記中子の先端がこのコアよりも半径方向外側に位置している請求項1から3のいずれかに記載の空気入りタイヤの製造方法。
  5. 上記中子の先端が、上記エイペックスの先端よりも半径方向外側に位置している請求項4に記載の空気入りタイヤの製造方法。
  6. 上記中子が、中子プレートを備えており、
    この中子プレートが、周方向に分割された複数の部材からなり、
    この中子が、上記ローカバーの投入工程において縮径し、このローカバーの加熱工程において拡径しうる請求項1から5のいずれかに記載の空気入りタイヤの製造方法。
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