JP2010261650A - スリーブ支持フランジ - Google Patents

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Abstract

【課題】換気口用スリーブ管においてジョイントパイプを用いることなく断熱材の厚さの変化や壁ふかしに対応できるようにする。
【解決手段】スリーブ支持フランジ10は、円筒状のスリーブ部材2の外周に嵌められ、スリーブ部材2と組み合わせることで、建物の外壁に形成された貫通穴に挿入される換気口用スリーブ管3を構成するものである。スリーブ支持フランジ10は、スリーブ部材2を嵌合させるための円形開口12aを有し円形開口12aに嵌合するスリーブ部材2の軸心に対して直角に突出するフランジ部12を備える。スリーブ支持フランジ10は、さらに、円形開口12aの周縁から突出してスリーブ部材2を受けるフランジ支持部14と、スリーブ部材2を安定させるためのスリーブ安定手段16を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、外壁を通して屋内外の空気を入れ替えるために用いられる換気口用スリーブ管の一部を構成するスリーブ支持フランジに関する。
従来、外壁を通して屋内外の空気を入れ替えるための換気装置が知られている。図1は、下記特許文献1に開示された従来の換気装置の概略構成を示す断面図である。図1において、例えばALC(軽量気泡コンクリート)等からなる外壁31に形成された貫通穴31aに、換気口用スリーブ管32が挿入され外壁31に固定されている。外壁31の屋内側には断熱材33、内装ボード34及びクロス35が設けられている。換気用スリーブ管32の屋外側の端部には、換気ガラリ36が取り付けられている。換気用スリーブ管32の屋内側の端部には、換気レジスタ37が取り付けられている。
図2は、換気用スリーブ管32の斜視図である。換気用スリーブ管32は、円筒状の本体部(スリーブ部材)33と、本体部33の外周から突出するフランジ部34とが一体成型されたものである。このフランジ部34には貫通部34aが設けられており、施工の際には、貫通部34aに釘やネジなどを通してフランジ部34を外壁31に固定するようになっている。
特開2005−330653号公報
上述のように従来の換気口用スリーブ管32は、本体部33とフランジ部34が一体に形成されているので、断熱材33の厚さの変化や壁ふかしに対応するためには、換気口用スリーブ管32と換気レジスタ37との間に、長さ調整のためのジョイントパイプを配置する必要があり、コストが増大する。また、予め換気レジスタ37が接続される側の本体部33を長く製作しておき、断熱材の厚さや壁ふかしに応じて切断して短くすることも考えられるが、切断片の分、無駄が生じる。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、換気口用スリーブ管においてジョイントパイプを用いることなく断熱材の厚さの変化や壁ふかしに対応できるようにすることを課題とする。
上記の問題を解決するため、本発明のスリーブ支持フランジは、円筒状のスリーブ部材の外周に嵌められ、該スリーブ部材と組み合わせることで、建物の外壁に形成された貫通穴に挿入される換気口用スリーブ管を構成するスリーブ支持フランジであって、前記スリーブ部材を嵌合させるための円形開口を有し該円形開口に嵌合する前記スリーブ部材の軸心に対して直角に突出するフランジ部を備える、ことを特徴とする。
上記の本発明のスリーブ支持フランジは、スリーブ部材とは別部品となっており、施工の際にスリーブ支持フランジにスリーブ部材を嵌める構成となっている。このため、断熱材の厚さや壁ふかしに合わせて、適切な長さのスリーブ部材を選択すればよいので、汎用性が高い。この場合、スリーブ部材は単純に円筒形のパイプでよいので、長い円筒型パイプから切り出すことで、所望の長さのスリーブ部材を簡単に用意できる。また、所望の長さのスリーブ部材を選択できるので、従来のようなジョイントパイプを不要にできる。また、構成も簡単であり、安価に製作することができる。
上記のスリーブ支持フランジにおいて、さらに、前記フランジ部の円形開口の周縁から直角方向に突出するとともに周縁に沿って360度未満の第1範囲で周方向に延びる、前記スリーブ部材を支持するためのスリーブ支持部と、前記円形開口の周縁のうち前記第1範囲以外の範囲の一部である第2範囲に設けられ、前記円形開口に嵌合する前記スリーブ部材の外周に当接して該スリーブ部材を前記スリーブ支持部に押し付けるためのスリーブ安定手段と、を備え、前記円形開口において、前記第1範囲以外の範囲の半径は、前記スリーブ支持部の内周面の半径よりも大きい。
上記の構成によれば、スリーブ支持部がスリーブ部材をしっかりと支持し、スリーブ安定手段がスリーブ部材の外周に当接してスリーブ部材をスリーブ支持部に押し付けるので、スリーブ部材がぐらつかず、安定して支持することができる。
また、スリーブ支持部がない部分の円形開口の半径が大きくなっているので、スリーブ部材をスリーブ支持部に嵌めるときに、円形開口の周縁において半径の大きい部分とスリーブ部材とが接触しない。このため、スリーブ部材を簡単に嵌めることができる。
上記のスリーブ支持フランジにおいて、上記のスリーブ支持フランジにおいて、前記安定手段は、前記周縁に沿って延び、前記周縁から前記スリーブ支持部と同じ方向に突出する突出片であり、前記突出片の内周面の最小径部分を円弧とする円の半径は、前記円形開口の第1範囲の半径と同じか、それよりも小さい。
上記の構成によれば、突出片の内周面の最小径部分を円弧とする円の半径が、円形開口の第1範囲の半径と同じか、それよりも小さいので、スリーブ部材をスリーブ支持部に嵌めるときに、突出片は半径方向に弾性変形しつつスリーブ部材をスリーブ支持部に押し付ける。したがって、スリーブ部材を、スリーブ支持部と突出片とによって安定して支持できる。
上記のスリーブ支持フランジにおいて、前記スリーブ支持部は、円形開口の周縁の少なくとも下半分全体を含む範囲で周方向に切れ目なく形成されている。
上記の構成によれば、スリーブ支持部により、少なくとも180度以上の範囲でスリーブ部材を下部から支持できるので、より安定してスリーブ部材を支持できる。
また、スリーブ支持フランジにスリーブ部材を嵌めた状態では、スリーブ部材の外周の少なくとも下半分の範囲とスリーブ支持部が接触し、隙間がほとんどできないので、フランジ部よりも屋外側でスリーブ部材と外壁の貫通部の間に水が浸入してきた場合でも、フランジ部よりも屋内側への水の浸入を阻止できる。
本発明のスリーブ支持フランジによれば、ジョイントパイプを用いることなく断熱材の厚さの変化や壁ふかしに対応できるという優れた効果が得られる。
特許文献1に開示された従来の換気装置を示す概略構成図である。 特許文献1に開示された従来の換気用スリーブ管の斜視図である。 本発明に係るスリーブ支持フランジの第1実施形態の使用状態を示す断面図である。 本発明に係るスリーブ支持フランジの第1実施形態の斜視図である。 本発明に係るスリーブ支持フランジの第1実施形態の正面図である。 本発明に係るスリーブ支持フランジの第1実施形態の、スリーブ部材を嵌めた状態の側面断面図である。 本発明に係るスリーブ支持フランジの第1実施形態の変形例の、スリーブ部材を嵌めた状態の側面断面図である。 本発明に係るスリーブ支持フランジの第2実施形態の正面図である。 本発明に係るスリーブ支持フランジの第2実施形態の、スリーブ部材を嵌めた状態の側面断面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
図3は、本発明に係るスリーブ支持フランジ10の第1実施形態の使用状態を示す断面図である。図3において、右側が屋外であり、左側が屋内である。このスリーブ支持フランジ10は、円筒状のスリーブ部材2の外周に嵌められ、このスリーブ部材2と組み合わせることで、建物の外壁1に形成された貫通穴1aに挿入される換気口用スリーブ管3を構成するものである。
図3において、例えばALC(軽量気泡コンクリート)等からなる外壁1に形成された貫通穴1aに換気口用スリーブ管3が挿入されることで、換気口用スリーブ管3外壁1に固定されている。外壁1の屋内側には断熱材6が設けられ、この断熱材6から隙間を空けて内装ボード7が設けられ、内装ボード7にクロス8が貼られている。つまり、図3に示す壁構造では、屋内側の壁がふかされている。換気口用スリーブ管3の屋外側の端部には、換気ガラリ4が取り付けられている。換気口用スリーブ管3の屋内側の端部には、換気レジスタ5が取り付けられている。これにより、外壁1を通して屋内外の空気を入れ替えるため換気装置が構成されている。
図4は、本発明に係るスリーブ支持フランジ10の第1実施形態の斜視図である。図5は、スリーブ支持フランジ10の第1実施形態の正面図である。図6は、スリーブ支持フランジ10の第1実施形態の、フランジ部材2を嵌めた状態の側面断面図である。
図4〜図6に示すように、スリーブ支持フランジ10は、スリーブ部材2の半径方向に板状に広がるフランジ部12と、スリーブ部材2を受けるためのスリーブ支持部14と、スリーブ部材2を安定させるためのスリーブ安定手段16を備える。
フランジ部12は、スリーブ部材2を嵌合させるための円形開口12aを有し、円形開口12aに嵌合するスリーブ部材2の軸心に対して直角に突出する部分である。
このフランジ部12の四隅付近には、施工の際に釘やネジなどを通してフランジ部12を外壁1(図3参照)に固定するために、貫通穴13が設けられている。
スリーブ支持部14は、フランジ部12の円形開口12aの周縁から直角方向に突出するとともに周方向に延びる、スリーブ部材2を支持するための部分である。スリーブ支持部14が存在する範囲は、円形開口12aの周縁に沿う360度未満の第1範囲S1である。すなわち、スリーブ支持部14は、円形開口12aの周縁の全体ではなく、一部の範囲に設けられている。
第1実施形態では、スリーブ支持部14は、円形開口12aの周縁の少なくとも下半分全体を含む範囲(図示例では、スリーブ支持部14の周方向の両端が円形開口12aの中心よりもやや高い位置までくる範囲)で周方向に切れ目なく連続的に形成されている。円形開口12aにおいて、第1範囲S1以外の範囲の半径R2は、スリーブ支持部14の内周面の半径R1よりも大きい。このため、スリーブ部材2をスリーブ支持フランジ10に嵌めた状態では、スリーブ部材10の外周面と、半径がR2の部分の円形開口12aの周縁との間に隙間が形成される。なおR2は、R1よりも数ミリメートル程度大きければよい。
スリーブ安定手段16は、円形開口12aの周縁のうち第1範囲S1以外の範囲の一部である第2範囲S2に設けられ、円形開口12aに嵌合するスリーブ部材2の外周に当接して、スリーブ部材2をスリーブ支持部14に押し付けるための部分である。
第1実施形態において、スリーブ安定手段16は、円形開口12aの周縁に沿って延び、この周縁からスリーブ支持部14と同じ方向に突出する突出片16Aである。突出片16Aの内周面の最小径部分を円弧とする円の半径R3は、円形開口12aの第1範囲S1の半径R1と同じに設定されている。なお、突出片16Aが半径方向外側に弾性変形してスリーブ部材2を容易に嵌めることができる限り、R3はR1よりも僅かに小さく設定されてもよい。図示例の突出片16Aは、先端部の内周面が最小径部分となっている。また図示例の突出片16Aは、根元から先端に向かうに従い徐々に厚さ(半径方向寸法)が薄くなるように形成されている。
上記のフランジ部12、スリーブ支持部14及びスリーブ安定手段16は、樹脂などで一体成型することができる。また、フランジ部12、スリーブ支持部14及びスリーブ安定手段16は別々に製作されたものであり、これらを結合してスリーブ支持フランジ10としたものでもよい。また、スリーブ支持フランジ10はスチールやアルミ合金などの金属製であってもよい。
次に、図3を参照し、上記のように構成されたスリーブ支持フランジ10を含む換気装置を建物の外壁1に施工する手順を説明する。
まず、建物の外壁1の屋内側に、貫通穴1aの位置に合わせてスリーブ支持フランジ10を釘やネジなどで固定する。次に、断熱材6の厚さや壁ふかしに合わせて長さが選択されたスリーブ部材2を、スリーブ支持フランジ10に嵌め込む。これによりスリーブ部材2とスリーブ支持フランジ10からなる換気口用スリーブ管3の組立て及び取付けが完了する。換気口用スリーブ管3を取り付けたら、断熱材6、内装ボード7及びクロス8を施工する。次に、屋内側において換気レジスタ5を取り付け、屋外側において換気ガラリ4を取り付ける。
なお、換気口用スリーブ管3の組立て及び取付けにおいて、スリーブ部材2をスリーブ支持フランジ10に嵌めてから、これを外壁1に固定してもよいが、この順番で作業すると、(A1)スリーブ部材2をスリーブ支持フランジ10に嵌める、(A2)外壁1に固定する、(A3)スリーブ部材2の軸方向位置を調整する、というように3ステップの作業が必要となる。これに対し、上述のようにスリーブ支持フランジ10を外壁1に固定してからスリーブ部材2を嵌めると、(B1)スリーブ支持フランジ10を外壁1に固定する、(B2)スリーブ部材2をスリーブ支持フランジ10に嵌めながら軸方向位置を調整する、というように2ステップの作業ですむ。
上述した本発明のスリーブ支持フランジ10の第1実施形態によれば、以下の効果が得られる。
本発明のスリーブ支持フランジ10は、スリーブ部材2とは別部品となっており、施工の際にスリーブ支持フランジ10にスリーブ部材2を嵌める構成となっている。このため、断熱材6の厚さや壁ふかしに合わせて、適切な長さのスリーブ部材2を選択すればよいので、汎用性が高い。この場合、スリーブ部材2は単純に円筒形のパイプでよいので、長い円筒型パイプから切り出すことで、所望の長さのスリーブ部材2を簡単に用意できる。また、所望の長さのスリーブ部材2を選択できるので、従来のようなジョイントパイプを不要にできる。また、構成も簡単であり、安価に製作することができる。
スリーブ支持部14によりスリーブ部材2がしっかりと支持され、スリーブ安定手段16がスリーブ部材2の外周に当接してスリーブ部材2がスリーブ支持部14に押し付けられるので、スリーブ部材2がぐらつかず、安定して支持することができる。
スリーブ支持部14がない部分の円形開口12aの半径R2が、スリーブ支持部の内周面の半径R1よりも大きくなっているので、スリーブ部材2をスリーブ支持部14に嵌めるときに、円形開口12aの周縁において半径の大きい部分(R2の部分)とスリーブ部材2の外周面とが接触しない。このため、スリーブ部材2を簡単に嵌めることができる。
突出片16Aの内周面の最小径部分を円弧とする円の半径R3が、円形開口12aの第1範囲S1の半径R1と同じか、それよりも小さいので、スリーブ部材2をスリーブ支持部14に嵌めるときに、突出片16Aは半径方向に弾性変形しつつスリーブ部材2をスリーブ支持部14に押し付ける。したがって、スリーブ部材2を、スリーブ支持部14と突出片16Aとによって安定して支持できる。
また、スリーブ支持部14により、少なくとも180度以上の範囲でスリーブ部材2を下部から支持できるので、より安定してスリーブ部材2を支持できる。
さらに、スリーブ支持フランジ10にスリーブ部材2を嵌めた状態では、スリーブ部材2の外周の少なくとも下半分の範囲とスリーブ支持部14が接触し、隙間がほとんどできないので、フランジ部12よりも屋外側でスリーブ部材2と外壁1の貫通部の間に水が浸入してきた場合でも、フランジ部12よりも屋内側への水の浸入を阻止できる。
上述した第1実施形態の図4〜図6に示した構成例では、スリーブ支持部14と突出片16Aは屋内側に突出するように設けられているが、屋外側に突出するように設けられてもよい。
また、図4〜図6に示した構成例では、突出片16Aは1つ設けられているが、円形開口12aの周縁に沿って間隔をおいて複数設けるようにしてもよい。
また、図4〜図6に示した構成例では、スリーブ支持部14はフランジ部12の一方側にのみ突出しているが、図7に示すように、フランジ部12の面に対して両側に突出するようにスリーブ支持部14を構成してもよい。
次に、図8及び図9を参照し、本発明のスリーブ支持フランジ10の第2実施形態を説明する。図8は第2実施形態の正面図であり、図9は第2実施形態の、スリーブ部材2を嵌めた状態の側面断面図である。
第2実施形態においてスリーブ安定手段16は、円形開口12aの周縁から半径方向内側に突出する軟性及び弾性を有する安定弁16Bである。安定弁16Bは、フランジ部12と異なる材料からなり、円形開口12aに取り付けられている。安定弁16Bは、たとえば軟質樹脂により形成できる。
また、図9に示すように、第2実施形態においてスリーブ支持部14は、フランジ部12の面に対して両側に突出するように形成されている。
図9に示すように、スリーブ部材2をスリーブ支持フランジ10に嵌めると、安定弁16Bが弾性変形し、安定弁16Bの側面がスリーブ支持部14材の外周面に当たる状態となる。この状態では安定弁16Bはその弾性力によりスリーブ部材2をスリーブ支持部14にしっかりと押しつけるので、スリーブ部材2がぐらつかず、安定して支持することができる。
第2実施形態のその他の部分の構成、及びそれにより得られる効果は、第1実施形態と同様である。
なお、上記において、本発明の実施形態について説明を行ったが、上記に開示された本発明の実施の形態は、あくまで例示であって、本発明の範囲はこれら発明の実施の形態に限定されない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
1 外壁
1a 貫通穴
2 スリーブ部材
3 換気口用スリーブ管
4 換気ガラリ
5 換気レジスタ
6 断熱材
7 内装ボード
8 クロス
10 スリーブ支持フランジ
12 フランジ部
12a 円形開口
13 貫通穴
14 スリーブ支持部
16 スリーブ安定手段
16A 突出片
16B 安定弁

Claims (4)

  1. 円筒状のスリーブ部材の外周に嵌められ、該スリーブ部材と組み合わせることで、建物の外壁に形成された貫通穴に挿入される換気口用スリーブ管を構成するスリーブ支持フランジであって、
    前記スリーブ部材を嵌合させるための円形開口を有し該円形開口に嵌合する前記スリーブ部材の軸心に対して直角に突出するフランジ部を備える、ことを特徴とするスリーブ支持フランジ。
  2. さらに、前記フランジ部の円形開口の周縁から直角方向に突出するとともに周縁に沿って360度未満の第1範囲で周方向に延びる、前記スリーブ部材を支持するためのスリーブ支持部と、
    前記円形開口の周縁のうち前記第1範囲以外の範囲の一部である第2範囲に設けられ、前記円形開口に嵌合する前記スリーブ部材の外周に当接して該スリーブ部材を前記スリーブ支持部に押し付けるためのスリーブ安定手段と、を備え、
    前記円形開口において、前記第1範囲以外の範囲の半径は、前記スリーブ支持部の内周面の半径よりも大きい、請求項1記載のスリーブ支持フランジ。
  3. 前記安定手段は、前記周縁に沿って延び、前記周縁から前記スリーブ支持部と同じ方向に突出する突出片であり、
    前記突出片の内周面の最小径部分を円弧とする円の半径は、前記円形開口の第1範囲の半径と同じか、それよりも小さい、請求項2記載のスリーブ支持フランジ。
  4. 前記スリーブ支持部は、円形開口の周縁の少なくとも下半分全体を含む範囲で周方向に切れ目なく形成されている。
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