JP2010232070A - 同軸コネクタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】全体の小型化が図られたもとで、例えば、嵌合接続される相手側コネクタ装置を介して連結される同軸ケーブルの特性インピーダンスとの整合がとれる、適正な特性インピーダンスを呈することが可能とされる同軸コネクタ装置を提供する。
【解決手段】回路基板に配される絶縁基体12に、接触接続部13a及び信号用接続部13bが設けられた信号用接触導体13と接触接続部13aを包囲する環状部15a,接地用接続部15b及び両者を連結する連結部15cが設けられた接続用接触導体15 とが組み付けられて成り、絶縁基体12の回路基板対接部分12aにおける信号用接触導体13と接地用接触導体15との間となる部位に溝16が形成されるとともに、接地用接触導体15における連結部15cが信号用接触導体13から離隔する方向に変位している。
【選択図】図4

Description

本願の特許請求の範囲に記載された発明は、回路基板に装着されて、当該回路基板から外部への、あるいは、外部から当該回路基板への、電磁波シールドが必要とされる信号の伝達に供される同軸コネクタ装置に関する。
回路基板に配された導体を流れる高周波信号は、当該回路基板からその外部へと伝送されるにあたり、当該回路基板の外部からのノイズの混入防止,当該回路基板の外部への漏洩防止等のため、電磁波シールドが必要である信号として扱われることが多い。また、回路基板に配された導体に当該回路基板の外部から供給される高周波信号も、当該回路基板の外部からのノイズの混入防止,当該回路基板の外部への漏洩防止等のため、電磁波シールドが必要である信号として扱われることが多い。このような、電磁波シールドが必要である信号についての、回路基板からその外部への、例えば、同軸ケーブルを通じた伝送、あるいは、回路基板へのその外部からの、例えば、同軸ケーブルを通じた伝送が行われるに際しては、当該回路基板に装着されて信号伝送に供される同軸コネクタ装置が用いられる。そして、回路基板に装着された同軸コネクタ装置には、例えば、信号を伝達する同軸ケーブルに連結された他の同軸コネクタ装置(相手側同軸コネクタ装置)が嵌合接続される。
回路基板に装着される同軸コネクタ装置は、通常、回路基板に対接せしめられる絶縁基体に、信号の伝達に供される信号用接触導体と、信号用接触導体に供給される信号に対する電磁波シールド作用をもたらすべく、信号用接触導体を包囲する環状部を有していて接地電位を伝達する接地用接触導体と、が取り付けられて構成される。そして、その使用に際しては、例えば、同軸ケーブルに連結された相手側同軸コネクタ装置と嵌合接続される状態におかれ、その信号用接触導体が、相手側同軸コネクタ装置における信号用接触導体に接触するとともに、その接地用接触導体が、相手側同軸コネクタ装置における接地用接触導体に接触するものとされる。それにより、伝送されるにあたって電磁波シールドが必要とされる信号の、例えば、同軸ケーブルを通じた伝送が、信号用接触導体を包囲する環状部を有した接地用接触導体による電磁波シールドが果たされるもとで行われる(例えば、特許文献1参照。)。
斯かる従来の同軸コネクタ装置にあっては、回路基板に装着されるにあたり、信号用接触導体(中心導体)と接地用接触導体(外部導体)とが取り付けられた絶縁基体(誘電体)が、回路基板上に配されてそれに対接せしめられたもとで、信号用接触導体が回路基板に設けられた信号端子部に接続されるとともに、接地用接触導体が回路基板に設けられた接地端子部に接続される。その際、信号用接触導体は、例えば、それに設けられた信号用接続部(接続部)が回路基板に設けられた信号端子部に半田付けされて、また、接地用接触導体は、例えば、それに設けられた接地用接続部(脚部)が回路基板に設けられた接地端子部に半田付けされて、相手側同軸コネクタ装置との嵌合あるいは相手側同軸コネクタ装置からの抜脱が行われる状態におかれる。
特開2004−221055号公報(第5〜7頁、図1〜6)
上述のような、回路基板の面に対接せしめられる絶縁基体に信号用接触導体と信号用接触導体を包囲する環状部を有していて接地電位を伝達する接地用接触導体とが取り付けられて構成され、回路基板に装着されて用いられる同軸コネクタ装置にあっては、その特性インピーダンスが、特定の値、例えば、当該同軸コネクタ装置に相手側コネクタ装置を介して連結される同軸ケーブルが呈する特性インピーダンスとの整合(マッチング)がとれる値に設定されることが、伝送される高周波信号の反射を防いで伝送効率を高める観点から望まれる。例えば、同軸ケーブルの特性インピーダンスの設定値は一般に50Ωとされるので、同軸コネクタ装置の特性インピーダンスも50Ωに設定されることが望まれ、従って、同軸コネクタ装置についての適正な特性インピーダンスは、例えば、50Ωとされる。
回路基板に装着されて用いられる同軸コネクタ装置の特性インピーダンスは、信号用接触導体と接地用接触導体との間のインピーダンスに応じて定まり、信号用接触導体と接地用接触導体との間のインピーダンスは信号用接触導体と接地用接触導体との間の絶縁体(空気も含む)の比誘電率によって左右される。そして、前述のような従来の同軸コネクタ装置にあっては、信号用接触導体と接地用接触導体との間は絶縁基体によって埋められており、絶縁基体は、通常、1より大なる非誘電率を呈する。それにより、例えば、適正な特性インピーダンスである50Ωの特性インピーダンスを得るためには、信号用接触導体と接地用接触導体とについての間隔を比較的大とすることが要される。しかしながら、回路基板に装着されて用いられる同軸コネクタ装置には、回路基板に装着される他の電子部品等の小型化、さらには、回路基板自体に求められる小型化に伴って、全体の小型化が要求されており、信号用接触導体と接地用接触導体とについての間隔を比較的大とすることが困難とされている。
このように、従来の同軸コネクタ装置にあっては、全体の小型化という要求のもとに、適正な特性インピーダンスである、例えば、50Ωの特性インピーダンスを呈することが困難とされていて、止むを得ず50Ωより低い特性インピーダンスを呈するようにされている事態がまねかれている。即ち、従来の同軸コネクタ装置は、全体の小型化を図ることと適正な特性インピーダンスを呈することとを両立させることができない状況におかれているのである。
斯かる点に鑑み、本願の特許請求の範囲に記載された発明は、回路基板の面に対接せしめられる絶縁基体に、信号用接触導体とその信号用接触導体を包囲する環状部を有していて接地電位を伝達する接地用接触導体とが取り付けられて構成され、回路基板に装着されて用いられる同軸コネクタ装置であって、全体の小型化が図られたもとで、例えば、嵌合接続される相手側コネクタ装置を介して連結される同軸ケーブルの特性インピーダンスとの整合がとれる、適正な特性インピーダンスを呈することが可能とされるものを提供する。
本願の特許請求の範囲における請求項1から請求項7までのいずれかに記載された発明(以下、本願発明という。)に係る同軸コネクタ装置は、回路基板の面上に配される絶縁基体と、回路基板における信号端子部に接続される信号用接続部が設けられて、絶縁基体に組み付けられる信号用接触導体と、信号用接触導体を回路基板の面に沿って包囲する環状部と回路基板における接地端子部に接続される接地用接続部とが設けられて、絶縁基体に組み付けられる接地用接触導体とを備えて成り、絶縁基体の回路基板対接部分(回路基板の面に対接する部分)における信号用接触導体と接地用接触導体との間となる部位に溝が形成されるとともに、接地用接触導体における環状部の一端部と接地用接続部との間の連結部が信号用接触導体から離隔する方向に変位せしめられたことを特徴とする。
特に、本願発明のうちの請求項3に記載されたものに係る同軸コネクタ装置にあっては、絶縁基体の回路基板対接部分における信号用接触導体と接地用接触導体との間となる部位に形成される溝が、絶縁基体の回路基板対接部分において、信号用接触導体を断続的に取り囲むように配される。
また、本願発明のうちの請求項5に記載されたものに係る同軸コネクタ装置にあっては、絶縁基体の回路基板対接部分における信号用接触導体と接地用接触導体との間となる部位に形成される溝が、絶縁基体の回路基板対接部分において、信号用接触導体を連続的に取り囲むように配される。
上述のように構成される本願発明に係る同軸コネクタ装置は、回路基板における信号端子部に接続される信号用接続部が設けられた信号用接触導体と、信号用接触導体を回路基板の面に沿って包囲する環状部と回路基板における接地端子部に接続される接地用接続部とが設けられた接地用接触導体とが、回路基板の面上に配される絶縁基体に組み付けられて構成される。そして、絶縁基体の回路基板対接部分における信号用接触導体と接地用接触導体との間となる部位に溝が形成されるとともに、接地用接触導体における環状部の一端部と接地用接続部との間の連結部が信号用接触導体から離隔する方向に変位せしめられる。
絶縁基体の回路基板対接部分における信号用接触導体と接地用接触導体との間となる部位に形成される溝は、例えば、絶縁基体の回路基板対接部分において、信号用接触導体を断続的もしくは連続的に取り囲むように配される。
本願発明に係る同軸コネクタ装置が回路基板に装着されて実際の使用に供されるときには、絶縁基体における溝が形成された回路基板対接部分が回路基板の面に対接せしめられて回路基板の面上に配され、信号用接触導体に設けられた信号用接続部が回路基板における信号端子部に接続されるとともに、接地用接触導体に設けられた接地用接続部が回路基板における接地端子部に接続される。
このような本願発明に係る同軸コネクタ装置にあっては、その絶縁基体において、信号用接触導体と接地用接触導体とが、絶縁基体を構成する絶縁材料と絶縁基体の回路基板対接部分に形成された溝を埋める空気層とを挟んで対向している。即ち、絶縁基体における信号用接触導体と接地用接触導体との間には、絶縁基体を構成する絶縁材料と溝内の空気層とが配されているのである。絶縁基体を構成する絶縁材料の比誘電率は1より大であるので、絶縁基体における信号用接触導体と接地用接触導体との間の絶縁体(空気も含む)の比誘電率は、絶縁基体の回路基板対接部分に形成された溝が無く、絶縁基体における信号用接触導体と接地用接触導体との間に絶縁基体を構成する絶縁材料のみが配される場合に比して低減される。そして、斯かる比誘電率の低減の度合いは、絶縁基体の回路基板対接部分に形成された溝の規模、即ち、溝を埋める空気層の規模によって左右される。
また、本願発明に係る同軸コネクタ装置にあっては、接地用接触導体における環状部の一端部と接地用接続部との間の連結部が信号用接触導体から離隔する方向に変位せしめられている。それにより、その絶縁基体において、斯かる変位が無い場合に比して、信号用接触導体と接地用接触導体との間の距離(間隔)が拡大されていることになる。そして、斯かる信号用接触導体と接地用接触導体との間の距離の拡大の度合いは、接地用接触導体における環状部の一端部と接地用接続部との間の連結部の信号用接触導体から離隔する方向の変位の程度によって左右される。
絶縁基体における信号用接触導体と接地用接触導体との間の絶縁体(空気も含む)の比誘電率及び信号用接触導体と接地用接触導体との間の距離の夫々は、信号用接触導体と接地用接触導体との間のインピーダンスを左右し、信号用接触導体と接地用接触導体との間のインピーダンスは、同軸コネクタ装置の特性インピーダンスを定める。従って、本願発明に係る同軸コネクタ装置においては、上述のように信号用接触導体と接地用接触導体との間の絶縁体(空気も含む)の比誘電率が低減され、さらに、信号用接触導体と接地用接触導体との間の距離が拡大されていることにより、信号用接触導体と接地用接触導体との間のインピーダンスは、そうでない場合に比して増大され、その結果、特性インピーダンスが増大されることになる。
上述の本願発明に係る同軸コネクタ装置によれば、絶縁基体の回路基板対接部分における信号用接触導体と接地用接触導体との間となる部位に溝が形成されるとともに、接地用接触導体における環状部の一端部と接地用接続部との間の連結部が信号用接触導体から離隔する方向に変位せしめられることにより、斯かる溝及び変位が無い場合に比して、特性インピーダンスの増大を図ることができる。そして、絶縁基体の回路基板対接部分に形成される溝の規模、あるいは、接地用接触導体における環状部の一端部と接地用接続部との間の連結部の信号用接触導体から離隔する方向への変位の程度を調整することにより、特性インピーダンスの増大の度合いを制御することができる。即ち、例えば、全体の規模を拡大して、信号用接触導体と接地用接触導体との間の距離を増大させることを要することなく、特性インピーダンスを増大させることができるのである。
その結果、本願発明に係る同軸コネクタ装置によれば、全体の小型化が図られたもとで、例えば、嵌合接続される相手側コネクタ装置を介して連結される同軸ケーブルの特性インピーダンスとの整合がとれる、適正な特性インピーダンスを呈することが可能とされることになる。
本願発明の第1の態様に係る同軸コネクタ装置の一例を示す斜視図である。 本願発明の第1の態様に係る同軸コネクタ装置の一例を示す底面側から見た斜視図である。 本願発明の第1の態様に係る同軸コネクタ装置の一例を示す底面図である。 図3における IV-IV線断面を示す断面図である。 本願発明の第1の態様に係る同軸コネクタ装置の一例が回路基板に取り付けられた状態を示す斜視図である。 本願発明の第1の態様に係る同軸コネクタ装置の一例が回路基板に取り付けられて相手側同軸コネクタと嵌合接続された状態を示す斜視図である。 本願発明の第2の態様に係る同軸コネクタ装置の一例を示す底面側から見た斜視図である。 本願発明の第2の態様に係る同軸コネクタ装置の一例を示す底面図である。 本願発明の第3の態様に係る同軸コネクタ装置の一例を示す底面側から見た斜視図である。 本願発明の第3の態様に係る同軸コネクタ装置の一例を示す底面図である。
本願発明を実施するための形態は、以下に述べられる本願発明についての実施例(実施例1〜実施例3)をもって説明される。
図1(斜視図),図2(底面側から見た斜視図)及び図3(底面図)は、本願発明の第1の態様に係る同軸コネクタ装置の一例を示す。
図1,図2及び図3において、本願発明の第1の態様に係る同軸コネクタ装置の一例を成す同軸コネクタ装置11は、回路基板に装着されたもとで他の同軸コネクタ装置(相手側同軸コネクタ装置)との嵌合接続がなされて使用されるものとされる。そして、同軸コネクタ装置11は、例えば、合成樹脂材等の絶縁材料により形成されて、同軸コネクタ装置11が装着される回路基板の面上に配される絶縁基体12を備えている。絶縁基体12は、同軸コネクタ装置11が装着される回路基板の面に対接する底面側部分である回路基板対接部分12aとそれに対向する上面側部分12bとを有しており、その中央部分に、回路基板対接部分12aと上面側部分12bとを連通する透孔12c(図1〜図3には現われていず、後述される図4に示される。)が形成されている。
また、同軸コネクタ装置11は、例えば、合金板材とされる弾性を有した導電材料により形成され、絶縁基体12の中央部分に形成された透孔12cを回路基板対接部分12a側から上面側部分12b側へと貫通して、絶縁基体12に組み付けられる信号用接触導体13を備えている。信号用接触導体13には、絶縁基体12において回路基板対接部分12a側から透孔12cを貫通して上面側部分12b側へと伸びる円柱状部を成す接触接続部13aと,絶縁基体12の回路基板対接部分12aにおいて接触接続部13aから絶縁基体12の外部へと伸びる信号用接続部13bとが設けられている。接触接続部13aは、同軸コネクタ装置11が嵌合接続される相手側同軸コネクタ装置の信号用接触導体に接触する役割を果たし、信号用接続部13bは、絶縁基体12が配される面を有する回路基板に設けられた信号端子部に、例えば、半田付けにより接続される。なお、信号用接触導体13は、絶縁基体12にインサート成形によって組み付けられても良い。
さらに、同軸コネクタ装置11は、例えば、合金板材とされる弾性を有した導電材料により形成され、絶縁基体12の上面側部分12b側において、信号用接触導体13を、特にその接触接続部13aについて、絶縁基体12が配される回路基板の面に沿って包囲するものとして、絶縁基体12に組み付けられた接地用接触導体15を備えている。接地用接触導体15には、絶縁基体12の上面側部分12b上に配されて、信号用接触導体13の接触接続部13aを包囲する円筒状部を成す環状部15aと、絶縁基体12の回路基板対接部分12aにおいてその周縁部分から絶縁基体12の外部へと伸びる接地用接続部15bと、環状部15aの絶縁基体12側の端部と接地用接続部15bとの間の連結部15c(図1〜図3には現われていず、後述される図4に示される。)とが設けられている。環状部15aは、同軸コネクタ装置11が嵌合接続される相手側同軸コネクタ装置の接地用接触導体に接触する役割を果たし、連結部15cは、環状部15aの一端部から絶縁基体12内を回路基板対接部分12a側へと伸びて接地用接続部15bに連結されており、接地用接続部15bは、絶縁基体12が配される面を有する回路基板に設けられた接地端子部に、例えば、半田付けにより接続される。
このようなもとで、図2及び図3に示されるように、絶縁基体12の回路基板対接部分12aにおいては、接地用接触導体15の接地用接続部15bが、回路基板対接部分12aの中央部分に配された信号用接触導体13の接触接続部13aを三方から囲むように配されている。そして、絶縁基体12の回路基板対接部分12aには、信号用接触導体13と接地用接触導体15との間となる部位、より具体的には、信号用接触導体13の接触接続部13a及び信号用接続部13bと接地用接触導体15の接地用接続部15bとの間となる部位に、例えば、5個とされる複数の溝16が、信号用接触導体13の接触接続部13a及び信号用接続部13bを断続的に取り囲むとともに、同一平面内において開口するものとして形成されている。これらの5個の溝16のうちの3個は、信号用接触導体13の接触接続部13aを三方から囲むように配され、また、残りの2個は、信号用接触導体13の信号用接続部13bを挟むように配されている。
このように絶縁基体12の回路基板対接部分12aに複数の溝16が形成されることにより、絶縁基体12においては、信号用接触導体13と接地用接触導体15との間に溝16が存在することになる。図3における IV-IV線断面をあらわす図4には、絶縁基体12において、信号用接触導体13の接触接続部13aと接地用接触導体15の接地用接続部15bの一つとの間に一つの溝16が存在している様子が示されている。なお、絶縁基体12の回路基板対接部分12aに形成される複数の溝16は、その数が5個に限られないことは勿論であって、任意の個数が信号用接触導体13の接触接続部13a及び信号用接続部13bを断続的に取り囲むように配されればよい。
また、図4に示されるように、同軸コネクタ装置11あっては、絶縁基体12において接地用接触導体15における環状部15aの一端部と接地用接続部15bとの間の少なくとも一つの連結部15cが、絶縁基体12の外側に向けて曲げられて、信号用接触導体13から離隔する方向に変位せしめられている。それにより、絶縁基体12における信号用接触導体13と接地用接触導体15との間の距離(間隔)が、連結部15cが斯かる変位をしていない場合に比して増大せしめられている。
上述のように構成される同軸コネクタ装置11にあっては、その絶縁基体12において、信号用接触導体13と接地用接触導体15とが、絶縁基体12を構成する合成樹脂材等の絶縁材料と絶縁基体12の回路基板対接部分12aに形成された溝16を埋める空気層とを挟んで対向していることになる。即ち、絶縁基体12における信号用接触導体13と接地用接触導体15との間には、絶縁基体12を構成する合成樹脂材等の絶縁材料と溝16内の空気層とが配されているのである。絶縁基体12を構成する合成樹脂材等の絶縁材料の比誘電率は1より大であるので、絶縁基体12における信号用接触導体13と接地用接触導体15との間の絶縁体(空気も含む)の比誘電率は、絶縁基体12の回路基板対接部分12aに形成された溝16が無く、絶縁基体12における信号用接触導体13と接地用接触導体15との間に絶縁基体12を構成する合成樹脂材等の絶縁材料のみが配される場合に比して低減される。そして、斯かる比誘電率の低減の度合いは、絶縁基体12の回路基板対接部分12aに形成された溝16の規模、即ち、溝16を埋める空気層の規模によって左右される。
このようにして、絶縁基体12における信号用接触導体13と接地用接触導体15との間の絶縁体(空気も含む)の比誘電率が低減されることにより、信号用接触導体13と接地用接触導体15との間のインピーダンスは、絶縁基体12の回路基板対接部分12aに溝16が形成されていない場合に比して増大せしめられ、その結果、信号用接触導体13と接地用接触導体15との間のインピーダンスにより定められる同軸コネクタ装置11の特性インピーダンスが、絶縁基体12の回路基板対接部分12aに溝16が形成されていない場合に比して増大せしめられる。
また、同軸コネクタ装置11にあっては、絶縁基体12において接地用接触導体15における環状部15aの一端部と接地用接続部15bとの間の少なくとも一つの連結部15cが、絶縁基体12の外側に向けて曲げられて、信号用接触導体13から離隔する方向に変位せしめられており、それにより、絶縁基体12における信号用接触導体13と接地用接触導体15との間の距離(間隔)が、連結部15cが斯かる変位をしていない場合に比して増大せしめられている。それにより、信号用接触導体13と接地用接触導体15との間のインピーダンスが、連結部15cが上述の変位をしていない場合に比して増大せしめられ、その結果、信号用接触導体13と接地用接触導体15との間のインピーダンスにより定められる同軸コネクタ装置11の特性インピーダンスが、連結部15cが上述の変位をしていない場合に比して増大せしめられる。
溝16及び接地用接触導体15の連結部15cを除いて同軸コネクタ装置11と同様に構成され、絶縁基体の回路基板対接部分に溝が形成されていず、信号用接触導体の連結部が信号用接触導体から離隔する方向に変位せしめられていない参照用同軸コネクタ装置と同軸コネクタ装置11とを用いて行った実験の結果では、例えば、参照用同軸コネクタ装置の特性インピーダンスが、約40.2Ωであったのに対して、同軸コネクタ装置11の特性インピーダンスは、約40.2Ωを大幅に上回る値を示し、溝16の規模によっては約49.7Ωという50Ωに極めて近接した特性インピーダンスを呈した。
このように、同軸コネクタ装置11によれば、絶縁基体12の回路基板対接部分12aに形成される溝16の規模、あるいは、接地用接触導体15における環状部15aの一端部と接地用接続部15bとの間の連結部15cの信号用接触導体13から離隔する方向への変位の程度を調整することにより、特性インピーダンスの増大の度合いを制御することができる。即ち、例えば、全体の規模を拡大して、信号用接触導体13 と接地用接触導体15との間の距離を増大させることを要することなく、特性インピーダンスを増大させることができるのである。
その結果、同軸コネクタ装置11によれば、全体の小型化が図られたもとで、例えば、嵌合接続される相手側コネクタ装置を介して連結される同軸ケーブルの、例えば、50Ωとされる特性インピーダンスとの整合がとれる、適正な特性インピーダンスを呈することが可能とされることになる。
図5は、上述の同軸コネクタ装置11が回路基板20に装着された状態を示す。図5においては、同軸コネクタ装置11の絶縁基体12が、その回路基板対接部分12aを回路基板20の面20aに対接させて、回路基板20の面20a上に配されている。そして、同軸コネクタ装置11における信号用接触導体13の信号用接続部13bが、回路基板20の面20aに設けられた信号端子部21に、例えば、半田付けされて接続されており、また、同軸コネクタ装置11における接地用接触導体15の接地用接続部15bが、回路基板20の面20aに設けられた接地端子部22に、例えば、半田付けされて接続されている。
図6は、図5に示されるようにして回路基板20に装着された同軸コネクタ装置11に、同軸ケーブル30に連結された相手側同軸コネクタ装置31が嵌合接続された状態を示す。図6においては、相手側同軸コネクタ31の接地用接触導体32が、同軸コネクタ装置11における接地用接触導体15に接続されており、相手側同軸コネクタ装置31の接地用接触導体32の内側(図6には現れていない。)においては、相手側同軸コネクタ装置31の信号用接触導体が、同軸コネクタ装置11における信号用接触導体13に接続されている。それにより、回路基板20からの高周波信号が、同軸コネクタ装置11及び相手側同軸コネクタ装置31を介して、同軸ケーブル30を通じて伝送され、あるいは、同軸ケーブル30を通じた高周波信号が、相手側同軸コネクタ装置31及び同軸コネクタ装置11を介して、回路基板20に伝達される。
図7(底面側から見た斜視図)及び図8(底面図)は、本願発明の第2の態様に係る同軸コネクタ装置の一例を示す。
図7及び図8に示される、本願発明の第2の態様に係る同軸コネクタ装置の一例を成す同軸コネクタ装置41も、回路基板に取り付けられたもとで他の同軸コネクタ装置(相手側同軸コネクタ装置)との嵌合接続がなされて使用されるものとされる。そして、同軸コネクタ装置41は、その大部分が前述の図1〜図4に示される同軸コネクタ装置11と同様に構成されており、図7及び図8においては、同軸コネクタ装置11と同様に構成された部分については図1〜図4と共通の符号が付されて示されており、それらについての重複説明は省略される。
同軸コネクタ装置41にあっては、絶縁基体12の回路基板対接部分12aに、前述の同軸コネクタ装置11における複数の溝16に代わるものとして、一続きの溝42が形成されている。この溝42は、絶縁基体12の回路基板対接部分12aにおける、信号用接触導体13と接地用接触導体15との間となる部位、より具体的には、信号用接触導体13の接触接続部13a及び信号用接続部13bと接地用接触導体15の接地用接続部15bとの間となる部位に、信号用接触導体13の接触接続部13a及び信号用接続部13bを連続的に取り囲むとともに、同一平面内において開口するものとして形成されている。そして、溝42は、信号用接触導体13の接触接続部13aの周囲に配された円弧状の部分と、信号用接触導体13の信号用接続部13bを挟んで対向する一対の直線状の部分とを有している。その他の構成は、前述の同軸コネクタ装置11と同様である。
このような、絶縁基体12の回路基板対接部分12aに一続きの溝42が形成された同軸コネクタ装置41によっても、前述の同軸コネクタ装置11により得られる作用効果と同様な作用効果が得られるが、信号用接触導体13の接触接続部13a及び信号用接続部13bを連続的に取り囲む一続きの溝42の存在により得られる作用効果の程度は、前述の同軸コネクタ装置11において信号用接触導体13の接触接続部13a及び信号用接続部13bを断続的に取り囲む複数の溝16の存在により得られる作用効果より顕著である。
図9(底面側から見た斜視図)及び図10(底面図)は、本願発明の第3の態様に係る同軸コネクタ装置の一例を示す。
図9及び図10に示される、本願発明の第3の態様に係る同軸コネクタ装置の一例を成す同軸コネクタ装置43も、回路基板に取り付けられたもとで他の同軸コネクタ装置(相手側同軸コネクタ装置)との嵌合接続がなされて使用されるものとされる。そして、同軸コネクタ装置43は、その大部分が前述の図1〜図4に示される同軸コネクタ装置11と同様に構成されており、図9及び図10においては、同軸コネクタ装置11と同様に構成された部分については図1〜図4と共通の符号が付されて示されており、それらについての重複説明は省略される。
同軸コネクタ装置43にあっては、絶縁基体12の回路基板対接部分12aに、前述の同軸コネクタ装置11における複数の溝16に代わるものとして、一続きの溝44が形成されている。この溝44は、絶縁基体12の回路基板対接部分12aにおける、信号用接触導体13と接地用接触導体15との間となる部位、より具体的には、信号用接触導体13の接触接続部13a及び信号用接続部13bと接地用接触導体15の接地用接続部15bとの間となる部位に、信号用接触導体13の接触接続部13a及び信号用接続部13bを連続的に取り囲むとともに、同一平面内において開口するものとして形成されている。そして、溝44は、信号用接触導体13の接触接続部13aの周囲に配された角のとれた矩形状の部分と、信号用接触導体13の信号用接続部13bを挟んで対向する一対の直線状の部分とを有している。その他の構成は、前述の同軸コネクタ装置11と同様である。
このような、絶縁基体12の回路基板対接部分12aに一続きの溝44が形成された同軸コネクタ装置43によっても、前述の同軸コネクタ装置11により得られる作用効果と同様な作用効果が得られるが、信号用接触導体13の接触接続部13a及び信号用接続部13bを連続的に取り囲む一続きの溝44の存在により得られる作用効果の程度は、前述の同軸コネクタ装置11において信号用接触導体13の接触接続部13a及び信号用接続部13bを断続的に取り囲む複数の溝16の存在により得られる作用効果より顕著である。
以上のような本願発明に係る同軸コネクタ装置は、回路基板から外部への、あるいは、外部から当該回路基板への、電磁波シールドが必要とされる信号の伝送に供されるべく、回路基板に装着され、例えば、同軸ケーブルに連結された相手側コネクタ装置に嵌合接続されて使用されるにあたり、全体の小型化が図られたもとで、例えば、嵌合接続される相手側コネクタ装置を介して連結される同軸ケーブルの特性インピーダンスとの整合がとれる、適正な特性インピーダンスを呈することが可能とされるものとして、様々な電子機器等に広く適用され得るものである。
11,41,43・・・同軸コネクタ装置, 12・・・絶縁基体, 12a・・・回路基板対接部分, 12b・・・上面側部分, 13・・・信号用接触導体, 13a・・・接触接続部, 13b・・・信号用接続部, 15・・・接地用接触導体, 15a・・・環状部, 15b・・・接地用接続部, 15c・・・連結部, 16,42,44・・・溝, 20・・・回路基板, 21信号端子部, 22・・・接地端子部, 30・・・同軸ケーブル, 31・・・相手側同軸コネクタ装置

Claims (7)

  1. 回路基板の面上に配される絶縁基体と、
    上記回路基板における信号端子部に接続される信号用接続部が設けられて、上記絶縁基体に組み付けられる信号用接触導体と、
    上記信号用接触導体を上記回路基板の面に沿って包囲する環状部と上記回路基板における接地端子部に接続される接地用接続部とが設けられて、上記絶縁基体に組み付けられる接地用接触導体と、
    を備えて成り、
    上記絶縁基体の上記回路基板の面に対接する部分における上記信号用接触導体と上記接地用接触導体との間となる部位に溝が形成されるとともに、上記接地用接触導体における上記環状部の一端部と上記接地用接続部との間の少なくとも一つの連結部が上記信号用接触導体から離隔する方向に変位せしめられたことを特徴とする同軸コネクタ装置。
  2. 上記溝が、上記絶縁基体の上記回路基板の面に対接する部分において、同一平面内において開口することを特徴とする請求項1記載の同軸コネクタ装置。
  3. 上記溝が、上記絶縁基体の上記回路基板の面に対接する部分において、上記信号用接触導体を断続的に取り囲むことを特徴とする請求項1記載の同軸コネクタ装置。
  4. 上記溝が、上記絶縁基体の上記回路基板の面に対接する部分において、上記信号用接触導体の接触接続部を挟んで対向する対をなす部分と上記信号用接触導体の上記信号用接続部を挟んで対向する対をなす部分とを含むことを特徴とする請求項3記載の同軸コネクタ装置。
  5. 上記溝が、上記絶縁基体の上記回路基板の面に対接する部分において、上記信号用接触導体を連続的に取り囲むことを特徴とする請求項1記載の同軸コネクタ装置。
  6. 上記溝が、上記絶縁基体の上記回路基板の面に対接する部分において、上記信号用接触導体の外側に配された円弧状の部分と直線状の部分とを含むことを特徴とする請求項5記載の同軸コネクタ装置。
  7. 上記連結部が、上記接地用接触導体における上記環状部の一端部から該環状部の一端部の外側に向かって伸びることを特徴とする請求項1記載の同軸コネクタ装置。
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