JP2008267647A - 換気フード - Google Patents

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Kazuo Shirasaka
一雄 白坂
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Abstract

【課題】 換気フードの固定に要するネジを不要として作業性を改善する。
【解決手段】 外壁から突出する排気用管の先端をフード内に導く管部材20を備える換気フード10を技術的前提として、管部材20は、排気用管2側に向かって傾斜させた押圧片21を備えるよう構成する。押圧片21を、排気用管2側に傾斜させることにより、押圧片21が一種の板ばねとして機能し、排気用管2の外周を強く押圧支持する。この結果、換気フード10は、取り付け時にまっすぐ差し込んだ状態を長く保ち、回動防止のためのネジ止めを必要としない。
【選択図】 図2

Description

本発明は、居室や浴室等の換気を行うための換気フードに係り、とくに換気フードの固定を容易にする構造に関する。
戸建て住宅やマンション等の共同住宅、ホテル等の宿泊施設では、居室、浴室、洗面室等の換気を行うため、外壁に換気フードを取り付けることがある。
換気フードの取り付け構造は種々あるが、本願発明者は、図7に示すように、外壁を貫く排気用管2の先端部を管部材3を用いて換気フード4の内側に案内する構造を提案し、特許を得た(特許文献1)。5は背板である。
それ以前の換気フードは、排気用管2の内側にフード側から外に突出させた接続管を差し込む方式をとっていたが、特許文献1のように、排気用管2の先端を換気フード4の内部に導くことで、温度差に基づく結露の滞留を防ぎ、結露の流出による外壁の汚損を防止することが可能となった。
ところで、このような換気フード4は、外壁に取り付けるに際して何カ所かにビス(ネジ)を打ち込んで固定した。例えば背板5の隅角部の四点にビスを打って固定する。
特許第3135208号
問題は、ネジ止めによる固定作業の煩雑である。通常は、背板を四点で支持するため、ネジ止めの数が多くなる。また、フード内部からビス止めを行うときは狭い隙間からドライバーを差し込んで作業をするなど、煩わしいことも多い。
これに加えて外壁の防水処理の煩雑がある。換気フードは外壁の外側に取り付けるため、防水の観点から、単純にネジを打ちこむことは出来ない。脚長のネジを打ち込むと、雨雪による水の侵入が生ずるため、外壁の内側には防水シートを配するなど、適切な防水処理が必要となるからである。このような下準備を怠ると短期間で外壁に著しい損傷が生ずる。
そこで、本願発明の目的は、換気フードの固定に要するネジを不要として作業性を改善するとともに、外壁内側の防水処理の煩雑を解消する点にある。
前記課題を解決して目的を達成するため、本発明に係る換気フードは、外壁から突出する排気用管の先端をフード内に導く管部材を備える換気フードを技術的前提として、前記管部材は、排気用管側に傾斜させた押圧片を備えるよう構成する(請求項1)。
押圧片を、排気用管側に傾斜させることにより、押圧片が一種の板ばねとして機能し、排気用管の外周を強く押圧支持する。
この結果、換気フードは、取り付け時にまっすぐ差し込んだ状態を長く保ち、回動防止のためのネジ止めを必要としない。
請求項2および請求項3は、押圧片の配設位置に関するものである。押圧片は管部材の内側端縁に設ける場合があり(請求項2)、管部材の壁部に設ける場合がある(請求項3)。
本発明に係る換気フードによれば、排気用管を押圧片の押圧によって支持できるので、排気用管に対して換気フードの管部材を差し込むだけで安定した装着ができ、換気フードの回動やぐらつきを防止するネジが不要となる。
ネジ止めが不要となるため、作業効率は確実に向上する。また、外壁内部に防水処理が施されていない場合でも、容易に換気フードを取り付けることが可能となる。
図1〜図3は、本発明に係る換気フードの実施形態を示すものである。この換気フード10は、フード11(図2)、排気用管2の差込開口Hを備える背板12、ガラリ13、水切板14、管部材20を備える。この実施形態ではいずれの部材(11〜14、20)もステンレス等の難錆金属を用いて成形する。管部材20は、その基端部を背板12と一体成に形しても良いし別体として成形して取り付けても良い。
管部材20の壁部の適宜箇所には、外壁から突出する排気用管2の外周を押圧により支持するガイドとしての押圧片21を設ける。この押圧片21は、例えば、管部材20の壁部の前後方向略中央部の四カ所に切り込みを作って内側に折曲させて作る。前後方向略中央部とは、フード11の内部を前方とし排気用管2の差込開口を後方として、管部材20の基端側(開口側)と先端側(フード内側)の略中央という意味である。
押圧片21を作る切り込みは、例えば図3に拡大して示すように、管部材20の基端側を除いた略方形の三辺に設ける。そして、この三辺の切り込みによって自由に撓むようになった部分をフード11の内側に折り曲げ、これを押圧片21とする。金属によって成形した押圧片21はある程度の弾性をもつ。このような切り込みを用いた折曲成形は、押圧片21の成形コストを抑える点で好ましい。
押圧片21は、排気用管2の外周を定点で押圧しつつ支持できればよいので、折曲角度は、例えば3〜15度でよい。過剰な角度をもって折り曲げる必要はない。
この押圧片21は、排気用管2の外周に対して均等な押圧力を発揮するよう、管部材20の周囲に均等間隔をもって適当数、例えば四個を配置する。配設個数は適宜増減してかまわない。
また押圧片21は、排気用管2の外周を定点で押圧するだけで良いので、それほど大きな形状にする必要はない。例えば、一辺の長さは10mm以下としてもかまわない。押圧片21のまわりには管部材20が存在し、この管部材20も排気用管2を案内し拘束するするガイドとしての機能を果たしている。
従って、かかる構成によれば、押圧片21が排気用管2の外周を押圧支持するため、換気フード10の取り付け時には、上下左右の姿勢を正しくしてまっすぐに背板12の差込開口に排気用管2を挿入させれば、押圧片21の押圧によって動きが拘束され、換気フード10はそのままの姿勢を保つ。強い外力をもって回動させない限りは長期にわたって設置初期の姿勢を保てることになり、回動防止のためのネジ止めは不要となる。
また、この実施形態の換気フード10は、管部材20が排気用管2の外周にあるため、地震や車両交通による振動があっても管部材20の抑制により換気フード10を回動を抑える。また管部材20が排気用管2の相対的な動きを最小限に抑えるので押圧片21の押圧力も劣化しない。
図4、図5は、本発明に係る換気フードの第二の実施形態を示すものである。この換気フード30は、管部材20の端部から立ち上げた適宜数、例えば八個の押圧片31を均等間隔で配置したものである。押圧片31は、前記実施形態と同様に若干の傾斜をもって排気用管2に向かって傾斜させてあり、排気用管2を案内しつつ外周を押圧支持するガイドとして働く。前記実施形態と同様、11はフード、12は開口を備える背板12、13はガラリ、14は水切板である。
この実施形態に係る換気フード30は、押圧片31の基端部を、管部材20の内側(フード中央側)の端縁に設け、前記実施形態の押圧片21よりも大きめ(例えば一辺を10〜20mm程度)に成形した押圧片31によって排気用管2の外周を支持する。押圧片31が大きいので、この場合は管部材20の前後寸法(突出量)はごくわずかで良い(例えば2〜10mm)。
この実施形態では、管部材20の前後寸法を小さくする分、押圧片31を大きく設計し、排気用管2の外周との接触量を増大させておくことが望ましい。様々な要因による排気用管2と換気フード10との相対的な動きを最小限に抑えるためである。
かかる構成によっても、押圧片31が排気用管2の外周を均等間隔で押圧しつつ支持するので、従来のようなネジ止めが不要となる。本実施形態のように、ごくわずかでも管部材20を設けることで、背板12の開口からフード内に差し込んだ排気用管2は、管部材20により後方が拘束され押圧片31により前方が拘束されるので、地震や車両交通による振動を受けても換気フード10が回動しにくい支持状態を作り出すことが出来る。
図6は、本発明に係る換気フードの第三の実施形態を示すものである。この換気フードは、管部材48の内側(フード中央側)の端縁から背板方向に向かって略平行な二本の切り込みを設け、この切り込み部分を排気用管側に折り曲げて押圧片41を作るものである。
この押圧片41は、管部材20に簡単な切り込みを設けて折曲するだけで良いので、製造が容易でありコストも抑えることが出来る。従来の換気フードにも容易に改良を加えることが出来る。
この押圧片41も、排気用管2の外周に略均等間隔で設けることが望ましい。均等に配した三個以上の押圧片41があれば換気フード10の回動を防止することが出来る。
以上説明した押圧片21、31、41は、いずれも排気用管2を押圧支持するものである。このため、ある程度の角度をもって排気用管2側に折曲させておく必要がある。押圧片21、31、41の折曲角度は、すでに述べたように通常は3〜15度の角度が望ましいが、この数値は絶対ではない。排気用管2に対する押圧力を保つには、単に押圧片21、31、41の傾斜角度だけでなく、押圧片21、31、41に使用する材質、強度、寸法、面積も勘案して、コストの低減を図ることが望ましい。
フード、背板、ガラリ、水切板、管部材は難錆金属で成形すると説明したが、使用する材料は難錆であればよいから樹脂材を用いてもかまわない。押圧片も押圧力をもった弾性材であれば金属に限らず樹脂も使用できる。
押圧片21、31、41は、管部材20と一体に成形する必要はない。別体のパーツを用いて管部材20に対して後付してもよい。
押圧片21、31、41は、排気用管2の外周に均等間隔で配置することが望ましいが、排気用管2を押圧しつつ支持できればよいので必ずしも均等間隔で設けなくともよい。
第一の実施形態に係る換気フードを正面から例示する図である。 第一の実施形態に係る換気フードを例示する断面図である。 第一の実施形態に係る管部材と押圧片を例示する斜視図である。 第二の実施形態に係る換気フードを正面から例示する図である。 第二の実施形態に係る換気フードの断面を例示する図である。 第三の実施形態に係る管部材と押圧片を例示する斜視図である。 従来の換気フードを例示する断面図である。
符号の説明
2 排気用管
10、30 換気フード
11 フード
12 背板
13 ガラリ
14 水切板
20、48 管部材
21、31、41 押圧片
H 差込開口

Claims (3)

  1. 外壁から突出する排気用管の先端をフード内に導く管部材を備える換気フードにおいて、
    前記管部材は、
    排気用管側に向かって傾斜させた押圧片を備えるよう構成することを特徴とする換気フード。
  2. 押圧片は、管部材の内側端縁に設けることを特徴とする請求項1記載の換気フード。
  3. 押圧片は、管部材の壁部に設けることを特徴とする請求項1記載の換気フード。
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