JP3963758B2 - 同軸コネクタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、同軸コネクタに関し、さらに詳しくは、基板上に配設されて使用される同軸コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年では携帯電話やノート型のパーソナルコンピュータ等の電子機器はますます小型化が進み、極めて高密度に実装されるようになってきている。例えば、図13(a)、(b)に示した従来の表面実装型(Surface Mounting Technology:略称「SMT」)の同軸コネクタ100は、雌型の同軸コネクタであり、嵌合する図示しない相手側の雄型コネクタのコンタクトと接触して電気的に接続されるコンタクト103と、コンタクト103を保持する絶縁体107と、さらに絶縁体107を収容する金属製のシェル101とを備えて構成されている。シェル101は、相手側の雄型コネクタと嵌合する略円筒状に形成された嵌合部101aを有し、その嵌合部101aのほぼ中心位置に先端が略U字状に二股に分かれて形成されたコンタクト103、103が立設されている。コンタクト103の基板側の端部は電気信号が流れる信号端子105となっており、信号端子105は基板上に設けられた導電性のパッドと接続されている。
【0003】
同軸コネクタ100を基板上に実装する際に使用するフラックスや半田がコンタクト103に付着すると電気接続特性が低下することから、コンタクト103の底部103a側はフラックスや半田がコンタクト103を伝わって上昇しないようにするために僅かに折り曲げられて隙間120が設けられている。ここで、フラックスは、半田付けされる金属表面の酸化膜を化学的に除去し半田付けを良好に行なわせるものである。この隙間120は同軸コネクタ100を基板上に実装する際の半田付けを行なう部分にフィレットを形成させる機能を付与している。また、コンタクト103の信号端子105とは反対側の端部106は絶縁体107の底部に穿設された孔部109に挿入されるようにしてコンタクト103が絶縁体107に固定されるようになっている。そして、シェル101の左右には基板上のグランドパッドと接続されてアースされる一対の接地端子110、110が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した、従来の表面実装型の同軸コネクタ100にあっては、基板上のグランドパッドと接続される接地端子110、110が左右に各1ヶ所(合計2ヶ所)しかなく、高周波に対するグランド性能が乏しいという問題があった。また、コンタクト103の底部103a側は、フラックスや半田の上昇防止、接着部分へのフィレットの形成、およびバネ性付与を考慮して隙間120を有して形成されていると共にコンタクト103を安定して固定させるために折り曲げ位置が長く且つ圧入深さも深く形成されているが、相手側の雄型コネクタを嵌合する際にその嵌合動作に伴ってコンタクト103の底部103aが下側(図13(b)の矢印方向)へ動く可能性があり、場合によっては左右にずれるおそれもある。コンタクト103の底部103aが動いてしまうとコンタクト103自身が変形するのみならず信号端子105がパッドから分離したりあるいはパッドが基板から剥離するおそれがある。さらには、相手方コネクタのコンタクトとの接触位置が安定しないという問題も生じる。その一方で、端部106の突出長さが長くなると電気伝送特性が劣化することから端部106は極力短く小さく形成する必要がある。
【0005】
また、図13(b)に示されているように、従来の同軸コネクタ100にあっては、シェル101の一部が絶縁体と接していない部分があるため、相手側の雄型コネクタを嵌合する際にその嵌合動作に伴ってその部分に負荷がかかりシェル101が歪む等、脆弱な部分があった。
【0006】
また、コネクタ同士が嵌合した状態で基板を引っ張られたり何かがぶつかったりする等して力が加わり同軸コネクタ100に負荷がかかると場合によってはその負荷が直接信号端子105に加わり信号端子105がパッドから分離したり又はパッドが基板から剥離する等接続面が破壊されるおそれがある。さらに、同軸コネクタ自身も基板から剥離分離してしまうおそれもある。特にFPCの場合にはその傾向が顕著である。
また、コネクタ同士が嵌合状態にあるときに、治具等を用いて抜去しようとしても従来の同軸コネクタ100には治具を引っ掛ける部分がなく、両者を無理に抜去しようとすると作業者の手や治具が直接基板上の導電部等に触れてしまい信号端子105を変形させるおそれがあるという問題があった。
【0007】
本発明はかかる問題点に鑑みなされたもので、高周波に対するグランド性能の強化を図ると共に、相手側コネクタの挿入時におけるコンタクト移動を防止した同軸コネクタを提供することを目的とする。また、本発明は、基板に実装された同軸コネクタが基板から容易に剥離離脱せず実装強度を強化した同軸コネクタを提供することを目的とする。さらに、コネクタの挿抜時における信号端子の剥離防止を図ると共に、相手側コネクタのコンタクトとの接触位置の安定を図ることが可能な同軸コネクタを提供することを目的とする。また、本発明は、嵌合状態にある同軸コネクタを治具により抜去しても作業者の手や治具によって信号端子を変形させることがない同軸コネクタを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために請求項1に記載の本発明は、その一端に形成された信号端子が柔軟性を備えたFPC基板に設けられた導電部であるパッドと接続されると共に、相手側コネクタのコンタクトと接触して電気的に接続されるコンタクトと、コンタクトを保持する絶縁体と、絶縁体を収容すると共に、接地端子を有する金属製のシェルとを備えて構成される表面実装型の同軸コネクタにおいて、FPC基板上に配設されたグランドパッドに接地される接地端子が外側に張り出すようにしてシェルにその中心部を中心とする円に沿って又はその近傍に少なくとも3つ以上配置され、信号端子は、シェルの中央部に配置されると共にその底部側を折り曲げて形成されたコンタクトの一端側に設けられ、信号端子をシェルの外側で且つ接地端子の先端部同士を結ぶ線の内側に位置するようにして配置したことを特徴とする。
【0010】
上記課題を解決するために請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載の同軸コネクタにおいて、相手側のコネクタと嵌合状態にある同軸コネクタを抜去用治具を用いて抜去する際に抜去用治具が掛止される掛止部がシェルに設けられていることを特徴とする。
【0011】
上記課題を解決するために請求項3に記載の本発明は、請求項1又は2に記載の同軸コネクタにおいて、シェルの略円筒状に形成された嵌合部の下部側が絶縁体と当接するようにして絶縁体が前記シェルに収容されていることを特徴とする。
【0012】
上記課題を解決するために請求項4に記載の本発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の同軸コネクタにおいて、コンタクトの底面にFPC基板と接するような突起部を設けることにより相手側コネクタの挿抜に伴うコンタクトの可動を阻止するように構成され、それによってコンタクトと相手側コネクタのコンタクトとの接触位置を安定させたことを特徴とする。
【0013】
上記課題を解決するために請求項5に記載の本発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の同軸コネクタにおいて、コンタクトの底面とFPC基板との間に固定部材を介在させることにより相手側コネクタの挿抜に伴うコンタクトの可動を阻止するように構成され、それによってコンタクトと相手側コネクタのコンタクトとの接触位置を安定させたことを特徴とする。
【0014】
上記課題を解決するために請求項6に記載の本発明は、請求項1〜5に記載の同軸コネクタにおいて、信号端子側とは反対側のコンタクトの端部側は僅かの高さを有して折り曲げられてなり、絶縁体のコンタクトが配設される空間部の内側面に形成された凹部に折り曲げられたコンタクトの端部を圧入して凹部の上面である係止部に係止させることによりコンタクトを絶縁体に保持させたことを特徴とする。
【0015】
上記課題を解決するために請求項7に記載の本発明は、請求項6に記載の同軸コネクタにおいて、凹部は、絶縁体の内側面側である開口部側が狭く、奥側が広く形成されていることを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る同軸コネクタについて図面を参照しつつ詳細に説明する。ここで、図1(a)は本発明に係る同軸コネクタの第一の実施形態の平面図、(b)は(a)における矢印A方向から見た側面図、(c)はその底面図である。また、図2(a)は図1(a)に示す同軸コネクタの断面図、(b)は相手方のコネクタと嵌合した状態の側面断面図である。
【0020】
図示された同軸コネクタ1は、表面実装型、すなわち、SMT型の雌型同軸コネクタであり、図2(b)に示すようにFPC(Flexible Printed Circuit)基板3の表面に実装されている。基板3は硬性の基板であるPCB(Printed Circuit Board)であるか柔軟性を備えた上記FPCであるかを問わずいずれも採用可能である。また、図示された嵌合する相手側の雄型コネクタ50はPCB60上に実装されているが、もちろんFPCであってもよい。同軸コネクタ1は、相手側の雄型コネクタ50のコンタクト53と接触して電気的に接続するコンタクト13と、コンタクト13を保持する合成樹脂製の絶縁体17と、さらに絶縁体17を収容する金属製のシェル11とを備えて構成されている。シェル11は、相手側の雄型コネクタ50と嵌合する略円筒状に形成された嵌合部11aを有し、その嵌合部11aのほぼ中心位置に略U字状に先端が二股に分かれて形成されたコンタクト13が立設されている。コンタクト13の基板3側の端部は電気信号が流れる信号端子15となっており、導電部である基板3上のパッドと接続されている。シェル11は、略円筒状に形成された嵌合部11aの下部側が絶縁体17と当接するようにして絶縁体17を収容している。これにより相手側の雄型コネクタ50を嵌合する際に、その嵌合動作に伴って嵌合部11aに負荷がかかっても嵌合部11aは絶縁体17に支持されているのでシェル11が歪むことはない。また、嵌合部11aが絶縁体17に当接して支持されることから嵌合部11a及び絶縁体17に両者の位置決め機構を設けることもできる。
【0021】
また、コンタクト13の底部13a側はフラックスや半田がコンタクト13を伝わって上昇しないようにするためにコンタクト13の底部13aを僅かに折り曲げることによって隙間12が設けられている。この隙間12は、同軸コネクタ1を基板上に実装する際に半田付けする部分にフィレットを形成させると共に、コンタクト13にバネ性を付与して相手方のコネクタのコンタクトと良好に接触するような機能を付与している。そして、コンタクト13の信号端子15とは反対側の端部16は僅かの高さを有して折り曲げられており、端部16はコンタクト13が配設される絶縁体17の空間部の下部側内側面に凹状に形成された凹部18の上面である係止部19に当接して係止されることによりコンタクト13が絶縁体17に固定されるようになっている。そして、図8(a)(b)に示すように、凹部18は、絶縁体17の内側面側である開口部側が狭く、奥側が広く形成されている。これにより、コンタクト13の端部16が凹部18に圧入されると端部16はしっかりと固定されるので相手側の雄型コネクタ50と嵌合する際においてもコンタクト13が左右方向にずれることが防止される。また、端部16は僅かの高さを有して折り曲げられると共に、絶縁体17の内側面側近傍に位置するようにされているので従来の同軸コネクタと比べてスタブが小さく、従って電気伝送特性が向上する。
【0022】
シェル11の左右には基板3上のグランドパッドと接続されてアースされる第一の接地端子20、20と第二の接地端子21が設けられている。第一の接地端子20はシェル11の対向する位置に設けられ、円筒状のシェル11に下端部から突出して基板3上のグランドパットと接触しつつその先端が上方向を向くようにして折り曲げられて形成されている。第一の接地端子20はグランドパットと接触する部分でアースされるようになっている。そして、第一の接地端子20の上面は嵌合状態にある相手側の雄型コネクタ50から抜去する際に後述する治具40A、40B、40C、40D、40Eの押圧部41、41が掛止される掛止部20aとされている。
【0023】
シェル11には、さらに、第二の接地端子21がシェル11の中心部を中心とする円に沿って設けられている。本実施形態においては約90°ごとに4つの第二の接地端子21が配置されている。配置すべき第二の接地端子21の数は特に限定されるものではないが、抜去時における治具40Aの押圧部41、41を掛止する掛止部20aを備えた第一の接地端子20が2ヶ所に設けられていることから第二の接地端子21は少なくとも1ヶ所以上、例えば、本実施形態に示すように、ほぼ等間隔で4ヶ所程度設けることが好ましい。もちろん第二の接地端子21はそれ以上設けてもよく、要するに、なるべく広い面積をもってグランドパッドに接着するように構成する。もちろん、グランドパッドもそのように広い面積とされた第一の接地端子20及び第二の接地端子21をカバーするように基板3上に広い面積で配設しておく必要がある。このようにシェル11に対してほぼ均等な距離を保持して同軸コネクタ1が基板3上に実装されるので、同軸コネクタ1に加わる負荷が特定の第一又は第二の接地端子20、21に局在することなく安定した実装が可能となる。また、第二の接地端子21の先端側は、基板3上のグランドパッドに広く接するような形状とされているので、従来の同軸コネクタに比べて高周波に対するグランド性能が向上する。このように構成することにより、接地端子20、21とグランドパッドとの剥離及びグランドパッドと基板3との剥離の発生を効果的に防止することが可能となる。第二の接地端子21は必ずしもシェル11の中心部を中心とする円に沿って設けなくともその近傍に配置されていてもよい。尚、基板3上に配置されるグランドパッドは、第一又は第二の接地端子20、21を接地する部分なのでその配置と同様にシェル11の中心部を中心とする円に沿って又はその近傍に配置されている。
【0024】
第二の接地端子21の先端は、信号端子15よりも外側に張り出して位置するように形成されている。すなわち、信号端子15は、図1(a)に示す第二の接地端子21の先端部同士を結ぶ破線の内側に位置するように形成されている。これにより、同軸コネクタ1と相手側の雄型コネクタ50同士が嵌合した状態において基板3が引っ張られたり何かがぶつかったりする等して同軸コネクタ1に力が加わっても、その負荷は第二の接地端子21に加わるため直接信号端子15に加わることが防止される。従って、信号端子15がパッドから分離したり又はパッドが基板から剥離することが防止される。
【0025】
一方、同軸コネクタ1を基板3上に実装する場合にSMTによるほか、バンプを用いて実装することもできる。すなわち、図3(a)(b)に示す第二の実施形態における同軸コネクタ1は、バンプにより基板3上に実装されている。ここで、図3(a)はバンプを用いた同軸コネクタ1の側面図、(b)はその底面図である。図3に示した第二の実施形態における同軸コネクタ1はシェル11の円形状の底面に沿って略球状に形成されたハンダバンプ25が7ヶ所に配置され、これによってシェル11が接地され、基板3上に実装されている。また、信号端子15も同様にハンダバンプ25によって基板3上のパッドに実装されている。バンプは、上述のハンダバンプのほか、銅や金等の金属によっても形成され、それらを用いることももちろん可能である。尚、その他の構成については第一の実施形態のものと同様であるためその説明は省略する。
【0026】
さらに、図4(a)(b)に示すのは、接地端子27、27を基板3に穿設された図示しないスルーホールに挿入してアースするディップタイプの同軸コネクタ1である。ここで、図4(a)はディップタイプの同軸コネクタ1の側面図、(b)はその底面図である。図4に示した第三の実施形態における同軸コネクタ1は、シェル11の円形状の底面に沿って接地端子27、27が下側に突出するようにして7ヶ所に設けられ、これによって基板3に実装される。また、同様に、信号端子15もシェル11の下部側に突出するように形成され、基板3に穿設された図示しないスルーホールに挿入して実装されるようになっている。尚、その他の構成について第一の実施形態のものと同様であり、その説明は省略する。
【0027】
上述した第一の実施形態(SMTタイプ)、第二の実施形態(バンプタイプ)、第三の実施形態(ディップタイプ)は、それぞれ単独で形成するものに限られるものではなく、組み合わせることも可能である。すなわち、図5(a)に示すのは、バンプタイプとSMTタイプを混在させた複合タイプの同軸コネクタ1の底面図である。図5(a)に示す同軸コネクタ1は、2つの第一の接地端子20と、第一の実施形態のものに対して1ヶ所多く配設された5つの第二の接地端子21を有し、それぞれ基板3上に表面実装されていると共に、信号端子15はバンプにより基板3に実装されている。この場合、信号端子15はシェル11の内部に位置しているので同軸コネクタ1と相手側雄型コネクタ50とが嵌合した状態で負荷がかかっても、その負荷は第二の接地端子21に加わり直接信号端子15に加わることが防止される。
【0028】
図5(b)に示すのは、ディップタイプとSMTタイプを混在させた複合タイプの同軸コネクタ1の底面図である。すなわち、図5(b)に示す同軸コネクタ1は、2つの第一の接地端子20と、5つの第二の接地端子21を有し、それぞれ基板3に表面実装されると共に、信号端子15はシェル11の下部側に突出するように形成され、基板3に穿設された図示しないスルーホールに挿入して実装されるようになっている。
【0029】
図6(a)に示すのは、ディップタイプとバンプタイプを混在させた複合タイプの同軸コネクタ1の底面図である。すなわち、図6(a)に示す同軸コネクタ1は、シェル11の円形状の底面に沿ってハンダバンプ25が7ヶ所に配置され、これによってシェル11が接地されて基板3上に実装されると共に、信号端子15はシェル11の下部側に突出するように形成され、基板3に穿設された図示しないスルーホールに挿入して実装されるようになっている。
【0030】
図6(b)に示すのは、バンプタイプとディップタイプを混在させた複合タイプの同軸コネクタ1の底面図である。すなわち、図6(b)に示す同軸コネクタ1は、シェル11の円形状の底面に沿って接地端子27、27が下側に突出するようにして7ヶ所に設けられ、これによって基板3に実装されると共に、信号端子15はバンプにより基板3上に実装される。
【0031】
図6(c)に示すのは、SMTタイプとディップタイプを混在させた複合タイプの同軸コネクタ1の底面図である。すなわち、図6(c)に示す同軸コネクタ1は、シェル11の円形状の底面に沿って接地端子27、27が下側に突出するようにして7ヶ所に設けられ、これによって基板3に実装されると共に、信号端子15はSMTにより基板3に実装される。
【0032】
図6(d)に示すのは、SMTタイプとバンプタイプを混在させた複合タイプの同軸コネクタ1の底面図である。すなわち、図6(d)に示す同軸コネクタ1は、シェル11の円形状の底面に沿ってハンダバンプ25が7ヶ所に配置され、これによってシェル11が接地されて基板3に実装されると共に、信号端子15はSMTにより基板3に実装されている。バンプタイプにおけるハンダバンプ25及びディップタイプにおける接地端子27については7ヶ所に限るものではなくもちろんそれ以上設けてもよい。尚、上述した複合タイプの同軸コネクタ1もその他の構成については第一の実施形態のものと同様である。
【0033】
また、図7(a)(b)に示すように、シェル11の底端部11bを接地端子として基板3上のグランドパッドに接合することもできる。すなわち、本実施形態における同軸コネクタ1は、シェル11の略C字状に形成された底端部11bを接地端子とすると共に、基板3(グランドパッド)との接合部とされている。ここで、図7(a)はシェル11の底端部11bを接地端子としたSMTタイプの底面図、図7(b)はディップ・SMT混合タイプの底面図である。本実施形態における同軸コネクタ1は、シェルの底端部11bが略全周にわたってグランドパッド上に接合されているので、接合強度が強化されると共にグランド性能もアップする。
【0034】
ところで、信号端子15がSMT実装されている場合、同軸コネクタ1に相手側雄型コネクタ50を挿入して嵌合する際にコンタクト13の底部13aが下側方向へ移動する可能性を防止するため図9(a)に示すように、コンタクト13の底部13aに基板3と接するような突起部14を設けることが好ましい。これにより、相手側の雄型コネクタ50の挿抜に伴うコンタクト13の可動が阻止され、従ってコンタクト13と相手側の雄型コネクタ50のコンタクト53との接触位置が安定する(図2(b)参照)。
【0035】
また、コンタクト13の可動阻止は上述したように突起部14を設けるほか、コンタクト13の底部13aと基板3との隙間12に固定部材30を介在させることにより相手側雄型コネクタ50の挿抜に伴うコンタクトの可動を阻止することもできる。すなわち、図9(b)に示す同軸コネクタ1は、その底面に下方側に突出するようにして固定部材30が一体成型により形成された絶縁体17を備えて構成されている。この固定部材30は、同軸コネクタ1を基板3に実装する際、図9(b)に示す矢印方向に折り曲げられ、コンタクト13の底部13aと基板3との隙間12に収容されるようになっている。これによってコンタクト13と相手側の雄型コネクタ50のコンタクト53との接触位置が安定する(図2(b)参照)。ところで、この固定部材30は、コンタクト13の底部13aと基板3との隙間12に収容されてコンタクト13の可動を阻止さえすれば実装時の折り曲げに際して折れてしまってもかまわない。また、固定部材30は絶縁体17と別部材として形成し、実装時に隙間12に挟み込むようにしてもよい。
【0036】
次に、本発明に係る同軸コネクタ1と相手側の雄型コネクタ50との嵌合状態を解除するときに使用する治具について説明する。まず、図10(a)に示す治具40Aは、平板状の持手部43の一端部側に二股に分かれた押圧部41、41を備えて形成されている。この治具40Aの押圧部41、41をシェル11に設けられた第一の接地端子20の上面である掛止部20aに掛止して上方向に引き上げて(図10(d)参照)、両者の嵌合状態を解除し同軸コネクタ1を抜去する。
【0037】
同様に、図10(b)に示す治具40Bは、平板状の持手部43の端部に略直角方向に折り曲げられて二股に分かれた押圧部41、41を備えて形成されている。また、図10(c)に示す治具40Cは、基板3の幅の長さが既知あるいは既定のものである場合に採用可能な形状であり、持手部43の端部側に基板3の幅長さに大きく拡開した腕部45、45の先端に押圧部41、41が形成されている。治具40B、治具40Cも治具40Aと同様に、その押圧部41、41をシェル11に設けられた第一の接地端子20の上面である掛止部20aに掛止して矢印方向に引き上げることにより同軸コネクタ1を抜去する。
【0038】
さらに、図11(a)に示す治具40Dは、平板状の持手部43の一端部側に二股に分かれた押圧部41、41を備えると共に、持手部43の途中に凸部47が形成されている。そして、図11(b)に示すように、治具40Dの押圧部41、41をシェル11に設けられた第一の接地端子20の上面である掛止部20aに当接させた状態で凸部47を基板5上に位置させ、そこを支点として掛止部20aに力を加えて両者の嵌合状態を解除し同軸コネクタ1を抜去する。この治具40Dは、同軸コネクタ1の実装位置が基板3の側面から遠い場合等に有効である。また、持手部43を、例えば、蛇腹状態として長さ調整可能とすると共に、凸部47の位置や高さを変更可能とすれば様々な場面での使用が可能となる。
【0039】
また、図12(a)に示す治具40Eは、U字状に形成された持手部43の端部側に広く拡開した腕部45、45を有し、その腕部45、45の先端に押圧部41、41を備えて形成されている。この治具40Eは、例えば、図12(b)(c)に示すように、同軸コネクタ1が実装された基板3に予め同軸コネクタ1の掛止部20aに隣接するようにして2つの孔部3a、3aを穿設しておき、この孔部3a、3aに治具40Eの押圧部41、41を挿入し、その押圧部41、41をシェル11に設けられた第一の接地端子20の上面である掛止部20aに掛止する。その状態で治具40Eを上方向に引き上げることにより相手側の雄型コネクタ50との嵌合を解除して同軸コネクタ1を抜去することができる。
【0040】
尚、これまで基板上に実装される雌型の同軸コネクタについて説明してきたが、もちろん雌型コネクタに限るものではなく相手側の雄型コネクタにも採用可能であることはいうまでもない。
【0041】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る同軸コネクタによれば、シェルに形成された少なくとも3つ以上の接地端子が該シェルの中心部を中心とする円に沿って又はその近傍に配置されているので、高周波に対するグランド性能の強化が図られると共に、基板に実装された同軸コネクタが基板から容易に剥離離脱せず実装強度が強化されるという効果がある。また、シェルの底端部のほぼ全周を接地端子としてグランドパッドに接合することにより基板上に実装すると共に接地することとしたので、上記同様高周波に対するグランド性能の強化が図られると共に、基板に実装された同軸コネクタが基板から容易に剥離離脱せず実装強度が強化されるという効果がある。
【0042】
また、第一の接地端子20及び第二の接地端子21が広い面積で接地するようにするためグランドパッドも広い面積で配設されているので接地端子とグランドパッドとの剥離のほか、グランドパッドと基板との剥離の発生を効果的に防止することができるという効果がある。特に基板がFPCの場合にはその効果が顕著である。
【0043】
また、本発明に係る同軸コネクタによれば、コンタクトの底面に基板と接するような突起部を設け、または、コンタクトの底面と基板との間に固定部材を介在させることとしたので、コネクタの挿抜時における信号端子の可動が阻止され、それによって信号端子の剥離が防止されると共に、相手側コネクタのコンタクトとの接触位置が安定するという効果がある。
【0044】
さらに、本発明に係る同軸コネクタによれば、接地端子は、信号端子よりも外側に張り出すように形成されているので、同軸コネクタまたは基板に負荷がかかった場合にも直接信号端子に負荷が伝わることがなく、従って、信号端子が基板上から容易に剥離離脱しないという効果がある。
【0045】
また、本発明に係る同軸コネクタによれば、相手側のコネクタと嵌合状態にある同軸コネクタを抜去用治具を用いて抜去する際に抜去用治具が掛止される掛止部がシェルに設けられているので、作業者の手や治具によって信号端子を変形させることがないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明に係る同軸コネクタの第一の実施形態の平面図、(b)は(a)における矢印A方向から見た側面図、(c)はその底面図である。
【図2】(a)は図1(a)に示す同軸コネクタの断面図、(b)は相手方のコネクタと嵌合した状態の側面断面図である。
【図3】(a)はバンプを用いた同軸コネクタ1の側面図、(b)はその底面図である。
【図4】(a)はディップタイプの同軸コネクタ1の側面図、(b)はその底面図である。
【図5】(a)はバンプタイプとSMTタイプを混在させた複合タイプの同軸コネクタ1の底面図、(b)はディップタイプとSMTタイプを混在させた複合タイプの同軸コネクタ1の底面図である。
【図6】(a)はディップタイプとバンプタイプを混在させた複合タイプの同軸コネクタ1の底面図、(b)はバンプタイプとディップタイプを混在させた複合タイプの同軸コネクタ1の底面図、(c)はSMTタイプとディップタイプを混在させた複合タイプの同軸コネクタ1の底面図、(d)はSMTタイプとバンプタイプを混在させた複合タイプの同軸コネクタ1の底面図である。
【図7】(a)はシェルの底端部を接地端子としたSMTタイプの底面図、(b)はディップ・SMT混合タイプの底面図である。
【図8】(a)は凹部を示す絶縁体の底面図、(b)は凹部にコンタクトの端部を圧入した状態の一部断面図である。
【図9】(a)はコンタクトの底部に設けた突起部14を示す側面断面図、(b)は固定部材を備えた絶縁体を示す側面断面図、(c)は固定部材が隙間に収納された状態を示す側面断面図である。
【図10】図10(a)〜(c)は抜去治具の斜視図、(d)は抜去時の状態を示す側面図である。
【図11】(a)は図10と異なる抜去治具の斜視図、(b)は抜去時の状態を示す側面図である。
【図12】(a)は図10及び図11と異なる抜去治具の斜視図、(b)は、基板に穿設された孔部を示す斜視図、(c)は抜去時の状態を示す側面図である。
【図13】(a)は従来の表面実装タイプの同軸コネクタの平面図、(b)はその側面断面図である。
【符号の説明】
1 同軸コネクタ
3 基板
11 シェル
11a 嵌合部
12 隙間
13 コンタクト
13a 底部
14 突起部
15 信号端子
17 絶縁体
18 凹部
19 係止部
20 第一の接地端子
20a 掛止部
21 第二の接地端子
25 ハンダバンプ
27 接地端子
30 固定部材
40A、40B、40C、40D、40E 治具
41 押圧部
43 持手部
45 腕部
50 雄型コネクタ
53 コンタクト
60 基板

Claims (7)

  1. その一端に形成された信号端子が柔軟性を備えたFPC基板に設けられた導電部であるパッドと接続されると共に、相手側コネクタのコンタクトと接触して電気的に接続されるコンタクトと、
    前記コンタクトを保持する絶縁体と、
    前記絶縁体を収容すると共に、接地端子を有する金属製のシェルと、
    を備えて構成される表面実装型の同軸コネクタにおいて、
    前記FPC基板上に配設されたグランドパッドに接地される前記接地端子が外側に張り出すようにして前記シェルにその中心部を中心とする円に沿って又はその近傍に少なくとも3つ以上配置され、
    前記信号端子は、前記シェルの中央部に配置されると共にその底部側を折り曲げて形成された前記コンタクトの一端側に設けられ、当該信号端子を前記シェルの外側で且つ前記接地端子の先端部同士を結ぶ線の内側に位置するようにして配置したことを特徴とする同軸コネクタ。
  2. 請求項1に記載の同軸コネクタにおいて、
    相手側のコネクタと嵌合状態にある前記同軸コネクタを抜去用治具を用いて抜去する際に前記抜去用治具が掛止される掛止部が前記シェルに設けられていることを特徴とする同軸コネクタ。
  3. 請求項1又は2に記載の同軸コネクタにおいて、
    前記シェルの略円筒状に形成された嵌合部の下部側が前記絶縁体と当接するようにして前記絶縁体が前記シェルに収容されていることを特徴とする同軸コネクタ。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の同軸コネクタにおいて、
    前記コンタクトの底面に前記FPC基板と接するような突起部を設けることにより相手側コネクタの挿抜に伴う前記コンタクトの可動を阻止するように構成され、それによって前記コンタクトと前記相手側コネクタのコンタクトとの接触位置を安定させたことを特徴とする同軸コネクタ。
  5. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の同軸コネクタにおいて、
    前記コンタクトの底面と前記FPC基板との間に固定部材を介在させることにより相手側コネクタの挿抜に伴う前記コンタクトの可動を阻止するように構成され、それによって前記コンタクトと前記相手側コネクタのコンタクトとの接触位置を安定させたことを特徴とする同軸コネクタ。
  6. 請求項1〜5に記載の同軸コネクタにおいて、
    前記信号端子側とは反対側のコンタクトの端部側は僅かの高さを有して折り曲げられてなり、前記絶縁体の前記コンタクトが配設される空間部の内側面に形成された凹部に折り曲げられた前記コンタクトの端部を圧入して前記凹部の上面である係止部に係止させることにより前記コンタクトを前記絶縁体に保持させたことを特徴とする同軸コネクタ。
  7. 請求項6に記載の同軸コネクタにおいて、
    前記凹部は、該絶縁体の内側面側である開口部側が狭く、奥側が広く形成されていることを特徴とする同軸コネクタ。
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