JP2010255731A - 取付具 - Google Patents

取付具 Download PDF

Info

Publication number
JP2010255731A
JP2010255731A JP2009105857A JP2009105857A JP2010255731A JP 2010255731 A JP2010255731 A JP 2010255731A JP 2009105857 A JP2009105857 A JP 2009105857A JP 2009105857 A JP2009105857 A JP 2009105857A JP 2010255731 A JP2010255731 A JP 2010255731A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotation
mounting hole
piece
panel member
column
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2009105857A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5265442B2 (ja
Inventor
Kuniyasu Fukazawa
邦康 深澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nifco Inc
Original Assignee
Nifco Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nifco Inc filed Critical Nifco Inc
Priority to JP2009105857A priority Critical patent/JP5265442B2/ja
Priority to CN 201010167258 priority patent/CN101870246A/zh
Priority to KR20100037512A priority patent/KR101181574B1/ko
Publication of JP2010255731A publication Critical patent/JP2010255731A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5265442B2 publication Critical patent/JP5265442B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Insertion Pins And Rivets (AREA)
  • Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Abstract

【課題】サンバイザホルダ等の取付具において、パネル部材に形成される取付孔の形状を複雑なものにすることがなく、しかも十分な取付強度を簡単に確保すること。
【解決手段】柱部14に設けられている回動阻止片48がパネル部材100に設けられている取付孔110の開口縁110aに当接することにより、柱部14が係止位置より係止解除位置へ回動することが阻止される。
【選択図】図4

Description

本発明は、取付具に関し、特に、自動車のサンバイザホルダ等、パネル部材に着脱可能に装着される取付具に関するものである。
自動車の車室内天井部にサンバイザを取り付けるための取付具(サンバイザホルダ)の従来技術としては、車室内天井部を構成するパネル部材に装着されるグロメットと、グロメットに装着されるホルダ本体とによる2部品によるもの(例えば、特許文献1)、ルーフライニング等のパネル部材の表面に配置されサンバイザの取付部を有する本体部と、パネル部材に貫通形成された取付孔に挿入されてパネル部材に着脱可能に係止される柱部とを一体に有する1部品によるもの(例えば、特許文献2)が知られている。
特開2008−290566号公報 特開2004−144158号公報
グロメットとホルダ本体との2部品による取付具は、1部品構成のものに比して部品点数が多く、コスト高のものになり、しかも、パネル部材に対する取り付け、取り外しの工数も多くなる。
本体部と柱部とを一体に有する1部品による取付具は、最小部品点数によるものになるが、柱部を挿入される取付孔に、柱部の係止片が嵌合するキー溝のような係止部を形成しなくてはならず、取付孔の形状が複雑ものになり、併せて十分な取付強度を確保することが難しくなることがある。また、従来の1部品式の取付具では、パネル部材に対する取り付け、取り外しの何れの際も、挿入、回転の2アクションが必要であり、作業性のよいワンタッチ装着を行うことができない。
本発明が解決しようとする課題は、サンバイザホルダのように、パネル部材に着脱可能に装着される取付具において、パネル部材に形成される取付孔の形状を複雑なものにすることがなく、しかも十分な取付強度を簡単に確保でき、更には、作業性のよいワンタッチ装着を行えるようにすることである。
本発明による取付具は、パネル部材に着脱可能に装着される取付具であって、前記パネル部材の表面に配置される本体部と、前記パネル部材に貫通形成された取付孔に挿入される柱部とを一体に有し、前記柱部には係止片が形成され、前記本体部あるいは柱部には回動阻止片が形成され、前記柱部は、パネル部材裏面側において前記係止片が前記取付孔の開口縁部に係合して前記パネル部材に抜け止め装着される係止位置と、当該係止位置より前記取付孔に対する挿入方向と同方向に延在する軸線周りに所定の回転角だけ回動変位することにより前記係止片が前記取付孔の前記開口縁部との係合より離脱して前記取付孔に対して抜き差し自在の係止解除位置に位置する回動可能な柱形状に形成され、回動阻止片は、前記係止位置において前記取付孔の開口縁部に当接して前記柱部の前記回動を阻止する回動阻止位置と、外部操作によって前記取付孔の縁部との当接より離脱して前記柱部の前記回動を許す回動許可位置との間に変位可能である。
本発明による取付具は、好ましくは、前記回動阻止片は、前記回動阻止位置において、前記パネル部材に貫通形成された多角形状の取付孔の一辺に、所定線分に亘って当接することにより、前記柱部の前記回動を阻止する。
本発明による取付具は、好ましくは、前記係止片は、弾性変形可能な逆止形状をなし、前記柱部が前記係止位置にある状態にて、弾性変形しながら前記取付孔を通過し、通過後に弾性復帰してパネル部材裏面側において前記取付孔の開口縁部に係合する。
本発明による取付具は、好ましくは、前記回動阻止片は、弾性変形可能に構成され、弾性変形によって前記回動阻止位置と前記回動許可位置との間に変位可能である。
本発明による取付具は、好ましくは、前記回動阻止片が外部操作される部分は前記本体部の側にあり、前記本体部は前記回動阻止片が外部操作される部分の少なくとも片側に壁部を有する。
本発明による取付具は、好ましくは、前記回動阻止片が前記取付孔の一辺に当接する側とは反対の側の当該回動阻止片の外壁に当接し、前記回動阻止片が前記取付孔の一辺に当接する側とは反対の側へ変位することを阻止する変位阻止部が前記本体部に形成されている。
本発明による取付具は、柱部に形成された係止片が取付孔の開口縁部に係合してパネル部材に抜け止め装着される係止位置より全体を取付孔に対する挿入方向と同方向に延在する軸線周りに所定の回転角だけ、つまり係止解除位置まで回動変位することにより係止片が取付孔の開口縁部との係合より離脱して取付孔に対して抜き差し自在になり、パネル部材より取り外すことができる。
このことに対し、柱部に設けられている回動阻止片がパネル部材に設けられている取付孔の開口縁部に当接することにより、好ましくは、多角形状に形成された取付孔の一辺に、所定線分に亘って当接することにより、柱部が係止位置より係止解除位置へ回動することが阻止される。これにより、取付孔の形状を複雑にすることがなく、しかも、十分な回動阻止強度を簡単に確保することができる。
また、係止片が、弾性変形可能な逆止形状をなしていれば、柱部が係止位置にある状態にて、弾性変形しながら取付孔を通過し、通過後に弾性復帰してパネル部材裏面側において取付孔の開口縁部に係合するから、作業性のよいワンタッチ装着が可能になる。
本発明による取付具の実施例1を示す側面図。 実施例1による取付具の平面図。 図2の線III−IIIに沿った断面図。 実施例1による取付具の係止位置状態の平面図。 実施例1による取付具の係止解除位置状態の平面図。 実施例1による取付具の斜視図。 本発明による取付具の実施例2を示す平面図。 実施例2による取付具の背面図。 図7の線IX−IXに沿った断面図。 実施例2による取付具の斜視図。
実施例1は、本発明による取付具をサンバイザホルダとして実施した実施例であり、当該実施例1を、図1〜図6を参照して説明する。
サンバイザホルダ10は、パネル部材100の表面に配置される本体部12と、パネル部材100に貫通形成された取付孔110に挿入される柱部14とを一体に有しており、全体をプラスチックのワンショット成形によって一部品として構成されている。本実施例では、取付孔110は、図4、図5に示されているように、単純な矩形(長方形)の開口である。
本体部12は、サンバイザの装着軸体を係合するフック形状部16と、フック形状部16の下側先端部に突出形成された抜け止め部18と、フック形状部16の上側部分に形成されたばね性を有する抑え片部20とを有する。
柱部14は本体部12の上面部より上方にしている。柱部14の平断面面積は本体部12の上面部の面積より小さく、柱部14は本体部12の上面部の略中央部に突出形成されている。これにより、柱部14の周りには、本体部12の上面部がなすフランジ面22が存在する。
柱部14は、取付孔110の前後幅Dhに等しい前後方向間隔をおいて左右方向の筋違いで互いに平行な前側平行面部24および後側平行面部26とを有する。前側平行面部24は柱部14の左右方向の略1/2の幅をもって柱部14の前側の右半分にある。後側平行面部26は柱部14の左右方向の略1/2の幅をもって柱部14の後側の左半分にある。
柱部14の後側の右半分は後側傾斜面部28になっている。後側傾斜面部28は、柱部14の後側の左右方向の略1/2の位置より柱部14の右側の前後方向の略1/2の位置とを平面で接続すべく、後側平行面部26に対して前側に傾斜した傾斜面部である。
柱部14の右側の前半分は右側円弧面部30になっている。右側円弧面部30は、柱部14の中心Cと同心の円弧面で、前側平行面部24と後側傾斜面部28とを接続する面部である。
柱部14の左側の後半分は左側円弧面部32になっている。左側円弧面部32は、柱部14の中心Cと同心の円弧面で、後側平行面部26と後述する切欠部34とを接続する面部である。
柱部14の前側の左半分と左側の前半分に相当する1/4領域は切欠部34になっている。切欠部34は、平面形状が横転L字形で、前側平行面部24と左側円弧面部32との間に存在する。
ここで、柱部14と取付孔110との寸法について述べる。図4に示されているように、柱部14の前側平行面部24と後側平行面部26との前後幅Dpは取付孔110の前後幅Dhに等しく、柱部14の右側円弧面部30と左側円弧面部32との離間距離Wpは取付孔110の前後幅に等しい。
上述した形状設定ならびに寸法設定により、柱部14は、図4に示されているように、前側平行面部24と後側平行面部26が、各々、取付孔110の長辺側の互いに対向する開口縁110aにがたなく当接し、右側円弧面部30と後側傾斜面部28との接続部(図4で見て右側円弧面部30の時計廻り方向の終端部)と、左側円弧面部32と切欠部34との接続部(図4で見て左側円弧面部32の時計廻り方向の終端部)とが各々取付孔110の短辺側の互いに対向する開口縁110bにがたなく当接する。この柱部14の位置を係止位置と云う。
そして、柱部14は、上述した形状設定ならびに寸法設定により、図5に示されているように、上述の係止位置より、柱部14の中心Cの軸線周りに時計廻り方向に所定の回転角θだけ回動変位することでき、回転角θだけ回動変位することにより、前側平行面部24と後側平行面部26が、各々、取付孔110の開口縁110aより離間し、後側傾斜面部28が取付孔110の後側の開口縁110aに当接する。この柱部14の位置を係止解除位置と云う。なお、柱部14の中心Cの軸線周りの回動は、柱部14の取付孔110に対する挿入方向と同方向に延在する軸線周りの回動である。
後側傾斜面部28と右側円弧面部30と左側円弧面部32の本体部12の側には平らな上面を有する複数個のパネル当接突部35が一体成形されている。
柱部14の前側平行面部24と後側平行面部26には、係止片36、38が形成されている。係止片36、38は、各々、上辺を除く3辺を前側平行面部24、後側平行面部26に形成されたスリット40、42によって画定されて正面から見て短冊状をなし、側面から見て直角三角形に近い不等辺三角形による逆止形状(図6参照)をなし、前側平行面部24、後側平行面部26の一般面より外側に突出している。
係止片36、38は、各々、前側平行面部24、後側平行面部26に接続された上辺部分を弾性ヒンジとして、出没方向(前後方向)に弾性変形可能な片持ち片になっている。
係止片36、38は、図4に示されているように、柱部14が挿入孔110に挿入されて前述の係止位置にある状態では、パネル部材100の裏面側において取付孔110の開口縁110aに係合し、パネル当接突部35の上面との間にパネル部材100を挟み込んで、サンバイザホルダ10をパネル部材100に抜け止め装着する。
本実施例では、係止片36、38は、弾性変形可能な逆止形状をなしているので、柱部14が前述の係止位置にある状態にて、弾性変形しながら取付孔110を通過し、通過後に弾性復帰してパネル部材110の裏面側において取付孔110の開口縁110aに係合することができる。
これに対し、前述の係止解除位置にある状態では、係止片36、38は、図5に示されているように、取付孔110の開口縁110aとの係合より離脱し、柱部14を取付孔110に対して自由に抜き差しできる状態にする。
本体部12が、上下方向で見て柱部14の切欠部34と整合する部位には所定横幅(前後方向の幅)による深い凹部44が成形されている。凹部44には本体部12と一体成形された解除レバー46が存在する。解除レバー46は、凹部44を左右方向に略水平に延在して右端部を本体部12に接続され、右端部を弾性ヒンジとして、略上下方向に弾性変形可能な片持ち片になっている。なお、解除レバー46は、水平以外に、下向きの傾斜角を与えられて傾斜していても、下方に向けて垂下されていてもよい。
解除レバー46の上面部には平断面形状が四角形の回動阻止片48が一体成形されている。このように、本実施例では、回動阻止片48は解除レバー46を介して本体部12に形成されている。尚、回動阻止片48は、解除レバー46を本体部12に代えて柱部14より突出させることにより、柱部14に形成することも可能である。
解除レバー46と回動阻止片48の両側には、本体部12に形成された凹部44の側壁44a、44bが存在する。
回動阻止片48は、先端が傾斜面になっていて、図3に実線により示されているように、解除レバー46が弾性変形していない状態では、最上端がパネル当接突部35の上面の高さ位置より高い位置に位置する。以降、この位置を回動阻止位置と云う。
これに対し、図3に仮想線により示されているように、解除レバー46が外部操作によって下方に弾性変形した状態では、回動阻止片48は、最上端がパネル当接突部35の上面の高さ位置と同じ高さ位置あるいはそれより低い高さ位置に位置する。以降、この位置を回動許可位置と云う。
図4に示されているように、柱部14が挿入孔110に挿入されて柱部14が前述の係止位置にあり、回動阻止片48が回動阻止位置にある状態では、回動阻止片48の一方の側面48aが取付孔110の前側の開口縁110aに所定線分Lに亘って当接して柱部14の時計廻り方向の回動を阻止する。これに対し、回動阻止片48が回動許可位置にある状態では、回動阻止片48が取付孔110の開口縁110aとの当接より離脱し、柱部14が前述の係止位置より係止解除位置へ回動することを許す。
凹部44の内壁のうち、回動阻止片48の他方の側面48aが対向する内壁には、リブ状の変位阻止部59が突出形成されている。変位阻止部59は、先端面59aにて回動阻止片48の他方の側面(外壁)48bに摺動可能関係で当接し、回動阻止片48が後側(図2、図4で見て下側)、つまり回動阻止片59が取付孔110の一辺に当接する側とは反対の側へ変位することを高い剛性をもって阻止している。
これにより、図4に示されているように、回動阻止片48の一方の側面48aが取付孔110の開口縁110aに当接している状態において、当接方向のがた付きがなく、回動阻止片48の側面48aが、取付孔110の開口縁110aより離れる方向の変位を阻止される。
つぎに、上述した実施例1によるサンバイザホルダ10のパネル部材100に対する取り付け、取り外しについて、主に、図4、図5、図6を参照して説明する。
サンバイザホルダ10のパネル部材100に対する取り付けは、図4に示されているように、柱部14を、取付孔110に対して係止位置相当の回動姿勢で、取付孔110に整合する位置に位置させ、当該柱部14を真っ直ぐ取付孔110に挿入する。すると、係止片36、38は、弾性変形しながら取付孔110を通過し、通過後に弾性復帰してパネル部材110の裏面側において取付孔110の開口縁110aに係合する。これにより、サンバイザホルダ10の全体がパネル部材100に抜け止め装着される。
この抜け止め装着状態では、解除レバー46が外部操作されない限り回動阻止片48は回動阻止位置にあって最上端がパネル当接突部35の上面の高さ位置より高い位置に位置しており、回動阻止片48の側面が取付孔110の前側の開口縁110aに所定線分Lに亘って当接する。これにより、柱部14の時計廻り方向の回動、つまり、係止解除位置へ回動の阻止され、サンバイザホルダ10の全体がパネル部材100に抜け止め装着されている状態が保証される。
この係止解除位置へ回動阻止が、回動阻止片48が取付孔110の開口縁110aに当接することにより行われるから、取付孔110の形状は単純な矩形であればよく、取付孔110の形状を複雑にすることがなく、しかも、キー係合のような係合による回動阻止に比べて高剛性をもって十分な回動阻止強度を簡単に確保することができる。
更に、この回動阻止は、回動阻止片48が取付孔110の開口縁110aに所定線分Lに亘って当接することにより行われるから、より一層十分な回動阻止強度を確保することができる。
更には、変位阻止部59の先端面59aが回動阻止片48の他方の側面48bに当接し、回動阻止片48が後側(回動阻止片59が取付孔110の一辺に当接する側とは反対の側)
へ変位することが阻止されているので、回動阻止強度が更に向上し、併せて解除レバー46の幅方向(前後方向)に大きき力が作用しても、解除レバー46が破損することが防止される。
上述したように、サンバイザホルダ10のパネル部材100に対する取り付けは、サンバイザホルダ10の柱部14を真っ直ぐパネル部材100の取付孔110に挿入するだけで、ワンアクションにより作業性よく行うことができる。
サンバイザホルダ10をパネル部材100より取り外す場合は、図5、図6に示されているように、スクリュウドライバのような工具Tの先端を凹部44に差し込み、工具Tによる外部操作によって解除レバー46を押し下げる。工具先端の凹部44に対する差し込みは、凹部44の側壁44a、44bに案内されて行われことにより、ずれ動くことなく作業性よく行われることが保証される。
解除レバー46を押し下げるにより、回動阻止片48が回動許可位置に移動し、回動阻止片48の最上端がパネル当接突部35の上面の高さ位置と同じ高さ位置あるいはそれより低い高さ位置に位置し、取付孔110の開口縁110aとの当接より離間する。これによって柱部14は時計廻り方向へ回動できる状態になる。
この状態で、サンバイザホルダ10の全体を、取付孔110に対する挿入方向と同方向に延在する軸線周りに所定回転角θだけ時計廻り方向へ回動させ、柱部14を係止位置より係止解除位置に回動変位させる。柱部14が係止解除位置に位置すれば、柱部14を取付孔110より抜き出す。これにより、サンバイザホルダ10の取り外しが完了する。
つぎに、本発明による取付具をサンバイザホルダとして実施した実施例2を、図7〜図10を参照して説明する。なお、図7〜図10において、図1〜図6に対応する部分は、図1〜図6に付した符号と同一の符号を付けて、その説明を省略する。
実施例2では、柱部14の前側の左半分が前側傾斜面部50になっている。前側傾斜面部50は、柱部14の前側の左右方向の略1/2の位置より柱部14の左側の前後方向の略1/2の位置とを平面で接続すべく、前側平行面部24に対して後側に傾斜した傾斜面部である。
柱部14の左側の後半分は左側面部52になっている。左側面部52は後ろ平行面部26と前側傾斜面部50とを接続する面部である。
左側面部52には、回動阻止片54が形成されている。回動阻止片54は、上辺を除く3辺を左側面部52に形成されたスリット56によって画定されて正面から見て短冊状をなし、左側面部52の一般面より外側に突出している。
回動阻止片54の下方に延長部があり、当該延長部は解除レバー部56になっている。解除レバー部56の先端(下端)は、本体部12に形成された凹部58内にあり、両側を凹部58の側壁58a、58bによって囲まれている。
回動阻止片54は、実施例1の回動阻止片48と同等の作用を行うものであり、解除レバー部56を外部操作によって右側に押されることにより回動許可位置に位置する。
従って、実施例2においても、実施例1と同様の作用効果が得られる。
10 サンバイザホルダ
12 本体部
14 柱部
36、38 係止片
44 凹部
46 解除レバー
48 回動阻止片
54 回動阻止片
59 変位阻止部
100 パネル部材
110 取付孔

Claims (6)

  1. パネル部材に着脱可能に装着される取付具であって、
    前記パネル部材の表面に配置される本体部と、前記パネル部材に貫通形成された取付孔に挿入される柱部とを一体に有し、
    前記柱部には係止片が形成され、前記本体部あるいは柱部には回動阻止片が形成され、 前記柱部は、パネル部材裏面側において前記係止片が前記取付孔の開口縁部に係合して前記パネル部材に抜け止め装着される係止位置と、当該係止位置より前記取付孔に対する挿入方向と同方向に延在する軸線周りに所定の回転角だけ回動変位することにより前記係止片が前記取付孔の前記開口縁部との係合より離脱して前記取付孔に対して抜き差し自在の係止解除位置に位置する回動可能な柱形状に形成され、
    回動阻止片は、前記係止位置において前記取付孔の開口縁部に当接して前記柱部の前記回動を阻止する回動阻止位置と、外部操作によって前記取付孔の縁部との当接より離脱して前記柱部の前記回動を許す回動許可位置との間に変位可能である取付具。
  2. 前記回動阻止片は、前記回動阻止位置において、前記パネル部材に貫通形成された多角形状の取付孔の一辺に、所定線分に亘って当接することにより、前記柱部の前記回動を阻止する請求項1に記載の取付具。
  3. 前記係止片は、弾性変形可能な逆止形状をなし、前記柱部が前記係止位置にある状態にて、弾性変形しながら前記取付孔を通過し、通過後に弾性復帰してパネル部材裏面側において前記取付孔の開口縁部に係合する請求項1または2に記載の取付具。
  4. 前記回動阻止片は、弾性変形可能に構成され、弾性変形によって前記回動阻止位置と前記回動許可位置との間に変位可能である請求項1から3の何れか一項に記載の取付具。
  5. 前記回動阻止片が外部操作される部分は前記本体部の側にあり、前記本体部は前記回動阻止片が外部操作される部分の少なくとも片側に壁部を有する請求項1から4の何れか一項に記載の取付具。
  6. 前記回動阻止片が前記取付孔の一辺に当接する側とは反対の側の当該回動阻止片の外壁に当接し、前記回動阻止片が前記取付孔の一辺に当接する側とは反対の側へ変位することを阻止する変位阻止部が前記本体部に形成されている請求項1から5の何れか一項に記載の取付具。
JP2009105857A 2009-04-24 2009-04-24 取付具 Expired - Fee Related JP5265442B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009105857A JP5265442B2 (ja) 2009-04-24 2009-04-24 取付具
CN 201010167258 CN101870246A (zh) 2009-04-24 2010-04-21 安装工具
KR20100037512A KR101181574B1 (ko) 2009-04-24 2010-04-22 부착구

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009105857A JP5265442B2 (ja) 2009-04-24 2009-04-24 取付具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010255731A true JP2010255731A (ja) 2010-11-11
JP5265442B2 JP5265442B2 (ja) 2013-08-14

Family

ID=42995396

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009105857A Expired - Fee Related JP5265442B2 (ja) 2009-04-24 2009-04-24 取付具

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP5265442B2 (ja)
KR (1) KR101181574B1 (ja)
CN (1) CN101870246A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104755294A (zh) * 2012-10-25 2015-07-01 百乐仕株式会社 遮阳板保持架
US20220274469A1 (en) * 2019-09-03 2022-09-01 Piolax, Inc. Sun visor holder

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6300689B2 (ja) * 2014-09-25 2018-03-28 株式会社ユーシン ノブの取付構造
CN108180202B (zh) * 2018-02-01 2024-03-01 北京天智航医疗科技股份有限公司 快速连接装置及其用途
CN113459773B (zh) * 2021-06-22 2022-07-19 福耀玻璃工业集团股份有限公司 连接销、玻璃窗及机动车

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56114929U (ja) * 1980-02-04 1981-09-03
JP2000009119A (ja) * 1998-06-23 2000-01-11 Pop Rivet Fastener Kk 窓ガラス取付用クリップ及び窓ガラスの配置方法
JP2003120628A (ja) * 2001-10-18 2003-04-23 Nifco Inc 物品固定用クリップ
JP2003329024A (ja) * 2002-05-14 2003-11-19 Takeuchi Kogyo Kk 固定具
JP2004144158A (ja) * 2002-10-23 2004-05-20 Piolax Inc パネル孔への取付け具

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE60233830D1 (de) * 2001-05-11 2009-11-05 Yazaki Corp Haltekonsolen-Struktur
DE102005009277B4 (de) * 2005-02-25 2008-07-31 Johnson Controls Interiors Gmbh & Co. Kg Halterung für eine Komponente

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56114929U (ja) * 1980-02-04 1981-09-03
JP2000009119A (ja) * 1998-06-23 2000-01-11 Pop Rivet Fastener Kk 窓ガラス取付用クリップ及び窓ガラスの配置方法
JP2003120628A (ja) * 2001-10-18 2003-04-23 Nifco Inc 物品固定用クリップ
JP2003329024A (ja) * 2002-05-14 2003-11-19 Takeuchi Kogyo Kk 固定具
JP2004144158A (ja) * 2002-10-23 2004-05-20 Piolax Inc パネル孔への取付け具

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104755294A (zh) * 2012-10-25 2015-07-01 百乐仕株式会社 遮阳板保持架
US20220274469A1 (en) * 2019-09-03 2022-09-01 Piolax, Inc. Sun visor holder
US11827084B2 (en) * 2019-09-03 2023-11-28 Piolax, Inc. Sun visor holder

Also Published As

Publication number Publication date
JP5265442B2 (ja) 2013-08-14
KR20100117525A (ko) 2010-11-03
KR101181574B1 (ko) 2012-09-10
CN101870246A (zh) 2010-10-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5265442B2 (ja) 取付具
JP2010144900A (ja) 固定具
WO2017203935A1 (ja) 回転コネクタおよび回転コネクタの固定構造
WO2012173248A1 (ja) ラジエータグリルクリップ、及びラジエータグリルの車両取付構造
WO2015159594A1 (ja) 燃料タンクにおける内蔵部品の着脱構造
JP2016011019A (ja) 車両内装部品
JP2004230969A (ja) 車両用フィニッシャ構造
JP2006290016A (ja) スイッチ取付構造
JP2015202783A (ja) ピラーガーニッシュ取付構造
JP4646755B2 (ja) ピラートリムの取付構造
JP4797825B2 (ja) 円形状部品の車体への取付け構造
JP2008296677A (ja) アシストグリップ取付け用クリップ
JP6321475B2 (ja) マット用留め具
JP6647894B2 (ja) 樹脂部品の係止構造
WO2012102211A1 (ja) 固定具
JP2008025850A (ja) 車両用熱交換器取付構造
JP5972449B2 (ja) マット用留め具
JP2006125622A (ja) クリップ
JP4970341B2 (ja) 二部材組付け構造
JP6675424B2 (ja) 蓋体の着脱構造
JP2019010949A (ja) フロアマットの固定具及びそれに用いるグロメット
JP2007181363A (ja) 取付具
JP6733597B2 (ja) ハーネスの仮置き構造
JP6531897B2 (ja) 車両用内装部材組立体
JP6625040B2 (ja) 固定具

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20110816

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110909

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120629

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120828

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120925

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130402

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130501

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5265442

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees