JP5264680B2 - 室内機並びに空気調和機 - Google Patents
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Description
しかしながら、室内機の熱交換器に接続されるパイプ10のC部の曲げが不十分(鈍角)な場合、曲げ位置がずれた場合等が発生すると、室内機本体の下方にパイプ10の反力が作用する。従って、パイプ10の反力が据付板12下部のフランジを押し付けることになり、さらに図10(b)に示すようにフランジの下方に近接して位置する室内機の筐体2の下端がパイプ10の反力により本体下方に押されるため、筐体2の下端が下方に膨らみ、意匠性を損なってしまう。
なお、パイプ10のC部の曲げ不十分(鈍角)、曲げ位置のずれ等は、パイプ製造時のバラツキやパイプ据付け時の工事の状態に応じて発生しうるものである。また、据付板下端のフランジ形成時の曲げが不十分(鈍角)な場合、特に中央付近においては、その生産工程、搬送等の関係上、曲げ角度が開き易い傾向にある。この為、筐体内部から外側に向け、据付板自体の反発により筐体を変形させることがある。
図1は本発明の実施の形態1における背面側からの斜視図、図2は本発明の実施の形態1における側面断面図、図3は本発明の実施の形態1における据付板の斜視図と正面図である。なお、比較参考用として、図11に従来の据付板の斜視図と正面図を示す。
また、図4は本発明の実施の形態1における熱交換器のパイプ接続イメージ図、図5は、本発明の実施の形態1における室内機下部を背面から見た縦断面図と室内機の下部内側より外側方向に過大な力が加わった場合の筐体下部の様子を示す説明図である。なお、図5(a)及び図5(b)の左側は室内機下部の左端を表しており、右側は室内機下部の中央部を表している。
また、図6(a)は図1のA−A矢視断面図であり、図2のC部に対応する要部断面図である。また、図6(b)は図1のB−B矢視断面図であり、図2のC部に対応する要部断面図である。
図1及び図2に示すように、室内機は据付板1、筐体2、前面パネル3、吸込口4、熱交換器5、送風機6、及び吹出口7から構成されている。
本発明の据付板はこのように構成されているため、室内機の背面下部に配置されるパイプの曲げが不十分であった場合、曲げ位置がずれていた場合等で下部フランジの曲げ位置を変化移動させることにより発生するパイプによる、筐体内部から外側への押し付け力を範囲Eの一段上がったフランジで受けることができるので、室内機の筐体下面との接触面を最小限に止めることができる。
また、据付板自体のフランジ曲げが不十分であった場合にも、また、据付板自体の変形があった場合においても、係合部以外での筐体との接触が制限される為、その影響が筐体下面に伝わり難くなる。
従って、筐体の変形が抑えられ、室内機の意匠性を損なうことがなくなる。
また、図9のように下部フランジに補強材14を追加しても良い。これにより、パイプの押圧力に対する反抗力が増大するため、据付板1の変形がより小さくなる。
また、下部のフランジのパイプが当接する部位に押圧力抑制部材としてフランジに弾性部材を貼り付けて構成しても良い。この場合も上記と同様の効果を奏する。
また、上記の例では、据付板1を金属板としたが、パイプの押圧力に耐えられる反抗力を有する弾性体であれば、どのような種類の材料を用いても良い。
空気調和機本体を壁に据付ける場合(左配管)は、まず、据付け者はほぼ長手方向が水平になるように据付板1を壁にネジ、釘、ボルトなどで固定する。次に、据付け者は筐体2に設けられた引掛部8を据付板1に設けられた凸部9に引っ掛け、さらに引掛部8が据付板1の凸部9に引っ掛けられた状態で、室内機の熱交換器5に接続されているパイプ10と、室外機の熱交換器に接続されているパイプ11を、本体裏面下部中央で接続する。次に接続されたパイプを筐体裏面下部中央の空間に収納し、据付板1下端のフランジ部と筐体2下部を固定させることで、室内機本体を壁面に固定する。
次に、据付け者は、本体の据付完了後、本体下部の膨らみがないことを確認する。
Claims (5)
- 送風手段と、熱交換器と、この熱交換器と接続される冷媒配管と、前記送風手段と熱交換器を支える筐体部と、室内の壁面に固定され前記筐体部を支えるほぼ矩形状の据付板と、を備え、
前記据付板は、周囲から板面に垂直に延設されるフランジを有し、
壁面に据え付けられた際に下部に位置するフランジの前記冷媒配管と当接しうる領域に、前記冷媒配管により作用する押圧力を抑制する押圧力抑制構造を構成し、
前記押圧力抑制構造は、前記フランジの両端よりも中央部の方が徐々に高くなるように形成された少なくとも1つの段差であり、この段差は所定の抵抗力を有する弾性体であることを特徴とする室内機。 - 前記段差は、前記据付板が壁面に据え付けられた際に下部に位置するフランジの長手方向のほぼ中央部を両端よりも浮き上がらせて形成されたものであることを特徴とする請求項1に記載の室内機。
- 送風手段と、熱交換器と、この熱交換器と接続される冷媒配管と、前記送風手段と熱交換器を支える筐体部と、室内の壁面に固定され前記筐体部を支えるほぼ矩形状の据付板と、を備え、
前記据付板は、周囲から板面に垂直に延設されるフランジを有し、
壁面に据え付けられた際に下部に位置するフランジの前記冷媒配管と当接しうる領域に、前記冷媒配管により作用する押圧力を抑制する押圧力抑制構造を構成し、
前記押圧力抑制構造は、前記フランジの両端よりも中央部の方が徐々に高くなるように連続的に形成されたものであることを特徴とする室内機。 - 前記押圧力抑制構造は、さらに下部に補強材を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の室内機。
- 請求項1〜4のいずれかに記載の室内機を備えたことを特徴とする空気調和機。
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2009
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