JP2010263893A - 負圧吸込みを備える搬送装置 - Google Patents

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    • A24C5/326Transporting cigarettes during manufacturing with lateral transferring means

Abstract

【課題】従来の負圧集合体でも簡単な形式でロッド状物品の強力で確実な保持が達成され、さらに、輸送過程の高精度制御を可能とする搬送装置を利用できること。
【解決手段】第一輸送流から第二輸送流へそしてその逆にロッド状物品を迂回させるロッド状物品用搬送装置が提案されていて、この搬送装置が基本部材と多数の循環部材を備える縦コンベアを包含する。各循環部材が負圧によってロッド状物品を保持する少なくとも一つの保持ヘッドを有する。負圧が循環部材に平面弁の一部である制御円板を介して供給され、平面弁が負圧導管を開放するか、或いは遮断し、それで保持ヘッドにおいて負圧を制御する。平面弁の開放と閉鎖が軸軸線を中心とする循環部材の回転運動によって且つそれにより基本部材に対して行われる。平面弁の制御特徴は、制御円板上の円弧状窪みの幾何学と位置によって決定される。さらに、ロッド状物品を迂回させる方法が提案され、この方法は基本部材に対する循環部材の回転運動に基づいている。
【選択図】図2A

Description

この発明は、ロッド状物品を第一輸送流から第二輸送流へ迂回させる搬送装置に関し、両輸送流の一方がロッド状物品に関して縦軸方向搬送方向を有し、両輸送流の他方がロッド状物品に関して横軸方向搬送方向を有し、この横軸方向搬送方向が縦軸方向搬送方向を横切って延びている。
特にこの発明は、基礎部材と多数の循環部材を備える縦コンベア有する搬送装置に関し、基礎部材が多数の貫通開口を包含し、回転運動のために中心軸線を中心に回転可能に支承されていて、各循環部材が軸部分、吸込み通路と少なくとも一つの保持ヘッドを包含し、循環運動のために基礎部材の回転運動の際に定義された循環軌道上で中心軸線を中心に適合されている。循環部材の軸部分が基礎部材にて軸部分の中心軸線を中心に回転可能に支承され、少なくとも一つの保持ヘッドが少なくとも一つの吸込み開口を有し、負圧によって少なくとも一つのロッド状物品を保持するように少なくとも一つの吸込み開口に適合されている。吸込み通路は一端に第一端領域と他端に第二端領域とを有し、第一端領域が保持ヘッドの少なくとも一つの吸込み開口と首尾一貫して接続されていて、第二端領域が基礎部材のそれぞれの通過開口と首尾一貫して接続可能に形成されている。
さらに、この発明は、ロッド状物品を第一輸送流から第二輸送流へ迂回させる方法に関し、両輸送流の一方がロッド状物品に関して縦軸方向搬送方向を有し、両輸送流の他方が縦軸方向搬送方向を横切って延びていて、ロッド状物品に関して横軸方向搬送方向を有する。この方法は、第一輸送流では少なくとも一つのロッド状物品が縦コンベアに供給されるので、少なくとも一つのロッド状物品が循環部材の保持ヘッドの吸込み開口の付近に到達し、循環部材が縦コンベアの回転可能な基礎部材に回転可能に支承されていて、少なくとも一つのロッド状物品が負圧によって吸込み開口で吸込まれ、縦コンベアの基礎部材が第一回転方向に回転され、循環部材が同時に基礎部材に対して第一回転方向とは反対である第二回転方向に回転され、解放位置が達成されるまで、少なくとも一つのロッド状物品が負圧によって循環部材の保持ヘッドに保持され、解放位置では保持ヘッドに保持された少なくとも一つのロッド状物品が吸込み開口から解放され、最終的に少なくとも一つのロッド状物品が第二輸送流で再送される。
ロッド状物品用のこの種の搬送装置とロッド状物品を迂回させる方法は特に煙草加工産業に使用される。それで、フィルタ製造機では、ストランドがフィルタロッドに分割されるフィルタフリース材料から製造される。さらに、シガレット連続製造機では、ストランドが通常には個々に或いは二倍長さの煙草材料に分割される煙草から製造される。煙草材料のようなフィルタロッドが少なくとも縦方向に搬送される。更に加工するために、フィルタロッド或いは煙草材料が他の加工機に引き渡され、フィルタロッド或いは煙草材料が通常には縦方向輸送方向から横軸方向輸送方向へ転向され、輸送方向が横切って互いに延びている。さらに、輸送区間も存在し、その区間ではフィルタロッド或いは煙草材料が横軸方向輸送方向から縦方向輸送方向へ転向される。
異なった輸送流を転向させ、それによりロッド状物品を縦コンベアから横コンベアへ或いはその逆に引き渡すために、多数の異なった装置と方法が知られている。特に有効な装置は、一定輸送方向から供給されるロッド状物品を受けて、これを前後に他の輸送方向へ再送する縦コンベアを有する。この場合に、縦コンベアは基礎部材としてドラムを有する所謂「合流点」として形成されている。ドラムの前面には、複数のゴンドラが循環部材として固定されている。この種の縦コンベア用の例は、図1に図示されている(シガレット製造機PROTOS- M8,Hauni Maschinenbau AG )。
図1は縦コンベアの断面表示から成る断片を示す(より良く見えるために、保持ヘッド、切断平面の後部に位置するゴンドラ並びに切断面の線影が省略されていた)。ドラム71は横にして配置されているので、中央軸線が少なくとも実質的に水平に紙面に延びている。作動中にドラム71が回転運動をこの中央軸線を中心に実施し、それによりゴンドラ72が円軌道上に位置する循環運動を実施する。各ゴンドラ72がジブ73には吸込み開口を備える保持ヘッドを有する。そこで供給されたロッド状物品の少なくとも一つが吸込まれ、保持ヘッドにはドラム71の部分回転中に負圧によって保持され、最終的に保持ヘッドにより再び剥がされる。通常には、この縦コンベアは、ドラム71の回転が最も深い点でロッド状物品の縦軸方向搬送方向と一致するように、稼働される。
ゴンドラ72のジブ73はドラム71では軸74を中心に回転可能に固定されているので、これらが(ドラム71の回転が行われる)循環運動に加えて固有回転運動を実施でき、その回転方向がドラム71の回転方向と反対である。ドラム71とジブ73の回転速度の比較によって、ジブ73の尖端の循環運動が定義された循環軌道上で行われ、通常には楕円平面で行われる。これは、通常には、縦軸方向引き渡し点として(楕円では副頂点)の循環軌道の最高点と最深点では、ジブの軌道速度が楕円軌道上で最大であり、それに対してこの点に比べて90°だけずれている(楕円では主頂点)点では、ジブの軌道速度が楕円軌道上で最小であるので、これが横軸方向引き渡し点として使用される。ロッド状物品が循環軌道の各点で同じ定義された立体的整合を有する(通常には水平状態)ことを保証するために、さらに、保持ヘッドがジブ73に回転可能に支承されている。
ロッド状物品が保持ヘッドに負圧によって保持され、その負圧はポンプ装置により発生され、負圧導管を介して吸込み開口に再送される。負圧導管導管システムはゴンドラ72内部の負圧導管75並びにドラム71内部の負圧導管77、78を包含する。
各ゴンドラ72内部には、負圧導管75がゴンドラ72の前端における保持ヘッドの吸込み開口からゴンドラ72の後端における軸端まで延びていて、軸端がドラム71に支承されている。軸74がここで中空軸として形成され、この中空軸がその内部に負圧導管75を案内する。軸後端は軸方向開口76を有し、この開口を介してゴンドラ72の負圧導管75がドラム71の負圧導管と接続されている。
ドラム71内部には、各負圧導管がドラム71の外套面に収容空間77から通過開口78まで延びている。収容空間77がゴンドラ72の軸軸線の延長部に位置し、ゴンドラ72の軸後端まで到達するので、ゴンドラ72の軸端における軸方向開口76が収容空間77と接続していて、ゴンドラ72の回転の際に収容空間77内で軸軸線を中心に回転する。
図1には、負圧導管システムの一部が図示されておらず、縦コンベアを真空シューを介してポンプ装置と接続している。そのような真空シューはスリットを備えるドラム71の外面に密に位置する凸状接触面を有し、真空シューがドラム71の外面を全周辺の一部のみで包囲する。これによりドラム71の通過開口78の一部のみが真空シューのスリットと接続されている。
ドラム71の回転運動の際に異なった通過開口78がスリットの傍を通過案内される。通過開口78が真空シューの領域に到達し、それでスリット前であるので、各通過開口78と接続した負圧導管システムが空にされ、ロッド状物品が保持ヘッドに吸付けられる。負圧がそこで長く維持され、ロッド状物品が保持ヘッドに保持され、通過開口78がスリットの前に存在する。通過開口78が真空シューの領域を去るので、負圧導管システムの各部分が換気され、負圧がそこで減退され、それによりロッド状物品が保持ヘッドから剥がされる。この形式では負圧制御が実現され、ロッド状物品の受け取り、保持と分離が真空シューのスリットの大きさと配列によって制御される。
通常に使用された高作業速度の際では、この場合に、搬送装置が確実に連続的に作業し、不都合な状況の下でも搬送を許容することが重要である。単数或いは複数のロッド状物品が思いがけなく分離されることが重要であり、それによりシステムに負圧低下を生じ、負圧が全体で高く十分のままであり、他のロッド状物品の分離を阻止し、このロッド状物品を確実に搬送する。これは、システムに190mbarの負圧を必要とし、それ故に、通常には高い出力のポンプ装置が使用され、連続的に大きな空気量を吸引でき、例えば側面通路圧縮機である。
けれども、真さに吸出された大きな空気容量の際には、大きな容積流によってポンプ装置の酷い汚れを生じる。それ故に、ポンプ装置が非常に短い間隔で清掃して手入れすべきである。さらに、酷い汚れの際に生じ得る負圧低下によって機能損傷を回避するために、稼働が常に監視されなければならない。これは、搬送装置が煙草材料或いはフィルタロッドを搬送するために使用されるときに、問題である、というのは、この物品が強力な空気通過性ばかりではなく(それで、特に強力な負圧なしにこの物品を保持するために必要である)、むしろ吸出された空気の特に強力な汚染を生じた散発可能な繊維状材料から仕上げられている。
ドイツ特許出願公開第19913849号明細書
シガレット製造機PROTOS- M8,Hauni Maschinenbau AG
この発明の課題は、従来の負圧集合体でも簡単な形式でロッド状物品の強力で確実な保持が達成され、さらに、輸送過程の高精度制御を可能とする搬送装置を利用できることである。
この課題は、この発明によると、少なくとも軸部分の一部に設けられ、そして軸部分の中心軸線を中心に循環部材の回転の際に循環部材の吸込み通路の第二端領域と基礎部材の通過開口との間の結合部の通過性を制御するように設計されている制御円板が各循環部材に組み込まれている前記種類の装置によって解決される。この場合に、制御円板は、軸部分の中心軸線に関して少なくとも実質的に同心円である完全円に円弧として配置されている円弧状窪みを有し、この円弧は360°より小さい中心点角度を有する。この制御円板は、軸部分の中心軸線を中心に循環部材の各完全回転の際に循環部材の吸込み通路が制御円板の円弧状窪みを介して回転角度範囲用の基礎部材の各通過開口と首尾一貫して接続されていて、この回転角度範囲が円弧の中心点角度に一致し、そして循環部材の吸込み通路が回転角度用の基礎部材の各通過開口に対して封鎖されていて、この回転角度が円弧の中心点角度を除いて360°の角度に一致する。
したがって、この発明によると、制御円板を介して基本部材の通過開口と循環部材の吸込み通路との結合と分離が行われる。各循環部材にはそのような制御円板が組み込まれている。これは平面弁の一部として形成され、基礎部材に対する循環部材の回転運動によって負圧集合体と吸込み通路との結合が周期的に解放閉鎖される。したがって、制御円板の円弧状窪みが同時に負圧導管システムとして且つ平面弁を開閉する制御カム(曲線)として用いられる。先行技術から知られた搬送装置とは違って、ここでは基本部材の回転が負圧接続部の開閉を制御しなく、むしろ各循環部材の回転が負圧接続部の開閉を制御する。この形式では、循環部材の吸込み通路に負圧を設定する際にこの制御が従来のシステムにより可能であるより、著しく精密な制御が達成される。
制御円板が軸端に設けられておらず、むしろ軸部分に設けられることによって、さらに、吸込み通路の長さが先行技術から知られた搬送装置に比べて明確に減少されている。それにより、吸込み通路に負圧を設定する際に循環部材と基本部材から平面弁の各解放の際に吸出すべき空気の容積が少なくなるので、ポンプ装置の同じ出力では、各吸込み通路において著しく高い有効吸込み導管が準備される。
この場合には、制御円板が基本部材に一体化されるときに、それは有利である。この形状では、特に簡単で且つ保守の少ない搬送装置が得られ、制御円板に対する循環部材の軸部分の回転運動の際に平面弁の解放が行われる。さらに、簡単な構成が軸部分の各中心軸線を中心とする循環部材の回転のために、別の適合措置なしに高回転速度を実現することを可能とする、というのは、この回転運動の際に制御円板が移動されないに違いないからである(むしろ単に現回転運動においてドラムの中心軸線を中心としてドラムと一緒に移動される)。
この場合には、基本部材が二つの基本側面と一つの外套側面を備えるドラムローラとして形成されているときに、それは利点であり、基本側面が循環部材の軸部分の軸受として形成されている多数の回転軸受開口を有し、この場合には、各制御円板がドラムローラの基本側面の円弧状領域として形成されていて、この領域が環状基本側面を包含し、環状基本側面がそれぞれに一つの円開口を同心円に包囲し、第一密封面と円弧状窪みとを有し、この円弧状窪みがそれぞれの通過開口と首尾一貫して接続されている。この構成によって特に容易に密封可能な結合が吸込み通路と通過開口との間に得られ、この結合がほんの僅かな補助空気を吸込み得るので、保持ヘッドに当接する負圧がロッド状物品の保持中に特に強い。各循環部材が第一密封面に一致する第二密封面と吸込み通路の第二端領域を形成する通過開口とを備えて軸部分の周りに配置されたカラー円板を有するときに、これはその場合であり、半径方向において通過開口の平均間隔が、軸部分の中心軸線から、回転軸受開口の中心点からの円弧状窪みの平均間隔と少なくともおよそ大きさである。カラー円板と制御円板の環状基本側面との間の大きな重なり面によって平面弁結合の特に高い密封性が達成され、それ故に、負圧損失(およそ望まれなかった換気による)が最小にされ、保持ヘッドにおける負圧が大きさ十分であり、強力な多孔性ロッド状物品さえ確実に保持できる。
しかし、基本部材に一体化された制御円板の代わりに、各制御円板が組み込まれた循環部材の一部として形成されている。この形式では、必要に応じて制御円板を単に循環部材の取り外しと循環部材から制御円板の分離とによる全基本部材の分解なしに他の制御円板セットに交換することが可能である。制御円板のそのような交換によって、簡単な形式で異なった制御円板が実現され得る。この場合には、制御円板が循環部材と回転しなく結合した環状円板であるときに、特に有効であり、環状円板は外部外套側面、内部外套側面と二つの環状基本側面を有し、内部外套側面が循環部材の軸部分の部分領域を包囲し、外部外套側面が第一密封面として形成されていて、円弧状窪みを有し、この窪みが外部外套側面の周辺に対して少なくとも実質的に平行に延びていて、吸込み通路の第二端領域を形成し、両環状基本側面の一方が一つの貫通開口を有し、貫通開口が循環部材の吸込み通路の一部を形成し、円弧状窪みと首尾一貫して接続されている。この構成では、特に簡単な循環部材が維持され、同時に制御円板による回転運動の際に循環部材の軸部分の確実な案内を可能とする。同時に基本部材が二基本側面と外套側面を備えるドラムローラとして形成され得て、基本側面が多数の回転軸受開口を有し、この回転軸受開口が循環部材の軸部分の軸受として形成されていて、各回転軸受開口が制御円板用の収容窪みに移行し、この収容窪みが第一密封面と一致する第二密封面と貫通開口とを有し、各循環部材が一致する回転軸受開口には、軸方向において円弧状窪みの平均間隔が制御円板の環状基本側面から、制御円板の環状基本側面からの通過開口の平均間隔と少なくともおよそ同じ大きさであるように配置されている。軸部分の追加的案内の他に、循環部材の吸込み通路と基本部材の通過開口との間の簡単且つ同時に密な結合が維持され、この通過開口が十分に高い負圧を提供する(これにもかかわらず、基礎部材に一体化された制御円板の使用の場合よりおよそ僅かに省略される)。
各制御円板が組み込まれた循環部材の一部である構成では、制御円板の外部外套側面が円弧状窪みに追加して、円弧状空所として形成されている不平衡補償手段を有し、その空所が円弧状窪みとも、貫通開口とも首尾一貫して接続されていなく、軸部分の中心軸線に関して円弧状窪みに向かい合っている制御円板の外套側面の側面に配置されている。この形式では、回転運動の際立った不均一な質量分布の発生が回避され、不均一な質量分布が不平衡を生じ、それにより循環部材の回転軸線並びに回転軸受の高い負荷を意味する。そのような不平衡の回避の下では、全体で速い回転速度が実現され得る。
すべての前記構成にために、基本部材が基本部材の内部に配置されていて、循環部材を回転するために分離側で各循環部材の軸部分に係合する遊星歯車装置を有するときに、役立つ。これによって基本部材、循環部材並びに場合によっては保持ヘッドの異なった回転運動が相互に連結され得て、同時回転運動と確実な力伝達が同時に保証され、力伝達が他の伝動装置形状の際に簡単、確実且つとりわけ保守形式には実現され得ない。
さらに、循環部材の吸込み通路が専ら真直ぐな通路部分及び通路転向部分の少なくとも一方から90°より少ない転向角度を備えて形成されるときに、それが利点である。この形式では、保持ヘッドに支配する負圧の減少の発生が阻止され得て、負圧の減少は循環部材の内部の吸込み路の強力な転向によって乱流流れ形状の結果として生じ得る。これは同様に吸込み開口に作用する有効な吸込み力の上昇を可能とする。
その上、基礎部材の通過開口が半径方向開口として基礎部材の外套側面に形成され得る。この形式で基本部材の通過開口とポンプ装置の吸込み側面(負圧集合体)の間の結合が特に簡単に達成され得る。搬送装置が負圧分配器を包含するときに、同じ理由から重要であり、負圧分配器が通過開口と、負圧分配器の外面の凹状外套側面部分に存在する凹状スリット開口を介して接続でき、外套側面部分が基本部材の外套側面を部分広範に或いは完全広範に包囲し、中心軸線を中心とする基本部材の回転の際にいつも基本部材の外套側面における半径方向開口の少なくとも若干が負圧分配器の負圧部分と凹状スリット開口を介して首尾一貫して接続されている。
負圧分配器の外套側面部分が基本側面の外套側面を単に部分広範に包囲するならば、配列を介して追加的制御作用が達成され得て、その制御作用が制御円板によって得られた制御より通常には僅かに精密に省略するけれども、全体に当接する負圧が同様におよそ上昇できる。
負圧部分の内部容積が好都合の場合に同じ循環部材の吸込み開口と吸込み通路の内部容積の総和より大きく、循環部材がそれぞれに負圧部分と首尾一貫して接続されている。この構成によって風釜機能が保証されるので、負荷部分の内部の圧力降下が平面弁の解放の際に(それにより吸込み通路を空にする際に)特に僅かに省略され、それ故に、保持ヘッドにおけるロッド状物品が平面弁の切換過程にも確実に保持される。
この発明による搬送装置の際には、第一輸送流がロッド状物品に関して縦軸方向搬送方向を有し、第二輸送流がロッド状物品に関して横軸方向搬送方向を有し、縦コンベアは縦コンベアに縦軸方向に供給されるロッド状物品を受け取り、ロッド状物品を横軸方向搬送装置に引き渡すのに適合されている。しかし、その代わりに第一輸送流がロッド状物品に関して横軸方向搬送方向を有し、第二輸送流がロッド状物品に関して縦軸方向搬送方向を有し、縦コンベアは縦コンベアに横軸方向に供給されるロッド状物品を受け取り、ロッド状物品を縦軸方向搬送装置に引き渡すのに適合されている。それにより稼働方向に応じる同じ装置により、縦軸方向から横軸方向へ並びに横軸方向から縦軸方向へ輸送流の転向が達成される。
有効に、搬送装置がさらに、横コンベアを包含し、この横コンベアはロッド状物品用の多数の横収容部を備える横軸方向搬送方向に走行して彎曲搬送面を有する。これは前もって記載された縦コンベアとの共働遊びの特別な程度に適している。
この発明の他の観点により第一輸送流から第二輸送流へロッド状物品を案内する方法が提案されている。この方法は、保持ヘッドにおけるロッド状物品の吸込み、保持と解放の精密な制御を同時に強力な吸込みの際に全体に可能とするように、従来の方法を改良するものである。
この課題は、前記種類の方法によって解決され、少なくとも一つのロッド状物品の吸込み分離が平面弁の開放或いは閉鎖によって制御され、平面弁が少なくとも一つのロッド状物品の保持中に開放され、平面弁の開放閉鎖が基礎部材に対する循環部材の回転運動によって起こる。平面弁の開放閉鎖の際に基礎部材に対する循環部材の回転運動によって保持過程の正確な制御が達成され、この制御は先行技術から知られた方法では不可能である(弁の開放閉鎖が専ら基礎部材の回転によって行われる)。この場合には、基礎部材に対する循環部材の各完全円回転の場合に、平面弁が少なくとも一度開放され、それにより少なくとも一度閉鎖される。無論、開放過程の数が閉鎖過程の数と同じでなければならない。
この発明によると、平面弁が開放され得る、というのは、循環部材の回転の際に循環部材の貫通開口が基本部材の円弧状窪みの前にもたらされるからである。循環部材の貫通開口が基本部材の円弧状窪みから再び回転されるから、平面弁が閉鎖される。しかし、その代わりに、循環部材の回転の際に循環部材の円弧状窪みが基本部材の貫通開口の前にもたらされるから、平面弁が開放され得る。この場合には、循環部材の円弧状窪みが基本部材の貫通開口から再び回転されるから、平面弁が閉鎖される。両方法案内の利点は平面弁の異なった構成から生じる;これが基本部材に一体化された制御円板のために且つ循環部材の一部として形成された制御円板のために上述に記載されている。
前記説明された特徴事項のすべての特徴事項はこの発明による教示と関連して使用でき、発明の追加的改良に適している。さらに、これら特徴事項は独自に採用されて発明力と見做される。
本発明はロッド状物品を搬送する装置に関する。ロッド状物品として任意の横断面のすべての物品が見做され、立体方向における縦拡張(ロッド状物品の主軸線)が両他の立体方向より大きい。本発明の意味におけるロッド状物品として特に例えば煙草材料或いはフィルタロッドのような煙草加工産業が理解される。
このロッド状物品の輸送は基本的に二つの異なった方向成分を有し、即ち物品の主軸線に沿う方向における運動(縦軸方向運動割合、それが同様に主軸線と平行に運動を含める)と物品の主軸線を横切る運動(横軸方向運動割合)を有する。ロッド状物品の輸送の際に縦軸方向運動割合が優性であるならば、縦軸方向搬送方向が生じ、それに対して、横軸方向運動割合が優性であるときに、横軸方向搬送方向が与えられる。
多数のロッド状物品が縦軸方向搬送方向に輸送されるならば、縦軸方向輸送流内の物品(物品流)存在し、輸送流内の物品の整った配列の場合には、これが例えば無端或いは中断された個別或いは複数倍ストランドの形態で行われ、およそ二重ストランドである。横軸方向搬送方向における多数の物品の輸送の際に適切に横軸方向搬送流が維持され、整った配列では輸送流内の物品が例えば平行に整合された物品の横軸方向流に維持される。
この発明による搬送装置は、第一輸送流から第二輸送流へロッド状物品を案内するように形成され、両輸送流の一方の輸送流がロッド状物品に関して縦軸方向輸送方向を有し、両輸送流の他方の輸送流がロッド状物品に関して横軸方向輸送方向を有する。したがって、搬送装置は装置に供給された縦軸方向輸送流を横軸方向輸送流に転向させるか、或いは装置に供給された横軸方向輸送流を縦軸方向輸送流に転向させる。
この場合には、搬送装置は、次に詳細に記載されている少なくとも一つの縦コンベアを有する。縦コンベアに加えて、搬送装置が当然に他の要素を有し、およそ縦コンベアに一致して形成された横コンベアを有し、装置に供給された横軸方向輸送流を縦コンベアに供給するか、或いは横軸方向搬送方向に転向した輸送流を縦コンベアから供給する。この種の横コンベアが任意に適して形成されていて、つまり例えば横軸方向輸送方向に循環するドラムを包含し、外面が彎曲搬送面として用いられ、この場合に、ロッド状物品用の多数の横収容部を有する。
この発明によると、基礎部材と多数の循環部材を有する縦コンベアが設けられている。基礎部材が中心軸線を中心とする回転運動のために(つまり回転軸線を中心とする回転)回転可能に支承されている。基本部材として主として各装置が示されて、循環部材用のベースとして用いられる。基本部材が原理的に任意に適して構成されていて、通常には中心軸線に関して少なくともほぼ対称的に質量分布を可能とする幾何学が好ましいので、中心軸線が基本部材の安定な主慣性軸線と一致し得る(それ故に、基本部材が不平衡を有しない)。通常には、基本部材が車輪、ドラム、ローラ、中空シリンダ、完全シリンダなどの基本形状に由来される形状を有する。
基本部材は多数の貫通開口を有する。基本部材の貫通開口とは、幾何学、位置と構成によって基本部材を通る流体(吸出するガスの場合に)の通過として用いられる各開口と理解される。特に基本部材の貫通開口が基本部材の外套側面の開口として形成されていて、この開口が半径方向に或いは斜め半径方向に延びている。
半径方向開口として貫通開口を形成するために、搬送装置はさらに、負圧分配器を包含し、つまり縦コンベアの吸込み導管に外部に設けられた負圧(例えば真空ポンプ或いは側面路圧縮機によって発生され得る)を分配する装置を包含する。負圧分配器はポンプ装置と接続された負圧部分を有する(稼働中に永久に負圧が当接する容積、即ち周辺に比べて僅かな圧力)。負圧部分が基本部材の貫通開口と負圧分配器の凹状スリット開口を介して接続可能に形成されている。この場合に、これが負圧分配器の外面の凹状外套側面部分に配置されているので、スリット開口が凹状に形成されている。この場合には、負圧分配器の外面の凹状外套側面部分の凹状アーチは基本部材の外面の凸状アーチに適切に選定される。それ故に、負圧分配器の外面の凹状外套側面部分が基本部材の外面を部分広範に或いは完全広範に包囲し、中心軸線を中心とする基本部材の回転の際に基本部材の外套側面における少なくとも若干の半径方向開口がいつも負圧分配器の負圧部分と凹状スリット開口を介して首尾一貫して接続されている。凹状スリットの領域内部に存在する基本部材の貫通開口がこの場合に負圧を作用されている。負圧分配器と負圧部分が根本的に任意に適して形成され得るにもかかわらず、特に負圧部分の内部容積が循環部材内部の吸込み導管の容積より大きく選定され得て、導管がそれぞれに同時に負圧部分と首尾一貫して接続されていて、それにより循環部材の吸込み開口と吸込み通路の内部容積の総和より大きく、吸込み開口と吸込み通路がそれぞれに同時に負圧部分と首尾一貫して接続されている。
循環部材として主として基本部材と接続されている各装置が示されて、その装置が中心軸線を中心とする基本部材の回転の際に基本部材と一緒に循環して、基本部材には定義された軌道運動を実施する。それにより各基本部材が循環運動のために定義された循環軌道上に基本部材の中心軸線を中心とする基本部材の回転運動の際に適合されている。各循環部材は軸部分、吸込み通路と少なくとも一つの保持ヘッドを有する。この場合には、循環部材の具体的構成が根本的に任意である。それで、循環部材が例えばジブを有する軸を備えるゴンドラの基本形状或いはクランク要素の基本形状を有し得る。
各循環部材の軸部分が循環部材の後端における長い部分である。軸部分は、その軸部分(と循環部材も)が軸部分の中心軸線を中心に回転できるように、基本部材に支承されている。したがって、軸部分のスリーブ状外套(つまりその外面)が少なくとも部分的に軸として形成されている。
保持ヘッドは、ロッド状物品を保持するように調整される循環部材の前端における基礎グループである。(本発明の明細書の範囲内で概念「前」と「後」が使用されて、縦コンベアにおける相対位置を区別するので、「前」が装置の半ヘッド状端により近くに配置されている配列を示し、「後」が装置の半ヘッド状端から再び離れて配置されている配列を挙げている;けれども、概念は空間内の要素の絶対位置或いは絶対整合を記載するために用いられないので、前端が完全に立体的に後端を越えて或いは全く後端の後に配置され得る)。
保持ヘッドは、一個或いは複数の個の吸込み開口を有し、開口を介してロッド状物品が保持ヘッドに吸込まれ、それにより保持され得る。根本的には、保持ヘッドが任意に適して形成され得て、例えば一倍保持ヘッド或いは複数倍保持ヘッドとして、およそ二つのシューとして形成され得る。保持ヘッドが循環部材の残りと同様に回転可能に接続され得て、回転運動が例えば伝動装置を介して奏され得て、伝動装置がおよそ循環部材の内部に配置されている。
吸込み開口が、例えばスリット或いは円孔としての任意の幾何学を有し得る。循環部材の内部では、循環部材のすべての吸込み開口が吸込み通路に移行するので、吸込み開口が吸込み通路の端領域を意味する(第一端領域)。吸込み開口がつまり吸込み通路と首尾一貫して(即ち連通する)接続されている。
吸込み通路は、循環部材に配置されている負圧導管であり、その導管を介して負圧がロッド状物品を保持ヘッドに吸込むように準備されている。吸込み通路が互いに接続され得るか、或いは別に循環部材に配置され得る一個或いは複数個の通路管を包含する。負圧はポンプ装置から外部に負圧集合体として発生され、ポンプ装置が制御円板の円弧状窪みと基本部材の各通過開口とを介して並びに場合によっては外部負圧導管を介して吸込み通路の他の端領域(第二端領域)と接続されている。
この場合には、基本部材の通過開口と吸込み通路の第二端領域の結合は、永久に首尾一貫しておらず、むしろ単に首尾一貫して接続可能に形成されている。これは、吸込み通路の第二端領域と通過開口の間に制御弁が存在することを意味し、その制御弁の開閉は負圧を保持ヘッドに準備して制御し、それによりロッド状物品の吸込み分離が決定される。
この発明によると、縦コンベアは多数の制御円板を有し、各循環部材には制御円板が組み込まれている。したがって、縦コンベアの制御円板の数が循環部材の数と正確に同じ大きさである。各制御円板が軸部分の少なくとも一つの部材に(或いは全軸部分に)設けられている。制御円板は循環部材の吸込み通路と基本部材の通過開口との第二端領域間の結合部の貫通性を制御するように形成され、軸部分の中心軸線を中心とする循環部材の回転の際に制御が行われる。それ故に、各制御円板が軸部分の中心軸線を中心とする循環部材の回転の際に吸込み通路と通過開口との第二端領域間の結合部を少なくとも一度開放し、少なくとも一度閉鎖する各制御円板が設計されていて、循環部材の唯一の旋回の経過において当然に複数の同じ或いは異なった開放閉鎖周期が進行され得て、各開放位相が固有の円弧状窪みに組み込まれている。
制御円板は、円弧として形成されている円弧状窪みを有する。この円弧は更に軸部分の中心軸線に関して少なくとも実質的に同心円である完全円の一部を意味する。円弧は完全円から二つの半径により切断されて、二つの半径の間に所定角度が生じる(円弧の中心点角度)。この発明によると、この中心点角度が360°より小さいので、軸部分の中心軸線を中心とする循環部材の各完全円回転の際に少なくとも一つの開放閉鎖周期が進行される。
その上、これは、円弧状窪みが、(およそその位置と幾何学に関して)軸部分の中心軸線を中心とする循環部材の吸込み通路が制御円板の円弧状窪みを介して所定回転角度領域用の基本部材の各通過開口と首尾一貫して接続されているように、形成されていることを前提とする。この場合に、この定義された回転角度領域が円弧の中心点角度に一致している。したがって、循環部材の吸込み通路が回転角度用の基本部材の各通過開口に比べて封鎖されて、その回転角度が円弧の中心点角度を除いて360°の角度に一致する。複数の開放閉鎖周期の際にそれに応じて円弧の中心点角度としてすべての円弧状窪みの中心点角度の総和が適用される。
制御円板は言い換えると、平面弁の一部として記載されて、その平面弁が基本部材に対する循環部材の回転の際に負圧導管を交互に開放閉鎖し、その導管が循環部材から基本部材の組み込まれた領域に延びている。この場合に、平面弁が遮断部材として第一弁面と第二弁面とを有し、その相対位置が互いに弁の通過性を決定する。第一弁面が第一面状密封領域と通過開口を有し、第二弁面が第二面状密封領域と360°より少ない中心点角度を備える円弧状窪みとを有する。
この場合には、これら両弁面の一方の弁面が基本部材の一部を形成し、他方の弁面が循環部材の一部を形成する。さらに、両弁面は、基本部材に対する循環部材の回転運動の際に一方の弁面が交互に他方の弁面に沿って移動されるように、相対的に互いに移動できる。それにより通過開口が円弧状窪みとの連通結合して先ず最初に首尾一貫して接続されていて、引き続いて通過開口と円弧状窪みがそれぞれの他の弁面の密封面により密封されている。両弁面が僅かな隙間に仕上げられているので、他の密封手段が必要ではない。
この選択的明細書の範囲内では、縦コンベアは、基本部材が多数の通過開口を包含することによって、詳細に特殊化され得て、各通過開口が各負圧導管も一部を形成し、それに対して各循環部材が軸部分、吸込み通路と少なくとも一つの保持ヘッドを包含する。この場合には、軸部分が基本部材に軸部分の中心軸線として回転可能に支承され、それで基本部材に対する循環部材の回転を可能とする。保持ヘッドは少なくとも一つの吸込み開口を有し、負圧によって少なくとも一つのロッド状物品を保持するために少なくとも一つの吸込み開口に適用されている。吸込み通路が負圧導管の一部として形成され、一端に第一端領域を、他端に第二端領域を有する。第一端領域が保持ヘッドの少なくとも一つの吸込み開口と首尾一貫して接続されていて、第二端領域が基本部材のそれぞれ一つの通過開口と首尾一貫して接続可能に形成されている。さらに、各循環部材には制御円板が組み込まれていて、制御円板が負圧導管の通過性を制御するために軸部分の中心軸線を中心とする循環部材の回転の際に設計されている。この場合には、制御円板は第二弁面の円弧状窪みを有し、この窪みが軸部分の中心軸線に関して少なくとも実質的に同心円完全円が配置されている。さらに、円弧状窪みは、軸部分の中心軸線を中心とする循環部材の回転の際に循環部材の吸込み通路が制御円板の窪みを介して回転角度領域用の基本部材の各通過開口と首尾一貫して接続されていて、円弧の中心点角度に一致し、そして循環部材の吸込み通路が回転角度用の基本部材の各通過開口に対して遮断されていて、円弧の中心点角度を除いて360°の角度に一致する。この発明により使用する縦コンベアのこの選択的明細書は上記に実施された明細書と完全に同じ価値である。
制御円板(制御部材)がこの発明によると基本的に任意に適して形成され得る。けれども、多数の可能な構成の下では、二つの異なった配列が特に実際的に明らかになった:この第一配列では、制御円板が基本部材の一体的構成部材であるので、循環部材が制御円板の内部環状穴で回転し、それに対して第二配列では、制御円板が循環部材と回転しなく連結されているので、軸部分が制御円板と一緒に基本部材内で回転する。
第一配列によると、制御円板が基本部材に一体化されている。これは、制御円板が基本部材の一部と一部材で、およそドラム部材の前面カバーとして形成されている(つまり両基本面の一方としてそのようなドラム)。けれども、その上、この第一配列の他の実現が可能であり、例えば制御円板が別に基本部材から形成されているそのような配列がこの基本部材と回転しなく連結されている(つまりこの固定的にそれにより回転できなく入れられる)。
基本部材が二つの基本側面と外套側面を備えるドラムローラとして形成され得る。ドラムローラの基本側面(即ち循環部材が回転可能に接続されている側面)は多数の回転軸受開口を有し、この開口が循環部材の軸部分の軸受として形成されている。当然に、ドラムローラが追加的に軸部分用の別の軸受を有し、およそドラムローラの内部で或いは第二基本側面に有する。
第一配列のこの特別な構成では、各制御円板がドラムローラの基本側面の円環状領域として形成されている。この円環状領域がそれぞれに一つの円開口(リングの内部で開口)を同心円に包囲する二つの環状基本側面(円環の基本面)を包含する。この場合に、これら両環状基本側面の一方が第一密封面と円弧状窪みを有し、その窪みが基本部材の各通過開口と首尾一貫して(それにより回転しなく)接続されている。この場合に、縦コンベアの通常の構成部材は任意に適して形成され得る。
円弧状窪みが負圧導管システムの一部であるので、これが外方へ密封され、それにより閉鎖される。これは、特に簡単にカラー円板によって達成され、つまり円板がカラー状に循環部材の軸部分の周りに配置されていて、この方法で円弧状窪みをカバーする。このために、カラー円板が第二密封面並びに通過開口を有し、それらが両方で第一密封面と一致する。通過開口がカラー円板の通路として用いられ、吸込み通路の第二端領域を形成する。十分な閉鎖作用が達成され得るので、半径方向において通過開口の平均間隔が軸部分の中心軸線から回転軸受開口の中心点からの円弧状窪み平均間隔と少なくともおよそ同じ大きさである。
第二配列によると、制御円板が循環部材と回転しなく接続されているので、軸部分が制御円板と一緒に基本部材の適切な収容部で回転する。それにより各制御円板が組み込まれた循環部材の一部として形成されている。
これは、基本的には各適した構成によって達成され得る。特にこのために、制御円板が使用でき、循環部材と回転しなく接続された環状円板であり、この環状円板が外部外套側面(リングの外面)、内部外套側面(リングの開口の内面)と二つの環状基本側面を有する。内部外套側面が循環部材の軸部分の部分領域を包囲する。この場合に、外部外套側面が第一密封面として形成されて、円弧状窪みを有し、この窪みが完全円の一部円に配置されていて、部分円が外部外套側面の周辺(とそれにより同様に環状穴の周辺に)に対して少なくとも実質的に平行に延びている。この場合には、円弧状窪みが吸込み通路の第二端領域を形成する。さらに、両環状基本面の一方の面が通過開口を有し、その通過開口が循環部材の吸込み通路の一部を形成し、円弧状窪みと首尾一貫して接続されている。この場合には、制御円板と循環部材が通常には互いに分離可能に形成されている。制御円板が稼働中に大きな負荷を受ける場合には、これが当然に循環部材と一部材で形成され得る。
基本部材は同様に任意に適して構成され得る。それで、これは、特に二つの基本面と外套面を備えるドラムローラとして形成され得る。ドラムローラの基本面が多数の回転軸受開口を有し、この開口が循環部材の軸部分の軸受として形成されている。各回転軸受開口が制御円板の収容部として用いられる収容窪みに移行する。この収容窪みは第一密封面と一致する第二密封面並びに通過開口を有する。したがって、各循環部材は適切な回転軸受開口に配置されていて、軸方向において円弧状窪みの平均間隔が制御円板の環状基本面から、制御円板の環状基本面からの通過開口の平均間隔と少なくともおよそ同じ大きさである。
円弧状窪みに基づいて制御円板が軸中心軸線に関して不均一な質量分布を有し、この質量分布が不平衡を生じる。この種の不平衡を回避するために、制御円板の(或いは場合によっては環状基本面)の外部外套面が円弧状窪みに追加して不平衡補償手段を有する。不平衡補償手段はここで円弧状空所であり、円弧状窪みとも、通過開口とも首尾一貫して接続されていない(つまり円弧状窪みから且つ通過開口から分離して存在する)。円弧状空所が制御円板の外套面の側面上に配置されていて、その側面が軸部分の中心軸線に関して円弧状窪みに対抗的に位置している。
この発明による搬送装置(第一と第二配列を含めて)がさらに、基礎部材の内部に遊星歯車装置を有する。この遊星歯車装置が循環部材を回転するために分離面で(つまり遊星歯車装置からもたらされた出力を循環部材に引き渡す伝動装置輪を介して)循環部材の軸部分に係合し、およそ軸部分の外套部上に固定されているおよそ歯車或いは歯環に係合する。
各循環部材が吸込み通路を有する。循環部材の吸込み通路が基本的に任意に形成され得るときに、特にこれが専ら直線通路部分及び通路転向部分の少なくとも一方から90°より少ない転向角度により形成されていることが重要である。転向角度が所望幾何学を達成するために直線通路部分が転向されなければならない角度を記載し;それで、端部が180°の角度を形成する直線通路部分が0°の転向角度を有する。したがって、90°より少ない値である角度だけ転向されている通路転向部分がつまり鈍角を形成する。
この発明による搬送装置により特に第一輸送流から第二輸送流へロッド状物品を転向する方法が実現され得て、両輸送流の一方がロッド状物品に関して縦軸方向搬送方向を有し、両輸送流の他方が縦軸方向搬送方向を横切って延びていて、ロッド状物品に関して横軸方向搬送方向を有する。この方法は次の工程を包含し:
a)第一輸送流には、少なくとも一つのロッド状物品が縦コンベアに供給されるので、少なくとも一つのロッド状物品が循環部材の保持ヘッドの吸込み開口の付近に到達し、保持ヘッドが縦コンベアの回転可能な基本部材に回転可能に支承されている。
b)少なくとも一つのロッド状物品が負圧によって吸込み開口に吸込まれている。
c)縦コンベアの基本部材が第一回転方向に回転され、そして循環部材が同時に基本部材に対して第一回転方向と反対である第二回転方向に回転され、分離位置が達成されるまで、少なくとも一つのロッド状物品が負圧によって循環部材の保持ヘッドに保持される。 d)分離位置では、保持ヘッドに保持された少なくとも一つのロッド状物品が吸込み開口から分離される。
e)少なくとも一つのロッド状物品が第二輸送流に再送される。
工程b),c)とd)はこの発明によると、少なくとも一つのロッド状物品の吸込みと分離が平面弁の(吸込み用)開放或いは(分離用)閉鎖によって制御され、平面弁が少なくとも一つのロッド状物品の保持中に開放されている。平面弁の開放と閉鎖が基本部材に対する循環部材の回転運動によって達成され、それが特に組み込まれた制御円板と基本部材と循環部材から上記組合せの使用の際に可能である。この方法はおよそ平面弁が基本部材に対する循環部材の各完全円回転の際に一度開放され、一度閉鎖されるように、実施され得る。この方法は各保持すべき方法範囲に一致して場合によっては他の工程を充填され得る。
上記第一配列用の方法によると、平面弁が開放される、というのは、循環部材の回転の際に循環部材の通過開口が基本部材の円弧状窪み前に(即ち基本部材と一体に形成されている制御円板)もたらされるからである。循環部材の通過開口が基本部材の円弧状窪みから回転されるので、平面弁が閉鎖される。
いわば上記第一配列用の方法に一致して、循環部材の回転の際に循環部材の円弧状窪み(即ち循環部材と回転しなく連結されている制御円板)が基本部材の通過開口の前にもたらされるから、平面弁が開放される。それに対して、循環部材の円弧状窪みが基本部材の通過開口から回転されるので、平面弁が閉鎖される。
次に、この発明は、特に好ましい実施例を示す添付図面を参照して一般的発明思想の制限なしに詳細に記載され、さらに、それ以上の利点と用途可能性が明らかになる。
従来の縦コンベアの断面表示から成る断面を示す。 本発明の第一実施態様による縦コンベアの斜視表示を示し、保持ヘッドとロッド状物品を含める循環部材を備える基本部材を図示され、外套面カバーを備える基本部材を示す。 本発明の第一実施態様による縦コンベアの斜視表示を示し、保持ヘッドとロッド状物品を含める循環部材を備える基本部材を図示され、外套面カバーを備える基本部材が再現されていない。 本発明の第一実施態様による循環部材の斜視表示を示す。 本発明の第一実施態様による図3に模写された循環部材の別の表示を示し、循環部材が前面図として示されている。 本発明の第一実施態様による図3に模写された循環部材の別の表示を示し、循環部材が一部断面として示されている。 本発明の第一実施態様による図3に模写された循環部材の別の表示を示し、循環部材が完全断面として示されている。 本発明の第一実施態様による一体化された制御円板を備える基本部材の基本面の斜視表示を示す。 本発明の第二実施態様による循環部材に固定された制御円板を備える循環部材の斜視表示を示す。 本発明の第二実施態様による基本部材の図6に模写された循環部材の断面表示から成る断面を示す。 本発明の第二実施態様による制御円板の斜視表示を示す。 本発明の第二実施態様による基本部材の基本面の斜視表示を示す。 本発明の第二実施態様による循環部材と制御円板を備える基本部材の基本面の切断表示を示す。 図1に示された切断表示の比較概略を示す。 図7に示された切断表示の比較概略を示す。 本発明の第一実施態様による基本部材の図3に図示された循環部材の切断表示から成る断面の比較概略を示す。
図2乃至図5には、本発明の第一実施態様による装置が与えられる。図6乃至図11が本発明の第二実施態様による装置を示す。より良い見通しのために、図3,図4,図6,図7と図11には保持ヘッドが図示されていない。図7,図10,図11Aと図11Bには同じ理由から断面の線影が省略され、図7と図11には循環部材が図示されておらず、循環部材が切断平面の後に存在し、切断された循環部材により部分的にカバーされている。他に与えられない限り、ここでは等しい参照符号が同じ要素或いは領域を示す。
図2Aには、本発明の第一実施態様による縦コンベアが示されている。基本部材1は中央軸線を中心に回転可能に支承されたドラムローラとして形成されていて、通常稼働中(即ちロッド状物品を搬送する)に中央軸によって駆動される。基本部材1は外套面12と二つの基本面13を有する。両基本面はそれぞれに別の円状前板として形成されている。外套面12の最大部がドラムローラの外套面側カバーから形成されている。外套面の小さい部分が前円状前板の外套面により形成され、外套面には新たな通過開口11並びに駆動環14が配置されている。通過開口11がここでは外套面12から半径方向に延びている孔として形成されている。駆動環14はここでは円状前板の外套面に一体化された歯環であり、この歯環は手動操作可能な基本部材駆動集合体によって駆動され得る。手動操作可能な基本部材駆動集合体は、駆動が中央軸によって(通常稼働中の主駆動)行われないときに、とりわけ、検査や保守のために並びに精密調整のために使用される(任意の補助駆動)。
基本部材1の基本面13には、九個の循環部材2が回転可能に設けられている。各循環部材2が前端に保持ヘッド21を有し、保持ヘッドが各二つのロッド状物品3用の収容窪みを備える二シューとして形成されている。保持ヘッド21が循環部材2の静止部に同様に回転可能に支承される。基本部材1の基本面13に対してカラー円板24が循環部材2に配置されている。
循環部材2は基本部材1と回転可能に連結されていて、循環部材2の回転方向が基本部材1の回転方向と反対である。基本部材1が一度中央軸線を中心に回転する時間には、各循環部材2が反対方向に軸部分の中央軸線(つまり軸軸線を中心に)を中心に回転する。この両反対の回転運動によって循環部材2の前端が位置する楕円の形態の循環軌道を通過する。同時に同様に保持ヘッド21が一度基本部材1と同じ回転方向に回転する。この第三回転運動によって保持ヘッド21がいつも水平に整合されたままであるので、ロッド状物品3の受取りと引渡しが容易とされる。
図2Aに図示された縦コンベアが縦軸方向輸送方向(矢印L)に供給されたロッド状物品3の横軸方向輸送方向(矢印Q)における搬送流に引き渡すために並びに横軸方向輸送方向(矢印Q)に供給されたロッド状物品3の縦軸方向輸送方向(矢印L)における搬送流に引き渡すために適している。最初の場合に(II)で示された点がロッド状物品3の受取りの際の循環部材2の位置を示し、(I)で示された点がロッド状物品3の引渡しの際の循環部材2の位置を示すのに対して、最後の場合に(I)で示された点がロッド状物品3の受取りの際の循環部材2の位置を与え、(II)で示された点がロッド状物品3の引渡しの際の循環部材2の位置を与える。
したがって、縦軸方向搬送方向(矢印L)に供給されたロッド状物品3を輸送方向(矢印Q)における搬送流に引き渡す際にロッド状物品3が二重ストランドとして縦コンベアに供給され、そのドラムローラが回転運動を時計針方向に行う。循環部材2の楕円軌道の最も深い点では、ロッド状物品3が吸込み開口から保持ヘッドの収容窪みに吸込まれ、この保持ヘッドに基本部材1のおよそ四分の一回転のために保持される。楕円軌道の左主頂点(I)では、ロッド状物品3が横軸方向に向いた搬送流に引き渡される。
図2Bに図示された縦コンベアは図2Aに示された縦コンベアと等しいけれども、ここで基本部材1の外套面のカバーが省略されて、ドラムローラの内部を示す。循環部材2の軸部分22の後端並びに遊星歯車装置15が認識でき、それによって循環部材2と保持ヘッド21の回転運動が基本部材1の回転運動と連結されている。従動側で遊星歯車装置15が駆動環23に係合し、この駆動環が循環部材2の軸部分22に着座する。
図3,図4Aと図4Bには、本発明の第一実施態様による循環部材2が示されている。循環部材2の前部にはクランクのようなジグを形成し、その前端では(図示されていない)保持ヘッドが収容部に固定されている。循環部材の後部が軸部分22により形成され、軸部分が前部に対してカラー円板24により限定されている。
軸部分22は軸受面26を有し、この軸受面が軸部分22の一部を完全広範に包囲し、それによって循環部材2が基本部材1の回転軸受開口に回転可能に受けられる。軸受面26はここでローラ軸受の外面を形成し、ローラ軸受が軸部分22の一部に載置される。さらに、軸部分22の一部が完全広範に駆動環23により包囲されて、この駆動環が歯環として形成されていて、遊星歯車装置15に係合し、それによって基本部材1に対する循環部材2の回転運動を駆動する。
軸部分22の内部には内部軸29が回転可能に支承され、循環部材2の前部に中に突出し、そこに内部位置する伝動装置28に係合する。この伝動装置28によって保持ヘッドが循環部材2の静止部に対して回転運動を受けて、その回転運動が循環部材2の循環運動中に同じままである保持ヘッドの水平整合を許容する。
カラー円板24が循環部材2と回転しなく結合されているので、これが循環部材2に対して回転されなく、むしろ循環部材2にはボルトによって固定されている。カラー円板24がクランクのようなジグアームに存在する通過開口25を有する。この場合に、カラー円板の後側面(即ちカラー円板の組立てた状態で基本部材に向いた基本面)が平面弁の弁面を形成する。通過開口25が吸込み通路27に移行し、吸込み通路が循環部材2のジグ部分内部に配置されていて、保持ヘッドの吸込み開口まで到達する。ジグ部分内部には吸込み通路が収容部に導く、その収容部に保持ヘッドに固定する中空軸が導入されているので、中空軸が保持ヘッド側吸込み通路として用いられる。この中空軸の外面には歯環が固定されて、この歯環が伝動装置28に係合する。
図5には基本部材1の前基本面13が図示されている。この基本面13がここで別の円状前板として形成されている。これは、基本部材1の軸線を形成する軸用の軸受として中央出入口を有する。さらに、基本部材1は9個の回転軸受開口16を有し、これら開口が循環部材2の軸受面26を収容するために適合されている。前板の外套側外面には、更に駆動環14が基本部材の一部として設けられている。駆動環14が歯環として形成されていて、それによって基本部材1の回転がその中央軸線を中心に点検と保守のために並びに精密調整のために駆動され得る。
基本面13には、更に制御円板4が前板の一部として一体化されている。したがって、制御円板4の環状基本面43が前板の円環状領域であり、前板がそれぞれに回転軸受開口16を円環の中心点として配置されている。この場合には、制御円板の内部外面が軸部分22を収容する追加回転軸受面として形成されているか、或いはしかし軸部分22の周辺に対して隙間程度に仕上げられている。
前板の円環状領域には、円弧状窪み41が制御円板4の一部として存在する。円弧状窪み41が前板に軸方向に装入されていて、この窪みの深さが前板の全厚さより少ないので、窪みが前板を通して完全には延長できない。この場合には、環状基本面43と制御円板の円弧状窪み41が平面弁の他の弁面として用いられる。
円弧状窪み41は円弧中心に前板の外套側領域から円弧状窪み41まで延びている半径方向通過開口11を介して基本部材の外面と首尾一貫して接続されている。したがって、円弧状窪み41がその円弧中心により基本部材1の周辺に対して向けられて配置されていて;その代わりに当然に円弧状窪み41の任意の他の配列が基本面13で可能である。
縦コンベアの稼働の際に図2に図示されているように、循環部材2は、カラー円板24が制御円板4を基本部材1に外部へ完全にカバーするように、回転軸受開口16に配置されている。循環部材2が回転軸受開口16に回転されるときに、通過開口25が円状運動を軸部分22の中心軸線を中心に実施する。軸部分22の中心軸線の中心点からの通過開口25の間隔は、円弧状窪み41が配置されている完全円の半径と全く同じ大きさであるので、通過開口25がつまり周期的に円弧状窪み41の傍を通過される。
この種の回転運動の際に通過開口25が円弧状窪み41の前に存在するならば、通過開口11と吸込み通路27の間の首尾一貫した結合が生じるので、吸込み通路が空にされる。これに対して、通過開口25が環基本面43の一部の前に存在するならば、この環基本面には窪みが存在しないので、通過開口11と吸込み通路27の間の結合が生じない。
それにより、一方で通過開口25を備えるカラー円板24と他方で円弧状窪み41を備える環基本面43とが平面弁の弁面を形成し、この平面弁は、通過開口25が円弧状窪み41の前に存在するときに、開放されていて、そのほかに、閉鎖されている。
一方で平面弁の十分に高い密封性が与えられ、負圧の望まれない減少が回避されるが、しかし、他方で軸部分22の中央軸線を中心とする自由回転性が出来るだけ僅かな摩擦損失で保証されるので、カラー円板24の後基本面と制御円板4の環基本面43とが僅かな隙間に仕上げられ、それ故に、両要素の大きな重複面に基づいて追加的密封手段を必要としない。平面弁の作動が基本部材1に対する循環部材2の回転運動によって行われ、円弧状窪み41の位置と長さが平面弁の制御曲線とそれによる制御特性を決定する。
図6には、本発明の第二実施態様による循環部材に固定された制御円板4を備える循環部材2が示されている。第二実施態様の循環部材2が第一実施態様の循環部材とほぼ等しく、単に第一実施態様の回転しなく固定したカラー円板がここで円弧状窪み41を備える回転しなく固定した制御円板4と代えられ、制御円板4が(第一実施態様のカラー円板と同様に)その基本面に軸方向通過開口25を有する。
循環部材2が前端にジグ部分を、後端に軸部分22を有し、両部分が互いに制御円板4によって限定される。軸部分22の一部の周りに循環部材2のローラ軸受の外面として形成された軸受面26が設けられている。(より良く見えるために、図6には軸部分22のスリーブ状外面が図示されていないので、ここで保持ヘッドを回転する内部軸29が視覚できる。)
制御円板4が循環部材2の静止部と回転しなく結合されている。この場合には、制御円板4が外部外套面42と内部外套面を備える円板リングとして形成されている。制御円板4の外部外套面42には、円弧状窪み41が存在し、この窪みが半径方向に制御円板4に延びているけれども、通常には制御円板4の内部外套面まで到達しない。縦方向では円弧状窪み41の経過が外部外套面42の外套周辺に継続する。制御円板4の周辺方向では、円弧状窪み41が分離壁部分47によって限定されている。制御円板4は前環基本面43に通過開口25を有し、この通過開口が循環部材2の内部の吸込み通路を円弧状窪み41と接続している。
図7は本発明の第二実施態様によると、基本部材1内の循環部材2を示す。内部位置する内部軸29を備える軸部分22がここで基本部材1の内部に存在し、ローラ軸受として形成された軸受面26を介して基本部材1の通過開口に回転可能に支承されるので、全循環部材2が軸部分22の中央軸線を中心に回転できる。基本部材1の前端に対して通過開口が制御円板4用の収容窪みにまで拡張し、それによりこの収容窪みに移行する。内部軸29の前端では、循環部材2の内部に伝動装置28が配置されていて、別の回転運動を(図示されていない)保持ヘッドに伝達する。
制御円板4はボルトとボルト開口45を介して循環部材2と回転しなく結合されるので、制御円板4が循環部材2に対して回転されず、むしろこの循環部材に固定されている。通過開口25はクランクのようなジグアームにおける制御円板4に配置されている。通過開口25が吸込み通路27に移行し、吸込み通路が循環部材2のジグ部分の内部に配置されていて、保持ヘッドの吸込み開口まで到達する。ジグ部分の内部には吸込み通路27が収容部に導かれ、その収容部には保持ヘッドに固定する中空軸が挿入されるので、中空軸の内部空間が保持ヘッド側吸込み通路として用いられる。この中空軸の外面には、歯環が固定されていて、伝動装置28の係合する。
制御円板4は外部外套面13には円弧状窪み41を有し、更に円弧状空所46を有する。円弧状窪み41と円弧状空所46が互いに分離壁部分によって分離され、それ故に、互いに重ならない。円弧状空所46によって大きさが外套周辺に沿って制御円板の不均一な質量分布になり、それにより不平衡の発生が減少する。
第二実施態様でも、吸込み通路が平面弁によって閉鎖される。この場合には、平面弁の両弁面の一方が制御円板4の外部外套面42により形成され、制御円板が円弧状窪み41を有する。両弁面の他方が基本部材1の基本面13によって形成され、正確に言って制御円板4用の収容窪みと制御円板に設けられた通過開口11との内面によって形成されている。縦コンベアの稼働の際に、制御円板4が同様に基本部材1に挿入されるように、循環部材2基本部材1の回転軸受開口に配置されているので、円弧状窪み41が基本面13の平面の外部限定にわたり外へ突出しない。
循環部材2が回転運動を軸部分22の中央軸線を中心に実施するならば、制御円板4も円状運動を軸部分22の中央軸線を中心に実施する。制御円板4の環基本面43からの円弧状窪み41の軸方向間隔が制御円板4の環基本面43からの通過開口11の軸方向間隔と正確に同じ大きさであるので、軸部分22の中央軸線を中心とする循環部材2の回転の際に円弧状窪み41が周期的に通過開口11の傍を通過される。
この種の回転運動では、円弧状窪み41が通過開口11の前に存在するならば、通過開口11と吸込み通路27の間の首尾一貫した結合が生じるので、吸込み通路が空にされる。けれども、通過開口25と首尾一貫して接続されていない(これが円弧状空所46でもある)制御円板4の外套面42の他の部分が通過開口25の前に存在するならば、通過開口11と吸込み通路27の間の結合が生じない。この場合には、ロッド状物品が保持ヘッドに保持され得ない(場合によってはこの保持ヘッドから分離する)。
一方で円弧状窪み41を備える外套面42と他方で通過開口11を備える基本部材1の基本面13における制御円板4用の収容窪みの内面とが平面弁の弁面を形成するので、円弧状窪み41が通過開口11の前に存在するときに、平面弁が開放され、そのほかには、平面弁が閉鎖される。
平面弁の作動が基本部材1に対する循環部材2の回転運動によって行われ、ここで円弧状窪み41の位置と長さが平面弁の制御曲線とそれによるその制御特性を決定する。
平面弁の十分に高い密封性が与えられ、負圧に望まれない減少が回避されるが、しかし同時に軸部分22の中央軸線を中心とする自由回転性が出来るだけ僅かな摩擦損失により保証されるので、基本部材1の基本面13における制御円板4用の収容窪みの内面と制御円板4の外部外套面42とが僅かな隙間に仕上げられて、追加的密封手段を必要としない。
図8には、制御円板4が循環部材なしに図示されている。これは環状円板として形成され、外部外套面42、内部外套面44並びに二つの環基本面43を有する。外部外套面42には、円弧状窪み41と円弧状空所46が配置されていて、両要素の内部空間が互いに首尾一貫して接続されている。循環部材2と接続して、それで軸部分22に向いて配置されている一つの環基本面43が軸方向通過開口25並びに固定ボルトを収容する四つボルト開口を有する。循環部材2との結合して、通過開口25が吸込み通路と首尾一貫して接続されている。
循環部材と制御円板4の回転しない結合するために、制御円板はボルト開口45を通して案内されるボルトによって循環部材にねじ込まれ、後環基本面43が自由に接近でき、内部外套面44が軸部分のスリーブ状外部外套と接触している。
図9には、基本部材1の前基本面13が図示されている。基本面13はここで別の円状前板として形成されている。これは、基本部材1の中央軸線を形成する軸用の軸受として中央通路を有する。さらに、基本部材1は、循環部材2の軸受面26を収容するのに適合されている9個の回転軸受開口16を有する。さらに、前板の外套側外面には、駆動環14が基本部材1の一部として設けられている。駆動環14が歯環として形成され、それにより基本部材1の回転運動が中央軸線を中心に点検や保守のために並びに精密調整のために駆動され得る。
基本面13には、さらに、制御円板4用の収容窪み17が一体化されている。この場合には、回転軸受開口16が収容窪み17に移行する。回転軸受開口16が主として収容窪み17より僅かな直径を有するので、各回転軸受開口16が収容窪み17に対して拡張する。その代わりに、収容窪み17が回転軸受開口16より僅かな直径を有するので、回転軸受開口が代えるために先細になる。当然に、回転軸受開口16と収容窪み17が同じ直径を有するか、或いは任意に互いに省略される。
この場合には、各収容窪み17の壁が平面弁の密封する弁面として用いられる。前板の収容窪み17が、前板の外套側領域から収容窪み17まで延びている半径方向通過開口11を介して基本部材1の外面と首尾一貫して接続されている。この場合には、通過開口11が平面弁の首尾一貫した(開放する)部分として用いられる。
図10には、挿入された循環部材を備える基本部材1の基本面13の切断表示が図示されていて、切断平面がおよそ制御円板4の半分の高さに延びている。基本面13が9個の円状空所を有し、その空所には9個の制御円板4が僅かな隙間で適合されている。各制御円板4は円弧状窪み41と制御円板4の周辺に関して補足的円弧状空所46とを有し、その空所が互いに二つの分離壁部分47によって分離される。円弧状窪み41は完全円のおよそ三分の二で配置されているので、中心点角度がおよそ240°である。したがって、円弧状空所46の円弧の中心点角度がおよそ120°であり、円弧状窪み41の円弧の中心点角度(並びに分離壁部分47の膨張の角度)を除いて360°の値に一致している。各円弧状窪み41が一個づつの半径方向通過開口11を介して基本部材1の外套面と首尾一貫して結合されている。
外套面12には、歯環として形成された駆動環14が、手動操作可能な基本部材駆動集合体6の駆動歯車に係合する基本部材1に固定されている。点検や保守のために並びに精密調整のために、基本部材がその中央軸線を中心とする回転運動を受ける。けれども、通常稼働中に回転運動が中央軸によって奏される。この回転運動はドラム状基本部材1の内部の遊星歯車装置15を介して軸部分の中央軸線を中心とする循環部材の反対回転運動に変換される。同時に軸部分の内部に回転可能に支承された内部軸29が遊星歯車装置15によって駆動され、保持ヘッドを第一回転運動と同じ回転である回転運動に変換させる。
基本面13における回転軸受開口の内部の循環部材の軸部分の回転の際に回転しなく循環部材と結合した制御円板4が携行される。基本部材の回転運動の経過では各制御円板の円弧状窪み41がそれぞれに基本部材1の同じ角度状態で通過開口11の傍を通過されるので、循環部材の吸込み通路が相前後して空にされる。
けれども、循環部材の吸込み通路の空にすることは位置(II)と(I)の間の四分の一回路に配置されている循環部材のためにのみ可能であり、というのは、そこで吸込み通路が負圧を作用されることである。基本部材の周辺の下左領域には、真空シューとして形成される負圧分配器5が配置されている。この負圧分配器5は負圧部分51として吸出し接続パイプ54を介してポンプ装置と接続して、負圧を作用される内部中空空間を有する。基本部材1と接触している負圧分配器5の外面が凹状シリンダ外套面の一部として形成されている凹状外套面部分52を有する。凹状外套面部分52は僅かな隙間で基本部材1の外套面に当接し、負圧部分51を外方へ密封する。この負圧部分51は基本部材1の通過開口11の領域に同様に凹状スリット開口53を有し、そのスリット開口を介して負圧部分51がこの領域で通過開口11と首尾一貫して接続されている。
それ故に、基本部材位置(II)と(I)の間の領域の通過の際に基本部材1のそこにある通過開口11には負圧が当接する。追加的に平面弁が制御円板4の回転によって開放されるならば、吸込み通路が空にされる。平面弁が引き続いて再び閉鎖されるならば、吸込み導管の内部圧力が外部圧力に急速に近似する。基本部材1の回転運動と軸部分の回転運動とが遊星歯車装置15を介して互いに連結されているので、円弧状窪みの制御辺が平面弁の閉鎖行動(切換行動)を決定する。
単に完全のために、図10に示された負圧分配器5及びそこに更に与えられた手動操作可能な基本部材駆動集合体6が当然に同様に第一実施態様による搬送装置の際に使用され得ることが示唆されている。
図11には、循環部材の既に図1と図7に示された切断表示が従来の縦コンベアの基本部材に(図11A)与えられ、本発明の第二実施態様により(図11B)与えられる。さらに、循環部材用の図7に一致する切断表示が本発明の第一実施態様による基本部材に示されて、これは第二実施態様について制御円板とカラー円板を関して相違している(図11C)。
図11には、ロッド状物品の保持の際にそれぞれに空にする負圧導管の経過が基本部材の内部と循環部材の内部(循環部材が無論、保持ヘッドなしに)に幅広黒線として強調される。図11Aと、図11Bと図11Cとの比較の際に、先行技術から知った装置の際に空にする負圧導管の長さが本発明による装置の際より著しく長いことが認識できる。
実際にこれは半分より僅かに負圧導管の短縮(375mmから150mmへ)とおよそ四分の三に負圧導管の容積の減少(33cm3 から24cm3 へ)とを意味するので、負圧導管の換気と排気する空気量が有効に降下する。平面弁の開放の後にこの発明による装置では、吸込み通路の保持するために必要な負圧が先行技術から知られた装置におけるより迅速に達成され得る。この発明が吸込み通路の開放を専ら軸端にではなく、むしろ循環部材の軸における任意の位置に形成することを可能とするので、つまり全体に短い制御時間が実現され得る。
さらに、図11A、図11Bと図11Cから、この発明による教示の利用によって循環部材の内部では先行技術から知られた循環部材の際より僅かな転向角度が達成され得る、というのは、本発明の際の吸込み路が軸部分の中央軸線に対してもはや強制的に転向されなくなければならないので、同じ据付け深さでは僅かな転向角度が実現され得る(2×90°の代わりにおよそ2×70°)からである。これは30%以上だけ流れ抵抗の減少を生じる。
それ故に、この発明による装置の使用の際には、負圧導管の流れ抵抗から生じる負圧降下が著しく僅かである。この理由からロッド状物品の保持ヘッドからの望まれない分離の場合にも、ロッド状物品の有効な保持が僅かなポンプ出力で同時に十分に高い負圧維持により既に保証されている。その上、空気通過性(多孔性)或いは重いロッド状物品が搬送されて、このために、ポンプ出力が上昇されなければならないことはない。
この発明による搬送装置の別の実施態様は、負圧部分51の内部容積がそれぞれに負圧部分51と首尾一貫して接続されている循環部材の吸込み開口と吸込み通路27の内部容積の総和より大きいことを特徴とする。さらに、第一輸送流がロッド状物品3に関して縦軸方向搬送方向(L)を有し、第二輸送流がロッド状物品3に関して横軸方向搬送方向(Q)を有し、縦コンベアは縦コンベアに横軸方向に供給されるロッド状物品3を受け取り且つロッド状物品3を横軸方向搬送方向(Q)に引き渡すために適合されている。第一輸送流がロッド状物品3に関して縦軸方向搬送方向(L)を有し、第二輸送流がロッド状物品3に関して横軸方向搬送方向(Q)を有し、縦コンベアは縦コンベアに横軸方向に供給されるロッド状物品3を受け取り且つロッド状物品3を縦軸方向搬送方向(L)に引き渡すために適合されている。任意に搬送装置がロッド状物品用多数の横収容部を備えて横軸方向搬送方向に走行する彎曲搬送面を有する横コンベアを有する。
この発明による方法は、基本部材1に対する循環部材2の各完全円回転の際に平面弁が少なくとも一度開放され且つ少なくとも一度閉鎖されることを特徴とする。
1.....基本部材
2.....循環部材
3.....ロッド状物品
4.....制御円板
5.....負圧分配器
6.....基本部材駆動集合体
11....通過開口
12....外套面
13....基本面
15....遊星歯車装置
21....保持ヘッド
22....軸部分
27....吸込み通路
41....円弧状窪み
51....負圧部分
52....凹状外套面部分
53....凹状スリット開口
71....ドラム
72....ゴンドラ
73....ジブ
74....軸
75....負圧導管
76....軸方向開口 77....収容空間
78....通過開口

Claims (15)

  1. 第一輸送流から第二輸送流へロッド状物品(3)を迂回させるロッド状物品(3)用搬送装置であって、両輸送流の一方がロッド状物品(3)に関して縦軸方向搬送方向(L)を有し、両輸送流の他方がロッド状物品(3)に関して横軸方向搬送方向(Q)を有し、この横軸方向搬送方向(Q)が縦軸方向搬送方向(L)を横切って延びていて、この搬送装置が基本部材(1)と多数の循環部材(2)を備える縦コンベアを包含し、基本部材(1)が多数の貫通開口(11)を包含し、回転運動のために中心軸線を中心に回転可能に支承されていて、各循環部材(2)が軸部分(22)、吸込み通路(27)と少なくとも一つの保持ヘッド(21)を包含し、循環運動のために基本部材(1)の回転運動の際に定義された循環軌道上で中心軸線を中心に適合されていて、これらの内の軸部分(22)が基本部材(1)にて軸部分(22)の中心軸線を中心に回転可能に支承され、少なくとも一つの保持ヘッドが(21)少なくとも一つの吸込み開口を有し、負圧によって少なくとも一つのロッド状物品(3)を保持するように少なくとも一つの吸込み開口に適合されていて、吸込み通路(27)は一端に第一端領域と他端に第二端領域とを有し、第一端領域が保持ヘッド(21)の少なくとも一つの吸込み開口と首尾一貫して接続されていて、第二端領域が基本部材(1)のそれぞれ一つの通過開口(11)と首尾一貫して接続可能に形成されている搬送装置において、
    各循環部材(2)には制御円板(4)が組み込まれていて、少なくとも軸部分(22)の一部に設けられ、そして循環部材(2)の吸込み通路(27)と基本部材(1)の通過開口(11)との第二端領域の間の結合の通過性を制御するために軸部分(22)の中心軸線を中心とする循環部材(2)の回転運動の際に設計されていて、制御円板(4)が円弧状窪み(41)を有し、この円弧状窪みが軸部分(22)の中心軸線に関して少なくとも実質的に同心円である完全円を、360°より少ない中心点角度を有する円弧として配置されていて、軸部分(22)の中心軸線を中心とする循環部材(2)の各完全円回転の際に循環部材(2)の吸込み通路(27)が制御円板(4)の円弧状窪み(41)を介して回転角度範囲用の基本部材(1)のそれぞれの通過開口(11)と首尾一貫して接続していて、上記回転角度範囲が円弧の中心点角度に一致し、そして循環部材(2)の吸込み通路(27)が円弧の中心点角度を除いて360°の角度に一致する回転角度用の基本部材(1)のそれぞれの通過開口(11)に対して遮断されていることを特徴とする搬送装置。
  2. 制御円板(4)が基本部材(1)に一体化されていることを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
  3. 基本部材(1)が二つの基本面(13)と一つの外套面(12)を備えるドラムローラとして形成されていて、その一つの基本面(13)が循環部材(2)の軸部分(22)の軸受として形成されている多数の回転軸受開口(16)を有し、各制御円板(4)が環基本面(43)を包含するドラムローラの基本面(13)の円環状領域として形成されていて、上記環基本面がそれぞれに一つの回転軸受開口(16)に同心円に包囲し、第一密封面と円弧状窪み(41)を有し、上記円弧状窪みが基本部材(1)のそれぞれの通過開口(11)と首尾一貫して接続されていることを特徴とする請求項2に記載の搬送装置。
  4. 各循環部材(2)が第一密封面と一致する第二密封面を備えて軸部分(22)の周りに配置されたカラー円板(24)と、吸込み通路(27)の第二端領域を形成する通過開口(25)とを有し、半径方向において軸部分(22)の中心軸線からの通過開口(25)の平均間隔が回転軸受開口(16)の中心点からの円弧状窪み(41)の平均間隔と少なくともおよそ同じ大きさであることを特徴とする請求項3に記載の搬送装置。
  5. 各円板(4)が組み込まれた循環部材(2)の一部として形成されていることを特徴とする請求項1に記載の搬送装置。
  6. 円板(4)が循環部材(2)と回転しなく連結されたリング円板であり、上記リング円板が一つの外部外套面(42)、一つの内部外套面(44)と二つの環基本面(43)を有し、上記内部外套面(44)が循環部材(2)の軸部分(22)の一部領域を包囲し、上記外部外套面(42)が第一密封面として形成されて、円弧状窪み(41)を有し、上記円弧状窪み(41)が外部外套面(42)の周辺に対して少なくとも実質的に平行に延びていて、吸込み通路(27)の第二端領域を形成し、そして両環基本面(43)の一方が循環部材(2)の吸込み通路(27)の一部を形成し、円弧状窪み(41)と首尾一貫して接続されている一つの通過開口(25)を有することを特徴とする請求項5に記載の搬送装置。
  7. 基本部材(1)が二つの基本面(13)と外套面(12)を備えるドラムローラとして形成されていて、その一つの基本面(13)が循環部材(2)の軸部分(22)の軸受として形成されている多数の回転軸受開口(16)を有し、各回転軸受開口(16)が第一密封面と一致する第二密封面並びに一つの通過開口(11)を有する制御円板(4)用の収容窪み(17)に移行し、そして各循環部材(2)は、半径方向において制御円板(4)の環基本面(43)からの円弧状窪み(41)の平均間隔が制御円板(4)の環基本面(43)からの通過開口(11)の平均間隔と少なくともおよそ同じ大きさであるように、一致する回転軸受開口(16)に配置されていることを特徴とする請求項6に記載の搬送装置。
  8. 制御円板(4)の外部外套面(42)が円弧状窪み(41)に追加して不平衡補償手段を有し、この不平衡補償手段が円弧状空所(46)として形成されていて、その円弧状空所が円弧状窪み(41)とも、通過開口(25)とも首尾一貫して接続されていなく、そして制御円板(4)の外部外套面(42)の円弧状窪み(41)の軸部分(22)の中央軸線に関して対抗的に位置する側面に配置されていることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか一項に記載の搬送装置。
  9. 基本部材(1)がさらに一つの遊星歯車装置(15)を包含し、この遊星歯車装置が基本部材(1)の内部に配置されていて、循環部材(2)を回転するために従動側で各循環部材(2)の軸部分(22)に係合することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の搬送装置。
  10. 循環部材(2)の吸込み通路(27)が専ら通路部分及び90°より少ない転向角度を備える通路転向部分の少なくとも一方から形成されていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の搬送装置。
  11. 基本部材(1)の通過開口(11)が基本部材(1)の外套面(12)における半径方向開口として形成されていることを特徴とする請求項1乃至10のいずれか一項に記載の搬送装置。
  12. この搬送装置が更にポンプ装置と接続した負圧部分(51)を有する負圧分配器(5)を包含し、その負圧部分が負圧分配器(5)の外面の凹状外套面部分(52)に存在する凹状スリット開口(53)を介して基本部材(1)のそれぞれの一つの半径方向開口と接続でき、凹状外套面部分(52)が基本部材(1)の外套面(12)を部分広範に或いは完全広範に包囲し、中心軸線を中心とする基本部材(1)の回転運動の際にいつも基本部材(1)の外套面(12)における少なくとも若干の半径方向開口が負圧分配器(5)の負圧部分(51)と凹状スリット開口(53)を介して首尾一貫して接続されていることを特徴とする請求項11に記載の搬送装置。
  13. 第一輸送流から第二輸送流へロッド状物品(3)を迂回させる方法であって、両輸送流の一方がロッド状物品(3)に関して縦軸方向搬送方向(L)を有し、両輸送流の他方がロッド状物品(3)に関して横軸方向搬送方向(Q)を有し、この横軸方向搬送方向(Q)が縦軸方向搬送方向(L)を横切って延びていて、
    a)第一輸送流には、少なくとも一つのロッド状物品(3)が縦コンベアに供給されるので、少なくとも一つのロッド状物品(3)が循環部材(2)の保持ヘッドの吸込み開口の付近に到達し、保持ヘッド(21)が縦コンベアの回転可能な基本部材(1)に回転可能に支承されていて、
    b)少なくとも一つのロッド状物品(3)が負圧によって吸込み開口に吸込まれていて、
    c)縦コンベアの基本部材(1)が第一回転方向に回転され、そして循環部材(2)が同時に基本部材(1)に対して第一回転方向と反対である第二回転方向に回転され、分離位置が達成されるまで、少なくとも一つのロッド状物品(3)が負圧によって循環部材(2)の保持ヘッド(21)に保持されて、
    d)分離位置では、保持ヘッド(21)に保持された少なくとも一つのロッド状物品(3)が吸込み開口から分離されて、そして
    e)少なくとも一つのロッド状物品(3)が第二輸送流に再送されること
    の工程a)乃至e)を包含する方法において、
    少なくとも一つのロッド状物品(3)の吸込みと分離が少なくとも一つのロッド状物品(3)の保持中に開放されている平面弁の開放或いは閉鎖によって制御され、平面弁の開放或いは閉鎖が基本部材(1)に対する循環部材(2)の回転運動によって行われることを特徴とする方法。
  14. 循環部材(2)の回転運動の際に循環部材(2)の通過開口(25)が基本部材(1)の円弧状窪み(41)の前にもたらされるので、平面弁が開放され、そして循環部材(2)の通過開口(25)が基本部材(1)の円弧状窪み(41)から回転されるので、平面弁が閉鎖されることを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 循環部材(2)の回転運動の際に循環部材(2)の円弧状窪み(41)が基本部材(1)の通過開口(11)の前にもたらされるので、平面弁が開放され、そして循環部材(2)の円弧状窪み(41)が基本部材(1)の通過開口(11)から回転されるので、平面弁が閉鎖されることを特徴とする請求項13或いは14に記載の方法。
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