JP2010264652A - 造形物の製造方法及び製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】1次元又は2次元に配列された樹脂材料からなる複数のレンズ部を有する造形物の各レンズ部を精度よく形成する。
【解決手段】1次元又は2次元に配列される複数のレンズ部101と、該レンズ部101を相互に連結する基板部102と、を有し、該レンズ部及び該基板部が樹脂材料で一体に形成されるウェハレベルレンズアレイ100は、このウェハレベルレンズアレイ100の一方の表面に整合する第1の型111の転写面112と、反対側の表面に整合する第2の型113の転写面114との間で、軟化した樹脂材料Mを硬化させ、樹脂材料の硬化に伴う収縮に合わせて、第1の型111の転写面112と第2の型113の転写面114との間隔を狭め、第1の型111の転写面112及び第2の型113の転写面114と樹脂材料Mとの密着を維持して製造される。
【選択図】図4

Description

本発明は、1次元又は2次元に配列された樹脂材料からなる複数のレンズ部を有する造形物の製造方法及び製造装置に関する。
近年、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)などの電子機器の携帯端末には、小型で薄型な撮像ユニットが搭載されている。このような撮像ユニットは、一般に、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサやCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)イメージセンサなどの固体撮像素子と、固体撮像素子上に被写体像を結像するレンズと、を備えている。
携帯端末の小型化・薄型化、そして携帯端末の普及により、それに搭載される撮像ユニットにも更なる小型化・薄型化が要請され、そして生産性が要求される。かかる要求に対して、1次元又は2次元に配列された複数の固体撮像素子とこれらの固体撮像素子を保持する基板部とを有するセンサアレイに、同じく1次元又は2次元に配列された複数のレンズ部とこれのレンズを保持する基板部とを有するレンズアレイを1又は複数重ね、それらを一体に組み合わせた後に、それぞれにレンズ部及び固体撮像素子を含むようにレンズアレイの基板部及びセンサアレイの基板部を切断して撮像ユニットを量産する方法が知られている。以下、基板部に保持される各レンズ部をウェハレベルレンズと呼び、これらのレンズ部の群をウェハレベルレンズアレイと呼ぶ。
従来のウェハレベルレンズ又はウェハレベルレンズアレイとしては、ガラスからなる基板部上に樹脂材料からなるレンズ部を接合したものが知られている(例えば特許文献1、2参照)。また、複数のレンズ部と、これらのレンズ部を相互に連結する基板部と、を樹脂材料により一体に形成したものも知られている(例えば、特許文献3参照)。いずれも、型を用いて樹脂材料からなるレンズ部を形成しているが、樹脂材料は硬化する過程で収縮する。樹脂材料が収縮すると、型の転写面の形状が樹脂材料に正確に転写されず、例えば樹脂材料からなるレンズ部の光学特性の低下が懸念される。
特許第3926380号公報 国際公開第08/102648号パンフレット 国際公開第08/093516号パンフレット
本発明は、上述した事情に鑑みなされたものであり、1次元又は2次元に配列された樹脂材料からなる複数のレンズ部を有する造形物の各レンズ部を精度よく形成することを目的とする。
(1)1次元又は2次元状に配列される複数のレンズ部と、該レンズ部を相互に連結する基板部と、を有し、該レンズ部及び該基板部が樹脂材料で一体に形成される造形物の製造方法であって、前記造形物の一方の表面に整合する第1の型の転写面と、該造形物の反対側の表面に整合する第2の型の転写面との間で、前記樹脂材料を硬化させ、前記樹脂材料の硬化に伴う収縮に合わせて、前記第1の型の転写面と前記第2の型の転写面との間隔を狭め、該第1の型の転写面及び該第2の型の転写面と前記樹脂材料との密着を維持する造形物の製造方法。
(2)基板部と、該基板部の表面に1次元又は2次元に配列される複数のレンズ部と、を有し、該レンズ部が樹脂材料で形成される造形物の製造方法であって、前記レンズ部の表面に整合する型の転写面と、前記基板部の表面と、の間で、前記樹脂材料を硬化させ、前記樹脂材料の硬化に伴う収縮に合わせて、前記型の転写面と前記基板部の表面との間隔を狭め、該型の転写面と前記樹脂材料との密着を維持する造形物の製造方法。
(3)1次元又は2次元状に配列される複数のレンズ部と、該レンズ部を相互に連結する基板部と、を有し、該レンズ部及び該基板部が樹脂材料で一体に形成される造形物の製造装置であって、前記造形物の一方の表面に整合する転写面を有する第1の型、及び該造形物の反対側の表面に整合する転写面を有する第2の型と、前記第1の型の転写面と前記第2の型の転写面との間隔を狭めるように該第1の型及び該第2の型を相対移動させる機構部と、前記第1の型の転写面と前記第2の型の転写面との間で硬化される前記樹脂材料の硬化に伴う収縮に合わせて機構部を駆動する制御部と、を備える造形物の製造装置。
(4)基板部と、該基板部の表面に1次元又は2次元に配列される複数のレンズ部と、を有し、該レンズ部が樹脂材料で形成される造形物の製造装置であって、前記レンズ部の表面に整合する転写面を有し、該転写面を前記基板部の表面に対向させて配置された型と、前記型の転写面と前記基板部の表面との間隔を狭めるように該型を移動させる機構部と、前記型の転写面と前記基板部の表面との間で硬化される前記樹脂材料の硬化に伴う収縮に合わせて機構部を駆動する制御部と、を備える造形物の製造装置。
本発明によれば、樹脂材料の硬化に伴う収縮によっても、型の転写面と樹脂材料との密着が維持され、型の転写面の形状が正確に転写される。それにより、樹脂材料からなるレンズ部を精度よく形成することができる。
本発明の実施形態を説明するための、造形物の一例を示す図であり、(A)は造形物の平面図、(B)は同図(A)におけるB−B線断面図である。 図1の造形物の変形例を示す断面図である。 図1の造形物の製造装置の概略構成を示す正面図である。 図3の製造装置を用いた造形物の製造工程を示す模式図である。 時間と樹脂材料の粘度(硬さ)との一般的な関係を示すグラフである。 図1の造形物の変形例を示す図であり、(A)は造形物の平面図、(B)は同図(A)におけるB−B線断面図である。 図6の造形物の製造装置の概略構成を示す正面図である。 図6の製造装置を用いた造形物の製造工程を示す模式図である。 本発明の実施形態を説明するための、造形物の他の例を示す図であり、(A)は造形物の平面図、(B)は同図(A)におけるB−B線断面図である。 図9の造形物の製造装置の概略構成を示す正面図である。 図9の製造装置を用いた造形物の製造工程を示す模式図である。
図1に、1次元又は2次元に配列される樹脂材料からなる複数のレンズ部を有する造形物の一例であるウェハレベルレンズアレイを示す。図1に示すウェハレベルレンズアレイ100は、所定のピッチで2次元に配列された複数のレンズ部101と、これらのレンズ部101を相互に連結する略円形状の基板部102と、を有している。
レンズ部101と基板部102とは光透過性の樹脂材料で一体に形成されている。レンズ部101及び基板部102を形成する樹脂材料としては、例えば、熱硬化性のエポキシ樹脂やアクリル樹脂、又は光硬化性のエポキシ樹脂やアクリル樹脂などが用いられる。
また、上記の樹脂に無機微粒子を分散させた有機無機複合材料を用いることもできる。無機微粒子としては、例えば酸化物微粒子、硫化物微粒子、セレン化物微粒子、テルル化物微粒子が挙げられる。より具体的には、例えば、酸化ジルコニウム、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化スズ、硫化亜鉛等の微粒子を挙げることができる。
無機微粒子は、単独で用いても2種以上を併用してもよい。また、複数の成分による複合物であってもよい。また、無機微粒子には光触媒活性低減、吸水率低減などの種々の目的から、異種金属をドープしたり、表面層をシリカ、アルミナ等の異種金属酸化物で被覆したり、シランカップリング剤、チナネートカップリング剤、有機酸(カルボン酸類、スルホン酸類、リン酸類、ホスホン酸類等)または有機酸基を持つ分散剤などで表面修飾してもよい。
無機微粒子の数平均粒子サイズは、小さすぎると物質の特性が変化する場合がある。また樹脂マトリックスと無機微粒子の屈折率差が大きい場合には、無機微粒子の数平均粒子サイズが大きすぎるとレイリー散乱の影響が顕著となる。このため1nm〜15nmが好ましく、2nm〜10nmが更に好ましく、3nm〜7nmが特に好ましい。また、無機微粒子の粒子サイズ分布は狭いほど望ましい。このような単分散粒子の定義の仕方はさまざまであるが、例えば、特開2006−160992号に記載されるような数値規定範囲が好ましい粒径分布範囲に当てはまる。ここで、上述の数平均1次粒子サイズとは、例えばX線回折(XRD)装置あるいは透過型電子顕微鏡(TEM)などで測定することができる。
無機微粒子の屈折率としては、22℃、589nmの波長において、1.90〜3.00であることが好ましく、1.90〜2.70であることが更に好ましく、2.00〜2.70であることが特に好ましい。また、無機微粒子の樹脂マトリックスに対する含有量は、透明性と高屈折率化の観点から、5質量%以上であることが好ましく、10〜70質量%が更に好ましく、30〜60質量%が特に好ましい。
レンズ部101は、その表裏に所定のレンズ面103a、103bが形成されており、図示の例では、いずれも凸の球面とされている。なお、レンズ面103a、103bは、凸の球面に限られず、凹の球面や非球面であってもよく、凸若しくは凹の球面、又は非球面を種々に組み合わせることができる。図2に、レンズ部101の他の例を示す。
図2(A)に示す変形例のレンズ部101は、一方のレンズ面103aが凹面となっており、反対側のレンズ面103bが凸面となっている。図2(B)に示す変形例のレンズ部101は、レンズ面103a、103bがいずれも凹面となっている。
また、図2(C)に示す変形例のレンズ部101は、一方のレンズ面103aが凸部及び凹部を有する面となっており、反対側のレンズ面103bが凸面となっている。図2(D)に示す変形例のレンズ101は、レンズ面103a、103bがいずれも凸部及び凹部を有する面となっている。
また、図2(E)に示す変形例のレンズ部101は、一方のレンズ面103aが凸部及び凹部を有する面となっており、その凹部の底が基板部102の厚みの内に位置している。反対側のレンズ面103bは凸面となっている。
また、図2(F)に示す変形例のレンズ部101は、一方のレンズ面103aが凹面となっており、その全体が基板部102の厚みの内に位置している。反対側のレンズ面103bは凸面となっている。
レンズ部101と基板部102とが樹脂材料で一体に形成されることにより、図2(E)に示すように、レンズ部101の一方のレンズ面103aの一部が基板部102の厚みの内に潜り込むようなレンズ形状や、図2(F)に示すように、レンズ部101の一方のレンズ面103aの全体が基板部102の厚みの内に潜り込むようなレンズ形状を採ることも可能となり、レンズの設計自由度が高まる。
図3に、以上のようなウェハレベルレンズアレイ100を製造する製造装置の一例を示す。尚、レンズ部101及び基板部102を形成する樹脂材料として熱硬化性樹脂が用いられるものとして説明する。図3に示す製造装置110は、上型111及び下型113と、機構部115と、樹脂供給部116と、加熱部117と、制御部118と、を備えている。
上型111は、ウェハレベルレンズアレイ100の上側の表面に整合する転写面112を有している。図1に示すウェハレベルレンズアレイ100のレンズ部101は所定のピッチで2次元に配列されており、ウェハレベルレンズアレイ100の上側の表面に含まれるレンズ部101のレンズ面103aは凸の球面であることから、上型111の転写面112には、レンズ面103aとは反対形状の凹の球面112aが、レンズ部101と同一のピッチで2次元に配列されている。同様に、下型113にも、ウェハレベルレンズアレイ100の下側の表面に整合する転写面114が設けられている。
上型111には、樹脂材料との接触によって転写面に作用する圧力を検出する圧力センサ119が設けられている。図示の例で、圧力センサ119は、転写面112においてウェハレベルレンズアレイ100の基板部102の表面を成形する部位、即ち、2次元に配列された凹の球面112aを除く平坦面112bに設けられている。尚、硬化前の流動性ある樹脂材料との接触によって転写面112に作用する圧力は均一とみなせるので圧力センサ119は1つでも足りるが、転写面112に分散して複数設けられることが好ましい。また、図示の例では圧力センサ119は上型111に設けられているが、下型113に設けてもよく、また、上型111及び下型113の双方に設けてもよい。
上型111及び下型113は、それぞれの転写面112、114が対向するように配置され、下型114は基台120に取り付けられて位置を固定されており、上型111は機構部115に支持されている。機構部115は、上型111の転写面112と下型113の転写面114との間隔を狭め又は広げるように上型111を昇降させる。上型111を昇降させる手段としては、例えばボールネジ、シリンダ・ピストン、等の適宜な手段を用いることができる。
樹脂供給部116は、下型113の転写面114上に樹脂材料を供給する。尚、樹脂材料の硬化に伴う収縮を考慮して、供給される樹脂材料の量は、ウェハレベルレンズアレイ100の体積よりも若干多めに設定される。
加熱部117は、上型111及び下型113をそれぞれ加熱して、上型111の転写面112及び下型113の転写面114に接触する樹脂材料に硬化に必要な熱を供給する。よって、上型111及び下型113は、熱伝導率に優れる例えばニッケルなどの金属材料で形成されている。
制御部118は、圧力センサ119で検出される圧力に応じ、機構部115を駆動して上型111を昇降させ、上型111の転写面112と下型113の転写面114との間隔を調整する。また、樹脂供給部116及び加熱部117の動作を制御して、樹脂材料の供給量や、上型111及び下型113の温度なども調節する。
以上のように構成された製造装置110を用いたウェハレベルレンズアレイ100の製造工程を以下に説明する。
図4(A)に示すように、まず、樹脂供給部116より下型113の転写面114上に樹脂材料Mが供給され、樹脂材料Mが下型113の転写面114上に行き渡る。樹脂材料Mの流動性が比較的低い場合には、樹脂供給部116において樹脂材料Mを予熱し、流動性を高めた状態で樹脂材料Mを下型113の転写面114上に供給するようにしてもよいし、また、加熱部117によって下型113を加熱して下型113の転写面114上で樹脂材料Mを予熱し、下型113の転写面114上で樹脂材料Mの流動性を高めるようにしてもよい。
次いで、図4(B)に示すように、樹脂材料Mが下型113の転写面114上に行き渡った後、樹脂供給部116が下型113上から退避され、そして、上型111が降下されて上型111の転写面112と下型113の転写面114との間で樹脂材料Mが挟まれる。樹脂材料Mは上型111の転写面112及び下型113の転写面114に密着し、両転写面112、114の形状が樹脂材料Mに転写される。
そして、加熱部117により上型111及び下型113がそれぞれ加熱され、上型111の転写面112及び下型113の転写面114に接触した樹脂材料Mに熱が供給される。それにより、両転写面112、114の形状が転写された状態で樹脂材料Mが硬化される。両転写面112、114の凹の球面112a、114aの間に挟まれた樹脂材料Mは、表裏に凸の球面のレンズ面103a、103bを有するレンズ部101を形成し、また、両転写面112、114の凹の球面を除く平坦面112b、114bの間に挟まれた樹脂材料Mは、レンズ部101を相互に連結する基板部102を形成する。
図4(C)に示すように、樹脂材料Mが硬化する過程で樹脂材料Mには収縮が生じ、樹脂材料Mの収縮力は上型111の転写面112及び下型113の転写面114と樹脂材料Mとが離れようとする方向に作用する(図4(C)では、樹脂材料Mの収縮力の作用方向を説明するために、便宜的に両転写面112、114と樹脂材料Mとが離間した状態を示したが、離間せず両転写面112、114と樹脂材料Mとの密着が維持されるのが望ましい)。それにより、樹脂材料Mとの接触により上型111の転写面112及び下型113の転写面114に作用する圧力が低下する。この変動する圧力は、上型111の転写面112に設けられた圧力センサ119により検出され、検出された圧力に応じた信号が圧力センサ119から制御部118に送られる。
制御部118は、樹脂材料Mの硬化過程で上型111の転写面112に作用する圧力について、予め設定された設定圧力を記憶している。制御部118は、圧力センサ119から送られる信号に基づいて、記憶している設定圧力が圧力センサ119にて検出されるよう、機構部115を駆動して上型111を降下させる。それに伴い、図4(D)に示すように、上型111の転写面112と下型113の転写面114との間隔が狭められ、両転写面112、114に倣って樹脂材料Mを変形させながら両転写面112、114と樹脂材料Mとの密着が維持されるように作用する。このように樹脂材料Mの硬化に伴う収縮によっても、両転写面112、114と樹脂材料Mとの密着が維持され、両転写面112、114の形状が正確に転写される。それにより、樹脂材料Mからなるレンズ部101が精度よく形成される。
制御部118に記憶される設定圧力は、例えば樹脂材料Mの硬化過程で一定の圧力としてもよい。この場合の圧力は、機構部115を駆動して発生させてもよいし、上型111の自重により発生させることもできる。好ましくは、制御部118に記憶される設定圧力は、図5に示すように、樹脂材料Mが硬くなる程に高くする。図5は、時間Tと樹脂材料の粘度(硬さ)μとの一般的な関係を示す。尚、時間Tは、樹脂材料が受ける積算のエネルギー量(熱量)に対応する。併せて、図5には、設定圧力Pの推移、つまりは樹脂材料に加えられる圧力の推移を示す。
図5に示すように、樹脂材料Mは、予熱により一旦粘度が低下し、その後に、硬化反応が進むに従って次第に粘度が高くなる。設定圧力は、予熱後の樹脂材料の粘度の上昇に合わせて次第に高くなっている。このように、樹脂材料Mが硬くなる程に設定圧力を高くするようにすれば、次第に硬化する樹脂材料Mに対して、上型111の転写面112及び下型113の転写面114の形状をより正確に転写することができる。尚、図示の例では、予熱により低下した粘度が常温における粘度μに戻るまでは、樹脂材料Mの粘度の上昇によらず設定圧力を一定としている。これは、粘度が極端に低い樹脂材料Mに比較的高い圧力を加えることによって上型111と下型113との隙間から樹脂材料Mが漏出することを防止するためである。
上述した例では、ウェハレベルレンズアレイ100のレンズ部101及び基板部102を形成する樹脂材料Mが熱硬化性樹脂であるものとして説明したが、光硬化性樹脂とすることもできる。その場合に、製造装置100には、樹脂材料の硬化反応を進めるための光を樹脂材料に照射する光源が設けられ、また、上型111及び下型113の少なくとも一方は、光源より射出される光を透過するガラス等の材料で形成される。
図6には、上述のウェハレベルレンズアレイ100の変形例を示す。図6に示すウェハレベルレンズアレイ200は、基板部202と、基板部202の表面に所定のピッチで2次元に配列された複数のレンズ部201と、を有している。
基板部202は透明アルミナといった光透過性のセラミックスや、ガラスなどで形成されており、レンズ部201は光透過性の樹脂材料で形成され、基板部202の表面に接合されている。レンズ部201を形成する樹脂材料としては、例えば、熱硬化性のエポキシ樹脂やアクリル樹脂、又は光硬化性のエポキシ樹脂やアクリル樹脂などが用いられる。
レンズ部201は、その表面に所定のレンズ面203が形成されており、図示の例では、凸の球面とされている。なお、レンズ面203は、凸の球面に限られず、凹の球面であってもよく、また、非球面であってもよい。
図7に、ウェハレベルレンズアレイ200を製造する製造装置の一例を示す。尚、レンズ部201を形成する樹脂材料として熱硬化性樹脂が用いられるものとして説明する。図7に示す製造装置210は、型211と、機構部215と、樹脂供給部216と、加熱部217と、制御部218と、を備えている。
型211は、レンズ部201のレンズ面203を含むウェハレベルレンズアレイ200の表面に整合する転写面212を有している。図6に示すウェハレベルレンズアレイ200のレンズ部201は所定のピッチで2次元に配列されており、レンズ部201のレンズ面203は凸の球面であることから、型の転写面212には、レンズ面203とは反対形状の凹の球面212aが、レンズ部201と同一のピッチで2次元に配列されている。
型211は、基台220に固定された基板部202の表面に転写面212が対向するように配置され、機構部215に支持されている。機構部215は、型211の転写面212と基板部202との間隔を狭め又は広げるように型211を昇降させる。樹脂供給部216は、基板部202上に樹脂材料を供給する。加熱部217は、型211を加熱して、型211の転写面212に接触する樹脂材料に硬化に必要な熱を供給する。
制御部218は、基板部202上に供給された樹脂材料の硬化開始からの時間に応じ、機構部215を駆動して型211を昇降させ、型211の転写面212と基板部202の表面との間隔を調整する。また、樹脂供給部216及び加熱部217の動作を制御して、樹脂材料の供給量や、型211の温度なども調節する。
以上のように構成された製造装置210を用いたウェハレベルレンズアレイ200の製造工程を以下に説明する。
図8(A)に示すように、まず、基板部202上でレンズ部201が配置される各部位に樹脂供給部216より樹脂材料Mが供給される。そして、図8(B)に示すように、型211が降下され、型211の転写面212と基板部202の表面との間で樹脂材料Mが挟まれる。樹脂材料Mは転写面212の凹の球面212aに密着し、凹の球面212aの形状が樹脂材料Mに転写される。このとき、転写面212と基板部202の表面との間に若干の隙間Gが残される。
次いで、加熱部217により型211が加熱され、その転写面212の凹の球面212aに接触した樹脂材料Mに熱が供給される。それにより、凹の球面212aの形状が転写された状態で樹脂材料Mが硬化される。凹の球面212aと基板部202の表面との間に挟まれた樹脂材料Mは、表面に凸の球面のレンズ面203を有するレンズ部201を形成する。
ここで、図8(C)に示すように、樹脂材料Mが硬化する過程で樹脂材料Mには収縮が生じ、樹脂材料Mの収縮力は型211の転写面212の凹の球面212aと樹脂材料Mとが離れようとする方向に作用する(図8(C)では、樹脂材料Mの収縮力の作用方向を説明するために、便宜的に転写面212の凹の球面212aと樹脂材料Mとが離間した状態を示したが、離間せず転写面212の凹の球面212aと樹脂材料Mとの密着が維持されるのが望ましい)。制御部218は、予め測定される樹脂材料Mの厚さの経時変化量を記憶しており、記憶した経時変化量に基づいて、樹脂材料Mの硬化開始からの時間、即ち加熱部217による型211の加熱開始からの時間に応じて機構部215を駆動し、型211を降下させる。それに伴い、図8(D)に示すように、転写面212と基板部202の表面との間隔が狭められ、転写面212の凹の球面212aに倣って樹脂材料Mを変形させながら凹の球面212aと樹脂材料Mとの密着が維持されるように作用する。このように樹脂材料Mの硬化に伴う収縮によっても、凹の球面212aと樹脂材料Mとの密着が維持され、凹の球面212aの形状が正確に転写される。それにより、樹脂材料Mからなるレンズ部201が精度よく形成される。
上述した例では、ウェハレベルレンズアレイ200のレンズ部201を形成する樹脂材料Mが熱硬化性樹脂であるものとして説明したが、光硬化性樹脂とすることもできる。また、型211の転写面212と樹脂材料Mとの密着を維持するにあたり、予め測定される樹脂材料Mの厚さの経時変化量に基づいて、樹脂材料Mの硬化開始からの時間に応じて型211の転写面212と基板部202の表面との間隔を狭めるようにしているが、これに替えて、図3に示すウェハレベルレンズアレイ100の製造装置110と同様に、樹脂材料との接触によって型211の転写面212に作用する圧力を検出する圧力センサを設け、樹脂材料Mが硬化する過程で、予め設定される設定圧力が圧力センサにおいて検出されるように、型211の転写面212と基板部202の表面との間隔を狭めるようにしてもよい。
また、図3に示すウェハレベルレンズアレイ100の製造装置110において、第1の型111の転写面112及び第2の型113の転写面114と樹脂材料Mとの密着を維持するにあたり、図7に示すウェハレベルレンズアレイ200の製造装置210と同様に、予め測定される樹脂材料Mの厚さの経時変化量に基づいて、樹脂材料Mの硬化開始からの時間に応じて両転写面112、114の間隔を狭めるようにしてもよい。
図3に示すウェハレベルレンズアレイ100の製造装置110及び図7に示すウェハレベルレンズアレイ200の製造装置210に用いられる型111、113、211は、ウェハレベルレンズアレイと同一の表面形状を有するマスタを用いて形成され、例えばマスタをニッケルメッキ液に漬け、その中でマスタの表面にニッケルを析出・堆積させる、いわゆる電鋳によって形成される。以下に、マスタについて説明する。
図9に、1次元又は2次元に配列される樹脂材料からなる複数のレンズ部を有する造形物の一例であるウェハレベルレンズアレイのマスタを示す。図9に示すマスタ300は、図6に示すウェハレベルレンズアレイ200のマスタであって、基板部302と、基板部302の表面に所定のピッチで2次元に配列された複数の曲面部301と、を有している。曲面部301の表面にあたる曲面303を含むマスタ300の表面の形状は、図6のウェハレベルレンズアレイ200の上側の表面形状と同一とされている。即ち、マスタ300の曲面部301の曲面303は、ウェハレベルレンズアレイ200のレンズ部201のレンズ面203と同一の凸の球面とされている。マスタ300の曲面部301の曲面303は、ウェハレベルレンズアレイ200のレンズ部201のレンズ面203に相当するものであるので、以後、マスタ300の曲面部301及びその曲面303を、それぞれマスタ300のレンズ部及びそのレンズ面と称する。
基板部302はアルミナなどのセラミックスや、ガラスなどで形成されており、レンズ部303は樹脂材料で形成され、基板部302の表面に接合されている。レンズ部303を形成する樹脂材料としては、例えば、熱硬化性のエポキシ樹脂やアクリル樹脂、又は光硬化性のエポキシ樹脂やアクリル樹脂などが用いられる。尚、マスタ300のレンズ部301及び基板部302は光学要素として機能するものではないので、マスタ300のレンズ部301や基板部302を形成する樹脂材料は光透過性のものでなくてもよい。
図10は、マスタ300を製造する製造装置の一例を示す。尚、レンズ部301を形成する樹脂材料として熱硬化性樹脂が用いられるものとして説明する。図10に示す製造装置310は、型311と、機構部315と、樹脂供給部316と、加熱部317と、制御部318と、を備えている。
型311は、マスタ300の複数のレンズ部301のうちの一部のレンズ部301のレンズ面303に整合する転写面を有し、図示の例では1つのレンズ部301のレンズ面303に整合する転写面312を有している。レンズ部301のレンズ面303は凸の球面であることから、転写面312には、レンズ面303とは反対形状の凹の球面312aが1つ設けられている。この転写面312は、例えば切削加工、研削加工、等の適宜な加工を型に施して形成される。
型311は、基台320に固定された基板部302の表面に転写面312が対向するように配置され、機構部315に支持されている。機構部315は、型311の転写面312と基板部302の表面との間隔を狭め又は広げるように型311を昇降させ、且つ型311を基板部302の表面に沿って所定のピッチで縦横に移動させる。樹脂供給部316は、機構部315によって移動される型311に追従し、基板部302上で型311の転写面312により覆われる部位に樹脂材料を供給する。加熱部317は、型311を加熱して、型311の転写面312に接触する樹脂材料に硬化に必要な熱を供給する。
制御部318は、樹脂材料の硬化開始からの時間に応じて機構部315を駆動して型311を昇降させ、型311の転写面312と基板部302の表面との間隔を調整する。また、樹脂供給部316及び加熱部317の動作を制御して、樹脂材料の供給量や、型の温度なども調節する。
以上のように構成された製造装置310を用いたマスタ300の製造工程を以下に説明する。
図11(A)に示すように、まず、樹脂供給部316より基板部302上に樹脂材料Mが供給される。その後に、図11(B)に示すように、型311が降下され、型311の転写面312と基板部302の表面との間で樹脂材料Mが挟まれる。樹脂材料Mは転写面312の凹の球面312aに密着し、凹の球面312aの形状が樹脂材料Mに転写される。このとき、転写面312と基板部302の表面との間に若干の隙間Gが残される。
次いで、加熱部317により型311が加熱され、その転写面312の凹の球面312aに接触した樹脂材料Mに熱が供給される。それにより、凹の球面312aの形状が転写された状態で樹脂材料Mが硬化される。凹の球面312aと基板部302の表面との間に挟まれた樹脂材料Mは、表面に凸の球面のレンズ面303を有するレンズ部301を形成する。
ここで、図11(C)に示すように、樹脂材料Mが硬化する過程で樹脂材料Mには収縮が生じ、樹脂材料Mの収縮力は型311の転写面312の凹の球面312aと樹脂材料Mとが離れようとする方向に作用する(図11(C)では、樹脂材料Mの収縮力の作用方向を説明するために、便宜的に転写面312の凹の球面312aと樹脂材料Mとが離間した状態を示したが、離間せず転写面312の凹の球面312aと樹脂材料Mとの密着が維持されることが望ましい)。制御部318は、予め測定される樹脂材料Mの厚さの経時変化量を記憶しており、記憶した経時変化量に基づいて、樹脂材料Mの硬化開始からの時間に応じて機構部315を駆動し、型311を降下させる。それに伴い、図11(D)に示すように、転写面312と基板部302の表面との間隔が狭められ、転写面312の凹の球面312aに倣って樹脂材料Mを変形させながら凹の球面312aと樹脂材料Mとの密着が維持されるように作用する。このように樹脂材料Mの硬化に伴う収縮によっても、凹の球面312aと樹脂材料Mとの密着が維持され、凹の球面312aの形状が正確に転写される。それにより、樹脂材料Mからなるレンズ部301が精度よく形成される。
樹脂材料Mの硬化に要する時間が経過した後、制御部318は、機構部315を駆動して型311を上昇させ、さらに基板部302の表面に沿って縦又は横に所定のピッチで型311を移動させる。以後、上述した樹脂材料Mの供給、型311の降下、及び樹脂材料Mの硬化の工程が繰り替えされ、基板部302の表面に複数のレンズ部301が形成され、マスタ300が製造される。
上述した例では、マスタ300のレンズ部301を形成する樹脂材料が熱硬化性樹脂であるものとして説明したが、光硬化性樹脂とすることもできる。また、型311の転写面312と樹脂材料Mとの密着を維持するにあたり、予め測定される樹脂材料Mの厚さの経時変化量に基づいて、樹脂材料Mの硬化開始からの時間に応じて型311の転写面312と基板部302の表面との間隔を狭めるようにしているが、これに替えて、図3に示すウェハレベルレンズアレイ100の製造装置110と同様に、樹脂材料との接触によって型311の転写面312に作用する圧力を検出する圧力センサを設け、樹脂材料Mが硬化する過程で、予め設定される設定圧力が圧力センサにおいて検出されるように、型311の転写面312と基板部302の表面との間隔を狭めるようにしてもよい。
以上説明したように、本明細書に開示された造形物の製造方法は、1次元又は2次元に配列される複数のレンズ部と、該レンズ部を相互に連結する基板部と、を有し、該レンズ部及び該基板部が樹脂材料で一体に形成される造形物の製造方法であって、前記造形物の一方の表面に整合する第1の型の転写面と、該造形物の反対側の表面に整合する第2の型の転写面との間で、前記樹脂材料を硬化させ、前記樹脂材料の硬化に伴う収縮に合わせて、前記第1の型の転写面と前記第2の型の転写面との間隔を狭め、該第1の型の転写面及び該第2の型の転写面と前記樹脂材料との密着を維持する。この製造方法によれば、樹脂材料の硬化に伴う収縮によっても、型の転写面と樹脂材料との密着が維持され、型の転写面の形状が正確に転写される。それにより、樹脂材料からなるレンズ部を精度よく形成することができる。
また、本明細書に開示された造形物の製造方法は、前記第1の型の転写面又は前記第2の型の転写面に作用する圧力を検出する圧力センサを設け、前記樹脂材料が硬化する過程で、予め設定される設定圧力が前記圧力センサにおいて検出されるように、前記第1の型の転写面と前記第2の型の転写面との間隔を狭める。この製造方法によれば、樹脂材料の硬化に伴う収縮に合わせて、適切に第1の型の転写面と第2の型の転写面との間隔を狭め、両転写面と樹脂材料との密着を維持することができる。
また、本明細書に開示された造形物の製造方法は、前記樹脂材料が硬くなるほどに前記設定圧力を高くする。この製造方法によれば、次第に硬化する樹脂材料に対して、型の転写面の形状をより正確に転写することができる。
また、本明細書に開示された造形物の製造方法は、予め測定される前記樹脂材料の厚さの経時変化量に基づいて、該樹脂材料の硬化開始からの時間に応じて前記第1の型の転写面と前記第2の型の転写面との間隔を狭める。この製造方法によれば、樹脂材料の硬化に伴う収縮に合わせて、適切に第1の型の転写面と前記第2の型の転写面との間隔を狭め、両転写面と樹脂材料との密着を維持することができる。
また、本明細書に開示された造形物の製造方法は、基板部と、該基板部の表面に1次元又は2次元に配列される複数のレンズ部と、を有し、該レンズ部が樹脂材料で形成される造形物の製造方法であって、前記レンズ部の表面に整合する型の転写面と、前記基板部の表面と、の間で、前記樹脂材料を硬化させ、前記樹脂材料の硬化に伴う収縮に合わせて、前記型の転写面と前記基板部の表面との間隔を狭め、該型の転写面と前記樹脂材料との密着を維持する。この製造方法によれば、樹脂材料の硬化に伴う収縮によっても、型の転写面と樹脂材料との密着が維持され、型の転写面の形状が正確に転写される。それにより、樹脂材料からなるレンズ部を精度よく形成することができる。
また、本明細書に開示された造形物の製造方法は、前記型の転写面に作用する圧力を検出する圧力センサを設け、前記樹脂材料が硬化する過程で、予め設定される設定圧力が前記圧力センサにおいて検出されるように、前記型の転写面と前記基板部との間隔を狭める。この製造方法によれば、樹脂材料の硬化に伴う収縮に合わせて、適切に型の転写面と基板部の表面との間隔を狭め、型の転写面と樹脂材料との密着を維持することができる。
また、本明細書に開示された造形物の製造方法は、前記樹脂材料が硬くなるほどに前記設定圧力を高くする。この製造方法によれば、次第に硬化する樹脂材料に対して、型の転写面の形状をより正確に転写することができる。
また、本明細書に開示された造形物の製造方法は、予め測定される前記樹脂材料の厚さの経時変化量に基づいて、該樹脂材料の硬化開始からの時間に応じて前記型の転写面と前記基板部の表面との間隔を狭める。この製造方法によれば、樹脂材料の硬化に伴う収縮に合わせて、適切に型の転写面と基板部の表面との間隔を狭め、型の転写面と樹脂材料との密着を維持することができる。
また、本明細書に開示された造形物の製造装置は、1次元又は2次元状に配列される複数のレンズ部と、該レンズ部を相互に連結する基板部と、を有し、該レンズ部及び該基板部が樹脂材料で一体に形成される造形物の製造装置であって、前記造形物の一方の表面に整合する転写面を有する第1の型、及び該造形物の反対側の表面に整合する転写面を有する第2の型と、前記第1の型の転写面と前記第2の型の転写面との間隔を狭めるように該第1の型及び該第2の型を相対移動させる機構部と、前記第1の型の転写面と前記第2の型の転写面との間で硬化される前記樹脂材料の硬化に伴う収縮に合わせて前記機構部を駆動する制御部と、を備える。この製造装置によれば、樹脂材料の硬化に伴う収縮によっても、型の転写面と樹脂材料との密着が維持され、型の転写面の形状が正確に転写される。それにより、樹脂材料からなるレンズ部を精度よく形成することができる。
また、本明細書に開示された造形物の製造装置は、前記第1の型の転写面又は前記第2の型の転写面に作用する圧力を検出する圧力センサをさらに備え、前記制御部は、前記樹脂材料が硬化する過程で前記圧力センサにより検出される圧力が予め設定される設定圧力となるように、前記機構部を駆動する。この製造装置によれば、樹脂材料の硬化に伴う収縮に合わせて、適切に第1の型の転写面と第2の型の転写面との間隔を狭め、両転写面と樹脂材料との密着を維持することができる。
また、本明細書に開示された造形物の製造装置は、前記樹脂材料が硬くなるほどに前記設定圧力が高く設定されている。この製造装置によれば、次第に硬化する樹脂材料に対して、型の転写面の形状をより正確に転写することができる。
また、本明細書に開示された造形物の製造装置は、前記制御部は、予め測定される前記樹脂材料の厚さの経時変化量に基づいて、該樹脂材料の硬化開始からの時間に応じて前記機構部を駆動する。この製造装置によれば、樹脂材料の硬化に伴う収縮に合わせて、適切に第1の型の転写面と前記第2の型の転写面との間隔を狭め、両転写面と樹脂材料との密着を維持することができる。
また、本明細書に開示された造形物の製造装置は、基板部と、該基板部の表面に1次元又は2次元に配列される複数のレンズ部と、を有し、該レンズ部が樹脂材料で形成される造形物の製造装置であって、前記レンズ部の表面に整合する転写面を有し、該転写面を前記基板部の表面に対向させて配置された型と、前記型の転写面と前記基板部の表面との間隔を狭めるように該型を移動させる機構部と、前記型の転写面と前記基板部の表面との間で硬化される前記樹脂材料の硬化に伴う収縮に合わせて前記機構部を駆動する制御部と、を備える。この製造装置によれば、樹脂材料の硬化に伴う収縮によっても、型の転写面と樹脂材料との密着が維持され、型の転写面の形状が正確に転写される。それにより、樹脂材料からなるレンズ部を精度よく形成することができる。
また、本明細書に開示された造形物の製造装置は、前記型の転写面に作用する圧力を検出する圧力センサをさらに備え、前記制御部は、前記樹脂材料が硬化する過程で前記圧力センサにより検出される圧力が予め設定される設定圧力となるように、前記機構部を駆動する。この製造装置によれば、樹脂材料の硬化に伴う収縮に合わせて、適切に型の転写面と基板部の表面との間隔を狭め、型の転写面と樹脂材料との密着を維持することができる。
また、本明細書に開示された造形物の製造装置は、前記樹脂材料が硬くなるほどに前記設定圧力が高く設定されている。この製造装置によれば、次第に硬化する樹脂材料に対して、型の転写面の形状をより正確に転写することができる。
また、本明細書に開示された造形物の製造装置は、前記制御部は、予め測定される前記樹脂材料の厚さの経時変化量に基づいて、該樹脂材料の硬化開始からの時間に応じて前記機構部を駆動する。この製造装置によれば、樹脂材料の硬化に伴う収縮に合わせて、適切に型の転写面と基板部の表面との間隔を狭め、型の転写面と樹脂材料との密着を維持することができる。
100 ウェハレベルレンズアレイ(造形物)
101 レンズ部
102 基板部
103a レンズ面
103b レンズ面
110 製造装置
111 上型(第1の型)
112 上型の転写面
113 下型(第2の型)
114 下型の転写面
115 機構部
118 制御部
119 圧力センサ
200 ウェハレベルレンズアレイ(造形物)
201 レンズ部
202 基板部
203 レンズ面
210 製造装置
211 型
212 型の転写面
215 機構部
218 制御部
300 マスタ(造形物)
301 レンズ部
302 基板部
303 レンズ面
310 製造装置
311 型
312 型の転写面
315 機構部
318 制御部
M 樹脂材料

Claims (16)

  1. 1次元又は2次元に配列される複数のレンズ部と、該レンズ部を相互に連結する基板部と、を有し、該レンズ部及び該基板部が樹脂材料で一体に形成される造形物の製造方法であって、
    前記造形物の一方の表面に整合する第1の型の転写面と、該造形物の反対側の表面に整合する第2の型の転写面との間で、前記樹脂材料を硬化させ、
    前記樹脂材料の硬化に伴う収縮に合わせて、前記第1の型の転写面と前記第2の型の転写面との間隔を狭め、該第1の型の転写面及び該第2の型の転写面と前記樹脂材料との密着を維持する造形物の製造方法。
  2. 請求項1に記載の造形物の製造方法であって、
    前記第1の型の転写面又は前記第2の型の転写面に作用する圧力を検出する圧力センサを設け、
    前記樹脂材料が硬化する過程で、予め設定される設定圧力が前記圧力センサにおいて検出されるように、前記第1の型の転写面と前記第2の型の転写面との間隔を狭める造形物の製造方法。
  3. 請求項2に記載の造形物の製造方法であって、
    前記樹脂材料が硬くなるほどに前記設定圧力を高くする造形物の製造方法。
  4. 請求項1に記載の造形物の製造方法であって、
    予め測定される前記樹脂材料の厚さの経時変化量に基づいて、該樹脂材料の硬化開始からの時間に応じて前記第1の型の転写面と前記第2の型の転写面との間隔を狭める造形物の製造方法。
  5. 基板部と、該基板部の表面に1次元又は2次元に配列される複数のレンズ部と、を有し、該レンズ部が樹脂材料で形成される造形物の製造方法であって、
    前記レンズ部の表面に整合する型の転写面と、前記基板部と、の間で、前記樹脂材料を硬化させ、
    前記樹脂材料の硬化に伴う収縮に合わせて、前記型の転写面と前記基板部の表面との間隔を狭め、該型の転写面と前記樹脂材料との密着を維持する造形物の製造方法。
  6. 請求項5に記載の造形物の製造方法であって、
    前記型の転写面に作用する圧力を検出する圧力センサを設け、
    前記樹脂材料が硬化する過程で、予め設定される設定圧力が前記圧力センサにおいて検出されるように、前記型の転写面と前記基板部の表面との間隔を狭める造形物の製造方法。
  7. 請求項6に記載の造形物の製造方法であって、
    前記樹脂材料が硬くなるほどに前記設定圧力を高くする造形物の製造方法。
  8. 請求項7に記載の造形物の製造方法であって、
    予め測定される前記樹脂材料の厚さの経時変化量に基づいて、該樹脂材料の硬化開始からの時間に応じて前記型の転写面と前記基板部の表面との間隔を狭める造形物の製造方法。
  9. 1次元又は2次元状に配列される複数のレンズ部と、該レンズ部を相互に連結する基板部と、を有し、該レンズ部及び該基板部が樹脂材料で一体に形成される造形物の製造装置であって、
    前記造形物の一方の表面に整合する転写面を有する第1の型、及び該造形物の反対側の表面に整合する転写面を有する第2の型と、
    前記第1の型の転写面と前記第2の型の転写面との間隔を狭めるように該第1の型及び該第2の型を相対移動させる機構部と、
    前記第1の型の転写面と前記第2の型の転写面との間で硬化される前記樹脂材料の硬化に伴う収縮に合わせて前記機構部を駆動する制御部と、
    を備える造形物の製造装置。
  10. 請求項9に記載の造形物の製造装置であって、
    前記第1の型の転写面又は前記第2の型の転写面に作用する圧力を検出する圧力センサをさらに備え、
    前記制御部は、前記樹脂材料が硬化する過程で前記圧力センサにより検出される圧力が予め設定される設定圧力となるように、前記機構部を駆動する造形物の製造装置。
  11. 請求項10に記載の造形物の製造装置であって、
    前記樹脂材料が硬くなるほどに前記設定圧力が高く設定されている造形物の製造装置。
  12. 請求項9に記載の造形物の製造装置であって、
    前記制御部は、予め測定される前記樹脂材料の厚さの経時変化量に基づいて、該樹脂材料の硬化開始からの時間に応じて前記機構部を駆動する造形物の製造装置。
  13. 基板部と、該基板部の表面に1次元又は2次元に配列される複数のレンズ部と、を有し、該レンズ部が樹脂材料で形成される造形物の製造装置であって、
    前記レンズ部の表面に整合する転写面を有し、該転写面を前記基板部の表面に対向させて配置された型と、
    前記型の転写面と前記基板部の表面との間隔を狭めるように該型を移動させる機構部と、
    前記型の転写面と前記基板部の表面との間で硬化される前記樹脂材料の硬化に伴う収縮に合わせて前記機構部を駆動する制御部と、
    を備える造形物の製造装置。
  14. 請求項13に記載の造形物の製造装置であって、
    前記型の転写面に作用する圧力を検出する圧力センサをさらに備え、
    前記制御部は、前記樹脂材料が硬化する過程で前記圧力センサにより検出される圧力が予め設定される設定圧力となるように、前記機構部を駆動する造形物の製造装置。
  15. 請求項14に記載の造形物の製造装置であって、
    前記樹脂材料が硬くなるほどに前記設定圧力が高く設定されている造形物の製造装置。
  16. 請求項13に記載の造形物の製造装置であって、
    前記制御部は、予め測定される前記樹脂材料の厚さの経時変化量に基づいて、該樹脂材料の硬化開始からの時間に応じて前記機構部を駆動する造形物の製造装置。
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