JP2010240258A - 身体冷却用のスペーサ及びそれを用いた空調マット - Google Patents

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Abstract

【課題】冷却効果を維持しつつ、使い勝手及び生産性を向上しうる。
【解決手段】シート状をなす身体冷却用のスペーサ1である。スペーサ1は、該スペーサ1の第1の面S1を形成する第1のシート部材2と該第1のシート部材2と向き合って配されかつスペーサ1の第2の面を形成する第2のシート部材3とを含む。第1のシート部材2は、第1の面S1をのびる第1の面材部2aと該第1の面材部2aから第2のシート部材3側へ突出する複数の第1の凸部2bとを含む。第2のシート部材3は、第2の面S2をのびる第2の面材部3aと該第2の面材部2aから第1のシート部材2側へ突出する複数の第2の凸部3bとを含む。第1の凸部2bと第2の凸部3bとの嵌合により、第1の面材部2aと第2の面材部3aとが離間して支持されかつこれらの間に空気流路4が形成されるとともに、少なくとも第1の面材部2aには空気流路4と連通する複数の通気孔5が形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、冷却効果を維持しつつ、使い勝手及び生産性を向上しうる身体冷却用のスペーサ及びそれを用いた空調マットに関する。
内部に空気を通過させることにより、身体の体表付近の温度勾配を大きくして、使用者に涼しさを感じさせることができる身体冷却用のスペーサが一般的に知られている(例えば下記特許文献1参照)。このようなスペーサは、例えばベッド等の上に敷いて用いられることによって、夏の寝苦しい夜でも、快適な睡眠をとることができる。
図20(a)に示されるように、従来のスペーサaは、第1の面をのびる面材部bと、該面材部bから他方側へ突出する複数の凸部cとを有する。前記凸部cには、空気をスペーサaの内部に通過させるために、孔dが設けられる。また、凸部cが直接身体を押圧して使用者にゴツゴツ感を与えないように、スペーサaは、通常、面材部b側を身体側に位置させて使用される。
特許4067034号公報
しかしながら、従来のスペーサaは、使用者の身体と接触させる向きが面材部b側に限定されるために、使い勝手が悪いという問題があった。また、凸部cの端面で大きな荷重を支えるため、図20(b)に示されるように、比較的大きく歪んで押し潰されやすい。このような状態では、空気を内部に十分通過させることができず、ひいては、身体の冷却効果が低下するおそれがあった。特にマットレス等の柔軟な寝具の上に載置したときには、凸部cが寝具状にめり込み空気流路を形成できないという問題があった。
また、従来のスペーサaは、空気流路を形成するために、凸部cに水平方向に貫通する孔dが設けられるので、該スペーサaの金型の構造が複雑となる。従って、スペーサaの金型は、製作にコストが嵩むとともに、金型の寿命が短く、しかも成形時の不良が多くなるため、生産性が低下するという問題があった。
本発明は、以上のような実状に鑑み案出されたもので、冷却効果を維持しつつ、使い勝手、及び生産性を向上しうる身体冷却用のスペーサ及びそれを用いた空調マットを提供することを主たる目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、シート状をなす身体冷却用のスペーサであって、該スペーサの第1の面を形成する第1のシート部材と、該第1のシート部材と向き合って配されかつスペーサの前記第1の面と反対側の面である第2の面を形成する第2のシート部材とを含み、前記第1のシート部材は、前記第1の面をのびる第1の面材部と、該第1の面材部から前記第2のシート部材側へ突出する複数の第1の凸部とを含み、かつ前記第2のシート部材は、前記第2の面をのびる第2の面材部と、該第2の面材部から前記第1のシート部材側へ突出する複数の第2の凸部とを含み、しかも前記第1の凸部と第2の凸部との嵌合により、前記第1の面材部と前記第2の面材部とが離間して支持されかつこれらの間に空気流路が形成されるとともに、少なくとも第1の面材部には、前記空気流路と連通する複数の通気孔が形成されたことを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、前記第2の凸部は、筒状体からなり、前記第1の凸部はこの筒状体へ嵌入される請求項1に記載の身体冷却用のスペーサである。
また請求項3記載の発明は、前記第1の凸部及び前記第2の凸部は、略水平な頂面を有するコーン状体であり、かつ第1の凸部及び第2の凸部の一方の頂面に該頂面を凹ませた凹部が形成されるとともに、第1の凸部及び第2の凸部の他方の頂面に前記凹部に嵌入される突起部が形成される請求項1記載の身体冷却用のスペーサである。
また請求項4記載の発明は、前記通気孔は、前記第1の凸部の周りに複数個形成される請求項1乃至3いずれかに記載の身体冷却用のスペーサである。
また請求項5記載の発明は、前記第2の面材部は、前記通気孔を有し、該通気孔は、前記第2の凸部の周りに複数個形成される請求項1乃至4いずれかに記載の身体冷却用のスペーサである。
また請求項6記載の発明は、前記第1の凸部及び前記第2の凸部は、それぞれの面材部にグリッド状に配される請求項1乃至5いずれかに記載の身体冷却用のスペーサである。
また請求項7記載の発明は、前記第1の面材部は、前記第1の面に沿って直線状にのびる第1の主部と、前記空気流路に向かって凸となる円弧状の第1の湾曲部とを含む請求項1乃至6いずれかに記載の身体冷却用のスペーサである。
また請求項8記載の発明は、前記第2の面材部は、前記第2の面に沿って直線状にのびる第2の主部と、前記空気流路に向かって凸となる円弧状の第2の湾曲部とを含む請求項1乃至7いずれかに記載の身体冷却用のスペーサである。
また請求項9記載の発明は、前記湾曲部は、隣り合う通気孔の間に設けられる請求項7又は8載の身体冷却用のスペーサである。
また請求項10記載の発明は、請求項1ないし9何れかに記載の身体冷却用のスペーサと、前記スペーサを覆う通気性のカバー材と、前記スペーサの空気流路に、空気を強制通過させる通気手段とを含むことを特徴とする空調マットである。
また請求項11記載の発明は、前記カバー材は、ヒーター線が敷設される請求項10記載の空調マットである。
本発明の身体冷却用のスペーサは、第1の面材部から第2のシート部材側へ突出する複数の第1の凸部と、第2の面材部から第1のシート部材側へ突出する複数の第2の凸部とを含んで形成され、第1の凸部と第2の凸部とを向き合わせて嵌合させることより、第1の面材部と第2の面材部とが離間して支持され、かつこれらの間に空気流路が形成される。従って、従来のスペーサのように一方の面側に凸部が露出形成されるのを防ぎうる。このようなスペーサは、第1のシート部材又は第2のシート部材のいずれをも身体側に位置させてもゴツゴツ感なく使用でき、使い勝手を向上しうる。また、本発明のスペーサは、従来のスペーサのように、凸部に水平方向の貫通する孔部を設けることなく、空気流路を形成できる。従って、スペーサの金型の構造を簡素化できるので、生産性を向上しうる。
また、柔軟な寝具の上に載置した場合でも第1、第2のシート部材間には確実に空気通路を形成できる。
また、第1の凸部及び第2の凸部は、嵌合されている結果、水平荷重が作用した場合でも、第1及び第2の面材部の位置ズレや凸部のへたりなどを防止できる。従って、身体冷却用のスペーサは、その内部に空気流路を確実に確保することができ、優れた身体の冷却効果を発揮できる。
本実施形態の身体冷却用のスペーサを示す斜視図である。 図1の平面図である。 図1の側面図である。 第1のシート部材及び第2のシート部材を分解して示す斜視図である。 (a)は凸部と筒部とが離間した状態を示す断面図、(b)は凸部が筒部に差し込まれた状態を示す断面図である。 凸部のA−A断面図である。 (a)は身体冷却用のスペーサが第2の面側へ湾曲した状態を示す断面図、(b)は第1の面側へ湾曲した状態を示す断面図である。 (a)は2つの身体冷却用のスペーサが離間した状態を示す側面図、(b)は2つのスペーサが連結した状態を示す側面図である。 他の実施形態の身体冷却用のスペーサを示す斜視図である。 図9の平面図である。 図9の側面図である。 他の実施形態の第1のシート部材及び第2のシート部材を分解して示す斜視図である。 (a)は突起部と凹部とが離間した状態を示す断面図、(b)は突起部が凹部に嵌入された状態を示す断面図である。 (a)は2つの身体冷却用のスペーサが離間した状態を示す側面図、(b)は2つのスペーサが連結した状態を示す側面図である。 身体冷却用のスペーサを用いた空調マットの分解斜視図である。 図15の空調マットの部分断面図である。 図15の通気手段のB−B断面図である。 空調マットを丸めた状態を示す側面図である。 コントローラを拡大して示す平面図である。 (a)は従来の身体冷却用のスペーサを示す断面図、(b)はその荷重負荷時の状態を示す断面図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1、図2及び図3に示されるように、本実施形態の身体冷却用のスペーサ(以下、単に「スペーサ」と言う。)1は、その内部に空気が通過する空気流路4を有して、例えば、縦の長さL1及び横の長さL2が、400mm〜500mm程度、最大厚さW1が8mm〜14mm程度の平面視略矩形状かつ小厚さのシート状に形成されている。なお、スペーサ1は、例えば、円形状や多角形状に変形することができ、その大きさも任意に変更できる。
スペーサ1は、第1の面S1側を形成する第1のシート部材2と、該第1のシート部材2に向き合って配されかつ前記第1の面S1とは反対側の面である第2の面S2側を形成する第2のシート部材3とを含んで構成されている。第1、第2シート部材2、3は、特に限定されないが、例えば、柔軟性、加工性、及び軽量性に優れる樹脂材料、とりわけ低密度ポリエチレンから形成されるのが好ましい。
図4に部分的な分解図として示されるように、第1のシート部材2は、第1の面S1をのびる第1の面材部2aと、該第1の面材部2aから第2のシート部材3側へ突出する複数の第1の凸部2bとを含んで形成される。なお、全ての第1の凸部2bは、第2のシート部材3側へ突出している。
第1の凸部2bは、平面視において、第1のシート部材2の縦方向および横方向にほぼ等間隔を隔てて、グリッド状(格子状)に配される。また、隣り合う第1の凸部2bの中心間の距離L3は、例えば、35mm〜55mm程度に形成される。これにより、第1の凸部2bの個数は、例えば、1平方メートル当たり、400〜500個程度設けられる。
また、図5(a)、図6には、第1の凸部2bの断面図が示される。本実施形態の第1の凸部2bは、第1の面材部2aから軸状にのびる略円柱状の基部2b1と、該基部2b1から半径方向外側へ張り出して軸方向にのびる略半円状の断面を有するリブ2b2とから形成される。この実施形態において、第1の凸部2bの最大外径R1は、例えば3.5mm〜4.5mm程度に設定される。また、第1の凸部2bは、その第1の面材部2a側に該第1の面材部2aに向かって外径が漸増する拡径部2cが形成される。なお、基部2b1は、このような実施形態に限定されるものではなく、例えば、角軸状、円筒状等、種々の態様に適宜変更できる。
また、図4に示されるように、第1の面材部2aには、空気流路4と連通する複数の通気孔5が形成される。該通気孔5は、平面視略矩形状をなし、第1の凸部2bの周りに碁盤目状に形成されている。このように、本実施形態の第1の面材部2aは、通気孔5によって、網目状に形成される。ただし、通気孔5の形状やレイアウト等は、空気流路4との通気性が維持できれば特に限定されるものではない。
また、第1の面材部2aには、第1の面S1に沿って平面状にのびる第1の主部6と、空気流路4(図3に示す)に向かって凸で滑らかに湾曲している円弧状の第1の湾曲部7とから構成されている。このような第1の湾曲部7は、第1の主部6と屈曲ないし撓みやすく、第1のシート部材2に適度な柔軟性を与えうる。本実施形態において、第1の湾曲部7と第1の主部6とは、略同一の厚さ(例えば、0.8mm〜1.2mm程度)で形成されているが、例えば、第1の湾曲部7を主部6よりも薄くする形成することによって、より撓みやすくしてもよい。
前記第1の湾曲部7は、例えば隣り合う通気孔5、5間に少なくとも一つ形成されていることが望ましい。なお、本実施形態では、図1及び図2に示されるように、第1のシート部材2の外周縁部にも第1の湾曲部7が形成されている。
また、図4に示されるように、第1の主部6には、第1の凸部2bの近傍に、空気流路4と連通する前記通気孔5よりも小径の孔部8が形成されてもよい。このような孔部8は、第1のシート部材2の通気性を向上させるのに役立つ。
同様に、第2のシート部材3は、第2の面S2をのびる第2の面材部3aと、該第2の面材部3aから第1のシート部材2側へ突出する複数の第2の凸部3bとを含んで形成される。第2の面材部3aにも、第1の面材部2aと同様、第2の面S2に沿って平面状にのびる第2の主部11と、空気流路4に向かって凸となる円弧状の第2の湾曲部12と、通気孔5とが形成される。
本実施形態の第2の凸部3bは、第1のシート部材2の第1の凸部2bに対応して、第2の面材部3aにグリッド状に配される。また、隣り合う第2の凸部3bの中心間の距離L4は、第1の凸部2bの距離L3と同一に設定される。
図4及び図5(a)に示されるように、第2の凸部3bは、第1のシート部材2側の先端で開口する孔部13を有して形成される。第2の凸部3bは、その外径R2が、4.5mm〜6.5mm程度、内径R3が、3.5mm〜4.5mm程度に形成されている。本実施形態では、内径R3が、第1の凸部2bのリブ2b2の外径R1と略同一か又は僅かに小さく形成される。このように、第2の凸部3bは、第1の凸部2bが圧接して嵌入可能な円筒状に形成される。
なお、本実施形態の第2の凸部3bは、円筒状に形成されているが、第1の凸部2bが嵌入可能であれば角筒状等に形成できる。また、第2の凸部3bには、第1の面材部2a側の端部に、該第2の面材部3aに向かって、孔部13の内径が小さくなる縮径部3cが形成されている。
図5(b)に示されるように、第1の凸部2bと第2の凸部3bとを嵌合させることにより、第1の面材部2aと第2の面材部3aとは互いに離間して支持される。そして、これらの間に空気流路4が形成される。本実施形態において、空気流路4の厚さW2は、例えば、6〜12mm程度に設定される。
また、本実施形態では、第1の凸部2bの拡径部2cと、第2の凸部3bの縮径部3cとが当接するので、第1、第2の凸部2b、3bが、芯出しされて安定して嵌合される。なお、必要に応じて、拡径部2c、縮径部3cが接合されてもよい。接合方法としては、特に限定されないが、例えば、接着剤の他、熱溶着などを採用できる。熱溶着としては、接合部以外への熱影響が少なくかつ仕上がりが美しい高周波溶着が好ましい。
このような本実施形態のスペーサ1は、第1のシート部材2と第2のシート部材3とが互いの凸部を嵌合させて離間支持されているため、例えばベッドのマットレス上にスペーサ1を配した場合でも、従来のように凸部が寝具にめり込むことが無く、シート部材間に空気流路4を確実に形成しうる。従って、スペーサー上の使用者の汗による水蒸気が、マットレス等に滞留することなく気化又は排出される。これにより、使用者は、夏の寝苦しい夜でも涼しさを感じることができる。
また、第1の凸部2bと第2の凸部3bとは、互いに嵌合されているため、水平荷重が作用した場合であっても第1のシート部材2と第2のシート部材3との位置ずれを防ぎ、かつ、歪みによる押し潰れ等が抑制される。従って、空気流路4を狭めることなく、空気を十分通過させることができ、ひいては、身体の冷却能力を維持できる。
しかも、第1、第2のシート部材2、3には、従来のスペーサのような外側に向けて突出する凸部が形成されないため、いずれの面を身体側に位置させても使用者にゴツゴツ感を与えることなく使用できる。従って、使い勝手を向上しうる。なお、本実施形態のように、第2の面材部3aの第2の凸部3bの周りに、複数の通気孔5が形成されるのが好ましい。これにより、第2のシート部材3にも、通気性を持たせることができ、さらに使い勝手を向上できる。
また、スペーサ1は、従来のスペーサのように、第1、第2の凸部2b、3bに、水平方向へ貫通する孔部を設けることなく空気流路を形成できる。従って、スペーサ1の金型の構造を簡素化できるので、生産性を向上しうる。
また、スペーサ1は、第1、第2の凸部2b、3bによってその剛性が向上される一方、第1、第2の湾曲部7、12によって局部的に撓みやすい部分を具える。従って、該スペーサ1に適度な柔軟性を持たせることができる。
なお、図3に示されるように、第1、第2の湾曲部7,12は、互いに向き合う位置にそれぞれ形成される。従って、図7(a)、(b)に示されるように、スペーサ1は、第1、第2の湾曲部7、12をともに撓ませて、空気流路4を大幅に減じることなく第1又は第2の面S1、S2の両側へ自在に湾曲させることができる。
また、本実施形態のスペーサ1には、その外周縁を互いに接続してより大きい面積を形成することができる。例えば、図3及び図8(a)に示されるように、スペーサ1の第2のシート部材3の両側には、第1のシート部材2の外周縁から外側へ小長さではみ出す突出片19が複数設けられる。前記突出片19は、第1の面S1側を凹ませた切欠き部20aを有する第1の突出片19Aと、第2の面S2側を凹ませることにより前記第1の突出片19Aの切欠き部20aと噛み合う切欠き部20bを有する第2の突出片19Bとを有する。なお、図2に示されるように、第1の突出片19Aは、図において、上側、右側の側縁に形成され、第2の突出片19Bは、下側、左側の外周縁に形成されている。
従って、図8(a)、(b)に示されるように、2つのスペーサ1、1を隣り合わせ、第1の突出片19Aの切欠き部20aに、第2の突出片19Bの切欠き部20bを載置させ、これらの切欠き部20a、20bを接着することによって、隣り合うスペーサ1、1を互いに連結できる。なお、連結されたスペーサは、第1の面S1側で離間するが、第1、第2の凸部2b、3bが、それぞれ第1、第2のシート部材2、3の外周縁部の近傍まで設けられているので、その強度低下が防止される。このように、スペーサ1は、ユニット化して複数が連結されることにより、その大きさや形状を柔軟に変化させることができる。
次に、本発明の他の実施形態のスペーサ1について説明する。
図9には、他の実施形態の身体冷却用のスペーサの斜視図、図10には図9の平面図、図11には図9の側面図がそれぞれ示される。
図9〜11に示されるように、この実施形態のスペーサ1は、第1、第2の凸部2b、3bを除いて、前実施形態と同様に形成される。また、図12及び図13(a)に示されるように、本実施形態の第1、第2の凸部2b、3bは、略水平な頂面36を有するコーン状体に形成される。頂面36は、例えば、平面視略円形状に形成されており、その外径R5が、例えば4.5mm〜6.5mm程度に形成されている。なお、頂面36は、本実施形態のような円形状のほか、例えば、多角形状など、種々の形状に変形できるのは言うまでもない。
前記頂面36には、該頂面36を凹ませた凹部37が形成される一方の頂面36Aと、該凹部37に嵌入する突起部38が形成される他方の頂面36Bとを含む。
本実施形態において、凹部37は、段付き状の円形孔として形成される。凹部37の垂直方向の深さL6は、本実施形態では0.4〜0.8mm程度に形成される。また、凹部37の外径R6は、本実施形態では1.5〜2.5mm程度に形成される。
また、本実施形態において、突起部38は、凹部37に嵌入可能な円柱状に形成される。突起部38の垂直方向の高さL7は、例えば、凹部37の垂直方向の深さL6と同一、又は僅かに小さく形成される。また、突起部38の外径R7は、凹部37の外径R6と同一、又は僅かに大きく形成される。これにより、突起部38は、該凹部37に圧接して嵌入できる。
さらに、一方、他方の頂面36A、36Bは、第1、第2のシート部材2、3の縦方向及び横方向に配された第1、第2の凸部2b、3bに、それぞれ交互に形成されている。そして、第1、第2のシート部材2、3を向き合わせて接合する際、一方の頂面36Aと該他方の頂面36Bとが互いに向き合うように配置される。
図13(b)に示されるように、第1、第2の凸部2b、3bの各頂面36A、36Bを当接させて、凹部37に突起部38が嵌入されることにより、第1の面材部2aと、第2の面材部3aとが離間して支持されスペーサ1が構成される。このようなスペーサ1は、第1、第2の凸部2b、3bがコーン状に形成されるため、スペーサ1にかかる荷重を、第1、第2の凸部2b、3bの全体でかつ分散させて支持できる。これにより、耐久性が向上する。なお、一方、他方の頂面36A、36Bや、凹部37及び突起部38は、必要に応じて接合されても良い。
また、本実施形態において、第1のシート部材2の第1の凸部2b及び第2の凸部3bは、平面視において、第1、第2のシート部材2、3の縦方向及び横方向にそれぞれ交互に偶数個ずつ(本実施形態では縦12個×横12個)形成されるのが好ましい。これにより、例えば、第1のシート部材2を向き合わせることにより、一方、他方の頂面36A、36Bの位置が互いに噛み合う。つまり、第1のシート部材2及び第2のシート部材3には、同一のシート部材を用いることができる。従って、1種類の金型でシート部材を形成できる結果、製造コストを低減するのに役立つ。
また、この実施形態では、図10、図14(a)に示されるように、第1、第2のシート部材2、3の外周部には、小長さで突出する突出片41が複数個設けられている。突出片41は、第1のシート部材2の連続する2辺に設けられかつ第1の面S1側に切欠き部42aを有する第1の突出片41Aと、第1のシート部材2の連続する残りの2辺に設けられかつ第2の面S2側に切欠き部42bを有する第2の突出片41Bとを含む。
従って、図14(a)、(b)に示されるように、2つのスペーサ1、1は、互いに隣り合わせた状態で、第1の突出片41Aの切欠き部42aに、第2の突出片41Bの切欠き部42bを載置させて、それぞれを接着することにより連結できる。
図15には、本発明のスペーサ1を用いた空調マット21の分解斜視図が示される。図16はその断面図である。前記空調マット21は、スペーサ1と、該スペーサ1の上下を覆うカバー材22と、該スペーサ1の空気流路4に空気を強制通過させる通気手段23とを含んで形成される。空調マット21は、例えば、床面、ベッド、又は布団等の上に敷かれ、その上に使用者の身体が直接載置されて使用される。
前記カバー材22は、スペーサ1の上面を覆う上カバー材22Aと、下面を覆う下カバー材22Bとから形成される。また、上カバー材22Aは、使用者の主として上半身及び下半身が載せられる主部39と、使用者の頭部が載置されかつ前記主部よりも通気性に優れた長さ方向一端側T1の頭側部40とを含む。
図16に示されるように、上カバー材22Aの主部39は、スペーサ1側に配される内シート材30と、該内シート材30の外側に配された外シート材31と、さらにその外側に配された弾力性を有するキルティングシートKとから構成される。内シート材30としては、例えば、通気性に優れる不織布やメッシュシート等が単体、又はこれらを組み合わせて用いられる。また、外シート材31としては、通気性に優れる布材、例えばTTC(ポリエステル及び綿の平織)や、ナイロンタフタ等の布材が用いられる。このように、主部39は、内、外シート材30、31のいずれも通気性に優れるため、該主部39に載置される身体から出た熱や、汗による水蒸気を、空気流路4内へ通過させることができる。
他方、頭側部40は、前記内シート材30と外シート材31とで構成され、キルティングシートKを省略している。これにより、頭側部40は、主部39に比して通気抵抗が小さくなる。
また、前記下カバー材22Bは、例えば、内シート材32と該内シート材32の外側に配される外シート材31とから構成される。内シート材32としては、例えば、柔軟性及び耐久性に優れるフェルト生地が好適に採用される。外シート材31は、上記と同様である。
また、図15及び図16に示されるように、本実施形態の下カバー材22Bには、例えば、金属抵抗体からなるヒーター線24が、内シート材32内に蛇行して敷設される。このヒーター線24は、その温度や、加熱時間等が、空調マット21の長さ方向の一端側T1に固着されるコントローラ25によって制御される。図19に示されるように、コントローラ25の運転切替ツマミ45が「ヒーター」に切り替えられると、ヒーター線24の加熱が開始される。また、温度調節ツマミ46を上下にスライドされることにより、ヒーター線24の温度(例えば、25〜50℃程度)が調節される。また、タイマー設定ボタン47を押下されるごとに、時間(例えば、4時間、8時間、10時間)が段階的に切り替わり、任意の加熱時間に設定できる。
また、図15に示されるように、本実施形態のスペーサ体1Aは、空調マット21の長さ方向に4枚、及び幅方向に2枚の合計8枚の該スペーサ1を連結した組立スペーサ(以下、単に「スペーサ」ということがある)からなる。このスペーサ1は、空調マット21の大きさに形成される。なお、1枚のスペーサ1で、空調マット21の大きさに形成してもよい。
そして、スペーサ体1Aは、上カバー材22A及び下カバー材22Bによって上下が覆われるとともに、スペーサ1の幅方向の側縁部1t、1tに、空気流路4へ空気の出入りを防ぐ空気非透過性のシール材(図示省略)が配される。
本実施形態の通気手段23は、空調マット21の長さ方向の他端側T2(使用者の足元側)に設けられ、空調マット21の幅方向にのびる筒状ケース26と、該筒状ケース26の長さ方向の両端に固着される一対のファン27、27(図17に示す)とを含んで構成される。
図17には図16のB−B断面を示す。前記筒状ケース26は、例えばスペーサ1の幅方向にのびる偏平な細筒部26aと、該細筒部26aの両端に形成されかつ厚さが拡大された隆起部26b、26bとを有して形成される。
前記隆起部26bには、ファン27がそれぞれ取り付けられる。また、隆起部26bの外側面には、例えば、スリット状の通気溝34を有する通気カバー29が設けられる。
本実施形態の細筒部26aは、スペーサ1側に開口する開口部28を有する。該開口部28の端部は、スペーサ1に向かって小長さでのび、第1のシート部材2及び第2のシート部材3間に固着される耳部33が形成される。これにより、筒状ケース26の内部空間が、開口部28を介してスペーサ1の空気流路4に連通される。
ファン27は、例えば、公知のAC軸流ファンからなる。本実施形態では、筒状ケース26の内部の空気Fを通気カバー29から外部へと排気する向きに、ファン27が運転される。一対のファン27、27の合計最大風量は、特に限定されないが、この実施形態では200〜500リットル/分に設定される。また、ファン27は、例えば、風量、送風時間が前記コントローラ25によって制御される。
図19に示したように、コントローラ25の運転切替ツマミ45を「送風」に切り替えられると、ファン27の運転が開始される。また、タイマー設定ボタン47が押下されるごとに、ファン27の送風時間(例えば、4時間、8時間、10時間)が段階的に切り替わり、任意の時間に設定できる。また、送風切替ボタン49が押下されるごとに、ファン27の風量(例えば、「強」、「中」、「小」)が切り替わり、任意に風量に設定できる。
以上のような空調マット21は、図17に示されるように、ファン27の送風によって、細筒部26a内の空気F(図15に示す)が、隆起部26bを介して排出される。これにより、負圧となった細筒部26aの内部空間に、スペーサ1の空気流路4内の空気が流入する。また、空気流路4は、負圧状態となるため、スペーサ1の上カバー材22Aの表面から外部の空気が流入する。この際、通気抵抗の小さい頭側部40側からより多くの空気が空気流路4内に流入する。従って、空調マット21の上に載置される身体の体表付近の温度勾配を大きくし、身体を冷却することができる。
また、通気手段23は、空気流路4内の空気を、筒状ケース26から排出できるので、上カバー材22Aから該空気流路4へ通過した身体から出た熱や、汗による水蒸気が、空調マット21外部へ排出できる。従って、空調マット21に載置される使用者は、涼しさを感じることができるので、夏の寝苦しい夜でも、快適な睡眠をとることができる。
なお、使用者がより快適な睡眠をとるために、空調マット21の使用開始直後に、身体付近の温度勾配を急速に大きくさせることが望ましい一方、その後温度勾配を小さくして寝冷え等を抑制するのが好ましい。このような制御を行うために、本実施形態では、コントローラ25に、送風おやすみモードボタン48(図19に示す)が設けられる。このボタン48が押下げられることによって、例えば、ファンを5〜30分の初期運転時間、風量「強」で送風し、その後の8〜10時間の通常時に、風量「弱」で送風するようにファン27が自動運転制御される。
また、通気手段23は、筒状ケース26において、細筒部26aが隆起部26bよりも小さく形成されるので、該細筒部26a内の空気の速度を上昇させることができる。これにより、空気流路4内の空気Fの速度を上昇させることができるので、該空気流路4に空気Fを効率よく強制通過できる。
本実施形態の通気手段23では、筒状ケース26の内部を負圧状態にする形態が示されたが、これに限定されるものではなく、例えば、筒状ケース26の内部にファン27によって空気を吹き込み、正圧状態にして使用することもできる。
本実施形態の空調マット21は、該空調マット21の一端側T1に使用者の頭部が、他端側T2に使用者の脚部が載置されるのが好ましい。これにより、使用者は、頭部をファン27から遠ざけて使用できるので、該ファン27のノイズによって睡眠が阻害されることを抑制しうる。
また、ヒーター線24は、内シート材32内に敷設されるので、ヒーター線24の熱が、スペーサ1の空気流路4を介して上カバー材22A上の身体に間接的に伝達される。これにより、ヒーター線24の熱が身体に直接伝達されないため、低温やけど等の防止に役立つ。また、本実施形態の空調マット21は、例えば裏返して使用することもでき、この場合にはヒーター線24による熱を、身体に直接伝達させることもできる。
また、本実施形態のように、ヒーター線24とファン27とは、コントローラ25の運転切替ツマミ45によって、選択的に作動されるのが好ましい。これにより、ファン27が、誤って該ヒーター線24の熱が排気されることを抑制できる。
空調マット21は、上述した湾曲可能なスペーサ1を用いているため、図18に示されるように、例えば、該空調マット21を長手方向に丸めることができる。これにより、空調マット21は、押入れ等の収納スペースにコンパクトに収納できる。また、本実施形態では、スペーサ1が低密度ポリエチレン等の軽量樹脂から形成されているため、空調マット21の重量を過度に大きくさせることがないので、収納スペースから容易に出し入れできる。
以上、本発明の特に好ましい実施形態について詳述したが、本発明は図示の実施形態に限定されることなく、種々の態様に変形して実施しうる。
1 身体冷却用のスペーサ
2 第1のシート部材
2a 第1の面材部
2b 第1の凸部
3 第2のシート部材
3a 第2の面材部
3b 第2の凸部
4 空気流路
5 通気孔

Claims (11)

  1. シート状をなす身体冷却用のスペーサであって、
    該スペーサの第1の面を形成する第1のシート部材と、該第1のシート部材と向き合って配されかつスペーサの前記第1の面と反対側の面である第2の面を形成する第2のシート部材とを含み、
    前記第1のシート部材は、前記第1の面をのびる第1の面材部と、該第1の面材部から前記第2のシート部材側へ突出する複数の第1の凸部とを含み、かつ
    前記第2のシート部材は、前記第2の面をのびる第2の面材部と、該第2の面材部から前記第1のシート部材側へ突出する複数の第2の凸部とを含み、しかも
    前記第1の凸部と第2の凸部との嵌合により、前記第1の面材部と前記第2の面材部とが離間して支持されかつこれらの間に空気流路が形成されるとともに、
    少なくとも第1の面材部には、前記空気流路と連通する複数の通気孔が形成されたことを特徴とする身体冷却用のスペーサ。
  2. 前記第2の凸部は、筒状体からなり、前記第1の凸部はこの筒状体へ嵌入される請求項1に記載の身体冷却用のスペーサ。
  3. 前記第1の凸部及び前記第2の凸部は、略水平な頂面を有するコーン状体であり、かつ第1の凸部及び第2の凸部の一方の頂面に該頂面を凹ませた凹部が形成されるとともに、第1の凸部及び第2の凸部の他方の頂面に前記凹部に嵌入される突起部が形成される請求項1記載の身体冷却用のスペーサ。
  4. 前記通気孔は、前記第1の凸部の周りに複数個形成される請求項1乃至3いずれかに記載の身体冷却用のスペーサ。
  5. 前記第2の面材部は、前記通気孔を有し、該通気孔は、前記第2の凸部の周りに複数個形成される請求項1乃至4いずれかに記載の身体冷却用のスペーサ。
  6. 前記第1の凸部及び前記第2の凸部は、それぞれの面材部にグリッド状に配される請求項1乃至5いずれかに記載の身体冷却用のスペーサ。
  7. 前記第1の面材部は、前記第1の面に沿って直線状にのびる第1の主部と、前記空気流路に向かって凸となる円弧状の第1の湾曲部とを含む請求項1乃至6いずれかに記載の身体冷却用のスペーサ。
  8. 前記第2の面材部は、前記第2の面に沿って直線状にのびる第2の主部と、前記空気流路に向かって凸となる円弧状の第2の湾曲部とを含む請求項1乃至7いずれかに記載の身体冷却用のスペーサ。
  9. 前記湾曲部は、隣り合う通気孔の間に設けられる請求項7又は8載の身体冷却用のスペーサ。
  10. 請求項1ないし9何れかに記載の身体冷却用のスペーサと、
    前記スペーサを覆う通気性のカバー材と、
    前記スペーサの空気流路に、空気を強制通過させる通気手段とを含むことを特徴とする空調マット。
  11. 前記カバー材は、ヒーター線が敷設される請求項10記載の空調マット。
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