JP2003045514A - F型コネクタ芯線接続構造 - Google Patents

F型コネクタ芯線接続構造

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JP2003045514A JP2001228140A JP2001228140A JP2003045514A JP 2003045514 A JP2003045514 A JP 2003045514A JP 2001228140 A JP2001228140 A JP 2001228140A JP 2001228140 A JP2001228140 A JP 2001228140A JP 2003045514 A JP2003045514 A JP 2003045514A
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幹生 小林
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浩治 小林
Koichiro Kui
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 筐体内部に延出したF型コネクタ芯線がある
程度の長さを持つ場合でも、F型コネクタ芯線における
高周波伝送モードを確保し、高周波信号の伝送損失を低
減させる。 【解決手段】 F型コネクタ1を外面に有する金属製の
筐体3を備え、且つ筐体3内部に、F型コネクタ1から
延出されたF型コネクタ芯線6と接続されるプリント基
板4を備え、このプリント基板4のグランドと筐体3が
同電位である高周波信号接続ユニットにおけるF型コネ
クタ芯線接続構造であって、筐体3は、筐体3内部に延
出されたF型コネクタ芯線1に沿って一定の間隔をもっ
て対向する内方突出壁30を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同軸ケーブルによ
り伝送されてきた高周波信号がF型コネクタを介して筐
体内部のプリント基板に伝送される高周波信号接続ユニ
ットにおけるF型コネクタ芯線接続構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来から高周波信号を有線伝送する場
合、同軸ケーブルを用いて高周波信号接続ユニットに接
続するのが一般的である。また、この同軸ケーブルと高
周波信号接続ユニットを接続するコネクタとしてF型コ
ネクタがよく用いられる。この際に、図9の(a)に示
すように、同軸ケーブル100の同軸ケーブル芯線10
1と高周波信号接続ユニットの筐体102に接続された
F型コネクタジャック103のF型コネクタ芯線104
とは、F型コネクタ芯線104のばね性により接続され
る。また、同軸ケーブル100に接続されたF型コネク
タプラグ105とF型コネクタジャック103の外導体
とは、それぞれのねじ部(不図示)により接続される。
これにより、同軸ケーブル100から高周波信号接続ユ
ニットに信号が伝送される。そして、筐体102内部に
延出したF型コネクタ芯線104は、筐体102内部に
おける芯線部分の長さができるだけ短くなるように、プ
リント基板106と接続される。ここで、プリント基板
106は、筐体102内に内装されており、プリント基
板106のグランドと筐体102が同電位になるように
接続されている。しかし、高周波信号接続ユニットの形
状や大きさによってはF型コネクタジャック103とプ
リント基板106の位置が離れ、F型コネクタ芯線10
4の筐体102内部における芯線部分が長くなる場合が
ある。そのとき、この筐体102内部に延出したF型コ
ネクタ芯線104の部分でインピーダンスミスマッチン
グが起こり、信号の伝送損失が大きくなる。
【0003】そこで、図9の(a)および(c)に示す
ように、筐体102内部に延出したF型コネクタ芯線1
04に平行して両側に、筐体102から内部側に突出し
た壁107を設け、この壁107をプリント基板106
のグランドと接続することにより、F型コネクタジャッ
ク103からプリント基板106までの高周波信号伝送
モードを確保している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図10(a)
に示すように、F型コネクタ芯線104がプリント基板
106の裏面側(図10(a)における下面)から挿入
されてプリント基板106と接続される場合には、上記
の方法によって、延出したF型コネクタ芯線104部分
での伝送損失を低減することが可能であるが、図10
(b)に示すように、設計上の理由等によって、F型コ
ネクタ芯線104がプリント基板106の表面側(図1
0(b)における上面)から挿入される場合には、上記
方法ではプリント基板106と筐体102から突出した
壁107とのGND接続ができなくなるとともに、壁1
07が延出したF型コネクタ芯線104の両側を完全に
覆うようにすればF型コネクタ芯線104とプリント基
板106との接続ができなくなり、延出したF型コネク
タ芯線104部分での伝送損失を低減させることができ
ない。この場合、筐体102内部に延出するF型コネク
タ芯線104が短ければ伝送損失はそれ程問題にならな
いが、その長さによっては伝送損失が増大し、高周波信
号接続ユニットの基本特性に影響する重大な問題となる
恐れがある。
【0005】本発明は、上記事由に鑑みて為されたもの
であり、その目的は、高周波信号接続ユニットの形状や
大きさにより、筐体内部に延出したF型コネクタ芯線が
ある程度の長さを持つ場合でも、F型コネクタ芯線にお
ける高周波伝送モードを確保し、高周波信号の伝送損失
を低減させるF型コネクタ芯線接続構造を提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載のF型コネクタ芯線接続構造は、F型
コネクタを外面に有する金属製の筐体を備え、且つ筐体
内部に、前記F型コネクタから延出されたF型コネクタ
芯線と接続されるプリント基板を備え、このプリント基
板のグランドと前記筐体が同電位である高周波信号接続
ユニットにおけるF型コネクタ芯線接続構造であって、
前記筐体は、該筐体内部に延出された前記F型コネクタ
芯線に沿って一定の間隔をもって対向する内方突出形状
を有してなることを特徴とするものである。
【0007】請求項2記載のF型コネクタ芯線接続構造
は、請求項1記載のF型コネクタ芯線接続構造におい
て、前記F型コネクタ芯線は、前記筐体内部に延出され
た後、前記プリント基板側へ折り曲げられて接続され、
前記筐体は、前記プリント基板側へ折り曲げられたあと
の芯線部分に沿って一定の間隔をもって対向する前記内
方突出形状を有してなることを特徴とするものである。
【0008】請求項3記載のF型コネクタ芯線接続構造
は、請求項2記載のF型コネクタ芯線接続構造におい
て、前記内方突出形状の前記芯線部分に対向する面は、
該芯線部分に平行に形成されたことを特徴とするもので
ある。
【0009】請求項4記載のF型コネクタ芯線接続構造
は、請求項2または請求項3記載のF型コネクタ芯線接
続構造において、前記内方突出形状の前記芯線部分に対
向する面の面積が、前記F型コネクタ芯線の幅に比べて
広くなっていることを特徴とするものである。
【0010】請求項5記載のF型コネクタ芯線接続構造
は、請求項1から請求項4のうちいずれかに記載のF型
コネクタ芯線接続構造において、前記内方突出形状を有
している筐体部分の外面を該内方突出形状に沿って窪ま
せたことを特徴とするものである。
【0011】請求項6記載のF型コネクタ芯線接続構造
は、請求項1から請求項5のうちいずれかに記載のF型
コネクタ芯線接続構造において、前記F型コネクタ芯線
と前記プリント基板との接続部分から該F型コネクタ芯
線の先端部までの距離を調整可能としたことを特徴とす
るものである。
【0012】請求項7記載のF型コネクタ芯線接続構造
は、請求項1から請求項6のうちいずれかに記載のF型
コネクタ芯線接続構造において、前記F型コネクタ芯線
と前記プリント基板との接続部分から該F型コネクタ芯
線の先端部までの区間において、前記F型コネクタ芯線
を折り曲げたことを特徴とするものである。
【0013】請求項8記載のF型コネクタ芯線接続構造
は、請求項1から請求項7のうちいずれかに記載のF型
コネクタ芯線接続構造において、前記筐体内部に延出さ
れた前記F型コネクタ芯線から前記内方突出形状までの
距離によって、該F型コネクタ芯線の幅が設定されるこ
とを特徴とするものである。
【0014】請求項9記載のF型コネクタ芯線接続構造
は、請求項1から請求項8のうちいずれかに記載のF型
コネクタ芯線接続構造において、前記筐体内部に延出さ
れた前記F型コネクタ芯線において、幅および形状の変
化部分を設けたことを特徴とするものである。
【0015】請求項10記載のF型コネクタ芯線接続構
造は、F型コネクタを外面に有する筐体を備え、且つ筐
体内部に、前記F型コネクタから延出されたF型コネク
タ芯線と接続されるプリント基板を備え、このプリント
基板のグランドと前記筐体が同電位である高周波信号接
続ユニットにおけるF型コネクタ芯線接続構造であっ
て、前記F型コネクタ芯線は、前記筐体内部に延出され
た後、前記プリント基板側へ折り曲げられて接続される
とともに、前記プリント基板側へ折り曲げられたあとの
芯線部分には、前記プリント基板に接続され、このプリ
ント基板のグランドと同電位であり所定の内径を有する
円筒導体が該芯線部分を中心にして覆うように取り付け
られたことを特徴とするものである。
【0016】請求項11記載のF型コネクタ芯線接続構
造は、請求項10記載のF型コネクタ芯線接続構造にお
いて、前記芯線部分の断面形状は、円状または正多角形
であることを特徴とするものである。
【0017】請求項12記載のF型コネクタ芯線接続構
造は、F型コネクタを外面に有する筐体を備え、且つ筐
体内部に、前記F型コネクタから延出されたF型コネク
タ芯線と接続されるプリント基板を備え、このプリント
基板のグランドと前記筐体が同電位である高周波信号接
続ユニットにおけるF型コネクタ芯線接続構造であっ
て、前記筐体内部に延出された前記F型コネクタ芯線の
両側に並設され、前記筐体と前記プリント基板のグラン
ドとを接続する導体を設けたことを特徴とするものであ
る。
【0018】請求項13記載のF型コネクタ芯線接続構
造は、請求項12記載のF型コネクタ芯線接続構造にお
いて、前記導体は、圧入により前記筐体と接続されるこ
とを特徴とするものである。
【0019】請求項14記載のF型コネクタ芯線接続構
造は、F型コネクタを外面に有する筐体を備え、且つ筐
体内部に、前記F型コネクタから延出されたF型コネク
タ芯線と接続されるプリント基板を備え、このプリント
基板のグランドと前記筐体が同電位である高周波信号接
続ユニットにおけるF型コネクタ芯線接続構造であっ
て、前記筐体内部に延出された前記F型コネクタ芯線と
前記プリント基板とを接続する接続用プリント基板を備
えたことを特徴とするものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図を参照して説明する。図1は、本発明の第1実施形態
に係るF型コネクタ芯線接続構造を高周波信号接続ユニ
ットに適用した概略図であり、(a)は斜視図、(b)
は表面図である。図2は、本発明の第1実施形態に係る
F型コネクタ芯線接続構造を示す拡大構成図であり、
(a)は側面図、(b)は表面図、(c)は裏面図であ
る。図3は、本発明の第1実施形態に係るF型コネクタ
芯線接続構造における内方突出形状の変形例を示す拡大
構成図であり、(a)は側面図、(b)は裏面図であ
る。図4は、本発明の第1実施形態に係るF型コネクタ
芯線接続構造におけるF型コネクタ芯線の変形例を示す
拡大構成側面図である。図5は、本発明の第1実施形態
に係るF型コネクタ芯線接続構造におけるF型コネクタ
芯線の別変形例を示す拡大構成裏面図である。
【0021】本発明の第1実施形態について説明する。
このF型コネクタ芯線接続構造は、F型コネクタにより
信号入力または信号出力される高周波信号接続ユニット
に適用されるものであり、高周波信号接続ユニットの例
としては、図1に示すようなテレビコンセントの他、分
配器や分岐器等がある。また、図1は、テレビ等の受信
機器に接続されるテレビ端子12を筐体3表面に2つ備
えたテレビコンセントであり、筐体3内部に延出したF
型コネクタ芯線6の芯線部分の長さができるだけ短くな
るようにプリント基板4を配設することは、設計上困難
である。なお、本実施形態では、図1にように設計上の
理由によって、従来の上記方法が適用できない場合につ
いて説明するが、本発明はこれに限ったものではなく、
筐体内部に延出したF型コネクタ芯線がある程度の長さ
を持つ場合において、広く適用できるものである。
【0022】このF型コネクタ芯線接続構造を適用する
高周波信号接続ユニットについて、図1および図2を参
照して詳しく説明する。この高周波信号接続ユニット
は、注型(ダイキャスト)により形成されており、外面
にF型コネクタ1を接続するための接続口2を有する金
属製の筐体3を備えている。この筐体3内部には、プリ
ント基板4が内装されるとともに、接続口2に対向する
ように設けられた芯線導出口5からF型コネクタ芯線6
が延出されている。このF型コネクタ芯線6は、芯線導
出口5からF型コネクタ1の取り付け方向に沿って筐体
内部空間に延出された後、折曲部61でプリント基板4
側へ折り曲げられてプリント基板4に接続される。な
お、プリント基板4のグランドと筐体3は同電位でGN
Dレベルとなっている。さらに、この筐体3は、筐体3
内部から内方に突出した筐体と同じ金属製の内方突出壁
30を有しており、この内方突出壁30は、F型コネク
タ芯線6の折曲部61からF型コネクタ芯線6とプリン
ト基板4の接続部分7までの芯線部分6aにおいて、該
芯線部分に沿って一定の間隔をもって対向している。こ
のようなF型コネクタ芯線接続構造にすることによっ
て、同軸ケーブルからF型コネクタ1を介して伝送され
てきた高周波信号が、F型コネクタ芯線6を伝送する際
において、マイクロストリップ線路と同様の伝送モード
で伝送される。すなわち、導体線路がF型コネクタ芯線
6に相当し、比誘電率(この場合は、空気)を持つ誘電
体基板が内方突出壁30に相当する。従って、F型コネ
クタ芯線6部分での高周波信号の伝送損失を低減させる
ことができる。なお、芯線部分6aにだけでなく、F型
コネクタ芯線6の芯線導出口5から折曲部61までの芯
線部分6bにおいても、内方突出壁30を一定の間隔を
もって対向させることによって、よりF型コネクタ芯線
6での伝送損失を低減させることができる。ここで、前
記一定の間隔とは、内方突出壁30のF型コネクタ芯線
6に対向している面とF型コネクタ芯線6との間隔が一
定であることを意味するが、芯線部分6aおよび芯線部
分6bに対してともに同じ間隔であってもよいし、芯線
部分6aに対する間隔と芯線部分6bに対する間隔とが
異なっていても、それぞれの芯線部分に対して一定間隔
を保っていればよい。
【0023】また、筐体3内部に延出したF型コネクタ
芯線6のインピーダンスは、F型コネクタ芯線6と内方
突出壁30のF型コネクタ芯線6に対向する面との距離
Tと、F型コネクタ芯線6の幅Wとによって決まる。こ
こでは、距離Tを芯線部分6bと芯線部分6bに対向す
る内方突出壁30の上面31との距離として説明する
が、芯線部分6aと芯線部分6aに対向する面33との
距離でも同様の関係がある。そこで、筐体3の構造やプ
リント基板4の内部収容方法によって距離Tが制限され
る場合に、F型コネクタ芯線6の幅Wを調整することに
より、インピーダンスを整合してF型コネクタ芯線6に
おける伝送損失を低減させることができる。例えば、距
離Tを固定させて、幅Wを広くしていくとマイクロスト
リップ線路の特性インピーダンスは小さくなっていく。
なお、図2の斜線部分に示すように、内方突出壁30を
有した筐体3部分の外面を内方突出壁30に沿って窪ま
せた凹部32を設けることにより、筐体3の壁の厚みを
均一にするとともに、高周波信号接続ユニットの質量を
軽減させることができる。
【0024】さらに、このF型コネクタ芯線接続構造
は、図3の(a)に示すように、内方突出壁30におけ
るF型コネクタ芯線6の芯線部分6aに対向する面33
に、この芯線部分6aの傾斜と同等の傾斜をつけること
によって、内方突出壁30の面33と芯線部分6aとの
距離を一定に保つことができ、芯線部分6a部分でのイ
ンピーダンス変動をなくし、F型コネクタ芯線6におけ
る伝送損失をより低減させることができる。また、図3
の(b)に示すように、芯線部分6aが内方突出壁30
の面33と平行にずれたとしても面33からはみ出さな
い程度に内方突出壁30の面33の面積を広くすること
により、芯線部分6aが内方突出壁30の面33と平行
にずれたとしても、内方突出壁30と芯線部分6aとの
距離を一定に保つことができる。
【0025】また、このF型コネクタ芯線接続構造は、
F型コネクタ芯線6とプリント基板4との接続部分7か
らF型コネクタ芯線6の先端部62までの距離を調整す
ることができる。実際には、接続部分7からF型コネク
タ芯線6の先端部62までの距離を長めに残しておき、
その部分を切断していくことによって調整する。このと
き、接続部分7から先端部62までの延出部分6cは、
オープンスタブと同様の役割を果たし、延出部分6cの
長さによって、F型コネクタ芯線6のインピーダンスを
調整することができる。この働きを利用して、F型コネ
クタ芯線6のインピーダンスを整合し、F型コネクタ芯
線6における伝送損失を低減させることができる。な
お、図4に示すように、F型コネクタ芯線6の延出部分
6cをプリント基板4側に曲げることにより、延出部分
6cとプリント基板4のグランドとの距離関係が変わり
F型コネクタ芯線6のインピーダンスの微調整ができ
る。
【0026】さらに、図5に示すように、F型コネクタ
芯線6の芯線部分6aに幅および形状の異なる変化点8
を設け、この変化点8の位置をF型コネクタ芯線6にお
ける折曲部61と接続部分7の区間において調整するこ
とにより、F型コネクタ芯線6のインピーダンスマッチ
ングの周波数特性を改善することができる。なお、変化
点の形状は円形だけでなく、方形状等の他の形状であっ
てもよい。
【0027】次に、本発明の第2実施形態について説明
する。図6は、本発明の第2実施形態に係るF型コネク
タ芯線接続構造を示す拡大構成図であり、(a)は側面
図、(b)は上面図である。このF型コネクタ芯線接続
構造は、内部突出壁30の代わりに、F型コネクタ芯線
6の芯線部分6aに円筒形で内部が空洞の導体9を、F
型コネクタ芯線6が導体9の中心を通るように配置した
点において、第1実施形態と異なっている。円筒状の導
体9は、プリント基板4のグランドと同電位になるよう
にプリント基板4と接続される。こうすることによっ
て、F型コネクタ芯線6の芯線部分6aを伝送する信号
は、同軸ケーブルと同様の伝送モードで伝送される。す
なわち、中心導体がF型コネクタ芯線6の芯線部分6a
に相当し、グランドとなる編組線(細い導線を編んだも
の)が円筒状の導体9に相当する。従って、F型コネク
タ芯線6における伝送損失を低減させることができる。
また、F型コネクタ芯線6の断面形状を円形にし、円筒
状の導体9の内部を通るF型コネクタ芯線6の芯線部分
6aの芯線表面から最短距離にある導体9までの距離を
均一にすることにより、伝送損失をより低減させること
ができる。なお、芯線部分6aの断面形状は、円形だけ
でなく、正n角形等であってもよい。
【0028】本発明の第3実施形態について説明する。
図7は、本発明の第3実施形態に係るF型コネクタ芯線
接続構造を示す拡大構成図であり、(a)は側面図、
(b)は上面図である。このF型コネクタ芯線接続構造
は、内部突出壁30の代わりに、F型コネクタ芯線6の
両側に筐体3とプリント基板4のグランドとを接続する
GND端子10を設けた点において、第1実施形態と異
なっている。図7の(b)に示すように、このGND端
子10が、芯線導出口5から折曲部61までのF型コネ
クタ芯線6の芯線部分6bと平行になるように設けられ
ることによって、F型コネクタ芯線6を伝送する信号
は、コプレーナ線路と同様の伝送モードで伝送される。
すなわち、中心導体がF型コネクタ芯線6に相当し、接
地板がGND端子10に相当する。従って、F型コネク
タ芯線6における伝送損失を低減させることができる。
なお、筐体3とプリント基板4のグランドとを接続する
GND端子10は、プリント基板4には半田付けにより
固定されるが、筐体3には筐体3の大きさによって熱容
量の問題があり半田付けが困難な場合がある。そこで、
筐体3にGND端子取付スリット(不図示)を設け、こ
こにGND端子10を圧入することにより、取り付け方
法を簡便にすることができる。
【0029】本発明の第4実施形態について説明する。
図8は、本発明の第4実施形態に係るF型コネクタ芯線
接続構造を示す拡大構成図であり、(a)は側面図、
(b)は上面図であり、(c)は接続用プリント基板の
拡大正面図である。このF型コネクタ芯線接続構造は、
内部突出壁30をなくし、且つF型コネクタ1からプリ
ント基板4にF型コネクタ芯線6を接続する際に、この
F型コネクタ芯線6を伝送損失に大きな劣化が生じない
程度に短くし、そこからプリント基板4までを接続用プ
リント基板11によって接続した点において、第1実施
形態と異なっている。図8の(c)に示すように、接続
用プリント基板11は、インピーダンス整合された線路
で構成されており、斜線部分が導体からなるとともに両
端がグランド11a、中央が信号線路11bとなってい
る。こうすることによって、接続用プリント基板11を
伝送する信号は、コプレーナ線路と同様の伝送モードで
伝送される。すなわち、中心導体が信号線路11bに相
当し、接地板が両端のグランド11aに相当する。従っ
て、F型コネクタ芯線6における伝送損失を低減させる
ことができる。なお、ここでは、コプレーナ線路の接続
用プリント基板11を示したが、インピーダンス整合さ
れていれば、マイクロストリップ線路等の伝送線路でも
あってもよい。
【0030】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1記載の
F型コネクタ芯線接続構造は、F型コネクタを外面に有
する金属製の筐体を備え、且つ筐体内部に、前記F型コ
ネクタから延出されたF型コネクタ芯線と接続されるプ
リント基板を備え、このプリント基板のグランドと前記
筐体が同電位である高周波信号接続ユニットにおけるF
型コネクタ芯線接続構造であって、前記筐体は、該筐体
内部に延出された前記F型コネクタ芯線に沿って一定の
間隔をもって対向する内方突出形状を有してなるので、
前記F型コネクタを介して伝送されてきた高周波信号
が、前記F型コネクタ芯線を伝送する際において、マイ
クロストリップ線路と同様の伝送モードで伝送されるこ
とにより、F型コネクタ芯線部分での高周波信号の伝送
損失を低減させることができる。
【0031】請求項2記載のF型コネクタ芯線接続構造
は、請求項1記載のF型コネクタ芯線接続構造におい
て、前記F型コネクタ芯線は、前記筐体内部に延出され
た後、前記プリント基板側へ折り曲げられて接続され、
前記筐体は、前記プリント基板側へ折り曲げられたあと
の芯線部分に沿って一定の間隔をもって対向する前記内
方突出形状を有してなるので、前記F型コネクタを介し
て伝送されてきた高周波信号が、前記プリント基板側へ
折り曲げられたあとの芯線部分を伝送する際において、
マイクロストリップ線路と同様の伝送モードで伝送され
ることにより、F型コネクタ芯線部分での高周波信号の
伝送損失を低減させることができる。
【0032】請求項3記載のF型コネクタ芯線接続構造
は、請求項2記載のF型コネクタ芯線接続構造におい
て、前記内方突出形状の前記芯線部分に対向する面は、
該芯線部分に平行に形成されたので、前記内方突出形状
の前記芯線部分に対向する面と前記芯線部分との距離を
一定に保つことができ、該芯線部分でのインピーダンス
変動をなくし、前記F型コネクタ芯線における伝送損失
をより低減させることができる。
【0033】請求項4記載のF型コネクタ芯線接続構造
は、請求項2または請求項3記載のF型コネクタ芯線接
続構造において、前記内方突出形状の前記芯線部分に対
向する面の面積が、前記F型コネクタ芯線の幅に比べて
広くなっているので、前記芯線部分が前記内方突出形状
の前記芯線部分に対向する面と平行にずれたとしても、
前記内方突出形状と前記芯線部分との距離を一定に保つ
ことができ、該芯線部分でのインピーダンス変動をなく
し、前記F型コネクタ芯線における伝送損失を確実に低
減させることができる。
【0034】請求項5記載のF型コネクタ芯線接続構造
は、請求項1から請求項4のうちいずれかに記載のF型
コネクタ芯線接続構造において、前記内方突出形状を有
している筐体部分の外面を該内方突出形状に沿って窪ま
せたので、筐体の壁の厚みを均一にするとともに、高周
波信号接続ユニットの質量を軽減させることができる。
【0035】請求項6記載のF型コネクタ芯線接続構造
は、請求項1から請求項5のうちいずれかに記載のF型
コネクタ芯線接続構造において、前記F型コネクタ芯線
と前記プリント基板との接続部分から該F型コネクタ芯
線の先端部までの距離を調整可能としたので、前記接続
部分から前記先端部までの距離は、オープンスタブと同
様の役割を果たし、前記F型コネクタ芯線のインピーダ
ンスを調整することができ、前記F型コネクタ芯線にお
ける伝送損失を低減することができる。
【0036】請求項7記載のF型コネクタ芯線接続構造
は、請求項1から請求項6のうちいずれかに記載のF型
コネクタ芯線接続構造において、前記F型コネクタ芯線
と前記プリント基板との接続部分から該F型コネクタ芯
線の先端部までの区間において、前記F型コネクタ芯線
を折り曲げたので、前記接続部分から前記先端部までの
区間と前記プリント基板のグランドとの距離関係が変わ
り、前記F型コネクタ芯線のインピーダンスの微調整が
できる。
【0037】請求項8記載のF型コネクタ芯線接続構造
は、請求項1から請求項7のうちいずれかに記載のF型
コネクタ芯線接続構造において、前記筐体内部に延出さ
れた前記F型コネクタ芯線から前記内方突出形状までの
距離によって、該F型コネクタ芯線の幅が設定されるの
で、インピーダンスを整合して前記F型コネクタ芯線に
おける伝送損失を低減させることができる。
【0038】請求項9記載のF型コネクタ芯線接続構造
は、請求項1から請求項8のうちいずれかに記載のF型
コネクタ芯線接続構造において、前記筐体内部に延出さ
れた前記F型コネクタ芯線において、幅および形状の変
化部分を設けたので、この変化部分の位置を調整するこ
とにより、前記F型コネクタ芯線のインピーダンスマッ
チングの周波数特性を改善することができる。
【0039】請求項10記載のF型コネクタ芯線接続構
造は、F型コネクタを外面に有する筐体を備え、且つ筐
体内部に、前記F型コネクタから延出されたF型コネク
タ芯線と接続されるプリント基板を備え、このプリント
基板のグランドと前記筐体が同電位である高周波信号接
続ユニットにおけるF型コネクタ芯線接続構造であっ
て、前記F型コネクタ芯線は、前記筐体内部に延出され
た後、前記プリント基板側へ折り曲げられて接続される
とともに、前記プリント基板側へ折り曲げられたあとの
芯線部分には、前記プリント基板に接続され、このプリ
ント基板のグランドと同電位であり所定の内径を有する
円筒導体が該芯線部分を中心にして覆うように取り付け
られたので、前記芯線部分を伝送する信号は、同軸ケー
ブルと同様の伝送モードで伝送され、前記F型コネクタ
芯線における伝送損失を低減させることができる。
【0040】請求項11記載のF型コネクタ芯線接続構
造は、請求項10記載のF型コネクタ芯線接続構造にお
いて、前記芯線部分の断面形状は、円状または正多角形
であるので、前記導体の内部を通るF型コネクタ芯線の
前記芯線部分の芯線表面から最短距離にある該導体まで
の距離を均一にすることにより、伝送損失をより低減さ
せることができる。
【0041】請求項12記載のF型コネクタ芯線接続構
造は、F型コネクタを外面に有する筐体を備え、且つ筐
体内部に、前記F型コネクタから延出されたF型コネク
タ芯線と接続されるプリント基板を備え、このプリント
基板のグランドと前記筐体が同電位である高周波信号接
続ユニットにおけるF型コネクタ芯線接続構造であっ
て、前記筐体内部に延出された前記F型コネクタ芯線の
両側に並設され、前記筐体と前記プリント基板のグラン
ドとを接続する導体を設けたので、前記F型コネクタ芯
線を伝送する信号は、コプレーナ線路と同様の伝送モー
ドで伝送され、前記F型コネクタ芯線における伝送損失
を低減させることができる。
【0042】請求項13記載のF型コネクタ芯線接続構
造は、請求項12記載のF型コネクタ芯線接続構造にお
いて、前記導体は、圧入により前記筐体と接続されるの
で、取り付け方法を簡便にすることができる。
【0043】請求項14記載のF型コネクタ芯線接続構
造は、F型コネクタを外面に有する筐体を備え、且つ筐
体内部に、前記F型コネクタから延出されたF型コネク
タ芯線と接続されるプリント基板を備え、このプリント
基板のグランドと前記筐体が同電位である高周波信号接
続ユニットにおけるF型コネクタ芯線接続構造であっ
て、前記筐体内部に延出された前記F型コネクタ芯線と
前記プリント基板とを接続する接続用プリント基板を備
えたので、前記接続用プリント基板を伝送する信号は、
例えばコプレーナ線路と同様の伝送モードで伝送され、
前記F型コネクタ芯線における伝送損失を低減させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るF型コネクタ芯線
接続構造を高周波信号接続ユニットに適用した概略図で
ある。
【図2】本発明の第1実施形態に係るF型コネクタ芯線
接続構造を示す拡大構成図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係るF型コネクタ芯線
接続構造における内方突出形状の変形例を示す拡大構成
図である。
【図4】本発明の第1実施形態に係るF型コネクタ芯線
接続構造におけるF型コネクタ芯線の変形例を示す拡大
構成側面図である。
【図5】本発明の第1実施形態に係るF型コネクタ芯線
接続構造におけるF型コネクタ芯線の別変形例を示す拡
大構成裏面図である。
【図6】本発明の第2実施形態に係るF型コネクタ芯線
接続構造を示す拡大構成図である。
【図7】本発明の第3実施形態に係るF型コネクタ芯線
接続構造を示す拡大構成図である。
【図8】本発明の第4実施形態に係るF型コネクタ芯線
接続構造を示す拡大構成図である。
【図9】従来のF型コネクタ芯線接続構造を示す拡大構
成図であり、(a)は側面図、(b)は表面図、(c)
は裏面図である。
【図10】従来のF型コネクタ芯線に平行して両側に壁
を設けたF型コネクタ芯線接続構造を示す拡大構成図で
ある。
【符号の説明】
1 F型コネクタ 3 筐体 4 プリント基板 6 F型コネクタ芯線 7 接続部分 8 変化点 9 導体 10 GND端子 11 接続用プリント基板 30 内方突出壁 32 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 浩治 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 杭 耕一郎 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5E021 FA03 FB01 FB11 FB13 FC23 LA10 LA14 5E077 BB22 BB31 CC23 DD01 JJ15 5G361 BA01 BB01 BC01

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 F型コネクタを外面に有する金属製の筐
    体を備え、且つ筐体内部に、前記F型コネクタから延出
    されたF型コネクタ芯線と接続されるプリント基板を備
    え、このプリント基板のグランドと前記筐体が同電位で
    ある高周波信号接続ユニットにおけるF型コネクタ芯線
    接続構造であって、 前記筐体は、該筐体内部に延出された前記F型コネクタ
    芯線に沿って一定の間隔をもって対向する内方突出形状
    を有してなることを特徴とするF型コネクタ芯線接続構
    造。
  2. 【請求項2】 前記F型コネクタ芯線は、前記筐体内部
    に延出された後、前記プリント基板側へ折り曲げられて
    接続され、 前記筐体は、前記プリント基板側へ折り曲げられたあと
    の芯線部分に沿って一定の間隔をもって対向する前記内
    方突出形状を有してなることを特徴とする請求項1記載
    のF型コネクタ芯線接続構造。
  3. 【請求項3】 前記内方突出形状の前記芯線部分に対向
    する面は、該芯線部分に平行に形成されたことを特徴と
    する請求項2記載のF型コネクタ芯線接続構造。
  4. 【請求項4】 前記内方突出形状の前記芯線部分に対向
    する面の面積が、前記F型コネクタ芯線の幅に比べて広
    くなっていることを特徴とする請求項2または請求項3
    記載のF型コネクタ芯線接続構造。
  5. 【請求項5】 前記内方突出形状を有している筐体部分
    の外面を該内方突出形状に沿って窪ませたことを特徴と
    する請求項1から請求項4のうちいずれかに記載のF型
    コネクタ芯線接続構造。
  6. 【請求項6】 前記F型コネクタ芯線と前記プリント基
    板との接続部分から該F型コネクタ芯線の先端部までの
    距離を調整可能としたことを特徴とする請求項1から請
    求項5のうちいずれかに記載のF型コネクタ芯線接続構
    造。
  7. 【請求項7】 前記F型コネクタ芯線と前記プリント基
    板との接続部分から該F型コネクタ芯線の先端部までの
    区間において、前記F型コネクタ芯線を折り曲げたこと
    を特徴とする請求項1から請求項6のうちいずれかに記
    載のF型コネクタ芯線接続構造。
  8. 【請求項8】 前記筐体内部に延出された前記F型コネ
    クタ芯線から前記内方突出形状までの距離によって、該
    F型コネクタ芯線の幅が設定されることを特徴とする請
    求項1から請求項7のうちいずれかに記載のF型コネク
    タ芯線接続構造。
  9. 【請求項9】 前記筐体内部に延出された前記F型コネ
    クタ芯線において、幅および形状の変化部分を設けたこ
    とを特徴とする請求項1から請求項8のうちいずれかに
    記載のF型コネクタ芯線接続構造。
  10. 【請求項10】 F型コネクタを外面に有する金属製の
    筐体を備え、且つ筐体内部に、前記F型コネクタから延
    出されたF型コネクタ芯線と接続されるプリント基板を
    備え、このプリント基板のグランドと前記筐体が同電位
    である高周波信号接続ユニットにおけるF型コネクタ芯
    線接続構造であって、 前記F型コネクタ芯線は、前記筐体内部に延出された
    後、前記プリント基板側へ折り曲げられて接続されると
    ともに、 前記プリント基板側へ折り曲げられたあとの芯線部分に
    は、前記プリント基板に接続され、このプリント基板の
    グランドと同電位であり所定の内径を有する円筒導体が
    該芯線部分を中心にして覆うように取り付けられたこと
    を特徴とするF型コネクタ芯線接続構造。
  11. 【請求項11】 前記芯線部分の断面形状は、円状また
    は正多角形であることを特徴とする請求項10記載のF
    型コネクタ芯線接続構造。
  12. 【請求項12】 F型コネクタを外面に有する金属製の
    筐体を備え、且つ筐体内部に、前記F型コネクタから延
    出されたF型コネクタ芯線と接続されるプリント基板を
    備え、このプリント基板のグランドと前記筐体が同電位
    である高周波信号接続ユニットにおけるF型コネクタ芯
    線接続構造であって、 前記筐体内部に延出された前記F型コネクタ芯線の両側
    に並設され、前記筐体と前記プリント基板のグランドと
    を接続する導体を設けたことを特徴とするF型コネクタ
    芯線接続構造。
  13. 【請求項13】 前記導体は、圧入により前記筐体と接
    続されることを特徴とする請求項12記載のF型コネク
    タ芯線接続構造。
  14. 【請求項14】 F型コネクタを外面に有する金属製の
    筐体を備え、且つ筐体内部に、前記F型コネクタから延
    出されたF型コネクタ芯線と接続されるプリント基板を
    備え、このプリント基板のグランドと前記筐体が同電位
    である高周波信号接続ユニットにおけるF型コネクタ芯
    線接続構造であって、 前記筐体内部に延出された前記F型コネクタ芯線と前記
    プリント基板とを接続する接続用プリント基板を備えた
    ことを特徴とするF型コネクタ芯線接続構造。
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